JPH0818706A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH0818706A
JPH0818706A JP6150215A JP15021594A JPH0818706A JP H0818706 A JPH0818706 A JP H0818706A JP 6150215 A JP6150215 A JP 6150215A JP 15021594 A JP15021594 A JP 15021594A JP H0818706 A JPH0818706 A JP H0818706A
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JP
Japan
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output
behavior
image
job
unit
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Pending
Application number
JP6150215A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuki Iwasaki
泰樹 岩崎
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH0818706A publication Critical patent/JPH0818706A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 待ち状態のジョブに対し、動作時の挙動を指
定できるようにすること、及び、画像処理装置へのジョ
ブの依頼時に、動作時のジョブの挙動を指定できるよう
にすること。 【構成】 操作情報の入力を行うユーザインタフェース
B7と、画像データを入力するための画像読み取り装置
B2と、入力された画像データを記憶するためのディス
クB88と、画像データを出力するための画像出力装置
B6と、この画像出力装置B6による出力待ちのジョブ
を表示する潜在ジョブ表示手段(ユーザインタフェース
B7)と、上記装置を各々独立に処理しながら複数のジ
ョブを制御するための制御手段とを備えた画像処理装置
において、表示された潜在ジョブの中から稼働時の挙動
を指定するジョブを選択して稼働時の挙動を指定する挙
動指定手段を備え、前記制御手段は前記挙動指定手段に
指定された挙動指定に従い、稼働時の挙動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリを複合した画像処理装置に関し、特に独立し
て処理される複数のジョブに対して、指定もしくは操作
を行ない、各々のジョブを制御するための操作手段に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のジョブを並列に動作するこ
とができる画像処理装置が製品化されており、この例と
しては特開平4−252556号公報に記載の複合デジ
タル複写機が挙げられる。この装置によれば、印字装置
が稼働中でも原稿の読み取りを行うことで操作員の待ち
時間を少なくすることができる。
【0003】ところで、複数のジョブが並列に処理され
る複合機においては、先行するジョブの画像処理が行わ
れていたり、先行するジョブの画像出力が行われていた
りすることにより、待ち状態のジョブ(潜在ジョブ)が
存在する。潜在ジョブは待ち行列に入り、実行順が回っ
てくると順次取り出され処理が行われる。このような装
置は、操作員の待ち時間を少なくするという利点はある
ものの、装置に処理を依頼してから実行されるまでに時
間がかかるので、待ち行列の順序を効率的な出力が行え
るように入れ替えるなど、待ち行列に対して操作を加え
たいという要求が存在する。
【0004】例えば、最初に製本を要求する全てのジョ
ブを印字するように印字待ち行列の優先順位を決めるこ
とにより、画像処理装置のスループットを向上させたい
という要求が生じる。特開平4−252333号公報に
は、印字待ち行列から印字装置によって印字されるジョ
ブの順序を確立するための方法が提供されており、この
方法によればジョブを印字する順序を選択する段階と、
ジョブの特性を識別する段階と、前期特性を用い、選択
された順序に従ってジョブを印字待ち行列内に配置する
段階とを行い、指定した分類に従って印字待ち行列の並
び替えが行われる。
【0005】また、先述したように複数のジョブが並列
に処理される複合機では、原稿を入力してから処理が開
始されるまでに時間がかかるが、潜在ジョブである時間
が長くなると、その間に、原稿の追加、原稿の削除、ジ
ョブの中止、パラメータの変更など、ジョブの内容を修
正する必要がある状況が発生する。
【0006】また、原稿を入力してから処理が開始され
るまでに時間がかかるということは、その間に情報が陳
腐化することも避けられない。このため、原稿を入力し
た後、必要に応じて情報を更新するために原稿を交換し
たいという要求も存在する。
【0007】しかし、このような要求に対し、従来は潜
在ジョブに対し処理を変更することができる装置は存在
せず、処理の変更は稼働中のジョブに対して行われてい
た。特開平2−150861号公報では、繰り返し画像
出力中に処理条件を変更することが可能な装置が開示さ
れている。この装置によれば、同一の画像を複数枚コピ
ーする際に不都合なコピーが出力された場合、コピー途
中で設定ミスを修正する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理装置で
は、印字待ち行列の順番を変更することはできたが、潜
在ジョブの内容を修正することはできなかった。例えば
コピージョブの潜在ジョブに対し原稿を追加する必要が
あると気付いても、潜在ジョブには何の操作を加えるこ
とができず、画像処理装置は追加すべき原稿が欠如した
コピーを排出し、操作員は追加すべき原稿を別にコピー
し、手作業でこれを追加するという非効率的な作業を行
