JPH08184770A - 伝送路切替装置及び方法 - Google Patents
伝送路切替装置及び方法Info
- Publication number
- JPH08184770A JPH08184770A JP6327102A JP32710294A JPH08184770A JP H08184770 A JPH08184770 A JP H08184770A JP 6327102 A JP6327102 A JP 6327102A JP 32710294 A JP32710294 A JP 32710294A JP H08184770 A JPH08184770 A JP H08184770A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- transmission line
- hand
- switching device
- hand body
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- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、光ファイバの切替を迅速且つ確実
に行うことができ、その結果として切替作業やメンテナ
ンス作業の作業性を向上させることのできる伝送路切替
装置及び方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明による伝送路切替装置は、複数の第1
伝送路(12)を保持させると共にハウジング(18)内に配置
した第1ボード(20)と、第1ボードに対して水平方向に
所定の間隔を有し、複数の第2伝送路(16)を保持させる
共にハウジング内に配置した第2ボード(21)と、第1ボ
ードと第2ボードとの間で弛緩状態で横架させると共に
末端部を第2ボードを介して第2伝送路に接続した第3
伝送路(17)の先端部を、第1ボードに対して着脱させる
手動開閉型のハンド本体(46)とを備えた構成である。
に行うことができ、その結果として切替作業やメンテナ
ンス作業の作業性を向上させることのできる伝送路切替
装置及び方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明による伝送路切替装置は、複数の第1
伝送路(12)を保持させると共にハウジング(18)内に配置
した第1ボード(20)と、第1ボードに対して水平方向に
所定の間隔を有し、複数の第2伝送路(16)を保持させる
共にハウジング内に配置した第2ボード(21)と、第1ボ
ードと第2ボードとの間で弛緩状態で横架させると共に
末端部を第2ボードを介して第2伝送路に接続した第3
伝送路(17)の先端部を、第1ボードに対して着脱させる
手動開閉型のハンド本体(46)とを備えた構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバによる通信
網の切替え等に利用する伝送路切替装置及び方法に関す
るものである。
網の切替え等に利用する伝送路切替装置及び方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来における光ファイバ切替装置は、図
21に示すように、例えば局内用光ファイバケーブルの
ような第1光ファイバケーブル1における複数の第1光
ファイバ2と、例えば加入者用光ファイバケーブルのよ
うな第2光ファイバケーブル3における複数の第2光フ
ァイバ4とを、個々に接続する光ファイバ接続ボード5
を備えている。
21に示すように、例えば局内用光ファイバケーブルの
ような第1光ファイバケーブル1における複数の第1光
ファイバ2と、例えば加入者用光ファイバケーブルのよ
うな第2光ファイバケーブル3における複数の第2光フ
ァイバ4とを、個々に接続する光ファイバ接続ボード5
を備えている。
【0003】光ファイバ接続ボード5には複数の貫通孔
がマトリクス状に形成されており、各貫通孔にはコネク
タアダプタ6がそれぞれ嵌め込まれている。各コネクタ
アダプタ6の一方の側には、第1光ファイバ2の端部に
設けたコネクタプラグ(図示せず)が着脱自在に装着さ
れている。また、各コネクタアダプタ6の他方の側に
も、第2光ファイバ4の先端に設けたコネクタプラグ7
が着脱自在に装着されている。従って、第2光ファイバ
4のコネクタプラグ7を挿入するコネクタアダプタ6を
任意に変えることによって、第1光ファイバ2と第2光
ファイバ4との接続を切り替えることができる。
がマトリクス状に形成されており、各貫通孔にはコネク
タアダプタ6がそれぞれ嵌め込まれている。各コネクタ
アダプタ6の一方の側には、第1光ファイバ2の端部に
設けたコネクタプラグ(図示せず)が着脱自在に装着さ
れている。また、各コネクタアダプタ6の他方の側に
も、第2光ファイバ4の先端に設けたコネクタプラグ7
が着脱自在に装着されている。従って、第2光ファイバ
4のコネクタプラグ7を挿入するコネクタアダプタ6を
任意に変えることによって、第1光ファイバ2と第2光
ファイバ4との接続を切り替えることができる。
【0004】また、第2光ファイバケーブル3から延び
る第2光ファイバ4を、直接光ファイバ接続ボード5の
コネクタアダプタ6に挿入した場合には、複数の第2光
ファイバ4が複雑に絡み合うため、このような絡み合い
状態を軽減するために、従来においては、光ファイバ接
続ボード5の正面の上方位置において、光ファイバ配列
ボード8を水平方向に配置することとしている。光ファ
イバ配列ボード8には、第2光ファイバ4のそれぞれが
通るように貫通孔がマトリクス状に形成されており、第
2光ファイバ4がこれらの貫通孔を通ることで二次元的
な整列状態で保持されるようになっている。そして、第
2光ファイバ4のコネクタプラグ7を光ファイバ接続ボ
ード5に接続した状態においては、光ファイバ配列ボー
ド8から垂下された第2光ファイバ4は弛んだ状態とな
る。
る第2光ファイバ4を、直接光ファイバ接続ボード5の
コネクタアダプタ6に挿入した場合には、複数の第2光
ファイバ4が複雑に絡み合うため、このような絡み合い
状態を軽減するために、従来においては、光ファイバ接
続ボード5の正面の上方位置において、光ファイバ配列
ボード8を水平方向に配置することとしている。光ファ
イバ配列ボード8には、第2光ファイバ4のそれぞれが
通るように貫通孔がマトリクス状に形成されており、第
2光ファイバ4がこれらの貫通孔を通ることで二次元的
な整列状態で保持されるようになっている。そして、第
2光ファイバ4のコネクタプラグ7を光ファイバ接続ボ
ード5に接続した状態においては、光ファイバ配列ボー
ド8から垂下された第2光ファイバ4は弛んだ状態とな
る。
【0005】このような切替装置において切替作業を行
う場合、従来は作業者による人為的操作により行うのが
一般的であった。即ち、作業者が複数の第2光ファイバ
4の中から切替えの対象となるものを選択し、その第2
光ファイバ4の先端に設けたコネクタプラグ7を、指で
一つ一つ摘まんで光ファイバ接続ボード5のコネクタア
ダプタ6から取り外し、その後、そのコネクタプラグ7
を別のコネクタアダプタ6に差し込むという方法を採っ
ていた。
う場合、従来は作業者による人為的操作により行うのが
一般的であった。即ち、作業者が複数の第2光ファイバ
4の中から切替えの対象となるものを選択し、その第2
光ファイバ4の先端に設けたコネクタプラグ7を、指で
一つ一つ摘まんで光ファイバ接続ボード5のコネクタア
ダプタ6から取り外し、その後、そのコネクタプラグ7
を別のコネクタアダプタ6に差し込むという方法を採っ
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の切替装
置においては、第2光ファイバ4が光ファイバ接続ボー
ド5の正面で絡み合った状態で配置されているため、そ
の中から所望の第2光ファイバ4を選択することは困難
であった。また、コネクタプラグ7をコネクタアダプタ
6に差し込む際、光ファイバ接続ボード5の正面の第2
光ファイバ4の束が邪魔となり、迅速な作業が妨げら
れ、また、切替作業を続けてゆくにつれて、第2光ファ
イバ4が複雑に交差して絡み状態がひどくなる虞れがあ
った。
置においては、第2光ファイバ4が光ファイバ接続ボー
ド5の正面で絡み合った状態で配置されているため、そ
の中から所望の第2光ファイバ4を選択することは困難
であった。また、コネクタプラグ7をコネクタアダプタ
6に差し込む際、光ファイバ接続ボード5の正面の第2
光ファイバ4の束が邪魔となり、迅速な作業が妨げら
れ、また、切替作業を続けてゆくにつれて、第2光ファ
イバ4が複雑に交差して絡み状態がひどくなる虞れがあ
った。
【0007】そこで、本発明の目的は、光ファイバの切
替を迅速且つ確実に行うことができ、その結果として切
替作業やメンテナンス作業の作業性を向上させることの
できる伝送路切替装置及び方法を提供することにある。
替を迅速且つ確実に行うことができ、その結果として切
替作業やメンテナンス作業の作業性を向上させることの
できる伝送路切替装置及び方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による伝送路切替
装置は、複数の第1伝送路を保持させると共にハウジン
グ内に配置した第1ボードと、第1ボードに対して水平
方向に所定の間隔を有し、複数の第2伝送路を保持させ
る共にハウジング内に配置した第2ボードと、第1ボー
ドと第2ボードとの間で弛緩状態で横架させると共に末
端部を第2ボードを介して第2伝送路に接続した第3伝
送路の先端部を、第1ボードに対して着脱させる手動開
閉型のハンド本体とを備えた構成である。
装置は、複数の第1伝送路を保持させると共にハウジン
グ内に配置した第1ボードと、第1ボードに対して水平
方向に所定の間隔を有し、複数の第2伝送路を保持させ
る共にハウジング内に配置した第2ボードと、第1ボー
ドと第2ボードとの間で弛緩状態で横架させると共に末
端部を第2ボードを介して第2伝送路に接続した第3伝
送路の先端部を、第1ボードに対して着脱させる手動開
閉型のハンド本体とを備えた構成である。
【0009】さらに詳細には、第1ボード及び第2ボー
ドを、互いに対向して配置させると共に、上下方向に延
在させた構成である。
ドを、互いに対向して配置させると共に、上下方向に延
在させた構成である。
【0010】さらに詳細には、第1ボードと第2ボード
との間に高低差を設けた構成である。
との間に高低差を設けた構成である。
【0011】さらに詳細には、第2ボードは、上下方向
に延在すると共に第2ボードの枠体の基台に沿って摺動
自在に配設させた複数のユニットを備えた構成である。
に延在すると共に第2ボードの枠体の基台に沿って摺動
自在に配設させた複数のユニットを備えた構成である。
【0012】さらに詳細には、ハウジング内で略鉛直方
向に延在する第1案内部材に沿って上下方向に往復する
第1ベースと、第1ベース間に架設した第2案内部材に
沿って水平方向に往復すると共に、ハンド本体を摺動自
在に装着する第2ベースとを備えたハンド案内機構によ
り、ハンド本体を上下方向及び水平方向に移動させる構
成である。
向に延在する第1案内部材に沿って上下方向に往復する
第1ベースと、第1ベース間に架設した第2案内部材に
沿って水平方向に往復すると共に、ハンド本体を摺動自
在に装着する第2ベースとを備えたハンド案内機構によ
り、ハンド本体を上下方向及び水平方向に移動させる構
成である。
【0013】さらに詳細には、ハンド本体は、第2ベー
スから突出した支持部材の軸線方向に沿って摺動すると
共に、先端部に開閉自在に配設し第3伝送路の先端を把
持する開閉自在のグリップ部を有する構成である。
