JP2010141109A - 太陽電池モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワイヤボンディング方式により基板に接続された太陽電池素子を封止する太陽電池モジュールにおいて、ボンディング用のワイヤの変形を防止することが可能な太陽電池モジュールを実現する。
【解決手段】本発明の太陽電池モジュール100は、ボンディングワイヤ1がポッティング樹脂5で封止されていることにより、太陽電池素子2における基板3と反対側の表面22が露出されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤボンディング方式により基板に接続(実装)された太陽電池素子を封止して製造された、太陽電池モジュールおよびその製造方法に関するものである。
従来、ワイヤボンディング方式により基板に接続(実装)された太陽電池素子を封止するための技術としては、金型を用いてエポキシ樹脂を太陽電池素子に被覆して、封止を行う技術が知られている。
しかしながら、金型を用いた上記技術は、この金型が必要となるため、低コストでの実施が難しく、また、複数の太陽電池素子を一括して封止することができないため、大量生産に不適である。また、金型を用いた上記技術は、エポキシ樹脂を金型に注入した後、成型時におけるエポキシ樹脂の硬化収縮を利用して、エポキシ樹脂を金型から取り出すが、この取り出し後において、完成した太陽電池モジュールが湾曲するという問題が発生する。さらに、エポキシ樹脂をはじめとする金型成型に係る上記技術では、金型を145℃〜160℃程度の高温にまで加熱して成型を実施する必要があり、これに伴い、エポキシ樹脂と基板との線膨張係数の違いに起因する、いわゆるバイメタル現象が発生し、太陽電池モジュール全体の温度が常温に戻ると、太陽電池モジュールが湾曲するという問題が発生する。
そこで、近年、ワイヤボンディング方式により基板に接続された太陽電池素子を封止するための技術としては、EVA(Ethylene Vinyl Acetate:エチレン酢酸ビニル)シートと呼ばれる透明接着剤のシートを太陽電池素子に被覆して、ラミネート封止を行う技術が注目されている。
EVAシートは、一般的に、住宅向けの太陽電池モジュールにおける、太陽電池素子の封止用の部材として採用されている。このEVAシートを用いた上記技術は、金型が不要となるため、低コストでの実施が可能となり、また、1枚の大きなEVAシートを、複数の太陽電池素子に被覆して、複数の太陽電池素子を一括して封止することができるため、大量生産に好適である。さらに、EVAシートを用いた上記技術は、金型が不要であるため、上述した、金型を用いた技術において発生し得る、完成した太陽電池モジュールの湾曲についても、抑制することができる。
特開平3−71660号公報(1991年3月27日公開) 特開2008−251929号公報(2008年10月16日公開)
EVAシートを用いた上記技術では、ボンディングワイヤ211により太陽電池素子212を基板213に接続した後、ボンディングワイヤ211および太陽電池素子212にEVAシート214を被覆し、EVAシート214を約130℃にまで加熱することにより溶融させると共に加圧して、エチレン酢酸ビニルによるラミネート封止を行って、製品としての太陽電池モジュール210を製造する。ここで、EVAシート214を用いた上記技術では、ボンディングワイヤ211および太陽電池素子212にEVAシート214を載せたときに、ボンディングワイヤ211に対するEVAシート214の自重に伴う荷重が発生し、この荷重に起因して、ボンディングワイヤ211の変形が発生してしまう虞があるという問題が発生する(図11参照)。なお、以下では、ボンディングワイヤ(ワイヤ)の変形を「ワイヤ流れ」と称するものとする。
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたものであり、その目的は、ワイヤボンディング方式により基板に接続された太陽電池素子を封止する太陽電池モジュールにおいて、ワイヤ流れを防止することが可能な太陽電池モジュールを提供することにある。
本発明に係る太陽電池モジュールは、上記の問題を解決するために、太陽電池素子が、ワイヤにより、基板に接続された太陽電池モジュールであって、上記ワイヤが高粘度樹脂で封止されていることにより、上記太陽電池素子における上記基板と反対側の表面が露出されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、ワイヤが樹脂で封止されているため、この樹脂によりワイヤが固定(補強)され、これにより、ワイヤに対する荷重に起因して、ワイヤ流れが発生してしまう虞を低減することができる。従って、上記の構成によれば、ワイヤ流れを防止することが可能である。
ここで、特許文献1には、太陽電池モジュールでないが、ワイヤ流れを防止するために、少なくとも半導体チップのパッドとボンディングワイヤとの接続部分が補強用樹脂で覆われている半導体装置が開示されている。特許文献1に開示されている半導体装置では、例えばエポキシ系樹脂を加熱して液状にしただけの樹脂を、上記接続部分等に滴下して、補強用樹脂としている。こうした補強用樹脂を採用した場合、補強用樹脂は、半導体装置の半導体チップの表面、特に、半導体チップにおける基板と反対側の表面全体に濡れ広がる。実際、特許文献1に開示されている半導体装置はいずれも、補強用樹脂が、該表面全体に濡れ広がっている。
太陽電池素子が、ワイヤにより、基板に接続された太陽電池モジュールに、上記の特許文献1に係る補強用樹脂を同様に適用すると、濡れ広がった補強用樹脂が、太陽電池素子における基板と反対側の表面全体を覆ってしまうため、太陽電池素子への光は、補強用樹脂により遮られてしまう。これにより、太陽電池素子ひいては太陽電池モジュールでは、発電効率が大幅に低下してしまったり、最悪の場合、発電ができなくなってしまったりする虞がある。