わなければならなかった。
【0009】また、従来の画像処理装置では原稿を入力
してから処理が開始されるまで時間がかかるため、潜在
ジョブ期間中に原稿が有する情報が陳腐化することを避
けることができなかった。例えば、為替相場の情報な
ど、日々刻々と変化する情報を扱うユーザーは、画像処
理装置に処理を依頼している間に情報の伝達が遅れる等
の不利益を負わねばならなかった。従って、潜在ジョブ
である期間に情報の鮮度が落ちることが予想される場
合、処理開始直前に情報の更新を行えるようにすること
が望まれる。
【0010】これらの問題点に鑑み、本発明は、待ち状
態のジョブに対し、動作時の挙動を指定できるように
し、動作時に原稿の追加等の操作を行えるようにするこ
とと、画像処理装置へのジョブの依頼時に、動作時のジ
ョブの挙動を指定し、ジョブの稼働時に原稿の追加等の
操作を行えるようにすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、請求
項1によれば、操作情報の入力を行う操作部と、画像デ
ータを入力するための画像入力手段と、入力された画像
データを記憶するための画像記憶手段と、画像データを
出力するための画像出力手段と、前記出力手段による出
力待ちのジョブを表示する潜在ジョブ表示手段と、上記
手段を各々独立に処理しながら複数のジョブを制御する
ための制御手段とを備えた画像処理装置において、 a)前記潜在ジョブ表示手段により表示された潜在ジョ
ブの中から稼働時の挙動を指定するジョブを選択し、稼
働時の挙動を指定する挙動指定手段を備え、前記制御手
段は前記挙動指定手段に指定された挙動指定に従い、稼
働時の挙動を制御する。
【0012】また、請求項2によれば、操作情報の入力
を行う操作部と、画像データを入力するための画像入力
手段と、入力された画像データを記憶するための画像記
憶手段と、画像データを出力するための画像出力手段
と、上記手段を制御するための制御手段とを備えた画像
処理装置において、 b)操作部からの動作指令の入力時に、稼働時の挙動を
指定する挙動指定手段を備え、前記制御手段は前記挙動
指定手段に指定された挙動指定に従い、稼働時の挙動を
制御する。
【0013】また、請求項3によれば、請求項1または
請求項2に記載の画像処理装置において、 c)挙動指定手段から挙動の指定を受けたジョブが稼働
する際、操作員に報知する報知手段を備える。
【0014】
【作用】請求項1によれば、操作部より動作指令等の操
作情報を入力する。画像入力手段は原稿となる画像デー
タを入力し、入力された画像データは画像記憶手段に記
憶される。画像出力手段は画像記憶手段に記憶された画
像データを出力する。制御手段は操作部、画像入力手
段、画像記憶手段、画像出力手段をそれぞれ独立に制御
することが可能であるため、画像出力手段による画像出
力中、操作部より画像データの入力指令を受け付けた場
合、画像入力手段から画像データを入力し、画像記憶手
段に記憶しておくことができる。画像出力中に依頼され
たジョブは、画像出力手段が使用可能な状態になるまで
待ち状態になる。潜在ジョブ表示手段は、この待ち状態
のジョブを表示し、挙動指定手段は表示された潜在ジョ
ブのうち、稼働時の挙動を指定するものを選択し挙動指
定を行う。制御手段は挙動指定手段に指定された挙動指
定に従い、稼働時の挙動を制御する。
【0015】請求項2によれば、操作部より動作指令等
の操作情報を入力する。画像入力手段は原稿となる画像
データを入力し、入力された画像データは画像記憶手段
に記憶される。画像出力手段は画像記憶手段に記憶され
た画像データを出力する。制御手段は操作部、画像入力
手段、画像記憶手段、画像出力手段をそれぞれ独立に制
御することが可能であるため、画像出力手段による画像
出力中、操作部より画像データの入力指令を受け付けた
場合、画像入力手段から画像データを入力し、画像記憶
手段に記憶しておくことができる。画像出力中に依頼さ
れたジョブは、画像出力手段が使用可能な状態になるま
で待ち状態になる。挙動指定手段は、操作部より動作指
令を入力する際、稼働時の挙動を指定する。制御手段は
挙動指定手段に指定された挙動指定に従い、稼働時の挙
動を制御する。
【0016】請求項3によれば、請求項1または請求項
2に記載の挙動指定手段により挙動の指定を受けたジョ
ブが起動するとき、報知手段によって、このことが操作
員に報知される。
【0017】請求項4によれば、請求項1または請求項
2に記載の挙動指定手段により挙動の指定を受けたジョ
ブの稼働時、制御手段は操作部との対話に基づいて1ペ
ージ毎出力を行う逐次出力制御を行う。この制御によれ
ば、制御手段は1ページ出力する前に、この位置で原稿
の追加や削除等の処理を行うか、あるいは処理を行わず
次のページを出力するかを操作部を介して対話を行い、
対話で指示された内容に基づいて前記処理あるいは続く
ページの出力を制御する。制御手段は操作部を介して逐
次出力制御の終了が指示されたことを知ると、連続出力
制御を行う。この制御によれば複数ページからなる画像
が連続して出力される。
【0018】請求項5によれば、請求項1または請求項
2に記載の挙動指定手段により挙動の指定を受けたジョ
ブの稼働時、制御手段は、操作部から連続出力を行う領
域を入力する。この制御によれば、制御手段は操作部か
ら指定されたページまで画像を画像出力手段より連続出
力するよう制御する。連続出力制御が終了すると、制御
手段は操作部との対話に基づいて1ページ毎出力を行う
逐次出力制御を行う。この制御によれば、制御手段は1
ページ出力する前に、この位置で原稿の追加や削除等の
処理を行うか、あるいは処理を行わず次のページを出力
するかを操作部を介して対話を行い、対話で指示された
内容に基づいて前記処理あるいは続くページの出力を制
御する。制御手段は操作部を介して逐次出力制御の終了
が指示されたことを知ると、再び連続出力制御を行う。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。本実施例においては、画像形成装置として複合機を
