JPH08186357A - プリント配線板及びその製造方法 - Google Patents
プリント配線板及びその製造方法Info
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- JPH08186357A JPH08186357A JP32838294A JP32838294A JPH08186357A JP H08186357 A JPH08186357 A JP H08186357A JP 32838294 A JP32838294 A JP 32838294A JP 32838294 A JP32838294 A JP 32838294A JP H08186357 A JPH08186357 A JP H08186357A
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- circuit pattern
- wiring circuit
- land portion
- printed wiring
- wiring board
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3431—Leadless components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H05K3/3452—Solder masks
Landscapes
- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランド部の形成を容易とし、ランド部の外形
形状の精度を向上させ、ランド部の欠損及びソルダーレ
ジストの欠損をなくして製造歩留りを向上する。 【構成】 絶縁層上にメッキ膜からなる配線回路パター
ン2を形成し、上記配線回路パターン2を含む絶縁層上
に、該配線回路パターン2のランド部形成部分2a,2
bの一部のみを露出させるような開口部3a,3bを有
するソルダーレジスト層3を形成し、ソルダーレジスト
層3の開口部3a,3bのみによって決められるランド
部4,5を形成する。なお、このとき、ランド部4,5
の外形形状がランド部形成部分2a,3aの外形形状よ
りも小さいことが好ましい。さらに、上記ランド部4,
5にICチップがバンプを介して接続されていても良
い。
形状の精度を向上させ、ランド部の欠損及びソルダーレ
ジストの欠損をなくして製造歩留りを向上する。 【構成】 絶縁層上にメッキ膜からなる配線回路パター
ン2を形成し、上記配線回路パターン2を含む絶縁層上
に、該配線回路パターン2のランド部形成部分2a,2
bの一部のみを露出させるような開口部3a,3bを有
するソルダーレジスト層3を形成し、ソルダーレジスト
層3の開口部3a,3bのみによって決められるランド
部4,5を形成する。なお、このとき、ランド部4,5
の外形形状がランド部形成部分2a,3aの外形形状よ
りも小さいことが好ましい。さらに、上記ランド部4,
5にICチップがバンプを介して接続されていても良
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板及びその
製造方法に関し、詳細にはICチップをフリップチップ
方式で実装する際に使用して好適なプリント配線板及び
その製造方法に関する。
製造方法に関し、詳細にはICチップをフリップチップ
方式で実装する際に使用して好適なプリント配線板及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種プリント配線板においては、面実装
技術の急速な発展により、高密度実装が進められてい
る。そこで、ICパッケージの小型化等が進められてい
るものの、現在以上の高密度実装化は難しい。これに対
し、近年においては、ICチップをICパッケージから
出して直接プリント配線板に実装する、いわゆるベア・
チップ実装が検討されている。
技術の急速な発展により、高密度実装が進められてい
る。そこで、ICパッケージの小型化等が進められてい
るものの、現在以上の高密度実装化は難しい。これに対
し、近年においては、ICチップをICパッケージから
出して直接プリント配線板に実装する、いわゆるベア・
チップ実装が検討されている。
【0003】そして、上記のベア・チップ実装を行う方
法としては、例えば、フリップチップ方式が挙げられ
る。上記フリップチップ方式は、ICチップの端子部上
にはんだにより形成される例えば半球状のはんだバンプ
を形成しておき、プリント配線板の配線回路パターンの
ランド部上にもはんだバンプを形成しておき、これらは
んだバンプを介してプリント配線板上にICチップを直
接搭載し、上記はんだバンプを溶融固化させることによ
りランド部と端子部間を電気的に接続し、配線回路パタ
ーンとICチップを電気的に接続してプリント配線板に
ICチップを実装するものである。
法としては、例えば、フリップチップ方式が挙げられ
る。上記フリップチップ方式は、ICチップの端子部上
にはんだにより形成される例えば半球状のはんだバンプ
を形成しておき、プリント配線板の配線回路パターンの
ランド部上にもはんだバンプを形成しておき、これらは
んだバンプを介してプリント配線板上にICチップを直
接搭載し、上記はんだバンプを溶融固化させることによ
りランド部と端子部間を電気的に接続し、配線回路パタ
ーンとICチップを電気的に接続してプリント配線板に
ICチップを実装するものである。
【0004】ところで、上記のようにフリップチップ方
式によりICチップを実装する場合には、プリント配線
板のランド部の外形形状を、通常50μm×130μm
(幅方向×長さ方向)程度の長方形とする。
式によりICチップを実装する場合には、プリント配線
板のランド部の外形形状を、通常50μm×130μm
(幅方向×長さ方向)程度の長方形とする。
【0005】上記ランド部を形成する場合、先ず、図9
及び図10に示すように、絶縁基板101上に配線回路
パターン102を形成する。このとき、上記配線回路パ
ターン102は、その端末部であり、ランド部となるラ
ンド部形成部分102a,102bの幅方向の長さ(ラ
イン)が50μmであり、図中Dで示す長さ方向の長さ
が130μm以上であり、隣接するランド部形成部分1
02a,102b間の隙間(スペース)が100μmで
あり、これらの比、ライン/スペースが50μm/10
0μmとなるように形成される。
及び図10に示すように、絶縁基板101上に配線回路
パターン102を形成する。このとき、上記配線回路パ
ターン102は、その端末部であり、ランド部となるラ
ンド部形成部分102a,102bの幅方向の長さ(ラ
イン)が50μmであり、図中Dで示す長さ方向の長さ
が130μm以上であり、隣接するランド部形成部分1
02a,102b間の隙間(スペース)が100μmで
あり、これらの比、ライン/スペースが50μm/10
0μmとなるように形成される。
【0006】そして、上記配線回路パターン102を含
む絶縁基板101上に、ランド部形成部分102a,1
02bの一部を露出させるような開口部103a,10
3bを有するソルダーレジスト層103を形成し、上記
開口部103a,103bより露出するランド部形成部
分102a,102bをランド部104,105とす
る。
む絶縁基板101上に、ランド部形成部分102a,1
02bの一部を露出させるような開口部103a,10
3bを有するソルダーレジスト層103を形成し、上記
開口部103a,103bより露出するランド部形成部
