JPH08182256A - ロータリエンコーダを備える回転電機 - Google Patents
ロータリエンコーダを備える回転電機Info
- Publication number
- JPH08182256A JPH08182256A JP6317856A JP31785694A JPH08182256A JP H08182256 A JPH08182256 A JP H08182256A JP 6317856 A JP6317856 A JP 6317856A JP 31785694 A JP31785694 A JP 31785694A JP H08182256 A JPH08182256 A JP H08182256A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary encoder
- end plate
- rotary
- bracket
- shaft
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Optical Transform (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】回転電機の熱がロータリエンコーダに伝わりに
くくし、ロータリエンコーダの寿命を長くする。 【構成】反運転側のブラケット1の端部に軸5の軸端5
aを突出させる。ブラケット1の端部にロータリエンコ
ーダ6の固定部6aを取付具7で結合し、軸端5aにロ
ータリエンコーダ6の回転部6bを直結させる。ロータ
リエンコーダ6は防塵容器10で囲まれる。防塵容器1
0は、軸端5aが貫通する運転側端板11と筒12と反
運転側端板13とからなる。運転側端板11と筒12と
は一体でカップ状をなし、筒12と反運転側端板13と
が軸方向に分離可能である。ブラケット1と運転側端板
11との間に空気層14を設けて結合する。防塵容器1
0の運転側端板11の外周部とブラケット1の端部との
間の凸部15により生じる切欠けにより空気層14と外
気とを連通させる。
くくし、ロータリエンコーダの寿命を長くする。 【構成】反運転側のブラケット1の端部に軸5の軸端5
aを突出させる。ブラケット1の端部にロータリエンコ
ーダ6の固定部6aを取付具7で結合し、軸端5aにロ
ータリエンコーダ6の回転部6bを直結させる。ロータ
リエンコーダ6は防塵容器10で囲まれる。防塵容器1
0は、軸端5aが貫通する運転側端板11と筒12と反
運転側端板13とからなる。運転側端板11と筒12と
は一体でカップ状をなし、筒12と反運転側端板13と
が軸方向に分離可能である。ブラケット1と運転側端板
11との間に空気層14を設けて結合する。防塵容器1
0の運転側端板11の外周部とブラケット1の端部との
間の凸部15により生じる切欠けにより空気層14と外
気とを連通させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロータリエンコーダ
を備える回転電機に関する。
を備える回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例の要部半断面図である。図
において、回転電機の外被を形成するブラケット1とフ
レーム2との中に固定子3と回転子4とが収納される。
反運転側のブラケット1の端部に軸受1aを介して軸5
の軸端5aを突出させる。ブラケット1の端部にロータ
リエンコーダ6の固定部6aを取付具7を介して結合
し、軸端5aにロータリエンコーダ6の回転部6bを直
結させる。
において、回転電機の外被を形成するブラケット1とフ
レーム2との中に固定子3と回転子4とが収納される。
反運転側のブラケット1の端部に軸受1aを介して軸5
の軸端5aを突出させる。ブラケット1の端部にロータ
リエンコーダ6の固定部6aを取付具7を介して結合
し、軸端5aにロータリエンコーダ6の回転部6bを直
結させる。
【0003】ロータリエンコーダ6はカップ状のカバー
31で囲まれ、カバー31の開口する端部はブラケット
1の端部に防塵性を持たせて取付けられる。
31で囲まれ、カバー31の開口する端部はブラケット
1の端部に防塵性を持たせて取付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例では、ロ
ータリエンコーダ6の防塵性は確保される。しかし、回
転電機の高温の熱が、外被の一部であるブラケット1か
らの直接に、またカバーを介してロータリエンコーダ6
に伝わる。そうすると、ロータリエンコーダ6の、特に
そのフォトカプラやフォトリフレクタが高温になって寿
命が短くなる。
ータリエンコーダ6の防塵性は確保される。しかし、回
転電機の高温の熱が、外被の一部であるブラケット1か
らの直接に、またカバーを介してロータリエンコーダ6
に伝わる。そうすると、ロータリエンコーダ6の、特に
そのフォトカプラやフォトリフレクタが高温になって寿
命が短くなる。
【0005】この発明の目的は、回転電機の熱がロータ
リエンコーダに伝わりにくくしてロータリエンコーダの
寿命を長くすることができるロータリエンコーダを備え
る回転電機を提供することにある。
リエンコーダに伝わりにくくしてロータリエンコーダの
寿命を長くすることができるロータリエンコーダを備え
る回転電機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明1のロータリエ
ンコーダを備える回転電機は、回転電機の外被の反運転
側端部に軸端を突出させ、端部にロータリエンコーダの
固定部を軸端にロータリエンコーダの回転部を結合させ
るロータリエンコーダを備える回転電機において、軸端
が貫通する運転側端板と筒と反運転側端板とからなり筒
の運転側から反運転側までのいずれかの部分で軸方向に
分離結合可能な防塵容器でロータリエンコーダを囲み、
外被と運転側端板との間に空気層を設けて結合するよう
にするものである。
ンコーダを備える回転電機は、回転電機の外被の反運転
側端部に軸端を突出させ、端部にロータリエンコーダの
固定部を軸端にロータリエンコーダの回転部を結合させ
るロータリエンコーダを備える回転電機において、軸端
が貫通する運転側端板と筒と反運転側端板とからなり筒
の運転側から反運転側までのいずれかの部分で軸方向に
分離結合可能な防塵容器でロータリエンコーダを囲み、
外被と運転側端板との間に空気層を設けて結合するよう
にするものである。
【0007】発明2は発明1において、防塵容器の運転
側外周部と外被の端部との間の凸部により生じる切欠け
により空気層と外気とを連通させるものである。
側外周部と外被の端部との間の凸部により生じる切欠け
により空気層と外気とを連通させるものである。
【0008】
【作用】発明1によれば、空気層により、回転電機の熱
がロータリエンコーダに伝わりにくい。発明2によれ
ば、切欠けにより更に熱が伝わりにくい。
がロータリエンコーダに伝わりにくい。発明2によれ
ば、切欠けにより更に熱が伝わりにくい。
【0009】
【実施例】図1は実施例の要部半断面図、図2は図1の
正面図である。従来例及び各図において同一符号を付け
るものはおよそ同一機能を持ち説明を省くことがある。
これらの図において、回転電機の外被を形成するブラケ
ット1とフレーム2との中に固定子3と回転子4とが収
納される。反運転側のブラケット1の端部に軸受1aを
介して軸5の軸端5aを突出させる。ブラケット1の端
部にロータリエンコーダ6の固定部6aを取付具7を介
して結合し、軸端5aにロータリエンコーダ6の回転部
6bを直結させる。
正面図である。従来例及び各図において同一符号を付け
るものはおよそ同一機能を持ち説明を省くことがある。
これらの図において、回転電機の外被を形成するブラケ
ット1とフレーム2との中に固定子3と回転子4とが収
納される。反運転側のブラケット1の端部に軸受1aを
介して軸5の軸端5aを突出させる。ブラケット1の端
部にロータリエンコーダ6の固定部6aを取付具7を介
して結合し、軸端5aにロータリエンコーダ6の回転部
6bを直結させる。
【0010】ロータリエンコーダ6は防塵容器10で囲
まれる。防塵容器10は、軸端5aが貫通する運転側端
板11と筒12と反運転側端板13とからなる。実施例
の場合、運転側端板11と筒12とは一体でカップ状を
なし、筒12と反運転側端板13とが軸方向に分離結合
可能である。ブラケット1と運転側端板11との間に空
気層14を設けて結合する。防塵容器10の運転側端板
11の外周部とブラケット1の端部との間の凸部15に
より生じる切欠け16により空気層14と外気とを連通
させる。切欠け16が無くて空気層14のみでも、ブラ
ケット1からロータリエンコーダ6への断熱は充分ある
が、切欠け16は更に断熱を向上させる。
まれる。防塵容器10は、軸端5aが貫通する運転側端
板11と筒12と反運転側端板13とからなる。実施例
の場合、運転側端板11と筒12とは一体でカップ状を
なし、筒12と反運転側端板13とが軸方向に分離結合
可能である。ブラケット1と運転側端板11との間に空
気層14を設けて結合する。防塵容器10の運転側端板
11の外周部とブラケット1の端部との間の凸部15に
より生じる切欠け16により空気層14と外気とを連通
させる。切欠け16が無くて空気層14のみでも、ブラ
ケット1からロータリエンコーダ6への断熱は充分ある
が、切欠け16は更に断熱を向上させる。
【0011】凸部15はブラケット1に設けてもよいし
運転側端板11に設けてもよい。ロータリエンコーダ6
を運転側端板11に着脱するために、筒12と反運転側
端板13とが軸方向に分離結合可能であるが、筒12の
運転側から反運転側までのいずれかの部分で軸方向に分
離結合可能であればよい。慣用の回転電機のように、ブ
ラケット1とフレーム2とを一体にし、図の右方の運転
側の図示しないブラケットがフレーム2と分離可能であ
ってもよい。
運転側端板11に設けてもよい。ロータリエンコーダ6
を運転側端板11に着脱するために、筒12と反運転側
端板13とが軸方向に分離結合可能であるが、筒12の
運転側から反運転側までのいずれかの部分で軸方向に分
離結合可能であればよい。慣用の回転電機のように、ブ
ラケット1とフレーム2とを一体にし、図の右方の運転
側の図示しないブラケットがフレーム2と分離可能であ
ってもよい。
【0012】
【発明の効果】発明1のロータリエンコーダを備える回
転電機によれば、空気層により、回転電機の熱がロータ
リエンコーダに伝わりにくく、ロータリエンコーダの寿
命を長くすることができるという効果がある。発明2に
よれば、切欠けにより更に熱が伝わりにくいという効果
がある。
転電機によれば、空気層により、回転電機の熱がロータ
リエンコーダに伝わりにくく、ロータリエンコーダの寿
命を長くすることができるという効果がある。発明2に
よれば、切欠けにより更に熱が伝わりにくいという効果
がある。
【図1】実施例の要部半断面図
【図2】図1の正面図
【図3】従来例の要部半断面図
1 ブラケット 2 フレーム 3 固定子 4 回転子 5 軸 5a 軸端 6 ロータリエンコーダ 6a 固定部 6b 回転部 7 取付具 10 防塵容器 11 運転側端
