JPH08183099A - プラスチックフィルムの溶着、溶断方法及び装置 - Google Patents
プラスチックフィルムの溶着、溶断方法及び装置Info
- Publication number
- JPH08183099A JPH08183099A JP6340319A JP34031994A JPH08183099A JP H08183099 A JPH08183099 A JP H08183099A JP 6340319 A JP6340319 A JP 6340319A JP 34031994 A JP34031994 A JP 34031994A JP H08183099 A JPH08183099 A JP H08183099A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic films
- welded
- fusing
- plastic film
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/01—General aspects dealing with the joint area or with the area to be joined
- B29C66/343—Making tension-free or wrinkle-free joints
- B29C66/3432—Making tension-free or wrinkle-free joints by holding the material loose or tension-free during joining
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C65/00—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
- B29C65/02—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure
- B29C65/18—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure using heated tools
- B29C65/22—Heated wire resistive ribbon, resistive band or resistive strip
- B29C65/221—Heated wire resistive ribbon, resistive band or resistive strip characterised by the type of heated wire, resistive ribbon, band or strip
- B29C65/222—Heated wire resistive ribbon, resistive band or resistive strip characterised by the type of heated wire, resistive ribbon, band or strip comprising at least a single heated wire
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/01—General aspects dealing with the joint area or with the area to be joined
- B29C66/05—Particular design of joint configurations
- B29C66/10—Particular design of joint configurations particular design of the joint cross-sections
- B29C66/11—Joint cross-sections comprising a single joint-segment, i.e. one of the parts to be joined comprising a single joint-segment in the joint cross-section
- B29C66/112—Single lapped joints
- B29C66/1122—Single lap to lap joints, i.e. overlap joints
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/01—General aspects dealing with the joint area or with the area to be joined
- B29C66/348—Avoiding melting or weakening of the zone directly next to the joint area, e.g. by cooling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/40—General aspects of joining substantially flat articles, e.g. plates, sheets or web-like materials; Making flat seams in tubular or hollow articles; Joining single elements to substantially flat surfaces
- B29C66/41—Joining substantially flat articles ; Making flat seams in tubular or hollow articles
- B29C66/43—Joining a relatively small portion of the surface of said articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/80—General aspects of machine operations or constructions and parts thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数枚のプラスチックフィルムを張力が作用
しない状態で対向する2箇所で挟持し、該挟持部の近傍
の2箇所を熱溶着しながら、該溶着部の中間に熱線を押
圧して溶断し、該溶着部の溶着強度を弱めることなく熱
収縮性のプラスチックフィルムで製品を包装し、また溶
着部の外観をきれいに仕上げて製品の価値を高める。 【構成】 複数枚のプラスチックフィルム6を挟持機構
2によって対向する2箇所で挟持し、更に張力除去機構
3によって該挟持部を互いに接近する方向にわずかに移
動させて張力を除去した後、挟持部の近傍でプラスチッ
クフィルム6の2箇所を熱溶着し、該溶着部の中間に熱
線24を押圧してプラスチックフィルム6を溶断するよ
うにした構成を特徴とする。
しない状態で対向する2箇所で挟持し、該挟持部の近傍
の2箇所を熱溶着しながら、該溶着部の中間に熱線を押
圧して溶断し、該溶着部の溶着強度を弱めることなく熱
収縮性のプラスチックフィルムで製品を包装し、また溶
着部の外観をきれいに仕上げて製品の価値を高める。 【構成】 複数枚のプラスチックフィルム6を挟持機構
2によって対向する2箇所で挟持し、更に張力除去機構
3によって該挟持部を互いに接近する方向にわずかに移
動させて張力を除去した後、挟持部の近傍でプラスチッ
クフィルム6の2箇所を熱溶着し、該溶着部の中間に熱
線24を押圧してプラスチックフィルム6を溶断するよ
うにした構成を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックフィルム
の溶着、溶断方法及び装置に係り、特に順次供給される
複数枚のプラスチックフィルムを対向する2箇所で挟持
した後、挟持部を互いに接近する方向にわずかに移動さ
せて該プラスチックフィルムを弛ませて張力を除去し、
挟持部の近傍の2箇所を熱溶着しながら、該溶着部の中
間に熱線を押圧して溶断することにより、溶着部に力を
作用させないようにしてプラスチックフィルムを溶着及
び溶断し、該溶着部の溶着強度を弱めることなく、外観
をきれいに仕上げることができるようにしたプラスチッ
クフィルムの溶着、溶断方法及び装置に関する。
の溶着、溶断方法及び装置に係り、特に順次供給される
複数枚のプラスチックフィルムを対向する2箇所で挟持
した後、挟持部を互いに接近する方向にわずかに移動さ
せて該プラスチックフィルムを弛ませて張力を除去し、
挟持部の近傍の2箇所を熱溶着しながら、該溶着部の中
間に熱線を押圧して溶断することにより、溶着部に力を
作用させないようにしてプラスチックフィルムを溶着及
び溶断し、該溶着部の溶着強度を弱めることなく、外観
をきれいに仕上げることができるようにしたプラスチッ
クフィルムの溶着、溶断方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製品の梱包を効率よく行うため
に、ポリエチレン等の熱収縮性のプラスチックフィルム
で製品を包んだ後、熱風を吹き付けて収縮させ、該製品
にぴったりと密着させて梱包することが行われている。
に、ポリエチレン等の熱収縮性のプラスチックフィルム
で製品を包んだ後、熱風を吹き付けて収縮させ、該製品
にぴったりと密着させて梱包することが行われている。
【0003】上記した梱包は、ロール状に巻かれた2枚
のポリエチレン等の熱収縮性のプラスチックフィルムを
ロールから繰り出して供給し、該2枚の熱収縮性のプラ
スチックフィルムの間に梱包すべき製品を挟み、該製品
の前後端の2箇所を溶着し、後端部を溶断してロールか
ら切り離した後、熱収縮性のプラスチックフィルムに熱
風を吹き付けて収縮させることにより行われる。
のポリエチレン等の熱収縮性のプラスチックフィルムを
ロールから繰り出して供給し、該2枚の熱収縮性のプラ
スチックフィルムの間に梱包すべき製品を挟み、該製品
の前後端の2箇所を溶着し、後端部を溶断してロールか
ら切り離した後、熱収縮性のプラスチックフィルムに熱
風を吹き付けて収縮させることにより行われる。
【0004】実際の2枚の熱収縮性のプラスチックフィ
ルムの溶着は、前方を搬送される製品の後端と次に搬送
される製品の前端との近接した2箇所を同時に溶着装置
で溶着し、該2箇所の溶着部の中間部に熱線を押圧して
溶断することによって行われているが、プラスチックフ
ィルムを溶着するとき該プラスチックフィルムに張力が
作用すると溶着部の溶融したプラスチックフィルムが引
き伸ばされて薄くなり、強度が弱まったり、極端な場合
には溶着部が引き裂かれ、また該溶着部の外観が見苦し
くなって製品価値を低下させてしまうという欠点があっ
た。
ルムの溶着は、前方を搬送される製品の後端と次に搬送
される製品の前端との近接した2箇所を同時に溶着装置
で溶着し、該2箇所の溶着部の中間部に熱線を押圧して
溶断することによって行われているが、プラスチックフ
ィルムを溶着するとき該プラスチックフィルムに張力が
作用すると溶着部の溶融したプラスチックフィルムが引
き伸ばされて薄くなり、強度が弱まったり、極端な場合
には溶着部が引き裂かれ、また該溶着部の外観が見苦し
くなって製品価値を低下させてしまうという欠点があっ
た。
【0005】また2箇所の溶着部の中間部に熱線を押圧
して溶断する際、熱線がプラスチックフィルムに押圧さ
れることによってプラスチックフィルムに張力が付加さ
れて溶着部の溶融したプラスチックフィルムが更に引き
伸ばされ、上記した欠点が助長されることがあった。
して溶断する際、熱線がプラスチックフィルムに押圧さ
れることによってプラスチックフィルムに張力が付加さ
れて溶着部の溶融したプラスチックフィルムが更に引き
伸ばされ、上記した欠点が助長されることがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、複数のプラスチックフィルムを近
接する2箇所で挟持した後、該挟持点をわずかに互いに
接近する方向に移動させて挟持されたプラスチックフィ
ルムを弛ませた状態で該複数のプラスチックフィルムを
近接する2箇所で溶着すると共に溶着部の中間部に熱線
を押圧して溶断することにより、該プラスチックフィル
ムに張力が作用していない状態で溶着、溶断できるよう
にすることであり、またこれによってプラスチックフィ
ルムが溶着部で引き伸ばされることを防止し、該溶着部
の強度を低下させることなく、かつ外観不良の発生を皆
無として製品価値を高めることができるようにすること
である。
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、複数のプラスチックフィルムを近
接する2箇所で挟持した後、該挟持点をわずかに互いに
接近する方向に移動させて挟持されたプラスチックフィ
ルムを弛ませた状態で該複数のプラスチックフィルムを
近接する2箇所で溶着すると共に溶着部の中間部に熱線
を押圧して溶断することにより、該プラスチックフィル
ムに張力が作用していない状態で溶着、溶断できるよう
にすることであり、またこれによってプラスチックフィ
ルムが溶着部で引き伸ばされることを防止し、該溶着部
の強度を低下させることなく、かつ外観不良の発生を皆
無として製品価値を高めることができるようにすること
である。
【0007】また他の目的は、プラスチックフィルムを
挟持する受け台の受け面を傾斜面として構成することに
より、単にプラスチックフィルムを受け面に押圧して挟
持するだけで、該挟持部のプラスチックフィルムをわず
かに互いに接近する方向に移動させることができるよう
にすることであり、またこれによって安価かつ簡単な機
構で確実に挟持したプラスチックフィルムの張力を除去
できるようにして完全かつきれいな溶着、溶断を可能と
することである。
挟持する受け台の受け面を傾斜面として構成することに
より、単にプラスチックフィルムを受け面に押圧して挟
持するだけで、該挟持部のプラスチックフィルムをわず
かに互いに接近する方向に移動させることができるよう
にすることであり、またこれによって安価かつ簡単な機
構で確実に挟持したプラスチックフィルムの張力を除去
できるようにして完全かつきれいな溶着、溶断を可能と
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】要するに本発明方法(請
求項1)は、複数のプラスチックフィルムを近接した2
箇所で溶着し、該2箇所の溶着部の中間部に熱線を押圧
して前記プラスチックフィルムを溶断するプラスチック
フィルムの溶着、溶断方法において、前記複数のプラス
チックフィルムを前記溶着部の近傍で挟持した後、該挟
持部を互いに接近する方向にわずかに移動させて前記挟
持部の間の前記複数のプラスチックフィルムに弛みを与
えて張力を除去し、該張力が前記複数のプラスチックフ
ィルムに作用しない状態で前記複数のプラスチックフィ
ルムの溶着部を加熱して近接する2箇所で溶着し、更に
2箇所の該溶着部の中間部に熱線を押圧して前記複数の
プラスチックフィルムを溶断することを特徴とするもの
である。
求項1)は、複数のプラスチックフィルムを近接した2
箇所で溶着し、該2箇所の溶着部の中間部に熱線を押圧
して前記プラスチックフィルムを溶断するプラスチック
フィルムの溶着、溶断方法において、前記複数のプラス
チックフィルムを前記溶着部の近傍で挟持した後、該挟
持部を互いに接近する方向にわずかに移動させて前記挟
持部の間の前記複数のプラスチックフィルムに弛みを与
えて張力を除去し、該張力が前記複数のプラスチックフ
ィルムに作用しない状態で前記複数のプラスチックフィ
ルムの溶着部を加熱して近接する2箇所で溶着し、更に
2箇所の該溶着部の中間部に熱線を押圧して前記複数の
プラスチックフィルムを溶断することを特徴とするもの
である。
【0009】また本発明装置(請求項2)は、互いに接
近又は離間して複数のプラスチックフィルムを近接する
2箇所で挟持する一対の挟持機構と、前記複数のプラス
チックフィルムを前記挟持部の近傍の2箇所で加熱して
溶着する溶着機構と、前記一対の挟持機構を互いに接近
する方向にわずかに移動させて挟持された前記複数のプ
ラスチックフィルムの張力を除去する張力除去機構と、
該張力が除去された前記複数のプラスチックフィルムに
熱線を押圧して前記複数のプラスチックフィルムを溶断
する溶断機構とを備えたことを特徴とするものである。
近又は離間して複数のプラスチックフィルムを近接する
2箇所で挟持する一対の挟持機構と、前記複数のプラス
チックフィルムを前記挟持部の近傍の2箇所で加熱して
溶着する溶着機構と、前記一対の挟持機構を互いに接近
する方向にわずかに移動させて挟持された前記複数のプ
ラスチックフィルムの張力を除去する張力除去機構と、
該張力が除去された前記複数のプラスチックフィルムに
熱線を押圧して前記複数のプラスチックフィルムを溶断
する溶断機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】また本発明装置(請求項3)は、押圧方向
に向かうに従って次第に互いに接近するように傾斜面が
形成された一対の受け台と夫々の前記傾斜面に複数のプ
ラスチックフィルムを押圧して挟持する一対の押圧台と
からなる一対の挟持機構と、該一対の挟持機構の間に配
設され挟持された前記複数のプラスチックフィルムを挟
持部の近傍の2箇所で加熱して溶着する溶着機構と、2
箇所の該溶着部の中間部に熱線を押圧して前記複数のプ
ラスチックフィルムを溶断する溶断機構とを備え、前記
傾斜面と前記押圧台とで前記複数のプラスチックフィル
ムを挟持した後、前記押圧台を前記傾斜面に沿わせて互
いに接近するする方向にわずかに移動させて挟持された
前記複数のプラスチックフィルムを弛ませ、張力が除去
された前記複数のプラスチックフィルムを前記溶着機構
で溶着し、該溶着部の中間部に前記熱線を押圧して前記
複数のプラスチックフィルムを溶断するように構成した
ことを特徴とするものである。
に向かうに従って次第に互いに接近するように傾斜面が
形成された一対の受け台と夫々の前記傾斜面に複数のプ
ラスチックフィルムを押圧して挟持する一対の押圧台と
からなる一対の挟持機構と、該一対の挟持機構の間に配
設され挟持された前記複数のプラスチックフィルムを挟
持部の近傍の2箇所で加熱して溶着する溶着機構と、2
箇所の該溶着部の中間部に熱線を押圧して前記複数のプ
ラスチックフィルムを溶断する溶断機構とを備え、前記
傾斜面と前記押圧台とで前記複数のプラスチックフィル
ムを挟持した後、前記押圧台を前記傾斜面に沿わせて互
いに接近するする方向にわずかに移動させて挟持された
前記複数のプラスチックフィルムを弛ませ、張力が除去
された前記複数のプラスチックフィルムを前記溶着機構
で溶着し、該溶着部の中間部に前記熱線を押圧して前記
複数のプラスチックフィルムを溶断するように構成した
ことを特徴とするものである。
【0011】2枚のポリエチレン等の熱収縮性のプラス
チックフィルムをロールから繰り出して供給し、該2枚
の熱収縮性のプラスチックフィルムの間に梱包すべき製
品を順次挟み込みながら前の製品の後端と次の製品の前
端との近接する2箇所を同時に挟持機構で挟持した後、
張力除去機構を作動させて該挟持点を互いに接近する方
向にわずかに移動させて挟持された該プラスチックフィ
ルムに作用する張力を除去してプラスチックフィルムに
弛みを与え、最も好ましい状態で対向する2点を加熱し
て溶着すると共に2箇所の該溶着部の間に熱線を押圧し
て溶断する。
チックフィルムをロールから繰り出して供給し、該2枚
の熱収縮性のプラスチックフィルムの間に梱包すべき製
品を順次挟み込みながら前の製品の後端と次の製品の前
端との近接する2箇所を同時に挟持機構で挟持した後、
張力除去機構を作動させて該挟持点を互いに接近する方
向にわずかに移動させて挟持された該プラスチックフィ
ルムに作用する張力を除去してプラスチックフィルムに
弛みを与え、最も好ましい状態で対向する2点を加熱し
て溶着すると共に2箇所の該溶着部の間に熱線を押圧し
て溶断する。
【0012】上記した如く、両端が溶着され円筒状にさ
れたプラスチックフィルムでくるまれた製品に熱風を吹
き付けてプラスチックフィルムを熱収縮させることによ
り該製品を熱収縮性のプラスチックフィルムでぴったり
と包装する。
れたプラスチックフィルムでくるまれた製品に熱風を吹
き付けてプラスチックフィルムを熱収縮させることによ
り該製品を熱収縮性のプラスチックフィルムでぴったり
と包装する。
【0013】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。本発明に係るプラスチックフィルムの溶着、溶断
装置1は、図1及び図2において、挟持機構2と、張力
除去機構3と、溶着機構4と、溶断機構5とを備えてい
る。
する。本発明に係るプラスチックフィルムの溶着、溶断
装置1は、図1及び図2において、挟持機構2と、張力
除去機構3と、溶着機構4と、溶断機構5とを備えてい
る。
【0014】挟持機構2は、溶着に先立ってポリエチレ
ン等の複数の熱収縮性のプラスチックフィルム6を挟持
して位置決めするためのものであり、また張力除去機構
3は、2箇所が挟持機構2で挟持された熱収縮性のプラ
スチックフィルム6に作用する張力を除去するためのも
のであって、本実施例においては一体構造として構成さ
れており、挟持機構2の受け台8は基台(図示せず)に
2つの受け具10が平行に固定され、該受け具10の上
面は逆ハの字形に傾斜面10aが形成されている。即
ち、傾斜面10aは溶断機構5が位置する中心部に向け
て両方共同一角度、例えば15°の下り勾配に形成され
ている。
ン等の複数の熱収縮性のプラスチックフィルム6を挟持
して位置決めするためのものであり、また張力除去機構
3は、2箇所が挟持機構2で挟持された熱収縮性のプラ
スチックフィルム6に作用する張力を除去するためのも
のであって、本実施例においては一体構造として構成さ
れており、挟持機構2の受け台8は基台(図示せず)に
2つの受け具10が平行に固定され、該受け具10の上
面は逆ハの字形に傾斜面10aが形成されている。即
ち、傾斜面10aは溶断機構5が位置する中心部に向け
て両方共同一角度、例えば15°の下り勾配に形成され
ている。
【0015】そして受け台8に対向して押圧台9が配設
され、該押圧台9は流体圧シリンダ11のピストンロッ
ド12に可動台13が固定され、該可動台13の両側に
はゴム等の弾性部材14を介してねじ15によって2つ
の押圧具16が受け具10の傾斜面10aに対向して平
行に装着されており、弾性部材14の弾性によって可動
台13に対して自由度を以て装着されている。
され、該押圧台9は流体圧シリンダ11のピストンロッ
ド12に可動台13が固定され、該可動台13の両側に
はゴム等の弾性部材14を介してねじ15によって2つ
の押圧具16が受け具10の傾斜面10aに対向して平
行に装着されており、弾性部材14の弾性によって可動
台13に対して自由度を以て装着されている。
【0016】受け具10及び押圧具16は金属又は樹脂
等で製作された2m程度の長さを持つ板状部材であり、
その表面はプラスチックフィルム6を挟持して擦っても
該プラスチックフィルム6を傷付けることのないように
十分に磨かれて仕上げられており、また可動台13の端
部には基台に立設されたガイドロッド18と嵌合するガ
イドブッシュ13aが固定され、可動台13の押圧具1
6が正しく受け具10に対向して位置決めされて滑らか
に接近又は離脱する方向に移動できるように構成されて
いる。
等で製作された2m程度の長さを持つ板状部材であり、
その表面はプラスチックフィルム6を挟持して擦っても
該プラスチックフィルム6を傷付けることのないように
十分に磨かれて仕上げられており、また可動台13の端
部には基台に立設されたガイドロッド18と嵌合するガ
イドブッシュ13aが固定され、可動台13の押圧具1
6が正しく受け具10に対向して位置決めされて滑らか
に接近又は離脱する方向に移動できるように構成されて
いる。
【0017】そして流体圧シリンダ11を作動させて可
動台13を矢印A方向に移動させて受け具10と押圧具
16との間にプラスチックフィルム6を幅方向の全長に
わたって挟持した後、図3において可動台13を更に矢
印A方向に移動させることにより弾性部材14を変形さ
せて押圧具16を受け具10の傾斜面10aに沿わせて
矢印B又はC方向に互いに接近させる方向にわずかに移
動させるようになっている。
動台13を矢印A方向に移動させて受け具10と押圧具
16との間にプラスチックフィルム6を幅方向の全長に
わたって挟持した後、図3において可動台13を更に矢
印A方向に移動させることにより弾性部材14を変形さ
せて押圧具16を受け具10の傾斜面10aに沿わせて
矢印B又はC方向に互いに接近させる方向にわずかに移
動させるようになっている。
【0018】溶着機構4は、2枚のプラスチックフィル
ム6を溶融させて溶着するためのものであって、可動台
13に対向して2つの受け具10の間に配設され、流体
圧シリンダ19のピストンロッド20にカートリッジヒ
ータなどの電気ヒータ21が埋め込まれた加熱板22が
固定され、流体圧シリンダ19を作動させて加熱板22
を上下方向に移動させることができるようになってい
る。
ム6を溶融させて溶着するためのものであって、可動台
13に対向して2つの受け具10の間に配設され、流体
圧シリンダ19のピストンロッド20にカートリッジヒ
ータなどの電気ヒータ21が埋め込まれた加熱板22が
固定され、流体圧シリンダ19を作動させて加熱板22
を上下方向に移動させることができるようになってい
る。
【0019】加熱板22は、熱伝導率のよい銅等の金属
で製作され、受け具10及び押圧具16と同じく2m程
度の長さを持つ板状部材であり、プラスチックフィルム
6を溶融させる上面には溝22aが形成されて二又状に
なっており、電気ヒータ21からの熱によって加熱板2
2をプラスチックフィルム6の溶融温度以上、例えば1
30℃程度に加熱するように構成されている。
で製作され、受け具10及び押圧具16と同じく2m程
度の長さを持つ板状部材であり、プラスチックフィルム
6を溶融させる上面には溝22aが形成されて二又状に
なっており、電気ヒータ21からの熱によって加熱板2
2をプラスチックフィルム6の溶融温度以上、例えば1
30℃程度に加熱するように構成されている。
【0020】可動台13の下端には、溝23aが形成さ
れたシリコンゴム等の耐熱性のゴムで製作された受けゴ
ム23が加熱板22に対向して固定されており、流体圧
シリンダ19を作動させて加熱板22を上昇させたと
き、該加熱板22を受けゴム23に押圧してプラスチッ
クフィルム6を挟持し、該プラスチックフィルム6を溶
融させて平行な2本の線で溶着するように構成されてい
る。
れたシリコンゴム等の耐熱性のゴムで製作された受けゴ
ム23が加熱板22に対向して固定されており、流体圧
シリンダ19を作動させて加熱板22を上昇させたと
き、該加熱板22を受けゴム23に押圧してプラスチッ
クフィルム6を挟持し、該プラスチックフィルム6を溶
融させて平行な2本の線で溶着するように構成されてい
る。
【0021】溶断機構5は、プラスチックフィルム6を
熱によって溶断するためのものであって、加熱板22の
溝22aに対向して該加熱板22の上方にニクロム線等
の熱線24が配設され、流体圧シリンダ19を作動させ
て加熱板22を上昇させたとき、熱線24を溝23aと
係合させて位置決めしながら該加熱板22と共に上昇さ
せてプラスチックフィルム6に押圧し、熱により該プラ
スチックフィルム6を溶断するようになっている。
熱によって溶断するためのものであって、加熱板22の
溝22aに対向して該加熱板22の上方にニクロム線等
の熱線24が配設され、流体圧シリンダ19を作動させ
て加熱板22を上昇させたとき、熱線24を溝23aと
係合させて位置決めしながら該加熱板22と共に上昇さ
せてプラスチックフィルム6に押圧し、熱により該プラ
スチックフィルム6を溶断するようになっている。
【0022】夫々の受け具10の両側には、冷却ノズル
26がねじ25によって固定されており、図示しない圧
縮空気供給源からの圧縮空気をノズル26aからプラス
チックフィルム6の溶着部に1秒間程度噴出して冷却す
るようになっている。
26がねじ25によって固定されており、図示しない圧
縮空気供給源からの圧縮空気をノズル26aからプラス
チックフィルム6の溶着部に1秒間程度噴出して冷却す
るようになっている。
【0023】またプラスチックフィルムの溶着、溶断装
置1には、プラスチックフィルム6が巻かれたプラスチ
ックフィルムロール(図示せず)が上下2箇所に配設さ
れており、該プラスチックフィルムロールからプラスチ
ックフィルム6を引き出し、案内して溶着機構4、溶断
機構5に供給する多数の上ロール28及び下ロール29
が配設されている。
置1には、プラスチックフィルム6が巻かれたプラスチ
ックフィルムロール(図示せず)が上下2箇所に配設さ
れており、該プラスチックフィルムロールからプラスチ
ックフィルム6を引き出し、案内して溶着機構4、溶断
機構5に供給する多数の上ロール28及び下ロール29
が配設されている。
【0024】そして本発明の方法は、複数のプラスチッ
クフィルム6を近接した2箇所で溶着し、該2箇所の溶
着部の中間部に熱線24を押圧して前記プラスチックフ
ィルム6を溶断するプラスチックフィルム6の溶着、溶
断方法において、前記複数のプラスチックフィルム6を
前記溶着部の近傍で挟持した後、該挟持部を互いに接近
する方向にわずかに移動させて前記挟持部の間の前記複
数のプラスチックフィルム6に弛みを与えて張力を除去
し、該張力が前記複数のプラスチックフィルム6に作用
しない状態で前記複数のプラスチックフィルム6の溶着
部を加熱して近接する2箇所で溶着し、更に2箇所の該
溶着部の中間部に熱線24を押圧して前記複数のプラス
チックフィルム6を溶断する方法である。
クフィルム6を近接した2箇所で溶着し、該2箇所の溶
着部の中間部に熱線24を押圧して前記プラスチックフ
ィルム6を溶断するプラスチックフィルム6の溶着、溶
断方法において、前記複数のプラスチックフィルム6を
前記溶着部の近傍で挟持した後、該挟持部を互いに接近
する方向にわずかに移動させて前記挟持部の間の前記複
数のプラスチックフィルム6に弛みを与えて張力を除去
し、該張力が前記複数のプラスチックフィルム6に作用
しない状態で前記複数のプラスチックフィルム6の溶着
部を加熱して近接する2箇所で溶着し、更に2箇所の該
溶着部の中間部に熱線24を押圧して前記複数のプラス
チックフィルム6を溶断する方法である。
【0025】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図2及び図5におい
て、プラスチックフィルムロール(図示せず)から2枚
のプラスチックフィルム6を繰り出して夫々多数の上ロ
ール28及び下ロール29で案内して溶着機構2に供給
する。
以下その作用について説明する。図2及び図5におい
て、プラスチックフィルムロール(図示せず)から2枚
のプラスチックフィルム6を繰り出して夫々多数の上ロ
ール28及び下ロール29で案内して溶着機構2に供給
する。
【0026】そして図5に示す如く包装すべき製品30
を該2枚のプラスチックフィルム6の間に挿入するとセ
ンサ(図示せず)が該製品30を検出して流体圧シリン
ダ11を作動させて可動台13を矢印A方向に移動さ
せ、押圧具16を受け具10に押圧して2枚のプラスチ
ックフィルム6を受け具10と押圧具16との間で挟持
する。
を該2枚のプラスチックフィルム6の間に挿入するとセ
ンサ(図示せず)が該製品30を検出して流体圧シリン
ダ11を作動させて可動台13を矢印A方向に移動さ
せ、押圧具16を受け具10に押圧して2枚のプラスチ
ックフィルム6を受け具10と押圧具16との間で挟持
する。
【0027】図3及び図6において、更に流体圧シリン
ダ11のピストンロッド12が伸長して可動台13を矢
印A方向に移動させると、弾性部材14が弾性変形して
押圧具16は受け具10の傾斜面10aに沿って矢印B
又はC方向に互いに接近する方向にわずかに移動して挟
持された2枚のプラスチックフィルム6を弛ませて該プ
ラスチックフィルム6に作用する張力を除去する。
ダ11のピストンロッド12が伸長して可動台13を矢
印A方向に移動させると、弾性部材14が弾性変形して
押圧具16は受け具10の傾斜面10aに沿って矢印B
又はC方向に互いに接近する方向にわずかに移動して挟
持された2枚のプラスチックフィルム6を弛ませて該プ
ラスチックフィルム6に作用する張力を除去する。
【0028】次いで図4及び図7において、流体圧シリ
ンダ19を作動させてピストンロッド20を伸長させて
加熱板22を矢印D方向に上昇させ、挟持された2枚の
プラスチックフィルム6を介して該加熱板22を受けゴ
ム23に押圧して電気ヒータ21からの熱によって該プ
ラスチックフィルム6を溶融温度以上に加熱して溶融さ
せて平行な2本の線で溶着させると共に、熱線24をプ
ラスチックフィルム6に押圧して熱により該プラスチッ
クフィルム6を2箇所の溶着部の間で溶断する。
ンダ19を作動させてピストンロッド20を伸長させて
加熱板22を矢印D方向に上昇させ、挟持された2枚の
プラスチックフィルム6を介して該加熱板22を受けゴ
ム23に押圧して電気ヒータ21からの熱によって該プ
ラスチックフィルム6を溶融温度以上に加熱して溶融さ
せて平行な2本の線で溶着させると共に、熱線24をプ
ラスチックフィルム6に押圧して熱により該プラスチッ
クフィルム6を2箇所の溶着部の間で溶断する。
【0029】そして圧縮空気供給源からの圧縮空気を冷
却ノズル26のノズル26aからプラスチックフィルム
6の溶着部に1秒間程度噴出して該溶着部を冷却する。
却ノズル26のノズル26aからプラスチックフィルム
6の溶着部に1秒間程度噴出して該溶着部を冷却する。
【0030】上記した操作により製品30の前後が溶着
されて筒状となったプラスチックフィルム6でくるまれ
た製品30は、次工程に搬送されて熱風が吹き付けられ
て該製品30にぴったりとなるまでプラスチックフィル
ム6が熱収縮して製品30が包装される。
されて筒状となったプラスチックフィルム6でくるまれ
た製品30は、次工程に搬送されて熱風が吹き付けられ
て該製品30にぴったりとなるまでプラスチックフィル
ム6が熱収縮して製品30が包装される。
【0031】上記した操作が順次自動的に繰り返されて
製品30は、次々とプラスチックフィルム6で包装され
る。
製品30は、次々とプラスチックフィルム6で包装され
る。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上記のように複数のプラスチ
ックフィルムを近接する2箇所で挟持した後、該挟持点
をわずかに互いに接近する方向に移動させて挟持された
プラスチックフィルムを弛ませた状態で該複数のプラス
チックフィルムを近接する2箇所で溶着すると共に溶着
部の中間部に熱線を押圧して溶断するようにしたので、
該プラスチックフィルムに張力が作用していない状態で
溶着、溶断でき、またこの結果プラスチックフィルムが
溶着部で引き伸ばされることを防止でき、該溶着部の強
度を低下させることなく、かつ外観不良の発生を皆無と
して製品価値を高めることができる効果がある。
ックフィルムを近接する2箇所で挟持した後、該挟持点
をわずかに互いに接近する方向に移動させて挟持された
プラスチックフィルムを弛ませた状態で該複数のプラス
チックフィルムを近接する2箇所で溶着すると共に溶着
部の中間部に熱線を押圧して溶断するようにしたので、
該プラスチックフィルムに張力が作用していない状態で
溶着、溶断でき、またこの結果プラスチックフィルムが
溶着部で引き伸ばされることを防止でき、該溶着部の強
度を低下させることなく、かつ外観不良の発生を皆無と
して製品価値を高めることができる効果がある。
【0033】またプラスチックフィルムを挟持する受け
台の受け面を傾斜面として構成したので、単にプラスチ
ックフィルムを受け面に押圧して挟持するだけで、該挟
持部のプラスチックフィルムをわずかに互いに接近する
方向に移動させることができるため、安価かつ簡単な機
構で確実に挟持したプラスチックフィルムの張力を除去
でき、完全かつきれいな溶着、溶断を可能とし得る効果
がある。
台の受け面を傾斜面として構成したので、単にプラスチ
ックフィルムを受け面に押圧して挟持するだけで、該挟
持部のプラスチックフィルムをわずかに互いに接近する
方向に移動させることができるため、安価かつ簡単な機
構で確実に挟持したプラスチックフィルムの張力を除去
でき、完全かつきれいな溶着、溶断を可能とし得る効果
がある。
【図1】プラスチックフィルムの溶着、溶断装置の要部
破断斜視図である。
破断斜視図である。
【図2】プラスチックフィルムの溶着、溶断装置の使用
状態を示す要部拡大縦断面図である。
状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図3】挟持機構によってプラスチックフィルムが挟持
された状態を示す図2と同様の要部拡大縦断面図であ
る。
された状態を示す図2と同様の要部拡大縦断面図であ
る。
【図4】プラスチックフィルムが溶着機構及び溶断機構
によって溶着、溶断される状態を示す図2と同様の要部
拡大縦断面図である。
によって溶着、溶断される状態を示す図2と同様の要部
拡大縦断面図である。
【図5】製品を2枚のプラスチックフィルムの間に挿入
した状態を示す正面図である。
した状態を示す正面図である。
【図6】製品の後端において2枚のプラスチックフィル
ムを挟持した状態を示す正面図である。
ムを挟持した状態を示す正面図である。
【図7】2枚のプラスチックフィルムを製品の後端にお
いて溶着、溶断する状態を示す正面図である。
いて溶着、溶断する状態を示す正面図である。
1 プラスチックフィルムの溶着、溶断装置 2 挟持機構 3 張力除去機構 4 溶着機構 5 溶断機構 6 プラスチックフィルム 8 受け台 9 押圧台 10a 傾斜面 24 熱線
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のプラスチックフィルムを近接した
2箇所で溶着し、該2箇所の溶着部の中間部に熱線を押
圧して前記プラスチックフィルムを溶断するプラスチッ
クフィルムの溶着、溶断方法において、前記複数のプラ
スチックフィルムを前記溶着部の近傍で挟持した後、該
挟持部を互いに接近する方向にわずかに移動させて前記
挟持部の間の前記複数のプラスチックフィルムに弛みを
与えて張力を除去し、該張力が前記複数のプラスチック
フィルムに作用しない状態で前記複数のプラスチックフ
ィルムの溶着部を加熱して近接する2箇所で溶着し、更
に2箇所の該溶着部の中間部に熱線を押圧して前記複数
のプラスチックフィルムを溶断することを特徴とするプ
ラスチックフィルムの溶着、溶断方法。 - 【請求項2】 互いに接近又は離間して複数のプラスチ
ックフィルムを近接する2箇所で挟持する一対の挟持機
構と、前記複数のプラスチックフィルムを前記挟持部の
近傍の2箇所で加熱して溶着する溶着機構と、前記一対
の挟持機構を互いに接近する方向にわずかに移動させて
挟持された前記複数のプラスチックフィルムの張力を除
去する張力除去機構と、該張力が除去された前記複数の
プラスチックフィルムに熱線を押圧して前記複数のプラ
スチックフィルムを溶断する溶断機構とを備えたことを
特徴とするプラスチックフィルムの溶着、溶断装置。 - 【請求項3】 押圧方向に向かうに従って次第に互いに
接近するように傾斜面が形成された一対の受け台と夫々
の前記傾斜面に複数のプラスチックフィルムを押圧して
挟持する一対の押圧台とからなる一対の挟持機構と、該
一対の挟持機構の間に配設され挟持された前記複数のプ
ラスチックフィルムを挟持部の近傍の2箇所で加熱して
溶着する溶着機構と、2箇所の該溶着部の中間部に熱線
を押圧して前記複数のプラスチックフィルムを溶断する
溶断機構とを備え、前記傾斜面と前記押圧台とで前記複
数のプラスチックフィルムを挟持した後、前記押圧台を
前記傾斜面に沿わせて互いに接近するする方向にわずか
に移動させて挟持された前記複数のプラスチックフィル
ムを弛ませ、張力が除去された前記複数のプラスチック
フィルムを前記溶着機構で溶着し、該溶着部の中間部に
前記熱線を押圧して前記複数のプラスチックフィルムを
溶断するように構成したことを特徴とするプラスチック
フィルムの溶着、溶断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340319A JPH08183099A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | プラスチックフィルムの溶着、溶断方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340319A JPH08183099A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | プラスチックフィルムの溶着、溶断方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08183099A true JPH08183099A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18335816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6340319A Pending JPH08183099A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | プラスチックフィルムの溶着、溶断方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08183099A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010247384A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Kawakami Sangyo Co Ltd | シール装置 |
-
1994
- 1994-12-30 JP JP6340319A patent/JPH08183099A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010247384A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Kawakami Sangyo Co Ltd | シール装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4475653A (en) | Package and process of forming same | |
KR20090013125A (ko) | 폴리머 필름 스플라이싱 방법과 장치, 및 연신방법 | |
JP4171950B2 (ja) | ポリウレタンフイルムとポリエチレンフイルムの複合フイルムを被融着板材に熱融着する融着方法及びその熱融着機 | |
KR20090043653A (ko) | 포장지 실링장치 및 실링방법 | |
JPH08183099A (ja) | プラスチックフィルムの溶着、溶断方法及び装置 | |
US4267005A (en) | Heat sealing apparatus | |
FR2690377A1 (fr) | Dispositif pour la soudure de bandes de feuille en matière thermoplastique. | |
JP3664530B2 (ja) | 包材用フィルムの溶断溶着方法及びその装置 | |
KR102659348B1 (ko) | Pe 및 pvc 필름 겸용 포장 필름 실링기 및 이를 포함하는 탄소섬유 전용 수축 포장장치 | |
JP3118478B2 (ja) | 包装装置 | |
US5199247A (en) | Arrangement for enveloping objects in enveloping material taken from two storage reels | |
JP3709593B2 (ja) | 合成樹脂チューブの製造方法および製造装置 | |
EP0863840B1 (en) | Process and apparatus for synthetic packaging | |
JP2003081332A (ja) | 包装物およびその包装装置 | |
JP2777527B2 (ja) | 外装フイルム付き包装体の製造方法 | |
JPH0632330A (ja) | 包装用フィルム溶断溶着装置 | |
JP3617748B2 (ja) | 熱収縮性フィルムによる収縮包装体とそのフィルム溶断溶着装置 | |
JP2018052608A (ja) | 包装方法と包装装置 | |
JPH0565146A (ja) | フイルムの溶断溶着装置 | |
EP0095498A1 (en) | Heat welding of thermoplastics | |
EP0170531B1 (en) | Handles for wrapped packages | |
JP4370386B2 (ja) | 補修用フィルム貼付装置及びペール缶内面樹脂フィルム補修装置 | |
JPH04267724A (ja) | 包装装置 | |
KR100192139B1 (ko) | 봉함기능을 갖는 비닐포장대의 제조장치 | |
JPH0744573Y2 (ja) | 包装用フィルム溶断溶着装置 |