分102a,102bをランド部104,105とす
る。
【0007】このとき、上記ソルダーレジスト層103
の開口部103a,103bはランド部形成部分102
a,102bの長さ方向の長さが130μmであり、こ
れと直交する方向の長さが110μmの窓部として形成
され、隣接する開口部103a,103b間の隙間が4
0μmとなるように形成される。
の開口部103a,103bはランド部形成部分102
a,102bの長さ方向の長さが130μmであり、こ
れと直交する方向の長さが110μmの窓部として形成
され、隣接する開口部103a,103b間の隙間が4
0μmとなるように形成される。
【0008】従って、開口部103a,103bよりラ
ンド部形成部分102a,102bの一部のみを露出さ
せて、上記のような外形形状が50μm×130μm程
度の長方形のランド部104,105を形成するために
は、ランド部形成部分102a,102bと開口部10
3a,103bの幅方向の位置合わせ精度を±30μm
以下とする必要がある。上記位置合わせ精度が±30μ
mよりも悪いと、ソルダーレジスト層103がランド部
形成部分102a,102bの一部を覆ってしまい、ラ
ンド部104,105の幅方向の長さが小さくなってし
まう。
ンド部形成部分102a,102bの一部のみを露出さ
せて、上記のような外形形状が50μm×130μm程
度の長方形のランド部104,105を形成するために
は、ランド部形成部分102a,102bと開口部10
3a,103bの幅方向の位置合わせ精度を±30μm
以下とする必要がある。上記位置合わせ精度が±30μ
mよりも悪いと、ソルダーレジスト層103がランド部
形成部分102a,102bの一部を覆ってしまい、ラ
ンド部104,105の幅方向の長さが小さくなってし
まう。
【0009】しかしながら、上記のようにランド部形成
部分102a,102bと開口部103a,103bの
位置合わせ精度を±30μm以下とすることは非常に困
難であり、作業性,量産性が良好ではない。
部分102a,102bと開口部103a,103bの
位置合わせ精度を±30μm以下とすることは非常に困
難であり、作業性,量産性が良好ではない。
【0010】また、上記ランド部104,105を所定
形状に形成するためには、当然のことながら、配線回路
パターン102のランド部形成部分102a,102b
の形成精度やソルダーレジスト層103の開口部103
a,103bの形成精度も確保されなくてはならない。
形状に形成するためには、当然のことながら、配線回路
パターン102のランド部形成部分102a,102b
の形成精度やソルダーレジスト層103の開口部103
a,103bの形成精度も確保されなくてはならない。
【0011】上記配線回路パターン102の形成精度が
確保されないと、ランド部104,105の幅方向の長
さの精度が確保出来ず、ソルダーレジスト層103の形
成精度が確保されないと、ランド部104,105の長
さ方向の長さの精度が確保出来ず、ランド部104,1
05の面積の精度が確保されず、ICチップ実装時のは
んだバンプのテンプラ、ブリッジといったはんだ付け不
良が発生し易い。
確保されないと、ランド部104,105の幅方向の長
さの精度が確保出来ず、ソルダーレジスト層103の形
成精度が確保されないと、ランド部104,105の長
さ方向の長さの精度が確保出来ず、ランド部104,1
05の面積の精度が確保されず、ICチップ実装時のは
んだバンプのテンプラ、ブリッジといったはんだ付け不
良が発生し易い。
【0012】そこで、上記プリント配線板を製造する際
には、従来より使用されてきたサブトラクティブ法に代
わり、ビルドアップ法が使用されるようになってきてい
る。
には、従来より使用されてきたサブトラクティブ法に代
わり、ビルドアップ法が使用されるようになってきてい
る。
【0013】上記サブトラクティブ法は、絶縁基板上の
12μm又は18μm程度の厚さの銅箔上に厚さ25μ
m程度の銅メッキ膜を形成し、銅導体膜全体の厚さを4
0μm前後とした後、銅導体膜全体にエッチングを行っ
て配線回路パターンを形成するものである。この方法で
は、銅導体膜の厚さが40μmと厚いことから、配線回
路パターンのライン/スペースは100μm/100μ
mが限界で、前述のようなライン/スペースが50μm
/100μmの配線回路パターンを精度良好に形成する
ことはできず、フリップチップ方式に使用するプリント
配線板の製造には適さない。
12μm又は18μm程度の厚さの銅箔上に厚さ25μ
m程度の銅メッキ膜を形成し、銅導体膜全体の厚さを4
0μm前後とした後、銅導体膜全体にエッチングを行っ
て配線回路パターンを形成するものである。この方法で
は、銅導体膜の厚さが40μmと厚いことから、配線回
路パターンのライン/スペースは100μm/100μ
mが限界で、前述のようなライン/スペースが50μm
/100μmの配線回路パターンを精度良好に形成する
ことはできず、フリップチップ方式に使用するプリント
配線板の製造には適さない。
【0014】一方のビルドアップ法は、ファインパター
ン形成を目的に、絶縁基板上に直接メッキを行って銅メ
ッキ膜を形成し、これをエッチングして配線回路パター
ンを形成するものである。この方法では、メッキによる
銅メッキ膜厚を任意の厚さに出来、薄い膜厚の銅メッキ
膜も形成できるため、ファインパターンの形成が可能で
あり、ライン/スペースが50μm/100μmの配線
回路パターンも精度良好に形成でき、フリップチップ方
式に使用するプリント配線板を製造することが可能であ
る。
ン形成を目的に、絶縁基板上に直接メッキを行って銅メ
ッキ膜を形成し、これをエッチングして配線回路パター
ンを形成するものである。この方法では、メッキによる
銅メッキ膜厚を任意の厚さに出来、薄い膜厚の銅メッキ
膜も形成できるため、ファインパターンの形成が可能で
あり、ライン/スペースが50μm/100μmの配線
回路パターンも精度良好に形成でき、フリップチップ方
式に使用するプリント配線板を製造することが可能であ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ビ
ルドアップ法により製造されたプリント配線板において
は、配線回路パターンが銅メッキ膜により形成されるた
め、配線回路パターンと絶縁基板間の引き剥し強度が、
配線回路パターンが銅箔と銅メッキ膜により形成される
サブトラクティブ法に比べて弱く、特にランド部の欠損
等が発生する虞があり、製造歩留りが低下し易い。
ルドアップ法により製造されたプリント配線板において
は、配線回路パターンが銅メッキ膜により形成されるた
め、配線回路パターンと絶縁基板間の引き剥し強度が、
配線回路パターンが銅箔と銅メッキ膜により形成される
サブトラクティブ法に比べて弱く、特にランド部の欠損
等が発生する虞があり、製造歩留りが低下し易い。
【0016】また、上述のプリント配線板においては、
ソルダーレジスト層の隣接する開口部間の間隙を40μ
mとしており、上記間隙部が狭いことから該間隙部から
のソルダーレジスト層の欠損等が発生する虞もあり、製
造歩留りが低下する。
ソルダーレジスト層の隣接する開口部間の間隙を40μ
mとしており、上記間隙部が狭いことから該間隙部から
のソルダーレジスト層の欠損等が発生する虞もあり、製
造歩留りが低下する。
【0017】そこで本発明は、従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、ランド部の形成を容易とし、ランド