例に挙げて説明する。
【0020】図1は、本発明が適用される複合機のシス
テム構成を示す概略図である。複合機11において読み
取られた画像データは内部で画像処理された後、LAN
(Local Area Network)14を通じ
て端末装置に送られる。逆に、端末装置から送られた画
像データは複合機11において像形成されて出力され
る。また、複合機11内の圧縮/伸長処理により電話回
線15を通じてファクシミリ送受信が可能なシステム構
成になっている。
【0021】図2は、本発明が適用される複合機の概略
構成を示す断面図である。複合機は、大きくわけて、原
稿画像に対応したトナー像を記録紙上に形成してコピー
を形成する複合機本体M1と、複合機本体M1の原稿載
置面に対して原稿を自動的に送り込む自動原稿送り装置
M2と、複合機本体M1から排出されたコピーに対して
ソーティング、ステイプル止め等の後処理を行う後処理
装置M3と、LANや電話回線などのネットワーク回線
との画像データの送受信を行う外部通信装置M38と、
操作者が装置に対して操作内容を指示する操作指示装置
M39から構成されている。
【0022】複合機本体M1の内部には、上側から、原
稿載置面であるプラテンガラスM4上に載置された原稿
を走査して原稿画像を読み込む画像読み取り装置M5
と、この画像読み取り装置M5により得られた画像情報
もしくはネットワーク上の端末装置からLAN#1によ
って送信された画像情報または電話回線#2で送信され
た画像情報に基づいて記録紙上に原稿画像に対応したト
ナー像を形成する画像形成装置M6と、この画像形成装
置M6に対して記録紙を供給する給紙装置M7とが配設
されている。
【0023】上記自動原稿送り装置M2は、複合機本体
1の上部に設けられたプラテンガラスM4を開閉自在に
覆うように設けられており、原稿載置トレイM8に積載
された原稿が送りローラ(図示せず)及び搬送ベルトM
9により1枚ずつ順次プラテンガラスM4上に送られて
原稿画像の読み取りが行われ、その後、原稿は搬送ベル
トM9及び排出ローラ(図示せず)により原稿排紙トレ
イM10に排出される。
【0024】画像読み取り装置M5は、光学系として、
露光ランプM11、複数の反射ミラーM12、レンズM
13、イメージセンサM14等を備えており、露光ラン
プM11、反射ミラーM12をプラテンガラスM4に沿
って移動させ、原稿からの反射光をイメージセンサM1
4に収束させ、原稿の画像の濃淡を電気的な画像信号に
変換する。この画像信号は、画像読み取り装置M5の内
部に電気系として設けられているA/D変換回路等によ
りデジタル形態の画像データに変換される。この画像デ
ータは後述する処理部に供給され、所定の信号処理を受
けた後、画像形成装置M6もしくはネットワーク#1上
の端末装置または電話回線#2により通信装置等に供給
される。
【0025】画像形成装置M6は、処理部からのデジタ
ル画像データに従って、周知の電子写真法により記録用
紙上にトナー像を形成するものであり、帯電装置M15
により均一に帯電された感光体ドラムM16の表面を、
レーザー露光装置M17からのレーザー光により露光し
て静電潜像を形成する。
【0026】レーザー露光装置M17は、画像読み取り
装置M5からの画像データに基づいて駆動電流が変調さ
れる半導体レーザー等のレーザー素子(図示せず)、レ
ーザー素子からのレーザー光を感光体ドラムM16の表
面の移動方向と直行する方向に周期的に偏向する回転多
面鏡M18、反射ミラーM19等から構成されている。
【0027】感光体ドラムM16上の静電潜像は、現像
器M20あるいはM21により現像されて感光体ドラム
M16上に所望色のトナー像が形成され、このトナー像
は、転写装置M22により給紙装置M7の複数のトレイ
M7a〜7eのいずれかから経路Aに沿って送られてき
た記録紙に転写される。なお、トレイM7a〜7cはそ
れぞれサイズの異なった用紙が収納される給紙トレイ、
トレイM7dは両面複写のための記録紙を一時的に収納
する中間トレイ、M7eは数百枚の記録紙を収納する大
容量トレイである。転写後に感光体ドラムM16の表面
に残った残留トナーは、クリーニング装置M23により
除去される。
【0028】転写後の記録紙は、剥離装置M24により
感光体ドラムM16から剥離され、コンベアM25で定
着装置M26に搬送され、定着処理を受ける。定着後の
用紙の経路は、切り換えゲートM27により、後処理装
置M3に進む経路Bと、両面複写のために反転装置M2
8を介して中間トレイM7dに進む経路Cのいずれかに
切り換えられる。両面複写の場合には反転装置M28で
記録紙の表裏が反転され、中間トレイM7dを経由し経
路Aに沿って再度画像形成装置M6に供給され、今度は
記録紙の裏面にトナー像が形成された後、後処理装置M
3に送られる。
【0029】画像形成装置M6から後処理装置M3に排
出された記録紙は、切り換えゲートM29により、経路
Dと経路Eのいづれかに切り換えられる。経路Dに進ん
だ記録紙はそのまま画像面を上にして経路Fに送られ、
経路Eに進んだ記録紙は反転装置M30で表裏が反転さ
れて経路Fに送られる。
【0030】経路Fを進む記録紙は、切り換えゲートM
31により、頂部トレイM32に向かう経路Gと、各種
の後処理を受ける経路Hに振り分けられる。経路Hに進
んだ記録紙は垂直搬送ベルトM33により経路Iに沿っ
て下方に向かって搬送され、切り換えゲートM34によ
り、ステイプル止めの処理を受ける経路Jとそのままソ
ータビンM35に向かう経路Kに振り分けられる。経路
Jに進んだ記録紙は保持トレイM36の中に排出され、
必要枚数の記録紙が溜まったら、ステイプラM37によ
りステイプル止めされる。なお、シグネチャ出力の場合
は記録紙の折り目となる中央部がステイプル止めされ
る。ステイプル止めされた記録紙は、再度垂直搬送ベル
トM33により下方に向かって搬送され、ソータビンM
35の中の所定の位置に排出される。 図3は、本発明
に係わる画像処理装置の一実施例を示すハードウェアブ
ロック図である。 図3において、画像処理部(ES
S:Electronic Sub−System)B
