JPH0818617B2 - 容器等へのチューブ装着装置 - Google Patents

容器等へのチューブ装着装置

Info

Publication number
JPH0818617B2
JPH0818617B2 JP1182867A JP18286789A JPH0818617B2 JP H0818617 B2 JPH0818617 B2 JP H0818617B2 JP 1182867 A JP1182867 A JP 1182867A JP 18286789 A JP18286789 A JP 18286789A JP H0818617 B2 JPH0818617 B2 JP H0818617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
opening
tube
cutting
opening device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1182867A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0356220A (ja
Inventor
忠安輝 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal Inc filed Critical Fuji Seal Inc
Priority to JP1182867A priority Critical patent/JPH0818617B2/ja
Publication of JPH0356220A publication Critical patent/JPH0356220A/ja
Publication of JPH0818617B2 publication Critical patent/JPH0818617B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は瓶容器等の物品にはキャップシールや表示ラ
ベル等として使用される熱収縮性等のチューブを嵌合装
着させる場合に適用される容器等へのチューブ装着装置
に関する。
(従来の技術) 従来、この種装置としては例えば特開昭60−240691号
公報に記載のものが公知である。
この従来のものは、第5図の如く、巻取ロール2から
長尺の偏平チューブ1を繰出した後に、切断装置15e及
び開口装置17eによって偏平チューブ1の切断及び開口
を行って、コンベア24で搬送される容器23に嵌装させる
ものである。また実用上は、前記切断装置15eや開口装
置17eの前段側の偏平チューブ移送工程位置に、印字器7
eやミシン目刻設用のパーホレータ6e等が適宜設けられ
ている。
而して、上記方式を採用する従来の装置は、何れも巻
取ロール2からの偏平チューブの繰出位置から最終の偏
平チューブの切断,開口位置までの一連の作業工程機器
が一体的に組み立てられているのが実情である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来の装置全体が一体的に組み立
てられたものでは、容器23の種類変更がされた場合等に
於いて装着対象となるチューブのサイズ換えを行う様な
場合には、装置各部の機器の設定を全て手作業によって
個別に調整し直さねばならず、その作業は非常に煩雑で
ある。特に、切断装置15eや開口装置17eのサイズ変更作
業は極めて困難である。
従って、その段取替え作業は非常に長時間を要するも
のとなって、装置の稼働率が低下し、これが生産能率を
悪化させる大きな要因となっていた。
しかも、その調整作業には熟練した特殊な技術を要
し、素人では簡単に行えない難点もあった。
また、前記従来の装置全体が一体型のものでは、生産
ラインに於けるコンベア近辺への設置に融通が効かず、
コンベア24上に大きなデッドンペースを生じる様な不都
合をも生じていた。
それ故、本発明は容器等を異種のものに変更する様な
場合に、装置各部の設定調整を簡易且つ迅速に行えるも
のとし、また装置の設置等の面でも便宜が図れる様にす
ることを、その目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は従来の如く装置全体を一体的に組み立てるの
ではなく、段取り変更作業が特に煩雑なチューブの切断
開口機構の部位とそれよりも前段側の部位とを分割し
て、チューブの切断開口機構部位を他の切断開口機器と
まるごと変更させ得る様にして、当該部位の煩雑な調整
作業を逐一行う必要姓を無くし、もって上記従来の課題
を解決せんとするものである。
すなわち、巻取ロール2から供給される偏平チューブ
1を切断装置15及び開口装置17で切断開口させて、該切
断開口されたチューブ1aをコンベアにて搬送される容器
等の被嵌装物23に嵌合装着可能に構成されてなる容器等
へのチューブ装着装置において、前記巻取ロール2は本
体機体A側に装着され、且つ、前記切断装置15及び開口
装置17は、該本体機体Aとは別体の機体Bに設けられ、
しかも、機体Bは複数設けられ、各機体Bの切断装置15
及び開口装置17は、被嵌装物23の種類に対応して予め調
整されており、各機体Bは他の機体Baと交換できるよう
に、前記本体機体Aに対して着脱自在に連結され、本体
機体Aに連結された各機体Bの切断装置15及び開口装置
17の駆動機構が、本体機体A側に設けられた動力源と駆
動連結され、本体機体A側の動力源で切断装置及び開口
装置が駆動すべく構成されてなる、容器等へのチューブ
装着装置である。
また、前記とは異なる手段として、巻取ロール2から
供給される偏平チューブ1を切断装置15及び開口装置17
で切断開口させて、該切断開口されたチューブ1aをコン
ベアにて搬送される容器等の被嵌装物23に嵌合装着可能
に構成されてなる容器等へのチューブ装着装置におい
て、前記巻取ロール2は本体機体A側に装着され、且
つ、前記切断装置15及び開口装置17は、該本体機体Aと
は別体の機体Bに設けられ、しかも、機体Bは複数設け
られ、各機体Bの切断装置15及び開口装置17は、被嵌装
物23の種類に対応して予め調整されており、所定の切断
装置15b,15c及び開口装置17b,17cを被嵌装物23へのチュ
ーブ嵌合装置位置に選択できるように、各機体Bbは位置
変更自在に設けられ、本体機体Aに連結された各機体B
の切断装置15及び開口装置17の駆動機構が、本体機体A
側に設けられた動力源と駆動連結され、本体機体A側の
動力源で切断装置及び開口装置が駆動すべく構成されて
なる、容器等へのチューブ装着装置である。
更に、巻取ロール2から供給される偏平チューブ1を
切断装置15及び開口装置17で切断開口させて、該切断開
口されたチューブ1aをコンベアにて搬送される容器等の
被嵌装物23に嵌合装着可能に構成されてなる容器等への
チューブ装着装置において、前記巻取ロール2は本体機
体A側に装着され、該本体機体Aには、複数組の切断装
置15b,15c及び開口装置17b,17cがそれぞれ具備された機
体Bbが設けられ、しかも、各組の切断装置15b,15c及び
開口装置17b,17cは、被嵌装物23の種類に対応して予め
調整されており、所定の切断装置15b,15c及び開口装置1
7b,17cを被嵌装物23へのチューブ嵌合装着位置に選択で
きるように、機体Bbは位置変更自在に設けられ、本体機
体Aに連結された各機体Bの切断装置15及び開口装置17
の駆動機構が、本体機体A側に設けられた動力源と駆動
連結され、本体機体A側の動力源で切断装置及び開口装
置が駆動すべく構成されてなるものである。
(作用) 上記第1の構成のチューブ装着装置に於いては、本体
機体A側から機体B側に偏平チューブ1の供給を行わせ
て、後段の機体B側で偏平チューブ1の切断開口作業を
行って、従前と同様なチューブ装着作業が行える。而し
て、被嵌装物23の種類替えに対処すべく装置各部の変更
を行う場合には、本体機体Aと機体Bの連結を解除し
て、次のチューブ装着作業に対応するように予め調整さ
れている切断装置及び開口装置を具備する他の機体Baを
機体Bと交換できることとなる。ここに該機体Baの切断
装置及び開口装置は予め所望のチューブ装着作業に適合
する様に調整されていることから、機体Bを機体Baに交
換することによって、この種段取り替え作業に於いても
最も煩雑な機体Bの切断装置15や開口装置17の煩雑な調
整作業を行う必要姓が無くなる。
また、被嵌装物23の種類替えを行う場合には、複数組
み設けられた切断装置15b,15c及び開口装置17b,17cのう
ちから次のチューブ装着作業に適合するものを選択し
て、これらを具備する機体Ba,Bcの何れかを所定のチュ
ーブ装着位置に位置設定することにより、新たな被嵌装
物23へのチューブ装着作業に対応できて、切断装置及び
開口装置の複雑な調整作業が不要となる。
更に、切断装置及び開口装置を本体機体A側に設けら
れた動力源によって駆動させる手段では、本体機体A側
の動力源を複数の切断装置及び開口装置の各駆動に兼用
できて、切断装置及び開口装置側にそれ専用の大掛かり
な駆動源を設ける必要がなくなり、切断装置及び開口装
置側のコンパクト化が図れる。また、切断装置及び開口
装置を備えた機体B(Bb,Bc)を本体機体Aから離反さ
せて配置する様な据え付けが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
〔第1実施例〕 第1図中、Aは床面上に設置される本体機体で、その
一側面部には長尺の偏平チューブ1を巻回した巻取ロー