部の外形形状の精度を向上させて部品実装時のはんだ付
け不良を低減し、ランド部と絶縁基板の間の引き剥し強
度を向上させてランド部の欠損をなくし且つソルダーレ
ジストの欠損をなくして製造歩留りを向上するプリント
配線板及びその製造方法を提供することを目的とする。
されたものであり、ランド部の形成を容易とし、ランド
部の外形形状の精度を向上させて部品実装時のはんだ付
け不良を低減し、ランド部と絶縁基板の間の引き剥し強
度を向上させてランド部の欠損をなくし且つソルダーレ
ジストの欠損をなくして製造歩留りを向上するプリント
配線板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明は、絶縁層上にメッキ膜からなる配線回路パ
ターンが形成され、その配線回路パターンのランド部形
成部分の一部のみを露出させるような開口部を有するソ
ルダーレジスト層を、上記配線回路パターンを含む絶縁
層上に形成することによりランド部が形成されるプリン
ト配線板において、上記ランド部の外形形状がソルダー
レジスト層の開口部のみによって決められていることを
特徴とするものである。
めに本発明は、絶縁層上にメッキ膜からなる配線回路パ
ターンが形成され、その配線回路パターンのランド部形
成部分の一部のみを露出させるような開口部を有するソ
ルダーレジスト層を、上記配線回路パターンを含む絶縁
層上に形成することによりランド部が形成されるプリン
ト配線板において、上記ランド部の外形形状がソルダー
レジスト層の開口部のみによって決められていることを
特徴とするものである。
【0019】なお、本発明のプリント配線板において
は、ランド部の外形形状がランド部形成部分の外形形状
よりも小さいことが好ましい。
は、ランド部の外形形状がランド部形成部分の外形形状
よりも小さいことが好ましい。
【0020】さらに、本発明のプリント配線板において
は、ランド部にICチップがバンプを介して接続されて
いても良い。
は、ランド部にICチップがバンプを介して接続されて
いても良い。
【0021】そして、上記本発明のプリント配線板を製
造する方法としては、絶縁層上にメッキ膜を形成する工
程と、上記メッキ膜を所定の配線回路パターンに加工す
る工程と、上記配線回路パターンの端末部であるランド
部形成部分の一部のみをランド部として露出させるよう
な開口部を有するソルダーレジスト層を、上記配線回路
パターンを含む絶縁層上に形成する工程を有するものが
挙げられる。
造する方法としては、絶縁層上にメッキ膜を形成する工
程と、上記メッキ膜を所定の配線回路パターンに加工す
る工程と、上記配線回路パターンの端末部であるランド
部形成部分の一部のみをランド部として露出させるよう
な開口部を有するソルダーレジスト層を、上記配線回路
パターンを含む絶縁層上に形成する工程を有するものが
挙げられる。
【0022】なお、このとき、ランド部の外形形状がラ
ンド部形成部分の外形形状よりも小さいことが好まし
い。
ンド部形成部分の外形形状よりも小さいことが好まし
い。
【0023】
【作用】本発明においては、配線回路パターンのランド
部形成部分上に、上記ランド部形成部分の一部のみを露
呈させるような開口部を配するだけで、ランド部が形成
されるため、ランド部の形成が容易となる。
部形成部分上に、上記ランド部形成部分の一部のみを露
呈させるような開口部を配するだけで、ランド部が形成
されるため、ランド部の形成が容易となる。
【0024】また、ランド部の外形形状はソルダーレジ
スト層の開口部のみにより決められており、上記ランド
部の外形形状の精度はソルダーレジストの開口部の形成
精度のみにより決定されることとなり、上記外形形状の
精度が向上する。
スト層の開口部のみにより決められており、上記ランド
部の外形形状の精度はソルダーレジストの開口部の形成
精度のみにより決定されることとなり、上記外形形状の
精度が向上する。
【0025】さらに、外形形状が同一なランド部を本発
明の製造方法と従来の製造方法により形成した場合、配
線回路パターンのランド部形成部分の外形形状は、本発
明によるものの方が大きくなるため、本発明によるもの
においては配線回路パターンの引き剥し強度が向上し、
ランド部の欠損が防止される。
明の製造方法と従来の製造方法により形成した場合、配
線回路パターンのランド部形成部分の外形形状は、本発
明によるものの方が大きくなるため、本発明によるもの
においては配線回路パターンの引き剥し強度が向上し、
ランド部の欠損が防止される。
【0026】さらにまた、ソルダーレジスト層の隣接す
る開口部間の間隙も本発明によるものの方が大きくな
り、本発明によるものにおいては上記間隙部からのソル
ダーレジスト層の欠損も防止される。
る開口部間の間隙も本発明によるものの方が大きくな
り、本発明によるものにおいては上記間隙部からのソル
ダーレジスト層の欠損も防止される。
【0027】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
【0028】実施例 本実施例のプリント配線板は、図1及び図2に示すよう
に、絶縁基板1の一方の面上にその端末部にランド部と
なるランド部形成部分2a,2bを有する配線回路パタ
ーン2が形成されている。そして、上記配線回路パター
ン2を含む絶縁基板1上にランド部形成部分2a,2b
の一部のみを露出させるような開口部3a,3bを有す
るソルダーレジスト層3が形成されており、開口部3
a,3bより露出するランド部形成部分2a,2bがラ
ンド部4,5として機能するようになされている。な
お、図1においては上記ソルダーレジスト層3を斜線部
にて示す。また、絶縁基板1の反対側の面にも配線回路
パターンが形成され、その上にソルダーレジスト層が形
成されている。
に、絶縁基板1の一方の面上にその端末部にランド部と
なるランド部形成部分2a,2bを有する配線回路パタ
ーン2が形成されている。そして、上記配線回路パター
ン2を含む絶縁基板1上にランド部形成部分2a,2b
の一部のみを露出させるような開口部3a,3bを有す
るソルダーレジスト層3が形成されており、開口部3
a,3bより露出するランド部形成部分2a,2bがラ
ンド部4,5として機能するようになされている。な
お、図1においては上記ソルダーレジスト層3を斜線部
にて示す。また、絶縁基板1の反対側の面にも配線回路
パターンが形成され、その上にソルダーレジスト層が形
成されている。
【0029】さらに、上記ランド部4,5上には、図2
に示すように、はんだバンプ6,7を介してICチップ
8が直接搭載され、はんだバンプ6,7により配線回路
パターン2とICチップ8が電気的に接続されている。
に示すように、はんだバンプ6,7を介してICチップ
8が直接搭載され、はんだバンプ6,7により配線回路
パターン2とICチップ8が電気的に接続されている。
【0030】そして、本実施例のプリント配線板におい
ては、50μm×130μm(幅方向×長さ方向)であ
るランド部4,5を形成するが、このとき、ランド部形
成部分2a,2bの外形形状を幅方向の長さ(ライン)
が120μmであり、図中Lで示す長さ方向の長さが2
00μm以上となるようにし、隣接するランド部形成部
分2a,2b間の間隙(スペース)を30μmとし、こ
れらの比、ライン/スペースが120μm/30μmと
なるように配線回路パターン2を形成しており、この上
に開口部3a,3bの外形形状を長さ方向の長さが13
0μmであり、幅方向の長さが50μmとなるように
し、隣接する開口部3a,3b間の間隙(スペース)が