スから突出した支持部材の軸線方向に沿って摺動すると
共に、先端部に開閉自在に配設し第3伝送路の先端を把
持する開閉自在のグリップ部を有する構成である。
【0014】さらに詳細には、ハンド本体の先端部に、
グリップ部を収容する位置に開閉自在に配設されたカバ
ー部を備え、このカバー部は、開放時にグリップ部を露
出させ、閉鎖時にグリップ部を収容させる構成である。
グリップ部を収容する位置に開閉自在に配設されたカバ
ー部を備え、このカバー部は、開放時にグリップ部を露
出させ、閉鎖時にグリップ部を収容させる構成である。
【0015】さらに詳細には、カバー部の外形をくちば
し状に形成した構成である。
し状に形成した構成である。
【0016】さらに詳細には、ハンド本体は、支持部材
の軸線方向に延在する第1〜第3のハンド本体とから構
成され、第1のハンド本体は、第2ベース及び支持部材
に対して支持部材の軸線方向に沿って摺動自在に係合
し、第2のハンド本体は、バネを介して第1のハンド本
体の前方に配設し、支持部材に対して軸線方向に摺動自
在に係合すると共にカバー部を先端部に有し、第3のハ
ンド本体は、第2のハンド本体の内部に収容されると共
に第1のハンド本体に連結部を介して連結されて第1の
ハンド本体に追従して軸線方向に移動し、第2のハンド
本体に対して軸線方向に摺動自在に係合すると共にグリ
ップ部を先端部に配設した構成である。
の軸線方向に延在する第1〜第3のハンド本体とから構
成され、第1のハンド本体は、第2ベース及び支持部材
に対して支持部材の軸線方向に沿って摺動自在に係合
し、第2のハンド本体は、バネを介して第1のハンド本
体の前方に配設し、支持部材に対して軸線方向に摺動自
在に係合すると共にカバー部を先端部に有し、第3のハ
ンド本体は、第2のハンド本体の内部に収容されると共
に第1のハンド本体に連結部を介して連結されて第1の
ハンド本体に追従して軸線方向に移動し、第2のハンド
本体に対して軸線方向に摺動自在に係合すると共にグリ
ップ部を先端部に配設した構成である。
【0017】さらに詳細には、第2のハンド本体の先端
部に軸支したカバー片を開閉させるカム機構をハンド本
体に配設した構成である。
部に軸支したカバー片を開閉させるカム機構をハンド本
体に配設した構成である。
【0018】さらに詳細には、第3のハンド本体の先端
部に軸支したグリップ部を開閉させるグリップ機構をハ
ンド本体に配設した構成である。
部に軸支したグリップ部を開閉させるグリップ機構をハ
ンド本体に配設した構成である。
【0019】さらに詳細には、カム機構は、支持部材の
周面において軸線方向に形成された一対の案内溝と、案
内溝の延長上に設けたカム面と、案内溝からカバー部の
末端部まで軸線方向に延在すると共に第2のハンド本体
に軸支された一対の揺動レバーと、揺動レバーの末端に
回動自在に設けられると共に案内溝に沿って摺動するロ
ーラと、揺動レバーの先端に内方に向けて突設されると
共に第2のハンド本体の先端に軸支されたカバー部の末
端部に対して外方から係合する一対の作動ピンとを備
え、カム面とローラとの協働により、揺動レバーの先端
を内方に向けて駆動させ、作動ピンによりカバー部を押
圧して、カバー部を開放させる構成である。
周面において軸線方向に形成された一対の案内溝と、案
内溝の延長上に設けたカム面と、案内溝からカバー部の
末端部まで軸線方向に延在すると共に第2のハンド本体
に軸支された一対の揺動レバーと、揺動レバーの末端に
回動自在に設けられると共に案内溝に沿って摺動するロ
ーラと、揺動レバーの先端に内方に向けて突設されると
共に第2のハンド本体の先端に軸支されたカバー部の末
端部に対して外方から係合する一対の作動ピンとを備
え、カム面とローラとの協働により、揺動レバーの先端
を内方に向けて駆動させ、作動ピンによりカバー部を押
圧して、カバー部を開放させる構成である。
【0020】さらに詳細には、グリップ機構は、第3の
ハンド本体内で軸線方向に摺動自在に配置されると共に
グリップ片の末端に形成された作動面に付勢されるスラ
イダーと、グリップ片間に架け渡すと共にグリップ片を
外方に付勢した弾性体と、スライダーを軸線方向に駆動
させるスライダー駆動機構とを備え、作動面とスライダ
ーとの協働によりグリップ部を開閉させる構成である。
ハンド本体内で軸線方向に摺動自在に配置されると共に
グリップ片の末端に形成された作動面に付勢されるスラ
イダーと、グリップ片間に架け渡すと共にグリップ片を
外方に付勢した弾性体と、スライダーを軸線方向に駆動
させるスライダー駆動機構とを備え、作動面とスライダ
ーとの協働によりグリップ部を開閉させる構成である。
【0021】さらに詳細には、スライダー駆動機構は、
第1のハンド本体のハンドル部に設けたレバー装置と、
このレバー装置とスライダーの末端部との間に架け渡し
た牽引ワイヤとを備えた構成である。
第1のハンド本体のハンドル部に設けたレバー装置と、
このレバー装置とスライダーの末端部との間に架け渡し
た牽引ワイヤとを備えた構成である。
【0022】本発明による伝送路切替装置は、複数の第
1伝送路を保持させると共にハウジング内に配置した第
1ボードと、第1ボードに対して水平方向に所定の間隔
を有し、複数の第2伝送路を保持させる共にハウジング
内に配置した第2ボードと、第1ボードと第2ボードと
の間で弛緩状態で横架させると共に末端部を第2ボード
に対して着脱自在に接続し、先端部を第1ボードに対し
て着脱自在に接続する第3伝送路とを備えた構成であ
る。
1伝送路を保持させると共にハウジング内に配置した第
1ボードと、第1ボードに対して水平方向に所定の間隔
を有し、複数の第2伝送路を保持させる共にハウジング
内に配置した第2ボードと、第1ボードと第2ボードと
の間で弛緩状態で横架させると共に末端部を第2ボード
に対して着脱自在に接続し、先端部を第1ボードに対し
て着脱自在に接続する第3伝送路とを備えた構成であ
る。
【0023】さらに詳細には、第3伝送路の先端にコネ
クタプラグを設け、コネクタプラグを着脱自在に挿入す
るプラグ挿入孔を第1ボードに設けた構成である。
クタプラグを設け、コネクタプラグを着脱自在に挿入す
るプラグ挿入孔を第1ボードに設けた構成である。
【0024】さらに詳細には、第1伝送路と第2伝送路
と第3伝送路とを光ファイバにした構成である。
と第3伝送路とを光ファイバにした構成である。
【0025】さらに詳細には、第2伝送路である光ファ
イバは第2ボードを貫通して延び、第2ボードから第1
ボードに延びる部分が第3伝送路となっている構成であ
る。
イバは第2ボードを貫通して延び、第2ボードから第1
ボードに延びる部分が第3伝送路となっている構成であ
る。
【0026】さらに詳細には、第2ボードは、上下方向
に延在すると共に第2ボードの枠体の基台に沿って摺動
自在に配設させた複数のユニットを備え、ユニット毎に
水平方向に貫通する複数のファイバ挿通孔を設けて、第
2ボードに対して第2伝送路を摺動自在にした構成であ
る。
に延在すると共に第2ボードの枠体の基台に沿って摺動
自在に配設させた複数のユニットを備え、ユニット毎に
水平方向に貫通する複数のファイバ挿通孔を設けて、第
2ボードに対して第2伝送路を摺動自在にした構成であ
る。
【0027】さらに詳細には、各ユニットに、ファイバ
挿通孔から側方に延びると共にファイバ挿通孔とユニッ
トの側面とを貫通させたスリットをそれぞれ形成した構
成である。
挿通孔から側方に延びると共にファイバ挿通孔とユニッ
トの側面とを貫通させたスリットをそれぞれ形成した構
成である。
【0028】さらに詳細には、スリットの一方の面から
突出すると共にスリットの他方の面に当接する係止部
を、スリットに形成した構成である。
突出すると共にスリットの他方の面に当接する係止部
を、スリットに形成した構成である。
【0029】さらに詳細には、ファイバ挿通孔に嵌合す
るストッパ部材を第2伝送路に固定した構成である。
るストッパ部材を第2伝送路に固定した構成である。
【0030】本発明による伝送路切替方法は、複数の第
1伝送路を保持させると共にハウジング内に配置した第
1ボードと、第1ボードに対して水平方向に所定の間隔
を有し、複数の第2伝送路を保持させる共にハウジング
内に配置した第2ボードとの間で弛緩状態で横架させる
と共に末端部を第2ボードを介して第2伝送路に接続し
た第3伝送路の先端部を、第1ボードに対して着脱させ
る伝送路切替方法であって、第1ボードから一つの第3
伝送路の先端部を抜き取る工程と、第1ボードから外さ
れた第3伝送路の先端部を第2ボードまで手繰り寄せる
手繰り寄せ工程と、第3伝送路の先端部を第1ボードの
他の接続位置に取り付ける再取付け工程とを含む方法で
ある。
1伝送路を保持させると共にハウジング内に配置した第
1ボードと、第1ボードに対して水平方向に所定の間隔
を有し、複数の第2伝送路を保持させる共にハウジング
内に配置した第2ボードとの間で弛緩状態で横架させる
と共に末端部を第2ボードを介して第2伝送路に接続し
た第3伝送路の先端部を、第1ボードに対して着脱させ
る伝送路切替方法であって、第1ボードから一つの第3
伝送路の先端部を抜き取る工程と、第1ボードから外さ
れた第3伝送路の先端部を第2ボードまで手繰り寄せる
手繰り寄せ工程と、第3伝送路の先端部を第1ボードの
他の接続位置に取り付ける再取付け工程とを含む方法で
ある。
【0031】さらに詳細には、第3伝送路を手繰り寄せ
る前に、手繰り寄せを行う第3伝送路が保持されている
ユニットとこのユニットに隣接するユニットとを離間さ
せる方法である。
る前に、手繰り寄せを行う第3伝送路が保持されている
ユニットとこのユニットに隣接するユニットとを離間さ
せる方法である。
【0032】さらに詳細には、手繰り寄せ工程におい
て、ユニットに設けたファイバ挿通孔から側方に延びる
スリットを介して、手繰り寄せた第3伝送路を第2ボー
ドから外す方法である。
て、ユニットに設けたファイバ挿通孔から側方に延びる
スリットを介して、手繰り寄せた第3伝送路を第2ボー
ドから外す方法である。
【0033】さらに詳細には、再取付工程において、把
持手段を有するハンド本体のグリップ部に第3伝送路の
先端部を装着し、第2ボードから外された第3伝送路を
ユニットに設けたファイバ挿通孔に戻す方法である。
持手段を有するハンド本体のグリップ部に第3伝送路の
先端部を装着し、第2ボードから外された第3伝送路を
ユニットに設けたファイバ挿通孔に戻す方法である。
【0034】さらに詳細には、第1伝送路と第2伝送路
と第3伝送路とを光ファイバで構成した方法である。
と第3伝送路とを光ファイバで構成した方法である。
【0035】さらに詳細には、第2伝送路である光ファ
イバは第2ボードを貫通して延び、第2ボードから第1
ボードに延びる部分が第3伝送路となっている方法であ
る。
イバは第2ボードを貫通して延び、第2ボードから第1
ボードに延びる部分が第3伝送路となっている方法であ
る。
【0036】
【作用】本発明による伝送路切替装置においては、光フ
ァイバ等からなる第1伝送路と第2伝送路とを切り替え
るにあたって、第1ボードと第2ボードとの間で弛緩状
態で横架させた光ファイバ等からなる第3伝送路の先端
部を手動開閉型のハンド本体により把持した後、第3伝
送路の先端部を第1ボードから取り外し、その後、取り
外された第3伝送路の先端部を、第1ボードの別の接続
位置に取り付けて、所定の第3伝送路を別の第1伝送路
と接続させる。
ァイバ等からなる第1伝送路と第2伝送路とを切り替え
るにあたって、第1ボードと第2ボードとの間で弛緩状
態で横架させた光ファイバ等からなる第3伝送路の先端
部を手動開閉型のハンド本体により把持した後、第3伝
送路の先端部を第1ボードから取り外し、その後、取り
外された第3伝送路の先端部を、第1ボードの別の接続
位置に取り付けて、所定の第3伝送路を別の第1伝送路
と接続させる。
【0037】本発明による伝送路切替方法においては、
光ファイバ等からなる第1伝送路と第2伝送路とを切り
替えるにあたって、第1ボードと第2ボードとの間で弛
緩状態で横架させた光ファイバ等からなる第3伝送路の
先端部を第1ボードから外し、第1ボードから外された
第3伝送路の先端部を第2ボードまで手繰り寄せた後、
第3伝送路の先端部を手で摘まんだ後、第3伝送路の先
端部を、例えば、手動開閉型のハンド本体のグリップ部
で把持させ、その後、このハンド本体のグリップ部を第
1ボードに近づけて、所定の第3伝送路の先端部を第1
ボードの他の接続位置に取り付ける。
光ファイバ等からなる第1伝送路と第2伝送路とを切り
替えるにあたって、第1ボードと第2ボードとの間で弛
緩状態で横架させた光ファイバ等からなる第3伝送路の
先端部を第1ボードから外し、第1ボードから外された
第3伝送路の先端部を第2ボードまで手繰り寄せた後、
第3伝送路の先端部を手で摘まんだ後、第3伝送路の先
端部を、例えば、手動開閉型のハンド本体のグリップ部
で把持させ、その後、このハンド本体のグリップ部を第
1ボードに近づけて、所定の第3伝送路の先端部を第1
ボードの他の接続位置に取り付ける。
【0038】
【実施例】以下、図面と共に本発明による伝送路切替装
置の好適な実施例について詳細に説明する。
置の好適な実施例について詳細に説明する。
【0039】図1、図2に示すように、伝送路切替装置
は、第1光ファイバケーブル(例えば、加入者用光ファ
イバケーブル)10における複数の第1光ファイバ(第
1伝送路)12と、第2光ファイバケーブル14(例え
ば、局内用光ファイバケーブル)における複数の第2光
ファイバ(第2伝送路)16との接続を切り替えるため
に用いられる。
は、第1光ファイバケーブル(例えば、加入者用光ファ
イバケーブル)10における複数の第1光ファイバ(第
1伝送路)12と、第2光ファイバケーブル14(例え
ば、局内用光ファイバケーブル)における複数の第2光
ファイバ(第2伝送路)16との接続を切り替えるため
に用いられる。
【0040】第1及び第2の光ファイバケーブル10,
14は、箱型のハウジング18の側壁を貫通して固定さ
れている。第1光ファイバケーブル10から延びた各第
1光ファイバ12は、矩形のマトリックスボード20
(第1ボード)に接続され、このマトリックスボード2
0は、ハウジング18内で適当な取付部材(図示せず)
によりほぼ垂直方向に取り付けられている。また、第2
光ファイバケーブル14から延びた各第2光ファイバ1
6は、ファイバ配列ボード(第2ボード)21に接続さ
れ、このファイバ配列ボード21は、ハウジング18内
で適当な取付部材(図示せず)によりほぼ垂直に立った
状態で取り付けられていると共に、マトリックスボード
20から水平方向に所定の間隔をおいて平行に対峙させ
られている。ハウジング18の側面には、観音開き可能
な扉19が設けられ、この扉19は、ファイバ配列ボー
ド21に隣接した位置に設けられているので、扉19を
開いた時に、ハウジング18内に手を入れることができ
る。従って、ハウジング18内のファイバ配列ボード2
1に容易に近付くことができる。
14は、箱型のハウジング18の側壁を貫通して固定さ
れている。第1光ファイバケーブル10から延びた各第
1光ファイバ12は、矩形のマトリックスボード20
(第1ボード)に接続され、このマトリックスボード2
0は、ハウジング18内で適当な取付部材(図示せず)
によりほぼ垂直方向に取り付けられている。また、第2
光ファイバケーブル14から延びた各第2光ファイバ1
6は、ファイバ配列ボード(第2ボード)21に接続さ
れ、このファイバ配列ボード21は、ハウジング18内
で適当な取付部材(図示せず)によりほぼ垂直に立った
状態で取り付けられていると共に、マトリックスボード
20から水平方向に所定の間隔をおいて平行に対峙させ
られている。ハウジング18の側面には、観音開き可能
な扉19が設けられ、この扉19は、ファイバ配列ボー
ド21に隣接した位置に設けられているので、扉19を
開いた時に、ハウジング18内に手を入れることができ
る。従って、ハウジング18内のファイバ配列ボード2
1に容易に近付くことができる。
【0041】マトリックスボード20には、複数の貫通
孔(図示ぜず)がマトリクス状(例えば、垂直方向に4
0列、水平方向に50段)に形成されており、各貫通孔
にはスリーブ状のコネクタアダプタ(図示ぜず)がそれ
ぞれ嵌め込まれている。各第1光ファイバ12の端部に
はコネクタプラグ(図示せず)が取り付けられており、
このコネクタプラグは、マトリックスボード20の外方
側から所定のコネクタアダプタに挿入されて、マトリッ
クスボード20に固定されている。このマトリックスボ
ード20はファイバ配列ボード21より上方に位置して
いる。また、ファイバ配列ボード21は、第2光ファイ
バケーブル14から延びる複数の第2光ファイバ16を
二次元的な整列状態で保持している。
孔(図示ぜず)がマトリクス状(例えば、垂直方向に4
0列、水平方向に50段)に形成されており、各貫通孔
にはスリーブ状のコネクタアダプタ(図示ぜず)がそれ
ぞれ嵌め込まれている。各第1光ファイバ12の端部に
はコネクタプラグ(図示せず)が取り付けられており、
このコネクタプラグは、マトリックスボード20の外方
側から所定のコネクタアダプタに挿入されて、マトリッ
クスボード20に固定されている。このマトリックスボ
ード20はファイバ配列ボード21より上方に位置して
いる。また、ファイバ配列ボード21は、第2光ファイ
バケーブル14から延びる複数の第2光ファイバ16を
二次元的な整列状態で保持している。
【0042】図3に示すように、ファイバ配列ボード2
1(第2ボード)は、ハウジング18内で固定されたU
字状の枠体22を備え、この枠体22は、ハウジング1
8の床面に対して上下方向即ち垂直方向に延在する一対
の柱部23を有し、柱部23間は、水平方向に延在する
基台24を介して連結されている。また、枠体22内に
は、基台24に沿って水平方向に摺動する四角柱状の複
数のユニット25が配設されている。各ユニット25の
底部には一本又は複数本の案内片25aが突設され、基
台24の上面には、これに沿って長手方向に延びる一本
又は複数本の案内溝24aが形成されている。従って、
各案内片25aを基台24の案内溝24aに嵌合させる
ことにより、ユニット25を、基台24の長手方向に沿
って水平方向に手で摺動させることができる。
1(第2ボード)は、ハウジング18内で固定されたU
字状の枠体22を備え、この枠体22は、ハウジング1
8の床面に対して上下方向即ち垂直方向に延在する一対
の柱部23を有し、柱部23間は、水平方向に延在する
基台24を介して連結されている。また、枠体22内に
は、基台24に沿って水平方向に摺動する四角柱状の複
数のユニット25が配設されている。各ユニット25の
底部には一本又は複数本の案内片25aが突設され、基
台24の上面には、これに沿って長手方向に延びる一本
又は複数本の案内溝24aが形成されている。従って、
各案内片25aを基台24の案内溝24aに嵌合させる
ことにより、ユニット25を、基台24の長手方向に沿
って水平方向に手で摺動させることができる。
【0043】各ユニット25は、柱部23に対して平行
に配設されている。更に、各ユニット25には、マトリ
ックスボード20に向けて水平方向に貫通する複数のフ
ァイバ挿通孔26が縦一列に形成されている。そして、
ユニット25を枠体22に組み付けた状態において、全
体のファイバ挿通孔26は、マトリックスボード20の
貫通孔と同数であり且つマトリクス状(例えば、垂直方
向に40列、水平方向に50段)に配置されている。な
お、図3に示したユニット25の本数やファイバ挿通孔
26の個数は例示であり、実際上、ユニット25の本数
は40本、ファイバ挿通孔26の個数は上下方向に50
個の場合もある。
に配設されている。更に、各ユニット25には、マトリ
ックスボード20に向けて水平方向に貫通する複数のフ
ァイバ挿通孔26が縦一列に形成されている。そして、
ユニット25を枠体22に組み付けた状態において、全
体のファイバ挿通孔26は、マトリックスボード20の
貫通孔と同数であり且つマトリクス状(例えば、垂直方
向に40列、水平方向に50段)に配置されている。な
お、図3に示したユニット25の本数やファイバ挿通孔
26の個数は例示であり、実際上、ユニット25の本数
は40本、ファイバ挿通孔26の個数は上下方向に50
個の場合もある。
【0044】前述の各ファイバ挿通孔26は、図4に示
された形状を有するストッパ部材27を嵌合させ得るよ
うに形成されている。このストッパ部材27は、第2光
ファイバ16の所定部分に固着させる円柱状の拡大部2
8と、この拡大部28と同心上に配置されると共に長手
方向に延びる円筒状の縮小部29と、拡大部28と縮小
部29とを連結する円錐台状の連結部30と、縮小部2
9の周面において長手方向に形成されて縮小部29の径
方向に弾性をもたせるための一対の切込み部31とを有
している。
された形状を有するストッパ部材27を嵌合させ得るよ
うに形成されている。このストッパ部材27は、第2光
ファイバ16の所定部分に固着させる円柱状の拡大部2
8と、この拡大部28と同心上に配置されると共に長手
方向に延びる円筒状の縮小部29と、拡大部28と縮小
部29とを連結する円錐台状の連結部30と、縮小部2
9の周面において長手方向に形成されて縮小部29の径
方向に弾性をもたせるための一対の切込み部31とを有
している。
【0045】そして、ファイバ挿通孔26も、図5に示
すようにストッパ部材27の外形と略同じ形状を有する
ことで、ストッパ部材27を確実に且つしっかりと係止
させることができる。また、ファイバ挿通孔26の外方
(第2光ファイバ側)には、ストッパ部材27の拡大部
28に対応した径を有する挿入口26aが形成されてい
る。また、ストッパ部材27を長く形成することによ
り、ストッパ部材27を挿入口26aに挿入した際、ス
トッパ部材27の先端を挿入口26aから突出させるこ
とができ、指でストッパ部材27を摘まみ易くすること
ができる。そして、この挿入口26aを、ファイバ配列
ボード21の外方に配置させることで、扉19を開けた
状態でストッパ部材27を指で簡単に摘まみ出すことが
できる。
すようにストッパ部材27の外形と略同じ形状を有する
ことで、ストッパ部材27を確実に且つしっかりと係止
させることができる。また、ファイバ挿通孔26の外方
(第2光ファイバ側)には、ストッパ部材27の拡大部
28に対応した径を有する挿入口26aが形成されてい
る。また、ストッパ部材27を長く形成することによ
り、ストッパ部材27を挿入口26aに挿入した際、ス
トッパ部材27の先端を挿入口26aから突出させるこ
とができ、指でストッパ部材27を摘まみ易くすること
ができる。そして、この挿入口26aを、ファイバ配列
ボード21の外方に配置させることで、扉19を開けた
状態でストッパ部材27を指で簡単に摘まみ出すことが
できる。
【0046】なお、ストッパ部材27及びファイバ挿通
孔26は、全体的に断面円形を採用しているが、全体的
又は部分的に断面多角形を採用することで、ストッパ部
材27の回り止めを達成することができる。
孔26は、全体的に断面円形を採用しているが、全体的
又は部分的に断面多角形を採用することで、ストッパ部
材27の回り止めを達成することができる。
【0047】ここで、図5〜図7に示すように、各ユニ
ット25には、ファイバ挿通孔26から側方に延びるス
リット32がそれぞれ形成され、各スリット32は、フ
ァイバ挿通孔26とユニット25の一側面25bとを貫
通している。従って、スリット32を介して、ユニット
25の内部に形成したファイバ挿通孔26とユニット2
5の外部とを連通させることができる。また、スリット
32を形成する一方の頂面32aには半球状の係止部3
3が突設され、この係止部33の先端はスリット32を
形成する他方の底面32bに当接している。従って、フ
ァイバ挿通孔26に挿入された光ファイバが、スリット
32によって自然に外れないようにすることができる。
なお、各ユニット25に縦2列のファイバ挿通孔26を
形成してもよく、この場合、ユニット25の両側面にス
リット32が形成されることになる。
ット25には、ファイバ挿通孔26から側方に延びるス
リット32がそれぞれ形成され、各スリット32は、フ
ァイバ挿通孔26とユニット25の一側面25bとを貫
通している。従って、スリット32を介して、ユニット
25の内部に形成したファイバ挿通孔26とユニット2
5の外部とを連通させることができる。また、スリット
32を形成する一方の頂面32aには半球状の係止部3
3が突設され、この係止部33の先端はスリット32を
形成する他方の底面32bに当接している。従って、フ
ァイバ挿通孔26に挿入された光ファイバが、スリット
32によって自然に外れないようにすることができる。
なお、各ユニット25に縦2列のファイバ挿通孔26を
形成してもよく、この場合、ユニット25の両側面にス
リット32が形成されることになる。
【0048】次に、図2及び図5〜図7に示すように、
マトリックスボード20とファイバ配列ボード21との
間は、弛緩状態で横架させられた複数の第3光ファイバ
17で接続され、各第3光ファイバ17は、第2光ファ
イバ16の延長部分からなるっている。そこで、ストッ
パ部材27を挟んで第2光ファイバケーブル14側を第
2光ファイバ16と称し、マトリックスボード20側を
第3光ファイバ17と便宜上称する。
マトリックスボード20とファイバ配列ボード21との
間は、弛緩状態で横架させられた複数の第3光ファイバ
17で接続され、各第3光ファイバ17は、第2光ファ
イバ16の延長部分からなるっている。そこで、ストッ
パ部材27を挟んで第2光ファイバケーブル14側を第
2光ファイバ16と称し、マトリックスボード20側を
第3光ファイバ17と便宜上称する。
【0049】各第3光ファイバ17の先端には、マトリ
ックスボード20に設けたスリーブ状のコネクタアダプ
タ(図示せず)に着脱自在に嵌合されるコネクタプラグ
34が固着されている。従って、任意のコネクタプラグ
34をマトリックスボード20の任意のコネクタアダプ
タに嵌合させることにより、第3光ファイバ17と第1
光ファイバ12とが光結合状態になり、その結果、第1
光ファイバ12と第2光ファイバ16との光結合が完了
する。
ックスボード20に設けたスリーブ状のコネクタアダプ
タ(図示せず)に着脱自在に嵌合されるコネクタプラグ
34が固着されている。従って、任意のコネクタプラグ
34をマトリックスボード20の任意のコネクタアダプ
タに嵌合させることにより、第3光ファイバ17と第1
光ファイバ12とが光結合状態になり、その結果、第1
光ファイバ12と第2光ファイバ16との光結合が完了
する。
【0050】図1、図2に示すように、ハウジング18
内には、後述するハンド本体46を水平方向及び上下方
向の任意の位置に移動させるためのハンド案内機構39
が配設されている。このハンド案内機構39は、一対の
柱部23の上面に略垂直方向に立設されて棒状をなす一
対の第1案内部材40を備えている。各第1案内部材4
0には、この長手方向に沿って上下運動する一対の第1
ベース41が摺動自在に装着されている。第1ベース4
1間には、水平方向に延びる棒状の第2案内部材42が
架設されている。この第2案内部材42には、この長手
方向に沿って水平運動する第2ベース43が摺動自在に
装着されている。また、この第2ベース43には、第2
案内部材42に対して直角方向に延びるハンド本体46
が摺動自在に装着されている。
内には、後述するハンド本体46を水平方向及び上下方
向の任意の位置に移動させるためのハンド案内機構39
が配設されている。このハンド案内機構39は、一対の
柱部23の上面に略垂直方向に立設されて棒状をなす一
対の第1案内部材40を備えている。各第1案内部材4
0には、この長手方向に沿って上下運動する一対の第1
ベース41が摺動自在に装着されている。第1ベース4
1間には、水平方向に延びる棒状の第2案内部材42が
架設されている。この第2案内部材42には、この長手
方向に沿って水平運動する第2ベース43が摺動自在に
装着されている。また、この第2ベース43には、第2
案内部材42に対して直角方向に延びるハンド本体46
が摺動自在に装着されている。
【0051】ここで、第1ベース41は、ハンド本体4
6に垂直方向の力が加えられたときのみ、第1案内部材
40に沿って移動するように構成されている。具体的に
は、第1案内部材40を送りネジに構成し、第1ベース
41内に雌ネジ部を配設することにより、第1案内部材
40に沿って第1ベース41を上下方向に摺動させる。
なお、このような構成に限定せずとも、第1案内部材4
0に沿って第1ベース41をリニアに駆動させ得るもの
であればよい。例えば、棒状の第1案内部材41の長手
方向に溝(図示ぜず)を形成し、第1ベース41の貫通
孔(図示ぜず)に突起を形成して、第1案内部材41を
第1ベース41の貫通孔に挿入して、溝と突起とが嵌ま
るように構成してもよい。また、第2案内部材42に対
する第2ベース43も前述と同様に構成する。なお、第
1ベース41及び第2ベース43に適切な制動手段を設
けることにより、ハンド本体46に力を加えたときの
み、ハンド本体46を上下左右に移動させるようにする
ことができる。
6に垂直方向の力が加えられたときのみ、第1案内部材
40に沿って移動するように構成されている。具体的に
は、第1案内部材40を送りネジに構成し、第1ベース
41内に雌ネジ部を配設することにより、第1案内部材
40に沿って第1ベース41を上下方向に摺動させる。
なお、このような構成に限定せずとも、第1案内部材4
0に沿って第1ベース41をリニアに駆動させ得るもの
であればよい。例えば、棒状の第1案内部材41の長手
方向に溝(図示ぜず)を形成し、第1ベース41の貫通
孔(図示ぜず)に突起を形成して、第1案内部材41を
第1ベース41の貫通孔に挿入して、溝と突起とが嵌ま
るように構成してもよい。また、第2案内部材42に対
する第2ベース43も前述と同様に構成する。なお、第
1ベース41及び第2ベース43に適切な制動手段を設
けることにより、ハンド本体46に力を加えたときの
み、ハンド本体46を上下左右に移動させるようにする
ことができる。
【0052】次に、ハンド本体46の構成について説明
する。
する。
【0053】ハンド本体46は、図8〜図12に示すよ
うに、第2ベース43から突出した円筒状の支持部材4
6によって支持されると共に、この支持部材45の軸線
方向に沿って摺動するように構成されている。このハン
ド本体46の先端部には、開閉自在なグリップ部47が
配設され、このグリップ部47により、第3光ファイバ
17の先端に設けたコネクタプラグ34を把持すること
ができる。また、このハンド本体46は、支持部材45
の軸線方向に延在する第1〜第3のハンド本体50,6
0,80とから構成されている。
うに、第2ベース43から突出した円筒状の支持部材4
6によって支持されると共に、この支持部材45の軸線
方向に沿って摺動するように構成されている。このハン
ド本体46の先端部には、開閉自在なグリップ部47が
配設され、このグリップ部47により、第3光ファイバ
17の先端に設けたコネクタプラグ34を把持すること
ができる。また、このハンド本体46は、支持部材45
の軸線方向に延在する第1〜第3のハンド本体50,6
0,80とから構成されている。
【0054】第1のハンド本体50は、ブロック状の基
部52を備え、この基部52の中央には、支持部材45
を貫通させるために軸線方向に延在する貫通孔51が形
成されている。この基部52には、第2ベース43に向
けて軸線方向に延在する一対の脚部53が固設され、こ
れらの脚部53は、第2ベース43の両側面に設けた案
内溝43aに嵌挿されている。また、一対の腕部53の
端部には、手で握ってハンド本体46を操作するための
ハンドル部54が両側に突設されている。従って、ハン
ドル部54を握って、力を軸線方向に加えることによ
り、第1のハンド本体50を、案内溝43a及び支持部
材45に沿って前後方向即ち軸線方向に摺動させること
ができる。
部52を備え、この基部52の中央には、支持部材45
を貫通させるために軸線方向に延在する貫通孔51が形
成されている。この基部52には、第2ベース43に向
けて軸線方向に延在する一対の脚部53が固設され、こ
れらの脚部53は、第2ベース43の両側面に設けた案
内溝43aに嵌挿されている。また、一対の腕部53の
端部には、手で握ってハンド本体46を操作するための
ハンドル部54が両側に突設されている。従って、ハン
ドル部54を握って、力を軸線方向に加えることによ
り、第1のハンド本体50を、案内溝43a及び支持部
材45に沿って前後方向即ち軸線方向に摺動させること
ができる。
【0055】前述の第2のハンド本体60は、圧縮バネ
61を介して第1のハンド本体50の前方に配設されて
いる。第2のハンド本体60の先端部の中央には、第3
のハンド本体70を収容するために軸線方向に沿って延
びる案内孔62aが形成されている。また、第2のハン
ド本体60の末端部には、支持部材45を貫通させるた
めに軸線方向に延在する貫通孔62が形成されている。
従って、圧縮バネ61を介して第1のハンド本体60か
ら伝達された力により、第2のハンド本体60を、支持
部材45に沿って前後方向即ち軸線方向に摺動させるこ
とができる。
61を介して第1のハンド本体50の前方に配設されて
いる。第2のハンド本体60の先端部の中央には、第3
のハンド本体70を収容するために軸線方向に沿って延
びる案内孔62aが形成されている。また、第2のハン
ド本体60の末端部には、支持部材45を貫通させるた
めに軸線方向に延在する貫通孔62が形成されている。
従って、圧縮バネ61を介して第1のハンド本体60か
ら伝達された力により、第2のハンド本体60を、支持
部材45に沿って前後方向即ち軸線方向に摺動させるこ
とができる。
【0056】また、第2のハンド本体60の先端から円
筒状の首部64が突出し、この首部64には、グリップ
部47を収容する位置にくちばし状のカバー部63が軸
Kを介して開閉自在に軸支され、このカバー部63は、
軸Kに巻かれたバネ(図示せず)により、閉鎖する方向
に付勢されている。従って、カバー部63を構成する一
対のカバー片63a,63bは、ハンド本体46に配置
された後述のカム機構65によって、図11に示すよう
に、開放時にグリップ部47を露出させ、図10に示す
ように、閉鎖時にグリップ部47を収容させることがで
きる。
筒状の首部64が突出し、この首部64には、グリップ
部47を収容する位置にくちばし状のカバー部63が軸
Kを介して開閉自在に軸支され、このカバー部63は、
軸Kに巻かれたバネ(図示せず)により、閉鎖する方向
に付勢されている。従って、カバー部63を構成する一
対のカバー片63a,63bは、ハンド本体46に配置
された後述のカム機構65によって、図11に示すよう
に、開放時にグリップ部47を露出させ、図10に示す
ように、閉鎖時にグリップ部47を収容させることがで
きる。
【0057】ここで、前述のカム機構65は、軸線方向
に延びる支持部材45の周面において軸線方向に凹状に
形成された一対の案内溝66と、案内溝66の延長上に
設けたカム面67と、第2のハンド本体60の両側方に
形成した収容部68に収容されると共に、案内溝66か
らカバー片63a,63bの末端部まで軸線方向に延在
し且つ軸Mを介して軸支された一対の揺動レバー69
と、揺動レバー69の末端に回動自在に設けられると共
に案内溝66に沿って摺動するローラ70と、揺動レバ
ー69の先端において内方に突設されると共にカバー片
63a,63bの末端部に対して外方から係合する一対
の作動ピン71とを備えている。
に延びる支持部材45の周面において軸線方向に凹状に
形成された一対の案内溝66と、案内溝66の延長上に
設けたカム面67と、第2のハンド本体60の両側方に
形成した収容部68に収容されると共に、案内溝66か
らカバー片63a,63bの末端部まで軸線方向に延在
し且つ軸Mを介して軸支された一対の揺動レバー69
と、揺動レバー69の末端に回動自在に設けられると共
に案内溝66に沿って摺動するローラ70と、揺動レバ
ー69の先端において内方に突設されると共にカバー片
63a,63bの末端部に対して外方から係合する一対
の作動ピン71とを備えている。
【0058】また、カム面67は、支持部材45の外面
に対して同一面上に形成した第1カム面67aと、案内
溝66と第1カム面67aとを連結した傾斜状の第2カ
ム面67bとから構成されている。従って、第2のハン
ド本体60の移動に追従して揺動レバー69を移動させ
ることにより、ローラ70は案内溝66及びカム面67
に沿って摺動する。そして、カバー部63の開放時にお
いて、ローラ70が第2カム面67bを昇るように摺動
することにより、揺動レバー69を介して作動ピン71
が内方に駆動し、図示しないバネの力に抗してカバー片
63a,63bを押圧して、カバー片63a,63bを
開放する(図11参照)。更に、カバー部63の閉鎖時
において、ローラ70が第2カム面67bを下るように
摺動することにより、揺動レバー69を介して作動ピン
71が外方に駆動し、カバー片63a,63bの規制が
解かれることにより、カバー片63a,63bは図示し
ないバネの力により閉鎖する(図10参照)。
に対して同一面上に形成した第1カム面67aと、案内
溝66と第1カム面67aとを連結した傾斜状の第2カ
ム面67bとから構成されている。従って、第2のハン
ド本体60の移動に追従して揺動レバー69を移動させ
ることにより、ローラ70は案内溝66及びカム面67
に沿って摺動する。そして、カバー部63の開放時にお
いて、ローラ70が第2カム面67bを昇るように摺動
することにより、揺動レバー69を介して作動ピン71
が内方に駆動し、図示しないバネの力に抗してカバー片
63a,63bを押圧して、カバー片63a,63bを
開放する(図11参照)。更に、カバー部63の閉鎖時
において、ローラ70が第2カム面67bを下るように
摺動することにより、揺動レバー69を介して作動ピン
71が外方に駆動し、カバー片63a,63bの規制が
解かれることにより、カバー片63a,63bは図示し
ないバネの力により閉鎖する(図10参照)。
【0059】前述の第3のハンド本体80は、第2のハ
ンド本体60の案内孔62a及び首部64内に収容され
ると共に、図8に示すように、第1のハンド本体50の
基部52に断面U字状の連結部81を介して接続されて
いる。従って、第3のハンド本体80は、第1のハンド
本体50に追従して移動させることができると共に、第
2のハンド本体60の案内孔64に沿って摺動させるこ
とができる。また、第3のハンド本体80の先端部に
は、一対のグリップ片47a,47bが軸Pを介して軸
支され、各グリップ片47a,47bは、グリップ機構
82によって開閉駆動させられる。
ンド本体60の案内孔62a及び首部64内に収容され
ると共に、図8に示すように、第1のハンド本体50の
基部52に断面U字状の連結部81を介して接続されて
いる。従って、第3のハンド本体80は、第1のハンド
本体50に追従して移動させることができると共に、第
2のハンド本体60の案内孔64に沿って摺動させるこ
とができる。また、第3のハンド本体80の先端部に
は、一対のグリップ片47a,47bが軸Pを介して軸
支され、各グリップ片47a,47bは、グリップ機構
82によって開閉駆動させられる。
【0060】このグリップ機構82は、第3のハンド本
体80の先端に形成された凹部85内に収容されて軸線
方向に摺動自在をなす円柱状のスライダー83を備えて
いる。このスライダー83の先端部は、グリップ片47
a,47bの末端に形成された作動面48a,48bに
バネ86を介して付勢される。各作動面48a,48b
は、グリップ片47a,47bの末端の内面をテーパー
状に切り落すことにより形成されているので、作動面4
8a,48bをスライダー83で押圧することにより、
グリップ片47a,47bの末端を外方へ広げることが
できる。グリップ片47a,47b間には、圧縮バネか
らなる弾性体84が架け渡され、グリップ片47a,4
7bの先端を外方に付勢している。また、スライダー8
3は、凹部85内において、スライダー駆動機構87を
介して軸線方向に駆動させられる。
体80の先端に形成された凹部85内に収容されて軸線
方向に摺動自在をなす円柱状のスライダー83を備えて
いる。このスライダー83の先端部は、グリップ片47
a,47bの末端に形成された作動面48a,48bに
バネ86を介して付勢される。各作動面48a,48b
は、グリップ片47a,47bの末端の内面をテーパー
状に切り落すことにより形成されているので、作動面4
8a,48bをスライダー83で押圧することにより、
グリップ片47a,47bの末端を外方へ広げることが
できる。グリップ片47a,47b間には、圧縮バネか
らなる弾性体84が架け渡され、グリップ片47a,4
7bの先端を外方に付勢している。また、スライダー8
3は、凹部85内において、スライダー駆動機構87を
介して軸線方向に駆動させられる。
【0061】このスライダー駆動機構87は、第1のハ
ンド本体50のハンドル部54に設けたレバー装置88
と、このレバー装置88とスライダー83の末端部との
間に架け渡した牽引ワイヤ89とを備えている。この牽
引ワイヤ89は、ハンド本体46を貫通するように配置
されている。即ち、牽引ワイヤ89は、脚部53を貫通
すると共に、支持部材45及び第3のハンド本体80を
軸線方向に貫通して、レバー装置88とスライダー83
との間に架け渡されている。
ンド本体50のハンドル部54に設けたレバー装置88
と、このレバー装置88とスライダー83の末端部との
間に架け渡した牽引ワイヤ89とを備えている。この牽
引ワイヤ89は、ハンド本体46を貫通するように配置
されている。即ち、牽引ワイヤ89は、脚部53を貫通
すると共に、支持部材45及び第3のハンド本体80を
軸線方向に貫通して、レバー装置88とスライダー83
との間に架け渡されている。
【0062】従って、レバー装置のレバー部88aを握
ることにより、牽引ワイヤ89は引っ張られ、バネ86
に抗してスライダー83を後退させることができる。そ
の結果、スライダー83の先端面とグリップ片47a,
47bの作動面48a,48bとの係合が解かれ、バネ
84によりグリップ片47a,47bを開くことができ
る。また、レバー部88aを離すことにより、牽引ワイ
ヤ89の引っ張り力は解放され、バネ86によりスライ
ダー83を前進させる。その結果、スライダー83と作
動面48a,48bとが係合し、バネ84の力に抗して
グリップ片47a,47bを閉じることができる。
ることにより、牽引ワイヤ89は引っ張られ、バネ86
に抗してスライダー83を後退させることができる。そ
の結果、スライダー83の先端面とグリップ片47a,
47bの作動面48a,48bとの係合が解かれ、バネ
84によりグリップ片47a,47bを開くことができ
る。また、レバー部88aを離すことにより、牽引ワイ
ヤ89の引っ張り力は解放され、バネ86によりスライ
ダー83を前進させる。その結果、スライダー83と作
動面48a,48bとが係合し、バネ84の力に抗して
グリップ片47a,47bを閉じることができる。
【0063】次に、前述の構成に基づきハンド本体46
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0064】先ず、図8及び図10に示すように、カバ
ー部63の閉じられた状態にあるハンド本体46のハン
ドル部54を握って、支持部材45に沿って前進方向
(矢印A方向)に第1のハンド本体50を押し続ける。
この時、第2ベース43の案内溝43aに沿って第1の
ハンド本体50の腕部53が前進すると共に図11に示
すように圧縮バネ61を介して第2のハンド本体60も
前進する。そして、支持部材45の先端に形成したフラ
ンジ部45aと、第2のハンド本体60の貫通孔62を
形成する壁から内方に突出した係止片62aとが係合す
るまで、第1のハンド本体50を押し続ける。この時、
ローラ70が案内溝66に沿って前進し、その後、ロー
ラ70が、傾斜した第2カム面67bを昇り続ける。そ
の結果、軸支された揺動レバー69が矢印B方向に駆動
し、作動ピン71を内方に駆動させ、図示しないバネの
力に抗してカバー片63a,63bを押圧して、カバー
片63a,63bを開く。その後、第1カム面67aに
ローラ70が達することにより、カバー部63は全開状
態になる。
ー部63の閉じられた状態にあるハンド本体46のハン
ドル部54を握って、支持部材45に沿って前進方向
(矢印A方向)に第1のハンド本体50を押し続ける。
この時、第2ベース43の案内溝43aに沿って第1の
ハンド本体50の腕部53が前進すると共に図11に示
すように圧縮バネ61を介して第2のハンド本体60も
前進する。そして、支持部材45の先端に形成したフラ
ンジ部45aと、第2のハンド本体60の貫通孔62を
形成する壁から内方に突出した係止片62aとが係合す
るまで、第1のハンド本体50を押し続ける。この時、
ローラ70が案内溝66に沿って前進し、その後、ロー
ラ70が、傾斜した第2カム面67bを昇り続ける。そ
の結果、軸支された揺動レバー69が矢印B方向に駆動
し、作動ピン71を内方に駆動させ、図示しないバネの
力に抗してカバー片63a,63bを押圧して、カバー
片63a,63bを開く。その後、第1カム面67aに
ローラ70が達することにより、カバー部63は全開状
態になる。
【0065】更に、支持部材45のフランジ部45aと
第2のハンド本体60の係止片62aとが係合した状態
で、矢印C方向に第1ハンド本体50を押し続けること
により、図12に示すように、圧縮バネ61を縮めなが
ら、静止状態の第2のハンド本体60に対して第1のハ
ンド本体50が近づいて行く。その時、連結部81を介
して第3のハンド本体80も矢印D方向に前進し、コネ
クタプラグを挟み易い位置まで、カバー片63a,63
b間でグリップ部47の先端を突出させる。
第2のハンド本体60の係止片62aとが係合した状態
で、矢印C方向に第1ハンド本体50を押し続けること
により、図12に示すように、圧縮バネ61を縮めなが
ら、静止状態の第2のハンド本体60に対して第1のハ
ンド本体50が近づいて行く。その時、連結部81を介
して第3のハンド本体80も矢印D方向に前進し、コネ
クタプラグを挟み易い位置まで、カバー片63a,63
b間でグリップ部47の先端を突出させる。
【0066】その後、レバー部88aを握ることによ
り、牽引ワイヤ89が引っ張られ、バネ86に抗してス
ライダー83を後退させながら、スライダー83の先端
面とグリップ片47a,47bの作動面48a,48b
との係合を解く。その結果、バネ84の付勢力によりグ
リップ片47a,47bを一点鎖線で示すように開くこ
とができる。その後、レバー部88aを離すことによ
り、牽引ワイヤ89の引っ張り力は解放され、バネ86
によりスライダー83を前進させ、、スライダー83と
作動面48a,48bとを係合させて、バネ84の力に
抗してグリップ片47a,47bを閉じながらコネクタ
プラグ34を挟持することができる(図9参照)。
り、牽引ワイヤ89が引っ張られ、バネ86に抗してス
ライダー83を後退させながら、スライダー83の先端
面とグリップ片47a,47bの作動面48a,48b
との係合を解く。その結果、バネ84の付勢力によりグ
リップ片47a,47bを一点鎖線で示すように開くこ
とができる。その後、レバー部88aを離すことによ
り、牽引ワイヤ89の引っ張り力は解放され、バネ86
によりスライダー83を前進させ、、スライダー83と
作動面48a,48bとを係合させて、バネ84の力に
抗してグリップ片47a,47bを閉じながらコネクタ
プラグ34を挟持することができる(図9参照)。
【0067】その後、コネクタプラグ34をマトリック
スボード20から抜き取るにあたって、第1のハンド本
体50を手前に引き続ける。この時、第2ベース43の
案内溝43aに沿って第1のハンド本体50の腕部53
が後退すると同時に、図11に示すように連結部81を
介して第3のハンド本体80も後退し、コネクタプラグ
34を挟持した状態でグリップ部47が後退する。その
結果、コネクタプラグ34がマトリックスボード20か
ら抜き取られる。その後、レバー部88aを握ることに
より、バネ86に抗してスライダー83を後退させて、
バネ84の付勢力によりグリップ片47a,47bを開
き、コネクタプラグ34を自重で落下させる。
スボード20から抜き取るにあたって、第1のハンド本
体50を手前に引き続ける。この時、第2ベース43の
案内溝43aに沿って第1のハンド本体50の腕部53
が後退すると同時に、図11に示すように連結部81を
介して第3のハンド本体80も後退し、コネクタプラグ
34を挟持した状態でグリップ部47が後退する。その
結果、コネクタプラグ34がマトリックスボード20か
ら抜き取られる。その後、レバー部88aを握ることに
より、バネ86に抗してスライダー83を後退させて、
バネ84の付勢力によりグリップ片47a,47bを開
き、コネクタプラグ34を自重で落下させる。
【0068】その後、第1のハンド本体50を手前に引
き続けることにより、圧縮バネ61を介して第2のハン
ド本体60が後退し続ける。この時、ローラ70が第2
カム面67bを下ることにより、揺動レバー69の作動
ピン71が外方に駆動し、カバー片63a,63bの規
制が解かれて、カバー片63a,63bは図示しないバ
ネの力により閉鎖する。そして、第1のハンド本体50
を更に引き続けることにより、図10に示すように、ハ
ンド本体46を元の状態に戻すことができる。
き続けることにより、圧縮バネ61を介して第2のハン
ド本体60が後退し続ける。この時、ローラ70が第2
カム面67bを下ることにより、揺動レバー69の作動
ピン71が外方に駆動し、カバー片63a,63bの規
制が解かれて、カバー片63a,63bは図示しないバ
ネの力により閉鎖する。そして、第1のハンド本体50
を更に引き続けることにより、図10に示すように、ハ
ンド本体46を元の状態に戻すことができる。
【0069】次に、前述した構成に基づいて伝送路切替
方法について説明する。なお、図13〜図20に示した
ハンド本体46は、図面を簡略化するために概略的に示
されている。
方法について説明する。なお、図13〜図20に示した
ハンド本体46は、図面を簡略化するために概略的に示
されている。
【0070】先ず、図1及び図2に示した扉19を開い
て、図13に示すような起立状態にあるハンド本体46
のハンドル部54を握って、図14に示すようにハンド
本体46を水平にする。その後、ハンド案内機構39の
第1案内部材40及び第2案内部材42を介して、ハン
ド本体46を上下左右に移動させて、グリップ部47
を、取り外すべきコネクタプラグ34と位置合わせす
る。その後、弛緩状態で互いに絡み合ったような状態に
ある多数の第3光ファイバ17をくちばし状のカバー部
63により掻き分けながら、ハンド本体46を前進させ
る。そして、図15及び図11に示すように、カバー部
63はマトリックスボード20に近づいた時点で自動的
に開く。
て、図13に示すような起立状態にあるハンド本体46
のハンドル部54を握って、図14に示すようにハンド
本体46を水平にする。その後、ハンド案内機構39の
第1案内部材40及び第2案内部材42を介して、ハン
ド本体46を上下左右に移動させて、グリップ部47
を、取り外すべきコネクタプラグ34と位置合わせす
る。その後、弛緩状態で互いに絡み合ったような状態に
ある多数の第3光ファイバ17をくちばし状のカバー部
63により掻き分けながら、ハンド本体46を前進させ
る。そして、図15及び図11に示すように、カバー部
63はマトリックスボード20に近づいた時点で自動的
に開く。
【0071】その後、ハンド本体46を更に押し続け
て、図12に示すように、レバー部88aを握りグリッ
プ部47を開いた状態にして、コネクタプラグ34をグ
リップ片47aと47bとの間に配置させる。その後、
レバー部88aを離すことにより、コネクタプラグ34
をグリップ片47a,47bで挟む。
て、図12に示すように、レバー部88aを握りグリッ
プ部47を開いた状態にして、コネクタプラグ34をグ
リップ片47aと47bとの間に配置させる。その後、
レバー部88aを離すことにより、コネクタプラグ34
をグリップ片47a,47bで挟む。
【0072】その後、図16に示すように、ハンド本体
46を手前に引くことにより、コネクタプラグ34をグ
リップ片47a,47bで挟持した状態で、グリップ部
47を後退させて、コネクタプラグ34をマトリックス
ボード20から抜き取る。その後、図11の状態でレバ
ー部88aを握ることにより、グリップ片47a,47
bが開らき、コネクタプラグ34を自重で落下させる。
46を手前に引くことにより、コネクタプラグ34をグ
リップ片47a,47bで挟持した状態で、グリップ部
47を後退させて、コネクタプラグ34をマトリックス
ボード20から抜き取る。その後、図11の状態でレバ
ー部88aを握ることにより、グリップ片47a,47
bが開らき、コネクタプラグ34を自重で落下させる。
【0073】その後、図17に示すように、ハンド本体
46を更に引き続けることにより、図10に示すよう
に、カバー部63は閉じられ、ハンド本体46を元の状
態に戻した後、カバー部63を下に向けた状態でハンド
本体46を待機させる。
46を更に引き続けることにより、図10に示すよう
に、カバー部63は閉じられ、ハンド本体46を元の状
態に戻した後、カバー部63を下に向けた状態でハンド
本体46を待機させる。
【0074】そして、図3に示すように、手繰り寄せを
行う第3光ファイバ17が保持されているユニット25
とこのユニット25に隣接するユニット25とを離間さ
せて、スリット32側において、ユニット25間に手が
入るスペースを確保する。その後、図5に示すように、
ストッパ部材27を手で摘まんで引っ張り、ユニット2
5からストッパ部材27を外す。その後、第3光ファイ
バ17を手繰り寄せて、ファイバ配列ボード21までコ
ネクタプラグ34を引き寄せる。
行う第3光ファイバ17が保持されているユニット25
とこのユニット25に隣接するユニット25とを離間さ
せて、スリット32側において、ユニット25間に手が
入るスペースを確保する。その後、図5に示すように、
ストッパ部材27を手で摘まんで引っ張り、ユニット2
5からストッパ部材27を外す。その後、第3光ファイ
バ17を手繰り寄せて、ファイバ配列ボード21までコ
ネクタプラグ34を引き寄せる。
【0075】その後、図6に示すように、ファイバ挿通
孔26から側方に延びるスリット32を介して、手繰り
寄せた第3光ファイバ17をファイバ配列ボード21か
ら外す。その後、図18に示すように、コネクタプラグ
34を摘まんでハンド本体46のグリップ部47にコネ
クタプラグ34を装着する。この時、図10の状態にあ
るハンド本体46の揺動レバー69の作動ピン71近傍
を指で押して、カバー部63を開けた状態にし、グリッ
プ片47a,47bを指で開きながらグリップ部47に
コネクタプラグ34を装着した後、カバー部63を閉じ
る。その後、図7に示すように、スリット32を介して
第3光ファイバ17をファイバ挿通孔26内に戻した
後、ストッパ部材27を挿入口26aに挿入して、ユニ
ット25に対する第3光ファイバ17の装着を完了す
る。
孔26から側方に延びるスリット32を介して、手繰り
寄せた第3光ファイバ17をファイバ配列ボード21か
ら外す。その後、図18に示すように、コネクタプラグ
34を摘まんでハンド本体46のグリップ部47にコネ
クタプラグ34を装着する。この時、図10の状態にあ
るハンド本体46の揺動レバー69の作動ピン71近傍
を指で押して、カバー部63を開けた状態にし、グリッ
プ片47a,47bを指で開きながらグリップ部47に
コネクタプラグ34を装着した後、カバー部63を閉じ
る。その後、図7に示すように、スリット32を介して
第3光ファイバ17をファイバ挿通孔26内に戻した
後、ストッパ部材27を挿入口26aに挿入して、ユニ
ット25に対する第3光ファイバ17の装着を完了す
る。
【0076】その後、起立状態にあるハンド本体46の
ハンドル部54を握って、図19に示すようにハンド本
体46を水平にする。その後、ハンド案内機構39の第
1案内部材40及び第2案内部材42を介して、ハンド
本体46を上下左右に移動させて、グリップ部47を、
マトリックスボード20の他のコネクタアダプタ100
に位置合わせする。その後、弛緩状態で互いに絡み合っ
たような状態にある多数の第3光ファイバ17をくちば
し状のカバー部63により掻き分けながら、ハンド本体
46を前進させる。そして、図20及び図11に示すよ
うに、カバー部63はマトリックスボード20に近づい
た時点で自動的に開く。
ハンドル部54を握って、図19に示すようにハンド本
体46を水平にする。その後、ハンド案内機構39の第
1案内部材40及び第2案内部材42を介して、ハンド
本体46を上下左右に移動させて、グリップ部47を、
マトリックスボード20の他のコネクタアダプタ100
に位置合わせする。その後、弛緩状態で互いに絡み合っ
たような状態にある多数の第3光ファイバ17をくちば
し状のカバー部63により掻き分けながら、ハンド本体
46を前進させる。そして、図20及び図11に示すよ
うに、カバー部63はマトリックスボード20に近づい
た時点で自動的に開く。
【0077】その後、ハンド本体46を更に押し続ける
ことにより、別のコネクタアダプタ100にコネクタプ
ラグ34を装着する。その後、図12の状態でレバー部
88aを握ることにより、グリップ片47a,47bが
開らき、マトリックスボード20に対するコネクタプラ
グ34の装着が完了する。 その後、ハンド本体46を
引くことにより、図10に示すように、カバー部63は
閉じられ、ハンド本体46を元の状態に戻した後、カバ
ー部63を下に向けることで、次の伝送路切替え作業に
備えることができる(図13参照)。
ことにより、別のコネクタアダプタ100にコネクタプ
ラグ34を装着する。その後、図12の状態でレバー部
88aを握ることにより、グリップ片47a,47bが
開らき、マトリックスボード20に対するコネクタプラ
グ34の装着が完了する。 その後、ハンド本体46を
引くことにより、図10に示すように、カバー部63は
閉じられ、ハンド本体46を元の状態に戻した後、カバ
ー部63を下に向けることで、次の伝送路切替え作業に
備えることができる(図13参照)。
【0078】
【発明の効果】本発明による伝送路切替装置及び方法
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる すなわち、水平方向において所定間隔を有して離間させ
た第1ボードと第2ボードとの間で弛緩状態で横架させ
ると共に末端部を第2ボードを介して第2伝送路に接続
した第3伝送路の先端部を、第1ボードに対して着脱さ
せる手動開閉型のハンド本体とを備えたことにより、光
ファイバの切替を迅速且つ確実に行うことができ、切替
作業やメンテナンス作業の作業性を向上させることがで
き、更に全自動化した場合に比べて設備投資をかなり低
くおさえることができる。
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる すなわち、水平方向において所定間隔を有して離間させ
た第1ボードと第2ボードとの間で弛緩状態で横架させ
ると共に末端部を第2ボードを介して第2伝送路に接続
した第3伝送路の先端部を、第1ボードに対して着脱さ
せる手動開閉型のハンド本体とを備えたことにより、光
ファイバの切替を迅速且つ確実に行うことができ、切替
作業やメンテナンス作業の作業性を向上させることがで
き、更に全自動化した場合に比べて設備投資をかなり低
くおさえることができる。
【0079】また、第1ボード及び第2ボードを、互い
に対向して配置させると共に、上下方向に延在させ、第
1ボードと第2ボードとの間に高低差を設けたことによ
り、伝送路の切替え作業が容易になると共に、ハンド本
体で作業し易い構成にすることができる。
に対向して配置させると共に、上下方向に延在させ、第
1ボードと第2ボードとの間に高低差を設けたことによ
り、伝送路の切替え作業が容易になると共に、ハンド本
体で作業し易い構成にすることができる。
【0080】上下方向に延在すると共に枠体の基台に沿
って摺動自在に配設させた複数のユニットで、第2ボー
ドを構成することにより、ユニットを基台に沿って移動
させることができるので、第2ボードに接続された光フ
ァイバのうちで切替え作業が必要な光ファイバを、ユニ
ット同士の離間により特定することができ、作業性を良
くすることができる。そして、各ユニットに、ファイバ
挿通孔から側方に延びると共にファイバ挿通孔とユニッ
トの側面とを貫通させたスリットをそれぞれ形成したこ
とにより、スリットを利用して、高密度で配置されたユ
ニットから第3伝送路を簡単に外すことができ、第3伝
送路を任意の場所まで連れ回すことができる。また、ユ
ニット間に手の入るスペースを確保することで、ユニッ
トから光ファイバを外す作業が一層容易になる。
って摺動自在に配設させた複数のユニットで、第2ボー
ドを構成することにより、ユニットを基台に沿って移動
させることができるので、第2ボードに接続された光フ
ァイバのうちで切替え作業が必要な光ファイバを、ユニ
ット同士の離間により特定することができ、作業性を良
くすることができる。そして、各ユニットに、ファイバ
挿通孔から側方に延びると共にファイバ挿通孔とユニッ
トの側面とを貫通させたスリットをそれぞれ形成したこ
とにより、スリットを利用して、高密度で配置されたユ
ニットから第3伝送路を簡単に外すことができ、第3伝
送路を任意の場所まで連れ回すことができる。また、ユ
ニット間に手の入るスペースを確保することで、ユニッ
トから光ファイバを外す作業が一層容易になる。
【0081】更に、ハウジング内で略鉛直方向に延在す
る第1案内部材に沿って上下方向に往復する第1ベース
と、第1ベース間に架設した第2案内部材に沿って水平
方向に往復すると共に、ハンド本体を摺動自在に装着す
る第2ベースとを備えたハンド案内機構により、ハンド
本体を上下方向及び水平方向に移動させことにより、簡
単な構成をもってハンド本体を上下方向及び水平方向に
移動させることができる。
る第1案内部材に沿って上下方向に往復する第1ベース
と、第1ベース間に架設した第2案内部材に沿って水平
方向に往復すると共に、ハンド本体を摺動自在に装着す
る第2ベースとを備えたハンド案内機構により、ハンド
本体を上下方向及び水平方向に移動させことにより、簡
単な構成をもってハンド本体を上下方向及び水平方向に
移動させることができる。
【0082】更に、ハンド本体の先端部に開閉自在なグ
リップ部を配置したことにより、手を使わずとも、グリ
ップ部により第3伝送路の先端を把持することができ
る。また、ハンド本体の先端に開閉自在なくちばし状の
カバー部を設けることにより、第1ボードと第2ボード
との間で弛緩状態で輻湊状態にある第3伝送路を掻き分
けながら、グリップ部を第1ボードに近づけることがで
きる。
リップ部を配置したことにより、手を使わずとも、グリ
ップ部により第3伝送路の先端を把持することができ
る。また、ハンド本体の先端に開閉自在なくちばし状の
カバー部を設けることにより、第1ボードと第2ボード
との間で弛緩状態で輻湊状態にある第3伝送路を掻き分
けながら、グリップ部を第1ボードに近づけることがで
きる。
【0083】更に、ユニットに形成したファイバ挿通孔
に、第2伝送路に固定したストッパ部材を嵌合させるこ
とにより、第3伝送路の送り出し量を規制することがで
き、常に一定の長さの第3伝送路を第1ボードと第2ボ
ードとの間に横架させることができる。
に、第2伝送路に固定したストッパ部材を嵌合させるこ
とにより、第3伝送路の送り出し量を規制することがで
き、常に一定の長さの第3伝送路を第1ボードと第2ボ
ードとの間に横架させることができる。
【0084】更に、本発明の伝送路切替方法において、
第1ボードから一つの第3伝送路の先端部を抜き取り、
第1ボードから外された第3伝送路の先端部を第2ボー
ドまで手繰り寄せることにより、第3伝送路の先端部を
簡単につかむことができる。また、ユニットに設けたフ
ァイバ挿通孔から側方に延びるスリットを介して、手繰
り寄せた第3伝送路を第2ボードから外すことにより、
第3伝送路を所定の場所まで簡単に連れ回すことができ
る。そして、第3伝送路を手繰り寄せる前に、手繰り寄
せを行う第3伝送路が保持されているユニットとこのユ
ニットに隣接するユニットとを離間させることにより、
ユニット間に手の入るスペースを確保することができ、
ユニットから光ファイバを外す作業が容易になる。
第1ボードから一つの第3伝送路の先端部を抜き取り、
第1ボードから外された第3伝送路の先端部を第2ボー
ドまで手繰り寄せることにより、第3伝送路の先端部を
簡単につかむことができる。また、ユニットに設けたフ
ァイバ挿通孔から側方に延びるスリットを介して、手繰
り寄せた第3伝送路を第2ボードから外すことにより、
第3伝送路を所定の場所まで簡単に連れ回すことができ
る。そして、第3伝送路を手繰り寄せる前に、手繰り寄
せを行う第3伝送路が保持されているユニットとこのユ
ニットに隣接するユニットとを離間させることにより、
ユニット間に手の入るスペースを確保することができ、
ユニットから光ファイバを外す作業が容易になる。
【図1】本発明の伝送路切替装置を示す正面図である。
【図2】本発明の伝送路切替装置を示す側面図である。
【図3】本発明の伝送路切替装置に利用するファイバ配
列ボード(第2ボード)の一実施例を示す斜視図であ
る。
列ボード(第2ボード)の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図4】ストッパ部材を示す斜視図である。
【図5】ファイバ配列ボードからストッパ部材を外した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図6】ファイバ配列ボードから第3光ファイバ(第3
伝送路)を外した状態を示す斜視図である。
伝送路)を外した状態を示す斜視図である。
【図7】ファイバ配列ボードにストッパ部材を装着する
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の伝送路切替装着に利用するハンド本体
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図9】ハンド本体の先端に設けたグリップ部でコネク
タプラグをつかんだ状態を示す斜視図である。
タプラグをつかんだ状態を示す斜視図である。
【図10】ハンド本体のカバー部を閉じた状態を示す断
面図である。
面図である。
【図11】ハンド本体のカバー部を開いた状態を示す断
面図である。
面図である。
【図12】ハンド本体のグリップ部を開閉させた状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図13】起立状態のハンド本体を示す斜視図である。
【図14】ハンド本体を水平にした状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図15】ハンド本体のグリップ部でマトリックスボー
ドのコネクタプラグをつかんだ状態を示す斜視図であ
る。
ドのコネクタプラグをつかんだ状態を示す斜視図であ
る。
【図16】ハンド本体のグリップ部でマトリックスボー
ドからコネクタプラグを抜き出した状態を示す斜視図で
ある。
ドからコネクタプラグを抜き出した状態を示す斜視図で
ある。
【図17】第3光ファイバのコネクタプラグを第2ボー
ドまで引き寄せた状態を示す斜視図である。
ドまで引き寄せた状態を示す斜視図である。
【図18】コネクタプラグをハンド本体のグリップ部に
装着した状態を示す斜視図である。
装着した状態を示す斜視図である。
【図19】コネクタプラグを装着したハンド本体を水平
にした状態を示す斜視図である。
にした状態を示す斜視図である。
【図20】マトリックスボードの他の接続位置にコネク
タプラグを装着する状態を示す斜視図である。
タプラグを装着する状態を示す斜視図である。
【図21】従来の一般的な伝送路切替装置を示す斜視図
である。
である。
12…第1伝送路(第1光ファイバ)、16…第2伝送
路(第2光ファイバ)、17…第3伝送路(第3光ファ
イバ)、18…ハウジング、20…第1ボード(マトリ
ックスボード)、21…第2ボード(ファイバ配列ボー
ド)、24…基台、25…ユニット、26…ファイバ挿
通孔、27…ストッパ部材、32…スリット、45…支
持部材、46…ハンド本体、47…グリップ部、63…
カバー部。
路(第2光ファイバ)、17…第3伝送路(第3光ファ
イバ)、18…ハウジング、20…第1ボード(マトリ
ックスボード)、21…第2ボード(ファイバ配列ボー
ド)、24…基台、25…ユニット、26…ファイバ挿
通孔、27…ストッパ部材、32…スリット、45…支
持部材、46…ハンド本体、47…グリップ部、63…
カバー部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 誠 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (28)
- 【請求項1】 複数の第1伝送路を保持させると共にハ
ウジング内に配置した第1ボードと、 前記第1ボードに対して水平方向に所定の間隔を有し、
複数の第2伝送路を保持させる共に前記ハウジング内に
配置した第2ボードと、 前記第1ボードと前記第2ボードとの間で弛緩状態で横
架させると共に末端部を前記第2ボードを介して前記第
2伝送路に接続した第3伝送路の先端部を、前記第1ボ
ードに対して着脱させる手動開閉型のハンド本体とを備
えたことを特徴とする伝送路切替装置。 - 【請求項2】 前記第1ボード及び前記第2ボードを、
互いに対向して配置させると共に、上下方向に延在させ
たことを特徴とする請求項1記載の伝送路切替装置。 - 【請求項3】 前記第1ボードと前記第2ボードとの間
に高低差を設けたことを特徴とする請求項2記載の伝送
路切替装置。 - 【請求項4】 前記第2ボードは、上下方向に延在する
と共に前記第2ボードの枠体の基台に沿って摺動自在に
配設させた複数のユニットを備えたことを特徴とする請
求項1記載の伝送路切替装置。 - 【請求項5】 前記ハウジング内で略鉛直方向に延在す
る第1案内部材に沿って上下方向に往復する第1ベース
と、前記第1ベース間に架設した第2案内部材に沿って
水平方向に往復すると共に、前記ハンド本体を摺動自在
に装着する第2ベースとを備えたハンド案内機構によ
り、前記ハンド本体を上下方向及び水平方向に移動させ
ることを特徴とする請求項1記載に伝送路切替装置。 - 【請求項6】 前記ハンド本体は、前記第2ベースから
突出した支持部材の軸線方向に沿って摺動すると共に、
先端部に開閉自在に配設し前記第3伝送路の先端を把持
する開閉自在のグリップ部を有することを特徴とする請
求項5記載の伝送路切替装置。 - 【請求項7】 前記ハンド本体の先端部に、前記グリッ
プ部を収容する位置に開閉自在に配設されたカバー部を
備え、このカバー部は、開放時に前記グリップ部を露出
させ、閉鎖時に前記グリップ部を収容させることを特徴
とする請求項1記載の伝送路切替装置。 - 【請求項8】 前記カバー部の外形をくちばし状に形成
したことを特徴とする請求項7記載の伝送路切替装置。 - 【請求項9】 前記ハンド本体は、前記支持部材の軸線
方向に延在する第1〜第3のハンド本体とから構成さ
れ、前記第1のハンド本体は、前記第2ベース及び前記
支持部材に対して前記支持部材の軸線方向に沿って摺動
自在に係合し、前記第2のハンド本体は、バネを介して
前記第1のハンド本体の前方に配設し、前記支持部材に
対して軸線方向に摺動自在に係合すると共に前記カバー
部を先端部に有し、前記第3のハンド本体は、前記第2
のハンド本体の内部に収容されると共に前記第1のハン
ド本体に連結部を介して連結されて前記第1のハンド本
体に追従して前記軸線方向に移動し、前記第2のハンド
本体に対して軸線方向に摺動自在に係合すると共に前記
グリップ部を先端部に配設したことを特徴とする請求項
7記載の伝送路切替装置。 - 【請求項10】 前記第2のハンド本体の先端部に軸支
したカバー片を開閉させるカム機構を前記ハンド本体に
配設したことを特徴とする請求項9記載の伝送路切替装
置。 - 【請求項11】 前記第3のハンド本体の先端部に軸支
した前記グリップ部を開閉させるグリップ機構を前記ハ
ンド本体に配設したことを特徴とする請求項9記載の伝
送路切替装置。 - 【請求項12】 前記カム機構は、前記支持部材の周面
において前記軸線方向に形成された一対の案内溝と、前
記案内溝の延長上に設けたカム面と、前記案内溝から前
記カバー部の末端部まで前記軸線方向に延在すると共に
前記第2のハンド本体に軸支された一対の揺動レバー
と、前記揺動レバーの末端に回動自在に設けられると共
に前記案内溝に沿って摺動するローラと、前記揺動レバ
ーの先端に内方に向けて突設されると共に前記第2のハ
ンド本体の先端に軸支されたカバー部の末端部に対して
外方から係合する一対の作動ピンとを備え、前記カム面
と前記ローラとの協働により、前記揺動レバーの先端を
内方に向けて駆動させ、前記作動ピンにより前記カバー
部を押圧して、前記カバー部を開放させることを特徴と
する請求項10記載の伝送路切替装置。 - 【請求項13】 前記グリップ機構は、前記第3のハン
ド本体内で軸線方向に摺動自在に配置されると共に前記
グリップ片の末端に形成された作動面に付勢されるスラ
イダーと、前記グリップ片間に架け渡すと共に前記グリ
ップ片を外方に付勢した弾性体と、前記スライダーを前
記軸線方向に駆動させるスライダー駆動機構とを備え、
前記作動面と前記スライダーとの協働により前記グリッ
プ部を開閉させることを特徴とする請求項11記載の伝
送路切替装置。 - 【請求項14】 前記スライダー駆動機構は、前記第1
のハンド本体のハンドル部に設けたレバー装置と、この
レバー装置と前記スライダーの末端部との間に架け渡し
た牽引ワイヤとを備えたことを特徴とする請求項13記
載の伝送路切替装置。 - 【請求項15】 複数の第1伝送路を保持させると共に
ハウジング内に配置した第1ボードと、 前記第1ボードに対して水平方向に所定の間隔を有し、
複数の第2伝送路を保持させる共に前記ハウジング内に
配置した第2ボードと、 前記第1ボードと前記第2ボードとの間で弛緩状態で横
架させると共に末端部を前記第2ボードに対して着脱自
在に接続し、先端部を前記第1ボードに対して着脱自在
に接続する第3伝送路とを備えたことを特徴とする伝送
路切替装置。 - 【請求項16】 前記第3伝送路の先端にコネクタプラ
グを設け、前記コネクタプラグを着脱自在に挿入するプ
ラグ挿入孔を前記第1ボードに設けたことを特徴とする
請求項15記載の伝送路切替装置。 - 【請求項17】 前記第1伝送路と前記第2伝送路と前
記第3伝送路とを光ファイバで構成したことを特徴とす
る請求項15記載の伝送路切替装置。 - 【請求項18】 前記第2伝送路である光ファイバは前
記第2ボードを貫通して延び、前記第2ボードから前記
第1ボードに延びる部分が前記第3伝送路となっている
ことを特徴とする請求項15記載の伝送路切替装置。 - 【請求項19】 前記第2ボードは、上下方向に延在す
ると共に前記第2ボードの枠体の基台に沿って摺動自在
に配設させた複数のユニットを備え、前記ユニット毎に
水平方向に貫通する複数のファイバ挿通孔を設けて、前
記第2ボードに対して前記第2伝送路を摺動自在にした
ことを特徴とする請求項18記載の伝送路切替装置。 - 【請求項20】 各ユニットに、前記ファイバ挿通孔か
ら側方に延びると共に前記ファイバ挿通孔と前記ユニッ
トの側面とを貫通させたスリットをそれぞれ形成したこ
とを特徴とする請求項19記載の伝送路切替装置。 - 【請求項21】 前記スリットの一方の面から突出する
と共に前記スリットの他方の面に当接する係止部を、前
記スリットに形成したことを特徴とする請求項20記載
の伝送路切替装置。 - 【請求項22】 前記ファイバ挿通孔に嵌合するストッ
パ部材を前記第2伝送路に固定したことを特徴とする請
求項19記載の伝送路切替装置。 - 【請求項23】 複数の第1伝送路を保持させると共に
ハウジング内に配置した第1ボードと、前記第1ボード
に対して水平方向に所定の間隔を有し、複数の第2伝送
路を保持させる共に前記ハウジング内に配置した第2ボ
ードとの間で弛緩状態で横架させると共に末端部を前記
第2ボードを介して前記第2伝送路に接続した第3伝送
路の先端部を、前記第1ボードに対して着脱させる伝送
路切替方法であって、 前記第1ボードから一つの前記第3伝送路の先端部を抜
き取る工程と、 前記第1ボードから外された第3伝送路の先端部を第2
ボードまで手繰り寄せる手繰り寄せ工程と、 前記第3伝送路の先端部を前記第1ボードの他の接続位
置に取り付ける再取付け工程とを含むことを特徴とする
伝送路切替方法。 - 【請求項24】 前記第3伝送路を手繰り寄せる前に、
手繰り寄せを行う第3伝送路が保持されているユニット
とこのユニットに隣接するユニットとを離間させること
を特徴とする請求項23記載の伝送路切替方法。 - 【請求項25】 前記手繰り寄せ工程において、前記ユ
ニットに設けたファイバ挿通孔から側方に延びるスリッ
トを介して、手繰り寄せた前記第3伝送路を第2ボード
から外すことを特徴とする請求項23記載の伝送路切替
方法。 - 【請求項26】 前記再取付工程において、把持手段を
有するハンド本体のグリップ部に第3伝送路の先端部を
装着し、前記第2ボードから外された第3伝送路を前記
ユニットに設けたファイバ挿通孔に戻すことを特徴とす
る請求項23記載の伝送路切替方法。 - 【請求項27】 前記第1伝送路と前記第2伝送路と前
記第3伝送路とを光ファイバで構成したことを特徴とす
る請求項23記載の伝送路切替方法。 - 【請求項28】 前記第2伝送路である光ファイバは前
記第2ボードを貫通して延び、前記第2ボードから前記
第1ボードに延びる部分が前記第3伝送路となっている
ことを特徴とする請求項23記載の伝送路切替方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6327102A JPH08184770A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 伝送路切替装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6327102A JPH08184770A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 伝送路切替装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08184770A true JPH08184770A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18195320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6327102A Pending JPH08184770A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 伝送路切替装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08184770A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006010926A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ファイバ接続切替装置および掻き分け方法 |
JP2007333811A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ファイバ接続替え装置 |
CN117176257A (zh) * | 2023-11-03 | 2023-12-05 | 深圳市华浩达成光电科技有限公司 | 一种具有保护结构的光纤收发器 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6327102A patent/JPH08184770A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006010926A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ファイバ接続切替装置および掻き分け方法 |
JP2007333811A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ファイバ接続替え装置 |
CN117176257A (zh) * | 2023-11-03 | 2023-12-05 | 深圳市华浩达成光电科技有限公司 | 一种具有保护结构的光纤收发器 |
CN117176257B (zh) * | 2023-11-03 | 2024-01-09 | 深圳市华浩达成光电科技有限公司 | 一种具有保护结构的光纤收发器 |
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