8は、ユーザインタフェース(ジョブ動作指定装置:オ
ペレーションパネル等)B7、自動原稿送り装置(AD
F:Auto Document Feeder)B
1、画像読み取り装置(IIT/IPS)B2、画像出
力装置(IOT)B6、及びフィニッシャ(印字用紙後
処理装置)B5が連結され、ジョブ動作に従って制御す
るためのシステム制御部(SYS−CONT:Syst
em Controller)B85と、コマンド/ス
テータス信号及び画像入力信号を制御する入力インタフ
ェース(IIT−I/F)B81、コマンド/ステータ
ス信号及び画像出力信号を制御する出力インタフェース
(IOT−I/F)B84、ファクシミリB3とのコマ
ンド/ステータス信号及び画像信号を制御するファクシ
ミリインタフェース(FAX−I/F)B82、ネット
ワークに接続された外部機器とのコマンド/ステータス
信号及び画像信号を制御するネットワークインタフェー
ス(NET−I/F)B83、入力画像データを一時格
納させるためのページバッファB86、及び大容量のデ
ータ蓄積用メモリとしてのディスクメモリB88、ディ
スクコントローラB87から構成される。
【0031】まず、画像読み取り装置B2からの入力、
画像出力装置B6への出力の場合について説明する。自
動原稿送り装置B1もしくは画像読み取り装置B2のプ
ラテン上に原稿をセットし、ユーザインタフェースB7
によってジョブ動作を設定した後スタートボタンを押下
すると、画像読み取り装置B2は、光電変換により原稿
の画像情報を読み取り、デジタル画像データへの変換及
び画像処理を施しながら、入力インタフェースB81を
介してページバッファB86に順次格納される。その
際、出力可能な状態であれば、ページバッファB86か
ら直接出力インタフェースB84を介して画像出力装置
B6へ転送し、フィニッシャB5で後処理が実行される
と同時にディスクB88へ書き込みを開始する。直接出
力が不可能であれば、ディスクB88への書き込み開始
のみを行う。出力は、ページバッファB86からのみ行
われるが、ページバッファB86への画像データ格納
は、画像読み取り装置B2からの入力及びディスクB8
8からの読み出しの2通りある。基本的な動作は、1部
目は画像読み取り装置B2からの入力画像データを直接
出力し、2部目以降はディスクB88から読み出した画
像データを出力する。出力インタフェースB84へ出力
された画像データは、画像出力装置B6において画像デ
ータから生成された2値データに基づきレーザ光のオン
/オフを各画素毎に制御して網点により中間調画像を再
現することにより像形成させる。
【0032】画像読み取り装置B2からの画像情報入力
に替わり、ファクシミリあるいはネットワークに接続さ
れた外部機器からの画像情報の入力についても同様に動
作する。ファクシミリB3の受信による画像情報入力の
場合には、ファクシミリインタフェースB82を介して
ページバッファB86に格納され、ネットワークに接続
された外部機器からの画像入力の場合には、ネットワー
クインタフェースB83を介してページバッファB86
に格納され、同様に動作する。
【0033】また、出力において、画像出力装置B6の
替わりにファクシミリあるいはネットワークに接続され
た外部機器の場合にも同様に、ページバッファB86か
らファクシミリインタフェースB82、あるいはネット
ワークインタフェースB83へ出力される。
【0034】なお、ページバッファB86と各処理ブロ
ックとのアクセスは、イメージバスのバスアービトレー
ションによって同時に行われる。また、ページバッファ
B86と各処理ブロックは、時分割で処理を行い、入力
処理と出力処理は並列に処理される。
【0035】図4は、本発明に係わるユーザインタフェ
ース(操作パネル)部B7の概観図である。図4におい
て、U1はメッセージ表示部であり、複合機の状態を操
作員に通知したり、動作指令の入力を操作員に促すメッ
セージを表示するのに用いられる。U2は潜在ジョブ表
示部であり、潜在状態(待ち状態)になっているジョブ
を表示する。テンキーU3は、コピー部数やファクシミ
リ電話番号の設定に用いられ、クリアボタンU4はテン
キーの設定をクリアするのに用いられる。U5はコピー
動作やファクシミリ動作の起動を指示する開始ボタン、
U7はコピー動作やファクシミリ動作の停止を指示する
停止ボタンである。U6は表示/設定パネルであり、コ
ピージョブにおける用紙トレイの選択や拡大/縮小倍率
の設定など、種々のパラメータの設定に用いられる。メ
ッセージ表示部U1、潜在ジョブ表示部U2、表示/設
定パネルU6は液晶ディスプレイで構成されるが、CR
Tなど他の表示手段を用いてもよい。また、潜在ジョブ
表示部U2及び表示/設定パネルU6には、公知の透明
タッチパネルが備えられており、ディスプレイ表示させ
た各種操作キーの画像に対し、光学方式や圧力センサ方
式によりオペレータの指等による入力を検出する機構を
有する。このタッチパネルにより各種操作キーを実現
し、操作情報の入力を行う。U8はスピーカであり、操
作員の介入が必要なエラーが発生した場合など、操作員
に報知するために用いられる。
【0036】図5は、本発明を適用した実施例のユーザ
インタフェース部B7の潜在ジョブ表示部U2の図であ
る。この潜在ジョブ表示部U2は、潜在ジョブリスト表
示部U20とジョブ操作部U21で構成される。潜在ジ
ョブリスト表示部U20には図5に示すように、潜在ジ
ョブが表示される。表示は、複合機内でのジョブの進行
に伴い自動的に書き換えられる。潜在ジョブはジョブの
内容と供に表示される。図中L1に示すJob1はコピ
ージョブであり、用紙サイズ、倍率、部数など主要なパ
ラメータが表示されている。L2に示すJob2はプリ
ントジョブで、用紙サイズと部数の他、依頼された端末
装置名が表示される。L3に示すJob3はファクシミ
リ送信ジョブであり、送信先電話番号を表示することに
より、他のファクシミリ送信ジョブと区別ができるよう
になっている。これらの潜在ジョブに対し、稼働時の挙
動を指定する場合、操作員はまず挙動指定を望むジョブ
のアイコンに触れることによりジョブを選択する。アイ
コンは図中I1〜I3で示される。ジョブが選択される
とアイコンは高輝度表示され、操作員はジョブが選択さ
れたことを知る。続いて挙動指定ボタンU21aを押す
と、現在選択されているジョブに対する、図7に示す挙
動指定ウインドウが表示/設定パネルU6上に表示され
る。挙動指定ウインドウにおける挙動指定操作について
は後述する。潜在ジョブの数が多い場合、潜在ジョブリ
スト表示部U20の表示領域に全ての潜在ジョブが表示
しきれない場合が発生するが、このような場合、スクロ
ールボタンU21b及びU21cを使用することによっ
て潜在ジョブリストをスクロールできる。
【0037】図6は、メッセージ表示部U1と表示/設
定パネルU6を示す図である。図中、表示/設定パネル
U6の表示/設定態様はコピージョブのそれになってお
り、表示/設定パネルU6上で用紙トレイ、拡大/縮小
倍率、両面/片面等、パラメータの設定が行われる。コ
ピージョブの受け付けが可能となっている場合、メッセ
ージ表示部に「コピーできます。」のメッセージが表示
される。U61は挙動指定ボタンであり、このボタンを
押すと、図7に示す挙動指定ウインドウが表示/設定パ
ネルU6上に表示され、現在、表示/設定パネルU6で
設定しているジョブに対し、稼働時の挙動を指定するこ
とができる。挙動指定ウインドウにおける挙動指定操作
については後述する。表示/設定パネルU6は、使用す
る機能に応じて画面が切り換えられるよう構成され、モ
ード切換えボタンU63にて表示/設定態様を他の機能
のそれに切り換えることができる。
【0038】図7は挙動指定ウインドウU62が表示さ
れた表示/設定パネルU6と、メッセージ表示部U1を
示す図である。挙動指定ウインドウU62は図5におけ
る挙動指定ボタンU21aあるいは、図6における挙動
指定ボタンU61が押されると表示され、潜在ジョブに
対して挙動指定する場合と、設定中のジョブに対して挙
動指定する場合で、共通な挙動指定操作が行われる。挙
動指定ウインドウU62が表示されると、メッセージ表
示部U1には、「稼働時の挙動を指定できます。」とい
うメッセージが表示され、操作員に挙動指定操作を行う
ことを促す。稼働前に指定できる挙動は、稼働後1ペー
ジずつ操作員の指示に基づいて画像出力装置B6から出
力する逐次出力と、稼働後指定されたページまで操作員
の介在なく画像出力装置B6から出力する連続出力の二
つである。原稿の追加、削除といった、より詳細な指定
を必要とする操作は、出力が開始されてから行うよう構
成されている。挙動指定ウインドウU62には、「逐次
出力」U62cと「nページまで連続出力」U62dの
二つのメニューが有り、これらはチェックボックスU6
2aあるいはU62bに触れることにより選択できる。
図7では「逐次出力」側のチェックボックスU62aが
選択されており、チェックボックスU62aには「×」
が表示されている。二つのメニューを同時に選択するこ
とはできない。「nページまで連続出力」が選択された
場合、連続出力を終了するページをU62eにテンキー
U3を用いて入力する。挙動指定を取消したい場合は、
取消しボタンU62fを押し、挙動指定を受け付けさせ
るためには、閉じるボタンU62gを押す。
【0039】図8は、本発明に係わる制御部の構成を示
す図である。制御部は、主制御部(ジョブ管理制御部を
含む)、入力制御部、出力制御部からなり、リアルタイ
ム制御を行なっている。したがって見掛け上各制御部が
独立に制御可能である。主制御部はユーザインタフェー
スを介して操作者からの指定を受け付け、ジョブ管理制
御部に処理の実行を要求する部分であり、入力制御部、
及び出力制御部はそれぞれ入力装置及び出力装置の動作
を制御する部分である。なお、入力装置及び出力装置が
同期して動作するか、独立に動作するかはジョブ管理制
御部で実現する。
【0040】図9は、ジョブの管理を行うテーブルを示
す図である。図9において、入力した画像データ群が新
規のジョブであった場合、ユーザインタフェースから得
たジョブパラメータを基にジョブノード(Job No
de)を作成し、このジョブが実行可能ならジョブテー
ブル内の実行ジョブリストの最後尾(実行ジョブTai
lの部分)に登録し、かつ、ジョブを開始し、実行不可
能ならジョブテーブル内の実行待ちジョブリストの最後
尾に登録し、実行可能になるまで待機する。実行待ちジ
ョブリストに存在するジョブノードが、潜在ジョブのジ
ョブノードであり、これを参照して潜在ジョブ表示部U
2に潜在ジョブリストが表示される。挙動指定ウインド
ウU62から指定された情報はジョブノードに記録され
る。
【0041】図10は本発明に係わる入力制御のフロー
チャートである。以下、フローチャートに従って説明す
る。以下の説明中の入力処理とは、画像読み取り装置B
2、ファクシミリB3あるいはネットワークに接続され
た外部機器からの画像データをページバッファB86に
格納する処理である。
【0042】〔入力フロー〕 入力ステップ1:入力画像データを格納する領域をペー
ジバッファ内に確保可能かどうかを調べ、可能ならば、
入力ステップ2に進み領域確保を行う。領域確保ができ
ない場合は、ページバッファ内の画像データが出力中か
もしくはハードディスクへの転送未完了のためであり、
それらの処理が終了するまで待たされる(WAIT状態
に移行)。(SI1) 入力ステップ2:入力画像データを格納するため、領域
をページバッファ内に確保する。(SI2) 入力ステップ3:入力処理を起動する。(SI3) 入力ステップ4:入力と同時に出力が可能かを調べ、可
能であれば入力ステップ5に進み、出力処理を行う。不
可能であれば入力ステップ6に進む。ここでは実行中の
ジョブが挙動指定されているジョブかどうかもチェック
される。「逐次出力」を指定されている場合、操作員の
出力許可指示が出ない限り出力は行わず、「nページま
で連続出力」が指定されている場合、nページまで入力
と同時出力するが、nページを超えたら出力は行わな
い。(SI4) 入力ステップ5:出力処理を起動する。(SI5) 入力ステップ6:入力処理の終了後、入力画像データを
ハードディスクへ書き込む処理を起動する。書き込み処
理終了後、WAIT状態のジョブがあれば、それを起動
し入力ステップ1から処理を再開する。(SI6) 入力ステップ7:この入力画像データが最終のものであ
るかを調べ、最終のものでなければ、次の入力画像デー
タについて入力ステップ1から繰り返す。最終の入力画
像データであれば、次に出力フローに移行する。(SI
7) 図11は本発明に係わる出力制御のフローチャートであ
る。以下、フローチャートに従って説明する。以下の説
明中の出力処理とは、ページバッファB86に格納して
ある画像データを、画像出力装置B6、ファクシミリB
3あるいはネットワークに接続した外部機器に転送する
処理のことであるが、挙動指定出力は画像出力装置B6
に対して行なわれる。
【0043】〔出力フロー〕 出力ステップ1:まず出力装置が出力可能であるかのチ
ェックを行なう。出力が不可能の場合、他のジョブの出
力処理が行われているか、もしくはエラー状態であり、
WAIT状態になる。(SO1) 出力ステップ2:稼働時の挙動が指定されているかどう
かのチェックを行う。挙動指定されているジョブなら
ば、挙動指定ジョブ専用の出力処理である出力ステップ
8に制御を切り換える。(SO2) 出力ステップ3:ハードディスクから所定の画像データ
を順次ページバッファに読み出す。(SO3) 出力ステップ4:出力処理を起動する。(SO4) 出力ステップ5:出力ステップ3、4の処理を繰り返
し、完了していれば、WAIT状態のジョブの処理を再
開する。(SO5) 出力ステップ6:ページバッファとディスク内の画像デ
ータを消去する。(SO6) 出力ステップ7:ジョブ終了処理を行い終了する。(S
O7) 出力ステップ8:挙動指定の内容が、「nページまで連
続出力」である場合、出力ステップ9に進み、「nペー
ジまで連続出力」処理を行なう。「nページまで連続出
力」が指定されていない場合、詳細な挙動指定操作処理
(図中)に移る。(SO8) 出力ステップ9:ハードディスクから所定の画像データ
を順次ページバッファに読み出す。(SO9) 出力ステップ10:出力処理を起動する。(SO10) 出力ステップ11:出力ステップ8、9の処理を繰り返
し、nページまで終了していれば、操作員による対話形
式による詳細な挙動指定操作処理(図中)に移る。
(SO11) 図16は詳細挙動指定ウインドウU64が表示された表
示/設定パネルU6と、メッセージ表示部U1を示す図
である。詳細挙動指定ウインドウU64は、挙動指定さ
れたジョブの稼働時に、挙動指定ウインドウU62で指
定した挙動より細かな挙動指定を行うために用いられ、
詳細な挙動指定操作が必要となったとき自動的に表示/
設定パネルU6に表示される。挙動指定されたジョブの
稼働時、メッセージ表示部U1には「挙動指定されたジ
ョブが稼働しています。」というメッセージが表示され
る。詳細挙動指定ウインドウU64には次の5つのメニ
ューがある。
【0044】〔1〕原稿を追加する。
【0045】このメニューを選択すると、追加する原稿
を画像読み取り装置(画像入力装置)B2から読み込ま
せ、現時点で最後に出力されたページの後にこれを追加
する。画像を1ページも出力していない場合、原稿の先
頭にページを追加する。
【0046】〔2〕原稿を削除する。
【0047】このメニューを選択すると、現時点で最後
に出力されたページに続く1ページの原稿を削除する。
画像を1ページも出力していない場合、原稿の先頭ペー
ジを削除する。
【0048】〔3〕次の1ページを出力する。
【0049】このメニューを選択すると、現時点で最後
に出力されたページに続く1ページが出力される。画像
を1ページも出力していない場合、原稿の先頭ページを
出力する。このメニューは、画像を1ページずつ操作員
の確認に基づいて出力させることにより、原稿を追加す
る位置あるいは削除する位置に、操作員がページ数を数
えることなく到達できるようにするために存在する。
【0050】〔4〕nページまで連続出力する。
【0051】このメニューを選択すると、現時点で最後
に出力されたページに続く、指定した‘n’ページが連
続して出力される。画像を1ページも出力していない場
合、原稿の先頭からnページを出力する。このメニュー
は、原稿を追加する位置あるいは削除するおおよその位
置を指定するために存在する。
【0052】〔5〕最終ページまで連続出力する。
【0053】このメニューを選択すると、現時点で最後
に出力されたページ以降の最終ページまで出力が行われ
る。このメニューは、原稿の追加および削除が終了した
後、挙動指定操作を終了するために用いられる。
【0054】図12は挙動指定されたジョブが稼働する
際の、出力制御のフローチャートである。以下、フロー
チャートに従って説明する。以下の説明中の出力処理と
は、ページバッファB86に格納してある画像データ
を、画像出力装置 B6に転送する処理のことである。
【0055】〔挙動指定出力フロー〕 出力ステップ1’:このステップから操作員は対話形式
で、詳細な挙動指定を行うため、図4のスピーカU8よ
り操作員の呼出音を発音し、操作員に操作を促す。(S
O’1) 出力ステップ2’:詳細な挙動指定を行うためのメニュ
ーが表示された詳細挙動指定ウインドウU64を表示/
設定パネルU6に表示し、操作員よりメニューの選択を
受ける。(SO’2) 出力ステップ3’:「次の1ページを出力する。」が選
択された場合、1ページ出力処理(図中)を行う。
(SO’3) 出力ステップ4’:「nページまで連続出力」が選択さ
れた場合、nページ連続出力処理(図中)を行う。
(SO’4) 出力ステップ5’:「原稿を追加する。」が選択された
場合、原稿追加処理(図中)を行う。(SO’5) 出力ステップ6’:「原稿を削除する。」が選択された
場合、原稿削除処理(SO’14)を行う。(SO’
6) 出力ステップ7’:「最終ページまで連続出力する。」
が選択されない場合、出力ステップ2’から7’を繰り
返す。選択された場合、出力ステップ8’に進み、連続
出力後、処理を終了する。(SO’7) 出力ステップ8’:次に読み出すべきページがあるかを
チェックする。ない場合、その旨をメッセージ表示部U
1に表示(SO’15)する。(SO’8) 出力ステップ9’:ハードディスクから所定の画像デー
タを順次ページバッファに読み出す。(SO’9) 出力ステップ10’:出力処理を起動する。(SO’1
0) 出力ステップ11’:出力ステップ9’、10’の処理
を最終ページ終了まで繰り返す。(SO’11) 出力ステップ12’:ページバッファとディスク内の画
像データを消去する。(SO’12) 出力ステップ13’:ジョブ終了処理を行い終了する。
(SO’13) 図13は、挙動指定されたジョブの、1ページ出力処理
のフローチャートである。以下、フローチャートに従っ
て説明する。以下の説明中の出力処理とは、ページバッ
ファB86に格納してある画像データを、画像出力装置
B6に転送する処理のことである。
【0056】〔1ページ出力フロー〕 1ページ出力ステップ1:次に読み出すべきページがあ
るかをチェックする。ない場合、その旨をメッセージ表
示部U1に表示(S1P4)する。(S1P1) 1ページ出力ステップ2:ハードディスクから所定の1
ページの画像データをページバッファに読み出す。(S
1P2) 1ページ出力ステップ3:1ページを画像出力装置B6
より出力する。(S1P3) 図14は、挙動指定されたジョブの、nページ連続出力
処理のフローチャートである。以下、フローチャートに
従って説明する。以下の説明中の出力処理とは、ページ
バッファB86に格納してある画像データを、画像出力
装置B6に転送する処理のことである。
【0057】〔連続出力フロー〕 連続出力ステップ1:次に読み出すべきページがあるか
をチェックする。ない場合、その旨をメッセージ表示部
U1に表示(SS5)する。(SS1) 連続出力ステップ2:ハードディスクから所定の画像デ
ータを順次ページバッファに読み出す。(SS2) 連続出力ステップ3:出力処理を起動する。(SS3) 連続出力ステップ4:連続出力ステップ2、3の処理を
指定されたページまで繰り返す。(SS4) 図15は、挙動指定されたジョブの、原稿追加処理のフ
ローチャートである。以下、フローチャートに従って説
明する。
【0058】〔原稿追加フロー〕 原稿追加ステップ1:入力画像データを格納するため、
領域をページバッファ内に確保する。(SA1) 原稿追加ステップ2:入力処理を起動する。(SA2) 原稿追加ステップ3:出力処理を起動する。(SA3) 原稿追加ステップ4:入力処理の終了後、入力画像デー
タをハードディスクへ書き込む処理を起動する。(SA
4) なお、ここでは、詳細な挙動指定を行う際、操作員によ
る選択を図16に示す5種類について述べたが、原稿を
追加する位置や削除する位置が予めはっきりと分かって
いる場合に対応するため、「n枚目の後に原稿を追加す
る。」とか「n枚目の後の原稿を削除する。」といった
項目を設けてもよい。また、ここでは画像出力装置から
画像を出力するジョブについての挙動指定を説明した
が、原稿の追加や削除の挙動指定は、ファクシミリ送信
やネットワーク送信にも適用することが可能である。フ
ァクシミリ送信やネットワーク送信の場合、潜在ジョブ
が実行ジョブになる時点で操作者に報知し、ここで原稿
の追加や削除を行なうように構成すればよい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、潜在ジョブに対し、稼働時の挙動を指定でき
るようにし、動作時に原稿の追加や削除等の操作を行う
ことができる。また、画像処理装置へジョブを依頼する
際、稼働時に原稿の追加等の操作を行うことが可能であ
る。これらの機能により、ミスコピー、ミスプリント、
ミスファクシミリ送信、ミスネットワーク送信を未然に
防ぐことができ、印字コスト、通信コストを削減すると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される複合機のシステム構成を
示す概略図である。
【図2】 本発明が適用される複合機の概略構成を示す
断面図である。
【図3】 本発明に係わる画像処理装置の一実施例を示
すハードウェアブロック図である。
【図4】 本発明を適用した実施例に係わるユーザイン
タフェース部の概観図である。
【図5】 本発明を適用した実施例に係わるユーザイン
タフェース部の潜在ジョブ表示部の図である。
【図6】 本発明を適用した実施例に係わるメッセージ
表示部と表示/設定パネルを示す図である。
【図7】 本発明を適用した実施例に係わる挙動指定ウ
インドウが表示された表示/設定パネルと、メッセージ
表示部を示す図である。
【図8】 本発明を適用した実施例に係わる制御部の構
成を示す図である。
【図9】 本発明を適用した実施例に係わる、ジョブの
管理を行うテーブルを示す図である。
【図10】 本発明を適用した実施例に係わる入力制御
のフローチャートである。
【図11】 本発明を適用した実施例に係わる出力制御
のフローチャートである。
【図12】 本発明を適用した実施例に係わる、挙動指
定されたジョブが稼働する際の出力制御のフローチャー
トである。
【図13】 本発明を適用した実施例に係わる、挙動指
定されたジョブの1ページ出力処理のフローチャートで
ある。
【図14】 本発明を適用した実施例に係わる、挙動指
定されたジョブのnページ連続出力処理のフローチャー
トである。
【図15】 本発明を適用した実施例に係わる、挙動指
定されたジョブの原稿追加処理のフローチャートであ
る。
【図16】 本発明を適用した実施例に係わる詳細挙動
指定ウインドウが表示された表示/設定パネルと、メッ
セージ表示部を示す図である。
【符号の説明】
11:複合機、12、13:端末装置、14:LAN、
15:電話回線、M1:複写装置、M2:自動原稿送り
装置、M3:後処理装置、M4:プラテンガラス、M
5:画像読み取り装置、M6:画像形成装置、M7:給
紙装置、M7a〜7e:トレイ、M8:原稿載置トレ
イ、M9:搬送ベルト、M10:原稿排紙トレイ、M1
1:露光ランプ、M12:反射ミラー、M13:レン
ズ、M14:イメージセンサ、M15:帯電装置、M1
6:感光体ドラム、M17:レーザー露光装置、M1
8:回転多面鏡、M19:反射ミラー、M20,M2
1:現像器、M22:転写装置、M23:クリーニング
装置、M24:剥離装置、M25:コンベア、M26:
定着装置、M27:切り換えゲート、M28:反転装
置、M29:切り換えゲート、M30:反転装置、M3
1:切り換えゲート、M32:頂部トレイ、M33:垂
直搬送ベルト、M34:切り換えゲート、M35:ソー
タビン、M36:保持トレイ、M37:ステイプラ、M
38:外部入出力装置、M39:操作指示装置、M4
0:画像圧縮/伸長器、B1:自動原稿送り装置、B
2:画像読み取り装置、B3:ファクシミリ、B4:ネ
ットワーク、B5:印字用紙後処理装置、B6:画像出
力装置、B7:ジョブ動作指定装置、B8:画像処理
部、B81:入力インタフェース、B82:ファクシミ
リインタフェース、B83:ネットワークインタフェー
ス、B84:出力インタフェース、B85:システム制
御部、B86:ページバッファ、B87:ディスクコン
トローラ、B88:ディスクメモリ、U1:メッセージ
表示部、U2:潜在ジョブ表示部、U3:テンキー、U
4:クリアボタン、U5:開始ボタン、U6:表示/設
定パネル、U7:停止ボタン、U8:スピーカー、U2
0:潜在ジョブリスト表示部、U21:ジョブ操作部、
U21a:挙動指定ボタン、U21b,U21c:スク
ロールボタン、L1,L2,L3:潜在ジョブリスト表
示部に表示された潜在ジョブ、I1,I2,I3:アイ
コン、U61:挙動指定ボタン、U62:挙動指定ウィ
ンドウ、U62a,U62b:チェックボックス、U6
2c,U62d:メユー、U62e:ページ数入力部、
U62f:取消しボタン、U62g:閉じるボタン、U
63:モード切換えボタン、U64:詳細挙動指定ウイ
ンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 9/06 410 J 7230−5B G06T 1/00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作情報の入力を行う操作部と、画像デ
    ータを入力するための画像入力手段と、入力された画像
    データを記憶するための画像記憶手段と、画像データを
    出力するための画像出力手段と、前記出力手段による出
    力待ちのジョブを表示する潜在ジョブ表示手段と、上記
    手段を各々独立に処理しながら複数のジョブを制御する
    ための制御手段とを備えた画像処理装置において、 a)前記潜在ジョブ表示手段により表示された潜在ジョ
    ブの中から稼働時の挙動を指定するジョブを選択し、稼
    働時の挙動を指定する挙動指定手段を備え、 前記制御手段は前記挙動指定手段に指定された挙動指定
    に従い、稼働時の挙動を制御することを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 操作情報の入力を行う操作部と、画像デ
    ータを入力するための画像入力手段と、入力された画像
    データを記憶するための画像記憶手段と、画像データを
    出力するための画像出力手段と、上記手段を制御するた
    めの制御手段とを備えた画像処理装置において、 b)操作部からの動作指令の入力時に、稼働時の挙動を
    指定する挙動指定手段を備え、 前記制御手段は前記挙動指定手段に指定された挙動指定
    に従い、稼働時の挙動を制御することを特徴とする画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 c)挙動指定手段から挙動の指定を受け
    たジョブが稼働する際、操作員に報知する報知手段を備
    えたことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 挙動指定手段から挙動の指定を受けたジ
    ョブが稼働する際、制御手段は、操作部との対話に基づ
    いて1ページ毎出力を行う逐次出力制御を行い、その後
    操作部から指定されたページから連続出力制御を行うこ
    とを特徴とした請求項1または請求項2に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 挙動指定手段から挙動の指定を受けたジ
    ョブが稼働する際、制御手段は、操作部から指定された
    ページまでの連続出力制御を行った後、操作部との対話
    に基づいて1ページ毎出力を行う逐次出力制御を行い、
    その後操作部から指定されたページから連続出力制御を
    行うことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の
    画像処理装置。
JP6150215A 1994-06-30 1994-06-30 画像処理装置 Pending JPH0818706A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6795210B1 (en) 2000-03-30 2004-09-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Image reading apparatus
US7016083B2 (en) 2000-06-29 2006-03-21 Seiko Epson Corporation Copying machine, copying-operation control device and computer readable recording medium
JP2010038998A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置,立ち上げ制御方法,プログラム,および記録媒体

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