100μmとなるようにソルダーレジスト層3を形成し
ている。
ては、50μm×130μm(幅方向×長さ方向)であ
るランド部4,5を形成するが、このとき、ランド部形
成部分2a,2bの外形形状を幅方向の長さ(ライン)
が120μmであり、図中Lで示す長さ方向の長さが2
00μm以上となるようにし、隣接するランド部形成部
分2a,2b間の間隙(スペース)を30μmとし、こ
れらの比、ライン/スペースが120μm/30μmと
なるように配線回路パターン2を形成しており、この上
に開口部3a,3bの外形形状を長さ方向の長さが13
0μmであり、幅方向の長さが50μmとなるように
し、隣接する開口部3a,3b間の間隙(スペース)が
100μmとなるようにソルダーレジスト層3を形成し
ている。
【0031】従って、本実施例のプリント配線板におい
ては、比較的外形形状の大きいランド部形成部分2a,
2b上に比較的外形形状の小さい開口部3a,3bを配
することでランド部4,5が形成されることとなり、ラ
ンド部4,5の形成が容易となる。なお、このとき、幅
方向の位置合わせ精度が±35μm以下であればランド
部4,5は十分な精度で形成される。
ては、比較的外形形状の大きいランド部形成部分2a,
2b上に比較的外形形状の小さい開口部3a,3bを配
することでランド部4,5が形成されることとなり、ラ
ンド部4,5の形成が容易となる。なお、このとき、幅
方向の位置合わせ精度が±35μm以下であればランド
部4,5は十分な精度で形成される。
【0032】また、本実施例のプリント配線板において
は、ランド部4,5の外形形状はソルダーレジスト層3
の開口部3a,3bのみにより決められており、上記ラ
ンド部4,5の外形形状の精度はソルダーレジスト層3
の開口部3a,3bの形成精度のみにより決定されるこ
ととなり、上記外形形状の精度が向上する。
は、ランド部4,5の外形形状はソルダーレジスト層3
の開口部3a,3bのみにより決められており、上記ラ
ンド部4,5の外形形状の精度はソルダーレジスト層3
の開口部3a,3bの形成精度のみにより決定されるこ
ととなり、上記外形形状の精度が向上する。
【0033】次に、本実施例のプリント配線板の製造方
法について述べる。なお、本実施例においては、ビルド
アップ法を適用している。先ず、図3に示すような絶縁
基板11を用意する。本実施例においては、上記絶縁基
板11として、0.6mm厚で両面に厚さ18μmの銅
箔が形成される東芝ケミカル社製のガラスエポキシ銅張
積層板 TLC−W−551(商品名)の両面の銅箔を
エッチングにより全面除去したガラスエポキシ材を使用
した。なお、上記ガラスエポキシ銅張積層板の銅箔を部
分的に除去し、この除去した部分に後工程において配線
回路パターンを形成することももちろん可能である。
法について述べる。なお、本実施例においては、ビルド
アップ法を適用している。先ず、図3に示すような絶縁
基板11を用意する。本実施例においては、上記絶縁基
板11として、0.6mm厚で両面に厚さ18μmの銅
箔が形成される東芝ケミカル社製のガラスエポキシ銅張
積層板 TLC−W−551(商品名)の両面の銅箔を
エッチングにより全面除去したガラスエポキシ材を使用
した。なお、上記ガラスエポキシ銅張積層板の銅箔を部
分的に除去し、この除去した部分に後工程において配線
回路パターンを形成することももちろん可能である。
【0034】次に、図4に示すように、絶縁基板11の
両面にピール層12,13をそれぞれ形成する。上記ピ
ール層12,13は、後述の穴あけ工程の後、デスミア
処理により表面を粗化して、その上に形成するメッキ膜
との密着強度を向上させるために形成されるものであ
る。
両面にピール層12,13をそれぞれ形成する。上記ピ
ール層12,13は、後述の穴あけ工程の後、デスミア
処理により表面を粗化して、その上に形成するメッキ膜
との密着強度を向上させるために形成されるものであ
る。
【0035】本実施例においては、上記ピール層12,
13を以下のようにして形成した。先ず、太陽インキ社
製のBT−90(商品名)をインクとして用いてニュー
ロング社製印刷機 LS−50(機種名)により絶縁基
板11の両面に全面印刷した。その後、80℃×30分
の条件下で乾燥させ、オーク社製露光機 MHW−55
1(機種名)により500mJ/cm2 の露光量で露光
し、現像液として1%のNa2 CO3 水溶液を用いて1
00秒間の現像を2回繰り返し、オーブンで150℃×
60分の条件で加熱硬化して形成した。
13を以下のようにして形成した。先ず、太陽インキ社
製のBT−90(商品名)をインクとして用いてニュー
ロング社製印刷機 LS−50(機種名)により絶縁基
板11の両面に全面印刷した。その後、80℃×30分
の条件下で乾燥させ、オーク社製露光機 MHW−55
1(機種名)により500mJ/cm2 の露光量で露光
し、現像液として1%のNa2 CO3 水溶液を用いて1
00秒間の現像を2回繰り返し、オーブンで150℃×
60分の条件で加熱硬化して形成した。
【0036】次に、図5に示すように、上記両面にピー
ル層12,13の形成された絶縁基板11に貫通孔14
を形成する。本実施例においては、φ0.4mmのドリ
ルを用い、日立精工社製 I.H−MARK90J(機
種名)で穴あけを行い、φ0.4mmの貫通孔14を形
成した。
ル層12,13の形成された絶縁基板11に貫通孔14
を形成する。本実施例においては、φ0.4mmのドリ
ルを用い、日立精工社製 I.H−MARK90J(機
種名)で穴あけを行い、φ0.4mmの貫通孔14を形
成した。
【0037】次いで、上記ピール層12,13と絶縁基
板11に対して、後工程において形成されるメッキ膜と
の密着強度を向上させるためのデスミア処理を行う。な
お、本実施例においては、デスミア液として、一般的な
過マンガン酸カリ水溶液を用いた。
板11に対して、後工程において形成されるメッキ膜と
の密着強度を向上させるためのデスミア処理を行う。な
お、本実施例においては、デスミア液として、一般的な
過マンガン酸カリ水溶液を用いた。
【0038】上記デスミア処理を行う場合、処理の度合
いが強すぎても弱すぎても、メッキ膜との密着強度によ
って決まるピール強度(引き剥し強度)が確保できず、
最適な条件を選ぶ必要がある。例えば、デスミア処理が
弱いとピール層の表面が充分に粗化されず、表面に凹凸
が形成できず、メッキ膜との密着強度が向上せず、引き
剥し強度を確保できない。逆に、デスミア処理が強すぎ
ると残すべき凸部分も溶解されてしまい、結果的に表面
に凹凸が形成されず、メッキ膜との密着強度が向上せ
ず、引き剥し強度を確保できない。なお、本実施例にお
いては、メッキ膜とのピール強度が、1cm巾で100
0g程度となるようにデスミア処理を行った。
いが強すぎても弱すぎても、メッキ膜との密着強度によ
って決まるピール強度(引き剥し強度)が確保できず、
最適な条件を選ぶ必要がある。例えば、デスミア処理が
弱いとピール層の表面が充分に粗化されず、表面に凹凸
が形成できず、メッキ膜との密着強度が向上せず、引き
剥し強度を確保できない。逆に、デスミア処理が強すぎ
ると残すべき凸部分も溶解されてしまい、結果的に表面
に凹凸が形成されず、メッキ膜との密着強度が向上せ
ず、引き剥し強度を確保できない。なお、本実施例にお
いては、メッキ膜とのピール強度が、1cm巾で100
0g程度となるようにデスミア処理を行った。
【0039】次に、図6に示すように、貫通孔14の内
壁部を含む絶縁基板11の全面にわたって、銅よりなる