そこで、本発明に係る太陽電池モジュールでは、ワイヤを封止して固定するための樹脂として、高粘度樹脂を採用した。この高粘度樹脂は、ワイヤを封止して固定するときに、太陽電池素子における基板と反対側の表面に濡れ広がることを抑制することができるため、該表面には高粘度樹脂に覆われることなく露出された部分を設けることができ、これにより、太陽電池素子への光が遮られてしまうことを抑制することができる。結果、本発明に係る太陽電池モジュールでは、発電効率が大幅に低下してしまったり、発電ができなくなってしまったりすることなく、ワイヤ流れを防止することが可能である。
従って、ワイヤが高粘度樹脂で封止されていることにより、太陽電池素子における基板と反対側の表面が露出された、本発明に係る太陽電池モジュールは、ワイヤボンディング方式により基板に接続された太陽電池素子を封止する太陽電池モジュールにおいて、ワイヤ流れを防止するのに好適な発明であると言うことができる。
なお具体的に、本発明に係る太陽電池モジュールは、上記高粘度樹脂の温度が25℃である場合、上記高粘度樹脂の粘度は、5Pa・s以上500Pa・s以下であるのが好ましい。なお、「Pa・s」は、SI単位系における、粘度を示す単位である「パスカル秒」である。
高粘度樹脂の温度が25℃であるときに、この高粘度樹脂の粘度が5Pa・s未満である場合には、高粘度樹脂が太陽電池素子に濡れ広がることにより、太陽電池素子における基板と反対側の表面全体を覆ってしまうため、太陽電池素子への光は、高粘度樹脂により遮られてしまう虞がある。これにより、太陽電池モジュールでは、太陽電池素子が得られる光エネルギーが大幅に低下してしまったり、最悪の場合、太陽電池素子が光エネルギーを得ることができなくなってしまったりしてしまう。結果、太陽電池素子ひいては太陽電池モジュールでは、発電効率が大幅に低下してしまったり、最悪の場合、発電ができなくなってしまったりする虞がある。また、この場合は、ワイヤが高粘度樹脂で封止されたときに、高粘度樹脂によるワイヤの固定強度が小さくなり、ワイヤに対する荷重に対する十分な強度が確保できず、ワイヤに該荷重が与えられたときにワイヤ流れが生じてしまう虞がある。
一方、高粘度樹脂の温度が25℃であるときに、この高粘度樹脂の粘度が500Pa・sを超える場合には、高粘度樹脂が非常に流動しにくくなるため、太陽電池素子とワイヤとの間隙への、高粘度樹脂の充填が不十分となることで隙間が形成されてしまい、完成した太陽電池モジュールの品質面および信頼性面が低下してしまう虞がある。
以上のことを考慮すると、上記高粘度樹脂の温度が25℃である場合、上記高粘度樹脂の粘度は、5Pa・s以上500Pa・s以下であるのが好ましい。
また、本発明に係る太陽電池モジュールは、上記高粘度樹脂および太陽電池素子に、透明接着剤からなる第1のシートが被覆されて得られたものであることを特徴としており、特に、上記第1のシートは、エチレン酢酸ビニルからなるシートであるのが好ましい。
そして、本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、上記の問題を解決するために、太陽電池素子が、ワイヤにより、基板に接続された太陽電池モジュールの製造方法であって、上記ワイヤを高粘度樹脂で封止することにより、上記太陽電池素子における上記基板と反対側の表面を露出させ、上記高粘度樹脂および太陽電池素子に、透明接着剤からなる第1のシートを被覆することを特徴としている。
上記の構成によれば、従来、高粘度樹脂および太陽電池素子の封止に際して必要となっていた、エポキシ樹脂被覆用の金型が不要となるため、低コストでの製造が可能となり、これに伴い、太陽電池モジュールを安価で提供することが可能となる。また、上記の構成によれば、1枚の大きな第1のシートを、複数の太陽電池素子に被覆して、一括してラミネート封止することにより、複数の太陽電池モジュールを一括して製造することが可能となるため、大量生産に好適な太陽電池モジュールを実現することができる。特に、第1のシートとして、安価なエチレン酢酸ビニルからなるEVAシートを使用した場合には、大きな低コスト化および太陽電池モジュールの低価格化の効果が期待できる。なお、第1のシートを太陽電池モジュールに被覆すると、ワイヤに対する第1のシートの自重に伴う荷重が発生するが、本発明に係る太陽電池モジュールでは、ワイヤが高粘度樹脂により固定されているため、ワイヤ流れを防止することが可能である。
ところで、第1のシートは透明接着剤からなるシートであるため、第1のシートに対して熱圧着を施した場合には、第1のシートが溶融したときに、第1のシートを構成していた透明接着剤が熱圧着を実施するための装置(例えば、ヒーター)に付着してしまう虞がある。
そこで、本発明に係る太陽電池モジュールは、上記第1のシートに、透明かつ所定の耐熱性を有する第2のシートが被覆されて得られたものであることを特徴としている。
また、本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、上記第1のシートに、透明かつ所定の耐熱性を有する第2のシートを被覆し、上記第2のシートを、上記基板に熱圧着することを特徴としている。
上記の構成によれば、所定の耐熱性、具体的に、上記装置による熱圧着時に与えられた熱に対する耐熱性を有する透明の第2のシートが、第1のシートにさらに被覆されているため、熱圧着時に与えられた熱により溶融して上記装置に付着してしまう心配のない、第2のシートに対して熱圧着を施すことができ、第1のシートが溶融したときに、透明接着剤が該装置に付着する問題を解決することができる。
