JPH0818221B2 - 切粉処理装置 - Google Patents

切粉処理装置

Info

Publication number
JPH0818221B2
JPH0818221B2 JP19859891A JP19859891A JPH0818221B2 JP H0818221 B2 JPH0818221 B2 JP H0818221B2 JP 19859891 A JP19859891 A JP 19859891A JP 19859891 A JP19859891 A JP 19859891A JP H0818221 B2 JPH0818221 B2 JP H0818221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
chip
type chip
hinge plate
cutting water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19859891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0523947A (ja
Inventor
新作 安田
毅彦 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
Priority to JP19859891A priority Critical patent/JPH0818221B2/ja
Publication of JPH0523947A publication Critical patent/JPH0523947A/ja
Publication of JPH0818221B2 publication Critical patent/JPH0818221B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械の切削によって
発生する切粉の処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】切削によって発生する色々な形状の切粉
を処理する装置として多用されている第1形式は図6,
図7に示すヒンジ板式チップコンベアがある。また第2
形式は図8に示すヒンジ板式チップコンベアにシュータ
を付属させたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1の形式の図6,図
7のものは切削水タンク1のパンチング板2上に据置か
れたチップコンベア3のコンベア機枠4の側面に水抜穴
5を穿設し、切粉はコンベア機枠4の排出口よりチップ
バケット6に集める構成であって、コンベア上に落下し
た切粉はコンベアにのって排出される。切削水はヒンジ
の隙間を通り水抜穴5より排出され切削水タンク1に集
められるものであるが、ヒンジ板コンベアで排出されな
い微小切粉は切削水とともに切削水タンク1内に流入し
ヘドロ状に溜まってタンクの清掃を定期的に行わねばな
らず保守が大変面倒である。
【0004】第2の形式の図8のものは水抜穴5をコン
ベア枠体4側面に穿設したヒンジ板式チップコンベア3
がシュータ8上に載置されヒンジの隙間を通過し水抜穴
5より流れ出た切削水はシュータ8上を流れて機外に設
けた切削液タンク1内のサブチップバケット10に流入
される。また切削水ポンプ7より切削部位に送られる切
削水の一部を分枝したパイプ9をシュータ8上の切粉流
しに供給しているものである。このため微小切粉がシュ
ータ8上に堆積して切削水の流れを悪くし、床面へ漏れ
て汚す不都合がある。またサブチップバケットに排出さ
れる切粉の量が多いため短時間でサブチップバケット1
0のヘドロ,切粉の排除をする保守が必要となり作業者
の負担が多くなるという問題がある。本発明は従来の技
術の有するこのような問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは微小な切粉からカール状の大きな
切粉及びヘドロまで容易に排出処理が可能な切粉処理装
置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために、コンベア立ち上がり手前の枠の底に水抜
穴を穿設したヒンジ板式チップコンベアと、前記水抜穴
の下側に切粉受口を有するスクレーパ式チップコンベア
と、該スクレーパ式チップコンベア上部位に設けられフ
ィルタを通して切削水を枠外に流出させる案内部材と、
切削水タンク内に設けられたヘドロ受箱と、前記ヒンジ
板式チップコンベア及びスクレーパ式チップコンベアの
搬送切粉を集めるチップバケットとを含んでなり、大き
な切粉はヒンジ板式チップコンベアで微細切粉はスクレ
ーパ式チップコンベアで排出処理するものである。
【0006】
【作用】時計方向に巡回するヒンジ板式チップコンベア
で大きな切粉は排除するが、ここで排除されずヒンジ板
に付着した小さな切粉及び隙間を通過した微小な切粉は
切削水と共にコンベア枠体の底の水抜穴より下側に配置
したスクレーパ式チップコンベアの切粉受口に流下し、
切削水はコンベア枠体に溜められコンベア上部位に設け
たフィルタを通過した切削水がヘドロ箱に流下してヘド
ロが沈澱される。オーバフローした切削水はタンクに戻
される。一方反時計方向に巡回するスクレーパ式コンベ
アがフィルタの裏面に付着の微小切粉をかき落とし底に
溜まった微小切粉をかき上げてチップバケットに排出す
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図5にもとづき
説明する。今切削切粉を発生する工作機械を旋盤とす
る。旋盤本機21の主軸に嵌着したチャック22に把持
された工作物の加工位置の下に切粉飛散防止カバー20
で囲まれた切粉受部を有し切粉をベッドの外側に排出す
るヒンジ板式の公知のチップコンベア23が設置されて
いる。このヒンジ板チップコンベア23は高脚24によ
って高床式に支持されており、コンベア機枠25の切粉
排出口29の上部で軸承されたスプロケット及び他端部
及び中間部の変曲部位に軸承されたスプロケットにより
段差に掛け渡されたエンドレスのヒンジ板コンベア27
が図1,図3で時計方向にモータで巡回するようになさ
れている。
【0008】そしてヒンジ板コンベア27の立ち上がり
部手前の底に水抜穴28が穿設されている。またヒンジ
板コンベア27の切粉排出端には切粉排出口29が形成
されていて、その下にチップバケット30が配置されて
いる。高床式のヒンジ板式チップコンベア23の下側に
は水抜穴28の真下に切粉受口32を位置させた公知の
スクレーパ式チップコンベア33がヒンジ板式チップコ
ンベア23と重ねられた形で配置されている。
【0009】コンベア機枠35の後述の切粉排出口の上
部に軸承されたスプロケット及び他端のスプロケット3
4及び中間部の変曲部位に軸承されたスプロケットによ
り段差に掛け渡されたエンドレスのスクレーパコンベア
36が図1で反時計方向にモータで巡回されるようにな
されている。そして等間隔に設立されたスクレーパ37
はコンベア機枠35の底と僅かの隙間で移動する。切粉
排出側の頂部下面には切粉排出口38が設けられていて
底からかき上げられた微小切粉はチップバケット30に
放出し集められる。このスクレーパ式チップコンベア3
3は切削水タンク40内の2本の案内棒41上に載置さ
れている。
【0010】さらにスクレーパ式チップコンベア33の
スクレーパコンベア36は常時切削水の水面下に収めら
れているものであって、切粉受口32の横位置水面また
は水面真下にフィルタ43が位置するようにフィルタ受
け44が設けられている。このフィルタ受け44はフィ
ルタ43の回り三方向が衝立で囲まれ一方の開口部は受
板を介して機外に設けた切削水タンク40内の受棒41
上に載置されたヘドロ受箱45上に開口している。そし
てフィルタ43の下面はスクレパ37と僅かの隙間と位
置するものである。また切削水タンクにフィルタ47に
区切られた小室に切削水ポンプ48が設けられている。
【0011】このように構成されたものにおいて、チャ
ック22に把持された工作物の加工指令とともに切削水
ポンプ48が駆動され切削水は配管により加工部位にシ
ャワーとなって注がれ、切粉とともにヒンジ板式チップ
コンベア23のヒンジコンベア27の上に落とされる。
切削水はヒンジの間を通り水抜穴28より下のスクレー
パ式チップコンベア33に落とされる。ヒンジ板コンベ
ア27にかかった切粉はコンベアの巡回で排出口29よ
りチップバケット30に集められる。ヒンジ板に付着し
て放出されなかった小さな切粉はコンベアの裏側より流
下する切削水により洗い流され水抜穴28,切粉受口3
2よりスクレーパ式チップコンベアの切削水溜に落ち
る。
【0012】この切削水中の比較的に大きな切粉は反時
計方向に回転するスクレーパコンベア36のスクレーパ
37により集められて底からスクレーパ37でかき上げ
られてチップバケット30に集められる。切削水中に浮
遊する微小切粉は切削水とともにフィルタ43の下側か
ら一部はフィルタに阻止されて裏面に付着するが、素通
りしたものはフィルタ受け44よりヘドロ箱45に落と
され箱内で沈澱する。オーバーフローした切削水はフィ
ルタ47を通り切削水ポンプ48でくみ上げられる。フ
イルタ43の裏側に付着して厚くなったものはスクレー
パ37によりかき採られてチップバケット30に集めら
れるものである。
【0013】
【発明の効果】上述のようであるので本発明は以下の効
果を奏する。カールする比較的大きな切粉を排出するヒ
ンジ板式チップコンベアと比較的小さな切粉をかき集め
て排出するスクレーパ式チップコンベアとを二段に組合
わせたので、色々な形状の切粉処理に対して充分に排出
機能が発揮され、またヘドロを分離して清浄な切削水を
保つことができ冷却効果が長く持続できる。また切削水
タンクを機外に設置することによりタンク内のヘドロの
清掃が容易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面一部断面説明図である。
【図2】図1のA−A線断面説明図である。
【図3】図1の要部断面説明図である。
【図4】フィルタ受けとヘドロ受箱の関係図である。
【図5】本発明の説明平面図である。
【図6】従来の第1形式の側面一部断面説明図である。
【図7】図5のB−B線断面説明図である。
【図8】従来の第2形式の側面一部断面説明図である。
【符号の説明】
23 ヒンジ板式チップコンベア 27 ヒンジ板コンベア 28 水抜穴 30 チップバケット 32 切粉受口 33 スクレーパ式チップコンベア 36 スクレーパコンベア 37 スクレーパ 40 切削水タンク 43 フィルタ 45 ヘドロ受箱 48 切削水ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア立ち上がり手前の枠の底に水抜
