JPH08184011A - 浮き桟橋 - Google Patents

浮き桟橋

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JPH08184011A
JPH08184011A JP6328023A JP32802394A JPH08184011A JP H08184011 A JPH08184011 A JP H08184011A JP 6328023 A JP6328023 A JP 6328023A JP 32802394 A JP32802394 A JP 32802394A JP H08184011 A JPH08184011 A JP H08184011A
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water
deck
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joint
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JP6328023A
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Koji Hirose
功次 広瀬
Takeshi Yamamoto
剛 山本
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Nitta Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/11Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters

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  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デッキ部材の継目を通流した水の排水経路が
一定となった浮き桟橋を提供する。 【構成】 隣合うデッキ部材2同士の間の継目2a近傍
の下側に、その継目2aを通流した水を受ける樋5が設
けられているため、継目2aを通流した水はその樋5を
通ることになる。よって、樋5により、継目2aを通流
した水が一定の経路を通って排水され得る。このとき、
水抜き孔5aを、その水抜き孔5aを通流した水が直接
水面上に落下する樋位置に設けると、その落下する水が
他の部材に接触せず、一定箇所に落下することとなる。
よって、水抜き孔5aから落下した水が、強度部材やフ
ロートの上部などを伝わらず、その水をも一定の経路上
を通すことが可能となる。また、強度部材3における上
側が開口した断面コの字状部分にて樋5を構成するよう
にすると、強度部材3で樋5を構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば船などの係留
に使用される浮き桟橋に関する。
【0002】
【従来の技術】上記浮き桟橋として、従来、図2(a)
に示すように、水面に沿って複数のデッキ部材12を並
設したデッキを有するものが知られている。かかる浮き
桟橋においては、降雨や越波などでデッキ上に水が溜る
と、利用者が足をとられて危険であるので、隣合うデッ
キ部材12、12同士の継目である隙間を利用して排水
している。
【0003】図2(b)および(c)は、そのときの水
の排水経路を説明するための図である。なお、図2
(b)は図2(a)のB−B線の部分を示す模式図、図
2(c)は図2(a)のC−C線の部分を示す模式図で
ある。この浮き桟橋の例では、デッキ部材の継目を通流
した水は、デッキの下側に各デッキ部材12を支持すべ
く設けた強度部材13、または浮き桟橋に浮力を付与す
るためのフロート11などを伝って最終的に水面上に落
下したり、あるいは、デッキ部材12の継目の下に強度
部材13やフロート11等の障害物が無い部分d(図2
(a)参照)では、デッキ部材12の継目から直接水面
上に落下している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の浮
き桟橋においては、デッキ部材の継目を通流した水の排
水経路は定まっておらず、種々の経路を通って最終的に
水面上に導かれる。
【0005】このため、フロートに上部が開口したもの
を使用すると、その開口部より水が入ってフロートの役
目を果たさなくなってしまう虞れがあった。そこで、図
3に示すように、フロート21として、屋根を山形に形
成すると共に強度部材23への取付け部21aに水抜き
孔21bを設けた構造にすることが考えられる。なお、
図3中の22はデッキ部材を示し、22aはその継目を
示す。
【0006】しかしながら、この構造の場合は、フロー
ト形状が複雑となり、その成形を容易に行うことが困難
となっていた。また、山形の屋根を有するが故に開口部
が無くなってしまい、浮き桟橋の重心を調整すべく、フ
ロート内に重心調整用のバラストを挿入するが不可能で
あり、デッキが腰高い状態になって安定感が悪いものと
なるという不都合があった。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものであり、デッキ部材の継目を通流
した水の排水経路が一定となった浮き桟橋を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の浮き桟橋は、浮
力を受けるフロートを有する浮き桟橋であって、複数の
デッキ部材を並設してデッキが構成され、該デッキ部材
の隣合うもの同士の間の継目近傍の下側に、該継目を通
流した水を受ける樋が設けられ、そのことにより上記目
的が達成される。
【0009】本発明の浮き桟橋において、前記デッキの
下側に設けられた、該デッキを支持する強度部材に上側
が開口した断面コの字状のものを使用し、該強度部材に
て前記樋が構成されるようにすることができる。
【0010】本発明の浮き桟橋において、樋に設けられ
る水抜き孔が、該水抜き孔を通流した水が直接水面上に
落下する樋位置に設けられた構成とすることが好まし
い。
【0011】
【作用】本発明にあっては、隣合うデッキ部材同士の間
の継目近傍の下側に、その継目を通流した水を受ける樋
が設けられているため、継目を通流した水はその樋を通
ることになる。よって、樋により、継目を通流した水が
一定の経路を通って排水され得る。このとき、水抜き孔
を、その水抜き孔を通流した水が直接水面上に落下する
樋位置に設けると、その落下する水が他の部材に接触せ
ず、一定箇所に落下することとなる。よって、水抜き孔
から落下した水が、強度部材やフロートの上部などを伝
わらず、その水をも一定の経路上を通すことが可能とな
る。
【0012】また、その樋を、デッキの下側に設けられ
た、上側が開口した断面コの字状の強度部材にて構成す
るようにすると、強度部材で樋を構成でき、樋を別体で
設ける場合に比べて、樋の固定作業や取付け部を省略で
きる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0014】図1(a)は、本実施例にかかる浮き桟橋
を示す平面図であり、図1(b)はその部分断面図であ
る。この浮き桟橋は、並設された複数のデッキ部材2が
骨組み状の強度部材3にて下側から支持されている。ま
た、強度部材3には浮力を受けるフロート1が固定され
ている。
【0015】上記骨組み状の強度部材3は、各デッキ部
材2の外縁部の下を通る骨部4を有する。つまり、この
骨部4は、全体としては平面視で編目状をなし、骨部4
の一部は隣合うデッキ部材2同士の間の継目2aの下を
通る。継目2aの下の骨部4部分は、断面H形の2つフ
ランジ4a、4bの一方4bを短くした形状のものを2
つ、長いフランジ4a同士を背中合わせにして構成さ
れ、各フランジ4a、4bを上下方向にして配設されて
いる。長いフランジ4aと短いフランジ4bと両者の間
の連結部4cとで囲まれた断面コの字状部分は、デッキ
部材2の継目2aを通流してきた水を受ける樋5を構成
する。
【0016】一方、継目2aの下側以外の残りの骨部4
部分は、デッキ外縁部の下を通り、長いフランジ4aを
そのデッキ外縁部にほぼ一致させ、短いフランジ4bを
デッキ外縁部よりも内側に配して設けられている。
【0017】このように配設された、網目状の骨部4の
対向する2片に対してデッキ支持部材6が掛け渡たされ
ている。このデッキ支持部材6の両端は、下側に他より
も突出した固定部6aを有し、この固定部6aが上記骨
部4に対して上側で固定されている。骨部4の下側に
は、上部が全面開口の桶状に形成されたフロート1の上
端が固定されている。固定部6aおよびフロート1の固
定は、以下のように行われている。骨部4の連結部4c
の下側に、間にパッキン8aを介装してフロート1の上
端を配設し、また、連結部4cの上側に、下面側と上面
側との中央部に各々ねじ穴が形成されたブロック状の固
定部材8を配設し、連結部4cの下側からねじ7aを通
し、ねじ7aの先端側を固定部材8の下側のねじ穴に螺
入することにより、フロート1および固定部材8が骨部
4に固定される。また、その固定された固定部材8の上
に固定部6aを配設し、固定部6a側からねじ7を固定
部材8の上側のねじ穴に螺入することにより、デッキ支
持部材6が骨部4に固定される。なお、上記固定部材8
は、ねじ7aを通すべく連結部4cに設けた貫通孔より
も全周方向において大きくなっており、その貫通孔から
下に水が抜け落ちないようにしてある。
【0018】このようにして固定されたデッキ支持部材
6の上には、デッキ部材2が図1(a)に示す配列で設
けられている。上記固定部材8は樋5部分において短い
フランジ4b側寄りに設けられ、樋5の長いフランジ4
a側寄りの位置には、樋5に溜った水を排出するための
水抜き孔5aが形成されている。この水抜き孔5aは、
これから落下した水が、強度部材やフロートの上部など
を伝わらない箇所に配するのが好ましい。なお、水抜き
孔5aの数や大きさは、樋5の断面積に関連させて樋5
から水がオーバーフローしないように適宜決定すればよ
い。また、骨部4に対するデッキ支持部材6やフロート
1の固定には、ねじ等の締結具の他に、接着や溶接など
を用いることができる。
【0019】したがって、このように構成された本実施
例に係る浮き桟橋においては、デッキ上の水は、デッキ
部材2表面から継目2aを通って樋5に受けられ、樋5
に沿った一定の経路を送られる。よって、フロート1が
上部開口のものであっても、このフロート1内には水が
入らないため、屋根や水抜き孔を設けた複雑な形状の成
形しにくいフロートを使用する必要がない。更に、樋5
を送られる水は、水抜き孔5aより水面に向けて落下す
ることとなる。この水抜き孔5aは、上述したように、
これから落下した水が、強度部材やフロートの上部など
を伝わらない箇所に配すると、その水をも一定の経路上
を通すことが可能となる。また、本実施例では上部開口
のフロート1を使用できるため、ねじ7を外してデッキ
部材2を取り外し、フロート1内に重心調整用のバラス
トを挿入することが可能である。
【0020】なお、本実施例では強度部材に断面H形を
したものを使用し、その強度部材の一部で樋を形成する
構成としているが、強度部材としては、断面H形に限ら
ず、断面コの字形をした強度部材の開口部を上に向け
た、強度部材の一部で樋を形成する構成としてもよい。
また、本発明は、以上のような強度部材の一部で樋を形
成する構成に限らず、強度部材とは別体の樋を強度部材
に対して設ける構成としても実施できることはもちろん
である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、隣合うデ
ッキ部材同士の間の継目を通流した水を、その継目近傍
の下側に設けた樋を通すことができるため、一定の経路
による排水が可能となる。このとき、水抜き孔を、その
水抜き孔を通流した水が直接水面上に落下する樋位置に
設けると、その落下する水が他の部材に接触せず、一定
箇所に落下することとなり、水抜き孔から落下した水
が、強度部材やフロートの上部などを伝わらず、その水
をも一定の経路上を通すことが可能となる。
【0022】また、その樋を、デッキの下側に設けられ
た、上側が開口した断面コの字状の強度部材にて構成す
るようにすると、強度部材で樋を構成でき、樋を別体で
設ける場合に比べて、樋の固定作業や取付け部を省略で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施例にかかる浮き桟橋を示す平面
図であり、(b)はその部分断面図である。
【図2】(a)は従来の浮き桟橋を示す平面図であり、
(b)はそのB−B線の部分を示す模式図、(c)はそ
のC−C線の部分を示す模式図である。
【図3】従来の他の浮き桟橋を示す模式図である。
【符号の説明】
1 フロート 2 デッキ部材 2a 継目 3 強度部材 4 骨部 4a 長いフランジ 4b 短いフランジ 4c 連結部 5 樋 5a 水抜き孔 6 デッキ支持部材 6a 固定部 7 ねじ 7a ねじ 8 固定部材 8a パッキン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮力を受けるフロートを有する浮き桟橋
    であって、複数のデッキ部材を並設してデッキが構成さ
    れ、該デッキ部材の隣合うもの同士の間の継目近傍の下
    側に、該継目を通流した水を受ける樋が設けられた浮き
    桟橋。
  2. 【請求項2】 前記デッキの下側に設けられた、該デッ
    キを支持する強度部材に上側が開口した断面コの字状の
    ものを使用し、該強度部材にて前記樋が構成された請求
    項1に記載の浮き桟橋。
  3. 【請求項3】 前記樋に設けられる水抜き孔が、該水抜
    き孔を通流した水が直接水面上に落下する樋位置に設け
    られた請求項1または2に記載の浮き桟橋。
JP6328023A 1994-11-18 1994-12-28 浮き桟橋 Expired - Lifetime JP2851551B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102639293B1 (ko) * 2023-08-08 2024-02-22 마린디벨로 주식회사 메가폰툰 해상 구조물

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4721431U (ja) * 1971-02-16 1972-11-10

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KR102639293B1 (ko) * 2023-08-08 2024-02-22 마린디벨로 주식회사 메가폰툰 해상 구조물

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