JP2005262853A - 特殊樹脂黒板消し - Google Patents
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Abstract
【課題】従来使用されている黒板消しは、黒板に白墨で書かれた絵や文字の部分消しを指で又、黒板消しで消去する動作をした時に白墨の粉が飛散しその粉を吸い込んだり体に付着するために健康を害する。
【解決手段】本発明黒板消しは従来の欠点を解決するもので、従来の使い易さを生かして、全体を長方形にし母体１上面の中央に把持部２を盛り上げ、把持部２を中心に上下、左右対称の形状にする。拭き取り部３は中央よりなめらかな弧の形状にして部分消しも簡単にできる機能を持ち、特殊樹脂の静電作用と請求項２の説明通り段差部分に白墨の粉塵を溜め飛散しない黒板消しを提供する。
【選択図】図１
【解決手段】本発明黒板消しは従来の欠点を解決するもので、従来の使い易さを生かして、全体を長方形にし母体１上面の中央に把持部２を盛り上げ、把持部２を中心に上下、左右対称の形状にする。拭き取り部３は中央よりなめらかな弧の形状にして部分消しも簡単にできる機能を持ち、特殊樹脂の静電作用と請求項２の説明通り段差部分に白墨の粉塵を溜め飛散しない黒板消しを提供する。
【選択図】図１
Description
本発明は白墨で書いた絵や文字などを拭き取る黒板消しで、白墨の粉がほとんど飛散しない特徴を持つ黒板消しに関するものである。
従来使用されている黒板消しは、人間が黒板に白墨で書かれた絵や文字を黒板消しで消去する動作をした時に白墨の粉が飛散しその粉塵を吸い込んだり、体に付着するために健康を害する問題点があった。そのため、学校の先生方は毎年肺の検査が義務づけられている。
上述した従来の欠点を解決し、目的を達成するために本発明は従来の使い易さを生かして、白墨で書いた絵や文字の部分消しも簡単でき、消去動作時に特殊樹脂が粉を吸着し粉塵飛散しないように働く。
黒板消し全体を長方形の形状にし長ての両先端部分を円弧状にし、母体上面の中央に把持部を盛り上げさせた。拭き取り部は弾力性のウレタンと特殊樹脂脂、塗布又は貼り付けとベッチン布で構成し長方形の中央よりなめらかな弧の形状になっている。黒板の書き物を消すために、黒板消しを上下、左右に消去動作すると特殊樹脂が拭き取り部に静電作用を発生させ白墨の粉をベッチン布の毛足部分に吸着させるように働く。
拭き取り部３中央部分に細い弾力性ウレタン７を取り付け、その上を同じ厚さのウレタンで拭き取り部全面を覆うように取り付け、その表面をベッチン布６で覆う構造にする。そうすることで拭き取り部中央部分が高くなり、ウレタン７両側の段差部分８に白墨の粉を溜めるように働く。
この特殊樹脂層は、有機性アクリル樹脂とグラファイトと有機溶剤のテトロンで混合しており、接触摩擦によりその都度静電作用の良い結果を得た。
添付図面により本発明の実施の形態を説明すると、黒板消しは母体１上部に片手で握られる程度の把持部２を母体１の中央に盛り上げ、把持部２を中心に上下、左右対称の形状に形成されている。拭き取り部３は弾力性のウレタン部４の表面を特殊樹脂５を塗布又は貼り付けたベッチン布６で覆う構造にし、拭き取り部３は中央よりなめらかな弧の形状した。黒板に白墨で書いた絵や文字を消去するために、黒板消しを上下、左右に消去動作すると特殊樹脂静電作用によりベッチン布６の毛足部分に白墨の粉塵を吸着させ、請求項２に記載の通り、拭き取り部３中央部分の細いウレタン７両側の段差部分８に白墨の粉塵を溜め飛散させない。又、黒板消しの清掃は市販の黒板ふきクリーナーで繰り返し清掃できます。
この実施例のものは、拭き取り部のベッチン布内側の特殊樹脂と拭き取り部中央部の段差部分の構造により、消去動作時に発生する静電作用でベッチン布の毛足部分に白墨の粉塵を吸着し、拭き取り部中央部の段差部分に、粉塵を溜めて飛散の発生がほとんど見られなかった。
試験に当たっては暗室に黒板を準備し黒板部分に光を当て試験環境を作り、白墨で書いた絵や文字の消去動作の試験を行った結果、白墨の粉塵飛散はほとんど見られなかった。尚、試験者本人着用の紺のスーツにも粉塵の付着着はほとんど見られなかった。
以上本発明による黒板消しは、全体が上下、左右対称に形成され把持部をどのように掴んでも常に同じ形状で、部分消しも簡単にできて機能的である。
試験結果のように粉塵飛散もほとんど無く、本発明の黒板消しは環境面も含め使用する人はもちろん周囲の人々の健康に貢献できるものと思います。
試験結果のように粉塵飛散もほとんど無く、本発明の黒板消しは環境面も含め使用する人はもちろん周囲の人々の健康に貢献できるものと思います。
１−母体
２−把持部
３−拭き取り部
４−ウレタン部
５−特殊樹脂
６−布
７−細いウレタン
８−段差部分
２−把持部
３−拭き取り部
４−ウレタン部
５−特殊樹脂
６−布
７−細いウレタン
８−段差部分
Claims (2)
- 黒板の書き物を消すために黒板消しを上下、左右に滑動させると特殊樹脂が静電作用を発生させ白墨の粉を布に吸着させる特徴を持つ黒板消し。
- 請求項１に記載した黒板消しの拭き取り部中央部分に細い弾力性ウレタンを取り付け、その上を同じ厚さのウレタンで拭き取り部全面を覆うように取り付けその表面をベッチン布で覆う構造にする。そうすることで拭き取り部中央部分が高くなり、細い弾力性ウレタン両側の段差部分に白墨の粉を溜める方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004117357A JP2005262853A (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 特殊樹脂黒板消し |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004117357A JP2005262853A (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 特殊樹脂黒板消し |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005262853A true JP2005262853A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35087881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004117357A Pending JP2005262853A (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 特殊樹脂黒板消し |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005262853A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105196756A (zh) * | 2015-11-02 | 2015-12-30 | 张志通 | 一种静电吸尘黑板擦 |
| CN105346316A (zh) * | 2015-11-19 | 2016-02-24 | 华蓥市双河第二小学 | 一种静电吸尘黑板擦 |
| CN105346313A (zh) * | 2015-11-19 | 2016-02-24 | 华蓥市双河第二小学 | 可喷水的静电防尘黑板擦 |
| CN111267523A (zh) * | 2020-04-08 | 2020-06-12 | 姜培文 | 一种能够防止粉尘飞扬的黑板擦 |
-
2004
- 2004-03-16 JP JP2004117357A patent/JP2005262853A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105196756A (zh) * | 2015-11-02 | 2015-12-30 | 张志通 | 一种静电吸尘黑板擦 |
| CN105346316A (zh) * | 2015-11-19 | 2016-02-24 | 华蓥市双河第二小学 | 一种静电吸尘黑板擦 |
| CN105346313A (zh) * | 2015-11-19 | 2016-02-24 | 华蓥市双河第二小学 | 可喷水的静电防尘黑板擦 |
| CN111267523A (zh) * | 2020-04-08 | 2020-06-12 | 姜培文 | 一种能够防止粉尘飞扬的黑板擦 |
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