また、本発明に係る太陽電池モジュールは、上記高粘度樹脂は、透明であることを特徴としている。
上記の構成によれば、高粘度樹脂が透明であるため、高粘度樹脂により太陽電池素子への光が遮られてしまうことを大幅に抑制することができる。
また、本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、上記の問題を解決するために、太陽電池素子が、ワイヤにより、基板に接続された太陽電池モジュールの製造方法であって、上記太陽電池素子に、上記基板から見た上記ワイヤの丈よりも、寸法が大きくなるような厚みを有しており、かつ、該ワイヤに被覆すべき部分が取り除かれている第1のシートであって、透明接着剤からなる第1のシートを被覆し、上記第1のシートに、透明かつ所定の耐熱性を有する第2のシートを被覆することを特徴としている。
上記の構成によれば、本来ワイヤに被覆すべき部分において、第1のシートが取り除かれるため、ワイヤに対する第1のシートの自重に伴う荷重を低減する、もしくは、該荷重自体をなくすことができる。これにより、本発明に係る太陽電池モジュールは、高粘度樹脂を取り除いた場合においても、ワイヤ流れを防止することが可能である。
また、上記の構成によれば、高粘度樹脂を省くことができるため、太陽電池素子への光の入射を妨げ得る部分がさらに小さくなり、太陽電池素子の発電効率をさらに向上させることができる。
但し、第1のシートの厚みが、基板から見たワイヤの丈よりも、その寸法が小さくなるような厚みである場合、第1のシートを被覆したときに、ワイヤは第1のシートに対して突出する。ワイヤが第1のシートに対して突出している場合に、第2のシートを被覆すると、ワイヤに対する第2のシートの自重に伴う荷重に起因して、ワイヤ流れが発生してしまう虞がある。ワイヤに対する第2のシートの自重に伴う荷重を発生させないため、第1のシートの厚みは、基板から見たワイヤの丈よりも、その寸法が大きくなるような厚みであることが必要である。
また、第1のシートにおいて、ワイヤに被覆すべきであった部分を取り除いた場合、上記第2のシートを、上記基板に熱圧着することにより、第1のシートが溶融したときに、透明接着剤が装置に付着する問題を解決することができる。
以上のとおり、本発明に係る太陽電池モジュールは、太陽電池素子が、ワイヤにより、基板に接続された太陽電池モジュールであって、上記ワイヤが高粘度樹脂で封止されていることにより、上記太陽電池素子における上記基板と反対側の表面が露出されている。
また、本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、太陽電池素子が、ワイヤにより、基板に接続された太陽電池モジュールの製造方法であって、上記ワイヤを高粘度樹脂で封止することにより、上記太陽電池素子における上記基板と反対側の表面を露出させ、上記高粘度樹脂および太陽電池素子に、透明接着剤からなる第1のシートを被覆する。
また、本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、太陽電池素子が、ワイヤにより、基板に接続された太陽電池モジュールの製造方法であって、上記太陽電池素子に、上記基板から見た上記ワイヤの丈よりも、寸法が大きくなるような厚みを有しており、かつ、該ワイヤに被覆すべき部分が取り除かれている第1のシートであって、透明接着剤からなる第1のシートを被覆し、上記第1のシートに、透明かつ所定の耐熱性を有する第2のシートを被覆する。
従って、ワイヤボンディング方式により基板に接続された太陽電池素子を封止する太陽電池モジュールにおいて、ワイヤ流れを防止することが可能であるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの構成を示す断面図である。
図1に示す太陽電池モジュール100は、ボンディングワイヤ(ワイヤ)1、太陽電池素子2、基板3、およびポッティング樹脂(高粘度樹脂)5を備える構成である。
ボンディングワイヤ1は、周知のワイヤボンディング方式により、基板3に太陽電池素子2を接続するための金属線である。ボンディングワイヤ1は、一端が表面電極21を介して太陽電池素子2に接続されており、他端が基板3の図示しない電極に接続されている。これにより、太陽電池素子2はボンディングワイヤ1により基板3に実装されており、かつ、太陽電池素子2と基板3とはボンディングワイヤ1により電気的に接続されている。ボンディングワイヤ1を構成する材料としては、例えば、金、銅、アルミニウムが挙げられる。
太陽電池素子2は、太陽光をはじめとする光が入射されると、この光から得られた光エネルギーを光電変換により電気エネルギーに変換することにより、入射された光に応じた発電(いわゆる、太陽光発電)が可能な半導体素子であり、ソーラーセル、または、単に、セル、とも称される。具体的に、太陽電池素子2は、図示しない電子が光エネルギーを吸収し、光起電力効果により、該光エネルギーを電気エネルギーに変換している。なお、太陽電池素子2としては、例えば、単結晶シリコンまたは多結晶シリコンに代表される、シリコン半導体が使用されるが、これに限定されず、周知の太陽電池素子を使用することが可能である。
基板3は、太陽電池素子2が実装される基板であり、例えば、ガラス基板、ガラスエポキシ基板、さらには、ポリイミドまたはポリビニルからなる基板が挙げられる。基板3の厚みは、特に限定されないが、所定の強度および重量を有する必要があることを考慮すると、例えばガラス基板の場合、0.1mm〜30mm程度であればよい。基板3はさらに、複数の材料からなるものであっても構わないし、その表面に、例えば、金属膜、透明導電膜、または絶縁膜が形成されたものであってもよい。但し、基板3は、製品としての太陽電池モジュール150(図5参照)を製造する工程において、ヒーター7(図4参照)が押し当てられることにより、直接熱圧着が施されるため、ある程度、例えば、200℃程度の耐熱性を有するのが好ましい。
