JPH08181471A - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置

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JPH08181471A
JPH08181471A JP31820894A JP31820894A JPH08181471A JP H08181471 A JPH08181471 A JP H08181471A JP 31820894 A JP31820894 A JP 31820894A JP 31820894 A JP31820894 A JP 31820894A JP H08181471 A JPH08181471 A JP H08181471A
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JP
Japan
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substrate
bag hole
circuit board
case
printed circuit
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Application number
JP31820894A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Honda
隆芳 本多
Koji Onishi
光二 大西
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子制御装置を構成する素子を簡易な組みつ
けにより良好に放熱させる。 【構成】 発熱素子110はαの角をなす面111、1
12により形成されており、ケース本体1とプリント基
板100との組みつけ時ケース本体1の側面に一体成形
された袋穴部10の壁面11、12と当接する。プリン
ト基板100の素子取りつけ部101は「コ」の字の形
状で切り込まれた切り欠け109で囲まれて形成されて
おり、ケース本体1とプリント基板100とを固定した
時、この素子取りつけ部101が−Y方向にそり、この
そりの反作用力で発熱素子110とY方向に押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子制御装置(ECU)を構成する電子
素子にはトランジスタをはじめとして作動時に発熱する
ものがあり、またこれらの電子素子は熱に弱いためにこ
の発熱を放熱させる必要があった。この要求を満たすた
めに実開平3−71696号公報および実開平3−71
696号公報にはECUのケースに発熱する電子部品を
クリップで挟んで接触させ、ケースからの放熱効果を狙
ったものが開示されている。また実開平2−12978
5号公報には回路基板に放熱板を設け、基板をケースに
固定させた際、ケースに嵌合するような構成をしたもの
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術はいず
れも発熱素子の放熱効果を狙ったものであるが、放熱フ
ィンやクリップ等の部品を用いるため部品点数が増加
し、そしてこれらの部品を組み付けるのに手間がかかる
という問題があった。また、発熱素子の放熱効果はケー
スと発熱素子との接触面積に依存しており、上述のもの
の中には発熱素子とケースとが一面のみで接しているた
め、発熱素子の放熱効果が不十分であった。
【0004】本発明は、これら従来技術の有する問題を
鑑みてなされたものであり、発熱素子からの高い放熱性
を保ちながら、簡易に組みつけの行える電子制御装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、電子回路を形成する素子と、この素子が
取りつけられる基板と、この基板が固定されて、素子を
収納するケースとを備えた電子制御装置において、前記
基板には、前記素子を取りつけた際にこの素子の取りつ
けられた基板部分に弾性を持たせるため、取りつけられ
た素子近傍の基板に切断部分があるように切り込みを入
れ、前記ケースの内周部には、この基板に取りつけられ
た素子とに当接する当接面を有する袋穴部が形成されて
いる電子制御装置を提供するものである。
【0006】前記袋穴部の内周面は向かいあう2つの面
からなり、2つの面は前記基板から遠ざかる方向に間隔
が狭くなる鋭角をなし、前記素子の外周面は、この袋穴
部の内周面のなす角と略等しい角をなす2つの面を有し
ており、前記ケースに前記素子を備えた基板を固定させ
る際、前記袋穴部の2つの内周面と素子の2つの外周面
とが互いに当接し、前記基板の素子取りつけ部分より、
この袋穴部の内周面と素子の外周面との当接を強固にす
べく弾性力が作用してもよい。
【0007】前記素子取りつけ部分を形成する基板の切
断部分が基板の面内のみに形成してもよい。前記素子取
りつけ部分を形成する基板の切断部分のうち少なくとも
1箇所は基板縁部にかけてまで切断してもよい。前記素
子取りつけ部分を形成する基板の切断部分はこの基板の
縁部の異なる2点より基板に入れられた2本の直線の切
断部分を有してもよい。
【0008】前記ケースと基板とを固定させた状態にお
いて、基板面の垂直方向に対し、前記ケースの内周面
は、基板の端部によりはなれる方向に向かって広がる角
度に形成してもよい。
【0009】
【作用】以上の構成より本発明は、一部を除いて取りつ
けられた素子近傍の基板に切断部分があるように基板に
切り込みを入れてこの基板の素子取りつけ部分に弾性を
持たせ、ケースと基板とを固定させた際、ケースに一体
成形された袋穴部は、この基板に取りつけられた素子を
囲むと同時にこの素子と向かいあう2つの面で当接す
る。
【0010】そして、ケースと基板とを固定させる際に
は、取りつけられた素子を袋穴部に軽く圧接させるよう
に、基板の素子取りつけ部分の弾性力が作用する。
【0011】
【実施例】以下本発明に係る実施例を図面を用いて説明
する。図1は電子制御装置(ECU)においてプリント
基板がネジ等の固定手段(本実施例ではネジ)により固
定される、プリント基板及びプリント基板に実装された
電子素子を囲んで保護するケース本体を示した図であ
り、図2は図1において、図示されている面の向こう側
の面に、基板が固定された状態を示した図である。
【0012】このケース本体1は、電磁シールドおよび
軽量化を目的としてアルミ材が採用されており、ダイカ
スト鋳造により形成されている。このケース本体1にプ
リント基板100が固定された状態で(図2)で、図
1、図2で図示されている面(上面)およびその裏面
(下図)が図示しないカバーで覆われる。そしてカバー
に覆われた状態でケース本体1の上面および下面の四す
みに設けてあるネジ穴3に図示しないネジを螺合させる
ことによりケース本体1の上面および下面が密閉され
る。
【0013】ガラスエポキシ等の樹脂材で作られてはプ
リント基板100(図2)には集積回路、抵抗等の電子
素子120が回路パターンに従って、はんだで溶着され
ている。ケース本体1より内側に張り出して複数の棚部
2がケース本体1に一体形成されており、プリント基板
100のケース本体1への固定は、ケース本体1の下面
より棚部2に形成されているネジ穴4とプリント基板1
00に形成されている穴105(図3、図5に記載)と
を整合させ、図示されていないネジで螺合させることに
よりなされる。
【0014】次に、本発明の特徴の一つであるケース本
体の袋穴部10について説明する。この袋穴部10は先
述のとおり、ケース本体1の側壁に一体形成されてお
り、プリント基板100とケース本体1とを固定させる
と後に説明する発熱素子110と2点(2面)以上で当
接し、この当接面で発熱素子110を固定するような構
成となっている。この袋穴部10はプリント基板100
がケース本体1に固定されるときプリント基板100に
面する下面側とその反対側の上面側とが開口しており、
4方向の袋穴壁面11、12、13、14にて囲まれた
構成となっている。
【0015】この袋穴部10及びその近傍をA−A面に
て切断した際の断面図を示したものが図1中(b)であ
る。先述のとおり、袋穴部10はプリント基板100を
固定する部分である。袋穴部10は、図1中(b)にお
いて下部が、図1中(b)において上部より大きく開口
している。そして向かい合う2面の袋穴壁面11、12
は、αの角をなす構成となっている。ここでαは90°
以下が望ましく、発熱素子110の形状と合わせたもの
である。
【0016】図3中(a)はプリント基板100に取り
つけられた発熱素子110を示した図である。この発熱
素子110はくさび形の形状より鋭角部分の先端を切断
したような台の形状をなしており、面111および面1
12は袋穴壁面11、12のなす角αと等しい角をなし
ている。またこの発熱素子110は足116をプリント
基板100の穴102に通し、はんだづけされてはんだ
づけ部117が形成されてプリント基板100に固定さ
れる。
【0017】なお、導線パターン121を介して穴10
2と他の電子部品120とが連通しており、はんだづけ
されて発熱素子110は他の電子部品120と電子回路
を形成する。図2中(b)は、ケース本体1にプリント
基板100を固定させた状態(図2中(a))において
A−A面における断面を示した図である。
【0018】ケース本体1にプリント基板100を固定
させた時、発熱素子110の面12および袋穴壁面11
2、そして発熱素子110の面11および袋穴壁面11
1が当接するようにケース本体1、プリント基板100
および、発熱素子110が構成されている。このとき、
発熱素子110と袋穴部10との密着性を保ちながら、
ケース本体1とプリント基板100との固定時等に加わ
る応力より発熱素子110の足116およびプリント基
板100とのはんだづけ部117を保護するために、プ
リント基板100の素子取りつけ部101には適度な弾
性力が必要となる。
【0019】そのため図3中(b)に示すように穴10
2および導線バターン121を囲むように、「コ」の字
型に切り込まれた切り欠け(導通穴)109がプリント
基板100に形成されており、この切り欠け109に囲
まれた素子取りつけ部101はプリント基板100の面
の垂直方向に対し適度な弾性力を持っている。ここで適
度な弾性力とは先述のとおり発熱素子110の袋穴部1
0に対する押圧力の保持および発熱素子110の足11
6及びはんだづけ部117の保護がなされる程度であ
る。
【0020】この弾性力の強さは、プリント基板100
の材質はもちろんのこと、切り欠け109の幅d、及び
素子取りつけ部101の根元からこの根元より最も離れ
た穴102までの長さlよりきまる。ある幅dに対して
長さlを長くすれば素子取り付け部101の柔軟性が高
まるが、逆に、ある長さlに対して幅dが狭すぎるとプ
リント基板100や発熱素子取りつけ部101に割れが
生じやすくなる。しかしこれらの要求を満たす切り欠け
117にはそれほど高い精度は要求されないことは明ら
かである。
【0021】こうして発熱素子110が取り付けられた
プリント基板100がケース本体1に固定されると、図
2中(b)に示すように、発熱素子110が袋穴部10
と2面11、12で当接する構成となっている。そし
て、プリント基板100をケース本体1に固定したと
き、発熱素子110が袋穴部10と2面で当接すると同
時に、素子取り付け部101はケース本体1との当接面
の下方に軽くそるように発熱素子110の足116がは
んだづけされており(図3)、この素子取り付け部10
1のそりの弾性力で発熱素子110を袋穴部10に押圧
する。
【0022】このように構成された発熱素子110、プ
リント基板100およびケース本体1を組みつける様子
につて図2中(b)を用いて説明する。ケース本体1に
プリント基板100を固定する際、プリント基板100
をY方向に移動させていくと、発熱素子110は面11
2において袋穴壁面12と当接し、当接点(面)より袋
穴壁面12の垂直方向に抗力が加わる。そのままプリン
ト基板100をY方向に移動させていくと次第に袋穴壁
面12と面112とが面前体で近接していき、同時に袋
穴壁面111と面11とが近接していく。先述のとおり
発熱素子110は袋穴部10に収まる形状となってお
り、はんだづけ部117までの発熱素子の足116の長
さは先述の通り素子取り付け部101に適度な弾性力を
生む長さになっている。よって、ケース本体1とプリン
ト基板100の棚部2とが完全に当接する少し前に袋穴
壁面11及び面111と、袋穴壁面12及び面112と
がそれぞれ当接する。そしてケース本体1の棚部2とプ
リント基板100とが完全に当接した状態では、既に発
熱素子110が袋穴部10と2面で当接しているため、
発熱素子110の足116より−Y方向に抗力が加わ
り、発熱素子110と袋穴部10とが当接してからケー
ス本体1の棚部2とプリント基板100とが当接するま
でに、プリント基板100がY軸方向に移動しただけ素
子取り付け部101が−Y方向にそる状態になる。この
とき、この素子取りつけ部101のそりに見合った弾性
力でY方向に発熱素子110を袋穴部10に圧接する。
【0023】これにより、ある程度の適当な状態で袋穴
部10、発熱素子110およびはんだつけ117が形成
されていても、素子取りつけ部101の弾性によりこの
誤差が吸収され、発熱素子110と袋穴部10とを接触
させることが可能である。また組みつけ過程で発熱素子
110と袋穴部10との接触時に加わる応力や、組みつ
け後電子制御装置に加わる振動より発熱素子110やそ
の足116、はんだづけ部117を保護する。
【0024】以上のように本実施例では発熱素子110
とケース1に備えられた袋穴部10とを互いに当接しあ
うように形成し、「コ」の字の切り欠け109で形成さ
れたプリント基板100の素子取りつけ部101が発熱
素子110を袋穴部10に軽く圧接させている。このた
めケース1とプリント基板100とを固定させる過程で
簡単に広い部分で発熱素子110と袋穴部10とを当接
させることができ、良好な放熱性を得ることができる。
また、切り欠け100で素子取り付け部101が形成さ
れて弾性力を有しているため、適当な力で発熱素子11
0と袋穴部10とを密着させることが可能であるととも
に、プリント基板100をケース1に組みつける際、発
熱素子110の足116、およびその基板100とのは
んだづけ部117に加わる応力を低減させる効果があ
る。
【0025】なお上述の実施例中の袋穴部10は発熱素
子110挿入側から吹き抜けの状態になっている。しか
し、素子の放熱性を高めるには発熱素子をケース本体と
一体になっている袋穴部に、より広い部分で接触させる
必要がある。このために第2実施例として図4に示すよ
うに発熱素子110の上面115まで当接させれば、袋
穴部と発熱素子110との接触面が増えより高い放熱効
果が得られる。
【0026】また、これまでケース本体の上面及び下面
をカバーで覆う電子制御装置のケースを考えたが、例え
ば第3実施例として図5に示すように第1実施例におけ
る上面のカバー部分をケース1と一体成形してケース本
体上面を覆い、袋穴部を第1実施例におけるケース本体
にあたる側(ケース側面)からケース上面にかけて一体
となるようにケース本体を形成する。そしてこのように
形成されたケースに対して、下面よりプリント基板を装
着して固定させたときには、発熱素子の側面のみならず
上面115も袋穴部と当接するように袋穴部を形成した
ものも考えられる。この場合、発熱素子からの発熱が発
熱素子と接触している袋穴部の壁面より直接ケース本体
の側面のみならず、上面にも直接伝わり外部に逃がされ
るのでより良い放熱性効果が得られる。
【0027】また、発熱素子のモールドが、従来よりあ
る形状、例えば「L」字型の形状の場合、発熱素子のモ
ールドの形状に合わせて袋穴部を形成すれば発熱素子と
袋穴部とが全面で接し発熱素子の高い放熱効果が得られ
る。しかし、そのような発熱素子、袋穴部および基板を
形成するには高い精度が要求される。このため、袋穴部
を発熱素子に対し、少し大きく形成するとともに、ケー
ス本体に固定させたプリント基板面の垂直方向に対し、
袋穴部または発熱素子を少し傾けて形成する(図6:こ
こではケース本体に固定されたプリント基板に対し、袋
穴部がβ(>90°)の角をなして形成されている。)
このように形成されたケース本体とプリント基板とを組
みつけると、発熱素子の角のうち少なくとも対角をなす
2点で袋穴部と当接するため、(本実施例ではB点とC
点)プリント基板とケース本体の簡単な組みつけで発熱
素子をケース本体に固定でき良好な放熱効果が得られ
る。
【0028】なお、上述の実施例では図3中(b)に示
すように発熱素子取りつけ用の穴102は素子取りつけ
部101の幅方向に対し垂直に設けられているか、第4
実施例として図7に示すように素子取りつけ部101の
幅方向に対し平行に設けてもよい。先述のとおり素子取
りつけ部101の弾性力は切り欠け部109の根元から
の長さと素子取り付け部101の幅とによるものであ
り、平行に設けることによりそれぞれの発熱素子取りつ
け用の穴102から切り欠け部109の根元までの長さ
が等しくなるため、発熱素子を取りつけたとき足に弾性
力が等しく加わる。
【0029】また、上述の実施例では切り欠け部109
を「コ」の字の形に形成し、切り欠け部109に囲まれ
た素子取りつけ部101はプリント基板の縁部より離れ
たIに形成されている。しかし、上述の切り欠け部形状
に限らず例えば第5実施例として図8に示す「T」字の
形状、または第6実施例として図9に示すかぎの形状で
形成しても同様な効果が得られるのは明確である。
【0030】また、素子取りつけ部101の一端をプリ
ント基板100の縁部とした第7実施例としての図1
0、および第8実施例としての図11は切り欠けの形成
が容易であり、特に図11に示すものはプリント基板に
2本の直線で切り欠けを形成するだけであり、他の実施
例に比べ加工がより容易であるのは明確である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば基板とケ
ースとの簡易な組みつけにより素子を良好に放熱させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるケース本体を示した図である。
【図2】ケースにプリント基板を取りつけた状態を示し
た図である。
【図3】プリント基板および素子を示した図である。
【図4】袋穴部の形状の一実施例を示した図である。
【図5】ケースの形状の一実施例を示した図である。
【図6】従来よりある素子のモールドに合わせて本発明
を採用した一実施例を示した図である。
【図7】プリント基板の切り欠けの形状の他の実施例を
示した図である。
【図8】プリント基板の切り欠けの形状の他の実施例を
示した図である。
【図9】プリント基板の切り欠けの形状の他の実施例を
示した図である。
【図10】プリント基板の切り欠けの形状の他の実施例
を示した図である。
【図11】プリント基板の切り欠けの形状の他の実施例
を示した図である。 1 ケース本体 2 棚部 3 (カバー取付け用の)ネジ穴 4 (プリント基板取付け用の)ネジ穴 10 袋穴部 11〜14 (袋穴部の)壁面 100 プリント基板 101 発熱素子取付け部 102 (発熱素子取付け用の)穴 105 (ケース本体との固定用)穴 109 切欠け部 110 発熱素子 111、112 (発熱素子の)面 116 (発熱素子の)足 117 はんだづけ部 119 (従来の形状の)発熱素子 120 電子回路部品 121 通電導体パターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路を形成する素子と、 この素子が取りつけられる基板と、 この基板が固定されて、素子を収納するケースとを備え
    た電子制御装置において、 前記基板には、 前記素子を取りつけた際にこの素子の取りつけられた基
    板部分に弾性を持たせるため、取りつけられた素子近傍
    の基板に切断部分があるように切り込みを入れ、 前記ケースの内周部には、 この基板に取りつけられた素子とに当接する当接面を有
    する袋穴部が形成されている電子制御装置。
  2. 【請求項2】 前記袋穴部の内周面は向かいあう2つの
    面からなり、2つの面は前記基板から遠ざかる方向に間
    隔が狭くなる鋭角をなし、 前記素子の外周面は、この袋穴部の内周面のなす角と略
    等しい角をなす2つの面を有しており、 前記ケースに前記素子を備えた基板を固定させる際、前
    記袋穴部の2つの内周面と素子の2つの外周面とが互い
    に当接し、前記基板の素子取りつけ部分より、この袋穴
    部の内周面と素子の外周面との当接を強固にすべく弾性
    力が作用する請求項1記載の電子制御装置。
  3. 【請求項3】 前記素子取りつけ部分を形成する基板の
    切断部分が基板の面内のみに形成されている請求項1又
    は2記載の電子制御装置。
  4. 【請求項4】 前記素子取りつけ部分を形成する基板の
    切断部分のうち少なくとも1箇所は基板縁部にかけてま
    で切断されている請求項1または2記載の電子制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記素子取りつけ部分を形成する基板の
    切断部分はこの基板の縁部の異なる2点より基板に入れ
    られた2本の直線の切断部分を有する請求項4記載の電
    子制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ケースと基板とを固定させた状態に
    おいて、基板面の垂直方向に対し、前記ケースの内周面
    は、基板の端部によりはなれる方向に向かって広がる角
    度に形成されている請求項1記載の電子制御装置。
JP31820894A 1994-12-21 1994-12-21 電子制御装置 Pending JPH08181471A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9455609B2 (en) 2010-09-16 2016-09-27 Robert Bosch Gmbh Electric motor with a power output stage and with efficient heat transport and method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9455609B2 (en) 2010-09-16 2016-09-27 Robert Bosch Gmbh Electric motor with a power output stage and with efficient heat transport and method

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