JPH08186158A - ボンディング装置 - Google Patents

ボンディング装置

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JPH08186158A
JPH08186158A JP7000495A JP49595A JPH08186158A JP H08186158 A JPH08186158 A JP H08186158A JP 7000495 A JP7000495 A JP 7000495A JP 49595 A JP49595 A JP 49595A JP H08186158 A JPH08186158 A JP H08186158A
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JP
Japan
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bonding
tip
lever
support block
chip
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JP7000495A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fukuda
洋 福田
Kaoru Katayama
薫 片山
Hideo Shiraishi
秀男 白石
Mitsukiyo Tani
光清 谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/78Apparatus for connecting with wire connectors
    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
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    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/85Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a wire connector
    • H01L2224/85009Pre-treatment of the connector or the bonding area
    • H01L2224/8503Reshaping, e.g. forming the ball or the wedge of the wire connector
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/00014Technical content checked by a classifier the subject-matter covered by the group, the symbol of which is combined with the symbol of this group, being disclosed without further technical details

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボンディングワイヤ接続時に安定した加圧力
が得られるうえ、種々の高さの部品が存在してもボンデ
ィングワイヤを任意の位置に高精度に位置決めして接続
することができるようにする。 【構成】 一端に錘を保持した梃子の支点を回動自在に
支持する支持ブロックと、前記梃子の他端に、重力方向
に立設されたボンディングヘッドに保持されたボンディ
ングチップと、リニアガイドを用いて前記支持ブロック
を重力方向に昇降させる昇降機構と、前記ボンディング
チップを発熱させる高周波加熱手段と、前記支持ブロッ
クの昇降量、前記超音波振動の印加タイミングおよびボ
ンディングチップの発熱タイミングを制御する制御手段
とを備える

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置等の微小部
品内の配線や電子回路基板内の配線を接続する場合に用
いるボンディング装置に係り、特に、先端がボール状の
ボンディングワイヤを所定位置に圧接する加圧機構の一
部に天秤バランス機構を用いたボンディング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子回路基板内の配線の補修等を
行う際に使用されるボンディング装置として、例えば特
開平2−101754号公報に開示されているように、
加熱チップを接続面に対して垂直方向に上下動させる加
圧機構を用い、この加圧機構によって加熱チップをボン
ディングワイヤ先端に押し付け、所定の荷重を加えた状
態で加熱チップを加熱し、ボンディングワイヤ先端を回
路基板のパッド等の接続部位に接続するようにしたボン
ディング装置がある。
【0003】一方、半導体装置内の配線を接続するボン
ディング装置にあっては、加熱チップをボンディングワ
イヤ先端に押し付ける加圧機構として、位置固定の支点
に支持した「てこ」の一端に加熱チップを取付け、支点
を中心とする加熱チップの円弧運動により加熱チップを
ボンディングワイヤ先端に加圧し、この加圧状態でボン
ディングワイヤ先端をパッド等の接続部位に接続するよ
うにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−10175
4号公報に開示されたボンディング装置にあっては、加
熱チップ自身がボンディングワイヤの接続面に対して垂
直方向に上下運動するため、加熱チップの水平方向の位
置ずれがないうえ、手動操作による位置決めが容易で、
かつボールボンディングなどの「つぶし量」の大きなボ
ンディングにおいても位置ずれが生じないという利点が
ある。
【0005】しかしながら、加熱チップを上下動させる
ためにリニアガイドを用いているため、このリニアガイ
ドのころがり時の抗力が作用し、リニアガイド自身のな
じみ具合による抗力の時間的なバラツキや接続面までの
高さの違いにより、ボンディングワイヤ先端を加圧する
加圧力にバラツキが生じ、安定した加圧力が得られない
という問題がある。
【0006】一方、後者の「てこ」を使用したボンディ
ング装置にあっては、加熱チップの円弧運動によって加
圧力を得ているため、加圧機構が簡単で、加圧力の繰返
し性に優れるという利点がある。
【0007】しかしながら、加熱チップが円弧運動する
ため、ボンディングワイヤ先端をつぶし始めた時とつぶ
し終わった時の位置ずれが大きいという問題がある。ま
た、駆動ストロークが短いため、LSI等の各種の高さ
の部品を搭載した回路基板においては部品高さの高い部
品が加熱チップ位置決めの障害になり、任意の位置にお
いてボンディングワイヤを接続することができないとい
う問題がある。
【0008】本発明の目的は、ボンディングワイヤ接続
時に安定した加圧力が得られるうえ、種々の高さの部品
が存在してもボンディングワイヤを任意の位置に高精度
に位置決めして接続することができるボンディング装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一端に錘を保持した梃子の支点を回動自
在に支持する支持ブロックと、前記梃子の他端に、重力
方向に立設されたボンディングヘッドに保持されたボン
ディングチップと、リニアガイドを用いて前記支持ブロ
ックを重力方向に昇降させる昇降機構と、前記ボンディ
ングチップを発熱させる高周波加熱手段と、前記支持ブ
ロックの昇降量、前記超音波振動の印加タイミングおよ
びボンディングチップの発熱タイミングを制御する制御
手段とを備えることを主要な特徴とするものである。
【0010】また、制御装置は、ボンディングチップの
先端が接続面に接触した後、接続面に対する梃子の支点
の高さとボンディングチップの先端高さとが同一になる
位置まで前記支持ブロックを降下させる制御処理手段を
備えることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記手段によれば、梃子の他端に保持されたボ
ンディングチップは、支持ブロックを昇降機構によって
重力方向に降下させることによってボンディングワイヤ
が置かれた基板の接続面方向に降下する。
【0012】ボンディングチップの先端がボンディング
ワイヤ先端に接触すると、ボンディングワイヤ先端に
は、梃子の一端側の錘とのバランスにより、所定の荷重
がかかった加圧状態となる。この状態で、ボンディング
チップを高周波発熱させる。
【0013】これにより、ボンディングワイヤ先端は、
加圧溶融されて対象とする接続部位に接続される。
【0014】このように、ボンディングチップを天秤式
のバランス機能を備えた梃子の他端に保持し、梃子の支
点を支持する支持ブロックをリニアガイドによって昇降
させる構成にすることにより、ボンディングチップの昇
降量が大きく取れるようになり、接続面状に種々の高さ
の部品が存在していたとしても、これを容易に回避しな
がらボンディングチップ先端を任意の位置に高精度で位
置決めすることができる。また、水平面に対する位置ず
れが生じないため、手動操作による位置決めが容易にな
る。
【0015】また、梃子の支点がベアリングによって回
動自在に支持されているため、リニアガイドの抗力によ
る加圧力のバラツキが生じにくく、安定した加圧力を得
ることができる。
【0016】さらに、ボンディングチップの先端は円弧
運動をするが、ボンディングチップの先端が接続面に接
触した後、接続面に対する梃子の支点の高さとボンディ
ングチップの先端高さとが同一になる位置まで支持ブロ
ックを降下させることにより、水平方向の位置ずれを最
小に抑えることができる。すなわち、ボンディングチッ
プは梃子の作用点に位置しているが、作用点の水平方向
の位置ずれは、支点および作用点の高さが同一である時
に最小になる。この原理を利用し、ボンディングチップ
の先端が接続面に接触した後、接続面に対する梃子の支
点の高さとボンディングチップの先端高さとが同一にな
る位置まで支持ブロックを降下させることにより、水平
方向の位置ずれを最小に抑えることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0018】図1は、本発明の一実施例を示す概略構成
図であり、一端に錘1を保持した梃子2が設けられてい
る。
【0019】梃子2は、その支点が支持ブロック3の回
転軸4に回動自在に支持され、他端には重力方向に立設
されたボンディングヘッド5が設けられている。そし
て、このボンディングヘッド5には、先端が平坦なボン
ディングチップ6が保持されている。
【0020】このボンディングチップ6は、タングステ
ン板をU字形に加工し、先端に平坦加工を施したもので
あり、高周波定電源7から高周波トランス8を介して高
周波電圧が印加されることにより発熱する。
【0021】また、ボンディングヘッド6の裏面胴部に
は、絶縁ブロック9を介して超音波ホーン10が押し付
けられ、ボンディングチップ6に対して超音波振動を印
加するようになっている。この場合、超音波ホーン10
は、超音波発振器11から出力される30〜90KHz
の超音波信号に従って超音波振動を発生する。
【0022】一方、支持ブロック3の上面平坦部には、
位置固定のガイド支持板13の底面が接しており、ガイ
ド支持板13の一面には重力方向に延びるLMガイド
(リニアガイド)14が取り付けられている。そして、
LMガイド14には昇降板15が重力方向に昇降自在に
取付けられている。
【0023】昇降板15は、一端がボールねじ16に結
合され、モータ17によってボールねじ16を回転させ
ることにより、矢印Aで示す重力方向に昇降するように
なっている。この場合、モータ17はモータコントロー
ラ18によって駆動され、その回転方向および回転量
(すなわち、昇降板15の移動方向および昇降量)は制
御装置19によって制御される。
【0024】また、支持ブロック3の上面平坦部から起
立した金具20には、リミットスイッチ21が設けられ
ている。このリミットスイッチ21は、梃子2の上面部
に取り付けたL金具22が中央切欠き溝部に侵入したこ
とを検出するものであり、その出力信号は制御装置19
に入力される。
【0025】ここで、ボンディングヘッド5,ボンディ
ングチップ6,絶縁ブロック9,超音波ホーン10から
成る部分をヘッド部と定義すると、このヘッド部の自重
に対する錘1の重量を調整することにより、ボンディン
グチップ6の先端が基板23上に置かれたボンディング
ワイヤ24の接続部位(ボール状態の先端)に加える圧
力を変えることができるようになっている。
【0026】なお、錘1の重量は、薄型の錘を複数枚積
層した構造であり、その積層数と梃子2への固定位置を
調整することによって自由に調節可能になっている。
【0027】制御装置19は、例えばマイクロコンピュ
ータによって構成されている。この制御装置19は、梃
子2および支持ブロック3の昇降量、ボンディングチッ
プ6に対する超音波振動の印加タイミングおよびボンデ
ィングチップ6の発熱タイミングを制御する。
【0028】次に、このように構成されたボンディング
装置の動作について図2のフローチャート、図3のタイ
ムチャートおよび図4〜図7の梃子2の状態遷移図に従
って説明する。
【0029】まず、初期状態においては、梃子2および
支持ブロック3と昇降板15との関係は図4のように、
昇降板15の底面が支持ブロック3の上面平坦部に接し
た状態となっており、またボンディングチップ6は接続
対象のボンディングワイヤ先端の真上に位置決めされて
いる。
【0030】この状態で、制御装置19はモータコント
ローラ18を介してモータ17を回転させる。回転方向
は、昇降板15を重力方向に降下させる方向である。す
ると、モータの回転力がボールねじ16に伝達され、ボ
ールねじ16が昇降板15を降下させる方向に回転す
る。これにより、昇降板15が降下し、その底面で支持
ブロック3を重力方向に押し、支持ブロック3を含むヘ
ッド部全体を降下させる。やがて、図5に示すようにボ
ンディングチップ6の先端が接続対象のボンディングワ
イヤ24の先端に接する。ここまでが図2のステップ2
11のヘッド下降処理である。
【0031】次に、制御装置19は支持ブロック3を含
むヘッド部全体を図6に示すようにさらに降下させ、ボ
ンディングチップ6の先端で接続対象のボンディングワ
イヤ24の先端をさらに加圧する。これにより、ボンデ
ィングワイヤ24の先端には、梃子2の一端側の錘1と
のバランスにより、所定の荷重がかかった加圧状態とな
る。
【0032】この状態では、リミットスイッチ21の中
央切欠き溝部にL金具22が侵入し、リミットスイッチ
21からボンディングワイヤ6を所定の加圧状態にした
ことを示す信号が出力される。制御装置19は、リミッ
トスイッチ21からの信号を受けたことにより、モータ
17の回転を停止させ、ヘッド部の降下を停止させる。
ここまでが図2のステップ212,213および21
4の加圧処理、ヘッド停止処理である。
【0033】次に、制御装置19は、ボンディングワイ
ヤ24に対する加圧状態を維持したまま、超音波発振器
11から超音波信号を発生させる。すると、超音波ホー
ン10から超音波振動が発生され、絶縁ブロック9を介
してボンディングヘッド5に伝達され、さらにボンディ
ングチップ1に伝達される。これにより、ボンディング
チップ6が振動し、ボンディングワイヤ24のセンタと
の摩擦力が増加する。
【0034】ここまでが図2のステップ215の超音波
印加処理である。
【0035】次に、制御装置19は、高周波定電力源7
から高周波電圧を発生させ、高周波トランス8を介して
ボンディングチップ6に印加することにより、ボンディ
ング6を発熱させる。この高周波通電は、図3のタイム
チャートに示すように超音波振動の印加状態と並行して
行われる。
【0036】高周波通電と超音波の印加とを併用した場
合、超音波の振動数と高周波の振動数との差の振動数の
うなり振動がボンディングチップ6に発生し、このうな
り振動によってボンディングワイヤ先端との摩擦力をさ
らに増加させる。
【0037】高周波通電による発熱によりボンディング
ワイヤ24の先端が熔融し、基板23の目的とする接続
部位に接続される。
【0038】この場合、上記のうなり振動によってボン
ディングチップ6の先端とボンディングワイヤ先端との
摩擦力が増加しているため、超音波振動を印加しない場
合に比べて大きな接続強度で接続される。
【0039】ここまでが図2の高周波通電処理である。
【0040】次に、制御装置19は、モータ17を昇降
板15を上昇させる方向に回転させ、梃子2を含むヘッ
ド部全体を図7に示すように初期状態の位置に復帰させ
る(図2のステップ217のヘッド上昇処理)。
【0041】以上で1つのボンディング作業が終了す
る。
【0042】ところで、梃子2の作用点に位置するボン
ディングチップ6は、錘1との関係で回転軸4を中心と
した円弧運動をするため、ボンディングチップ先端を加
圧し始めてから梃子2を単純に降下させると、円弧運動
によるボンディングチップ先端の水平方向の位置ずれが
生じる。
【0043】しかし、この水平方法の位置ずれは、支点
および作用点の高さが同一である時に最小になる。
【0044】すなわち、図8に示すように、回転軸4と
ボンディングチップ6の先端までの距離をL、回転軸4
の接続面までの高さをH、ボンディングチップ6の先端
がボンディングワイヤ先端に接してからの降下ストロー
クをSとすると、Sだけ梃子2を降下させた時の位置ず
れL’−Lは、次の数式1に示すように、H=0の時に
最小になり、その最小値は数式2に示すようなものとな
る。
【0045】
【数1】
【0046】
【数2】
【0047】そこで、本実施例では、この原理を利用
し、ボンディングチップ6の先端が接続面に接触した
後、接続面に対する梃子2の回転軸4の高さとボンディ
ングチップ先端高さとが同一になる位置まで支持ブロッ
ク3を降下させることにより、ボンディングチップ6の
先端の水平方向の位置ずれを最小に抑えるように制御し
ている。
【0048】この制御は、リミットスイッチ21の出力
信号を使用し、制御装置19制御処理によって実行して
いる。
【0049】なお、上記実施例においては、超音波振動
をボンディングチップ6に加えた状態でボンディングチ
ップ自身を高周波発熱させているが、要求される接続強
度に応じて超音波振動を加える構成であってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ボンディ
ングチップを天秤式のバランス機能を備えた梃子の他端
に保持し、梃子の支点を支持する支持ブロックをリニア
ガイドによって昇降させる構成にすることにより、ボン
ディングチップの昇降量が大きく取れるようになり、接
続面状に種々の高さの部品が存在していたとしても、こ
