JPH08186281A - 太陽電池モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールおよびその製造方法

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JPH08186281A
JPH08186281A JP6338378A JP33837894A JPH08186281A JP H08186281 A JPH08186281 A JP H08186281A JP 6338378 A JP6338378 A JP 6338378A JP 33837894 A JP33837894 A JP 33837894A JP H08186281 A JPH08186281 A JP H08186281A
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池モジュールを高温接着で製造した場
合でも透明充填材や太陽電池の破損、変形を防止できる
太陽電池モジュールを提供すること。 【構成】 透明パネル11と裏板12との間に透明充填材13
を充填し、この充填材13内に太陽電池14を封入し、高温
接着で太陽電池モジュール10を形成する。裏板12は、熱
伝導率、透湿抵抗が高い可撓性部材あるいは分割された
複数の部材で形成する。接着時の加熱で裏板12が変形し
ても、裏板12が容易に変形できるため、透明充填材13や
太陽電池14に応力が加わらず、その破損や変形が防止さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の外壁等に設置さ
れる太陽電池モジュールおよびその製造方法に係り、特
に大型の太陽電池モジュールを製造する際に利用でき
る。
【0002】
【背景技術】近年、環境保護や省エネルギー化のため
に、住宅やビルなどの建物に太陽電池を設置するように
なった。ところで、太陽電池は、出力電圧、電流を必要
な値まで高めるため、および長期にわたってセルを保護
するために、通常パッケージングして太陽電池モジュー
ルとして構成されていた。
【0003】このような太陽電池モジュールとして、本
出願人は、太陽電池の受光面側にガラスなどの透明パネ
ルを配置し、その反受光面側に複数の太陽電池セルを直
列および並列に接続してEVA(エチレン−酢酸ビニル
共重合体)などの透明な充填材で封入し、さらにアルミ
押出形材で前記充填材を覆った方式の太陽電池モジュー
ルを提案している。このモジュールでは、ガラス板だけ
でなく、アルミ押出形材によっても強度が確保されるた
め、モジュールを大型化した際にもガラス板を厚くせず
にすみ、重量増加を抑えることができて容易に取り扱う
ことができるとともに、ガラス板を透過する光量を多く
できて発電効率を向上できるという利点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この太陽電
池モジュールを製造する場合には、ガラス板、EVA、
太陽電池、アルミ押出形材などの構成部材を、150度
程度の高温で接着する必要がある。しかしながら、アル
ミ押出形材は、平面板状に形成されて透明充填材の裏面
側全面に接着されるため、アルミ押出形材が接着時の加
熱や冷却によって反ったりすると、その反りが透明充填
材全面に伝わって充填材や太陽電池が破損したり、変形
するという問題があった。この問題はアルミ押出形材が
大型化するほど顕著であるため、従来のアルミ押出形材
を用いた場合には、太陽電池モジュールの大型化には限
度があった。
【0005】本発明の第1の目的は、太陽電池モジュー
ルを高温接着で製造する場合に、透明充填材や太陽電池
の破損、変形を防止することができる太陽電池モジュー
ルを提供することにある。本発明の第2の目的は、太陽
電池モジュールを大型化した際に、ガラス板などの透明
パネルを厚くせずに強度を確保できる太陽電池モジュー
ルを提供することにある。本発明の第3の目的は、高温
接着によって製造した場合でも透明充填材や太陽電池の
破損、変形を防止することができ、かつ強度も高くでき
て大型化できる太陽電池モジュールの製造方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明の太陽
電池モジュールは、前記第1の目的を達成するものであ
り、透明パネルと、裏板との間に透明充填材を充填し、
この透明充填材内に太陽電池を封入して形成される太陽
電池モジュールであって、前記裏板は熱伝導率および透
湿抵抗が高い可撓性部材、例えばアルミ製の薄板等で形
成されたことを特徴とする。
【0007】本発明の第2発明の太陽電池モジュール
は、前記第1の目的を達成するものであり、透明パネル
と、裏板との間に透明充填材を充填し、この透明充填材
内に太陽電池を封入して形成される太陽電池モジュール
であって、前記裏板は熱伝導率および透湿抵抗が高い部
材で構成され、かつ複数に分割されていることを特徴と
する。この際、分割された各裏板は、透湿抵抗が高い金
属や樹脂製のフィルム等で連結されていることが好まし
い。
【0008】本発明の第3発明の太陽電池モジュール
は、前記第2の目的を達成するものであり、前記第1ま