ル2を装着するためのホルダー3が設けられている。4
は巻取ロール2から偏平チューブ1を繰出すための繰出
ローラ。6は偏平チューブ1の縦方行及び横方向の両方
向又は何れか一方向に所望の破断用ミシン目線を刻設す
るためのパーホレータ、7は日付等の文字を偏平チュー
ブ1に印刷するための印字器を示す。これら各機器6,7
は何れも本体機体Aに取付けられ、又これら各機器の駆
動源及び制御回路(図示せず)も本体機体Aに組付けら
れいる。
Bは本体機体Aと別体で構成された他の機体で、本体
機体Aの上面に取付けられたブラケット8を介して本体
機体Aの上方に設けられている。尚、ブラケット8は本
体機体Aに立設された支柱9にブラケット本体10を昇降
調整自在に取付けて、該ブラケット本体10に機体Bを支
持するアーム11を伸縮調整自在に取付けたものである。
機体Bは前記ブラケット8によって手動,電動,或いは
空圧等によって矢印a,bの上下、水平前後方向に位置調
整自在に設定されている。又、機体Bは同図(ロ)の如
く、アーム11にボルト30或いはコネクタ等を介して取付
られて、ブラケット8のアーム11に対して着脱自在であ
る。12,12aは本体機体A側から機体B側に偏平チューブ
1の移送ガイドを行うためのガイドローラで、ブラケッ
ト8の適当な位置に軸着されている。
13は機体Bの上部に設けられた駆動回転自在な定寸送
りローラで、本体機体A側から機体B側に供給される偏
平チューブ1を挟んで下方に後段側に定寸送りを行うも
のである。14は偏平チューブ1の内側に位置してその予
備開口を行うためのインナーガイドで、支持ローラ31に
支持されている。15は一対のカッター刃16,16を相互に
対向して往復移動自在に設けた切断装置。17はマンドレ
ル18に偏平チューブ1を外嵌挿通させることにより該チ
ューブの開口作業を行うための開口装置で、マンドレル
18の両側には該マンドレル18で開口されたチューブ1aを
掻き降ろすための一対の駆動ベルト19,19が設けられて
いる。これら切断装置15や開口装置17等は何れも機体B
に取付けられている。
20は本体機体A側の動力源から機体B側のローラ13,
切断装置15,開口装置17の駆動機構部に駆動回転力を伝
達,付与するためのフレキシブルドライブシャフトで、
機体B側への駆動回転に余裕,融通性を持たせるために
機体B側の必要速度よりも高速の回転力を伝達すべく設
定され、当該駆動回転力が機体B側て減速され利用され
る様に構成されている。21は本体機体A側の電気制御装
置から機体B側の各装置機器13,15,17に電気信号及び必
要な電力を供給をするため電気ケーブルである。
22は容器23…の生産ラインのベルトコンベア24の上面
に別途設けられたスクリューコンベアで、容器23の定ピ
ッチ移送を行うためのものである。25は該スクリューコ
ンベア22に本体機体Aの駆動源から駆動回転力を伝達付
与するためのフレキシブルドライブシャフトを示す。
尚、二本のフレキシブルドライブシャフト25,20及び電
気ケーブル21はコネクタによって本体機体A及び機体B
側の各駆動機構どうしの連結の着脱が容易に行えるもの
である。
本実施例は以上の構成からなり、次にその使用例,並
びに作用について説明する。
先ず、上記第1図に示す設置状態では、従来既知の装
置同様に容器23へのチューブ装着作業が行える。即ち、
本体機体A側に装着された巻取ロール2から繰出ロール
4で繰出した偏平チューブ1にパーホレータ6及び印字
器7でミシン目刻設,印字作業を行った後に、当該偏平
チューブ1を機体B側に移送供給させる。機体B側では
インナーガイド14による偏平チューブ1の予備開口を行
って開口装置17のマンドレル18にその先端部を外嵌さ
せ、この状態で切断装置15でチューブを所望寸法に切断
する。また、該切断されたチューブ1aを駆動ベルト19,1
9で引き降ろしてマンドレル18を通過させることにより
その開口が行え、機体Bの直下に搬送されてくる容器23
上にチューブ1aを外嵌装着できる。
次に、容器23の種類が変更されて該容器23に装着させ
るチューブの長さ及び直径サイズ等を変更せねばならな
い場合には、機体Bをブラケット8から取り外す。その
際フレキシブルドライブシャフト20や電気ケーブル21の
連結も解除する必要があるが、係る作業は簡易に行え
る。また、機体B側に繰出された偏平チューブ1を巻取
ロール2に巻戻せば、巻取ロール2の交換も簡易に行え
る。
機体Bを取り外した後には、二点鎖線に示す如く、所
定種類の容器23に対応して別途準備された他の機体Baを
ブラケット8に取付ける。該機体Bは前記機体Bと同様
に定寸送りロール13a,切断装置15a,開口装置17a等を備
えたものであるが、これら各装置機器は何れも前記機体
