JPH08183621A - 高純度、高耐熱性シリカガラスの製造方法 - Google Patents

高純度、高耐熱性シリカガラスの製造方法

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JPH08183621A
JPH08183621A JP32501694A JP32501694A JPH08183621A JP H08183621 A JPH08183621 A JP H08183621A JP 32501694 A JP32501694 A JP 32501694A JP 32501694 A JP32501694 A JP 32501694A JP H08183621 A JPH08183621 A JP H08183621A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体工業用や液晶パネル基板用に悪影響を及
ぼす全ての金属不純物にが各々50ppb以下の高純度
であり、OH基濃度が10ppm以下であり、かつ12
00℃での粘度が1013.0ポイズ以上耐熱性を向上させ
たシリカガラスを提供することにある。 【構成】精製された四塩化珪素やアルキルシリケートな
どの珪素化合物を原料として、気化した該原料を酸水素
火炎中で加水分解させ、得られたシリカ粉をターゲット
に堆積、軸方向に成長させることにより得られる高純度
のシリカ多孔質体を加熱処理することにより透明なシリ
カガラスを製造する方法に於いて、該シリカ多孔質体を
一酸化炭素ガス含有雰囲気中、かつ1300℃以上の温
度下で加熱処理することにより、該処理後のシリカ多孔
質体の嵩密度を1.5g/cm3以上にすることを特徴
とする全ての金属不純物に対して各々50ppb以下の
高純度で、OH基濃度が10ppm以下であり、かつ1
200℃での粘度が1013.0ポイズ以上である高純度、
高耐熱性シリカガラスの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高純度かつ高耐熱性シ
リカガラスの製造方法に関するものであり、特に、半導
体工業用に用いられるシリカガラス製炉芯管、坩堝等の
治具類や、液晶パネル基板等に有用な高純度かつ高耐熱
性シリカガラスの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、シリカガラスの耐熱性、即
ち、高温下での粘性は、シリカガラス中に含有するOH
基の濃度に大きく影響され、OH基の濃度が高いと耐熱
性は低下し、逆にOH基の濃度が低いと耐熱性は高くな
ることが広く知られている。
【0003】従来、このような用途に使用されているシ
リカガラスの製造方法としては、I型と呼ばれる天然水
晶を電気炉中で溶融してシリカガラスを得る電気溶融
法、II型と呼ばれる天然水晶を酸水素炎中で溶融してシ
リカガラスを得る火炎溶融法、III 型と呼ばれる四塩化
珪素等の珪素化合物を酸水素炎中で加水分解後溶融して
シリカガラスを得る合成溶融法などが挙げられる。
【0004】また、最近では、四塩化珪素等の珪素化合
物を酸水素炎中で加水分解させスートと呼ばれるシリカ
多孔質体を形成させ、これを加熱溶融してシリカガラス
を得るスート法、更には、アルキルシリケートの加水分
解により得られるシリカ粉を成形した後、焼結してシリ
カガラスを得るゾル−ゲル法も試みられている。
【0005】しかしながら、電気溶融法(I型)の場
合、その他の製法と比較して耐熱性はあるものの、原料
として天然水晶を使用しているために、金属不純物の混
入は避けられないという欠点を有している。また、合成
溶融法(III 型)の場合、高純度のものが得られるが、
酸水素炎により溶融しているために、得られるガラス中
にOH基が500〜1000ppm程度含まれており、
高温下での耐熱性が低く、変形、たわみ等が生じるため
に、使用温度の上限が1000℃程度とされている。更
に、火炎溶融法(II型)の場合では、I型の場合と同様
に金属不純物の混入という欠点をも有している。
【0006】また、スート法の場合、高純度の原料を使
用することにより容易に高純度のシリカガラスが得られ
るが、OH基が100〜200ppm程度含まれている
ために、合成溶融法よりも耐熱性があるが、電気溶融法
よりも低く、満足できるものではない。そこで、OH基
を減らすために、シリカ多孔質体をCl2等のハロゲン
ガスで処理する方法が公知であるが、この場合、得られ
たガラス中に塩素を500〜3000ppmも含んでし
まい、高純度を要求される用途には使用されることがで
きなくなる。さらに、塩素含有量が増加するにつれて、
耐熱性も低下してしまう。
【0007】ゾル−ゲル法の場合は、比較的高純度のシ
リカガラスが得られるものの、液相で反応が生じるため
に、OH基は200〜300ppm程度含まれてしまう
ため耐熱性は低くなる。また、前記スート法と同様にハ
ロゲンガスによりOH基を低減させることも可能である
が、この場合についても前記スート法と同じ欠点を有し
ている。
【0008】近年、含水量が20ppm以下のシリカガ
ラスの製造方法が提案された(特開平3−109,22
3)。その中で、ガラス形成原料を加熱加水分解させて
形成される多孔質シリカガラス体を還元性雰囲気中で加
熱処理する方法が開示されている。しかしながら、この
特許においては、含水量のみの評価しかしておらず、耐
熱性の評価、例えば、高温での粘性値の評価等は全く実
施されていない。
【0009】このように、従来のいずれの方法において
も、半導体工業用や液晶パネル基板用に有用な高純度
で、かつ高耐熱性シリカガラス、例えば金属不純物に対
して各々50ppb以下の高純度で、OH基濃度が10
ppm以下であり、かつ1200℃での粘度が1013.0
ポイズ以上の耐熱性を有するシリカガラスが得られてお
らず、新規な製造法が望まれていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な課題に鑑みてなされたもので、その目的は、半導体工
業用や液晶パネル基板用に悪影響を及ぼす全ての金属不
純物が各々50ppb以下である高純度で、OH基濃度
が10ppm以下であり、かつ1200℃での粘度が1
13.0ポイズ以上耐熱性を向上させたシリカガラスを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、半導体工
業用や液晶パネル基板用に有用な高純度でかつ高耐熱性
のシリカガラスを製造する方法について鋭意検討した結
果、精製された四塩化珪素やアルキルシリケートなどの
珪素化合物を原料として、気化した該原料を酸水素火炎
中で加水分解させ、得られたシリカ粉をターゲットに堆
積、軸方向に成長させることにより得られる高純度のシ
リカ多孔質体を加熱処理することによりシリカガラスを
製造する方法に於いて、該シリカ多孔質体を一酸化炭素
ガス含有雰囲気中で特定の条件を満たすように加熱処理
することにより得られたシリカガラスが、金属不純物に
対して高純度でかつガラス中のOH基濃度を充分低減す
ることができ、その結果、耐熱性が向上されることを見
出し、本発明に至ったものである。
【0012】即ち、本発明は、前記シリカ多孔質体を一
酸化炭素ガス含有雰囲気中、1300℃以上の温度下で
加熱処理することにより、該処理後のシリカ多孔質体の
嵩密度を1.5g/cm3以上にすることことを特徴と
する全ての金属不純物に対して各々50ppb以下の高
純度で、OH基濃度が10ppm以下であり、かつ12
00℃での粘度が1013.0ポイズ以上である高純度、高
耐熱性シリカガラスの製造方法を提供するものである。
【0013】また、本発明は、前記シリカ多孔質体を透
明ガラス化処理する際に、一酸化炭素ガス含有ヘリウム
ガス雰囲気中、1300℃以上での昇温速度を60℃/
時間以下で行なうことを特徴とする全ての金属不純物に
対して各々50ppb以下の高純度で、OH基濃度が1
0ppm以下であり、かつ1200℃での粘度が10
13.0ポイズ以上である高純度、高耐熱性シリカガラスの
製造方法を提供するものである。
【0014】
【作用】以下本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明に使用されるシリカ多孔質体は、精
製された四塩化珪素やアルキルシリケートなどの珪素化
合物を原料として、気化した該原料を酸水素火炎中で加
水分解させ、得られたシリカ粉をターゲットに堆積、軸
方向に成長させることにより得られるシリカ多孔質体
(いわゆる、VAD法により合成されたシリカ多孔質
体)を形成させることにより得られるが、この際、原料
(シリカ源)として使用される四塩化珪素やアルキルシ
リケートなどの珪素化合物に含有される金属元素、例え
ば、Na,Li,Kなどのアルカリ金属、Ca,Mgな
どのアルカリ土類金属、Fe,Al,Cu,Zn,C
o,Cr,Ni,Tiなどの遷移金属が、それぞれ、5
0ppb以下、好ましくは20ppb以下のものを使用
することが重要なことである。このような純度の四塩化
珪素やアルキルシリケートなどの珪素化合物は、例えば
蒸留精製することにより容易に得ることができる。この
ような高純度の原料を使用することにより、金属不純物
が50ppb以下の高純度シリカ多孔質体を得ることが
でき、その結果、高純度なシリカガラスを得ることがで
きる。例えば、前記濃度の原料を使用して前記したVA
D法によりシリカ多孔質母材を作成した場合、該原料を
気化させる際にさらに精製され、各金属不純物濃度が5
0ppb以下、さらには10ppb以下の高純度なシリ
カ多孔質体を得ることができる。
【0016】本発明では、この様にして得られたシリカ
多孔質体を一酸化炭素ガス含有雰囲気中で加熱処理する
際、処理温度及び処理後のシリカ多孔質体の嵩密度の各
条件を制御して加熱処理した後、引続き透明ガラス化処
理することにより、前記シリカ多孔質体の純度を維持し
つつ、シリカガラス中のOH基濃度を10ppm以下ま
で低減させることができ、また、前記ハロゲンガスで処
理した場合と比較しても、ハロゲン元素による汚染もな
く、高純度でOH基含有量の少ないシリカガラスを得る
ことができるものである。
【0017】この際、処理温度が1300℃未満の場
合、脱OH基の効果が充分得られず、得られたシリカガ
ラスも充分な耐熱性を持たないため、処理温度として1
300℃以上が必要である。また、一酸化炭素ガス濃度
は、低過ぎると脱OH基の効果が充分得られず、また、
一酸化炭素ガスは一般的に非常に高価であるため、1〜
30vol%にすることが好ましい。このようなガス組
成にするためには、一酸化炭素ガスをHe、N2、Ar
などの不活性ガスと混合すればよい。
【0018】さらに、本発明では該処理後のシリカ多孔
質体の嵩密度を1.5g/cm3 以上にすることが特に
重要である。処理後のシリカ多孔質体の嵩密度が1.5
g/cm3 未満の場合、脱OH基の効果が充分得られ
ず、得られたシリカガラスも充分な耐熱性を持たないた
めである。このような処理後のシリカ多孔質体の嵩密度
の調整は、処理時間を制御することにより達することが
できる。この処理時間は、処理温度によっても異なって
くるが、その生産性及び効率的に脱OH基させるために
は、処理時間は30分〜30時間程度にすることが望ま
しい。
【0019】一酸化炭素ガス含有雰囲気中で加熱処理す
る際に脱OH基をその径方向および軸方向において均一
に行なうため、電気炉の均熱長(例えば、温度差が10
℃以内となる温度域)が、被処理物の長さよりも長い、
均熱加熱方式の電気炉で行なうことが好ましい。この
際、一酸化炭素ガス含有雰囲気中高温下で処理するた
め、電気炉からの金属不純物、特にNa,K等のアルカ
リ金属や一酸化炭素ガスにより還元される恐れのあるF
e、Cr等の汚染を防止するため、シリカガラス製炉芯
管中で行なうことが好ましい。その後、該処理後シリカ
多孔質体は、シリカガラス中への溶解度の高いヘリウム
ガス雰囲気中、もしくは真空雰囲気中、1450〜16
00℃で加熱処理することにより、容易に透明なシリカ
ガラスを得ることができる。
【0020】また、本発明の別の実施形態としては、前
記シリカ多孔質体を透明ガラス化処理する際に、一酸化
炭素ガス含有ヘリウムガス雰囲気中、1300℃以上で
の昇温速度を60℃/時間以下で行なう方法が挙げられ
る。
【0021】この場合に使用されるシリカ多孔質体は、
前記のVAD法により得られた高純度シリカ多孔質体、
もしくは該シリカ多孔質体を窒素ガス、ヘリウムガス等
の不活性ガス雰囲気中、1000〜1350℃の温度で
予め仮焼処理を施すことにより、ある程度焼結させたシ
リカ多孔質体をも指す。このような仮焼処理を施すこと
により、シリカ多孔質体中の嵩密度分布を調整すること
ができ、得られたガラス中の残存気泡も極めて少なくな
る。また、この嵩密度分布はシリカ多孔質体が大型化す
るにつれ顕著となる。この仮焼処理の際、処理後のシリ
カ多孔質体中には、この後一酸化炭素ガスによる脱OH
処理させるために、ガス置換が可能な細孔を有する必要
があり、例えば処理後のシリカ多孔質体の嵩密度は1.
5g/cm3 以下に調整することが望ましい。
【0022】このシリカ多孔質体は、引続き1450〜
1600℃に加熱処理することにより、透明なシリカガ
ラスとなるが、この際、一酸化炭素ガス含有ヘリウムガ
ス雰囲気中で行なうことによっても、目的のシリカガラ
スを得ることができる。この際、一酸化炭素ガス濃度は
低過ぎた場合では脱OH基の効果が充分得られず、ま
た、高過ぎた場合にはシリカガラス中に一酸化炭素ガス
が取り込まれてしまい、透明なガラスが得られなくな
る。このため、1〜30vol%に調整することが好ま
しい。
【0023】本発明においては、この一酸化炭素ガス含
有ヘリウムガス雰囲気中で透明ガラス化処理する際、1
300℃以上での昇温速度を60℃/時間以下にするこ
とが重要である。この昇温速度は、例えば前記均熱方式
の電気炉を使用し、透明ガラス化させた場合では、13
00℃から透明ガラス化温度までの昇温速度に一致す
る。しかし、透明ガラス化処理の場合、気泡の少ないガ
ラスが得られることから、一般的には電気炉の均熱長
(例えば、温度差が10℃以内となる温度域)が被処理
物の長さよりも短い、ゾーン加熱方式の電気炉が使用さ
れている。この場合、処理されるシリカ多孔質体は電気
炉上部(シリカ多孔質体の下端位置で1300℃以下と
なる位置)にセットされた後、シリカ多孔質体を徐々に
引下げることにより下端から高温域に挿入させ透明なガ
ラスを得ることができる。このような手法の場合、昇温
速度は電気炉の上部での温度分布と引下げ速度に関係す
る。電気炉の上部での温度分布は、予め被処理物を挿入
しない状態で容易に測定することができる。例えば、電
気炉上部での温度分布が1.0℃/mmで引下げ速度1
00mm/時間で透明ガラス化処理した場合の昇温速度
は100℃/時間となる。この昇温速度が高過ぎた場
合、脱OH基の効果が充分得られず、得られたシリカガ
ラスも充分な耐熱性を持たない。
【0024】以上詳細に説明してきたように、本発明
は、前記シリカ多孔質体を一酸化炭素ガス含有雰囲気中
で加熱処理する際に、処理温度及び処理後のシリカ多孔
質体の嵩密度の各条件を制御し、あるいは、透明ガラス
化させる際に一酸化炭素ガス含有雰囲気中、昇温速度を
制御することにより、ガラス中のOH基濃度を10pp
m以下まで低減させることができ、また、前記ハロゲン
ガスで処理した場合と比較しても、ハロゲン元素による
汚染もなく、高純度でOH基含有量の少ないシリカガラ
スを得ることができるが、これらを組合わせて処理する
ことにより、さらに効果的であることはいうまでもな
い。このような一酸化炭素ガスによりOH基が低減する
機構については不明であるが、一酸化炭素ガスのもつ還
元力がOH基の脱離を促進させているものと推定され、
さらにシリカ多孔質体の焼結状態がOH基の脱離に大き
く影響しているためと推定される。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、これら実施例により、本願発明は何等限定される
ものでない。
【0026】実施例1 蒸留精製することにより得られた四塩化珪素(Fe,C
a:20ppb、その他の金属元素は<10ppb)を
気化させ、酸水素火炎を形成しているバーナーの中心層
に導入することにより、加水分解させ、シリカ粉をター
ゲット上に付着させ、軸方向に引上げ成長させることに
より、350mmφ、嵩密度0.30g/cm3のシリ
カ多孔質体を得た。このシリカ多孔質体をフッ酸に溶解
させ、ICP−質量分析装置にて金属不純物の濃度を測
定したところ、全ての金属について10ppb以下であ
った。
【0027】同様の方法により作成された別のシリカ多
孔質体を50mm×50mm×100mmの寸法に切り出し、
サンプルを作成した。引き続きこのサンプルをシリカガ
ラス製炉芯管を装着した横型管状炉内にセットし、5v
ol%一酸化炭素ガス−95vol%ヘリウムガスを流
通させた。
【0028】次に、管状炉を1150℃まで昇温させた
後、60℃/時間の昇温速度で1450℃まで昇温さ
せ、その温度で2時間保持し、冷却した。
【0029】得られたシリカガラスを切断し、赤外吸収
スペクトルにより、OH基濃度を測定したところ、<1
ppmであった。
【0030】また、切り出されたシリカガラス片を用い
て、ビームベンディング法により、1200℃に於ける
粘度を測定したところ、logη(ポイズ)=13.3
であった。
【0031】実施例2 前記した方法により作成された別のシリカ多孔質体を、
シリカガラス製炉芯管を装着した均熱加熱方式の縦型管
状炉内に挿入し、下部ノズルより、20vol%一酸化
炭素ガス−80vol%窒素ガスの混合ガスを流通さ
せ、この電気炉を1300℃まで昇温、20時間加熱処
理した後、冷却した。
【0032】このシリカ多孔質体を取り出し、嵩密度を
測定したところ1.6g/cm3であった。次に、ゾー
ン加熱方式の縦型管状炉内の上部に挿入した。100v
ol%Heガスを流通し、温度を1550℃まで昇温さ
せ、上部より高温域に引下げることにより透明ガラス化
し、160mmφの透明なシリカガラスインゴットを得
た。このシリカガラスインゴット中の一部を切断し、中
心部でのサンプルについて、赤外吸収スペクトルにより
OH基濃度を測定したところ、10ppmであった。ま
た、シリカガラスサンプルをHF水溶液中に溶解させ、
ICP−質量分析装置にて、含有金属元素を分析したと
ころ、前記した全ての金属元素について10ppb以下
であった。更に、切出されたシリカガラス片を用いてビ
ームベンディング法により、1200℃に於けるシリカ
ガラスの粘度を測定したところ、logη(ポイズ)=
13.1であった。
【0033】実施例3、比較例1〜3 実施例1と同様にして、シリカ多孔質体を作成し、この
シリカ多孔質体を、シリカガラス製炉芯管を装着した均
熱加熱方式の縦型管状炉内に挿入した後、表1に示すよ
うに処理条件(処理温度、処理時間、処理雰囲気)を変
えて、テストを行なった。加熱処理後、このシリカ多孔
質体を取り出し、嵩密度を測定し、実施例1と同様にし
て透明ガラス化処理を行なった。得られたシリカガラス
インゴットは、実施例1と同様な手法でOH基濃度、耐
熱性(1200℃に於けるシリカガラスの粘度)を測定
した。得られた結果を、表1に示した。尚、得られたシ
リカガラスインゴットについてICP−質量分析装置に
て、含有金属元素を分析したところ、全てのシリカガラ
スインゴットで前記した全ての金属元素について10p
pb以下であった。
【0034】実施例2〜3及び比較例1〜3の測定結果
を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】実施例4 実施例2と同様にして、シリカ多孔質体を作成し、この
シリカ多孔質体を、シリカガラス製炉芯管を装着した均
熱加熱方式の縦型管状炉内に挿入した後、下部ノズルよ
り100vol%窒素ガスをを流通させ、この電気炉を
1300℃まで昇温、12時間仮焼処理した後、冷却し
た。
【0037】このシリカ多孔質体を取り出し、嵩密度を
測定したところ1.2g/cm3であった。次に、ゾー
ン加熱方式の縦型管状炉内の上部に挿入した。この際、
予め1550℃で測定した温度分布(被処理物を挿入し
ない状態)に従って、1100℃の位置にシリカ多孔質
体の下端がくるようにセットした。引続き、10vol
%一酸化炭素ガス−90vol%Heガスを下部ノズル
より流通し、温度を1550℃まで昇温させ、予め測定
した温度分布に従って引下げ速度を調整することにより
昇温速度を60℃/時間になるように電気炉上部より高
温域に引下げることにより透明ガラス化した。その結
果、160mmφの透明なシリカガラスインゴットを得
た。このシリカガラスインゴット中の一部を切断し、中
心部でのサンプルについて、赤外吸収スペクトルにより
OH基濃度を測定したところ、10ppmであった。ま
た、シリカガラスサンプルをHF水溶液中に溶解させ、
ICP−質量分析装置にて、含有金属元素を分析したと
ころ、前記した全ての金属元素について10ppb以下
であった。更に、切出されたシリカガラス片を用いてビ
ームベンディング法により、1200℃に於けるシリカ
ガラスの粘度を測定したところ、logη(ポイズ)=
13.1であった。
【0038】実施例5〜7、比較例4〜6 実施例4と同様に仮焼処理し、冷却したシリカ多孔質体
を、ゾーン加熱方式の縦型管状炉内の上部に挿入した、
表2に示すように処理条件(処理雰囲気、昇温速度)を
変えて、テストを行なった。得られたシリカガラスイン
ゴットは、実施例1と同様な手法でOH基濃度、耐熱性
(1200℃に於けるシリカガラスの粘度)を測定し
た。得られた結果を、表2に示した。尚、得られたシリ
カガラスインゴットについてICP−質量分析装置に
て、含有金属元素を分析したところ、全てのシリカガラ
スインゴットで前記した全ての金属元素について10p
pb以下であった。
【0039】実施例4〜7及び比較例4〜6の測定結果
を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】比較例7 天然水晶を電気炉中で溶融して得られたシリカガラスイ
ンゴット(I型)についても同様に測定したところ、O
H基濃度は8ppmであったが、金属元素については、
Na 0.5ppm、K、Li 0.5ppm、Fe、
Ca 0.6ppm、Al 17ppm、Mg 0.2
ppm、Cu 0.05ppmであった。1200℃に
於けるシリカガラスの粘度を測定したところ、logη
(ポイズ)=13.3であった。
【0042】比較例8 精製した四塩化珪素を酸水素火炎を形成しているバーナ
ー中に導入して、加水分解後、溶融してシリカガラスイ
ンゴット(III 型)を得た。このシリカガラスインゴッ
トについても測定したところ、OH基濃度は850pp
mであり、Na、K、Li;0.5ppm、Fe、C
a;0.6ppm、Al;17ppm、Mg;0.2p
pm、Cu;0.05ppmであった。1200℃に於
けるシリカガラスの粘度を測定したところ、logη
(ポイズ)=11.6であった。
【0043】比較例9 実施例1と同様にして、シリカ多孔質体を作成し、この
シリカ多孔質体を、炉芯管を装着した均熱加熱方式の縦
型管状炉内に挿入した。下部ノズルより1vol%Cl
2含有N2ガスを流通させ、この電気炉を1300℃ま
で昇温、8時間加熱処理し、冷却した。以下実施例1と
同様にしてガラス化し、透明なシリカガラスインゴット
を得た。
【0044】このシリカガラスインゴットのOH基濃度
を測定したところ1ppm以下であり、蛍光X線分析装
置にて塩素濃度を測定したところ1300ppmであっ
た。また、含有金属元素を分析したところ、全ての金属
元素について10ppb以下であった。1200℃に於
けるシリカガラスの粘度を測定したところ、logη
(ポイズ)=12.2であった。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の方
法によれば、金属元素について各々50ppb以下と極
めて高純度で、また、スート法、ゾル−ゲル法では得ら
れなかった高耐熱性のシリカガラスを得ることができ
る。さらに、条件の最適化によりI型の天然シリカガラ
スと同等もしくはそれ以上の高耐熱性を有するシリカガ
ラスが比較的容易な方法で製造することができる。この
ような高純度かつ高耐熱性のシリカガラスは、従来のい
ずれの方法でも得られなかったものである。このため、
このシリカガラスは、半導体工業用や液晶パネル基板用
に適したシリカガラスである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C30B 15/10 H01L 21/22 511 M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精製された四塩化珪素やアルキルシリケー
    トなどの珪素化合物を原料として、気化した該原料を酸
    水素火炎中で加水分解させ、得られたシリカ粉をターゲ
    ットに堆積、軸方向に成長させることにより得られる高
    純度のシリカ多孔質体を加熱処理することにより透明な
    シリカガラスを製造する方法に於いて、該シリカ多孔質
    体を一酸化炭素ガス含有雰囲気中、かつ1300℃以上
    の温度下で加熱処理することにより、該処理後のシリカ
    多孔質体の嵩密度を1.5g/cm3以上にすることを
    特徴とする全ての金属不純物に対して各々50ppb以
    下の高純度で、OH基濃度が10ppm以下であり、か
    つ1200℃での粘度が1013.0ポイズ以上である高純
    度、高耐熱性シリカガラスの製造方法。
  2. 【請求項2】前記シリカ多孔質体を透明ガラス化処理す
    る際に、一酸化炭素ガス含有ヘリウムガス雰囲気中、1
    300℃以上の昇温速度が60℃/時間以下で行なうこ
    とを特徴とする全ての金属不純物に対して各々50pp
    b以下の高純度で、OH基濃度が10ppm以下であ
    り、かつ1200℃での粘度が1013.0ポイズ以上であ
    る高純度、高耐熱性シリカガラスの製造方法。
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