たは第2発明の太陽電池モジュールの裏板に、補強材を
接着して形成されたことを特徴とする。この補強材とし
ては、アルミ押出形材などの軽量でかつ熱電導率が高い
材質で構成されたものが好ましい。
【0009】本発明の第4発明である太陽電池モジュー
ルの製造方法は、前記第3の目的を達成するものであ
り、透明パネル、透明充填剤、太陽電池、透明充填剤お
よび裏板を順次積層して高温で圧着した後に、前記裏板
の裏面に補強材を常温において接着剤で接着することを
特徴とするものである。
【0010】
【作用】第1発明および第2発明においては、太陽電池
モジュールは、ガラス板などの透明パネルと、EVAな
どの透明充填材と、この透明充填材内に封入される太陽
電池と、裏板とを高温接着(ラミネート加工)すること
で形成される。この際、裏板は、可撓性部材や分割され
た部材で構成されているので、接着時の加熱によって熱
変形しても透明充填材や太陽電池側に加わる応力が小さ
くなり、透明充填材や太陽電池の破損や変形が防止され
る。
【0011】また、裏板は熱伝導率が高いため、太陽電
池モジュールに太陽光が照射することなどによって発生
する熱を透明充填材側から吸収して放熱でき、太陽電池
の温度上昇が抑えられ、発電効率の低下が防止される。
さらに、裏板は透湿抵抗が高いため、裏板側からの水分
の浸入が防止され、透明充填材や太陽電池の劣化が防止
される。
【0012】第3発明においては、前記第1又は第2発
明の太陽電池モジュールつまり透明パネル、透明充填
材、太陽電池、裏板で構成される太陽電池モジュールの
裏板に、補強材を接着しているので、モジュールの強度
が向上し、大型の太陽電池モジュールを構成する際に、
透明パネルを厚くして強度を向上させる必要がない。従
って、モジュールの重量増加が抑えられて取り扱いが容
易となり、かつ光の透過量軽減が防止されて発電効率が
向上する。
【0013】第4発明においては、透明パネルから裏板
までを高温で接着し、補強材は常温において接着剤で裏
板に接着しているので、補強材が熱によって変形するこ
とがなく、透明充填材や太陽電池の変形、破損も防止さ
れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜4には、本発明の第1実施例の太陽電池
モジュール10およびその製造工程が示されている。太
陽電池モジュール10は、図4に示すように、表面保護
用のガラス板などからなる透明パネル11と、アルミ薄
板等からなり裏面保護材となる裏板12と、これら透明
パネル11および裏板12間に充填されるEVA(エチ
レン−酢酸ビニル共重合体),PVB(ポリビニルブチ
ラール)等の接着力を有しかつ絶縁材ともなる透明樹脂
によって構成された透明充填材13と、この透明充填材
13内に封入される太陽電池(セル)14と、透明充填
材13の周囲に取り付けられて充填材13を外気から遮
断するブチルゴム、シリコーンゴム等からなるシール材
15と、裏板12の裏面側に接着されたアルミ押出形材
からなる補強材16とを備えて構成されている。
【0015】なお、太陽電池14としては、通常、アモ
ルファスシリコン太陽電池、単結晶シリコン太陽電池、
多結晶シリコン太陽電池等のシリコン太陽電池などが用
いられる。この太陽電池14は、1つの太陽電池モジュ
ール10において数枚〜数十枚設けられ、充填材13内
において直列および並列に接続されて所定の電圧、電流
を出力できるように構成されている。
【0016】このような太陽電池モジュール10を製造
するにあたっては、図1に示すように、透明パネル1
1、透明充填材13、太陽電池14、透明充填材13、
裏板12を積層した後、図2に示すように150℃に加
熱し、1気圧の圧力を加えてラミネート加工(高温接
着)を行い、第1段階の太陽電池モジュール10Aを形
成する。
【0017】次に、モジュール10Aが常温まで冷却さ
れた段階で、図3に示すように、裏板12に接着材17
を塗布して補強材16を接着する。そして、図4に示す
ように、封着用のシール材15を配置して透明充填材1
3の周囲をシールして太陽電池モジュール10を形成す
る。
【0018】このような本実施例によれば、透明パネル
11、透明充填材13、太陽電池14、裏板12からな
る第1段階の太陽電池モジュール10Aに、シール材1
5、補強材16を取り付けて太陽電池モジュール10を
構成したので、太陽電池モジュール10Aを製造する際
のみに高温接着を行い、シール材15や補強材16を取
り付ける際には常温で行うことができる。このため、補
強材16をアルミ押出形材で構成した場合でも、従来の
ように熱変形することがなく、透明充填材13や太陽電
池14の破損、変形を防止することができる。
【0019】また、高温接着で製造される第1段階の太
陽電池モジュール10Aは、裏板12がアルミ薄板等の
可撓性部材で構成されているため、高温によって熱変形
しても裏板12は容易に変形できるため、透明充填材1
3や太陽電池14に加わる応力が非常に小さくなり、そ
の破損、変形を防止することができる。
【0020】従って、太陽電池モジュール10にアルミ
押出形材からなる補強材16を設けても、透明充填材1
3や太陽電池14の破損、変形を防止して製造すること
ができる。また、補強材16によって太陽電池モジュー
ル10の強度を向上することができるため、太陽電池モ
ジュール10を大型化した場合でも、ガラス板などの透
明パネル11を厚くして強度を向上させる必要がなく、
太陽電池モジュール10の重量増加を抑えることができ
て輸送や取付時にも容易に取り扱うことができ、かつ透
明パネル11を透過する光量の減少も押さえることがで
きて発電効率を向上することができる。これにより、例
えば1500〜2000mm×100〜150mm程度の大
型の太陽電池モジュール10を構成することができる。
【0021】裏板12は、熱電導率の高いアルミ薄板等
で形成され、かつ裏板12に接着される補強材16も熱
伝導率の高いアルミ押出形材で構成されているので、太
陽電池14や透明充填材13に照射される太陽熱などの
熱エネルギーを裏板12を通して補強材16から放熱す
ることができ、太陽電池14の温度上昇を抑えることが
できて発電効率を向上することができる。
【0022】裏板12を透湿抵抗の高いアルミ薄板で構
成したので、透明充填材13への水分浸入を防止するこ
とができて充填材13および太陽電池14の劣化を防止
でき、太陽電池14の発電効率を長期間維持することが
できる。特に、裏板12は、第1段階の太陽電池モジュ
ール10Aが製造される際に取り付けられているので、
補強材16を取り付けるまでに多少時間があいても透明
充填材13への水分浸入を抑えることができ、太陽電池
14等の劣化を抑えることができる。このため、第1段
階の太陽電池モジュール10Aを製造した後に直ちに補
強材16を取り付ける作業を行わなくてもよいので、作
業工程の自由度が高くなり、作業性を向上することがで
きる。
【0023】さらに、補強材16を接着して太陽電池モ
ジュール10とした場合には、シール材15、補強材1
6によっても透明充填材13を外気から遮断することが
できるので、太陽電池モジュール10の水密性をより一
層向上することができる。これにより、透明充填材13
への水分浸入を確実に防止することができ、充填材1
3、太陽電池14の劣化をより一層防止することができ
る。
【0024】また、補強材16を設けることによって、
太陽電池モジュール10を大型化できるため、外壁など
に取り付ける際に取付個数を少なくできて現場での作業
性も向上することができ、工期も短縮することができ
る。
【0025】図5には、本発明の第2実施例が示されて
いる。なお、この実施例において前記第1実施例と同一
あるいは同様の構成部分には同一符号を付し、説明を省
略あるいは簡略する。第2実施例の太陽電池モジュール
10は、図5に示すように、裏板12として複数に分割
されたアルミ板12Aを耐熱性がありかつ透湿抵抗が高
いフィルム12Bで連結したものを用いている点で前記
第1実施例と異なり、その他の構成部材等は前記第1実
施例と同じである。
【0026】このような実施例においても、まず透明パ
ネル11、透明充填材13、太陽電池14、裏板12を
順次積層して高温接着して第1段階の太陽電池モジュー
ル10Aを形成した後、シール材15、補強材16を接
着材等を用いて取り付け、太陽電池モジュール10を2
段階に分けて製造する。
【0027】このような第2実施例によれば、前記第1
実施例と同じ作用、効果が得られるほか、太陽電池モジ
ュール10の裏板12を複数のアルミ板12Aに分割し
ているので、第1実施例の裏板12に比べて厚いアルミ
板を用いた場合でも、高温接着時に透明充填材13や太
陽電池14に加わる応力を小さくでき、その破損や変形
を防止することができる。この際、分割された裏板12
は各々が独立して配置されてもよいが、第2実施例のよ
うに透湿抵抗が高いフィルム12B等で連結されていれ
ば、充填材13への水分浸入を確実に防止できるととも
に、取り扱いも容易にできる利点がある。但し、分割さ
れた裏板12を独立して配置した場合でも、補強材16
や外枠21によって充填材13は外気から遮断されるた
め、太陽電池モジュール10Aの状態で長期間放置しな
ければ透明充填材13や太陽電池14が劣化する問題は
生じない。
【0028】なお、本発明は前記各実施例の構成に限ら
ない。例えば、裏板12は前記各実施例の材質に限ら
ず、ステンレスや鉄などの他の材質を用いてもよく、要
するに熱伝導率および透湿抵抗が高い可撓性部材や、可
撓性部材でなくても分割された部材で構成されていれば
よい。但し、耐久性、放熱性、価格などの面でアルミ製
の薄板等が好ましい。
【0029】また、補強材16も前記各実施例の材質に
限らず、ステンレスや鉄などの他の材質を用いてもよ
い。但し、耐久性、放熱性、価格などの面でアルミ押出
形材などのアルミ製のものが好ましい。また、超塑性ア
ルミ合金を用いれば、複雑な形状の補強材16であって
も容易に加工できる利点がある。さらに、補強材16の
形状も前記各実施例のものに限らず、モジュール10の
大きさなどに応じた強度と、裏板12を通して伝達され
る熱を放熱できる形状であればよい。
【0030】さらに、本発明の太陽電池モジュールは、
前記各実施例のように、補強材16までを含んで構成さ
れるものに限らず、透明パネル11、透明充填材13、
太陽電池14、裏板12からなる太陽電池モジュール1
0Aとしてもよい。このような太陽電池モジュール10
Aは、補強材16が設けられていないため、あまり大型
化することはできないが、用途によっては利用すること
ができる。なお、補強材16を用いない太陽電池モジュ
ール10Aでは、適宜シール材15を設けて透明充填材
13の側面部分をシールする必要がある。また、このよ
うな太陽電池モジュール10Aは、建物の外壁パネルな
どに直接取り付ける際などにも利用することができ、特
に各種建材等に組み込むタイプの太陽電池モジュールに
好適である。
【0031】さらに、本発明の太陽電池モジュール1
0、10Aは、建物の外壁に限らず、建物の屋根、自動
車等の様々な箇所に取り付けることができる。
【0032】
【発明の効果】このような本発明の第1および第2発明
によれば、太陽電池モジュールを高温接着で製造した際
に、裏板の変形によって透明充填材や太陽電池に加わる
応力が小さいため、透明充填材や太陽電池の破損、変形
を防止することができる。
【0033】また、本発明の第3発明によれば、補強材
を設けることで、太陽電池モジュールを大型化した際に
も、ガラス板などの透明パネルを厚くせずに強度を確保
できる。これにより、太陽電池モジュールの大型化が実
現でき、建物外壁等に取付ける際の取付個数が減少して
作業性を向上でき、施工期間も短縮できる。さらに、第
1および第2発明と同様に、透明充填材や太陽電池の破
損や変形を防止することができる。
【0034】また、本発明の第4発明によれば、高温接
着によって第1段階の太陽電池モジュールを製造した後
に、常温において補強材を接着しているので、透明充填
材や太陽電池の破損、変形を防止することができ、かつ
補強材で強度を向上できて大型の太陽電池モジュールを
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の製造工程の第1段階を示
す説明図である。
【図2】第1実施例の製造工程の第2段階を示す説明図
である。
【図3】第1実施例の製造工程の第3段階を示す説明図
である。
【図4】第1実施例の完成した太陽電池モジュールを示
す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の太陽電池モジュールを示
す断面図である。
【符号の説明】
10…太陽電池モジュール、11…透明パネル、12…
裏板、13…透明充填材、14…太陽電池、15…シー
ル材、16…補強材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東洋一 滋賀県蒲生郡蒲生町川合10−1 京セラ株 式会社滋賀工場内 (72)発明者 吉田 伸一郎 富山県黒部市三日市4020 (72)発明者 中田 信之 富山県黒部市堀切1300 (72)発明者 吉野 正浩 富山県黒部市天神新115

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明パネル(11)と、裏板(12)との間に透
    明充填材(13)を充填し、この透明充填材(13)内に太陽電
    池(14)を封入して形成される太陽電池モジュール(10)で
    あって、前記裏板(12)が熱伝導率および透湿抵抗が高い
    可撓性部材で形成されていることを特徴とする太陽電池
    モジュール。
  2. 【請求項2】 透明パネル(11)と、裏板(12)との間に透
    明充填材(13)を充填し、この透明充填材(13)内に太陽電
    池(14)を封入して形成される太陽電池モジュール(10)で
    あって、前記裏板(12)が熱伝導率および透湿抵抗が高い
    部材で構成され、かつ複数に分割されていることを特徴
    とする太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の太陽電池モジュー
    ル(10)の裏板(12)に、補強材(16)を接着して形成された
    ことを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】 透明パネル(11)、透明充填剤(13)、太陽
    電池(14)、透明充填剤(13)および裏板(12)を順次積層し
    て高温で圧着した後に、前記裏板(12)の裏面に補強材(1
    6)を常温で接着することを特徴とする太陽電池モジュー
    ルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004200519A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Kyocera Corp 太陽電池モジュール
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JP2015008175A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 トヨタ自動車株式会社 太陽電池搭載構造

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