Bとは異なる条件のチューブ切断開口作業に適する様に
予めその調整が行われているものである。また、その駆
動機構は機体Bとフレキシブルドライブシャフト20や電
気ケーブル21に適合する様に構成されている。
従って、機体Baをブラケット8に装着して本体機体A
に連結すれば、前回とは異なる偏平チューブの切断開口
作業に対応して該機体Baの切断装置15aや開口装置17aの
各部を作業者が苦労して調整する必要は一切ない。前回
の作業で使用されていた機体B側の各装置の煩雑な調整
作業を行うよりも、機体Bを他の機体Baに交換する作業
の方が格段迅速に行え、又特殊な技術を要しない。
又、他方の本体機体A側では、ホルダー3への新たな
巻取ロール2の装着や該巻取ロール2から機体Ba側への
チューブガイド作業,及びパーホレータ6や印字器7の
移動調整を従来と同様に行う必要がある。しかるに、係
る調整作業は切断装置15や開口装置17の調整作業に比較
すれば格段容易である。従って、作業全体からすれば装
置各部の段取り換え作業性は非常に良好なものとなる。
また、機体Baはブラケット8を介して上下,水平方向
に位置設定自在であるから、該機体Baを次のチューブ装
着作業に最適な位置に適切に設定できて、適正なチュー
ブ装着作業が行えるのである。
また、本発明の切断及び開口装置をフレキシブルドラ
イブシャフトを用いて本体機体側に設けられた動力源に
よって駆動させるので、各機体Bに設けられた切断装置
及び開口装置の駆動を一つの駆動源で兼用できて経済的
となる他、被嵌装物上に配置される切断及び開口装置側
にはそれ専用の動力源を設ける必要がなくなってコンパ
クト化が図れ、更に切断及び開口装置の動作を偏平チュ
ーブの繰出側と同期させ易くなり、その製作性,取扱性
を高めることができる利点がある。
尚、上記実施例では、ブラケット8のアーム11に機体
Bを着脱自在に取付けたが、本発明に係る機体Bの具体
的な連結手段は決してこれに限定されない。前記以外の
様々な形態のブラケットを用いてもよいことは勿論のこ
と、ブラケットを必ずしも使用する必要はない。
例えば、機体Bを本体機体Aとフランジ或いは単なる
ボルト止めの如き手段を用いて直接連結させても構わな
い。要は、機体Bが、他の切断装置及び開口装置を具備
した他の機体Baと交換可能となる様に他方の本体機体A
に対して着脱自在に連結されていればよい。尚、実用上
は高さ調整等が自在に行えるブラケットを介して連結す
ることが好ましい。
〔第2実施例〕 次に、本発明の第2実施例について第2図を参照して
説明する。但し、説明の便宜上、前記第1実施例と同一
機器部材は同符号で表す。
本実施例は前記第1実施例と基本的な構造は一致し、
本体機体A側の各機器4,6,7は前記第1実施例と同一で
ある。
而して、本体機器A上のブラケット9aのアーム11に
は、別途ガイド杆26が水平状態に設けられ、該ガイド杆
26に二つの機体Bb,Bcがスライド調整自在に設けられて
いる。各機体Bb,Bcには、前記第1実施例の機体Bと同
様な、定寸送りローラ13b,13c、切断装置15b,15c、及び
開口装置17b,17cが夫々設けられている。但し、両機体B
b,Bcに設けられた各機器は異種のチューブに夫々適合す
る様に構成されたものである。
以上の装置構成では、先ず同図の如く一方の機体Bbの
切断,開口装置15b,17bを用いてチューブ装着作業を行
った後に、容器23の種類を変更する場合には、同図
(ロ)の如く機体Bbをガイド杆26に沿って移動させてス
クリューコンベア22の上方位置から後退させ、他方の機
体Bcをスクリュー22の上方にスライドさせて本体機体A
の正面側に位置決めすればよい。フレキシブルドライブ
シャフト20の着脱やその他の部位の変更作業は上記第1
実施例と同様である。
係る手段によれば、所定の位置に設定された機体Bcの
切断装置15c及び開口装置17cをそのまま使用できる。切
断,開口装置15b,17bの煩雑な調整作業を行う必要がな
いばかりか、機体Bbをブラケットから脱着させる手間も
要らない。
尚、上記実施例では、二組の切断装置15b,15c及び開
口装置17b,17cを別体の機体Bb,Bcに夫々設けたが、本発
明な必ずしもこれら各装置を別体の機体に設ける必要は
ない。
例えば、第3図の如く、二組の切断装置15b,15c及び
開口装置17b,17cを一つの機体Bb内に組み込んでもよ
い。ただし、係る場合であっても該機体Bbをスライド台
32等の上方で前記第2のものと同様に水平方向にスライ
ド移動させることにより、何れか一方側の所望の切断開
口装置を本体機体Aの正面又は上方に配置させて、その
使い分けが行えるのである。
また、上記実施例では、機体Bb,Bcをスライドさせて
その位置変更を行わせたが、必ずしもこれに限定されな
い。例えば第4図の如く、複数の機体Bb,Bc,Bdをブラケ
ット9bのアーム11を中心とする放射状に設けて、これら
を矢印c方向に沿って回転させて位置変更を行わせても
よい。要は、複数の切断装置及び開口装置の各組が被嵌
装物23へのチューブ嵌合装着位置に夫々位置設定可能と
なる様に位置変更自在に本体機体Aに対して連結されて
いればよい。切断装置及び開口装置の個数は作業条件に
応じて適宜増減変更すればよいもので、その具体的な数
を問わないことは言う迄もない。
〔他の実施例〕
本発明は各部の具体的な構成は上記第1,第2実施例の
ものに限定されない。切断装置は要は偏平チューブを切
断する機能を備えたものであればよく、例えばロータリ
ーカッターであってもよい。また、開口装置は要は偏平
チューブを開口し得る機能を有すればよく、その具体的
な構造を問わない。
また、上記各実施例では、切断装置の後段側に開口装
置を設けたが、その配置を逆にして、開口装置で開口さ
せた長尺状のチューブをその後所望の短寸に切断させる
様にしても何ら構わない。
更に、機体B(Bb,Bc)には、切断装置と開口装置以
外の機器が設けられていてもよいことは勿論のこと、他
方の本体機体A側に印字器やパーホレータ等を設けるこ
とは必須ではない。これらの機器は必要に応じて設けら
れるものである。又、繰出ローラ4を本体機体A側に設
けることも必須ではなく、他方の機体B(Bb,Bc)側に
のみ個々に設け、或いは本体機体Aと機体B(Bb,Bc)
の双方に設けてもよい。
また、本発明に係る各種本体機体A,B…は、所定の機
器を装着するためのフレーム的な機能を有するものであ
ればよく、例えばボックス状のもの、或いは薄板状のも
の、各種鋼材単独又は種々溶接した様なものの何れであ
ってもよい。その具体的な形態や材質等は問わない。
その他、本発明は各部の具体的な構成は任意に設計変
更自在である。上記本体機体A側とは、巻取ロールから
偏平チューブを後段側である機体Bに繰出し供給する前
段側をいう。被嵌装物23の種類としては容器以外の様々
な物品が適用でき、その種類は一切限定されない。又偏
平チューブ1としては一般には熱収縮性の合成樹脂製素
材が適用されるが、必ずしもこれに限定されず、他の素
材を用いても何ら構わない。
(発明の効果) 叙上の様に、本発明は巻取ロールから偏平チューブを
繰出し供給する前段側部位と該偏平チューブの切断開口
を行う後段側の部位とを別体の機体に分割させた状態に
設け、切断及び開口装置を備えた複数の機体を本体機体
にそれぞれ交換可能となるべく着脱自在に連結し、又
は、複数組の切断及び開口装置を選択的に所望のチュー
ブ装着位置に位置設定し得る様に設けたために、何れの
場合に於いても被嵌装物の種類替えに対処すべく装置各
部の変更を行う場合には、従来最も煩雑で且つ熟練を要
するとされていた切断装置と開口装置の各部調整作業を
逐一行う必要がなくなって、只単に切断及び開口装置を
備えた機体をその機体ごと他の機体と交換し、或いは他
の切断及び開口装置を備えた機体と単に位置変更するだ
けで対処できることとなった。
その結果、本発明によれば段取替え作業が従来に比し
て格段容易且つ迅速に行えるものとなって、作業労力の
軽減,装置稼働率の向上が図れて、その生産性を高め得
るという格別な効果がある。
また、各調整された切断及び開口装置を本体機体側に
設けられた動力源によって駆動させるので、複数の切断
装置及び開口装置の各駆動を一つの駆動源で兼用できて
経済的となる他、被嵌装物上に配置される切断及び開口
装置側にはそれ専用の動力源を設ける必要がなくなって
コンパクト化が図れ、更に切断及び開口装置の動作を偏
平チューブの繰出側と同期させ易くなり、その製作性,
取扱性を高めることができる利点がある。
更に、係る駆動伝達方式によれば、切断及び開口装置
を備えた機体を本体機体から離反させた据え付けが可能
となるから、装置全体の据え付け態様を種々変更出来
て、工場内の省スペース化等に寄与できる実益もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の第1実施例を示し、同図
(イ)は斜視図、同図(ロ)は要部断面図。 第2図は本発明に係る装置の第2実施例を示し、同図
(イ)は斜視図、同図(ロ)は使用状態の要部斜視図。 第3図及び第4図は本発明の他の実施例を示し、第3図
及び第4図(イ)は正面図、第4図(ロ)は側面断面
図。 第5図は従来例を示す正面図。 1……偏平チューブ、2……巻取ロール 15,15b,15c……切断装置 17,17b,17c……開口装置 20……フレキシブルドライブシャフト 23……被嵌装物(容器)、A……本体機体 B,Bb,Bc,Bd……機体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取ロール2から供給される偏平チューブ