れを容易に回避しながらボンディングチップ先端を任意
の位置に高精度で位置決めすることができる。また、水
平面に対する位置ずれが生じないため、手動操作による
位置決めが容易になる。
【0051】また、梃子の支点がベアリングによって回
動自在に支持されているため、リニアガイドの抗力によ
る加圧力のバラツキが生じにくく、安定した加圧力を得
ることができる。
【0052】さらに、ボンディングチップの先端が接続
面に接触した後、接続面に対する梃子の支点の高さとボ
ンディングチップの先端高さとが同一になる位置まで支
持ブロックを降下させることにより、水平方向の位置ず
れを最小に抑えることができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】実施例のボンディング装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】ボンディングチップの昇降タイミングと高周波
加熱および超音波印加タイミングの関係を示すタイムチ
ャートである。
【図4】ボンディングチップおよび梃子の初期状態を示
す状態遷移図である。
【図5】ボンディングチップが接続面に接した状態を示
す状態遷移図である。
【図6】ボンディングチップが接続面に接した後、さら
に支持ブロックを降下させた状態を示す状態遷移図であ
る。
【図7】ボンディング作業が終了して支持ブロックを上
昇させている状態を示す状態遷移図である。
【図8】ボンディングチップ先端の水平方向の位置ずれ
を最小に抑える原理の説明図である。
【符号の説明】
1…錘、2…梃子、3…支持ブロック、4…回転軸、5
…ボンディングヘッド、6…ボンディングチップ、7…
高周波定電力電源、10…超音波ホーン、11…超音波
発振器、14…LMガイド、15…昇降板、16…ボー
ルねじ、17…モータ、19…制御装置、21…リミッ
トスイッチ、23…基板、24…ボンディングワイヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 光清 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピュータ事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に錘を保持した梃子の支点を回動自
    在に支持する支持ブロックと、前記梃子の他端に、重力
    方向に立設されたボンディングヘッドに保持されたボン
    ディングチップと、リニアガイドを用いて前記支持ブロ
    ックを重力方向に昇降させる昇降機構と、前記ボンディ
    ングチップを発熱させる高周波加熱手段と、前記支持ブ
    ロックの昇降量およびボンディングチップの発熱タイミ
    ングを制御する制御手段とを備えることを特徴とするボ
    ンディング装置。
  2. 【請求項2】 一端に錘を保持した梃子の支点を回動自
    在に支持する支持ブロックと、前記梃子の他端に、重力
    方向に立設されたボンディングヘッドに保持されたボン
    ディングチップと、リニアガイドを用いて前記支持ブロ
    ックを重力方向に昇降させる昇降機構と、前記ボンディ
    ングチップに対して超音波振動を印加する超音波振動印
    加手段と、前記ボンディングチップを発熱させる高周波
    加熱手段と、前記支持ブロックの昇降量、前記超音波振
    動の印加タイミングおよびボンディングチップの発熱タ
    イミングを制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    るボンディング装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、ボンディングチップの
    先端が接続面に接触した後、接続面に対する梃子の支点
    の高さとボンディングチップの先端高さとが同一になる
    位置まで前記支持ブロックを降下させる制御処理手段を
    備えることを特徴とする請求項1または2記載のボンデ
    ィング装置。
JP7000495A 1995-01-06 1995-01-06 ボンディング装置 Pending JPH08186158A (ja)

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JP7000495A JPH08186158A (ja) 1995-01-06 1995-01-06 ボンディング装置

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ID=11475344

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