JPH08184812A - 反強誘電性液晶ディスプレイの駆動法 - Google Patents

反強誘電性液晶ディスプレイの駆動法

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JPH08184812A
JPH08184812A JP32728894A JP32728894A JPH08184812A JP H08184812 A JPH08184812 A JP H08184812A JP 32728894 A JP32728894 A JP 32728894A JP 32728894 A JP32728894 A JP 32728894A JP H08184812 A JPH08184812 A JP H08184812A
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JP
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voltage pulse
liquid crystal
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selection
voltage
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Application number
JP32728894A
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English (en)
Inventor
Shozo Fujiwara
正三 藤原
Satoru Kimura
哲 木村
Hisanori Yamaguchi
久典 山口
Original Assignee
Matsushita Electric Ind Co Ltd
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反強誘電性液晶ディスプレイにおいて、奇数
ラインと偶数ラインの駆動パルスの極性を互いに逆極性
で駆動することにより、フレーム周期間の平均輝度の差
をなくし、2つの強誘電相が非対称である場合も、フレ
ーム周期間の輝度差によるフリッカを抑制する駆動方法
を提供する。 【構成】 一方の基板1に信号電極Cj 群を配し、対向
する基板2に走査電極Ri 群を配したマトリクスパネル
の基板間に、印加電圧に対して第1の強誘電相と第2の
強誘電相と反強誘電相の3状態間のスイッチングを示す
反強誘電性液晶を介在させた液晶パネルにおいて、奇数
ラインと偶数ラインの駆動パルスの極性を互いに逆極性
で駆動することとしたので、フレーム周期間の平均輝度
に差がなくなり、2つの強誘電相が非対称である場合
も、フレーム周期間の輝度差によるフリッカを抑制する
ことができ、しかも、各画素はフレーム周期毎に電圧を
極性反転して印加するので交流化も行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印加電圧に対し、第1
の強誘電相と第2の強誘電相と反強誘電相の3状態間の
スイッチングを示す反強誘電性液晶を用いた液晶ディス
プレイの駆動法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】反強誘電性液晶ディスプレイに用いる液
晶パネルは、図15に示すように、対向して配置したガ
ラス基板1、2に、透明電極4、5と液晶配向膜9、1
0とをそれぞれ設け、両ガラス基板1、2間に液晶層6
を挟持してセルを形成し、ガラス基板1、2に互いに偏
光軸の直交する偏光板11、12をそれぞれ設けて構成
している。このセルの透明電極4、5はそれぞれの基板
1、2に、図16に示すように、互いに交差するように
配された、例えば、マトリクス電極構造の信号電極群C
j および走査電極群Ri を帯状パターンに形成してい
る。そして、透明電極4は、例えば、データ電圧印加用
信号電極群を信号電極C1 ,C2 ,C3 ,,Cj ,,C
639、C640 から形成している。また、基板2には走査電
極5、例えば、走査電圧印加用電極群を走査電極R1
2,R3 ,,Ri ,,R479 ,R480から形成してい
る。
【0003】液晶ディスプレイの表示を制御する駆動信
号は、信号電極信号発生手段21と走査電極信号発生手
段22と、信号電極駆動手段23と走査電極駆動手段2
4と、クロック発生手段25とからなる駆動装置で制御
されるようにされている。そして、クロック発生手段2
5からのクロック信号によりフレーム周期を制御し、表
示データ信号に基づいて、所定の走査電極および所定の
信号電極にそれぞれ所定の電圧波形をフレーム周期に従
って印加する。これにより、印加された信号電極と走査
電極の交点の画素の液晶が駆動され、フレーム周期に従
って表示データ信号に基づく表示がなされる。
【0004】図17は前記液晶ディスプレイに使用する
反強誘電性液晶からなるディスプレイの電気光学特性図
を示すものである。この反強誘電性液晶ディスプレイで
は、電圧0の反強誘電相の状態から印加電圧を上昇さ
せ、閾値電圧Vth(A−F)以上になると強誘電相の
状態へと移行し、明状態となる。逆に強誘電相の状態か
ら印加電圧を減少させるとヒステリシスをもって、閾値
電圧Vth(F−A)以下になると反強誘電相の状態へ
と移行し、暗状態となる。逆極性の電圧を印加した場合
も同様の挙動が起こる。
【0005】図18は従来の前記反強誘電性液晶ディス
プレイを駆動する信号の駆動波形図を示している。通
常、反強誘電性液晶ディスプレイの駆動では反強誘電相
−強誘電相のヒステリシスを双安定性として利用する。
即ち、選択期間に閾値電圧前後の電圧パルスを印加し
て、画素を明状態、暗状態とする。非選択期間にはヒス
テリシス幅の間に位置する電圧を印加し、書き込まれた
表示状態を保持する。
【0006】この図18において、横軸R1〜R3の縦
軸方向は走査電極R1〜R3に印加される電圧波形、横
軸C1の縦軸方向は信号電極C1に印加される電圧波
形、R1C1は走査電極R1と信号電極C1から形成さ
れる画素(交点の画素)に印加される電圧波形をそれぞ
れ示している。同様に、横軸R2C1は走査電極R2と
信号電極C1から形成される画素に印加される電圧波形
をそれぞれ示している。横軸方向のTH1、TH2は各
走査電極の選択期間であり、横軸R1C1、R2C1の
縦軸のVthは反強誘電相から強誘電相へ移行する閾値
電圧である。
【0007】前記反強誘電性液晶ディスプレイの第1フ
レーム周期において、選択期間TH1で画素R1C1で
は閾値電圧Vthを越える電圧パルスが印加されている
ので、明状態となる。非選択期間においては、ヒステリ
シス幅の非選択パルスが印加されるので、表示状態を保
持する。選択期間TH2で、画素R2C1では閾値電圧
Vthを越える電圧パルスが印加されているので、明状