    穴を穿設したヒンジ板式チップコンベアと、前記水抜穴
    の下側に切粉受口を有するスクレーパ式チップコンベア
    と、該スクレーパ式チップコンベア上部位に設けられフ
    ィルタを通して切削水を枠外に流出させる案内部材と、
    切削水タンク内に設けられたヘドロ受箱と、前記ヒンジ
    板式チップコンベア及びスクレーパ式チップコンベアの
    搬送切粉を集めるチップバケットとを含んでなり、大き
    な切粉はヒンジ板式チップコンベアで微細切粉はスクレ
    ーパ式チップコンベアで排出処理することを特徴とする
    切粉処理装置。
JP19859891A 1991-07-12 1991-07-12 切粉処理装置 Expired - Fee Related JPH0818221B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19859891A JPH0818221B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 切粉処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19859891A JPH0818221B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 切粉処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0523947A JPH0523947A (ja) 1993-02-02
JPH0818221B2 true JPH0818221B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=16393860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19859891A Expired - Fee Related JPH0818221B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 切粉処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0818221B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5800104A (en) * 1996-04-12 1998-09-01 Miyano; Toshiharu Tom Liquid coolant/lubricant recovery system for machine tools
JPH1170439A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 横型ホブ盤
JP5116441B2 (ja) * 2007-10-29 2013-01-09 シチズンマシナリーミヤノ株式会社 チップコンベア
CN111390637B (zh) * 2020-04-30 2021-06-29 绍兴圣万特热流道有限公司 一种基于热流道生产加工的多功能排屑机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0523947A (ja) 1993-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5069781A (en) Combined floor sink and strainer
WO2004054756A1 (en) Chip discharge conveyor system provided with a separation function
JPH0818221B2 (ja) 切粉処理装置
JPH026447Y2 (ja)
JP2801857B2 (ja) グリーストラップ
JPH052271Y2 (ja)
US2196804A (en) Washing machine
JPH02218535A (ja) 切削油回収装置
JP4065061B2 (ja) 茶生葉洗浄装置
KR101992435B1 (ko) 필터드럼과 스크레이퍼를 이용한 미세칩 분리장치
KR100313518B1 (ko) 웨이퍼 세정장치
JP2003010898A (ja) ホッパーの水切り装置
KR200141879Y1 (ko) 드레인플러그(drainplug)
JP7120771B2 (ja) 食器洗浄装置
JPS6225458Y2 (ja)
JP2872534B2 (ja) グリーストラップにおけるオイル阻集装置
JPH0365204B2 (ja)
KR102091706B1 (ko) 침전형 절삭유 여과 장치
KR20220138201A (ko) 공작기계의 미세 칩 처리용 컨베이어 장치
KR200188003Y1 (ko) 절삭유 여과장치
JPS6119537A (ja) 切粉排出コンベア装置
JPS6214224Y2 (ja)
KR200185577Y1 (ko) 쿨런트 탱크의 미세칩 제거장치
JPS62167102A (ja) 厨芥処理機
JPS6014482Y2 (ja) 排水トラップ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees