JPH08183697A - 単結晶フェライトの製造方法 - Google Patents

単結晶フェライトの製造方法

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JPH08183697A
JPH08183697A JP6328375A JP32837594A JPH08183697A JP H08183697 A JPH08183697 A JP H08183697A JP 6328375 A JP6328375 A JP 6328375A JP 32837594 A JP32837594 A JP 32837594A JP H08183697 A JPH08183697 A JP H08183697A
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ferrite
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Toru Matsunaga
融 松永
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/12Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
    • H01F1/34Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials non-metallic substances, e.g. ferrites
    • H01F1/342Oxides
    • H01F1/344Ferrites, e.g. having a cubic spinel structure (X2+O)(Y23+O3), e.g. magnetite Fe3O4

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  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、(−111)結晶面、(1−1
2)結晶面、(110)結晶面で構成されるVHSフォ
ーマット向けの面方位の単結晶ブロックを切り出すのに
有利で、かつ、白金等のルツボ材の混入や結晶欠陥の少
ない良質の単結晶を作製するフェライト単結晶の製造方
法を提供することを目的とする。 【構成】 融液の状態の原材料を温度勾配を有する炉中
を徐々に通過させることにより単結晶を育成するにあた
り、長手方向が<−111>結晶方向の種結晶を使用し
て、<−111>結晶方向へ単結晶を成長させる。ま
た、上記単結晶フェライトがMn−Zn系の単結晶フェ
ライトであることを特徴とする。そして、このように得
られた単結晶インゴット6を、<−111>結晶方向と
直交する方向から切り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単結晶フェライトの製
造方法に関し、特に、VHSフォーマット(Video
Home System Format)向けの面方
位の単結晶ブロックを切り出すのに有利なフェライト単
結晶の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フェライト単結晶を製造する方法
として、操作が容易で、且つ設備も簡易なことからブリ
ッジマン法が広く用いられている。
【0003】このブリッジマン法は、温度勾配を利用し
て結晶化を進めるものであり、例えば、溶融した原材料
の一端を冷却して結晶化させ、これを徐々に成長させる
というものである。このようなブリッジマン法によれ
ば、Mn−Zn系フェライト単結晶ばかりでなく、金属
や塩類等の大きな単結晶を作製することが可能で、工業
的にも光学用材料や磁性材料,半導体,各種合金等の単
結晶を製造するのに利用されている。
【0004】ところで、上述のような製造方法で、これ
までMn−Zn系フェライト単結晶の場合、出来上がっ
たインゴットから最終的なブロック形状まで加工したと
きの収率や加工性において有利な<110>結晶方向に
成長させる育成方法が一般的であった。
【0005】特に、この結晶方法で育成した場合、得ら
れる単結晶インゴットは(001)結晶、(−110)
結晶面で構成されるベータフォーマット(β Form
at)向けの面方位のブロックを切り出すのに有利であ
り、他の面方位への切り出し方のアレンジも容易であっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年のVH
Sフォーマット(video home system
Format)の著しい普及に伴い、βフォーマットで
広く用いられていた面方位に変わって、(−111)結
晶面、(1−12)結晶面、(110)結晶面で構成さ
れるVHS・フォーマット向けの面方位を使用する機会
が多くなってきた。このVHS・フォーマット向けの面
方位の場合、通常、(−111)結晶面がブロックの最
大面積となるような形状に切り出すため、<110>結
晶方向に成長させた単結晶インゴットに対しては、研削
砥石を<1−12>結晶方向に進めて切る。
【0007】しかしながら、<112>結晶方向は、切
削性が悪く、研削砥石がフェライト単結晶の劈開面であ
る<−100>結晶方向など他の方向へと逃げ易いため
に、厚み精度良く平坦なブロックを切り出すことが難し
く、時間もかかった。
【0008】また、<110>結晶方向への結晶成長の
場合、もともと結晶が持つ成長速度が<−111>結晶
方向の場合よりも遅く、さらに、Mn−Zn系フェライ
ト自体の融液が結晶化するときに発生する熱量が大きい
ために、固液界面の中心部ほど冷却され難く、固液界面
の断面形状が下に凸状になって結晶欠陥や不純物を結晶
内部にとり込み易くなり、白金等のルツボ材からの混入
物が結晶内部に残ってしまう傾向があった。
【0009】さらに、融液の冷却速度を速めれば速める
ほど固液界面の断面形状の下に凸状の度合いが増し、ま
すます結晶欠陥を結晶内部に取り込んで結晶性が劣化し
てしまうために育成速度を速めることも難しかった。
【0010】そこで、本発明は、(−111)結晶面、
(1−12)結晶面、(110)結晶面で構成されるV
HSフォーマット向けの面方位の単結晶ブロックを切り
出すのに有利で、かつ、白金等のルツボ材の混入や結晶
欠陥の少ない良質の単結晶を作製するフェライト単結晶
の製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るフェライト単結晶の製造方法は、融
液の状態の原材料を温度勾配を有する炉中を徐々に通過
させることにより単結晶を育成するにあたり、長手方向
が<−111>結晶方向の種結晶を使用して<−111
>結晶方向へ単結晶を成長させることを特徴とする。
【0012】また、長手方向が<−111>結晶方向の
種結晶を使用して<−111>結晶方向へ単結晶を成長
させて得られた端結晶ブロックを<−111>結晶方向
と直交する方向から切り出すことを特徴とする。
【0013】さらに、単結晶フェライトがMn−Zn系
の単結晶フェライトであることを特徴とする。
【0014】上記Mn−Zn系のフェライト原材料の基
本組成としては、ZnO,MnO,Fe2 3を混合し
た通常のMn−Zn系のフェライト原材料の基本組成が
いずれも採用可能である。
【0015】そして、本発明が適用されるフェライト単
結晶の製造方法としては、例えば、フローティングゾー
ン法、フレイムフュージョン法(ベルヌーイ法)、フラ
ックス法等、その製造方法は問われないが、温度勾配を
有する炉の中を徐々に通過させてMn−Zn系フェライ
ト単結晶を育成する、いわゆるブリッジマン法に適用し
た場合に特に有効である。
【0016】
【作用】本発明によれば、得られる単結晶フェライトの
結晶方向を決定づける種結晶に、長手方向が<−111
>結晶方向の種結晶を使用して<−111>結晶方向へ
単結晶を成長させることによって、VHSフォーマット
向けの面方位の単結晶ブロックを切り出すのに有利な単
結晶インゴットが得られる。
【0017】また、本発明によれば、<−111>結晶
方向が持つ速い成長速度が活かされて、結晶欠陥や白金
混入の少ない良質な単結晶フェライトの製造が可能とな
る。
【0018】そして、このようにして得られた単結晶イ
ンゴットを、<−111>結晶方向と直交する方向から
切り出すことにより、厚み精度良く平坦に切り出すこと
が容易となり、時間もかからない。
【0019】
【実施例】以下、本発明のフェライト単結晶の作製方法
について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施
例は、ブリッジマン法により製造するものであるが、本
発明は、ブリッジマン法に限定されるものではなく、フ
ローティングゾーン法等にも適用できるものである。
【0020】Mn−Zn系フェライト単結晶の育成 Mn−Zn系フェライト単結晶を育成に際しては、ま
ず、図1に示すように、上部ルツボ1及び下部ルツボ2
の上下二段に配置した白金製のルツボを準備する。
【0021】上部ルツボ1は、上方から吊り下げ、下部
ルツボ2は支持管によって下から支えられるようにし、
上記の両ルツボ1,2が独立に動作できるような構造と
なっている。
【0022】また、上部ルツボ1は、上方から吊り下げ
られた棒状のフェライト原材料3が挿入される円筒部
と、溶融した原材料を下部ルツボ2に供給するための注
ぎ口4が設けられている。
【0023】次に、これら上部ルツボ1と下部ルツボ2
を図1右側に模式的に示すような温度勾配を有する炉内
を徐々に降下させていく。なお、図中符号7は、フェラ
イト原材料3の破砕品である。
【0024】このときの上部ルツボ1としては、一定の
距離を隔てたまま、育成中は常にその動作を同期させる
ものとする。
【0025】そして、図2に示すように原材料3の下端
がこの原材料3の溶融開始温度となっている炉内のX点
に達すると、上記原材料3が溶融して上記下部ルツボ2
へ流れ落ち、溶融状態のメルトゾーン5が形成される。
【0026】続いて、さらに上記各ルツボ1,2を降下
すると、図3に示すように下部ルツボ2の下端が炉内温
度が晶出温度となっているY点に達し、上記メルトゾー
ン5の下端が結晶晶出温度以下に冷却され、このメルト
ゾーン5の下端から単結晶6が晶出し始める。
【0027】そして、さらに徐々に各ルツボ1,2を降
下させていくと、上部ルツボ1から溶融した原材料3が
炉内の最高温度位置を通って次々に下部ルツボ2に供給
されるとともに、メルトゾーン5の下端から順次単結晶
6が晶出し、図4に示すように上記メルトゾーン5が常
に一定幅dとなるよに制御されて単結晶が成長する。
【0028】、インゴット6の形にまで成長することに
なる。
【0029】最終的には、図5に示すような状態で上記
各ルツボ1,2の移動を止め、徐々に冷却して下部ルツ
ボ2内から棒状のインゴット6を取り出す。
【0030】実施例 本発明に係る実施例は、上記のような育成に際して、あ
らかじめ上記ルツボ2の先端部に長手方向が<−111
>結晶方向の種結晶を充填して、<−111>結晶方向
へ単結晶を成長させるものである。
【0031】この方法によれば、ブリッジマン法により
Mn−Zn系フェライト単結晶を育成する際、得られる
単結晶インゴット6の成長方向を決定づける種結晶に長
手方向が<−111>結晶方向の種結晶を使用し、<−
111>結晶方向へ単結晶を成長させることによって、
VHSフォーマット向けの面方位の単結晶ブロックを切
り出すのに有利な単結晶インゴット6が得られる。そし
て、同時に<−111>結晶方向が持つ速い成長速度が
活かされて、結晶欠陥や白金混入等の少ない良質な単結
晶フェライトの育成が可能となる。
【0032】なお、Mn−Zn系フェライト単結晶は等
軸晶系なので、<−111>結晶方向と等価の結晶方向
は他に7つ存在するが、これら全ての結晶方向に対して
上述のことが成立することは明かである。
【0033】次に本発明の具体的な実施例について説明
する。なお、本発明がこの実施例に限定されるものでは
ないことは言うまでもない。
【0034】原材料として、酸化第二鉄Fe2 354
mol%,酸化マンガンMnO24mol%,酸化亜鉛
ZnO22mol%からなるMn−Zn系フェライト原
料を用いた。そして、まず、下ルツボ2の先端部に直径
5mm、長さ115mmで長手方向が<−111>結晶
方向の種結晶を充填し、次に適量の仮焼原料を下ルツボ
2に充填し、最適温度1710°Cに保った炉内を3.
0mm/hの速度で上下の各ルツボ1,2を降下し、M
n−Zn系フェライト単結晶を作製した。なお、ここ
で、使用した長手方向が<111>結晶方向の種結晶
は、通常の<110>結晶方向に成長させた単結晶イン
ゴット6から切り出して作製した。さらに、良好な結晶
性が得られるようにメルトゾーンを35mmに設定し、
ガスの導入出口の段面積を等しくして外気の影響をなく
した。このときの炉内の雰囲気は酸素98kPaとし、
酸素の流量は1(l/min)とした。また、上下ルツ
ボ1,2ともその径は65mmとし、下部ルツボ2の回
転数は2rpmとした。
【0035】さらに、比較するために上述の条件の中で
長手方向が<111>結晶方向の代わりに<110>結
晶方向の種結晶を充填し、他は同じ条件のもとでMn−
Zn系フェライト単結晶を作製した。
【0036】こうして得られた各単結晶インゴット6を
その長手方向にスライス加工した後、インゴット中心部
のスライスを鏡面加工して、それぞれの単結晶インゴッ
ト6の白金の混入量と分布状態を拡大率100倍の金属
顕微鏡で調べた。この結果を図6乃至図9に示す。な
お、比較例は、従来の<110>結晶方向へ単結晶を成
長させたものである。また、図中アルファベット(A〜
P)は、単結晶インゴット6の位置を表す。
【0037】この図6乃至図9から明らかなように、本
実施例により製造された単結晶インゴット6の方は、比
較例に係る単結晶インゴットと比較し、白金の混入量が
少なく、また、混入している位置(分布状態)が改善さ
れたことが分かる。
【0038】すなわち、白金の混入量は、図8・図9か
ら明らかなように、実施例に係る方が平均2.1個/c
2 であるのに対し、比較例の方は平均5.1個/cm
2 であった。
【0039】また、白金の混入している位置(分布状
態)は、図6・図7から明らかなように、比較例の方が
単結晶インゴットの中心部に分布しているのに対し、実
施例に係る方は単結晶インゴット6の外周部に掃き出さ
れた形になっていることが分かる。
【0040】これらの相違が生じた理由は、従来の<1
10>結晶方向への結晶成長の場合は、Mn−Zn系フ
ェライト自体の融液が結晶化するときに発生する熱量が
大きいために、固液界面の中心部ほど冷却され難く、固
液界面の断面形状が下に凸状になって結晶欠陥や不純物
を結晶内部にとり込み易くなり、白金等のルツボ材から
の混入物が結晶内部に残ってしまう傾向があることを明
らかにするものである。
【0041】そして次に、同様にして得られた有効長1
85mmの各単結晶インゴット6について、(−11
1)結晶面、(1−12)結晶面、(110)結晶面で
構成され、(111)結晶面がブロックの最大面積とな
る、図10(a)、(b)、(c)に示すような形状の
ブロックを、<−111>結晶方向と直交する方向から
とれるだけ切り出した。
【0042】なお、ここで、図10(a)、(b)、
(c)の大きさは次の通りである。図10(a)中、X
=42mm±0.05mm、Y=21.5mm±0.1
mm、角度θ1、θ2=90°±30’である。また
、図10(b)中、H=0.01mm、角度θ3=3
5±3°0’である。また、図10(c)中、L=1.
61mm±0.01から0.02mm、θ4=0.5m
m±0.2mmである。
【0043】そして、単結晶インゴット6の1本当たり
の収率とブロック加工に要した総時間数を調べた。この
結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】この表1から明らかなように、上記図10
(a)、(b)、(c)に示すような大型のブロックに
対しては、本発明の単結晶インゴット6の方が加工し易
く、収率が高いことが分かった。また、比較例のもの
は、面の反りが生じる問題を生じたが、実施例のものに
はこのような問題は生じなかった。さらに、歩留まり
は、実施例が95%であったのに対し、比較例が95%
であった以上のように、上記実施例によって、良質なM
n−Zn系フェライト単結晶が得られることが明らかで
ある。
【0046】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のフェライト単結晶の製造方法は、融液の状態の原材
料を温度勾配を有する炉中を徐々に通過させることによ
り単結晶を育成するにあたり、長手方向が<−111>
結晶方向の種結晶を使用して、<−111>結晶方向へ
単結晶を成長させることを特徴とするから、得られる単
結晶フェライトの結晶方向を決定づける種結晶に、長手
方向が<−111>結晶方向の種結晶を使用して<−1
11>結晶方向へ単結晶を成長させることによって、V
HSフォーマット向けの面方位の単結晶ブロックを切り
出すのに有利な単結晶インゴットが得られる。
【0047】また、同時に<−111>結晶方向が持つ
速い成長速度が活かされて、結晶欠陥や白金混入の少な
い良質な単結晶フェライトの製造が可能となる。
【0048】そして、このようにして得られた単結晶イ
ンゴットを<−111>結晶方向と直交する方向から切
り出すと、厚み精度良く平坦に切り出すことが容易とな
り、時間もかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施例の製造方法の原理を説明
する模式図であり、原材料の準備状態を示す図である。
【図2】 本発明に係る実施例の製造方法の原理を説明
する模式図であり、原材料の溶融開始状態を示す図であ
る。
【図3】 本発明に係る実施例の製造方法の原理を説明
する模式図であり、単結晶晶出開始状態を示す図であ
る。
【図4】 本発明に係る実施例の製造方法の原理を説明
する模式図であり、単結晶成長状態を示す図である。
【図5】 本発明に係る実施例の製造方法の原理を説明
する模式図であり、単結晶晶出終了状態を示す図であ
る。
【図6】 本発明に係る実施例で得られた単結晶インゴ
ットの内部の白金の混入状態を模式的に示す図であり、
(A)は、この単結晶インゴットの表面から見た図であ
り、(B)は、(A)の断面図である。
【図7】 比較例に係る単結晶インゴットの内部の白金
の混入状態を模式的に示す図であり、(A)は、この単
結晶インゴットの表面から見た図であり、(B)は、
(A)の断面図である。
【図8】 本発明に係る実施例で得られた単結晶インゴ
ット内部の白金の混入量を示す図である。
【図9】 比較例で得られた単結晶インゴット内部の白
金の混入量を示す図である。
【図10】 本発明に係る実施例により得られた単結晶
インゴットの大きさを示す図であり、(a)は(−11
1)結晶面から見た図を示し、(b)は(110)結晶
面から見た図を示し、(c)は(1−12)結晶面から
見た図を示す。
【符号の説明】
1 上部ルツボ 2 下部ルツボ 3 フェライト原材料 4 注ぎ口 5 メルトゾーン 6 単結晶インゴット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融液の状態の原材料を温度勾配を有する
    炉中を徐々に通過させることにより単結晶を育成するに
    あたり、長手方向が<−111>結晶方向の種結晶を使
    用して、<−111>結晶方向へ単結晶を成長させるこ
    とを特徴とする単結晶フェライトの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記単結晶フェライトがMn−Zn系の
    単結晶フェライトであることを特徴とする請求項1記載
    の単結晶フェライトの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記長手方向が<−111>結晶方向の
    種結晶を使用して<−111>結晶方向へ単結晶を成長
    させて得られた単結晶インゴットを、<−111>結晶
    方向と直交する方向から切り出すことを特徴とする請求
    項1、又は、請求項2記載の単結晶フェライトの製造方
    法。
JP6328375A 1994-12-28 1994-12-28 単結晶フェライトの製造方法 Withdrawn JPH08183697A (ja)

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