態となる。非選択期間においては、ヒステリシス幅の非
選択パルスが印加されるので、表示状態を保持する。
【0008】同様に、第2フレーム周期において、選択
期間TH1で、画素R1C1では閾値電圧−Vthを越
える電圧パルスが印加されているので、明状態となる。
非選択期間においては、ヒステリシス幅の非選択パルス
が印加されるので、表示状態を保持する。選択期間TH
2で、画素R2C1では閾値電圧−Vthを越える電圧
パルスが印加されているので、明状態となる。非選択期
間においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加さ
れるので、表示状態を保持する。
【0009】第3フレーム周期においても、同様に、選
択期間TH1で、画素R1C1では閾値電圧Vthを越
えない電圧パルスが印加されているので、暗状態とな
る。非選択期間においては、ヒステリシス幅の非選択パ
ルスが印加されるので、表示状態を保持する。選択期間
TH2で、画素R2C1では閾値電圧Vthを越えない
電圧パルスが印加されているので、暗状態となる。非選
択期間においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印
加されるので、表示状態を保持する。
【0010】第4フレーム周期においても、同様に、選
択期間TH1で、画素R1C1では閾値電圧−Vthを
越えない電圧パルスが印加されているので、暗状態とな
る。非選択期間においては、ヒステリシス幅の非選択パ
ルスが印加されるので、表示状態を保持する。選択期間
TH2で、画素R2C1では閾値電圧−Vthを越えな
い電圧パルスが印加されているので、暗状態となる。非
選択期間においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが
印加されるので、表示状態を保持する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、以下のような問題がある。図19は従来
例で示した駆動波形で明状態を表示した場合の奇数フレ
ーム周期と偶数フレーム周期の画面の輝度を示す図であ
る。
【0012】従来例では、前述したように反強誘電性液
晶ディスプレイは2つの強誘電相で明状態を表示する
が、第1の強誘電相における輝度T1と第2の強誘電相
における輝度T2が完全に対称でない場合には、図19
のように従来の駆動法では第1フレーム周期の画面上の
輝度分布と第2フレーム周期の画面上の輝度分布に差が
生じる場合がある。その結果、フリッカを感じるという
問題を有していた。
【0013】本発明はかかる従来技術の問題点に鑑み、
2つの強誘電相が非対称な特性を示した場合でも、フレ
ーム周期間の輝度差によるフリッカを抑制することがで
きる反強誘電性液晶ディスプレイの駆動法を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の反強誘電性液晶ディスプレイの駆動法は、一方
の基板に走査電極群を配し、対向する基板に信号電極群
を配したマトリクスパネルの基板間に、印加電圧に対し
て第1の強誘電相と第2の強誘電相と反強誘電相の3状
態間のスイッチングを示す反強誘電性液晶を介在させた
液晶パネルからなる液晶ディスプレイにおいて、前記液
晶パネルの奇数アドレスの走査電極上の画素に対し、奇
数フレーム周期の選択期間には、最終的に液晶の状態を
決定する電圧パルスの極性が正である電圧パルスを印加
し、奇数フレーム周期の選択期間から続く偶数フレーム
周期の選択期間までの間の非選択期間においては、平均
電位が正であり、前記奇数フレーム周期の選択期間で得
た液晶の状態を保持する電圧パルスを印加し、偶数フレ
ーム周期の選択期間には、最終的に液晶の状態を決定す
る電圧パルスの極性が負である電圧パルスを印加し、偶
数フレーム周期の選択期間から続く奇数フレーム周期の
選択期間までの間の非選択期間においては、平均電位が
負であり、前記偶数フレーム周期の選択期間で得た液晶
の状態を保持する電圧パルスを印加し、一方、前記液晶
パネルの偶数アドレスの走査電極上の画素に対し、奇数
フレーム周期の選択期間には、最終的に液晶の状態を決
定する電圧パルスの極性が負である電圧パルスを印加
し、奇数フレーム周期の選択期間から続く偶数フレーム
周期の選択期間までの間の非選択期間において、平均電
位が負であり、前記奇数フレーム周期の選択期間で得た
液晶の状態を保持する電圧パルスを印加し、偶数フレー
ム周期の選択期間には、最終的に液晶の状態を決定する
電圧パルスの極性が正である電圧パルスを印加し、偶数
フレーム周期の選択期間から続く奇数フレームの選択期
間までの間の非選択期間において、平均電位が正であ
り、前記偶数フレーム周期の選択期間で得た液晶の状態
を保持する電圧パルスを印加し、表示を行うことを特徴
とする。
【0015】また前記構成においては、選択期間に印加
される電圧パルスは1対の双極性パルスであることが好
ましい。前記構成においては、選択期間に印加される電
圧パルスは単極性のパルスであることが好ましい。
【0016】各画素に奇数フレーム周期と続く偶数フレ
ーム周期の選択期間において印加される電圧パルスは逆
相で対称であることことが好ましい。また前記構成にお
いては、各画素に印加される電圧が奇数フレーム周期と
偶数フレーム周期の2フレーム周期で交流化されること
が好ましい。
【0017】また前記構成においては、1選択期間内に
おいて最終的に液晶の状態を決定する電圧パルス印加後
に、休止位相期間を設け、波形が同一で、かつ前記最終
的に液晶の状態を決定する電圧パルスと同極性である電
圧パルスを印加することが好ましい。
【0018】また前記構成においては、休止位相期間に
印加される電圧パルスは、単極性の矩形波でかつ大きさ
が非選択期間に印加される電圧パルスの大きさの平均値
に等しいことが好ましい。
【0019】
【作用】本発明の反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方
法は、上記のように、奇数ラインと偶数ラインの駆動パ
ルスの極性を互いに逆極性で駆動するように構成したの
で、フレーム周期間の平均輝度に差がなくなり、2つの
強誘電相が非対称である場合であっても、フレーム周期
間の輝度差によるフリッカを抑制することができる。ま
た、各画素はフレーム周期毎に電圧を極性反転して印加
するので交流化も行われる。
【0020】前記の反強誘電性液晶ディスプレイの駆動
方法において、選択期間に印加される電圧パルスが1対
の双極性パルスである好ましい構成によれば、反強誘電
層から強誘電層へ短時間で反転ができ、フレーム周期間
の平均輝度にマクロ的な差がなくなり、フレーム周期間
の輝度差によるフリッカを抑制することができる。
【0021】また前記の反強誘電性液晶ディスプレイの
駆動方法において、選択期間に印加される電圧パルスが