板 12 筒 13 反運転側
端板 14 空気層 15 凸部 16 切欠け
板 12 筒 13 反運転側
端板 14 空気層 15 凸部 16 切欠け
Claims (2)
- 【請求項1】回転電機の外被の反運転側端部に軸端を突
出させ、端部にロータリエンコーダの固定部を軸端にロ
ータリエンコーダの回転部を結合させるロータリエンコ
ーダを備える回転電機において、軸端が貫通する運転側
端板と筒と反運転側端板とからなり筒の運転側から反運
転側までのいずれかの部分で軸方向に分離結合可能な防
塵容器でロータリエンコーダを囲み、外被と運転側端板
との間に空気層を設けて結合することを特徴とするロー
タリエンコーダを備える回転電機。 - 【請求項2】請求項1記載のロータリエンコーダを備え
る回転電機において、防塵容器の運転側外周部と外被の
端部との間の凸部により生じる切欠けにより空気層と外
気とを連通させることを特徴とするロータリエンコーダ
を備える回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317856A JPH08182256A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | ロータリエンコーダを備える回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317856A JPH08182256A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | ロータリエンコーダを備える回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08182256A true JPH08182256A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18092829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6317856A Pending JPH08182256A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | ロータリエンコーダを備える回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08182256A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102223051A (zh) * | 2010-04-14 | 2011-10-19 | 株式会社安川电机 | 直动旋转致动器 |
WO2013050128A3 (de) * | 2011-10-04 | 2014-05-08 | Ziehl-Abegg Ag | Statorbuchse für eine antriebseinheit eines elektromotors, vorzugsweise eines ec-gleichstrommotors |
JPWO2016067465A1 (ja) * | 2014-10-31 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | 流体制御バルブ |
CN113507181A (zh) * | 2021-05-24 | 2021-10-15 | 深圳市恒然电机有限公司 | 一种耐高温的无刷潜水电机 |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP6317856A patent/JPH08182256A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102223051A (zh) * | 2010-04-14 | 2011-10-19 | 株式会社安川电机 | 直动旋转致动器 |
JP2011239661A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-24 | Yaskawa Electric Corp | 直動回転アクチュエータ |
WO2013050128A3 (de) * | 2011-10-04 | 2014-05-08 | Ziehl-Abegg Ag | Statorbuchse für eine antriebseinheit eines elektromotors, vorzugsweise eines ec-gleichstrommotors |
JPWO2016067465A1 (ja) * | 2014-10-31 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | 流体制御バルブ |
CN107076327A (zh) * | 2014-10-31 | 2017-08-18 | 三菱电机株式会社 | 流体控制阀 |
US10197187B2 (en) | 2014-10-31 | 2019-02-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Fluid control valve |
CN113507181A (zh) * | 2021-05-24 | 2021-10-15 | 深圳市恒然电机有限公司 | 一种耐高温的无刷潜水电机 |
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