JP3474798B2 - バンプレベリング装置 - Google Patents

バンプレベリング装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップを回路
基板に直接実装するフリップチップボンディングを行う
ことを目的としてICチップに形成された比較的多数個
のバンプを全て同一の高さに揃えるためのバンプレベリ
ング装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、電子機器においては小型化および
軽量化が求められており、それに伴って、電子回路の実
装密度を高めることを目的として、ウェハを個片に分割
したICチップを裏返して回路基板上に直接実装するフ
リップチップボンディング工法が多用されている。ま
た、このフリップチップボンディング工法は、ICチッ
プ上の電極と回路基板上の電極との接続距離を短縮した
実装形態となることから、近年のICチップの高周波化
に伴って要求されている耐ノイズ性を高めることができ
る利点がある。 【0003】上記フリップチップボンディング工法によ
り実装するICチップには、これの電極と回路基板の電
極とを接続するための突起電極(以下、一般に呼称され
ているバンプという)が、金ワイヤなどのボンディング
ワイヤによって比較的多数個(一般に50〜100 個)形成
されたのち、これら多数個のバンプがバンプレベリング
装置を用いたレベリング工程を経て全て同一高さに揃え
られる。このレベリング工程に用いられる従来のバンプ
レベリング装置は、図4に示すような構成になってい
る。すなわち、バンプレベリング装置のステージ3上に
は、多数個のバンプ1が不均一な高さに形成されたIC
チップ2が載置して保持されるとともに、ICチップ2
の厚みとバンプ1のレベリングすべき所要の高さとに対
応して選択されたスペーサ4が、ICチップ2の周囲を
囲む配置で載置される。この状態において、加圧手段
(図示せず)により下動されるレベラ7はバンプ1の上
端部を押し潰しながらスペーサ4に当接する下限位置ま
で下降し、且つ所定の加圧時間の間スペーサ4との密着
状態を保持する。 【0004】したがって、ICチップ2上の不均一な高
さの多数個の各パンプ1は、スペーサ4の厚みの間隔で
相対向する状態を保持するステージ3とレベラ7との間
にICチップ2を介して各々挟み込まれることにより、
図5に示すように、塑性変形して先端に平坦面1aが形
成され、且つICチップ2の表面から平坦面1aまでの
高さhが全て同一になるようレベリングされる。これに
より、ICチップ2をフリップチップボンディング工法
により回路基板に実装するに際してICチップ2を回路
基板に重ね合わせたときに、ICチップ2の全てのバン
プ1は、回路基板の対応する各電極に対してそれぞれ均
等な状態で接触し、且つ平坦面1aの存在によって回路
基板の電極に容易に位置決めされる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バンプレベリング装置では、多数個のバンプ1を有する
ICチップ2を挟み込むレベラ7とステージ3との対向
間隔、つまりバンプ1のレベリングすべき高さhをスペ
ーサ4の厚みによって規制しているが、ICチップ2の
厚みには製造ロット間で±10μm程度のばらつきがある
ので、ICチップ2の全てのバンプ1のレベリング後の
高さhのばらつきを±2μm内に維持しようとすれば、
厚みの異なる複数種類のスペーサ4を用意するととも
に、測定したICチップ2の厚さに適合するスペーサ4
を選択して、そのスペーサ4をその都度バンプレベリン
グ装置に付け替えなければならないという問題がある。
しかも、バンプ1のレベリング後の高さhは、ICチッ
プの品種や実装すべき回路基板の品種などの相違に応じ
て種々の値に設定されるので、さらに厚みの異なる多種
類のスペーサ4を保有する必要があるとともに、その都
度、所要のスペーサ4を選択して交換しなければなら
ず、これがフリップチップボンディング工法の生産性の
低下を招く原因になっている。 【0006】そこで本発明は、上記従来の課題に鑑みて
なされたもので、ICチップの製造ロットや品種などの
データを設定入力するのみで、ICチップ上の複数個の