なお、図示をしていないが、太陽電池素子2と基板3との間には、裏面電極がさらに設けられており、この裏面電極により、太陽電池素子2と基板3とが電気的に接続されている。
ポッティング樹脂5は、ポッティング(樹脂盛り)加工に好適に用いられる樹脂であり、例えば、エポキシ樹脂が挙げられる。ポッティング樹脂5は、ボンディングワイヤ1の略全体を覆うようにボンディングワイヤ1に被覆されており、これにより、少なくともボンディングワイヤ1を選択的に封止している。つまり、ポッティング樹脂5は、太陽電池モジュール100において、ボンディングワイヤ1の略全体に部分封止するものである。そして、この封止により、ボンディングワイヤ1は、ポッティング樹脂5により固定(補強)されている。ボンディングワイヤ1は、ポッティング樹脂5により固定されているため、ボンディングワイヤ1自身に対する荷重に起因して、ワイヤ流れが発生してしまう虞を低減することができる。従って、上記の構成によれば、ボンディングワイヤ1におけるワイヤ流れを防止することが可能である。
ここで、ポッティング樹脂5としては、ポッティング樹脂5の温度が25℃である場合、例えばその粘度が5Pa・s以上500Pa・s以下である、いわゆる高粘度樹脂が使用されている。ここからは、ポッティング樹脂5として高粘度樹脂が使用されている理由について、以下に説明する。
太陽電池モジュール100において、ポッティング樹脂5として、例えば粘度が5Pa・s未満(但し、樹脂の温度が25℃である場合)の、いわゆる低粘度樹脂を使用すると、ポッティング樹脂5は、太陽電池素子2における基板3と反対側の表面(図1における紙面上方の太陽電池素子2の端面)である、表面22全体に濡れ広がることにより、表面22全体を覆ってしまう。これにより、太陽電池素子2への光は、ポッティング樹脂5により遮られてしまうため、太陽電池素子2が得られる光エネルギーが大幅に低下してしまったり、最悪の場合、太陽電池素子2が光エネルギーを得ることができなくなってしまったりしてしまう。結果、太陽電池素子2ひいては太陽電池モジュール100では、発電効率が大幅に低下してしまったり、最悪の場合、発電ができなくなってしまったりする虞がある。
ここで、太陽電池モジュール100において、ポッティング樹脂5として、低粘度樹脂を使用し、かつ、ポッティング樹脂5の表面22全体への濡れ広がりを回避するための技術としては、表面22に、例えば銀ペーストにより、ポッティング樹脂5の流動をせき止めるための図示しない突起(突起電極)を形成する技術が考えられる。しかしながら、この技術を適用した場合には、形成した突起が表面22を覆ってしまい、太陽電池素子2への光が該突起により遮られてしまうため、太陽電池素子2が得られる光エネルギー(発電効率)が大幅に低下してしまったり、最悪の場合、太陽電池素子2が光エネルギーを得ること(発電)ができなくなってしまったりする虞がある。
一方、太陽電池モジュール100において、ポッティング樹脂5として、高粘度樹脂を使用すると、高粘度樹脂の粘度にもよるが、ポッティング樹脂5は、表面22全体に濡れ広がることを抑制することができ、所望の表面22部分に選択的に設けることが可能となるという利点を有することとなる。太陽電池モジュール100では、高粘度樹脂であるポッティング樹脂5の該利点を活用して、ポッティング樹脂5を、ボンディングワイヤ1を選択的に封止するように設けている。これにより、表面22全体には、ポッティング樹脂5に覆われることなく露出された部分を充分広く設けることができ、これにより、太陽電池素子2への光が遮られてしまうことを抑制することができる。結果、太陽電池モジュール100では、発電効率が大幅に低下してしまったり、発電ができなくなってしまったりすることなく、ボンディングワイヤ1におけるワイヤ流れを防止することが可能である。
従って、ボンディングワイヤ1が高粘度樹脂であるポッティング樹脂5で封止されていることにより、太陽電池素子2における基板3と反対側の表面22が露出された、太陽電池モジュール100は、ワイヤボンディング方式により基板に接続された太陽電池素子を封止する太陽電池モジュールにおいて、ワイヤ流れを防止するのに好適な発明であると言うことができる。
また、後に詳述するが、高粘度樹脂であるポッティング樹脂5は、太陽電池モジュール150(図5参照)を製造する工程において、熱圧着を行うときに、太陽電池モジュールに過度の圧力が与えられることを抑制する機能、さらには、該太陽電池モジュールの冷熱サイクルに依存して発生する圧力から、ボンディングワイヤ1を保護する機能を有している。
なお、ポッティング樹脂5は、図1に示すとおり、ボンディングワイヤ1の近傍をさらに封止してもよく、この場合、ボンディングワイヤ1の固定はさらに強固に行うことが可能である。但し、ポッティング樹脂5により、ボンディングワイヤ1の近傍をさらに封止するに際し、ポッティング樹脂5が太陽電池素子2の表面22に被覆されていると、被覆されている部分が広いほど、太陽電池素子2への光がポッティング樹脂5により遮られ、太陽電池素子2における発電効率が低下してしまう。この点に注意さえ払えば、ポッティング樹脂5は、ボンディングワイヤ1の略全体を覆う構成であれば、その被覆されている部分について特に限定されない。
さらに、ポッティング樹脂5の温度が25℃である場合、ポッティング樹脂5は、例えばその粘度を5Pa・s以上500Pa・s以下とするのが好ましい。