    1を切断装置15及び開口装置17で切断開口させて、該切
    断開口されたチューブ1aをコンベアにて搬送される容器
    等の被嵌装物23に嵌合装着可能に構成されてなる容器等
    へのチューブ装着装置において、前記巻取ロール2は本
    体機体A側に装着され、且つ、前記切断装置15及び開口
    装置17は、該本体機体Aとは別体の機体Bに設けられ、
    しかも、機体Bは複数設けられ、各機体Bの切断装置15
    及び開口装置17は、被嵌装物23の種類に対応して予め調
    整されており、各機体Bは他の機体Baと交換できるよう
    に、前記本体機体Aに対して着脱自在に連結され、本体
    機体Aに連結された各機体Bの切断装置15及び開口装置
    17の駆動機構が、本体機体A側に設けられた動力源と駆
    動連結され、本体機体A側の動力源で切断装置及び開口
    装置が駆動すべく構成されてなることを特徴とする容器
    等へのチューブ装着装置。
  2. 【請求項2】巻取ロール2から供給される偏平チューブ
    1を切断装置15及び開口装置17で切断開口させて、該切
    断開口されたチューブ1aをコンベアにて搬送される容器
    等の被嵌装物23に嵌合装着可能に構成されてなる容器等
    へのチューブ装着装置において、前記巻取ロール2は本
    体機体A側に装着され、且つ、前記切断装置15及び開口
    装置17は、該本体機体Aとは別体の機体Bに設けられ、
    しかも、機体Bは複数設けられ、各機体Bの切断装置15
    及び開口装置17は、被嵌装物23の種類に対応して予め調
    整されており、所定の切断装置15b,15c及び開口装置17
    b,17cを被嵌装物23へのチューブ嵌合装着位置に選択で
    きるように、各機体Bbは位置変更自在に設けられ、本体
    機体Aに連結された各機体Bの切断装置15及び開口装置
    17の駆動機構が、本体機体A側に設けられた動力源と駆
    動連結され、本体機体A側の動力源で切断装置及び開口
    装置が駆動すべく構成されてなることを特徴とする容器
    等へのチューブ装着装置。
  3. 【請求項3】巻取ロール2から供給される偏平チューブ
    1を切断装置15及び開口装置17で切断開口させて、該切
    断開口されたチューブ1aをコンベアにて搬送される容器
    等の被嵌装物23に嵌合装着可能に構成されてなる容器等
    へのチューブ装着装置において、前記巻取ロール2は本
    体機体A側に装着され、該本体機体Aには、複数組の切
    断装置15b,15c及び開口装置17b,17cがそれぞれ具備され
    た機体Bbが設けられ、しかも、各組の切断装置15b,15c
    及び開口装置17b,17cは、被嵌装物23の種類に対応して
    予め調整されており、所定の切断装置15b,15c及び開口
    装置17b,17cを被嵌装物23へのチューブ嵌合装着位置に
    選択できるように、機体Bbは位置変更自在に設けられ、
    本体機体Aに連結された各機体Bの切断装置15及び開口
    装置17の駆動機構が、本体機体A側に設けられた動力源
    と駆動連結され、本体機体A側の動力源で切断装置及び
    開口装置が駆動すべく構成されてなることを特徴とする
    容器等へのチューブ装着装置。
JP1182867A 1989-07-14 1989-07-14 容器等へのチューブ装着装置 Expired - Fee Related JPH0818617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1182867A JPH0818617B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 容器等へのチューブ装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1182867A JPH0818617B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 容器等へのチューブ装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0356220A JPH0356220A (ja) 1991-03-11