単極性パルスである好ましい構成によれば、1フレーム
周期の書き込みに要する時間は、上記の双極性パルスを
印加した場合の半分で済み、それだけフリッカをよく抑
制することができる。
【0022】また前記の反強誘電性液晶ディスプレイの
駆動方法において、各画素に奇数フレーム周期と続く偶
数フレーム周期の選択期間に印加される電圧パルスが逆
相で対称である好ましい構成によれば、各フレーム周期
の輝度は平均化され、これによってフレーム周期間の輝
度差が小さくなり、フリッカを抑制することができる。
【0023】また前記の反強誘電性液晶ディスプレイの
駆動方法において、各画素に印加される電圧が奇数フレ
ーム周期と偶数フレーム周期の2フレーム周期で交流化
される好ましい構成によれば、各画素に印加される電圧
が交流化され、かつフレーム間の輝度差が小さくなりフ
リッカを抑制することができる。
【0024】また前記の反強誘電性液晶ディスプレイの
駆動方法において、1選択期間内において最終的に液晶
の状態を決定する電圧パルス印加後に、休止位相期間を
設け、波形が同一で、かつ前記最終的に液晶の状態を決
定する電圧パルスと同極性である電圧パルスを印加する
好ましい構成によれば、休止位相期間を選択期間毎に設
けているので、表示データによる依存が抑制され、かつ
フレーム周期間の平均輝度に差がなくなり、2つの強誘
電相が非対称である場合であっても、フレーム周期間の
輝度差によるフリッカを抑制することができる。
【0025】また前記の反強誘電性液晶ディスプレイの
駆動方法において、休止位相期間に印加される電圧パル
スは、単極性の矩形波でかつ大きさが非選択期間に印加
される電圧パルスの大きさの平均値に等しい好ましい構
成によれば、1フレーム周期の書き込みに要する時間が
双極性パルスを印加した場合の半分で済むとともに、フ
レーム周期間の輝度差によるフリッカを抑制することが
できる。
【0026】前記の反強誘電性液晶ディスプレイの駆動
方法において、選択期間に印加される電圧パルスが1対
の双極性パルスである好ましい構成によれば、1フレー
ム周期の書き込みに要する時間が上記の単極性パルスを
印加した例に比べて長くなるが、フレーム周期間の輝度
差によるフリッカを抑制することができる。
【0027】上述のように本発明はマトリクスパネルの
基板間に、印加電圧に対して第1の強誘電相と第2の強
誘電相と反強誘電相の3状態間のスイッチングを示す反
強誘電性液晶を介在させた液晶パネルからなる液晶ディ
スプレイにおいて、前記した構成により、奇数ラインと
偶数ラインの駆動パルスの極性を互いに逆極性で駆動す
ることとしたので、フレーム周期間の平均輝度に差がな
くなり、2つの強誘電相が非対称である場合も、フレー
ム周期間の輝度差によるフリッカを抑制することができ
る。また、各画素はフレーム周期毎に電圧を極性反転し
て印加するので交流化も行われる。
【0028】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。本発明の反強誘電性液晶ディスプレイは、従来と同
様に図15、16に示すように構成されている。
【0029】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における反強誘電性液晶ディスプレイの駆動波形を示す
図である。
【0030】図1において、Vth、−Vthは反強誘
電相から強誘電相へと移行する閾値電圧、Vo、−Vo
は表示状態を維持するオフセット電圧である。図1の
(1)は奇数フレーム周期の選択期間において、奇数ア
ドレス、例えば右の走査電極C1 から左の走査電極Cj
方向へ1,2,3,,,として、走査電極C1 ,C3
5 ,,,にそれぞれ印加される電圧パルスであり、偶
数フレーム周期の選択期間において、偶数アドレスの走
査電極C2 ,C4 ,C6 ,,,に印加される選択電圧パ
ルスである。
【0031】図1(3)は奇数フレーム周期の選択期間
において、偶数アドレスの走査電極に印加される電圧パ
ルスであり、偶数フレーム周期の選択期間において、奇
数アドレスの走査電極に印加される電圧パルスである。
【0032】図1(2)は上記(1)の選択電圧パルス
が印加され、次のフレーム周期で(2)の選択電圧パル
スが印加される間の非選択期間に走査電極に印加される
非選択電圧パルスである。
【0033】図1(4)は上記(2)の選択電圧パルス
が印加され、次のフレーム周期で(1)の選択電圧パル
スが印加される間の非選択期間に走査電極に印加される
非選択電圧パルスである。
【0034】図1(5)は上記(1)の選択電圧パルス
が印加される走査電極上の画素をON状態(第1の強誘
電相の状態)にする場合に信号電極に印加さる電圧パル
スである。
【0035】図1(6)は上記(3)の選択電圧パルス
が印加される走査電極上の画素をON状態(第2の強誘
電相の状態)にする場合に信号電極に印加さる電圧パル
スである。
【0036】同図(7)は上記(1)の選択電圧パルス
が印加される走査電極上の画素の中でON状態にする画
素に印加される電圧パルスである。 図1(8)は上記(1)の選択電圧パルスが印加される
走査電極上の画素の中でOFF状態にする画素に印加さ
れる電圧パルスである。
【0037】図1また(9)は上記(2)の非選択電圧
パルスが印加される走査電極上にあり、かつ(5)の電
圧パルスが印加される信号電極上ある画素に印加される
電圧パルスである。
【0038】図1(10)は(2)の非選択電圧パルス
が印加される走査電極上にあり、かつ(6)の電圧パル
スが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧パ
ルスである。
【0039】図1(11)は上記(3)の選択電圧パル
スが印加される走査電極上の画素の中でOFF状態にす
る画素に印加される電圧パルスである。 図1(12)は上記(3)の選択電圧パルスが印加され
る走査電極上の画素の中でON状態にする画素に印加さ
れる電圧パルスである。
【0040】図1(13)は上記(4)の非選択電圧パ
ルスが印加される走査電極上にあり、かつ上記(5)の
電圧パルスが印加される信号電極上ある画素に印加され
る電圧パルスである。
【0041】図1(14)は上記(4)の非選択電圧パ
ルスが印加される走査電極上にあり、かつ上記(6)の
電圧パルスが印加される信号電極上ある画素に印加され
る電圧パルスである。
【0042】図1の駆動電圧波形を示す、選択期間にお
いて、最終的に閾値電圧を越える電圧パルスが印加され
る画素が反強誘電相から強誘電相状態へと移行する。詳
細には(7)に示す電圧パルスは、最終的に閾値Vth
を越えるVs+Vdの波高値をもつので、(7)の電圧
パルスを印加された画素は第1の強誘電相となり、ON
表示となる。また(8)に示す電圧パルスは、最終的に
閾値Vthを越えないVs−Vdの波高値をもつので、
(8)の電圧パルスを印加された画素は第1の強誘電相