ポッティング樹脂5の温度が25℃であるときに、このポッティング樹脂5の粘度が5Pa・s未満である場合には、ポッティング樹脂5が太陽電池素子2に濡れ広がることにより、太陽電池素子2における基板3と反対側の表面22全体を覆ってしまうため、太陽電池素子2への光は、ポッティング樹脂5により遮られてしまう。これにより、太陽電池モジュール100では、太陽電池素子2が得られる光エネルギーが大幅に低下してしまったり、最悪の場合、太陽電池素子2が光エネルギーを得ることができなくなってしまったりしてしまう。結果、太陽電池素子2ひいては太陽電池モジュール100では、発電効率が大幅に低下してしまったり、最悪の場合、発電ができなくなってしまったりする虞がある。また、この場合は、ボンディングワイヤ1がポッティング樹脂5で封止されたときに、ポッティング樹脂5によるボンディングワイヤ1の固定強度が小さくなり、ボンディングワイヤ1に対する荷重に対する十分な強度が確保できず、ボンディングワイヤ1におけるワイヤ流れが発生してしまう虞がある。
反対に、ポッティング樹脂5の温度が25℃であるときに、このポッティング樹脂5の粘度が500Pa・sを超える場合には、ポッティング樹脂5が非常に濡れ広がりにくくなり、太陽電池素子2とボンディングワイヤ1との間隙への、ポッティング樹脂5の充填が不十分となることで隙間が形成されてしまう虞があるため、太陽電池モジュール150(図5参照)の品質面および信頼性面が低下してしまう虞がある。
以上のことを考慮すると、ポッティング樹脂5の温度が25℃である場合、ポッティング樹脂5の粘度は、5Pa・s以上500Pa・s以下であるのが好ましい。
また、ポッティング樹脂5は、透明な高粘度樹脂が使用されているのが好ましい。ポッティング樹脂5が透明である場合、光がポッティング樹脂5を介して太陽電池素子2に入射するため、ポッティング樹脂5により太陽電池素子2への光が遮られてしまうことを大幅に抑制することができる。
但し、ポッティング樹脂5が透明である場合、太陽電池素子2は、ポッティング樹脂5に覆われている部分においても発電が可能である構成となるため、表面22が露出された部分が小さい、または、表面22が露出された部分が存在しない構成であってもよい。すなわち、この場合、太陽電池モジュール100は、露出された太陽電池素子2の表面22に、透明のポッティング樹脂5が被覆されていてもよい。これにより、ポッティング樹脂5により封止されている部分を広大化させることができるため、ポッティング樹脂5によるボンディングワイヤ1の固定をより強固に実施することができ、ワイヤ流れの防止効果を大きくすることができる。この場合、表面22が露出された部分を設ける必要がないことから、ポッティング樹脂5が高粘度樹脂であることは必須でない。
ここからは、本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法として、図1に示す太陽電池モジュール100から、太陽電池モジュール150(図5参照)を製造する各製造工程について、図2〜図5を参照して説明する。
まず、図2に示す製造工程では、ボンディングワイヤ1を用いた周知のワイヤボンディング方式により、太陽電池素子2を基板3に接続する。つまり、図2に示す製造工程では、図1に示す太陽電池モジュール100を製造する前段階として、ボンディングワイヤ1の一端を、表面電極21を介して太陽電池素子2に接続し、ボンディングワイヤ1の他端を、基板3の図示しない電極に接続する。
続いては、例えば、周知のポッティング加工により、ボンディングワイヤ1にポッティング樹脂5を被覆し、ポッティング樹脂5によりボンディングワイヤ1を封止することにより、太陽電池素子2の表面22を露出させて、太陽電池モジュール100を製造する(図1参照)。
続いて、図3に示す製造工程では、太陽電池モジュール100(図1参照)において、ボンディングワイヤ1を封止しているポッティング樹脂5、および、太陽電池素子2に、EVAシート(第1のシート)4を被覆する。
ボンディングワイヤ1を封止しているポッティング樹脂5、および、太陽電池素子2を、EVAシート4によりラミネート封止する場合は、従来、封止に際して必要となっていた、エポキシ樹脂被覆用の金型が不要となるため、低コストでの製造が可能となり、これに伴い、太陽電池モジュール150(図5参照)を安価で提供することが可能となる。また、この場合は、1枚のEVAシート4を、図示しない太陽電池素子2以外の太陽電池素子にまとめて被覆して、一括してラミネート封止することにより、複数の太陽電池モジュール150を一括して製造することが可能となるため、大量生産に好適である。特に、ラミネート封止に際して、安価なエチレン酢酸ビニルからなるEVAシート4を使用した場合には、大きな低コスト化および太陽電池モジュール150の低価格化の効果が期待できる。また、EVAシート4は、金型を用いる従来技術において封止に使用されていたエポキシ樹脂に比べ、低弾性かつ非常に柔軟であり、後述に示すラミネート時の温度も低いため、湾曲が非常に少ない太陽電池モジュール150を実現することができる。
ここで、EVAシート4を太陽電池モジュール100(図1参照)に被覆すると、ボンディングワイヤ1に対するEVAシート4の自重に伴う荷重が発生するが、ボンディングワイヤ1はポッティング樹脂5により固定されているため、ボンディングワイヤ1におけるワイヤ流れを防止することが可能である。
ところで、EVAシート4は、低弾性かつ非常に柔軟である。このため、太陽電池モジュール150(図5参照)に対して、例えば、−30℃程度への冷却と100℃程度への加熱とを繰り返す冷熱サイクルを実施した場合、EVAシート4は大幅に伸長することとなる。EVAシート4が大幅に伸長すると、ボンディングワイヤ1に予期せぬ大きな圧力が発生し、この圧力に起因して、ボンディングワイヤ1が破断してしまう虞がある。しかしながら、ボンディングワイヤ1は、ポッティング樹脂5で封止されて固定されているため、このボンディングワイヤ1の破断の発生を抑制することができる。つまり、ポッティング樹脂5によりボンディングワイヤ1を封止することは、冷熱サイクルにおいて、ボンディングワイヤ1を保護する機能を有している。特に、ポッティング樹脂5は、低い線膨張率かつ高い弾性率を有していると、冷熱サイクルに対する、ポッティング樹脂5によるボンディングワイヤ1の保護効果がさらに向上する。
なお、EVAシート4は、透明接着剤からなるシート、例えば、PBT(Polybutylene terephthalate:ポリブチレンテレフタレート)、アクリル系の材料、シリコーン系の材料からなるシートに置換されてもよい。
さらに、図3に示す製造工程では、EVAシート4に、PET(Polyethylene Terephthalate:ポリエチレンテレフタレート)からなるPETシート(第2のシート)6を被覆する。
PETシート6は、透明であり、かつ所定の耐熱性、具体的に、ヒーター7(図4参照)による熱圧着時に、PETシート6自身に与えられた熱に対する耐熱性(換言すれば、200℃程度の耐熱性)を有するシートであり、例えば、ポリエチレンからなるシートに置換されてもよい。PETシート6の機能については、後述する。
続いて、図4に示す製造工程では、熱圧着を実施するための、熱プレス用のヒーター7を用いて、EVAシート4を約130℃にまで加熱することにより溶融させると共に、PETシート6を基板3に加圧して熱圧着を行い、エチレン酢酸ビニル4´(図5参照)およびPETシート6によるラミネート封止を行う。
EVAシート4は透明接着剤であるエチレン酢酸ビニルからなるシートであるため、EVAシート4に対して熱圧着を施して、EVAシート4が溶融したときには、透明接着剤であるエチレン酢酸ビニル4´(図5参照)がヒーター7に付着してしまう虞がある。PETシート6は、エチレン酢酸ビニル4´のヒーター7への付着を回避するために、EVAシート4に被覆されるものである。
PETシート6が、EVAシート4にさらに被覆されているため、熱圧着時に与えられた熱により溶融してヒーター7に付着してしまう心配のない、PETシート6に対して熱圧着を施すことができ、EVAシート4が溶融したときに、エチレン酢酸ビニル4´(図5参照)がヒーター7に付着する問題を解決することができる。
また、図4に示す製造工程に係る太陽電池モジュールでは、熱圧着に際して、例えば熱圧着時におけるヒーター7からの荷重が過度に大きいことにより、ヒーター7から過度の圧力が与えられると、EVAシート4が溶融したときに、エチレン酢酸ビニル4´(図5参照)が基板3上の広範囲に広がる。広がったエチレン酢酸ビニル4´は、ボンディングワイヤ1に対して圧力を与え、この圧力に起因して、ボンディングワイヤ1には、ワイヤ流れが発生してしまう虞がある。ここで、高粘度樹脂であるポッティング樹脂5によりボンディングワイヤ1を封止して固定した場合には、ポッティング樹脂5がヒーター7の基板3方向への進行を制限することにより、熱圧着時におけるヒーター7からの荷重が過度に大きくなりヒーター7から過度の圧力が与えられることを防止することができる。さらに、高粘度樹脂であるポッティング樹脂5の各々は、基板3から見た丈を均一にすることにより、ヒーター7を基板3に対して水平となるように保持することができ、これにより、太陽電池モジュール150の厚みを均一化させることが可能となる。
ラミネート封止完了後の太陽電池モジュールは、図5に示す、製品としての太陽電池モジュール150となる。EVAシート4は、溶融してエチレン酢酸ビニル4´となっており、このエチレン酢酸ビニル4´は、基板3とPETシート6との間隙に充填されており、接着剤として機能する。そして、ボンディングワイヤ1を封止しているポッティング樹脂5、および、太陽電池素子2は、このエチレン酢酸ビニル4´により封止されている。
なお、高粘度樹脂としてのポッティング樹脂5は、例えば、エポキシ樹脂であると上述したが、このエポキシ樹脂は、特に、本発明に係る太陽電池モジュールを、例えば、液晶表示装置を有する電子機器に適用する場合、該液晶表示装置の駆動装置の封止樹脂に使用されているものを流用することが可能である。
図6は、本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの構成を示す断面図である。
図6に示す太陽電池モジュール160は、図5に示す太陽電池モジュール150に対して、ポッティング樹脂5が取り除かれている。
また、図7に示すとおり、エチレン酢酸ビニル4´からなるEVAシート40は、EVAシート4(図5参照)に対して、本来ボンディングワイヤ1に被覆されるべきであった部分が取り除かれている。すなわち、EVAシート40は、EVAシート4を太陽電池素子2等に被覆(図3参照)したときに基板3から見てボンディングワイヤ1の上方に位置する、EVAシート4部分を、予め取り除いた構成である。
なお、EVAシート40は、基板3から見たボンディングワイヤ1の丈、換言すれば、基板3の太陽電池素子2側の表面を基準とした該表面に垂直な方向におけるボンディングワイヤ1の丈よりも、その寸法が大きくなるような厚みとなっている。このため、EVAシート40を太陽電池素子2等に被覆した場合、EVAシート40の上端部分は、ボンディングワイヤ1の上端部分よりも上方に位置することとなる。EVAシート40の厚みは、規格により0.1mm〜1.0mmの範囲に規定されているため、任意にその厚みを変更することができない場合がある。EVAシート40の厚みを変更することが困難である場合は、基板3から見たボンディングワイヤ1の丈を低背化することにより、EVAシート40の厚みを、基板3から見たボンディングワイヤ1の丈よりも、その寸法が大きくなるような厚みにすればよい。
EVAシート40は、ボンディングワイヤ1に被覆すべき部分が取り除かれているため、ボンディングワイヤ1に対するEVAシート40の自重に伴う荷重自体をなくすことができる。これにより、太陽電池モジュール160は、ポッティング樹脂5(図1等参照)を省いた場合においても、ワイヤ流れを防止することが可能である。
また、太陽電池モジュール160では、ポッティング樹脂5(図1等参照)が取り除かれているため、太陽電池素子2への光の入射を妨げ得る領域がさらに小さくなり、太陽電池素子2の発電効率をさらに向上させることができる。
但し、EVAシート40が、基板3から見たボンディングワイヤ1の丈よりも、その寸法が小さくなるような厚みである場合、EVAシート40を被覆したときに、ボンディングワイヤ1はEVAシート40に対して、基板3から見て上方に突出する。ボンディングワイヤ1がEVAシート40に対して突出している場合に、その上方からPETシート6を被覆すると、ボンディングワイヤ1に対するPETシート6の自重に伴う荷重に起因して、ボンディングワイヤ1におけるワイヤ流れが発生してしまう虞がある。ボンディングワイヤ1に対するPETシート6の自重に伴う荷重を発生させないため、EVAシート40は、基板3から見たボンディングワイヤ1の丈よりも、その寸法が大きくなるような厚みであることが必要である。
なお、EVAシート40を実現すべく、EVAシート4を太陽電池素子2等に被覆したときに基板3から見てボンディングワイヤ1の上方に位置する、EVAシート4部分を、予め取り除くためには、図7に示すとおり、取り除くべきEVAシート4部分を切り取るのが好ましいが、これに限定されず、例えば、EVAシート4を太陽電池素子2等に被覆したときにEVAシート4とボンディングワイヤ1とが接触しないように、取り除くべきEVAシート4部分に図示しない窪みを形成してもよい。つまり、EVAシート40は、太陽電池素子2等に被覆したときに、ボンディングワイヤ1と接触しないような構成でさえあればよい。
ここからは、本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法として、太陽電池モジュール160(図6参照)を製造する各製造工程について、図8〜図10を参照して説明する。
まずは、図2に示す製造工程と同様に、ボンディングワイヤ1の一端を、表面電極21を介して太陽電池素子2に接続し、ボンディングワイヤ1の他端を、基板3の図示しない電極に接続することにより、ボンディングワイヤ1を用いた周知のワイヤボンディング方式により、太陽電池素子2を基板3に接続する。
図8に示す製造工程では、太陽電池素子2に、EVAシート40を被覆する。このとき、特に基板3から見て上方からEVAシート40がボンディングワイヤ1に接触しないようにするため、ボンディングワイヤ1には、予め取り除かれているEVAシート40部分が被覆される。すなわち、本製造工程では、ボンディングワイヤ1にEVAシート40が被覆されないように、太陽電池素子2に、EVAシート40を被覆する。
図9に示す製造工程では、EVAシート40にPETシート6を被覆する。ここで、EVAシート40は、基板3から見たボンディングワイヤ1の丈よりも、その寸法が大きくなるような厚みであるため、EVAシート40にPETシート6を被覆したときに、EVAシート40がPETシート6の基板3方向への進行を制限することにより、PETシート6がボンディングワイヤ1と接触せず、ボンディングワイヤ1に対するPETシート6の自重に伴う荷重を発生させることがない。
図10に示す製造工程では、ヒーター7を用いて、EVAシート40を約130℃にまで加熱することにより溶融させると共に、PETシート6を基板3に加圧して熱圧着を行い、エチレン酢酸ビニル4´(図6参照)およびPETシート6によるラミネート封止を行う。PETシート6が、EVAシート40にさらに被覆されているため、ヒーター7に付着してしまう心配のない、PETシート6に対して熱圧着を施すことができ、EVAシート40が溶融したときに、透明接着剤がヒーター7に付着する問題を解決することができる。
ラミネート封止完了後の太陽電池モジュールは、図6に示す、製品としての太陽電池モジュール160となる。EVAシート40は、溶融してエチレン酢酸ビニル4´となっており、このエチレン酢酸ビニル4´は、基板3とPETシート6との間隙に充填されており、接着剤として機能する。そして、ボンディングワイヤ1および太陽電池素子2は、このエチレン酢酸ビニル4´により封止されている。
なお、太陽電池モジュール160には、さらに、ポッティング樹脂5(図1等参照)が設けられていても当然よい。太陽電池モジュール160にポッティング樹脂5をさらに設けると、ボンディングワイヤ1におけるワイヤ流れの抑制効果、および、上述した冷熱サイクルに対する、ポッティング樹脂5によるボンディングワイヤ1の保護効果は向上するものの、太陽電池素子2の発電効率は若干低下する虞がある。つまり、ポッティング樹脂5が設けられることなく、所望の、冷熱サイクルに対するボンディングワイヤ1の保護効果が得られる場合には、ポッティング樹脂5が取り除かれている、図6に示す太陽電池モジュール160を適用するのがより好ましい。
なお、ヒーター7としては、住宅向けの太陽電池モジュール用途の、周知のヒーターを使用するのが好ましい。住宅向けの太陽電池モジュール用途のヒーターは、熱圧着が可能な領域が非常に広大であるため、太陽電池モジュールの大量生産に好適であり、かつ、ヒーターを別途用意する必要がなくなるため、低コスト化がさらに期待できる。
そして、本発明に係る太陽電池モジュールを大量生産するための具体的な技術としては、1枚のEVAシートを複数の太陽電池素子に被覆し、必要に応じてEVAシートにさらにPETシートを被覆し、住宅向けの太陽電池モジュール用途の上記ヒーターを用いて、EVAシートに被覆されたPETシート(PETシートを使用しない場合、EVAシート)を基板に熱圧着して複数の太陽電池素子を封止した後、切断して各太陽電池素子を1個毎に切り分けて、1個の太陽電池モジュールを完成させる。これにより、本発明に係る太陽電池モジュールの大量生産は、実現可能である。
本発明に係る太陽電池モジュールでは、EVAシートを用いて封止を行う技術にかわり、透明である液体状のシリコン材料を太陽電池素子に塗布し、太陽電池素子にガラスを接着することで、封止を行う技術が適用されてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、ワイヤ流れを防止することが可能な太陽電池モジュールを提供することができるため、ワイヤボンディング方式により基板に接続された太陽電池素子を封止する任意の太陽電池モジュールおよび該太陽電池モジュールを備えた各種装置に好適に用いることができる。
本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの構成を示す断面図であると共に、図5に示す太陽電池モジュールの製造方法を示す断面図であり、ポッティング樹脂によりボンディングワイヤを封止する工程を示す図である。 図5および図6に示す太陽電池モジュールの製造方法を示す断面図であり、太陽電池素子をワイヤボンディングにより、基板に接続する工程を示す図である。 図5に示す太陽電池モジュールの製造方法を示す断面図であり、図1に示す太陽電池モジュールに、EVAシートおよびPETシートを被覆する工程を示す図である。 図5に示す太陽電池モジュールの製造方法を示す断面図であり、図3に示すPETシートを基板に熱圧着する工程を示す図である。 製品としての本発明に係る太陽電池モジュールの構成を示す断面図である。 製品としての本発明に係る別の太陽電池モジュールの構成を示す断面図である。 図6に示す太陽電池モジュールにおける、ボンディングワイヤおよび太陽電池素子を備えた基板と、EVAシートと、PETシートと、の各構成を示す斜視図である。 図6に示す太陽電池モジュールの製造方法を示す斜視図であり、図7に示す、ボンディングワイヤおよび太陽電池素子を備えた基板に、EVAシートを被覆する工程を示す図である。 図6に示す太陽電池モジュールの製造方法を示す斜視図であり、図8に示すEVAシートに、PETシートを被覆する工程を示す図である。 図6に示す太陽電池モジュールの製造方法を示す斜視図であり、図9に示すPETシートを基板に熱圧着する工程を示す図である。 従来技術に係る太陽電池モジュールの構成を示す断面図である。
符号の説明
1 ボンディングワイヤ(ワイヤ)
2 太陽電池素子
3 基板
4、40 EVAシート(第1のシート)
4´エチレン酢酸ビニル
5 ポッティング樹脂(高粘度樹脂)
6 PETシート(第2のシート)
22 太陽電池素子の表面
100、150、160
太陽電池モジュール

Claims (10)

  1. 太陽電池素子が、ワイヤにより、基板に接続された太陽電池モジュールであって、
    上記ワイヤが高粘度樹脂で封止されていることにより、上記太陽電池素子における上記基板と反対側の表面が露出されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 上記高粘度樹脂および太陽電池素子に、透明接着剤からなる第1のシートが被覆されて得られたものであることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 上記第1のシートに、透明かつ所定の耐熱性を有する第2のシートが被覆されて得られたものであることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 上記高粘度樹脂の温度が25℃である場合、上記高粘度樹脂の粘度は、5Pa・s以上500Pa・s以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 上記高粘度樹脂は、透明であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 上記第1のシートは、エチレン酢酸ビニルからなるシートであることを特徴とする請求項2または3に記載の太陽電池モジュール。
  7. 太陽電池素子が、ワイヤにより、基板に接続された太陽電池モジュールの製造方法であって、
    上記ワイヤを高粘度樹脂で封止することにより、上記太陽電池素子における上記基板と反対側の表面を露出させ、
    上記高粘度樹脂および太陽電池素子に、透明接着剤からなる第1のシートを被覆することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  8. 上記第1のシートに、透明かつ所定の耐熱性を有する第2のシートを被覆し、
    上記第2のシートを、上記基板に熱圧着することを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  9. 太陽電池素子が、ワイヤにより、基板に接続された太陽電池モジュールの製造方法であって、
    上記太陽電池素子に、上記基板から見た上記ワイヤの丈よりも、寸法が大きくなるような厚みを有しており、かつ、該ワイヤに被覆すべき部分が取り除かれている第1のシートであって、透明接着剤からなる第1のシートを被覆し、
    上記第1のシートに、透明かつ所定の耐熱性を有する第2のシートを被覆することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  10. 上記第2のシートを、上記基板に熱圧着することを特徴とする請求項9に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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