JP3097841U - コードレス黒板消し集塵機 - Google Patents

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Abstract

【課題】黒板を消す時に該本体外殻内に設置する吸引機セットの吸引動作により、粉塵を吸入し、粉塵が四方に飛び散らないコードレス黒板消し集塵機を提供する。
【解決手段】コードレス黒板消し集塵機1は、本体外殻10、吸引機セット、拭き取り板セット30により構成し、該吸引機セットは該本体外殻内に設置し、該拭き取り板は該本体外殻底面に設置し、該拭き取り板セットは、拭き取り布、通気性スポンジ、底板、通気性紙セットの順序で組合せで構成し、該拭き取り布へ複数の且つ規則性を具有する微小の微孔を設け、該通気性紙セットは立体的な凹凸状を呈するコードレス黒板消し集塵機である。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、黒板消しの技術分野、特に、コードレス黒板消し集塵機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、学校や学習塾などの勉強を教える場所では、教師が字、教学内容、資料の説明などを書くために通常黒板またはホワイトボードが設けられており、ホワイトボードにはホワイトボード用のペンを用いられ、また、黒板の場合はチョークが用いられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、ホワイトボードの場合、ホワイトボード用のペンを用いるがホワイトボード用のペンには毒性の物質が含まれており、人体に悪い影響を与えるという問題点があった。
また、黒板とチョークの場合、黒板消しを使用するとチョークの粉塵が黒板消しの底面へつき、黒板消しを移動するとチョークの粉塵が落ち、四方へ飛び散り、チョークの粉塵が空間に氾濫する環境と成る。教鞭者から学習者まで、大人から幼児までの身体に悪い影響を与える。公知の黒板消しは、消す時に粉塵を産出し、四方に飛び散るので健康に有害であるという問題点があった。
本考案は、上記公知技術の問題点に鑑み、その課題は、黒板を消す時に該本体外殻内に設置する吸引機セットの吸引動作により、粉塵を吸入し、粉塵が四方に飛び散らないコードレス黒板消し集塵機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、コードレス黒板消し集塵機は、本体外殻、吸引機セット、拭き取り板セットにより構成し、該吸引機セットは該本体外殻内に設置し、該拭き取り板は該本体外殻底面に設置し、該拭き取り板セットは、拭き取り布、通気性スポンジ、底板、通気性紙セットの順序で組合せで構成し、該拭き取り布へ複数の且つ規則性を具有する微小の微孔を設け、該通気性紙セットは立体的な凹凸状を呈することを特徴とするコードレス黒板消し集塵機である。
その作用は、本体外殻内部へ吸引機セットを設置し、外殻底面へ拭き取り板セットを設置することにより、黒板消し集塵機となり、該黒板消し集塵機は拭き取る動作をすると粉塵を吸入し、粉塵が不容易に飛び散らない、且つ身体にも悪い影響を与えないコードレス黒板消し集塵機である。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の好適な1実施例を図面に沿って説明する。
図1から図4に示すように、黒板消し集塵機1は本体外殻10、吸引機セット20、拭き取り板セット30により構成され、詳しくは、図2、3に示すように、該本体外殻10は左右の外殻11、12に係り、該左右外殻11、12は互いに対称する形状を呈しており、該左外殻11内に電池ケース111を設け、該電池ケース111に電池112を設置し、該右外殻12の外表面に開口部121を設け、該開口部121に電源スイッチ122を設置する。
該吸引機セット20はモータ21、ファン22により構成し、該拭き取り板セット30は拭き取り布31、通気性スポンジ32、底板33、通気性紙セット34の順序による組合せで構成し、該拭き取り布31へ複数の且つ規則性を具有する微小の微孔311を設け、該通気性スポンジ32は通気性を具えるが粉塵は通り抜けにくい、該底板33の板面へ複数の不規則性の孔331を設け、よって気体が流通し、該通気性紙セット34は通気紙341を折ることにより立体的な凹凸状を呈し、また周囲へ枠342を設ける。
また、図2から図4に示すように、該吸引機セット20は該左外殻11内へ設け、同時に該電池112は該電池ケース111へ設置し、右外殻12は対称の左外殻11へ設け、最後に蓋13を該左右外殻11、12の後方部分へ設置する。該拭き取り布31を該通気性スポンジ32の一面へ貼着し、その後、該通気性スポンジ32の別の一面を該底板33の一面へ貼着し、続いて、該通気性紙セット34を該底板33の別の一面へ貼着して組合せることにより該拭き取り板セット30と成る。最後に該拭き取り板セット30を該本体外殻10の下面へ設け、黒板消し集塵機1が構成される。
そして、図3、4に示すように、該黒板消し集塵機1を使用するとき、使用者が電源スイッチ122を入れると同時に該黒板消し集塵機1内部の吸引機セット20は吸引動作を開始し、粉塵は該吸引機セット20へ吸引され、粉塵は該拭き取り板セット30の布31の微孔311から通気性スポンジ32の内部へ進入し、該粉塵の中で顆粒が比較的大きい物は該通気性スポンジ32内部へ残留し、比較的細かい顆粒は通気性紙セット34へ進入し、通気紙341へ蓄積する。
図5に示すように、該黒板消し集塵機1を使用後、公知の黒板消しクリーナー2の置き溝3内へ置き、該黒板消しクリーナー2は吸引方式により該黒板消し集塵機1の布31の表面、通気スポンジ32、通気紙341へ蓄積する粉塵を該黒板消しクリーナー2内部へ吸引することにより黒板消し集塵機1の清潔を保持する。
【0006】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると、本体外殻内部へ吸引機セットを設置し、外殻底面へ拭き取り板セットを設置することにより、黒板消し集塵機となり、該黒板消し集塵機は拭き取る動作をすると粉塵を吸入し、粉塵が不容易に飛び散らず、粉塵が四方に飛び散らないという効果が得られ、結果として、人体に悪い影響を与えないコードレス黒板消し集塵機になるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の立体図である。
【図2】本考案の実施例の分解図である。
【図3】本考案の実施例の立体断面図である。
【図4】本考案の実施例の側面の断面図である。
【図5】本考案の実施例を清潔にする説明図である。
【符号の説明】
1   コードレス黒板消し集塵機
10  外殻
11  左外殻
111 電池ケース
112 電池
12  右外殻
121 開口部
122 電源スイッチ
13  蓋
20  吸引機セット
21  モータ
22  ファン
30  拭き取り板セット
31  拭き取り布
311 微孔
32  通気性スポンジ
33  底板
331 孔
34  通気性紙セット
341 通気性紙
342 枠
2   クリーナー
3   置き溝

Claims (1)

  1. コードレス黒板消し集塵機は、本体外殻、吸引機セット、拭き取り板セットにより構成し、
    該吸引機セットは該本体外殻内に設置し、該拭き取り板は該本体外殻底面に設置し、
    該拭き取り板セットは、拭き取り布、通気性スポンジ、底板、通気性紙セットの順序で組合せで構成し、
    該拭き取り布へ複数の且つ規則性を具有する微小の微孔を設け、
    該通気性紙セットは立体的な凹凸状を呈することを特徴とするコードレス黒板消し集塵機。
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