JPH081830B2 - マイクロ波給電式処理システム - Google Patents

マイクロ波給電式処理システム

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JPH081830B2
JPH081830B2 JP2323428A JP32342890A JPH081830B2 JP H081830 B2 JPH081830 B2 JP H081830B2 JP 2323428 A JP2323428 A JP 2323428A JP 32342890 A JP32342890 A JP 32342890A JP H081830 B2 JPH081830 B2 JP H081830B2
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は全般的に、マイクロ波エネルギー源を用いて
プラズマ及び材料処理装置にエネルギーを与える装置に
関するものである。より具体的には、本発明は、より効
率が高く制御性のあるソリッド・ステート・デバイスを
マイクロ波エネルギー源として使用することに関するも
のである。
B.従来の技術 材料及びプラズマ処理用の励起方法が以前から求めら
れている。最近、300MHzから1000GHzのマイクロ波領域
の高周波励起が、材料及びプラズマ処理のための独特な
条件を生み出すことが実証された。たとえば、マイクロ
波によって励起されたプラズマは、約10-3トルから1気
圧以上までという他の方法では容易に実現できない条件
で存在できる。磁界と組み合わせると、10-2〜10-7トル
の範囲で強いプラズマを発生する電子サイクロトロン共
鳴(ECR)領域が実現できる。
マイクロ波電力は、いくつかの理由からプラズマ発生
用に非常に有用である。それは自由電子用の非常に効率
のよい電力源である。これらの電子に吸収される時間平
均電力は、電子密度及び有効電界の自乗に比例する。電
力源の周波数が有効電子衝突周波数と等しいとき、有効
電界は最大値になる(参考文献1及び2)。プラズマ処
理で通常用いられるガスでは、この電子衝突周波数は、
スペクトル分布のマイクロ波領域にある。現在のプラズ
マ処理技法(エッチング及び蒸着)のほとんど、すなわ
ちダイオード・スパッタリング、反応性イオン・エッチ
ングなどでは、現在13.56MHzの周波数を使用している。
マイクロ波放射線では、その周波数はこの数百倍ないし
数千倍である。マイクロ波プラズマ処理で一般に使用さ
れる周波数は、2.45GHzである。2.45GHzは、指定された
産業・科学・医学用(ISM)オーブン加熱周波数の一つ
である。これは、市販のほとんどの家庭用マイクロ波オ
ーブン(電子オーブン)で使用されている周波数であ
る。この周波数で動作する電力供給装置は、容易に入手
できる。それらは、マグネトロンと称するマイクロ波管
を利用して、マイクロ波エネルギーを発生する。周波数
効果のおかげで、マイクロ波は、所与の投入電力に対し
て、高周波プラズマよりも大きなプラズマ電子密度をも
たらす。プラズマはほとんどが中性なので、この結果、
イオン密度がより高くなる。このより高いイオン密度の
結果として、より高い処理速度、すなわちより高い蒸着
及びエッチング速度が得られる。
マイクロ波処理のもう1つの長所は、電力がプラズマ
にどのように結合されるかに関するものである。マイク
ロ波の電力をプラズマに結合するには、多くの異なる方
法がある(参考文献3及びそこに記載の参考文献)が、
それらに共通する1つの有用な特徴がある。アプリケー
タの金属電極は、通常、プラズマを保持する真空システ
ムの外部にある。マイクロ波の電力は、石英ガラスやサ
ファイアなどの誘電媒体を介して結合される。この結
果、プラズマの不純物が少なくなり、通常はより低い周
波数の処理で酸素、塩素、フッ素などの反応性プラズマ
と共に用いられる金属電極によって部品が処理されるよ
うになる。不純物の減少に加えて、これらの反応性化学
種による金属電極の消耗がなくなる。
電子密度がより高いおかげで、マイクロ波駆動プラズマ
は、プラズマ処理で使用されるラジカルのより効率の高
い供給源となる。プラズマ条件を制御することによっ
て、特定のラジカル種の生成を増強することができる。
一般に、高圧(10mT以上)マイクロ波放電は、ラジカル
種のよい供給源(すなわち、高密度の供給源)である
(参考文献4)。さらに、マイクロ波駆動プラズマで
は、プラズマの中性ガス成分の温度(エネルギー)が、
従来の低周波プラズマよりもはるかに高くなり得る。活
性化された電子による中性化学種の粘性加熱などの機構
により、より高い処理反応速度が得られる。
高周波マイクロ波電力によってより高密度のプラズマ
が得られることに加えて、共鳴現象が、プラズマへのマ
イクロ波電力の結合をさらに増強する。いわゆる電子サ
イクロトロン共鳴(ECR)は、この増強された結合の一
例である。ECRでは、磁界方向の回りでの電子運動の周
波数(磁界の強度及び方向と電子速度とによって決ま
る)は、マイクロ波放射線の周波数と同じである。2.45
GHzの放射線では、強度875エルステッドの磁界が必要で
ある。この条件が満たされるとき、プラズマの自由電子
に吸収される電力が増大する。ECRによる増大が10%以
上であれば、イオン化が可能である(参考文献5及び
6)。
半導体及びその他のプラズマ処理応用例では、蒸着、
エッチング、アッシング、イオン・ビーム生成など多く
の分野で強いマイクロ波放電が重要である。マイクロ波
処理を行なうための多くのシステムが市販されている。
テストによれば、マイクロ波技術は既存の技術に対して
かなりの長所を有する。しかし、既存のマイクロ波処理
技術のほとんどは、真空管技術に依存している点で限界
があり、したがって、その処理には制限が伴う。さら
に、プラズマ及び材料処理用の供給品のほとんどは、2.
45GHzで動作する市販の家庭用オーブンのマグネトロン
に基づいており、したがって、真空管技術に固有の限界
のせいで、それらが使用できる分野が制限されている。
マイクロ波固体材料処理自体は、製造用処理技法とし
てますます重要になってきている。これらの処理として
は、加熱、硬化、焼結、焼鈍、または一般に、固体また
は液体の材料の化学的構造または物理的構造を変化させ
る目的でその材料にマイクロ波を直接結合するどんな処
理も含まれる。マイクロ波励起は、熱処理や化学処理な
ど従来の技法に比べていくつかの長所を有する。マイク
ロ波処理は通常、より効率が高く、より高速である。マ
イクロ波処理の終点検出は、通常、たとえば順電力及び
反射電力を監視することによって得られる(たとえば参
考文献7を参照されたい)。これらの長所は、化学結合
(通常は双極子相互作用)にマイクロ波のエネルギーが
直接結合される結果生じる。このエネルギーはシステム
内部に結合されるので、この処理は従来の処理よりも速
い速度で起こる。たとえば、ポリマーをマイクロ波で硬
化させると、直接エネルギー結合のために処理時間が短
縮されるので、材料内の熱応力が他の技法よりも低くな
る。さらに、材料を硬化させる際に、硬化中の領域以外
で吸収されるエネルギーが少なくなる。
マイクロ波処理システムは市販されている。これらの
システムは、やはりオーブン・マグネトロンを用いるた
め、大きな欠点を有し、ある種のクリティカルな応用分
野での使用が制限される。マイクロ波電磁界の均一性を
欠くことが、欠点の1つである。これらのシステムのう
ちのいくつかは、共鳴アプリケータまたはスロット付き
導波装置を使用しているにもかかわらず、これらのシス
テムのほとんどは、多重モード式マイクロ波オーブン以
上のものではない。これらのシステムでは、低電磁界領
域で、高電磁界領域よりも硬化が遅い。現在市販されて
いる真空管型システムのもう1つの重要な問題点は、処
理制御ができないことである。代表的なオーブン型シス
テムでは、処理の完了した時点を知らせ、過熱など処理
中の問題を矯正することが困難である。
マイクロ波供給源の2つの異なる形式、すなわちソリ
ッド・ステート型と真空管型が、現在当技術分野で既知
である。真空管型マイクロ波電力供給源には、マグネト
ロン、クライストロン、ジャイロトロンその他多くの異
なる形式がある(参考文献8)。真空管には、高周波高
出力レベルで動作できるという長所がある。真空管型供
給源では、電力出力が調節でき、限られた範囲ではある
が周波数も調節可能である。この調節は、直流バイアス
電圧及び磁界を用いて行なえる。しかし、もっとも容易
に入手でき、もっとも安価な真空管型供給源(数kW以下
の低出力レベル用)であるマグネトロン供給源を用いる
場合、位相は制御できない。他の形式の真空管型供給源
は、位相制御を伴う使用が可能であるが、それらは非常
に高価であり、数十kW以上の高出力レベルで動作する。
それらの主な欠点は、大きく、かさばり、非常に高価
で、重く、陽極と陰極の間に高電圧を必要とし、フィラ
メント用に大電流を必要とすることである。また、真空
管は制御が難しく、寿命が短い。
一般にマイクロ波管はすべて、真空中の電子ビームの
運動エネルギーを電磁エネルギーに変換することによっ
てマイクロ波電力を発生する。異なる形式の真空管は、
これを行なうために異なる結合構造を用いる。最適の結
合構造はなく、それぞれに長所と短所がある。
たとえば、進行波管は、螺旋形の結合構造を用いて、
電子ビームのエネルギーを電磁エネルギーに変換する。
クライストロンは、一連のキャビティ結合器を用いて同
じことを行なう。マグネトロンは、磁界を用いて電子ビ
ームを螺旋形に折り曲げ、次に中心軸の回りに半径方向
に取り付けた一連の同調されたキャビティを用いて、電
子ビームの運動エネルギーをマイクロ波エネルギーに変
換する。
ソリッド・ステート・デバイスと比較した場合、これ
らの真空管はすべて、その使用に関して同様な長所と短
所を有する。これらの真空管はすべて電子の供給源を必
要とする。どのマイクロ波管でも、これは熱フィラメン
トによって供給される。フィラメントを駆動するため
に、低電圧大電流供給源が必要である。フィラメント
は、振動に非常に敏感であり、本質的に非効率であるた
め大きなエネルギー損失を生じ、真空管の加熱をもたら
し、真空管の寿命を制限するという点で、問題がある。
フィラメントの故障は、一般に、真空管の故障の主要原
因の1つである。
マイクロ波管の第2の必要条件は、電子ビームがかな
りの速度で移動することである。このため、真空管の設
計及び使用に対して、さらに必要条件が加わる。ビーム
を加速して、拡散しないようにするためには、高真空環
境で高ポテンシャルが必要である。この必要なポテンシ
ャルを得るには、高電圧小電流供給源を使用する必要が
ある。この供給品は、高価であり、かさばり、動作が難
しい。ビームの散乱を防ぐために、真空管は高真空チャ
ンバとして設計される。このため、マイクロ波管のコス
トと複雑さが大幅に増大する。ほとんどの真空管には、
フィラメント構造を組み込んで設計された、この真空を
維持するためのゲッタ(捕集器)がある。しかし、完全
な真空状態を保てなくなることが、マイクロ波管の最も
一般的な第2の故障モードである。
マイクロ波管の第3の必要条件は、電子ビームのエネ
ルギーをマイクロ波電力に変換するための結合構造であ
る。前述したように、この構造は真空管によって異な
る。しかし、すべての真空管が、その使用に伴う共通の
問題をもつ。これらの構造は非常に複雑であり、機械加
工が困難である。代表的な機械加工許容誤差は、1/1000
インチ(0.0254mm)である。また、これらの構造のマイ
クロ波吸収が、これらの真空管の大きな熱源となってい
る。このため、何らかの冷却方法が必要となり、真空管
及び支持構造全体のコスト、寸法及び複雑さが増す。
大量生産の経済性の特筆すべき例が、2.45GHzで動作
する家庭用マイクロ波オーブンである。毎年数百万本の
真空管が生産されるので、製造コストは1本あたり約5
ドルまで減少してきた。開発及びツーリングのコストを
生産された大量の真空管全体に分散することによって、
これらの問題が幾分軽減されてきた。改良を繰り返すこ
とによって、冷却、寿命、サイズなどの問題が対処され
てきた。これらの真空管は適度にコンパクトであり、妥
当な寿命(たとえば2000時間以上)を有しているにもか
かわらず、それらの電力供給源はいまだにかさばり、高
電圧を必要とするが、入手は容易である。しかし、これ
らの真空管は発振器であり、したがって2.45GHzでしか
動作しない。さらに、それらは実際には「ダイオード」
デバイスなので、全出力時に効果的に発振する。すなわ
ち、これらの真空管の周波数または電力出力を制御する
効果的な方法がない。
一般に、マイクロ波管は、帯域幅及び出力電力など、
任意のソリッド・ステート・デバイスの全体的性能特性
に一致するように製作できることに留意されたい。しか
し、これはほぼ1000倍以上のコストを要し、何倍も大き
く重く、より大きな電力を消費し、複雑な供給電圧を必
要とし、電力出力及び、位相、帯域幅、雑音などその他
の動作パラメータがごくわずかしか制御できない。
軍事用のレーダー及い通信の分野を除いて、現在使用
されているマイクロ波電力発生器はすべて、マイクロ波
管技術に基づいている。これらの真空管は、第2次大戦
中に開発され、それ以来機能的にはほとんど変化してい
ない。これらの真空管は、テラヘルツに至る周波数領域
で大量の電力を発生することができる。しかし、前述し
たように、これらの真空管は、重く、かさばり、非効率
的で、高電圧大電流を必要とし、高価で、寿命が短い。
製造環境においては、これらの要因のすべてが非常に重
要である。
マイクロ波管に伴う前述のすべての問題のために、既
存の市販されているマイクロ波供給品のほとんどは、2.
45GHzで動作するオーブン・マグネトロンを使用してい
る。このため、それを使用できる装置及び応用分野が限
られている。
従来技術は大別して2つの範疇に分かれる。第1の範疇
は、米国特許第4777336号明細書で例示される、処理反
応チャンバに結合された従来型のマイクロ波供給源(当
業者にはアプリケータとして知られる)の組合せからな
るものである。前記の特許は、マイクロ波で誘導された
プラズマによる、単一モードまたは制御された多重モー
ド材料加熱によって、反応チャンバ内でのプログラミン
グされた処理を可能にするハードウェアを全般的に開示
している。
この範疇の第2の特許は、米国特許第4745337号明細
書である。前記の特許は、電子サイクロトロン共鳴周波
数のマイクロ波を用いてプラズマを励起する方法及び物
理装置を開示している。その結果発生するプラズマは、
材料表面処理やイオン・ビームの発生など、様々な応用
分野で使用できる。これらの特許は共に、発生方法では
なく、「アプリケータ」を対象としている。
第2のクラスの参照特許には、たとえば米国特許第46
42571号明細書や、米国特許第4503406号明細書が含まれ
る。これらは共に、マイクロ波供給源としてのGUNNダイ
オード及びIMPATTダイオードを開示している。米国特許
第4642571号明細書は、具体的には、超伝導体を利用し
て、たとえばトカマク式核融合実験炉など、大電力を必
要とするシステムに結合するためのソリッド・ステート
・マイクロ波供給源のごく限られた電力を累積または増
強するためのシステムに関するものである。これらの参
照特許はいずれも、反応性プラズマまたは直接材料処理
用の放射線を付勢するため、ソリッド・ステート・マイ
クロ波発生器を使用して、材料処理システムに電力を供
給することを開示または提案してはいない。
J.Asmussen自身またはJ.Asmussen他に交付された下記
の6件の特許はすべて、一般に、マイクロ波を何らかの
種類の反応チャンバに導入するためのアプリケータまた
は特定の方法の物理的詳細に関するものであり、ソリッ
ド・ステート・マイクロ波供給源を使用してプラズマ及
び材料処理装置に電力を供給するという広い概念に直接
関するものではなく、またそれを提案してもいない。
米国特許第4507588号明細書 米国特許第4585668号明細書 米国特許第4630556号明細書 米国特許第4691662号明細書 米国特許第4727293号明細書 米国特許第4792772号明細書 C.発明が解決しようとする課題 本発明の主目的は、電力源としてソリッド・ステート
・マイクロ波発生器を使用する、改良されたマイクロ波
給電式材料/プラズマ処理システムを提供することであ
る。
本発明の他の目的は、処理チャンバ内のマイクロ波エ
ネルギーの出力、周波数及び位相が高度に制御できる、
前述のマイクロ波給電式処理システムを提供することで
ある。
本発明の他の目的は、複数のソリッド・ステート・マ
イクロ波供給源を利用して、反応チャンバ内の電磁界の
均一性と処理の制御を大幅に強化できる、前述のシステ
ムを提供することである。
本発明の他の目的は、本質的に同一の処理ステップ中
に同一のシステム内で異なる材料を選択的に付勢するた
めに、加工表面上での結合が変化するように、位相、周
波数、出力及びスペクトルを制御できる、前述のマイク
ロ波給電式処理システムを提供することである。
本発明の他の目的は、帰還信号を容易に検査して、反
応チャンバ内の様々な処理パラメータを調節することの
できる、前述のソリッド・ステート・マイクロ波給電式
処理システムを利用することである。
本発明の他の目的は、現在入手可能な従来技術の真空
管型マイクロ波給電式処理システムよりも、サイズがは
るかに小さく、製造及び操作がはるかに経済的な、前述
のソリッド・ステート・マイクロ波給電式処理システム
を利用することである。
本発明の他の目的は、複数の励起周波数を同時に利用
することである。
本発明の他の目的は、前述の複数の周波数を同時に使
用して、処理、反応または化学構造の異なる部分を制御
することである。
本発明のその他の目的、特徴及び利点は、明細書、図
面及び特許請求の範囲に記述する如き本発明の好ましい
実施例についての下記の説明から明らかとなろう。
D.課題を解決するための手段 本発明の諸目的は、一般に材料及びプラズマの処理用
の励起源としてソリッド・ステート・マイクロ波発生器
を使用することによって達成される。現在あまねく使用
されている真空管技術に比べて、低い又は小さい電流、
電圧、電力及び位相で制御できるというソリッド・ステ
ート・デバイス固有の利点は、注目に値する。アプリケ
ータからの反射電力信号を低出力端でより容易に制御で
きるのみならず、反応チャンバ内の帰還信号を容易に検
出または監視して、処理の変化に応答して発生器出力を
変更することができる。このため、温度、電力、重量、
色など、その値に比例する電圧信号または電流信号に変
換できる測定可能なすべての物理的特性が本技法によっ
て処理の制御のために使用できる。現在の真空管マイク
ロ波処理にはこれらの特徴が欠けており、したがって制
御が不可欠なクリティカルな即ち臨界的な処理にそれら
を利用できない。さらに、これらのマイクロ波電力供給
源は、コスト、必要なスペース及びエネルギー効率の点
ではるかに経済的である。
E.実施例 ソリッド・ステート・デバイスには、いくつかの利点
があり、プラズマ及び材料処理用のマイクロ波供給源と
して使用するのに理想的である。それらのデバイスは小
さく、効率がよく、容易に入手できる供給電力及び電流
で十分である。これらのデバイスは、アレイの形でも容
易に使用でき、必要な位相及び振幅が制御できるため、
たとえば大型反応チャンバなど全体にわたって所望の電
磁界強度が得られるように調節することが可能である。
個々のトランジスタからの電力出力は、変成器結合など
の方法によって加え合せることができる。
ソリッド・ステート・デバイスが動作する電力及び周
波数は、速い速度で向上している。このため、ソリッド
・ステート・デバイスは、多くの通信及びレーダの応用
分野で真空管と置き換わりつつある。ソリッド・ステー
ト・デバイスには、その使用を有利にする特徴が多数あ
る。これらのデバイスは、コンパクト、軽量、効率的、
かつ低コストであり、妥当な電圧及び電流で動作し、振
動の影響を受け難く、寿命が長く、真空管型デバイスよ
りもはるかに制御性が高い。
本発明の教示によれば、プラズマまたは材料の処理用
のマイクロ波電力または放射線の供給源として、ソリッ
ド・ステート・デバイスを使用する。これらのソリッド
・ステート・デバイスは実際には、処理装置用の電力供
給源であり、行なうべき処理を最適化するようにし、あ
るいは既存のマイクロ波アプリケータを用いるように動
作周波数を選択することができる。これらのソリッド・
ステート・デバイスは、バイポーラ・トランジスタまた
は電界効果トランジスタ(MOSFET)から構成できるが、
他のソリッド・ステート・デバイスを用いてもよい。こ
のような高周波で動作可能な高電力出力デバイスのより
詳細な説明は後で行なう。従来の、電力、電流、電圧及
び位相を制御する方法が使用できる。このソリッド・ス
テート・デバイスは、いすれも電子工学技術で周知の、
A級、B級、AB級またはC級のいずれの増幅器でもよ
く、また共振発振器クラスのものでもよい。
プラズマ処理用のプラズマ・アプリケータは、(単な
る電力ではなく)電磁界の振幅とマイクロ波放射線の位
相及びその空間分布を制御できる複数の素子から構成さ
れる。これらを制御することにより、その結果発生する
マイクロ波電力の空間分布が制御できる。本発明のソリ
ッド・ステート・パワー・デバイスを用いると、この制
御を低電力レベルで行なうことができる。
ソリッド・ステート・マイクロ波供給源の動作及び制
御性全般の詳しい説明については、たとえば参考文献9
を参照されたい。複数の比較的低電力(たとえば10ワッ
ト)のデバイスを使ってより大きな全電力出力を実現す
ることについては、参考文献10(194ページないし199ペ
ージ)を参照されたい。互いに同一であり、それぞれ同
じ電力レベルで駆動される複数の供給源を用いる場合、
その結果生じる、空間内のある位置での合成電界は、電
界のベクトル和によって与えられる。その結果生じる合
成電力のその位置での密度は、電界と磁界の適当な積に
比例する(参考文献3)。この合成電力の密度は、合成
電界の自乗の大きさと関係づけることができる。供給源
がそれぞればらばらの位相(または、時間に伴ってゆっ
くり変化する位相)を持つ場合、合成電力密度の時間平
均は、1つの供給源からの電力密度に供給源の数を掛け
た積に等しい。各供給源の位相を調節して、ある位置で
のその電界が、他の供給源のすべてと同相になるように
した場合、その位置での合成電力密度は、1つの供給源
からの電界の大きさの自乗に供給源の数の自乗を掛けた
積に比例する。この概念の別の実施例では、すべての供
給源が同一である必要はなく、所望の電界分布(すなわ
ち電力密度分布)が得られるように各供給源の位相を変
化させることができる。
前述したように、近年になってようやく、マイクロ波
領域で動作でき、10〜100ワットの範囲の電力出力を発
生できるトランジスタ増幅器が開発された。これらのデ
バイスは、主にレーダや他の通信システムなどの軍事応
用分野向けに開発されたもので、いまだに商業的にはほ
とんど利用されていない。この動作温度に耐えられる材
料は、最近になってようやく入手可能になった。また、
そのような材料から構成され、インピーダンス、インダ
クタンス、キャパシタンスなど、そのデバイスが高周波
でうまく動作できるようにするために必要な分布回路定
数を有するデバイスを製造できる方法は、開発に多くの
年数を要した。参考文献10及び11には、このようなデバ
イス及びその作成方法が記載されている。
ソリッド・ステート・マイクロ波給電式プラズマ・シ
ステムの例が第1図に示されている。このシステムは、
いくつかの機能的構成要素に分解できる。まず、マイク
ロ波発振器10は、安定した周波数の供給源を提供するた
めに使用される。この発振器の出力が、ソリッド・ステ
ート・マイクロ波リニア増幅器12に直接供給される。こ
の増幅器は、マイクロ波の電力レベルをミリワット台か
らワット台に上げる。次にこの増幅器の出力が、同調器
14に供給される。この同調器は、マイクロ波発生器及び
伝送システム15を、所望の処理に電力を供給するマイク
ロ波アプリケータ16とインピーダンス整合させる。この
例では、電子サイクロトロン共鳴(ECR)プラズマ・ア
プリケータ・システム16が示されている。マイクロ波
は、真空フィードスルーを介して処理チャンバ18に結合
される。このチャンバの内部磁界は、電子にサイクロト
ロン運動を与えてその磁力線に沿って移動させる。特定
の強さの磁界のところで、サイクロトロン運動は駆動マ
イクロ波の磁界と同期し、したがって、「電子サイクロ
トロン共鳴」領域20が発生して、非常に低い圧力の電子
ガスに大量の電力を伝達することができる。材料処理及
びその他のプラズマ処理の応用分野用の他の形式のマイ
クロ波アプリケータを用いることも可能である。本明細
書に開示するソリッド・ステート供給品の使用は、これ
らのアプリケータのすべてに適用できる。
第2図は、より高い電力レベルで使用するための第1
図の拡張を示す。並列に動作する複数のソリッド・ステ
ート増幅器22を用いて、最終的な電力レベルを増大させ
る。これらの増幅器すべての出力が、全増幅器の出力を
1本の伝送線に結合する電力結合器24に供給される。電
力結合器24は、第1図の同調器14に類似している。この
技法を用いると、数キロワットのマイクロ波電力を発生
させることができる。
最終的な出力電力レベルを上げるには、多くの異なる
方法があることが認められている。本発明の意図は、こ
れらのソリッド・ステート・システムによって実現され
る制御された処理において、結果として生ずる電力出力
を増加させることである(参考文献12)。
第3図は、非常にコンパクトで高電力のソリッド・ス
テート増幅器を製造するためにソリッド・ステート回路
をどの程度まで統合することが可能かを示し、本発明の
長所の1つを示す。この図は、システムの構成要素のす
べてを別々のまたは離散型のユニットとして製造する代
りに、VLSI技術分野で一般に周知のように、増幅器要素
のすべてを共通基板上で単一の高電力システムとして構
築するにはどうすればよいかを示す。またこれらの技法
を使って、ICマイクロ波電力増幅器を製作することもで
きる。発振器は通常、外部に置かれる。本発明のソリッ
ド・ステート・デバイスは増幅器である。
第3図のソリッド・ステート増幅器の概略図である第
4A図をも参照されたい。この図では同様の構成部品には
同じ参照番号が付けてある。パワー・トランジスタ30
は、前述したようにマイクロ波周波数で数ワットの電力
で動作するように構成されており、基板31上で適当に組
み立てられている。また4個の負荷インピーダンス32
が、すべての配線と同様に、周知の技法によって基板上
に蒸着されている。従来型の出力分離キャパシタ36も設
けられている。同調可能素子34は、広帯域増幅器のQを
鋭くするために設けられているのであって、周波数を決
定する要素そのものではない。周波数制御は、外部の低
電力発振器10を制御することによって実現される。
アンテナ38は、回路基板に直接物理的に取り付けてよ
い。実際の取付けにはいくつかの方法が使用できるの
で、これは概略的に示されている。このアンテナは、直
流電源用のフィード・スルーしか必要でなく、それが容
易に型通りに構成できるという利点がある。このユニッ
トは、小型でコンパクトなプラズマ供給源であり、たと
えばより大型のイオン・ビーム供給源の裏側に容易に組
み込むことができる。
第4A図及び第4B図は、2つの異なるタイプの広帯域ソ
リッド・ステート増幅器の回路図の例を示す。第4A図
は、エミッタ接地型増幅器構成のバイポーラ・トランジ
スタを示す。当業者には十分理解されるように、同調可
能素子34は、増幅器のQ応答曲線を鋭くし整形するだけ
であって、前述したように周波数を決定する要素そのも
のではない。この構成の様々な回路素子の機能は、低周
波で動作するエミッタ接地型増幅器と同じである。これ
には、単純さ、高い電力レベル及び安定性という利点が
ある。
第4B図は、すべてがソリッド・ステート技法を用いて
容易に製作できる、MOSFET40、負荷抵抗器42及び同調可
能素子44を示す、MOSFETドレイン接地型増幅器の例を示
す。またこの回路は、低周波で動作するドレイン接地型
増幅器と類似した形で動作する。この増幅器には、高利
得及び高効率という利点がある。またこの図では、外部
発振器を使用するものと仮定している。希望するなら、
発振器を第4A図または第4B図の高電力増幅器のいずれか
と同じ基板上に製作することも、もちろん可能である。
IEEE所載のR.Allisonの論文“Silicon Bipolar Micro
wave Power Transistors"(参考文献12)は、マイクロ
波領域で動作可能な適当なパワー・トランジスタの製造
の詳細を記述しているが、一般に、所望の周波数範囲で
動作するには、接合面が非常に小さくなければならない
ことに留意されたい。この結果、前記の小さな接合面内
で大きな電力密度と熱が発生するが、これは以前の構造
ではこれまで対処できなかった。接合面を小さく保つこ
とによって、漂遊回路効果がマイクロ波領域での動作を
妨げなくなる。最新技術では、寄生キャパシタンスを減
らし、より大きな電力密度に対処できるように材料の接
合領域を縮小することによって、これらの構造を改良し
続けている。
第5図は、本発明の教示によるマイクロ波材料硬化用
のソリッド・ステート・マイクロ波増幅器/発生器にフ
ィードバック制御を適用した例を示す。この例では、2
つの異なるフィードバック・ループが存在する。第1ル
ープは、硬化温度を制御して過熱を防ぐためのものであ
る。これは、マイクロ波発振器回路から増幅器に供給さ
れる低レベル信号を制御することによって行なわれる。
発振器内で低レベルの電力を制御する回路は、かさの高
い減衰器など、より高い電力で必要な回路よりもはるか
に簡単である。
第2ループは実際には、その中で処理が行なわれるマ
イクロ波キャビティの同調を制御する。これを行なうこ
とによって、キャビティを増幅器出力と臨界結合された
状態に保つ。第2ループは、マイクロ波増幅器に供給さ
れる前の低電力の発振器周波数を変化させることによっ
てこれを行なう。これを行なう他の方法は、キャビティ
の物理的寸法を変化させることだけであり、これは物理
的に困難で遅い方法である。最適の結合は電力を「ピー
クにもっていく」ことによって達成されるが、この例の
場合では、処理チャンバ内の「反射電力」を観察しなが
ら発生器の周波数を変化させることによってそれを達成
することに留意されたい。
第5図を参照すると、処理チャンバとして働くマイク
ロ波キャビティ50は、その頂部に光学式高温計51が取り
付けられている。マイクロ波のエネルギーが、ソリッド
・ステート・マイクロ波リニア増幅器12からカプラ52を
介してマイクロ波キャビティ50に供給される。指向性カ
プラ52は、キャビティ内に供給される電力信号の強度を
監視するためのタップとして働くだけであり、テスト回
路の一部にすぎず、マイクロ波発生回路自体の一部では
ない。光学式高温計51は、当技術分野で周知の装置であ
り、材料が放射する出力を監視することによってキャビ
ティ内の試料の温度を観測し、温度に比例する信号を発
生する。この信号が、電力フィードバック制御ブロック
53に供給されて、発振器からの出力電力を制御するフィ
ードバック制御信号を発生する。当技術分野で周知のよ
うに、これは式P=Asin(ωt)中の電力項“A"を制御
することによって行なわれる。当技術分野で周知のよう
に、これは、発振器内のさまざまなバイアス電圧または
回路要素を制御することによって行なうのが最も好都合
である。低電力レベルで容易に行なえる発振器出力の電
力項“A"の制御によって、ソリッド・ステート増幅器か
らの出力に対するはるかに大きな電力の制御が可能とな
る。これは、増幅器からの電力出力が式P=K・Asin
(ωt)で表せるためである。ただし、Kはソリッド・
ステート・マイクロ波リニア増幅器12の増幅率である。
ソリッド・ステート・マイクロ波リニア増幅器12から
の電力出力が増減すると、光学式高温計51の出力がそれ
に比例して増減して、なんらかの所定の水準からの温度
の上昇または下降を示す。
この制御ループ#1は、前述の電力方程式の電力項を
制御することによって、ソリッド・ステート増幅器で発
生され処理チャンバに供給される最大電力を制御する。
第2の制御ループ#2は、発振器の周波数すなわちマ
イクロ波キャビティへの信号の結合を制御するもので、
実際には、「反射」電力信号と称するものを監視する。
この場合、発振器の周波数を変化させることによって、
電力を最大にするまたはピークに持っていくことが望ま
れる。したがって、周波数フィードバック制御ブロック
54に供給される電力信号は、発振器の電力ではなくて周
波数を制御する。これは、発振器内の適当な同調制御回
路を変化させて、全電力式P=Asin(ωt)中の周波数
項(ω)を変化させることによって行なわれる。発振器
同調回路内では、これが比較的容易に行なえることを繰
り返し述べておく。
したがって、本発明のソリッド・ステート・マイクロ
波システムの電力及び周波数は共に、低電力発振器の制
御によって容易に制御し、変化させることができる。前
述したように、周波数及び電力レベルの双方に関して非
常に狭い範囲に事実上固定されている、マグネトロン型
のソリッド・ステート・デバイスでは、これは事実上不
可能である。したがって、容易に明らかなように、本発
明は、材料処理環境用のはるかに制御性の高い電力供給
源を提供し、たとえば、基本的に同一の増幅器、発振器
その他の装置を使用しながら異なる基本周波数で異なる
材料を扱うために所望されるように、発振器の周波数を
広範囲に制御して処理パラメータを集める可能性をも提
供する。
第5図の回路は単一のソリッド・ステート増幅器及び
発振器を示しているが、当然のことながら特に、この制
御は増幅器自体ではなく発振器に適用されるため、この
システムは容易に第2図に示したような多重増幅器シス
テムと共に使用することができる。
F.発明の効果 様々なプラズマ処理方法を利用して新型のソリッド・
ステート電子デバイスなどを製造する際に非常に有望で
あると思われる、新型のソリッド・ステート・マイクロ
波給電式材料/プラズマ処理システムが提供された。本
発明の原理を利用すると、プラズマ・パラメータの非常
に正確な制御が、マグネトロンなど真空管型のマイクロ
波電力供給源を用いる従来の方法よりもはるかに安価に
実現できる。
技術が進歩し、さらに強力な高周波増幅器が利用可能
になれば、本発明の利点はさらに大きな意味を持つよう
になるはずである。
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【図面の簡単な説明】
第1図は、ソリッド・ステート・マイクロ波給電式材料
/プラズマ処理装置の機能ブロック図と横断面図を組み
合わせた図である。 第2図は、処理装置に電力を供給する複数のソリッド・
ステート・マイクロ波供給源を示す、第1図に類似の図
である。 第3図は、第1図及び第2図の装置内での使用に適す
る、双極放射素子を取り付けた、本発明の教示に従って
構成されたソリッド・ステート・マイクロ波増幅器/発
生器の構成の詳細図である。 第4A図は、出力の周波数及び振幅(パワー)を制御する
回路要素をも示す、本発明のソリッド・ステート・マイ
クロ波発生器を付勢するための電気回路がとり得る2つ
の構成のうちの1つの概略図である。 第4B図は、出力の周波数及び振幅(パワー)を制御する
回路要素をも示す、本発明のソリッド・ステート・マイ
クロ波発生器を付勢するための電気回路がとり得る2つ
の構成のうちのもう1つの概略図である。 第5図は、所定の位置にある監視及び制御ハードウェア
を示す、本発明のソリッド・ステート給電式マイクロ波
材料処理装置の好ましい実施例の全体編成図である。 10……マイクロ波発振器、12……ソリッド・ステート・
マイクロ波リニア増幅器、14……同調器、15……伝送シ
ステム、16……マイクロ波アプリケータ、18……処理チ
ャンバ、20……電子サイクロトロン共鳴領域、22……ソ
リッド・ステート増幅器、24……電力結合器、30……パ
ワー・トランジスタ、31……基板、32……負荷インピー
ダンス、34……同調可能素子、36……出力分離キャパシ
タ、38……アンテナ、40……MOSFET、42……負荷抵抗
器、44……同調可能素子、50……マイクロ波キャビテ
ィ、51……光学式高温計、52……指向性カプラ、53……
電力フィードバック制御ブロック、54……周波数フィー
ドバック制御ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スタンレイ・ホワイトヘアー アメリカ合衆国ニユーヨーク州ピイークス キル、ベチヤー・レーン(番地なし) (56)参考文献 特開 昭55−59677(JP,A) 特開 昭59−228391(JP,A) 特開 昭60−193292(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソリッド・ステート・マイクロ波発生器
    と、 該ソリッド・ステート・マイクロ波発生器の出力に接続
    されたソリッド・ステート増幅器と、 該ソリッド・ステート増幅器の出力に接続されたカプラ
    と、 該カプラの出力に接続され、被加工物を収容するマイク
    ロ波キャビティと、 該マイクロ波キャビティ内の上記被加工物の温度を測定
    する手段と、 該温度測定手段及び上記ソリッド・ステート・マイクロ
    波発生器の間に接続され、上記温度測定手段からの上記
    被加工物の温度を表す信号を上記ソリッド・ステート・
    マイクロ波発生器に印加する第1帰還制御ループと、 上記カプラ及び上記ソリッド・ステート・マイクロ波発
    生器の間に接続され、上記マイクロ波キャビティからの
    反射電力を表す信号を上記ソリッド・ステート・マイク
    ロ波発生器に印加する第2帰還制御ループとを有し、 上記ソリッド・ステート・マイクロ波発生器は、上記第
    1帰還制御ループの上記被加工物の温度を表す信号に応
    答してマイクロ波の振幅を変更し、そして上記第2帰還
    制御ループの上記反射電力を表す信号に応答して上記マ
    イクロ波の周波数を変更することを特徴とするマイクロ
    波給電式処理システム。
  2. 【請求項2】前記ソリッド・ステートマイクロ波発生器
    が、1個のアンテナに並列に電力を供給する複数の高電
    力ソリッド・ステート・マイクロ波増幅器を駆動する1
    個のソリッド・ステート発振器を具備することを特徴と
    する、請求項(1)に記載のマイクロ波給電式処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記アンテナが、上記ソリッド・ステート
    増幅器の出力に接続されて該ソリッド・ステート増幅器
    の基板に取り付けられており、そして上記マイクロ波キ
    ャビティ内に突出されていることを特徴とする請求項1
    記載のマイクロ波給電式制御システム。
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