JPH08182630A - あく取り器 - Google Patents
あく取り器Info
- Publication number
- JPH08182630A JPH08182630A JP34090094A JP34090094A JPH08182630A JP H08182630 A JPH08182630 A JP H08182630A JP 34090094 A JP34090094 A JP 34090094A JP 34090094 A JP34090094 A JP 34090094A JP H08182630 A JPH08182630 A JP H08182630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harshness
- soup
- section
- liquid
- remover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で手軽に使用でき、また使用後の
処理も容易なあく取り器を提供する。 【構成】 調理等で加熱される液体に生じるあくを排除
するためのあく取り器において、取っ手の先端部に設け
られ液体中にひたされる液体の収納部分の底部の少なく
とも一部を上方に突出させ、その突出部の上部に開口部
を有する。
処理も容易なあく取り器を提供する。 【構成】 調理等で加熱される液体に生じるあくを排除
するためのあく取り器において、取っ手の先端部に設け
られ液体中にひたされる液体の収納部分の底部の少なく
とも一部を上方に突出させ、その突出部の上部に開口部
を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調理等において鍋などの
中で加熱される液体に生じるあくを排除するためのあく
取り器に関する。
中で加熱される液体に生じるあくを排除するためのあく
取り器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、あくを取るためには鍋などで液体
を取り混ぜるためのおたまや、馬の毛、特に尻尾などの
毛による刷毛が使用されている。
を取り混ぜるためのおたまや、馬の毛、特に尻尾などの
毛による刷毛が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらにより
あくを取る時、おたまの場合にはあくと一緒に鍋などの
中の液体つまりスープまでかなりの量を掬ってしまい、
その結果スープの量・味の再調整が必要となるし、スー
プの量が減るためせっかく出した味のうま味が逃げてし
まうという欠点を有していた。
あくを取る時、おたまの場合にはあくと一緒に鍋などの
中の液体つまりスープまでかなりの量を掬ってしまい、
その結果スープの量・味の再調整が必要となるし、スー
プの量が減るためせっかく出した味のうま味が逃げてし
まうという欠点を有していた。
【0004】また馬の毛の刷毛を使用するとその使用後
の洗浄において、刷毛の毛と毛の間にこびりついたあく
をすべて洗い流すために労力が必要となって手間がかか
るという欠点を有しており、さらに例えばレストラン、
もつ鍋屋などの食品サービス業等で長時間使用するには
衛生上にも問題のあるものであった。
の洗浄において、刷毛の毛と毛の間にこびりついたあく
をすべて洗い流すために労力が必要となって手間がかか
るという欠点を有しており、さらに例えばレストラン、
もつ鍋屋などの食品サービス業等で長時間使用するには
衛生上にも問題のあるものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記の課題を
解決するために、簡単な構造で手軽に使用でき、また使
用後の処理も容易なあく取り器を提供することを目的と
する。
解決するために、簡単な構造で手軽に使用でき、また使
用後の処理も容易なあく取り器を提供することを目的と
する。
【0006】そのために本発明のあく取り器は、取っ手
の先端部に設けられ鍋などの中の液体中にひたされる液
体の収納部分の底部の少なくとも一部を上方に突出さ
せ、その突出部の上部に開口部を有する構成を備える。
の先端部に設けられ鍋などの中の液体中にひたされる液
体の収納部分の底部の少なくとも一部を上方に突出さ
せ、その突出部の上部に開口部を有する構成を備える。
【0007】
【作用】この構成により、本発明のあく取り器を鍋など
のあくの浮いている上から液体にひたすと、収納部分が
押しのけた周囲の液体に押されて液体の収納部分の底部
に設けられた突出部の上部の開口部から、表面に浮いて
いたあくが収納部分内に入ってきて溜まる。
のあくの浮いている上から液体にひたすと、収納部分が
押しのけた周囲の液体に押されて液体の収納部分の底部
に設けられた突出部の上部の開口部から、表面に浮いて
いたあくが収納部分内に入ってきて溜まる。
【0008】適量が収納部分に溜められると、あく取り
器を液体から引き上げて中のあくを外に捨てる。まだ他
にあくが液体に残っていると上述の手順を再度繰り返し
てあくを収納部分に取り込み鍋などの外部に取り出す。
器を液体から引き上げて中のあくを外に捨てる。まだ他
にあくが液体に残っていると上述の手順を再度繰り返し
てあくを収納部分に取り込み鍋などの外部に取り出す。
【0009】こうして液体からあくを取り去った後、あ
く取り器を洗ってついたあくを落とし処理を終わる。
く取り器を洗ってついたあくを落とし処理を終わる。
【0010】
【実施例】以下に添付の図面を参照して、本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
【0011】図1は本発明による第1実施例のあく取り
器の斜視図、図2は図1の実施例の実際の使用を説明す
る側面断面図を示す。
器の斜視図、図2は図1の実施例の実際の使用を説明す
る側面断面図を示す。
【0012】図1、図2において、1は本発明の第1実
施例によるあく取り器の取っ手すなわち柄の部分、2は
あくや液体の収納を行う有底の円筒部、3はその円筒部
2の底部中央から上方に突出した突出部、4はその突出
部の頂部に設けられた開口部をそれぞれ示す。また5は
液体中や円筒部2の内部に収納されたあくを示す。
施例によるあく取り器の取っ手すなわち柄の部分、2は
あくや液体の収納を行う有底の円筒部、3はその円筒部
2の底部中央から上方に突出した突出部、4はその突出
部の頂部に設けられた開口部をそれぞれ示す。また5は
液体中や円筒部2の内部に収納されたあくを示す。
【0013】図2に示されるように本発明のあく取り器
の円筒部2を鍋の中の液体すなわちスープに浮いている
あくの上からこのスープにひたすと、円筒部2に押しの
けられた周囲のスープに押されて円筒部2の底部から突
出している突出部3の先端の開口部4を通って、あく5
が円筒部2の内部にでてきて溜まる。この時最初にあく
5がでてくるため、あくだけ取り易い。
の円筒部2を鍋の中の液体すなわちスープに浮いている
あくの上からこのスープにひたすと、円筒部2に押しの
けられた周囲のスープに押されて円筒部2の底部から突
出している突出部3の先端の開口部4を通って、あく5
が円筒部2の内部にでてきて溜まる。この時最初にあく
5がでてくるため、あくだけ取り易い。
【0014】あく5および多少のスープがその内部に適
量溜まると、使用者はこのあく取り器を鍋から引き上げ
て、その内部に溜まったあく等を外に捨てる。
量溜まると、使用者はこのあく取り器を鍋から引き上げ
て、その内部に溜まったあく等を外に捨てる。
【0015】まだ鍋の中のスープにあくが残っている場
合には再度このあく取り器をあくの上からスープにひた
してあくを取る手順を繰り返す。
合には再度このあく取り器をあくの上からスープにひた
してあくを取る手順を繰り返す。
【0016】スープからあくの除去が完了すると、あく
取り器を水または洗剤等を利用して洗い、あく取り器に
ついたあくを取り去ってあく取り器の収納場所へしま
う。
取り器を水または洗剤等を利用して洗い、あく取り器に
ついたあくを取り去ってあく取り器の収納場所へしま
う。
【0017】図1、図2の第1実施例では、突出部はほ
ぼ円錐形の形状を示しているが、この突出部の形状は円
柱形状でもよく、またこれらの形状のみに限定されるも
のでもない。
ぼ円錐形の形状を示しているが、この突出部の形状は円
柱形状でもよく、またこれらの形状のみに限定されるも
のでもない。
【0018】また第1実施例では開口部4は突出部3の
頂部先端に設けられているが、図3の本発明による第2
実施例に示すように、突出部3の頂部付近の側面に少な
くとも1つ、好ましくは2個の相対する開口部4′を設
けてもよい。
頂部先端に設けられているが、図3の本発明による第2
実施例に示すように、突出部3の頂部付近の側面に少な
くとも1つ、好ましくは2個の相対する開口部4′を設
けてもよい。
【0019】さらに図4の本発明による第3実施例で
は、その円筒部2の底部から突出する突出部3′を2箇
所として、よりあく5を取り易くしている。
は、その円筒部2の底部から突出する突出部3′を2箇
所として、よりあく5を取り易くしている。
【0020】このあく取り器の使用においては、鍋の中
のあくの部分の上からこのあく取り器をスープの中にひ
たすだけなので、誰にでも簡単にでき、操作がし易い。
のあくの部分の上からこのあく取り器をスープの中にひ
たすだけなので、誰にでも簡単にでき、操作がし易い。
【0021】このあく取り器は通常のおたまに使用され
るような軽金属若しくは耐熱製素材によって作られても
いいし、また透明なプラスチック製のもので見易いよう
に作成してもよい。
るような軽金属若しくは耐熱製素材によって作られても
いいし、また透明なプラスチック製のもので見易いよう
に作成してもよい。
【0022】またこのあく取り器を小さいサイズで作成
して、鍋のすみや凸凹部のあくも取り易くすることがで
きる。
して、鍋のすみや凸凹部のあくも取り易くすることがで
きる。
【0023】
【効果】上述の本発明の簡単な構造のあく取り器によっ
て、使用者は鍋などのスープのあくの除去を容易かつ手
軽に行え、また使用後の洗浄などの処理も容易に済ませ
ることができる。
て、使用者は鍋などのスープのあくの除去を容易かつ手
軽に行え、また使用後の洗浄などの処理も容易に済ませ
ることができる。
【図1】本発明による第1実施例のあく取り器の斜視
図。
図。
【図2】図1の実施例のあく取り器の使用を説明する側
面断面図。
面断面図。
【図3】本発明の第2実施例の側面断面図。
【図4】本発明の第3実施例の側面断面図。
1 取っ手 2 収納部分 3.3′ 突出部 4.4′ 開口部 5 あく
Claims (7)
- 【請求項1】調理等で加熱される液体に生じるあくを排
除するためのあく取り器において、取っ手の先端部に設
けられ前記液体中にひたされる前記液体の収納部分の底
部の少なくとも一部を上方に突出させ、その突出部の上
部に開口部を有するあく取り器。 - 【請求項2】請求項1に記載のあく取り器において、前
記収納部分が有底のほぼ円筒形であることを特徴とする
あく取り器。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のあく取り器にお
いて、前記突出部がほぼ円錐形状を示すことを特徴とす
るあく取り器。 - 【請求項4】請求項1または2に記載のあく取り器にお
いて、前記突出部がほぼ円柱形状を示すことを特徴とす
るあく取り器。 - 【請求項5】請求項1から4のいずれか一項に記載のあ
く取り器において、前記開口部が前記突出部の頂部先端
に設けられることを特徴とするあく取り器。 - 【請求項6】請求項1から4のいずれか一項に記載のあ
く取り器において、前記開口部が前記突出部の頂部付近
の側面に向い合って2個所設けられることを特徴とする
あく取り器。 - 【請求項7】請求項1から6のいずれか一項に記載のあ
く取り器において、前記突出部が前記収納部分の底部か
ら2箇所突出することを特徴とするあく取り器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34090094A JPH08182630A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | あく取り器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34090094A JPH08182630A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | あく取り器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08182630A true JPH08182630A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18341350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34090094A Pending JPH08182630A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | あく取り器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08182630A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008117873A1 (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-02 | Towa Techno Co., Ltd. | 液状食品のすくい用具 |
JP2021176420A (ja) * | 2020-05-08 | 2021-11-11 | さとみ 池島 | 紙製スプーン |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP34090094A patent/JPH08182630A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008117873A1 (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-02 | Towa Techno Co., Ltd. | 液状食品のすくい用具 |
JP2008237678A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Towa Techno:Kk | 液状食品のすくい用具 |
JP2021176420A (ja) * | 2020-05-08 | 2021-11-11 | さとみ 池島 | 紙製スプーン |
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