に移行せず、OFF表示となる。
【0043】同様に図1の(12)に示す電圧パルス
は、最終的に閾値−Vthを越える−(Vs+Vd)の
波高値をもつので、(12)の電圧パルスを印加された
画素は第2の強誘電相となり、ON表示となる。図1の
(11)に示す電圧パルスも最終的に閾値−Vthを越
えないので、−(Vs−Vd)の波高値をもつので、
(11)の電圧パルスを印加された画素は第2の強誘電
相に移行せず、OFF表示となる。
【0044】図2は本実施例における駆動波形を第1〜
第4フレーム周期までに走査電極、信号電極、画素に印
加したときの駆動波形を示す図である。この図2におけ
る符号の意味は図18に示す従来例のものと同じであ
る。すなわち、R1〜R3は走査電極に印加される電圧
波形、C1は信号電極に印加される電圧波形、R1C1
は走査電極R1と信号電極C1から形成される画素に印
加される電圧波形、R2C1は走査電極R2と信号電極
C1から形成される画素に印加される電圧波形である。
またTH1、TH2は各走査電極の選択期間である。各
選択期間に印加される電圧パルスは対称な双極性パルス
とする。
【0045】第1フレーム周期において、選択期間TH
1で、画素R1C1では閾値電圧Vthを越える電圧パ
ルスが印加されているので、明状態となる。非選択期間
においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加され
るので、表示状態を保持する。選択期間TH2で、画素
R2C1では閾値電圧−Vthを越える電圧パルスが印
加されているので、明状態となる。非選択期間において
は、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加されるので、
表示状態を保持する。
【0046】第2フレーム周期において、選択期間TH
1で、画素R1C1では閾値電圧−Vthを越える電圧
パルスが印加されているので、明状態となる。非選択期
間においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加さ
れるので、表示状態を保持する。選択期間TH2で、画
素R2C1では閾値電圧Vthを越える電圧パルスが印
加されているので、明状態となる。非選択期間において
は、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加されるので、
表示状態を保持する。
【0047】第3フレーム周期において、選択期間TH
1で、画素R1C1では閾値電圧Vthを越えない電圧
パルスが印加されているので、暗状態となる。非選択期
間においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加さ
れるので、表示状態を保持する。選択期間TH2で、画
素R2C1では閾値電圧−Vthを越えない電圧パルス
が印加されているので、暗状態となる。非選択期間にお
いては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加されるの
で、表示状態を保持する。
【0048】第4フレーム周期において、選択期間TH
1で、画素R1C1では閾値電圧−Vthを越えない電
圧パルスが印加されているので、暗状態となる。非選択
期間においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加
されるので、表示状態を保持する。選択期間TH2で、
画素R2C1では閾値電圧Vthを越えない電圧パルス
が印加されているので、暗状態となる。非選択期間にお
いては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加されるの
で、表示状態を保持する。
【0049】図3は本第1の実施例で示した駆動波形で
明状態を表示した場合の奇数フレーム周期と偶数フレー
ム周期の画面の輝度を示す図である。第1フレーム周期
において、奇数ライン上の画素の輝度はT1、偶数ライ
ン上の画素の輝度はT2となる。また、第2フレーム周
期において、奇数ライン上の画素の輝度はT2、偶数ラ
イン上の画素の輝度はT1となる。2つの強誘電相が非
対称である場合も、各フレーム周期の画面全体のマクロ
輝度はT1、T2が平均化されるので、フレーム周期間
の輝度差がマクロ的にはなくなり、フリッカが抑制され
る。
【0050】(実施例2)図4は本発明の第2の実施例
における反強誘電性液晶ディスプレイの駆動波形示す波
形図である。図4において、Vth、−Vthは反強誘
電相から強誘電相へと移行する閾値電圧、Vo、−Vo
は表示状態を維持するオフセット電圧である。
【0051】図4の(1)は奇数フレーム周期の選択期
間において、奇数アドレスの走査電極に印加される選択
電圧パルスであり、偶数フレーム周期の選択期間におい
て、偶数アドレスの走査電極に印加される選択電圧パル
スである。
【0052】図4(3)は奇数フレーム周期の選択期間
において、偶数アドレスの走査電極に印加される電圧パ
ルスであり、偶数フレーム周期の選択期間において、奇
数アドレスの走査電極に印加される電圧パルスである。
【0053】図4(2)は(1)の選択電圧パルスが印
加され、次のフレーム周期で(2)の選択電圧パルスが
印加される間の非選択期間に走査電極に印加される非選
択電圧パルスである。
【0054】図4(4)は(2)の選択電圧パルスが印
加され、次のフレーム周期で(1)の選択電圧パルスが
印加される間の非選択期間に走査電極に印加される非選
択電圧パルスである。
【0055】図4(5)は(1)の選択電圧パルスが印
加される走査電極上の画素をON状態(第1の強誘電相
の状態)にする場合に信号電極に印加さる電圧パルスで
ある。
【0056】図4(6)は(3)の選択電圧パルスが印
加される走査電極上の画素をON状態(第2の強誘電相
の状態)にする場合に信号電極に印加さる電圧パルスで
ある。
【0057】図4(7)は(1)の選択電圧パルスが印
加される走査電極上の画素の中でON状態にする画素に
印加される電圧パルスである。 図4(8)は(1)の選択電圧パルスが印加される走査
電極上の画素の中でOFF状態にする画素に印加される
電圧パルスである。
【0058】図4(9)は(2)の非選択電圧パルスが
印加される走査電極上にあり、かつ(5)の電圧パルス
が印加される信号電極上ある画素に印加される電圧パル
スである。
【0059】図4(10)は(2)の非選択電圧パルス
が印加される走査電極上にあり、かつ(6)の電圧パル
スが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧パ
ルスである。
【0060】図4(11)は(3)の選択電圧パルスが
印加される走査電極上の画素の中でOFF状態にする画
素に印加される電圧パルスである。 図4(12)は(3)の選択電圧パルスが印加される走
査電極上の画素の中でON状態にする画素に印加される
電圧パルスに印加される電圧パルスである。
【0061】図4(13)は(4)の非選択電圧パルス
が印加される走査電極上にあり、かつ(5)の電圧パル
スが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧パ
ルスである。
【0062】図4(14)は(4)の非選択電圧パルス
が印加される走査電極上にあり、かつ(6)の電圧パル
スが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧パ
ルスである。
【0063】以上、図4に示す駆動波形図の選択期間に
おいて、閾値電圧を越える電圧パルスが印加される画素
が反強誘電相から強誘電相状態へと移行する。図4の
(7)に示す電圧パルスは、最終的に閾値Vthを越え
るVs+Vdの波高値をもつので、(7)の電圧パルス
を印加された画素は第1の強誘電相となり、ON表示と
なる。
【0064】また図4の(8)に示す電圧パルスは、最
終的に閾値Vthを越えないVs−Vdの波高値をもつ
ので、(8)の電圧パルスを印加された画素は第1の強
誘電相に移行せず、OFF表示となる。
【0065】同様に図4の(12)に示す電圧パルス
は、最終的に閾値−Vthを越える−(Vs+Vd)の
波高値をもつので、(12)の電圧パルスを印加された
画素は第2の強誘電相となり、ON表示となる。
【0066】さらに図4の(11)に示す電圧パルス
は、最終的に閾値−Vthを越えない−(Vs−Vd)
の波高値をもつので、(11)の電圧パルスを印加され
た画素は第2の強誘電相に移行せず、OFF表示とな
る。
【0067】図5は本発明の第2の実施例における駆動
波形を、第2から第4フレーム周期までに走査電極、信
号電極、画素に印加したときの駆動波形を示す波形図で
ある。
【0068】図5において、R1〜R3は走査電極に印
加される電圧波形、C1は信号電極に印加される電圧波
形、R1C1は走査電極R1と信号電極C1から形成さ
れる画素に印加される電圧波形、R2C1は走査電極R
2と信号電極C1から形成される画素に印加される電圧
波形である。TH1、TH2は各走査電極の選択期間で
ある。この場合、選択期間において印加される電圧パル
スを単極性パルスとしている。
【0069】本実施例の第1フレーム周期において、選
択期間TH1で、画素R1C1では閾値電圧Vthを越
える電圧パルスが印加されているので、明状態となる。
非選択期間においては、ヒステリシス幅の非選択パルス
が印加されるので、表示状態を保持する。選択期間TH
2で、画素R2C1では閾値電圧−Vthを越える電圧
パルスが印加されているので、明状態となる。非選択期
間においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加さ
れるので、表示状態を保持する。
【0070】第2フレーム周期において、選択期間TH
1で、画素R1C1では閾値電圧−Vthを越える電圧
パルスが印加されているので、明状態となる。非選択期
間においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加さ
れるので、表示状態を保持する。選択期間TH2で、画
素R2C1では閾値電圧Vthを越える電圧パルスが印
加されているので、明状態となる。非選択期間において
は、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加されるので、
表示状態を保持する。
【0071】第3フレーム周期において、選択期間TH
1で、画素R1C1では閾値電圧Vthを越えない電圧
パルスが印加されているので、暗状態となる。非選択期
間においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加さ
れるので、表示状態を保持する。選択期間TH2で、画
素R2C1では閾値電圧−Vthを越えない電圧パルス
が印加されているので、暗状態となる。非選択期間にお
いては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加されるの
で、表示状態を保持する。
【0072】第4フレーム周期において、選択期間TH
1で、画素R1C1では閾値電圧−Vthを越えない電
圧パルスが印加されているので、暗状態となる。非選択
期間においては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加
されるので、表示状態を保持する。選択期間TH2で、
画素R2C1では閾値電圧Vthを越えない電圧パルス
が印加されているので、暗状態となる。非選択期間にお
いては、ヒステリシス幅の非選択パルスが印加されるの
で、表示状態を保持する。
【0073】この構成により、選択期間に印加されるパ
ルスを単極性としたので、1フレーム周期の書き込みに
要する時間は第1の実施例で示した双極性パルスを印加
した場合の半分で済み、第1の実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0074】(実施例3)図6は本発明の第3の実施例
における反強誘電性液晶ディスプレイの駆動波形を示す
図である。
【0075】図6において、R1〜R3は走査電極に印
加される電圧波形、C1は信号電極に印加される電圧波
形、R1C1は走査電極R1と信号電極C1から形成さ
れる画素に印加される電圧波形、R2C1は走査電極R
2と信号電極C1から形成される画素に印加される電圧
波形である。TH1、TH2は各走査電極の選択期間で
ある。この場合、選択期間において印加される電圧パル
スを単極性パルスとしている。但し、第2の実施例と異
なり、第1フレーム周期と第2フレーム周期の印加電圧
を極性反転した対称な波形としている。
【0076】本実施例においても、上記実施例と同様に
フリッカの抑制を行うことが可能であり、また、選択期
間における電圧パルスは単極性であるが、直流成分を2
つのフレーム周期でキャンセルすることができる。
【0077】(実施例4)図7は本発明の第4の実施例
における反強誘電性液晶ディスプレイの駆動波形図であ
る。
【0078】図7において、Vth、−Vthは反強誘
電相から強誘電相へと移行する閾値電圧、Vo、−Vo
は表示状態を維持するオフセット電圧であり、tsは1
選択期間、trは休止位相期間である。
【0079】図7の(1)は奇数フレーム周期の選択期
間において、奇数アドレスの走査電極に印加される選択
電圧パルスであり、偶数フレーム周期の選択期間におい
て、偶数アドレスの走査電極に印加される選択電圧パル
スである。
【0080】図7(3)は奇数フレーム周期の選択期間
において、偶数アドレスの走査電極に印加される選択電
圧パルスであり、偶数フレーム周期の選択期間におい
て、奇数アドレスの走査電極に印加される電圧パルスで
ある。
【0081】また図7(2)は(1)の選択電圧パルス
が印加され、次のフレーム周期で(2)の選択電圧パル
スが印加される間の非選択期間に走査電極に印加される
非選択電圧パルスである。
【0082】図7(4)は(2)の選択電圧パルスが印
加され、次のフレーム周期で(1)の選択電圧パルスが
印加される間の非選択期間に走査電極に印加される非選
択電圧パルスである。
【0083】図7(5)は(1)の選択電圧パルスが印
加される走査電極上の画素をON状態(第1の強誘電相
の状態)にする場合に信号電極に印加さる電圧パルスで
ある。
【0084】図7(6)は(3)の選択電圧パルスが印
加される走査電極上の画素をON状態(第2の強誘電相
の状態)にする場合に信号電極に印加さる電圧パルスで
ある。
【0085】図7(7)は(1)の選択電圧パルスが印
加される走査電極上の画素の中でON状態にする画素に
印加される電圧パルスである。 図7(8)は(1)の選択電圧パルスが印加される走査
電極上の画素の中でOFF状態にする画素に印加される
電圧パルスである。
【0086】図7(9)は(2)の非選択電圧パルスが
印加される走査電極上にあり、かつ(5)の電圧パルス
が印加される信号電極上ある画素に印加される電圧パル
スである。
【0087】図7(10)は(2)の非選択電圧パルス
が印加される走査電極上にあり、かつ(6)の電圧パル
スが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧パ
ルスである。
【0088】図7(11)は(3)の選択電圧パルスが
印加される走査電極上の画素の中でOFF状態にする画
素に印加される電圧パルスである。 図7(12)は(3)の選択電圧パルスが印加される走
査電極上の画素の中でON状態にする画素に印加される
電圧パルスである。
【0089】図7(13)は(4)の非選択電圧パルス
が印加される走査電極上にあり、かつ(5)の電圧パル
スが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧パ
ルスである。
【0090】図7(14)は(4)の非選択電圧パルス
が印加される走査電極上にあり、かつ(6)の電圧パル
スが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧パ
ルスである。
【0091】図7に示す駆動波形の選択期間において、
最終的に閾値電圧を越える電圧パルスが印加される画素
が反強誘電相から強誘電相状態へと移行する。すなわち
図7の(7)の電圧パルスは、最終的に閾値Vthを越
えるVs+Vdの波高値をもつので、(7)の電圧パル
スを印加された画素は第1の強誘電相となり、ON表示
となる。
【0092】また図7の(8)の最終的に閾値Vthを
越えないVs−Vdの波高値をもつので、(8)の電圧
パルスを印加された画素は第1の強誘電相に移行せず、
OFF表示となる。
【0093】同様に図7の(12)の電圧パルスは、最
終的に閾値−Vthを越える−(Vs+Vd)の波高値
をもつので、(12)の電圧パルスを印加された画素は
第2の強誘電相となり、ON表示となる。
【0094】また図7の(11)の電圧パルスは、最終
的に閾値−Vthを越えない−(Vs−Vd)の波高値
をもつので、(11)の電圧パルスを印加された画素は
第2の強誘電相に移行せず、OFF表示となる。
【0095】以上のように、図7の(7)〜(14)の
休止位相期間において、常に大きさがV0の電圧パルス
が直前のパルスと同極性で印加されている。このことに
より、選択期間後の次段の走査電極上の画素に印加され
る電圧パルスの影響を受けなくなる。
【0096】図8および図9は休止位相の有無による駆
動波形の比較図である。図8は休止位相期間の無い場合
であり、図9は休止位相期間の有る場合である。図8お
よび図9において(1)は奇数フレーム周期の選択期間
において、奇数アドレスの走査電極に印加される選択電
圧パルスであり、偶数フレーム周期の選択期間におい
て、偶数アドレスの走査電極に印加される選択電圧パル
スである。
【0097】また図8および図9の(2)は奇数フレー
ム周期の選択期間において、偶数アドレスの走査電極に
印加される選択電圧パルスであり、偶数フレーム周期の
選択期間において、奇数アドレスの走査電極に印加され
る電圧パルスである。
【0098】また図8および図9(3)〜(6)は信号
電極に印加される信号パルスである。図8および図9に
おいて、選択期間ts1において、最終的に液晶の状態
を決定する電圧パルス印加の直後に印加される電圧パル
スの大きさがts2における信号パルス(3)〜(6)
に依存して変化している。この最終的に液晶の状態を決
定する電圧パルスの直後の電圧パルスは、液晶の状態に
影響することがあるので、表示データに依存して変化し
ない方が好ましい。一方図9において選択期間ts1に
おいて、最終的に液晶の状態を決定する電圧パルス印加
の直後に休止位相期間を設けて、一定の大きさを持つ電
圧パルスを印加しているので、ts2における信号パル
ス(3)〜(6)の影響が抑制できる。
【0099】(実施例4)図10は本発明の第4の実施
例における駆動波形を第1〜第4フレーム周期までにそ
れぞれ走査電極、信号電極をそれぞれ画素に印加したと
きの駆動波形図である。
【0100】図10において、R1〜R3の縦軸は走査
電極R1〜R3に印加される電圧波形、同様にC1は信
号電極C1に印加される電圧波形、R1C1は走査電極
R1と信号電極C1から形成される画素に印加される電
圧波形、R2C1は走査電極R2と信号電極C1から形
成される画素に印加される電圧波形である。TH1、T
H2は各走査電極の選択期間である。各選択期間に印加
される電圧パルスは対称な双極性パルスとする。休止位
相期間を各選択期間に設けているので、表示データによ
る依存が抑制され、かつ第1の実施例同様の理由により
にフリッカも抑制される。
【0101】(実施例5)図11は本発明の第5の実施
例における反強誘電性液晶ディスプレイの駆動波形図で
ある。図7の符号と同様に、Vth、−Vthは反強誘
電相から強誘電相へと移行する閾値電圧、Vo、−Vo
は表示状態を維持するオフセット電圧、tsは1選択期
間、trは休止位相期間である。
【0102】図11の(1)は奇数フレーム周期の選択
期間において、奇数アドレスの走査電極に印加される選
択電圧パルスであり、偶数フレーム周期の選択期間にお
いて、偶数アドレスの走査電極に印加される選択電圧パ
ルスである。
【0103】図11(3)は奇数フレーム周期の選択期
間において、偶数アドレスの走査電極に印加される選択
電圧パルスであり、偶数フレーム周期の選択期間におい
て、奇数アドレスの走査電極に印加される電圧パルスで
ある。また図11(2)は(1)の選択電圧パルスが印
加され、次のフレーム周期で(2)の選択電圧パルスが
印加される間の非選択期間に走査電極に印加される非選
