JPH08185114A - 教習用飛出装置 - Google Patents

教習用飛出装置

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JPH08185114A
JPH08185114A JP34019194A JP34019194A JPH08185114A JP H08185114 A JPH08185114 A JP H08185114A JP 34019194 A JP34019194 A JP 34019194A JP 34019194 A JP34019194 A JP 34019194A JP H08185114 A JPH08185114 A JP H08185114A
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JP
Japan
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supporting arm
support arm
freely
arm
rails
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Withdrawn
Application number
JP34019194A
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English (en)
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Takeshi Kubota
武 久保田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車等の教習時、路地、物陰等からの小児等
の飛出し状態を現出させる。以ってその状態に対処する
運転操作等を学ぶことができる。 【構成】筐体内に収納させた支持腕を前後進自在に
支承させる。駆動源18により支持腕を筐体より突
出させる。筐体より張出する支持腕の先端に人形を
設ける。支持腕の最前進位置において、支持腕の折
曲部が一方に折曲可能になる如く設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、教習用飛出装置に関
し、自動車、自転車、歩行者等の路上教習に用いられ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の教習時、路地や物陰からの小
児等の飛出しを発見し、自動車等を停止させることは自
動車事故防止に絶対必要な操作である。しかし、従来自
動車教習所等において、この種の操作練習は全く行われ
ていない。
【0003】又、子供達を対象にした自転車の乗り方
や、歩行者の歩行について、実地練習は幼稚園、小学校
等において或は公安委員会、警察等において可成実施さ
れている。けれども、実際に人等が飛出すような実地練
習は従来行われていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、小児等が路
地や物陰から実際に飛出した際の対応は全くなされてい
ない状態で、自動車の走行時にいきなりその事態に立至
った際には、運転者、特に初心者はパニック状態にな
り、冷静な対応運転が困難になり事故発生に繋がること
になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明において
は、路地や物陰からの小児等の飛出しを何回でも簡単に
現出でき、それに対する自動車、バイク、自転車等の対
応運転を習うことができ、事故防止に役立つ装置を提案
せんとするもので、筐体に駆動源により支持腕を前進後
退させる機構を設け、支持腕は、その最前進時に折曲部
を筐体外に張出す如く設けると共に、一方向への折曲自
由となる如く構成したことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図に示す一実施例により本発明を詳細
に説明する。は筐体で、底部2にキャスター3,3,
3を設け、必要に応じ脚だけとすることもできる。該筐
の上面に把手6を設けてある。
【0007】は支持腕で、上下に適宜間隔を置いた2
本の角材5,5により構成されている。該支持腕
角、丸パイプ、角、丸棒等適宜のものが使用でき、又一
本だけで構成してもよい。該支持腕は、上部角材5を
上、左右両側をローラー9、ローラー10,10、下部
角材5を下、左右両側をローラー11、ローラー12,
12にて押圧させて支承させてある。
【0008】該ローラー9、ローラー10,10、ロー
ラー11、ローラー12,12は筐体内に設けたケー
ス13に支承させた軸14,15、軸16により回動自
在に支持させてある。
【0009】このケース13と同様に構成されたケース
17をケース13より適宜離して設置し、支持腕を二
個所にて支承させてある。
【0010】該支持腕を前進、後退自在に支持させる
構成としては、溝レールに車輪を設けた支持腕を滑動
自在に設けたり、溝レール、パイプ状レールに支持腕
を摺動自在に挿通したり、レールに支持腕に設けた上
下溝車で挾持したり、各種の構成が採用しうる。
【0011】該支持腕の駆動源としては、モーター1
8の軸に設けたプーリー19を支持腕の角材5に直接
接触させ、その回動力により支持腕を前進させ、或は
逆転により後退させる如くしてある。
【0012】該モーター18は吊板20により発条21
を介して吊下げられ、発条21により、モーター18の
軸に設けたプーリー19を支持腕に押上げ、接触させ
てある。又、この他モーター18を利用して支持腕
前進、後退をさせる機構は各種使用できること勿論であ
る。
【0013】例えば、支持腕に一端を固定した索条を
巻取ることによる前進、他方向に巻取ることによる後
退、同じモーター18を使用しても支持腕に設けるラ
ックとモーター軸と直接或は係架するギヤーの噛合によ
る駆動等多数使用できる。
【0014】又、モーター18を使用せず、油圧、エア
ー等のシリンダーにより支持腕を押出したり、引戻し
たりすることもできる。
【0015】支持腕は最前進位置において、筐体
り張出した部分にて折曲可能に形成することが必要であ
る。この折曲部は、支持腕を切断し、その突合せ部
分を軸8により回動自在に枢支させる。この際、丁板2
2を夫々支持腕に設けた板体23,23に亘って設け
ることは推奨される。
【0016】又、該丁板22は、支持腕の直立性を保
持するために、或る程度の力が加わるまで、発条により
直立性を保持するピンにより丁板22の平板状を確保
し、予定以上の力が加わった際には、そのピンが外れ、
丁板22が軸8を中心として折曲される構成を使用する
のがよい。
【0017】24は発条で、支持腕の両突合せ部に亘
って夫々ピン25,25に係止してある。この際角材5
の一側を一部切欠き、切欠部51,51を形成し、発条
24が角材5外側に出る構成としてもよい。
【0018】又、発条24の弾性を調節するために、ピ
ン25を小片26に係止させ、小片26に螺入した螺子
27を固定片28に挿通しておくことは推奨される。
【0019】29は支持腕の先端に設けた台座で、そ
こに人形30を設置しておく、該人形30はプラスチッ
ク、ゴム、セルロイド等の弾性のあるものが好ましい
が、これに限定されるものではない。
【0020】該人形30は台座29上に設置されるが、
適宜方法、例えばバンド31により緊縛し、或は螺子止
めし、場合によっては一部接着等により固定するのがよ
い。又、破損に備えて着脱自在とすることができる。そ
の他32は自動車である。本装置の駆動源は、コードに
繋いだスイッチボタンにより或は無線操作によるスイッ
チにより作動するようにすることは公知技術により行
う。
【0021】次いで、その作動について説明する。先
ず、筐体を路地や自動車、物陰等道路に面して略直角
方向に設置する。自動車を走行させ、筐体の設置位置
に接近したときにスイッチによりモーター18を駆動さ
せる。
【0022】然るとき、モーター18の回動によりプー
リー19が回動せしめられ、プーリー19と接触してい
る支持腕はその回動により前進せしめられる。支持腕
はローラー9、10,10、ローラー11、12,1
2によって支承されており、プーリー19の回動により
前進せしめられる。
【0023】尚、モーター18は発条21により吊られ
ており、プーリー19は支持腕に圧接されており、そ
の駆動力は支持腕に確実に伝達される。
【0024】支持腕の所定位置に達したとき、支持腕
の後端に設ける突起によりマイクロスイッチに接触す
る等の公知手段により、モーター18の作動を止める。
【0025】この動作により人形30は物陰等から飛出
し、路上に押出される。
【0026】そこに、自動車32が進行してくると、運
転者は急ブレーキを掛け、自動車32を停止させんとす
る。そこで自動車32が人形30に当らずに停止すれば
よい。
【0027】若し、自動車32を停止することができ
ず、該自動車32が人形30に当ると、その衝突力によ
り丁板22に平板保持力を越えて丁板22に折曲げ力が
作用する。この時、発条24に抗して支持腕は軸8を
支点として折曲げられる。
【0028】通常、人形30は自動車32のバンパー位
置に当るように設置するが、自動車32に対する衝撃は
それ程なく、折曲げ力は発条24に吸収される。
【0029】自動車32をその位置から離して後、支持
を真直に延ばし、前記と逆に後退させ、支持腕
筐体内に収納させる。
【0030】以上自動車の練習について説明したが、バ
イク、自転車等についても同様にできる。又、小児につ
いては、人形が自動車に当るシーンを現出させることに
より、路上への飛出しの結果を視認させることなる。
【0031】
【発明の効果】上記の如き本発明によれば、筐体に駆動
源により支持腕を前進後退させる機構を設け、支持腕
は、その最前進時に折曲部を筐体外に張出す如く設ける
と共に、一方向への折曲自由となる如く構成したので自
動車等の走行中に路地や物陰から小児等が飛出すシーン
が簡単に現出され、そのシーンを体験することにより路
地走行の実地訓練が容易に行われる。
【0032】従って、自動車教習所、学校等における実
地体験により、自動車走行や歩行者の注意を惹くことが
でき、交通への認識を高めることができる。
【0033】然もその装置は構造は簡単で、小型軽量に
製作でき、何処にでも簡単に設置でき、且つ移動も簡単
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例縦断概略説明側面図。
【図2】本発明他実施例縦断概略説明拡大側面図。
【図3】同上説明背面図。
【図4】同上使用状態斜面図。
【図5】同上作動状態一部横断平面図。
【図6】同上一部折曲部拡大側面図。
【図7】同上一部折曲部拡大平面図。
【図8】同上一部折曲部拡大作動状態横断平面図。
【図9】同上他実施例折曲部拡大側面図。
【図10】同上他実施例折曲部拡大平面図。
【図11】同上他実施例折曲部拡大作動状態平面図。
【図12】同上他実施例折曲部拡大一部横断平面図。
【符号の説明】 筐体 支持腕 5 角材 6 台座 折曲部 9 ローラー 10 ローラー 11 ローラー 12 ローラー 13 ケース 18 モーター 19 プーリー 21 発条 22 丁板 24 発条 30 人形

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体に駆動源により支持腕を前進後退させ
    る機構を設け、支持腕は、その最前進時に折曲部を筐体
    外に張出す如く設けると共に、一方向への折曲自由とな
    る如く構成したことを特徴とする教習用飛出装置。
  2. 【請求項2】支持腕先端には人形を設置することを特徴
    とする請求項1に記載の教習用飛出装置。
  3. 【請求項3】支持腕は上下左右をローラーにて支承させ
    駆動源により支持腕を前進後退自在としたことを特徴と
    する請求項1に記載の教習用飛出装置。
  4. 【請求項4】モーターにより回動されるプーリーを支持
    腕に弾力的に接触させる如くしたことを特徴とする請求
    項1又は請求項3に記載の教習用飛出装置。
JP34019194A 1994-12-29 1994-12-29 教習用飛出装置 Withdrawn JPH08185114A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009011250A1 (ja) * 2007-07-17 2009-01-22 Honda Motor Co., Ltd. 車両運転体験用障害物装置
US7755539B2 (en) 2004-03-25 2010-07-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dummy apparatus or test method for collision prediction apparatus or its component

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7755539B2 (en) 2004-03-25 2010-07-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dummy apparatus or test method for collision prediction apparatus or its component
WO2009011250A1 (ja) * 2007-07-17 2009-01-22 Honda Motor Co., Ltd. 車両運転体験用障害物装置
US8485823B2 (en) 2007-07-17 2013-07-16 Honda Motor Co., Ltd. Obstacle device for vehicle driving experience

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