JPH08181307A - 電界効果型パワ−素子集積回路 - Google Patents

電界効果型パワ−素子集積回路

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JPH08181307A
JPH08181307A JP32312094A JP32312094A JPH08181307A JP H08181307 A JPH08181307 A JP H08181307A JP 32312094 A JP32312094 A JP 32312094A JP 32312094 A JP32312094 A JP 32312094A JP H08181307 A JPH08181307 A JP H08181307A
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JP
Japan
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gate
chip
integrated circuit
metal wiring
wiring
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JP32312094A
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English (en)
Inventor
Takahiko Hasegawa
貴彦 長谷川
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は特にゲート配線パターンを改良して
チップ面積を有効に利用して有効セル数を増加するかあ
るいはチップ面積を小さくし得るようにした電界効果型
パワ−素子集積回路を提供する。 【構成】 チップ上に形成されるゲート金属配線を有す
る電界効果型パワ−素子集積回路において、前記ゲート
金属配線は、前記チップの両側に分けて形成される第1
及び第2のゲート金属配線部分と、前記チップの中央を
通して形成されるもので、上記第1及び第2のゲート金
属配線部分に接続された第3のゲート金属配線部分とを
有してなることを特徴とする電界効果型パワ−素子集積
回路が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係り、特に
ゲート配線パターンを改良してチップ面積を有効に利用
して有効セル数を増加するかあるいはチップ面積を小さ
くし得るようにした電界効果型パワ−素子集積回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電界効果型パワ−素子集
積回路、例えばパワーMOSトランジスタ等に利用され
るD−MOS集積回路(MIC)は数百〜数万個のセル
が並列にならんで形成されているもので、各セルのゲー
ト、ソース、ドレインをそれぞれ相互に接続しなければ
ならない。
【0003】この接続のための従来技術として、コスト
ダウン、面実装を目的とした図5に示すようなベアチッ
プのW.B(ワイヤボンド)接続がある。これはMIC
の電極部と基板上に形成されたパッド間をアルミニウム
等の金属ワイヤで接続するものであるが、W.B治具の
挿入スペースと比較的大きなパッドのスペースを必要と
するので高集積化、コストダウンには不適である。
【0004】この問題を解決する方法として、電極部に
茸状のパッド(バンプ)を形成し基板に直接搭載する
F.C(フリップチップ)方式が提案されている。しか
し、F.Cにした場合、放熱性や安定性のために複数
(4以上)のバンプが必要とされると共に、D−MOS
集積回路のようにドレイン電極が裏面にある場合、N+
埋め込層等を介してそれを表面に持ってくる、等の理由
によりチップ有効面積が減少するという問題が生じてい
る。
【0005】そして、このような従来技術は図5(W.
Bタイプ)、図3,図7(F.Cタイプ)に示すように
ゲート配線はポリシリコンで、ソース配線はアルミニウ
ム等の金属でマトリックス状に配線し、ドレインは裏面
全体で接続されている。
【0006】すなわち、図5において、51はゲート金
属配線部分、52はゲートポリシリコン配線部分53は
ソース金属配線部分であり、Sはソース配線用パッド、
Gはゲート配線用パッドであり、この例における有効セ
ル数は実際には数百〜数万個にも及ぶが後述する本発明
との比較において同一チップ面積をとるものとして比較
用の数値として97である。
【0007】また、図6において、61はドレイン金属
配線部分、62はゲート金属配線部分、63はゲートポ
リシリコン配線部分、64はソース金属配線部分であ
り、S1,S2はソース配線用バンプ、Gはゲート配線
用バンプ、Dはドレイン配線用バンプであり、この例に
おける有効セル数は図5の場合と同一の比較条件におい
て68である。
【0008】また、図7は特にパワーMOSトランジス
タに適用することを想定した例で、図中71は絶縁層
部、72はN+ 埋め込み部分、73は金属配線部(G,
D,S各部)、74はポリシリコン配線部(ゲート)、
75はゲート部(G)、76はソース部(S)、77は
デッドスペース、78はドレインである。
【0009】そして、この図7に示す従来例では、左右
にゲート配線用の金属配線部73,73が存在すると共
に、それぞれの下部にそれぞれデッドスペース77,7
7が存在していることもあってチップ面積の有効的な活
用とはなっていないので、有効セル数を多くすることが
できない構造である。
【0010】ところで、上述した各例でゲート配線に用
いられるポリシリコンは配線抵抗が大きいのでアルミニ
ウム等の金属配線でチップ周囲を囲むようにしてゲート
配線抵抗を下げる必要がある。
【0011】これはゲート配線抵抗が大きいと、オンオ
フ切り換え時に各セル間でディレイを生じて同時にオン
することができなくなり、特に高周波動作時に問題とな
るのを回避するためである。なお、ソース配線は金属配
線を用いるので、これとの短絡を避けるためゲート配線
を金属配線にすることはできない(図7参照)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、D−
MOS集積回路等の電界効果型パワ−素子集積回路にお
ける従来の接続法では、W.Bタイプ及びF.Cタイプ
のいずれの場合であっても、チップ面積の有効利用化す
なわち有効セル数を増加することに一定の制限があっ
た。
【0013】そこで、本発明は以上のような点に鑑みて
なされたもので、特にゲートに対する金属配線をチップ
の中央を通すようにしてデッドスペースを削減する如く
ゲート配線パターンを改良することにより、チップ面積
を有効的に利用して形成し得る有効セル数の増加を図る
か、または同一有効セル数であってもチップ面積を小さ
くすることができるようにした電界効果型パワ−素子集
積回路を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、チップ上に形成されるゲート金属
配線を有する電界効果型パワ−素子集積回路において、
前記ゲート金属配線は、前記チップの両側に分けて形成
される第1及び第2のゲート金属配線部分と、前記チッ
プの中央を通して形成されるもので、上記第1及び第2
のゲート金属配線部分に接続された第3のゲート金属配
線部分とを有してなることを特徴とする電界効果型パワ
−素子集積回路が提供される。
【0015】
【作用】本発明は、特にF.Cタイプにした場合、放熱
性や安定性の点から複数のバンプが必要であること及び
基板上でバンプの接続が容易である点に着目し、ゲート
配線をチップ中心に通すことより配線抵抗を増やすこと
なくチップ面積を有効に利用して有効セル数を増加する
かあるいは同一有効セル数であってもチップ面積を小さ
くすることができるようにしたものである。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
説明する。図1は第1実施例としてF.Cタイプ接続に
適用されるD−MOS集積回路を示している。
【0017】すなわち、図1において、11はドレイン
金属配線部分、121,122,123はゲート金属配
線部分、13はゲートポリシリコン配線部分、14はソ
ース金属配線部分であり、S1,S2はソース配線用バ
ンプ、Dはドレイン配線用バンプ、Gはゲート配線用バ
ンプであり、有効セル数は従来と同一の比較条件で83
である。
【0018】この有効セル数83は従来の同タイプのそ
れの68と比較して約20%の増加であるこれは、従来
のゲート用金属配線が全周に渡って形成されていたのに
対し、本発明では上下に形成するゲート金属配線部分1
21,122を中央を通るゲート金属配線部分123で
接続する如くゲート配線パターンを改良していることに
よっている。
【0019】なお、本発明では各バンプの形成位置を従
来のそれから45°回転した位置とすることによって、
チップ面積の有効利用化を図っている。なお、チップ有
効面積の単純な比較では図1の本発明は図6の従来例に
比して約70%の増加であるので、有効セル数も実際に
は上述した20%に止まらず、さらに増加するものと予
想される。
【0020】これはチップサイズが小さい程に有効とな
ることを示している。なお、上下両側に分かれたソース
配線用バンプS1,S2は図2に示すように基板上のパ
ターンPで容易に半田付け等により接続することができ
る。
【0021】また、本発明の第1実施例は4バンプの時
であるが6バンプやそれ以外のバンプ数の時でも有効で
ある。図3は第2実施例としてW.Bタイプ接続に適用
されるD−MOS集積回路を示している。
【0022】すなわち、図3において、311,31
2,313はゲート金属配線部分、32はゲートポリシ
リコン配線部分、33はソース金属配線部分であり、S
1,S2はソース配線用パッドであり、有効セル数は従
来と同一の比較条件で107である。
【0023】この有効セル数107は従来の同タイプの
それの97と比較して約10%の増加である。これは、
従来のゲート用金属配線が全周に渡って形成されていた
のに対し、本発明では上下に形成するゲート金属配線部
分311,312を中央を通るゲート金属配線部分31
3で接続する如くゲート配線パターンを改良しているこ
とによっている。
【0024】なお、この実施例ではソース配線用のパッ
ドが二つ必要となるが、大電流のMOSトランジスタ等
では有効である。図4はパワーMOSトランジスタに適
用した第3実施例を示している。
【0025】すなわち、図4において、41は絶縁層
部、42はN+ 埋め込み部分、43は金属配線部(G,
D,S各部)、44はポリシリコン配線部(ゲート)、
45はゲート部(G)、46はソース部(S)、47は
デッドスペース、48はドレインである。
【0026】この実施例は図7に示す従来例と比較して
明らかなように、有効セル数が同一であっても、デッド
スペース48が半減しているので、それだけチップ面積
を小さくすることができる。なお,本発明は、D−MO
S集積回路のみに限らず、IGBTを含む電界効果型パ
ワ−素子集積回路一般にも適用することが可能である。
【0027】
【発明の効果】従って、以上詳述したように本発明によ
れば、特にゲートに対する金属配線をチップの中央を通
すようにしてデッドスペースを削減する如くゲート配線
パターンを改良することにより、チップ面積を有効的に
利用して形成し得る有効セル数の増加を図るか、または
同一有効セル数であってもチップ面積を小さくすること
ができるようにした電界効果型パワ−素子集積回路を提
供することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図。
【図2】本発明の第1実施例のソース配線を説明する
図。
【図3】本発明の第2実施例を示す構成図。
【図4】本発明の第3実施例を示す構成図。
【図5】従来のW.Bタイプの例を示す構成図。
【図6】従来のF.Cタイプの例を示す構成図。
【図7】従来のパワーMOSトランジスタの例を示す構
成図。
【符号の説明】
11…ドレイン金属配線部分、121,122,123
…ゲート金属配線部分、13…ゲートポリシリコン配線
部分、14…ソース金属配線部分、31…ゲート金属配
線部分、32…ゲートポリシリコン配線部分、33…ソ
ース金属配線部分、41…絶縁層部、42:N+ 埋め込
み部分、43…金属配線部(G,D,S各部)、44:
ポリシリコン配線部(ゲート)、45…ゲート部
(G)、46…ソース部(S)、47…デッドスペー
ス、48…ドレイン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ上に形成されるゲート金属配線を
    有する電界効果型パワ−素子集積回路において、 前記ゲート金属配線は、 前記チップの両側に分けて形成される第1及び第2のゲ
    ート金属配線部分と、 前記チップの中央を通して形成されるもので、上記第1
    及び第2のゲート金属配線部分に接続された第3のゲー
    ト金属配線部分とを有してなることを特徴とする電界効
    果型パワ−素子集積回路。
JP32312094A 1994-12-26 1994-12-26 電界効果型パワ−素子集積回路 Pending JPH08181307A (ja)

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