JPH0818617B2 true JPH0818617B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=16125826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1182867A Expired - Fee Related JPH0818617B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 容器等へのチューブ装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0818617B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5509682B2 (ja) * 2009-06-03 2014-06-04 株式会社コオエイ ストロー貼着装置
IT1395434B1 (it) * 2009-07-24 2012-09-14 Sacmi Labelling S P A Ora Sacmi Verona S P A Apparecchiatura per l'etichettatura di contenitori mediante etichette a manicotto

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534691A (en) * 1976-06-16 1978-01-17 Showa Boueki Kk Method of positioning conveyed piece in direction of width and of height
JPS5974005A (ja) * 1982-10-06 1984-04-26 エービー テトラパック 複数ユニツトからなる機械における分離・移動装置
JPS60240691A (ja) * 1984-05-04 1985-11-29 冨士シ−ル工業株式会社 物品への軟質チユ−ブ装着方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0356220A (ja) 1991-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107932584B (zh) 一种片切机
JPH06220782A (ja) ケーブル加工機のためのケーブル供給及び変更装置
EP3964449A1 (de) Vorrichtung und verfahren zum ausstatten von behältern mit beleimten etiketten
JPH0457580B2 (ja)
JPH0818617B2 (ja) 容器等へのチューブ装着装置
CN109178528B (zh) 一种纸箱双面贴标的流水线装置
EP3041671B1 (de) Verfahren und vorrichtung zur herstellung von kreuzboden-säcken
EP0468932A1 (en) A device for the separation of bags or finished items, pre-cut and formed by a thermal or high frequency welding process, from one or more continuous strips of heat-sealable plastic film
CN109178527A (zh) 用于纸箱双面贴标的贴标设备
CN105364116B (zh) 一种叉车支撑架自动加工设备
CN108221197A (zh) 一种橡筋缝纫机的进料装置
EP0452491B1 (en) Method and apparatus for automatically cutting and removing small diameter lap bobbin
CN210969124U (zh) 切割机间距调节装置
KR101369699B1 (ko) 스펀지 테이프 자동 부착 장치
CN210117084U (zh) 一种板料输送装置
CN117162178B (zh) 一种便于上料的贴纸废料收集设备
JPH0940274A (ja) テープ貼付装置
CN2539583Y (zh) 一种15°~60°钢丝帘布裁断机
CN218080034U (zh) 一种可以移动式分条机
CN205418329U (zh) 复合式多开连续贴标装置
CN217429123U (zh) 一种套网机
CN215319053U (zh) 一种超声波多工位插纸切割机
CN220464070U (zh) 一种柔性线路板切割装置
CN214086808U (zh) 一种纸制品加工送纸传输装置
CN114524313B (zh) 一种pvc膜可持续伸展拉伸装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees