JPH08181961A - テレビジョン会議端末装置 - Google Patents

テレビジョン会議端末装置

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JPH08181961A
JPH08181961A JP6318099A JP31809994A JPH08181961A JP H08181961 A JPH08181961 A JP H08181961A JP 6318099 A JP6318099 A JP 6318099A JP 31809994 A JP31809994 A JP 31809994A JP H08181961 A JPH08181961 A JP H08181961A
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JP
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conference
display
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television
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JP6318099A
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Masami Kinoshita
正美 木下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テキスト情報によって会議画面がマスクされ
ないようにして、テキスト情報をその情報量に拘らず漏
れなくしかも効率良く表示し、これによりテキスト情報
の表示性能の向上を図る。 【構成】 テレビジョン会議制御装置から送られた会議
画面情報およびテキストデータをメモリ21に一旦格納
し、制御回路30においてテキストデータのデータ量を
検出して、このデータ量に応じて上記受信会議画面情
報、および上記受信テキストデータを表示するためのテ
キスト表示ウインドウの最適な表示サイズおよび表示位
置をそれぞれ可変設定し、この設定結果に応じて上記受
信会議画面情報および受信テキストデータをメモリ21
から読出してディスプレイ23に表示するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、会議参加者の映像情報
に加えて議事録等のテキスト情報を伝送して表示する機
能を備えたテレビ会議システムで使用されるテレビジョ
ン会議端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信システムの一つとしてテ
レビジョン会議システムが多く使用されている。テレビ
ジョン会議システムは、例えば図8に示すごとく、企業
の本支店などの多地点に分散配置された複数のテレビジ
ョン会議端末装置TM1〜TMnをISDN等のディジ
タル通信網NWを介してテレビジョン会議制御装置CS
に接続している。そして、上記各テレビジョン会議端末
装置TM1〜TMnのうち会議に参加する端末装置から
送信された映像信号を上記テレビジョン会議制御装置C
Sで会議画面に合成して各参加端末装置に配信するとと
もに、各参加端末装置から送信された音声信号をテレビ
ジョン会議制御装置CSで加算合成して各参加端末装置
へ配信している。各参加端末装置は、上記テレビジョン
会議制御装置CSから送られた会議画面をディスプレイ
に表示するとともに、合成音声信号をスピーカから拡声
出力する。
【0003】ところで、最近テレビジョン会議システム
では、テレビジョン会議端末装置から映像信号や音声信
号に加えてテキストデータからなる電文を送信し、この
テキスト電文を各参加端末装置のディスプレイに表示す
ることが考えられている。このように構成すれば、会議
予定や議事録、種々メッセージ等をテキスト電文として
各参加端末装置に送信することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のシ
ステムで使用される従来のテレビジョン会議端末装置
は、テキスト電文が受信されるとこのテキスト電文の表
示ウインドウを会議画面上に重ね合わせて表示するよう
にしている。このため、テキスト電文ウインドウのため
に会議画面の一部がマスクされて見えなくなる不具合が
あった。また、テキスト電文ウインドウの大きさおよび
表示位置を予め固定的に決めてあるため、送られたテキ
スト電文の情報量によっては、ウインドウ内に余白がで
きたり、またテキスト電文の一部が表示できなくなる問
題があった。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、テキスト情報によって会
議画面がマスクされないようにするとともに、テキスト
情報をその情報量に拘らずもれなくしかも効率良く表示
できるようにし、これによりテキスト情報の表示性能の
向上を図ったテレビジョン会議端末装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、分散配置された複数のテレビジョン会議端
末装置のうち会議に参加する複数のテレビジョン会議端
末装置をテレビジョン会議制御装置に対し通信回線を介
して接続し、会議参加中の各テレビジョン会議端末装置
から送出された映像情報を上記テレビジョン会議制御装
置で会議画面情報に合成して会議参加中の各テレビジョ
ン会議端末装置に送信するとともに、会議参加中の各テ
レビジョン会議端末装置のうち任意の端末装置から送信
されたテキスト情報を会議参加中のテレビジョン会議端
末装置へ送信するテレビジョン会議システムで使用され
る上記テレビジョン会議端末装置において、所定の表示
領域を有するディスプレイと、上記会議画面情報を受信
して一時記憶するための会議画面受信手段と、上記テキ
スト情報を受信して一時記憶するためのテキスト情報受
信手段とに加えて、表示パラメータ設定手段と、表示制
御手段とを備えている。そして、表示パラメータ設定手
段により、上記テキスト情報受信手段で受信されたテキ
スト情報の情報量に応じて、当該テキスト情報を表示す
るためのテキスト表示ウインドウおよび上記会議画面受
信手段により受信された会議画面情報の表示サイズおよ
び表示位置を選択的に可変設定し、かつこの表示パラメ
ータ設定手段の設定結果に応じて、上記表示制御手段に
より上記テキスト表示ウインドウおよび受信された会議
画面情報を上記ディスプレイに表示させるようにしたも
のである。
【0007】
【作用】この結果本発明によれば、テキスト情報が受信
されると、その情報量に応じてテキスト表示ウインドウ
および会議画面情報の表示サイズおよび表示位置が可変
設定され、この設定された表示サイズおよび表示位置に
従って上記テキスト表示ウインドウおよび会議画面情報
がそれぞれディスプレイに表示される。このため、会議
画面情報がテキスト表示ウインドウによってマスクされ
ることはなくなり、これにより会議画面を常に確実に表
示することが可能となる。また、テキスト表示ウインド
ウは、テキスト情報の受信情報量に応じて常に最適なサ
イズおよび表示位置となるように可変設定されるので、
ウインドウ内に余白ができたり、またテキスト情報の一
部が表示できなくなるといった不具合は生じない。した
がって、テキスト情報を、ディスプレイの限られた表示
画面上に余白および欠落を発生することなく効率的に表
示することが可能となる。
【0008】
【実施例】図2は、本発明の一実施例に係わるテレビジ
ョン会議端末装置の外観を示す正面図である。この装置
は、パーソナルコンピュータを利用したもので、23は
ディスプレイ、33はキーボードをそれぞれ示してい
る。装置筐体の上部にはテレビジョンカメラ11と、左
右に分かれて2台のスピーカ18R,18Lとが設置さ
れており、また装置の側部にはマイクロホン14が設け
られている。
【0009】図1は、上記テレビジョン会議端末装置の
回路構成を示すブロック図である。同図において、先ず
送信系は次のように構成される。すなわち、11は会議
参加者を撮像するためのテレビジョンカメラ11であ
り、このテレビジョンカメラ11から出力された映像信
号は映像符号化回路12において符号化されたのちモデ
ム(MOD)13に入力される。また、14は会議参加
者の送話音声をピックアップするマイクロホンであり、
このマイクロホン14から出力された送話音声信号は音
声符号化回路15で符号化されたのち上記モデム13に
入力される。モデム13は、上記符号化映像信号と符号
化送話音声信号とを多重化し、この多重化された伝送信
号をディジタル網NWで規定される伝送フォーマットお
よび速度で回線終端装置(DSU)16を介して通信回
線SLへ送出する。この送出された信号はISDN等の
ディジタル通信網NWを介してテレビジョン会議制御装
置CSに伝送される。
【0010】ここで、テレビジョン会議制御装置CSの
機能について説明する。図4はテレビジョン会議制御装
置CSの機能ブロック図である。テレビジョン会議制御
装置CSは、回線接続制御部41と、会議サービス処理
部42と、音声加算・分配処理部43と、映像合成・分
配処理部44と、データ蓄積・配信処理部45とを備え
ている。
【0011】回線接続制御部41は、ディジタル通信網
NWの通信回線SLmに対する接続制御を行なう。会議
サービス処理部42は、テレビジョン会議端末装置から
の会議要求の受付け、会議に参加するテレビジョン会議
端末装置との間の回線の設定などの、テレビジョン会議
サービスに関する制御を行なう。
【0012】音声加算・分配処理部43は、会議に参加
している複数のテレビジョン会議端末装置から送信され
た会議参加者の符号化送話音声信号を加算合成し、この
合成された符号化送話音声信号を会議参加中の各テレビ
ジョン会議端末装置へ分配送信する。
【0013】映像合成・分配処理部44は、会議に参加
している上記複数のテレビジョン会議端末装置から送信
された映像信号をそれぞれ蓄積したのち合成して会議画
面を構成し、この会議画面の情報を会議参加中の上記各
テレビジョン会議端末装置へ分配送信する。
【0014】データ蓄積・配信処理部45は、上記会議
参加中のテレビジョン会議端末装置から送信されたテキ
ストデータを蓄積した後、このテキストデータを上記会
議参加中のテレビジョン会議端末装置へ配信する。
【0015】一方、テレビジョン会議端末装置の受信系
は次のように構成される。すなわち、上記テレビジョン
会議制御装置CSから通信回線SLを介して到来した会
議画面情報は、回線終端装置16を介してモデム13で
受信されたのち、映像復号回路22で復号されてメモリ
(MEM)21に一旦格納される。また、上記テレビジ
ョン会議制御装置CSから伝送されたテキストデータ
も、モデム13で受信されたのち上記メモリ21に一旦
格納される。これらの会議画面情報およびテキストデー
タは、このメモリ21上で後述する制御回路30の指示
に従って表示に適した形態に編集合成される。そして、
制御回路30の読出し指示に従ってメモリ21から読み
出されてディスプレイ23に供給され、表示される。
【0016】また、上記会議画面情報とともにテレビジ
ョン会議制御装置CSから到来した合成符号化音声信号
は、モデム13で受信されて会議画面情報から分離され
たのち、音声復号回路17に入力される。そして、この
音声復号回路17で復号されたのちスピーカ18R,1
8Lに供給され、このスピーカ18R,18Lから拡声
出力される。
【0017】ところで、テレビジョン会議端末装置の制
御回路30は、マイクロコンピュータを主制御部として
有したもので、通信回線SLに対する通信制御機能や、
映像信号、音声信号およびテキストデータの送受信制御
機能などの従来より備えている制御機能に加えて、表示
パラメータ可変設定手段31と、表示制御手段32とを
新たに備えている。
【0018】表示パラメータ可変設定手段31は、受信
されたテキストデータの情報量を検出する。そしてこの
検出した情報量に応じて、当該テキストデータを表示す
るためのテキスト表示ウインドウの表示サイズおよび表
示位置を可変設定するとともに、並行して受信された会
議画面情報の表示サイズおよび表示位置をそれぞれ可変
設定する。
【0019】表示制御手段32は、上記表示パラメータ
可変設定手段31により可変設定された表示サイズおよ
び表示位置に応じて、メモリ21上で受信テキストデー
タを表示するための表示ウインドウと受信会議画面情報
とを編集合成して1画面の表示情報を作成する。そし
て、この作成した表示情報をメモリ21から読出してデ
ィスプレイ23に供給し表示させる。
【0020】なお、入力部33はキーボード装置および
フロッピディスク装置等からなり、テレビジョン会議に
関する各種パラメータ情報やモードの設定や、会議を行
なう際の各種要求情報の入力、テキストデータの入力等
を行なうために使用される。
【0021】次に、以上のように構成されたテレビジョ
ン会議端末装置の動作を、制御回路30の制御手順に従
って説明する。図3は制御回路30の制御手順および制
御内容を示すフローチャートである。
【0022】いま仮に4台のテレビジョン会議端末装置
がディジタル通信網NWを介してテレビジョン会議制御
装置CSに接続され、この状態で会議を開始したとす
る。そうすると、各テレビジョン会議端末装置から送信
された符号化映像信号および符号化送話音声信号は、デ
ィジタル通信網NWを介してテレビジョン会議制御装置
CSにそれぞれ伝送される。テレビジョン会議制御装置
CSでは、上記各テレビジョン会議端末装置から送信さ
れた符号化映像信号が相互に合成されて会議画面情報が
作成される。また、各符号化送話音声信号は相互に加算
合成されて合成音声信号となる。この作成された会議画
面情報および合成音声信号は、テレビジョン会議制御装
置CSからディジタル通信網NWを介して上記4台のテ
レビジョン会議端末装置へそれぞれ伝送される。
【0023】また、上記各テレビジョン会議端末装置の
うちの任意の装置が、例えば会議議題や前回の会議議事
録を表わすテキストデータを送信したとする。そうする
と、このテキストデータは、ディジタル通信網NWを介
してテレビジョン会議制御装置CSに伝送されたのち、
このテレビジョン会議制御装置CSから会議に参加して
いる各テレビジョン会議端末装置にそれぞれ伝送され
る。
【0024】さて、各テレビジョン会議端末装置では、
テレビジョン会議制御装置CSから到来した会議画面情
報および合成音声信号がモデム13で受信分離されたの
ち、会議画面情報は映像復号回路22で復号されてメモ
リ21に一旦格納される。また合成音声信号は、音声復
号回路17内に設けられたメモリに一旦記憶される。さ
らにテレビジョン会議制御装置CSからテキストデータ
が到来すると、このテキストデータは図3に示すステッ
プS1においてモデム13で受信されたのちメモリ21
に記憶される。
【0025】テキストデータが受信されるとテレビジョ
ン会議端末装置の制御回路30は、ステップS2におい
て上記メモリ21に格納されたテキストデータのデータ
量を検出する。このデータ量の検出は、テキストデータ
に含まれるキャリッジリターン符号を用いて行なう。受
信テキストデータのデータ量が検出されると、制御回路
30はステップS3で上記受信テキストデータのデータ
量に応じて、会議画面情報およびテキスト表示ウインド
ウの最適な表示サイズおよび表示位置をそれぞれ設定す
る。
【0026】例えば、受信したテキストデータのデータ
量が多い場合には、会議画面情報の表示サイズを縮小し
て、上記受信テキストデータを表示するためのテキスト
表示ウインドウの表示サイズを大きく設定する。一方、
受信したテキストデータのデータ量が比較的少ない場合
には、会議画面情報の表示サイズを大きく設定して、テ
キスト表示ウインドウの表示サイズを小さなものにす
る。図5は受信テキストデータのデータ量に応じて可変
設定される会議画面情報の表示サイズの例を示すもの
で、(a)はテキスト表示ウインドウを表示しない場合
の会議画面情報の表示サイズを示し、(b),(c),
(d)はそれぞれテキスト表示ウインドウの表示サイズ
に応じて順次縮小した会議画面情報の表示サイズを示し
ている。
【0027】そうして会議画面情報およびテキスト表示
ウインドウの最適な表示サイズおよび表示位置が設定さ
れると、制御回路30は続いてステップS4により、上
記設定した表示サイズおよび表示位置に応じてメモリ2
1上で受信会議画面情報およびテキストデータを編集し
直すことにより、上記表示サイズおよび表示位置に応じ
た会議画面情報およびテキスト表示ウインドウをそれぞ
れ作成する。そしてステップS5において、この作成さ
れた会議画面情報およびテキスト表示ウインドウをメモ
リ21から読出し、ディスプレイ23に供給して表示さ
せる。
【0028】図6および図7にその各種表示例を示す。
先ず図6(a)および(b)は受信テキストデータ量が
比較的少ない場合の表示例を示すもので、(a)では会
議画面情報IMの下部余白に横長のテキスト表示ウイン
ドウTDを表示し、(b)では会議画面情報IMの右余
白に縦長のテキスト表示ウインドウTDを表示してい
る。また、図6(c),(d)は受信テキストデータ量
が表示画面の略半分を占める場合の表示例を示すもの
で、(c)では会議画面情報IMの下半分に横長のテキ
スト表示ウインドウTDを表示し、(d)では会議画面
情報IMの右半分に縦長のテキスト表示ウインドウTD
を表示している。さらに、受信テキストデータ量がさら
に増え、そのテキスト表示ウインドウの表示サイズが表
示画面の半分を超えるような場合には、テレビジョン会
議制御装置CSから送られた会議画面情報における各端
末映像の配置を維持して表示することは不可能になる。
そこで、このような場合には会議画面情報IMの各端末
映像の配置を図6(e),(f)に示すごとく横一列ま
たは縦一列となるように配置し直して表示させる。
【0029】一方、図7(a),(b)はテレビジョン
会議制御装置CSから送られた会議画面情報IMが1台
のテレビジョン会議端末装置から送信された映像信号に
より構成されている場合の表示例を示すものである。ま
た図7(c),(d)は、先に述べた図6(e),
(f)の場合よりもさらに受信テキストデータのデータ
量が多くなった場合の表示例を示すもので、会議画面情
報IMの表示サイズはさらに縮小される。
【0030】また、以上のような会議画面情報IMおよ
びテキスト表示ウインドウTDの表示動作に連動して、
制御回路30は音声復号回路17から受信合成音声信号
を出力させ、この音声信号をスピーカ18R,18Lか
ら拡声出力させる。なお、このとき上記合成音声信号
は、ディスプレイ23に表示中の会議画面情報IMにお
ける各端末映像の位置に応じて分割されてスピーカ18
R,18Lに供給される。例えば、会議画面中の左半分
に映像が表示されるテレビジョン会議端末装置からの音
声信号は左側のスピーカ18Lに供給されて拡声出力さ
れ、会議画面中の右半分に映像が表示されるテレビジョ
ン会議端末装置からの音声信号は右側のスピーカ18R
に供給されて拡声出力される。
【0031】以上のように本実施例のテレビジョン会議
端末装置では、テレビジョン会議制御装置CSから送ら
れた会議画面情報およびテキストデータをメモリ21に
一旦格納し、制御回路30においてテキストデータのデ
ータ量を検出して、このデータ量に応じて上記受信会議
画面情報、および上記受信テキストデータを表示するた
めのテキスト表示ウインドウの最適な表示サイズおよび
表示位置をそれぞれ可変設定し、この設定結果に応じて
上記受信会議画面情報および受信テキストデータをメモ
リ21から読出してディスプレイ23に表示するように
している。
【0032】したがって本実施例によれば、会議画面情
報およびテキスト表示ウインドウを、相互の重なり等を
生じることなく一つの表示画面上にともに表示すること
ができる。このため、テキスト表示ウインドウによって
会議画面情報がマスクされることはなくなり、これによ
り会議画面情報を常に確実に表示することが可能とな
る。
【0033】また、テキストデータの受信データ量に応
じてテキスト表示ウインドウの表示サイズおよび表示位
置を可変設定する際に、必要に応じて会議画面情報を構
成する複数の端末映像の配置を可変するようにしてい
る。このため、テキスト表示ウインドウの表示サイズお
よび表示位置を常に最適な状態に設定することができ、
これによりウインドウ内に大きな無駄な余白が発生した
り、また表示ウインドウのサイズが不足してテキストデ
ータの一部が表示できなくなるといった不具合を生じな
い。
【0034】すなわち本実施例によれば、受信会議画面
情報および受信テキストデータを、ディスプレイ23の
限られた表示画面上に無駄な余白およびデータの欠落を
生じることなく効率良く表示することができる。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では、受信テキストデ
ータのデータ量に応じて、会議画面情報およびテキスト
表示ウインドウのうちテキスト表示ウインドウの表示サ
イズおよび表示位置を優先的に設定するようにしたが、
会議画面情報の表示サイズおよび表示位置を優先的に設
定し、その余白部分を利用して受信テキストデータのす
べてを表示できるように表示ウインドウを設定できるよ
うにしてもよい。この場合、テキスト表示ウインドウの
形状は、長方形または正方形以外にL字形やコ字形、口
形に設定してもよい。
【0036】また、前記実施例では受信テキストデータ
のデータ量のみに応じて会議画面情報およびテキスト表
示ウインドウの表示サイズおよび表示位置を設定するよ
うにしたが、受信テキストデータのデータ量に加え、端
末利用者が入力部33から会議画面情報の表示サイズお
よび表示位置の指定情報を入力した場合には、この指定
情報をも考慮して会議画面情報およびテキスト表示ウイ
ンドウの表示サイズおよび表示位置を設定するようにし
てもよい。
【0037】その他、テレビジョン会議制御装置の機能
構成、テレビジョン会議端末装置の構成、表示制御手順
および制御内容、会議システムの構成および使用する網
の種類等についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、所定の
表示領域を有するディスプレイと、上記会議画面情報を
受信して一時記憶するための会議画面受信手段と、上記
テキスト情報を受信して一時記憶するためのテキスト情
報受信手段とに加えて、表示パラメータ設定手段と、表
示制御手段とを備えている。そして、表示パラメータ設
定手段により、上記テキスト情報受信手段で受信された
テキスト情報の情報量に応じて、当該テキスト情報を表
示するためのテキスト表示ウインドウおよび上記会議画
面受信手段により受信された会議画面情報の表示サイズ
および表示位置を選択的に可変設定し、かつこの表示パ
ラメータ設定手段の設定結果に応じて、上記表示制御手
段により上記テキスト表示ウインドウおよび受信された
会議画面情報を上記ディスプレイに表示させるようにし
ている。
【0039】したがって本発明によれば、テキスト情報
によって会議画面がマスクされないようにして、テキス
ト情報をその情報量に拘らず漏れなくしかも効率良く表
示することができ、これによりテキスト情報の表示性能
の向上を図ったテレビジョン会議端末装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるテレビジョン会議端
末装置の回路構成を示すブロック図。
【図2】図1に示したテレビジョン会議端末装置の外観
を示す正面図。
【図3】図1に示したテレビジョン会議端末装置の制御
回路による会議画面情報およびテキストデータの表示制
御手順とその制御内容を示すフローチャート。
【図4】テレビジョン会議制御装置の機能構成を示すブ
ロック図。
【図5】受信テキストデータ量に応じた会議画面情報の
表示サイズの設定例を示す図。
【図6】受信テキストデータ量に応じて表示サイズおよ
び表示位置を可変設定した会議画面情報およびテキスト
表示ウインドウの表示例を示す図。
【図7】受信テキストデータ量に応じて表示サイズおよ
び表示位置を可変設定した会議画面情報およびテキスト
表示ウインドウの他の表示例を示す図。
【図8】テレビジョン会議システムの一例を示す概略構
成図。
【符号の説明】
NW…ディジタル通信網 SL…通信回線 TM1〜TMn…テレビジョン会議端末装置 CS…テレビジョン会議制御装置 11…テレビジョンカメラ 12…映像符号化回路 13…モデム(MOD) 14…マイクロホン 15…音声符号化回路 16…回線終端装置(DSU) 17…音声復号回路 18R,18L…スピーカ 21…メモリ(MEM) 22…映像復号回路 23…ディスプレイ 30…制御回路 31…表示パラメータ可変設定手段 32…表示制御手段 33…入力部 41…回線接続制御部 42…会議サービス処理部 43…音声加算・分配処理部 44…映像合成・分配処理部 45…データ蓄積・配信処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散配置された複数のテレビジョン会議
    端末装置と、これらのテレビジョン会議端末装置のうち
    会議に参加する複数のテレビジョン会議端末装置が通信
    回線を介して接続されるテレビジョン会議制御装置とを
    備え、前記会議に参加する複数のテレビジョン会議端末
    装置から送出された映像情報を前記テレビジョン会議制
    御装置で会議画面情報に合成して前記会議参加中のテレ
    ビジョン会議端末装置に送信するとともに、前記会議参
    加中のテレビジョン会議端末装置のうちの任意のテレビ
    ジョン会議端末装置から送信されたテキスト情報を前記
    テレビジョン会議制御装置から会議参加中のテレビジョ
    ン会議端末装置へ送信するテレビジョン会議システムで
    使用される前記テレビジョン会議端末装置において、 所定の表示領域を有するディスプレイと、 前記会議画面情報を受信して一時記憶するための会議画
    面受信手段と、 前記テキスト情報を受信して一時記憶するためのテキス
    ト情報受信手段と、 このテキスト情報受信手段により受信されたテキスト情
    報の情報量に応じて、当該テキスト情報を表示するため
    のテキスト表示ウインドウおよび前記会議画面受信手段
    により受信された会議画面情報の表示サイズおよび表示
    位置を選択的に可変設定するための表示パラメータ設定
    手段と、 この表示パラメータ設定手段による設定結果に応じて、
    前記テキスト表示ウインドウおよび受信された会議画面
    情報を前記ディスプレイに表示せしめる表示制御手段と
    を具備したことを特徴とするテレビジョン会議端末装
    置。
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