メッキ膜15を形成する。
壁部を含む絶縁基板11の全面にわたって、銅よりなる
メッキ膜15を形成する。
【0040】上記メッキ膜15の厚さは3〜50μmの
範囲とすることが好ましく、さらには5〜20μmの範
囲が最適である。メッキ膜15の厚さが薄すぎるとメッ
キが形成されない部分(メッキ未着)が発生し、逆に厚
すぎると次工程の配線回路パターン形成でファインパタ
ーンが形成できない。
範囲とすることが好ましく、さらには5〜20μmの範
囲が最適である。メッキ膜15の厚さが薄すぎるとメッ
キが形成されない部分(メッキ未着)が発生し、逆に厚
すぎると次工程の配線回路パターン形成でファインパタ
ーンが形成できない。
【0041】なお、本実施例においては、メッキ膜15
をパネルメッキ法により形成した。すなわち、化学メッ
キの後、電気メッキを行い、厚さ15μmの銅メッキ膜
を形成した。
をパネルメッキ法により形成した。すなわち、化学メッ
キの後、電気メッキを行い、厚さ15μmの銅メッキ膜
を形成した。
【0042】次に、上記メッキ膜15を加工して、図7
に示すように、絶縁基板11の両面に配線回路パターン
16,17をそれぞれ形成する。なお、ここでは、配線
回路パターン16のみを上述したようなランド部形成部
分16a,16bを有する配線回路パターンとする。
に示すように、絶縁基板11の両面に配線回路パターン
16,17をそれぞれ形成する。なお、ここでは、配線
回路パターン16のみを上述したようなランド部形成部
分16a,16bを有する配線回路パターンとする。
【0043】上記配線回路パターン16,17を形成す
る方法としては、通常、この種のプリント配線板を製造
する際に使用される形成方法を用いることができ、電着
レジスト法、ドライフィルム法、液状レジスト等を用い
たエッチングレジスト法等が挙げられる。なお、ファイ
ンパターン形成のためには、電着レジスト法が好まし
く、本実施例においてもこの方法で配線回路パターン1
6,17を形成した。
る方法としては、通常、この種のプリント配線板を製造
する際に使用される形成方法を用いることができ、電着
レジスト法、ドライフィルム法、液状レジスト等を用い
たエッチングレジスト法等が挙げられる。なお、ファイ
ンパターン形成のためには、電着レジスト法が好まし
く、本実施例においてもこの方法で配線回路パターン1
6,17を形成した。
【0044】すなわち、メッキ膜15上に、シプレイ社
製イーグルED−2100電着液を10μmの厚さで塗
布し、これを乾燥させた後、露光量200mJ/cm2
で露光し、現像し、エッチングし、剥離し、乾燥させて
配線回路パターン16,17を形成した。このとき、本
実施例はビルドアップ法を適用しているため、上述のよ
うなライン/スペースが120μm/30μmの配線回
路パターンの形成が十分可能である。
製イーグルED−2100電着液を10μmの厚さで塗
布し、これを乾燥させた後、露光量200mJ/cm2
で露光し、現像し、エッチングし、剥離し、乾燥させて
配線回路パターン16,17を形成した。このとき、本
実施例はビルドアップ法を適用しているため、上述のよ
うなライン/スペースが120μm/30μmの配線回
路パターンの形成が十分可能である。
【0045】次に、図8に示すように、配線回路パター
ン16,17を含む絶縁基板11の上にソルダーレジス
ト層18,19をそれぞれ形成する。なお、ここでは、
ランド部形成部分16a,16bを有する配線回路パタ
ーン16上に形成されるソルダーレジスト層18のみに
上述のようなランド部形成部分16a,16bの一部の
みを露出させるような開口部18a,18bを形成する
ものとした。
ン16,17を含む絶縁基板11の上にソルダーレジス
ト層18,19をそれぞれ形成する。なお、ここでは、
ランド部形成部分16a,16bを有する配線回路パタ
ーン16上に形成されるソルダーレジスト層18のみに
上述のようなランド部形成部分16a,16bの一部の
みを露出させるような開口部18a,18bを形成する
ものとした。
【0046】上記ソルダーレジスト層18,19は、ソ
ルダーレジストとして太陽インキ社製 PSR−400
0,Z−28(商品名)を使用して通常の写真法で形成
した。
ルダーレジストとして太陽インキ社製 PSR−400
0,Z−28(商品名)を使用して通常の写真法で形成
した。
【0047】すなわち、ニューロング社製の印刷機 L
S−50(機種名)を用いて上記ソルダーレジストを配
線回路パターン16,17を含む絶縁基板11上に全面
塗布し、ボックスオーブンを用いて80℃×30分の条
件下で乾燥させ、オーク社製露光機 HMW−551D
(機種名)にて露光量を400mJ/cm2 として露光
させ、現像液として1%のNa2 CO3 を使用して10
0秒間現像し、150℃×60分の条件でポストキュア
して形成した。
S−50(機種名)を用いて上記ソルダーレジストを配
線回路パターン16,17を含む絶縁基板11上に全面
塗布し、ボックスオーブンを用いて80℃×30分の条
件下で乾燥させ、オーク社製露光機 HMW−551D
(機種名)にて露光量を400mJ/cm2 として露光
させ、現像液として1%のNa2 CO3 を使用して10
0秒間現像し、150℃×60分の条件でポストキュア
して形成した。
【0048】その結果、開口部18a,18bより露出
するランド部形成部分16a,16bがランド部とな
る。このとき、上記ランド部は、比較的大きな外形形状
を有するランド部形成部分16a,16bに比較的小さ
な外形形状を有する開口部18a,18bを重ね合わせ
るだけで形成されるため、容易に形成される。
するランド部形成部分16a,16bがランド部とな
る。このとき、上記ランド部は、比較的大きな外形形状
を有するランド部形成部分16a,16bに比較的小さ
な外形形状を有する開口部18a,18bを重ね合わせ
るだけで形成されるため、容易に形成される。
【0049】また、ランド部の外形形状はソルダーレジ
スト層18の開口部18a,18bのみにより決められ
ており、上記ランド部の外形形状の精度は開口部18
a,18bの形成精度のみにより決定されることとな
り、上記外形形状の精度が向上する。
スト層18の開口部18a,18bのみにより決められ
ており、上記ランド部の外形形状の精度は開口部18
a,18bの形成精度のみにより決定されることとな
り、上記外形形状の精度が向上する。
【0050】そして、最後にはんだバンプを介してIC
チップを実装して本実施例のプリント配線板を得る。
チップを実装して本実施例のプリント配線板を得る。
【0051】比較例1 次に比較のために、従来のプリント配線板も用意した。
本比較例のプリント配線板は図9及び図10に示すよう
に、絶縁基板101の一方の面上にランド部となるラン
ド部形成部分102a,102bをその端末部に有する
配線回路パターン102が形成されている。そして、上
記配線回路パターン102を含む絶縁基板101上にラ
ンド部形成部分102a,102bの一部のみを露呈さ
せるような開口部103a,103bを有するソルダー
レジスト層103が形成されており、開口部103a,
103bより露出するランド部形成部分102a,10
2bがランド部104,105として機能するようにな
されている。なお、図9においては、上記ソルダーレジ
スト層103を斜線部にて示す。また、絶縁基板101
の反対側の面にも配線回路パターンが形成され、その上
にソルダーレジスト層が形成されている。
本比較例のプリント配線板は図9及び図10に示すよう
に、絶縁基板101の一方の面上にランド部となるラン
ド部形成部分102a,102bをその端末部に有する
配線回路パターン102が形成されている。そして、上
記配線回路パターン102を含む絶縁基板101上にラ
ンド部形成部分102a,102bの一部のみを露呈さ
せるような開口部103a,103bを有するソルダー
レジスト層103が形成されており、開口部103a,
103bより露出するランド部形成部分102a,10
2bがランド部104,105として機能するようにな
されている。なお、図9においては、上記ソルダーレジ
スト層103を斜線部にて示す。また、絶縁基板101
の反対側の面にも配線回路パターンが形成され、その上
にソルダーレジスト層が形成されている。
【0052】さらに、上記ランド部104,105上に
は、図10に示すように、はんだバンプ106,107
を介してICチップ108が直接搭載され、はんだバン
プ106,107により配線回路パターン102とIC
チップ108が電気的に接続されている。
は、図10に示すように、はんだバンプ106,107
を介してICチップ108が直接搭載され、はんだバン
プ106,107により配線回路パターン102とIC
チップ108が電気的に接続されている。
【0053】このとき、上記プリント配線板において
は、50μm×130μm(幅方向×長さ方向)である
ランド部104,105を形成するために、ランド部形
成部分102a,102bの幅方向の長さ(ライン)を
50μmとし、図中Dで示す長さ方向の長さを130μ
m以上とし、隣接するランド部形成部分102a,10
2b間の間隙(スペース)を100μmとし、これらの
比、ライン/スペースが50μm/100μmとなるよ
うに配線回路パターン102を形成し、この上に開口部
103a,103bの外形形状を長さ方向の長さが13
0μmであり、幅方向の長さが110μmとなるように
し、隣接する開口部103a,103b間の間隙(スペ
ース)が40μmとなるようにソルダーレジスト層10
3を形成している。なお、上記プリント配線板において
は、前述のように幅方向の位置合わせ精度が±30μm
以下とされることが望まれる。
は、50μm×130μm(幅方向×長さ方向)である
ランド部104,105を形成するために、ランド部形
成部分102a,102bの幅方向の長さ(ライン)を
50μmとし、図中Dで示す長さ方向の長さを130μ
m以上とし、隣接するランド部形成部分102a,10
2b間の間隙(スペース)を100μmとし、これらの
比、ライン/スペースが50μm/100μmとなるよ
うに配線回路パターン102を形成し、この上に開口部
103a,103bの外形形状を長さ方向の長さが13
0μmであり、幅方向の長さが110μmとなるように
し、隣接する開口部103a,103b間の間隙(スペ
ース)が40μmとなるようにソルダーレジスト層10
3を形成している。なお、上記プリント配線板において
は、前述のように幅方向の位置合わせ精度が±30μm
以下とされることが望まれる。
【0054】そして、本比較例においては、上記構造の
プリント配線板を実施例1で述べたビルドアップ法を適
用した製造方法に従って製造した。
プリント配線板を実施例1で述べたビルドアップ法を適
用した製造方法に従って製造した。
【0055】比較例2 また、比較のために、比較例1で述べた構造のプリント
配線板をサブトラクティブ法により製造したものを用意
し、比較例2とした。
配線板をサブトラクティブ法により製造したものを用意
し、比較例2とした。
【0056】本比較例のプリント配線板の製造方法を述
べる。先ず、図11に示すように絶縁基板111を用意
する。本実施例においては、上記絶縁基板111とし
て、0.6mm厚で両面に厚さ12μmの銅箔112,
113が形成される東芝ケミカル社製のガラスエポキシ
銅張積層板 TLC−W−551(商品名)を用いた。
べる。先ず、図11に示すように絶縁基板111を用意
する。本実施例においては、上記絶縁基板111とし
て、0.6mm厚で両面に厚さ12μmの銅箔112,
113が形成される東芝ケミカル社製のガラスエポキシ
銅張積層板 TLC−W−551(商品名)を用いた。
【0057】次に、図12に示すように、絶縁基板11
1に、実施例1で述べた方法と同様の方法でφ0.4m
mの貫通孔114を形成する。
1に、実施例1で述べた方法と同様の方法でφ0.4m
mの貫通孔114を形成する。
【0058】次いで、貫通孔114内壁面を含む絶縁基
板111の全面に実施例1で述べた方法と同様の方法で
パネルメッキを行い、厚さ15μmのメッキ膜を形成す
る。従って、図13に示すように、絶縁基板111の全
面に銅箔とメッキ膜よりなる銅導体膜115が形成され
ることとなる。ただしこのとき、上記銅導体膜115の
厚さは、銅箔112,113上にメッキ膜が形成された
部分においては27μmとなり、貫通孔114内におい
てはメッキ膜のみであるので15μmとなっている。
板111の全面に実施例1で述べた方法と同様の方法で
パネルメッキを行い、厚さ15μmのメッキ膜を形成す
る。従って、図13に示すように、絶縁基板111の全
面に銅箔とメッキ膜よりなる銅導体膜115が形成され
ることとなる。ただしこのとき、上記銅導体膜115の
厚さは、銅箔112,113上にメッキ膜が形成された
部分においては27μmとなり、貫通孔114内におい
てはメッキ膜のみであるので15μmとなっている。
【0059】次に、上記銅導体膜115を実施例1で述
べた方法と同様の方法でエッチングして、図14に示す
ように絶縁基板111の両面に配線回路パターン11
6,117をそれぞれ形成する。なお、ここでは、配線
回路パターン116のみを上述したようなランド部分形
成部分116a,116bを有する配線回路パターンと
する。
べた方法と同様の方法でエッチングして、図14に示す
ように絶縁基板111の両面に配線回路パターン11
6,117をそれぞれ形成する。なお、ここでは、配線
回路パターン116のみを上述したようなランド部分形
成部分116a,116bを有する配線回路パターンと
する。
【0060】さらに、図15に示すように、配線回路パ
ターン116,117の上に実施例1で述べた方法と同
様の方法でソルダーレジスト層118,119をそれぞ
れ形成する。なお、ここでは、ランド部形成部分116
a,116bを有する配線回路パターン116上に形成
されるソルダーレジスト層118のみに上述のようなラ
ンド部形成部分116a,116bの一部のみを露出さ
せるような開口部118a,118bを形成するものと
した。
ターン116,117の上に実施例1で述べた方法と同
様の方法でソルダーレジスト層118,119をそれぞ
れ形成する。なお、ここでは、ランド部形成部分116
a,116bを有する配線回路パターン116上に形成
されるソルダーレジスト層118のみに上述のようなラ
ンド部形成部分116a,116bの一部のみを露出さ
せるような開口部118a,118bを形成するものと
した。
【0061】そして、最後に実施例1と同様に、はんだ
バンプを介してICチップを実装して本実施例のプリン
ト配線板を得る。
バンプを介してICチップを実装して本実施例のプリン
ト配線板を得る。
【0062】上述の実施例と比較例1,2に要求される
要求精度を表1に示す。
要求精度を表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】表1を見てわかるように、これらにおいて
はランド部の外形形状が同一であるものの、配線回路パ