バンプを常に所要の高さに確実にレベリングすることの
できるバンプレベリング装置を提供することを目的とす
るものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、フリップチップボンディング用のICチ
ップの電極上に形成された複数個の各バンプを同時に同
一高さにレベリングするバンプレベリング装置におい
て、前記ICチップを保持するステージと、前記ステー
ジに対し平行に配置されて前記各バンプを同時に押圧す
るレベラと、前記レベラに対して前記各バンプへの加圧
力を付与する加圧手段と、前記加圧手段による前記各バ
ンプへの加圧力を検出する加圧力検出手段と、前記加圧
手段による前記レベラへの目標加圧力を設定する加圧目
標値設定手段とを備え、前記加圧手段に付与する加圧力
を、前記目標値設定手段に設定した加圧力目標値になる
ように前記加圧力目標値と前記加圧力検出手段による加
圧力検出値との偏差に基づきフィードバック制御するよ
うに構成している。 【0008】このバンプレベリング装置では、レベラに
よる各バンプへの加圧力を検出し、その加圧力検出値に
基づいてレベラによる各バンプへの加圧力を加圧目標値
設定手段に設定した目標加圧力になるようフィードハッ
グ制御することにより、ICチップの多数個のバンプを
同時にレベリングする。したがって、ICチップの製造
ロットや品種などが異なることによるチップ厚さの相違
とは無関係に、ICチップ上の全てのバンプには常に設
定した目標加圧力がレベラによって加えられるから、各
バンプを所定の高さになるように高精度にレベリングす
ることができる。したがって、加圧目標値設定手段に対
してレベリングすべきICチップの製造ロットや品種な
どのデータを設定入力するだけでよいから、従来のバン
プレベリング装置が備えていた多種類のスペーサの管理
および交換などが不要となり、生産性を格段に向上させ
ることができる。 【0009】また本発明は、加圧力検出手段の加圧力検
出値の変化に基づいてレベラがバンプに接触した時点を
検出する接触検出手段を設け、前記接触検出手段が前記
レベラの前記バンプに対する接触を検出するまでは前記
レベラを等速度移動させるとともに、前記接触検出手段
が接触を検出した時点から加圧力目標値と加圧力検出値
との偏差に基づき加圧手段の加圧力をフィードバック制
御する加圧制御に切り換えるように構成している。 【0010】これにより、レベラを等速度移動させてI
Cチップ上の各バンプに迅速に接触させ、この接触した
時点からレベラによる各バンプへの加圧制御に切り換え
るので、生産性を一層向上させることができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施の形態に係るバンプレベリング装置の機構部分
を示す概略側面図、図2は同バンプレベリング装置の制
御部のブロック構成図てある。先ず、図1において、基
台8の支持台部9上には、例えばロードセルのような加
圧力検出器10が設置されており、基台8の中央部から
鉛直に突設されたスライドガイド部11には、上面にI
Cチップ2を載置して保持するステージ12および加圧
用アーム13がそれぞれ上下動自在に設けられている。
ステージ12は、ばね14により常に加圧力検出器10
の検出端10a上に載置する状態に保持されている。加
圧用アーム13の一端部は基台8に固定されたモータ1
7により回転駆動されるボールねじ18に螺合してお
り、加圧用アーム13はボールねじ18の回転に伴って
スライドガイド部11に沿って上下動する。加圧用アー
ム13の他端部にはレベラ19がステージ12に対し上
下位置において平行に相対向する配置で固着されてい
る。 【0012】このバンプレベリング装置では、多数個の
バンプ1が形成されたICチップ2がステージ12上に
載置して保持されると、モータ17が回転を開始し、こ
のモータ17により回転されるボールねじ18によって
加圧用アーム13がスライドガイド部11に沿いながら
下動し、加圧用アーム13に設けられたレベラ19は、
下方のステージ12に載置保持されているICチップ2
上の多数個のバンプ1の先端部に接触したのち、これを
押し潰すように変形させる。 【0013】ここで、加圧力検出器10は、通常時にス
テージ12およびICチップ2の合計重量を検出してい
るが、レベラ19が何れかのバンプ1の先端部に接触し
た時点から、加圧用アーム13の下動によるレベラ19
のバンプ1に対する加圧力がステージ12を介して伝達
されて、その印加された加圧力を検出する。後述する制
御部は、加圧力検出器10の検出加圧力の上述の変化を
検知した時点から、レベラ19を移動制御から加圧制御
に切り換えるようにモータ17の回転を制御して、レベ
ラ19による各バンプ1に対する加圧力が予め設定した
目標加圧力になるように制御する。これにより、ICチ
ップ2上の各バンプ1は、全て所定の高さにレベリング
される。 【0014】つぎに、図2の制御部20のブロック構成
図について、図3のタイミングチャートを参照しながら
説明する。なお、図2において、図1と同一のものには
同一の符号を付してある。位置加圧力指令器21は、I
Cチップ2の製造ロットや品種の相違によるチップ厚
さ、或いは回路基板の品種に応じて予め設定されたバン
プ1のレベリング後の高さに対応する位置指令信号s1
および加圧力指令信号s2をそれぞれ出力する。位置セ
ンサ22は、駆動源のモータ17の位置、換言すればレ
ベラ19の位置を常に検出して、位置検出信号s3を出
力している。位置制御器23は、位置加圧指令器21か
らの位置指令信号s1と位置センサ22からの位置検出
信号s3との偏差に応じて速度指令信号s4を生成し、
出力する。また、速度検出器27は、位置センサ22か
ら出力される位置検出信号s3に基づき速度検出信号s
5を生成し、出力する。さらに、速度制御器24は、位
置制御器23からの速度指令信号s4と速度検出器27
からの速度検出信号s5との偏差に応じて第1のトルク
指令信号s6を生成し、出力する。 【0015】一方、加圧制御器28は、位置加圧力指令
器21からの加圧力指令信号s2と図1に示した加圧力
検出器10からの加圧力検出信号s7との偏差に応じて
第2のトルク指令信号s8を生成し、出力する。また、
接触検出器29は、加圧力検出器10から出力される加
圧力検出信号s7に変化が発生したか否かを常時監視し
て、加圧力検出信号s7に変化が発生した時点で下動す
るレベラ19がICチップ2のバンプ1に対し接触した
のを検出する。切換器30は、通常時に接触検出器29
により第1の接点C1 に接続されて、第1のトルク指令
信号s6を選択的に後述の電流制御器31に対し出力す
るとともに、レベラ19がICチップ2のバンプ1に接
触したのを接触検出器29が検出したときに、接触検出
器29により第2の接点C2に切り換え接続されて、第
2のトルク指令信号s8を選択的に電流制御器31に対
し出力する。電流制御器31は、供給される第1のトル
ク指令信号s6または第2のトルク指令信号s8に応じ
た電流をモータ17に供給して、モータ17の回転を制
御する。 【0016】いま、図1のステージ12上に次にレベリ
ングすべき新たなICチップ2のセットが終了したのち
の図3のt1時に、位置加圧力指令器21が予め設定さ
れたデータのうちの所定のものを選択して位置指令信号
s1を出力したとする。位置制御器23は位置指令信号
s1とモータ17の位置検出信号s3との偏差に応じて
速度指令信号s4を生成して出力し、速度制御器24
は、上記速度指令信号s4と速度検出器27からの速度
検出信号s5との偏差に応じて生成した第1のトルク指
令信号s6を出力する。 【0017】このとき、切換器30は、レベラ19がバ
ンプ1に接触していない通常時であるから、第1の接点
C1に接続されており、電流制御器31は、入力された
第1のトルク指令信号s6に応じた電流をモータ17に
供給する。この電流の供給によってモータ17が回転を
開始するので、レベラ19は、図3(a)に示すよう
に、ボールねじ18に沿って下降する加圧用アーム13
と一体に下降動作を開始したのちに、モータ17の回転
が、速度指令信号s4とモータ17の速度検出信号s5
との偏差に応じた第1のトルク指令信号s6によってフ
ィードバック制御されることにより、位置−速度制御さ
れながら等速度で下降していく。 【0018】一方、加圧力検出器10は、レベラ19の
等速度下降動作時において、ステージ12とICチップ
2との重量のみによる加圧力を検出して基準値の加圧力
検出信号s7を出力している。そして、図3のt2時
に、レベラ19がICチップ2の各バンプ1の先端部に
接触することにより、加圧力検出器10の加圧力検出信
号s7が増大するよう変化して、その変化分が所定値に
達したt3時に、接触検出器29は、その加圧力検出信
号s7の変化を検出してレベラ19のバンプ1への接触
であると判別し、切換器30を第2の接点C2に切換接
続する。これにより、電流制御器31には、第1のトル
ク指令信号s6に代えて、加圧力指令信号s2と加圧力
検出信号s7との偏差に応じた第2のトルク指令信号s
8が入力されるので、モータ17は、電流制御器31か
ら第2のトルク指令信号s8に応じた電流の供給による
回転制御に切り換えられて、レベラ19の下降動作は位
置−速度制御から加圧制御に切り換えられる。 【0019】すなわち、レベラ19は、所定の等速度で
単に下降する動作からICチップ2上の多数個のバンプ
1を加圧する動作に切り換えられる。このレベラ19の
各バンプ1に対する加圧力は加圧力検出器10で検出さ
れ、図3(b)に示すように、加圧力検出器10から出
力される加圧力検出信号s7が位置加圧力指令器21の
加圧力指令信号s2によって設定された所定の加圧増分
で徐々に増大するようにモータ17の回転がフィードバ
ック制御され、レベラ19の各バンプ1に対する加圧力
は上記の加圧増分に基づき増大していく。 【0020】そして、所定の加圧増分で増大する加圧力
検出器10の加圧力検出信号s7が、図3のt4時に、
加圧力指令信号s2によって設定された目標加圧力まで
増大すると、加圧力指令信号s2と加圧力検出信号s7
との偏差である第2のトルク指令信号s8が「0」とな
るので、以後は、このレベラ19が各バンプ1を目標加
圧力で押圧する状態を位置加圧力指令器21に予め設定
された加圧時間だけ保持し続ける。 【0021】上記の加圧時間が経過したt5時になる
と、加圧力指令信号s2が加圧力検出信号s7に対し小
さい値に変更される。それにより、モータ17は上述と
は逆方向に回転されてレベラ19が上昇し始めるので、
接触検出器29は、加圧力検出信号s7が図3(b)に
示すようにステージ12とICチップ2との合計重量の
みの基準値になったのを検知して、切換器30を再び第
1の接点C1に切り換え接続する。したがって、モータ
17は、再び第1のトルク指令信号s6に応じた電流を
電流制御器31から供給されて逆方向に等速度回転さ
れ、レベラ19が加圧制御から再び位置−速度制御に切
り換えられて、定速度で基準位置まで上昇される。 【0022】ところで、位置加圧力指令器21には、1
個のバンプ1を種々の所要の高さhに変形するのに要す
るレベラ19の加圧力が予め実測してそれぞれ設定され
ているとともに、ICチップ2の品種毎にバンプ1の個
数も設定されており、パンプ1のレベリングに際して、
ステージ12上にセットするICチップ2の品種などの
データが設定入力される。これにより、位置加圧力指令
器21は、セットされるICチップ2に対応して、その
ICチップ2が有する全てのバンプ1を同時に所定の高
さhまで塑性変形させるのに要する加圧力を算出して、
上記の加圧力指令信号s2を出力する。 【0023】レベラ19は、加圧力指令信号s2に基づ
き回転制御されるモータ17の回転力を加圧用アーム1
3を介して伝達されることにより、ICチップ2の全て
のバンプ1に対し同時に所定の加圧増分に基づき加圧し
ていき、このレベラ19による各バンプ1への加圧力
は、加圧力検出器10により検出されて所定値になるよ
うフィードバック制御される。 【0024】したがって、ICチップ2の多数個のバン
プ1は、そのICチップ2の製造ロットや品種などが異
なることによるチップ厚さの相違とは無関係に、常に位
置加圧力指令器21に設定された所定の高さhになるよ
うレベリングされる。実測結果によると、上記実施の形
態のバンプレベリング装置を用いて各種のICチップ2
のバンプ1をレベリングしたところ、ICチップ2上の
全てのバンプ1のレベリング後の高さhのばらつきは、
ICチップ2のチップ厚さのばらつきが±10μmあった
にも拘わらず、±2μm以内となることが確認できた。
このため、従来のバンプレベリング装置が備えていた多
種類のスペーサ4の管理および交換などが不要となり、
位置加圧力指令器21に対しレベリングすべきICチッ
プ2の製造ロットや品種などのデータを設定入力するだ
けでよいから、生産性を格段に向上させることができ
る。 【0025】 【発明の効果】以上のように、本発明のバンプのレベリ
ング装置によれば、レベラによる各バンプへの加圧力を
検出し、その加圧力検出値に基づいてレベラによる各バ
ンプへの加圧力を加圧目標値設定手段に設定した目標加
圧力になるようフィードバック制御することにより、I
Cチップの多数個のバンプをレベリングするようにした
ので、ICチップの製造ロットや品種などが異なること
によるチップ厚さの相違とは無関係に、ICチップ上の
全てのバンプを設定した目標加圧力によって常に所定の
高さになるように高精度にレベリングすることができ
る。また本発明はレベラを等速度移動させてICチップ
上の各バンプに迅速に接触させ、この接触した時点から
レベラによる各バンプへの加圧制御に切り換えるので、
生産性を一層向上させることができる。したがって、加
圧目標値設定手段に対してレベリングすべきICチップ
の製造ロットや品種などのデータを設定入力するだけで
よいから、従来のバンプレベリング装置が備えていた多
種類のスペーサの管理および交換などが不要となり、生
産性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係るバンプレベリング
装置の機構部分を示す概略側面図。 【図2】同上バンプレベリング装置の制御部を示すブロ
ック構成図。 【図3】同上バンプレベリング装置のタイミングチャー
トを示し、(a)はレベラの位置、(b)は加圧力検出
器の加圧力検出値をそれぞれ示す。 【図4】従来のバンプレベリング装置の概略断面図。 【図5】レベリング後のバンプの状態を示す側面図。 【符号の説明】 1 バンプ 2 ICチップ 10 加圧力検出器(加圧力検出手段) 12 ステージ 17 モータ(加圧手段) 19 レベラ 21 位置加圧力指令器(加圧目標値設定手段) 29 接触検出器(接触検出手段) 30 切換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−163215(JP,A) 特開 平10−242150(JP,A) 特開 平9−134935(JP,A) 特開 平10−284496(JP,A) 特開 昭62−81258(JP,A) 特開 平7−161752(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 フリップチップボンディング用のICチ
    ップの電極上に形成された複数個の各バンプを同時に同
    一高さにレベリングするバンプレベリング装置におい
    て、 前記ICチップを保持するステージと、 前記ステージに対し平行に配置されて前記各バンプを同
    時に押圧するレベラと、 前記レベラに対して前記各バンプへの加圧力を付与する
    加圧手段と、 前記加圧手段による前記各バンプへの加圧力を検出する
    加圧力検出手段と、 前記加圧手段による前記レベラへの目標加圧力を設定す
    る加圧力目標値設定手段とを備え、 前記加圧手段に付与する加圧力を、前記加圧力目標値設
    定手段に設定した加圧力目標値になるように前記加圧力
    目標値と前記加圧力検出手段による加圧力検出値との偏
    差に基づきフィードバック制御するように構成したバン
    プレベリング装置であって、 加圧力検出手段の加圧力検出値の変化に基づいてレベラ
    がバンプに接触した時点を検出する接触検出手段を設
    け、 前記接触検出手段が前記レベラの前記バンプに対する接
    触を検出するまでは前記レベラを等速度移動させるとと
    もに、前記接触検出手段が接触を検出した時点から加圧
    力目標値と加圧力検出値との偏差に基づき加圧手段の加
    圧力をフィードバック制御する加圧制御に切り換えるよ
    うに構成したことを特徴とするバンプレベリング装置。
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