択電圧パルスである。
【0104】図11(4)は(2)の選択電圧パルスが
印加され、次のフレーム周期で(1)の選択電圧パルス
が印加される間の非選択期間に走査電極に印加される非
選択電圧パルスである。
【0105】図11(5)は(1)の選択電圧パルスが
印加される走査電極上の画素をON状態(第1の強誘電
相の状態)にする場合に信号電極に印加さる電圧パルス
である。
【0106】図11(6)は(3)の選択電圧パルスが
印加される走査電極上の画素をON状態(第2の強誘電
相の状態)にする場合に信号電極に印加さる電圧パルス
である。
【0107】図11(7)は(1)の選択電圧パルスが
印加される走査電極上の画素の中でON状態にする画素
に印加される電圧パルスである。 図11(8)は(1)の選択電圧パルスが印加される走
査電極上の画素の中でOFF状態にする画素に印加され
る電圧パルスである。
【0108】図11(9)は(2)の非選択電圧パルス
が印加される走査電極上にあり、かつ(5)の電圧パル
スが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧パ
ルスである。
【0109】図11(10)は(2)の非選択電圧パル
スが印加される走査電極上にあり、かつ(6)の電圧パ
ルスが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧
パルスである。
【0110】図11(11)は(3)の選択電圧パルス
が印加される走査電極上の画素の中でOFF状態にする
画素に印加される電圧パルスである。 図11(12)は(3)の選択電圧パルスが印加される
走査電極上の画素の中でON状態にする画素に印加され
る電圧パルスである。
【0111】図11(13)は(4)の非選択電圧パル
スが印加される走査電極上にあり、かつ(5)の電圧パ
ルスが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧
パルスである。
【0112】図11(14)は(4)の非選択電圧パル
スが印加される走査電極上にあり、かつ(6)の電圧パ
ルスが印加される信号電極上ある画素に印加される電圧
パルスである。
【0113】図11に示す駆動波形の選択期間におい
て、最終的に閾値電圧を越える電圧パルスが印加される
画素が反強誘電相から強誘電相状態へと移行する。すな
わち図11の(7)の電圧パルスは、最終的に閾値Vt
hを越えるVs+Vdの波高値をもつので、(7)の電
圧パルスを印加された画素は第1の強誘電相となり、O
N表示となる。
【0114】また図11の(8)の最終的に閾値Vth
を越えないVs−Vdの波高値をもつので、(8)の電
圧パルスを印加された画素は第1の強誘電相に移行せ
ず、OFF表示となる。
【0115】同様に図11の(12)の電圧パルスは、
最終的に閾値−Vthを越える−(Vs+Vd)の波高
値をもつので、(12)の電圧パルスを印加された画素
は第2の強誘電相となり、ON表示となる。
【0116】さらに図11の(11)の電圧パルスは、
最終的に閾値−Vthを越えない−(Vs−Vd)の波
高値をもつので、(11)の電圧パルスを印加された画
素は第2の強誘電相に移行せず、OFF表示となる。
【0117】以上のように、図11の(7)〜(14)
の休止位相期間において常に大きさが、V0の電圧パル
スが直前のパルスと同極性で印加されている。このこと
により、選択期間後の次段の走査電極上の画素に印加さ
れる電圧パルスの影響を受けなくなる。
【0118】図12および図13は休止位相の有無によ
る駆動波形の比較図である。図12は休止位相期間の無
い場合であり、図13は休止位相期間の有る場合であ
る。図12および図13において(1)は奇数フレーム
周期の選択期間において、奇数アドレスの走査電極に印
加される電圧パルスであり、偶数フレーム周期の選択期
間において、偶数アドレスの走査電極に印加される選択
電圧パルスに印加される電圧パルスである。
【0119】これらの図12、13の(2)は奇数フレ
ーム周期の選択期間において、偶数アドレスの走査電極
に印加される電圧パルスであり、偶数フレーム周期の選
択期間において、奇数アドレスの走査電極に印加される
電圧パルスに印加される電圧パルスである。
【0120】これらの図12、13の(3)〜(6)は
信号電極に印加される信号パルスである。図12および
図13において、選択期間ts1に最終的に液晶の状態
を決定する電圧パルス印加の直後に印加される電圧パル
スの大きさがts2における信号パルス(3)〜(6)
に依存して変化している。この最終的に液晶の状態を決
定する電圧パルスの直後の電圧パルスは液晶の状態に影
響することがあるので、表示データに依存して変化しな
い方が好ましい。一方図13において選択期間ts1に
最終的に液晶の状態を決定する電圧パルス印加の直後に
休止位相期間を設けて、一定の大きさを持つ電圧パルス
を印加しているので、ts2における信号パルス(3)
〜(6)の影響が抑制できる。
【0121】図14は本発明の第4の実施例における駆
動波形を第1から第4フレーム周期までに走査電極、信
号電極、画素に印加したときの駆動波形図である。図1
4において、R1〜R3は走査電極に印加される電圧波
形、C1は信号電極に印加される電圧波形、R1C1は
走査電極R1と信号電極C1から形成される画素に印加
される電圧波形、R2C1は走査電極R2と信号電極C
1から形成される画素に印加される電圧波形であり、T
H1、TH2は各走査電極の選択期間である。各選択期
間に印加される電圧パルスは対称な双極性パルスとす
る。休止位相期間を各選択期間に設けているので、表示
データによる依存が抑制され、かつ他の実施例同様の理
由によりにフリッカも抑制される。
【0122】なお、印加される電圧波形は実施例に限る
ものではなく、奇数ラインと偶数ラインに印加される電
圧の極性が反転し、かつ奇数フレーム周期と偶数フレー
ム周期で各画素に印加される電圧パルスの極性が反転し
ておればよい。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2つの強誘電相が非対称な特性を示した場合も、フレー
ム周期間の輝度差が小さく平均化され、輝度差によって
発生するフリッカを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における反強誘電性液晶
ディスプレイの駆動波形図である。
【図2】本発明の第1の実施例における駆動波形を第1
から第4フレーム周期までに走査電極、信号電極、画素
に印加したときの駆動波形図である。
【図3】本発明の第1の実施例で示した駆動波形で明状
態を表示した場合の奇数フレーム周期と偶数フレーム周
期の画面の輝度を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例における反強誘電性液晶
ディスプレイの駆動波形図である。
【図5】本発明の第2の実施例における駆動波形を第1
から第4フレーム周期までに走査電極、信号電極、画素
に印加したときの駆動波形図である。
【図6】本発明の第3の実施例における反強誘電性液晶
ディスプレイの駆動波形図である。
【図7】本発明の第4の実施例における反強誘電性液晶
ディスプレイの駆動波形図である。
【図8】休止位相の無い場合の駆動波形の比較図であ
る。
【図9】休止位相の有る場合の駆動波形の他の比較図で
ある。
【図10】本発明の第4の実施例における駆動波形を第
1から第4フレーム周期までに走査電極、信号電極、画
素に印加したときの駆動波形図である。
【図11】本発明の第5の実施例における反強誘電性液
晶ディスプレイの駆動波形図である。
【図12】休止位相の無い場合の駆動波形の比較図であ
る。
【図13】休止位相の有る場合の駆動波形の比較図であ
る。
【図14】本発明の第4の実施例における駆動波形を第
1から第4フレーム周期までに走査電極、信号電極、画
素に印加したときの駆動波形図であるである。
【図15】液晶ディスプレイを構成する表示素子の断面
図である。
【図16】反強誘電性液晶ディスプレイの構成を示す構
成図である。
【図17】反強誘電性液晶ディスプレイの電気光学特性
図である。
【図18】従来の反強誘電性液晶ディスプレイの駆動波
形図である。
【図19】従来例で示した駆動波形で明状態を表示した
場合の奇数フレーム周期と偶数フレーム周期の画面の輝
度を示す図である。
【符号の説明】
1,C2,C3 ,,Cj ,,C639 ,C640 信号電極 R1,R2,R3 ,,Ri ,,R479 ,R480 走査電極 Vth 閾値 Th1、Th2、Th3、Th4 選択期間 T1 第1の強誘電相における輝度 T2 第2の強誘電相における輝度 1、2 ガラス基板 4 透明電極(信号電極群) 5 透明電極(走査電極群)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の基板に走査電極群を配し、対向す
    る基板に信号電極群を配したマトリクスパネルの基板間
    に、印加電圧に対して第1の強誘電相と第2の強誘電相
    と反強誘電相の3状態間のスイッチングを示す反強誘電
    性液晶を介在させた液晶パネルからなる液晶ディスプレ
    イであって、前記液晶パネルの奇数アドレスの走査電極
    上の画素に対し、奇数フレームの選択期間には、最終的
    に液晶の状態を決定する電圧パルスの極性が正である電
    圧パルスを印加し、奇数フレームの選択期間から続く偶
    数フレームの選択期間までの間の非選択期間において、
    平均電位が正であり、前記奇数フレームの選択期間で得
    た液晶の状態を保持する電圧パルスを印加し、偶数フレ
    ームの選択期間には、最終的に液晶の状態を決定する電
    圧パルスの極性が負である電圧パルスを印加し、偶数フ
    レームの選択期間から続く奇数フレームの選択期間まで
    の間の非選択期間において、平均電位が負であり、前記
    偶数フレームの選択期間で得た液晶の状態を保持する電
    圧パルスを印加し、前記液晶パネルの偶数アドレスの走
    査電極上の画素に対し、奇数フレームの選択期間には、
    最終的に液晶の状態を決定する電圧パルスの極性が負で
    ある電圧パルスを印加し、奇数フレームの選択期間から
    続く偶数フレームの選択期間までの間の非選択期間にお
    いて、平均電位が負であり、前記奇数フレームの選択期
    間で得た液晶の状態を保持する電圧パルスを印加し、偶
    数フレームの選択期間には、最終的に液晶の状態を決定
    する電圧パルスの極性が正である電圧パルスを印加し、
    偶数フレームの選択期間から続く奇数フレームの選択期
    間までの間の非選択期間において、平均電位が正であ
    り、前記偶数フレームの選択期間で得た液晶の状態を保
    持する電圧パルスを印加し、表示を行うことを特徴とす
    る反強誘電性液晶ディスプレイの駆動法。
  2. 【請求項2】 選択期間に印加される電圧パルスは1対
    の双極性パルスである請求項1記載の反強誘電性液晶デ
    ィスプレイの駆動法。
  3. 【請求項3】 選択期間に印加される電圧パルスは単極
    性のパルスである請求項1記載の反強誘電性液晶ディス
    プレイの駆動法。
  4. 【請求項4】 各画素に奇数フレームと続く偶数フレー
    ムの選択期間において印加される電圧パルスは逆相で対
    称である請求項1、2、または3のいずれかに記載の反
    強誘電性液晶ディスプレイの駆動法。
  5. 【請求項5】各画素に印加される電圧が奇数フレームと
    偶数フレームの2フレームで交流化される請求項1、
    2、3、または4のいずれかに記載の反強誘電性液晶デ
    ィスプレイの駆動法。
  6. 【請求項6】 1選択期間内において最終的に液晶の状
    態を決定する電圧パルス印加後に、休止位相期間を設
    け、波形が同一で、かつ前記最終的に液晶の状態を決定
    する電圧パルスと同極性である電圧パルスを印加する請
    求項1、2、3、4、または5のいずれかに記載の反強
    誘電性液晶ディスプレイの駆動法。
  7. 【請求項7】 休止位相期間に印加される電圧パルス
    は、単極性の矩形波でかつ大きさが非選択期間に印加さ
    れる電圧パルスの大きさの平均値に等しい請求項1、
    2、3、4、5、または6のいずれかに記載の反強誘電
    性液晶ディスプレイの駆動法。
JP32728894A 1994-12-28 1994-12-28 反強誘電性液晶ディスプレイの駆動法 Pending JPH08184812A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6959118B2 (en) * 2001-03-26 2005-10-25 Dynapel Systems, Inc. Method and system for the estimation and compensation of brightness changes for optical flow calculations

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US6959118B2 (en) * 2001-03-26 2005-10-25 Dynapel Systems, Inc. Method and system for the estimation and compensation of brightness changes for optical flow calculations

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