ターンのランド部形成部分のラインは、実施例の方が大
きく、外形形状も実施例の方が大きくなる。従って、実
施例においては、配線回路パターンの引き剥し強度が向
上し、ランド部の欠損が防止される。
はランド部の外形形状が同一であるものの、配線回路パ
ターンのランド部形成部分のラインは、実施例の方が大
きく、外形形状も実施例の方が大きくなる。従って、実
施例においては、配線回路パターンの引き剥し強度が向
上し、ランド部の欠損が防止される。
【0065】また、ソルダーレジスト層の隣接する開口
部間の間隙も実施例の方が大きくなり、実施例において
は、上記間隙部からのソルダーレジスト層の欠損も防止
される。
部間の間隙も実施例の方が大きくなり、実施例において
は、上記間隙部からのソルダーレジスト層の欠損も防止
される。
【0066】さらに、位置合わせ精度も実施例の方が大
きく、ランド部の形成が容易となっている。
きく、ランド部の形成が容易となっている。
【0067】次に、上記実施例,比較例1及び比較例2
のプリント配線板各100枚について、外観特性とラン
ド部精度特性を調査した。上記外観特性としては、各プ
リント配線板のランド部近傍における配線回路パターン
とソルダーレジスト層を顕微鏡により観察し、配線回路
パターン不良発生率とソルダーレジスト層不良発生率を
調査した。一方、ランド部精度特性としては、各プリン
ト配線板のランド部の寸法を測定し、面積換算して、形
成されるべきランド部の面積(50μm×130μm)
に対するばらつきを調査した。結果を表2に示す。
のプリント配線板各100枚について、外観特性とラン
ド部精度特性を調査した。上記外観特性としては、各プ
リント配線板のランド部近傍における配線回路パターン
とソルダーレジスト層を顕微鏡により観察し、配線回路
パターン不良発生率とソルダーレジスト層不良発生率を
調査した。一方、ランド部精度特性としては、各プリン
ト配線板のランド部の寸法を測定し、面積換算して、形
成されるべきランド部の面積(50μm×130μm)
に対するばらつきを調査した。結果を表2に示す。
【0068】
【表2】
【0069】表2を見てわかるように、実施例において
は、ランド部形成部分の面積を比較例1,2よりも大き
くとっていることから(実施例のランド部形成部分の面
積は比較例1,2の2.4倍)、ランド部の欠損が発生
していない。
は、ランド部形成部分の面積を比較例1,2よりも大き
くとっていることから(実施例のランド部形成部分の面
積は比較例1,2の2.4倍)、ランド部の欠損が発生
していない。
【0070】なお、実施例のようにビルドアップ法を適
用してプリント配線板を製造する場合、サブトラクティ
ブ法を適用して製造する場合に比べ、配線回路パターン
の引き剥し強度が低い傾向にあり、例えばビルドアップ
法によって形成された配線回路パターンのピール強度
(引き剥し強度)が1kg/cmであるとき、同じもの
をサブトラクティブ法により製造するとそのピール強度
(引き剥し強度)は2kg/cmとなる。従って、ビル
ドアップ法を適用する場合には、実施例のように配線回
路パターンの幅方向の長さを広くする必要がある。
用してプリント配線板を製造する場合、サブトラクティ
ブ法を適用して製造する場合に比べ、配線回路パターン
の引き剥し強度が低い傾向にあり、例えばビルドアップ
法によって形成された配線回路パターンのピール強度
(引き剥し強度)が1kg/cmであるとき、同じもの
をサブトラクティブ法により製造するとそのピール強度
(引き剥し強度)は2kg/cmとなる。従って、ビル
ドアップ法を適用する場合には、実施例のように配線回
路パターンの幅方向の長さを広くする必要がある。
【0071】また、表2を見てわかるように、実施例に
おいては、ソルダーレジスト層の隣接する開口部間の間
隙を比較例1,2よりも広くとっていることからソルダ
ーレジスト層の欠損が生じていない。
おいては、ソルダーレジスト層の隣接する開口部間の間
隙を比較例1,2よりも広くとっていることからソルダ
ーレジスト層の欠損が生じていない。
【0072】さらに、表2を見てわかるように、実施例
においては、ランド部の外形形状精度がソルダーレジス
ト層の開口部の形成精度のみにより決定されるため、ラ
ンド部精度特性が良好となっている。
においては、ランド部の外形形状精度がソルダーレジス
ト層の開口部の形成精度のみにより決定されるため、ラ
ンド部精度特性が良好となっている。
【0073】上述の実施例においては、絶縁基板の両面
に配線回路パターンの形成されている2層のプリント配
線板について述べたが、本発明が単層のプリント配線板
及び多層プリント配線板にも適用可能であることは言う
までもない。
に配線回路パターンの形成されている2層のプリント配
線板について述べたが、本発明が単層のプリント配線板
及び多層プリント配線板にも適用可能であることは言う
までもない。
【0074】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては、配線回路パターンのランド部形成部分上
に、上記ランド部形成部分の一部のみを露呈させるよう
な開口部を配するだけで、ランド部が形成されるため、
ランド部の形成が容易となる。
においては、配線回路パターンのランド部形成部分上
に、上記ランド部形成部分の一部のみを露呈させるよう
な開口部を配するだけで、ランド部が形成されるため、
ランド部の形成が容易となる。
【0075】また、ランド部の外形形状はソルダーレジ
スト層の開口部のみにより決められており、上記ランド
部の外形形状の精度はソルダーレジストの開口部の形成
精度のみにより決定されることとなり、上記外形形状の
精度が向上し、部品実装時のはんだ付け不良が低減す
る。
スト層の開口部のみにより決められており、上記ランド
部の外形形状の精度はソルダーレジストの開口部の形成
精度のみにより決定されることとなり、上記外形形状の
精度が向上し、部品実装時のはんだ付け不良が低減す
る。
【0076】さらに、外形形状が同一なランド部を本発
明の製造方法と従来の製造方法により形成した場合、配
線回路パターンのランド部形成部分の外形形状は、本発
明によるものの方が大きくなるため、本発明によるもの
においては、配線回路パターンの引き剥し強度が向上
し、ランド部の欠損が防止され、製造歩留りが向上す
る。
明の製造方法と従来の製造方法により形成した場合、配
線回路パターンのランド部形成部分の外形形状は、本発
明によるものの方が大きくなるため、本発明によるもの
においては、配線回路パターンの引き剥し強度が向上
し、ランド部の欠損が防止され、製造歩留りが向上す
る。
【0077】さらにまた、ソルダーレジスト層の隣接す
る開口部間の間隙も本発明によるものの方が大きくな
り、本発明によるものにおいては、上記間隙部からのソ
ルダーレジスト層の欠損も防止され、製造歩留りが向上
する。
る開口部間の間隙も本発明によるものの方が大きくな
り、本発明によるものにおいては、上記間隙部からのソ
ルダーレジスト層の欠損も防止され、製造歩留りが向上
する。
【図1】本発明を適用したプリント配線板を示す平面図
である。
である。
【図2】本発明を適用したプリント配線板を示す断面図
である。
である。
【図3】本発明を適用したプリント配線板の製造方法を
工程順に示すものであり、絶縁基板を用意する工程を示
す断面図である。
工程順に示すものであり、絶縁基板を用意する工程を示
す断面図である。
【図4】本発明を適用したプリント配線板の製造方法を
工程順に示すものであり、ピール層を形成する工程を示
す断面図である。
工程順に示すものであり、ピール層を形成する工程を示
す断面図である。
【図5】本発明を適用したプリント配線板の製造方法を
工程順に示すものであり、貫通孔を形成する工程を示す
断面図である。
工程順に示すものであり、貫通孔を形成する工程を示す
断面図である。
【図6】本発明を適用したプリント配線板の製造方法を
工程順に示すものであり、メッキ膜を形成する工程を示
す断面図である。
工程順に示すものであり、メッキ膜を形成する工程を示
す断面図である。
【図7】本発明を適用したプリント配線板の製造方法を
工程順に示すものであり、配線回路パターンを形成する
工程を示す断面図である。
工程順に示すものであり、配線回路パターンを形成する
工程を示す断面図である。
【図8】本発明を適用したプリント配線板の製造方法を
工程順に示すものであり、ソルダーレジスト層を形成す
る工程を示す断面図である。
工程順に示すものであり、ソルダーレジスト層を形成す
る工程を示す断面図である。
【図9】従来のプリント配線板を示す平面図である。
【図10】従来のプリント配線板を示す断面図である。
【図11】従来のプリント配線板の製造方法を工程順に
示すものであり、絶縁基板を用意する工程を示す断面図
である。
示すものであり、絶縁基板を用意する工程を示す断面図
である。
【図12】従来のプリント配線板の製造方法を工程順に
示すものであり、貫通孔を形成する工程を示す断面図で
ある。
示すものであり、貫通孔を形成する工程を示す断面図で
ある。
【図13】従来のプリント配線板の製造方法を工程順に
示すものであり、銅導体膜を形成する工程を示す断面図
である。
示すものであり、銅導体膜を形成する工程を示す断面図
である。
【図14】従来のプリント配線板の製造方法を工程順に
示すものであり、配線回路パターンを形成する工程を示
す断面図である。
示すものであり、配線回路パターンを形成する工程を示
す断面図である。
【図15】従来のプリント配線板の製造方法を工程順に
示すものであり、ソルダーレジスト層を形成する工程を
示す断面図である。
示すものであり、ソルダーレジスト層を形成する工程を
示す断面図である。
1,11・・・絶縁基板 2,16・・・配線回路パターン 2a,2b,16a,16b・・・ランド部分形成部分 3,18・・・ソルダーレジスト層 3a,3b,18a,18b・・・開口部 4,5・・・ランド部 15・・・メッキ膜
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁層上にメッキ膜からなる配線回路パ
ターンが形成され、その配線回路パターンのランド部形
成部分の一部のみを露出させるような開口部を有するソ
ルダーレジスト層を、上記配線回路パターンを含む絶縁
層上に形成することによりランド部が形成されるプリン
ト配線板において、 上記ランド部の外形形状がソルダーレジスト層の開口部
のみによって決められていることを特徴とするプリント
配線板。 - 【請求項2】 ランド部の外形形状がランド部形成部分
の外形形状よりも小さいことを特徴とする請求項1記載
のプリント配線板。 - 【請求項3】 ランド部にICチップがバンプを介して
接続されていることを特徴とする請求項1記載のプリン
ト配線板。 - 【請求項4】 絶縁層上にメッキ膜を形成する工程と、 上記メッキ膜を所定の配線回路パターンに加工する工程
と、 上記配線回路パターンの端末部であるランド部形成部分
の一部のみをランド部として露出させるような開口部を
有するソルダーレジスト層を、上記配線回路パターンを
含む絶縁層上に形成する工程を有するプリント配線板の
製造方法。 - 【請求項5】 ランド部の外形形状がランド部形成部分
の外形形状よりも小さいことを特徴とする請求項4記載
のプリント配線板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32838294A JPH08186357A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | プリント配線板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32838294A JPH08186357A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | プリント配線板及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186357A true JPH08186357A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18209627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32838294A Abandoned JPH08186357A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | プリント配線板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08186357A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002071819A1 (fr) * | 2001-03-07 | 2002-09-12 | Sony Corporation | Pastille de carte de circuit imprime, procede de fabrication de la carte de circuit imprime et procede de montage de ladite carte |
WO2015118951A1 (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-13 | 株式会社村田製作所 | 樹脂多層基板および部品モジュール |
JP2016530723A (ja) * | 2013-09-03 | 2016-09-29 | チザラ リヒトシステーメ ゲーエムベーハーZizala Lichtsysteme GmbH | 位置安定的はんだ付け方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32838294A patent/JPH08186357A/ja not_active Abandoned
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2015118951A1 (ja) * | 2014-02-07 | 2017-03-23 | 株式会社村田製作所 | 樹脂多層基板および部品モジュール |
US9936575B2 (en) | 2014-02-07 | 2018-04-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Resin multilayer substrate and component module |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050510 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20050711 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |