JPH08180030A - 複合計算機システムのメモリ装置 - Google Patents

複合計算機システムのメモリ装置

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JPH08180030A
JPH08180030A JP6323095A JP32309594A JPH08180030A JP H08180030 A JPH08180030 A JP H08180030A JP 6323095 A JP6323095 A JP 6323095A JP 32309594 A JP32309594 A JP 32309594A JP H08180030 A JPH08180030 A JP H08180030A
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memory
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processing unit
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価に高い信頼性を維持してデータの等価性
保持機能を実現する。 【構成】 各計算機の中央処理装置からメモリ読み出し
アクセスがある場合には自系メモリモジュールから読み
出しを行い、また前記計算機から自系のメモリモジュー
ルに書き込みが発生した場合には、通信手段を介してそ
の書き込みアドレスとデータとを他の系のメモリモジュ
ールに同報通知し、また該通知を受けたメモリモジュー
ルは対応する自系メモリのアドレスに前記通知されたデ
ータを書き込むことにより常に前記メモリモジュールの
保持データの等価性を保つ等価性保持手段を備えた複合
計算機システムのメモリ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数の計算機間でデー
タの共有・送受信が必要な複合計算機システムのメモリ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の複合計算機システムの
メモリ装置である特開昭62−179044号公報に示
された複合計算機システムのコモンメモリ装置を示すブ
ロック図である。従来は、1台の系間コモンメモリ装置
を各計算機とは独立したシャーシとして提供し、各計算
機は計算機内に実装されるアダプタモジュールに接続さ
れる光通信ケーブル等の通信手段を介してコモンメモリ
装置と接続されていた。図において、1は計算機#1の
中央処理装置、2は計算機#1のシステムバス、3はシ
ステムバス2に接続され、通信手段4を介してコモンメ
モリサブシステム20内のI/Fモジュール7との間で
通信を行うためのアダプタモジュール、5はコモンメモ
リサブシステム20の初期化,診断,構成制御,コモン
メモリバス信号制御,およびスイッチパネルボードの制
御等を行うコモンメモリコントローラと称される制御
部、6はメモリユニット、8はコモンメモリバス、10
は計算機#1の装置本体である。
【0003】なお、計算機#2,計算機#3,計算機#
4についても計算機#1と同一の構成であり、計算機#
2,計算機#3,計算機#4の中央処理装置やアダプタ
モジュールには計算機#1と同一の符号を付してある。
【0004】次に動作について説明する。図12に中央
処理装置1からメモリユニット6への書き込み動作を示
すシーケンスを示す。例えば計算機#1の中央処理装置
1のコモンメモリ領域に対するロード/ストア命令実行
により、アダプタモジュール3に対してコモンメモリア
クセス要求が出される。アダプタモジュール3ではデー
タ転送パケットを生成し、その要求を通信手段4経由で
コモンメモリサブシステム20内のI/Fモジュール7
に送信する。I/Fモジュール7では、アダプタモジュ
ール3から受信したデータ転送パケットの指示に従い、
コモンメモリバス8を介してメモリユニットにアクセス
する。また、計算機#1,計算機#2,計算機#3,計
算機#4などの複数の計算機から同時にアクセス要求が
来た場合には、I/Fモジュール7内のコモンメモリバ
スアクセス調停回路により排他制御される。また、図に
示す様に中央処理装置1からのアクセス要求が連続した
メモリ領域へのアクセスである際には、連続アドレス判
定によりI/Fモジュール7からメモリユニット6に対
してDMA転送が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合計算機シス
テムのメモリ装置は以上のように構成されているので、
多重系計算機システムを構築した場合でもコモンメモ
リサブシステム20が信頼性上のネックとなり、アダプ
タモジュール3も含めてコモンメモリサブシステム20
を2重化しなければ、コモンメモリサブシステム20の
電源故障やコモンメモリバス8の故障等によりシステム
全体が停止に至る可能性がある。コモンメモリサブシ
ステム20を計算機#1,計算機#2,計算機#3,計
算機#4などから独立した別シャーシとして実装する必
要があり、さらにで述べた問題点を避けるために2重
化する必要がありシステムコストが高くなる。また構成
モジュールの数が多く、コスト増につながるだけでな
く、故障率も高くなる。常に通信手段4を介したメモ
リアクセスが発生するため、通信時間オーバヘッドによ
りメモリアクセス性能向上が困難である。コモンメモ
リサブシステム20はメモリとしてのアクセスのみに限
られ他の系の計算機にメッセージを送ったり、割り込み
をかけたりする場合には別途設けられたネットワーク経
由で行う必要があるなどの問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、安価に高い信頼性を維持してデ
ータの等価性保持機能を実現する複合計算機システムの
メモリ装置を得ることを目的とする。
【0007】また、この発明の目的は資源の効率的利用
により他の計算機にメッセージを発行したり割り込みを
かけることができるデータの等価性保持機能を有した複
合計算機システムのメモリ装置を得ることを目的とす
る。
【0008】また、この発明は系間排他情報の一元管理
を行い系間排他制御を実現できる複合計算機システムの
メモリ装置を得ることを目的とする。
【0009】さらにまた、この発明は通信オーバヘッド
を少なくし、メモリへの高速アクセスなど処理能力を向
上させ、またメモリ領域を柔軟に切り分けてデータの等
価性保持機能を実現する複合計算機システムのメモリ装
置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る複
合計算機システムのメモリ装置は、各計算機本体内に実
装され他のメモリモジュールとは独立したメモリモジュ
ールと、各計算機のメモリモジュール間を接続する通信
手段と、各計算機の中央処理装置からメモリ読み出しア
クセスがある場合には、自系メモリモジュールから読み
出しを行うが、前記計算機の中央処理装置から自系のメ
モリモジュールに書き込みが発生した場合には、前記通
信手段を介してその書き込みアドレスとデータを他系メ
モリモジュールに同報通知し、また通知を受けたメモリ
モジュールは対応する自系メモリのアドレスに通知デー
タを書き込むことにより、常に全メモリモジュールが保
持する保持データの等価性を保つ等価性保持手段とを備
えたものである。
【0011】請求項2の発明に係る複合計算機システム
のメモリ装置は、各計算機あるいはバックアップ用計算
機の中央処理装置からメモリ読み出しアクセスがある場
合には自系メモリモジュールのメモリから読み出しを行
い、また前記各計算機あるいは前記バックアップ用計算
機から自系メモリモジュールのメモリに書き込みが発生
した場合には、夫々の通信手段を介してその書き込みア
ドレスとデータとを前記バックアップ用計算機の対応す
る前記メモリモジュールあるいは前記計算機のメモリモ
ジュールに通知し、また該通知を受けた前記メモリモジ
ュールは前記通知された書き込みアドレスに対応するア
ドレスに前記通知されたデータを書き込むことにより常
に前記計算機と前記バックアップ用計算機との間で対応
しているメモリモジュール間で保持する保持データの等
価性を保つ等価性保持手段を備えたものである。
【0012】請求項3の発明に係る複合計算機システム
のメモリ装置は、中央処理装置と該中央処理装置から自
系メモリとしてアクセス可能であり、送信処理の競合を
回避して通信を確立するための通信プロトコルを有した
メモリモジュールとを有した複数の計算機と、前記夫々
のメモリモジュールを結合する通信手段と、前記各計算
機の中央処理装置からメモリ読み出しアクセスがある場
合には自系メモリモジュールのメモリから読み出しを行
い、また前記各計算機から自系メモリモジュールのメモ
リに書き込みが発生した場合には、前記通信手段を介し
前記通信プロトコルにより書き込みアドレスとデータと
を他系メモリモジュールに同報通知し、また該通知を受
けたメモリモジュールは対応する自系メモリのアドレス
に前記通知されたデータを書き込むことにより常に前記
メモリモジュールで保持する保持データの等価性を保つ
等価性保持手段とを備えたものである。
【0013】請求項4の発明に係る複合計算機システム
のメモリ装置は、各計算機のメモリモジュール内にメッ
セージ送信レジスタとメッセージ受信レジスタと、メッ
セージヘッダ生成手段およびメッセージヘッダ解析手
段、さらにメッセージ受信による中央処理装置への割り
込み発生手段を備え、前記中央処理装置から自系メモリ
モジュール内の前記メッセージ送信レジスタへ連続的に
書き込みを行うことにより、メッセージヘッダ情報に従
って、他系のメモリモジュール内の前記メッセージ受信
レジスタへ転送を行うと共に前記他系の中央処理装置に
割り込みを発生させて系間のメッセージ通信を実現する
系間メッセージ通信手段とを備えたものである。
【0014】請求項5の発明に係る複合計算機システム
のメモリ装置は、各計算機のメモリモジュール内にセマ
フォ管理テーブルを備え、前記計算機の中央処理装置か
らセマフォ獲得要求があった場合に、自系メモリモジュ
ール内のセマフォ管理テーブルを参照・更新すると共
に、他系のメモリモジュールに対しセマフォ管理テーブ
ルの参照・更新要求を出すことにより系間排他制御を行
う系間排他制御手段を設けたものである。
【0015】請求項6の発明に係る複合計算機システム
のメモリ装置は、各計算機の中央処理装置のアドレス空
間にメモリモジュールの空間をマッピングするマッピン
グ手段と、前記中央処理装置の主メモリ空間から自系メ
モリモジュール内のメモリに対してダイレクト・メモリ
・アクセス転送を行うDMA転送手段とを備え、前記中
央処理装置から単一アドレスへの直接アクセスを行う直
接アクセスモードと前記DMA転送手段により複数デー
タのダイレクト・メモリ・アクセス転送を行うDMA転
送モードとを備えたものである。
【0016】請求項7の発明に係る複合計算機システム
のメモリ装置は、各計算機の中央処理装置から自系メモ
リモジュールに書き込みを行う際に、直接アクセスおよ
びダイレクト・メモリ・アクセスの夫々に対し、他の系
のメモリモジュールへの書き込みが成功した後にアクセ
スを終了させる同期モードおよび前記中央処理装置から
のアクセスを終了させてから他の系のメモリモジュール
に対する書き込みを行う非同期モードを備えたものであ
る。
【0017】請求項8の発明に係る複合計算機システム
のメモリ装置は、計算機のメモリモジュール内の所定の
メモリアドレス領域毎に、書き込まれたデータを他系メ
モリモジュールに通信して反映させるか否かを動作モー
ドとして設定するモード設定手段を備えたものである。
【0018】
【作用】請求項1の発明における複合計算機システムの
メモリ装置は、常に各計算機内のメモリモジュールの内
容が等価に保たれるため、計算機間を結合する通信回線
上あるいはメモリモジュールで故障が発生した場合で
も、通信リンク・ダウン処理や他系メモリモジュールと
のリンク・ダウン処理によって故障部位を切り離すこと
により、残りの計算機は自系のメモリモジュールにアク
セスしながら継続運転可能となり、低いコストで高い信
頼性を有した複合計算機装置が実現する。
【0019】また、メモリモジュールは各計算機内に実
装されるため、別個にシャーシを設ける必要がなく、通
信手段とメモリモジュールのみの構成となるため、シス
テム構造が簡略化してコストの抑制が実現する。
【0020】さらに、メモリモジュールのメモリからの
データ読み出しは自系のメモリモジュールからの読み出
しとなるので、系間通信のオーバヘッドがなくなり高速
な読み出しが可能となる。
【0021】請求項2の発明における等価性保持手段
は、計算機あるいはバックアップ用計算機から自系メモ
リモジュールのメモリに書き込みが発生した場合には、
夫々の通信手段を介してその書き込みアドレスとデータ
とを前記バックアップ用計算機の対応するメモリモジュ
ールあるいは前記計算機の対応するメモリモジュールに
通知し、また該通知を受けた前記メモリモジュールは前
記通知された書き込みアドレスに対応するアドレスに前
記通知されたデータを書き込むことにより常に前記対応
するメモリモジュール間では保持する保持データの等価
性が保持されるので、前記計算機に故障が発生した場合
には前記バックアップ用計算機が前記故障した計算機の
メモリモジュールに対応するメモリモジュールのメモリ
に記憶されているデータを用いて前記故障した計算機の
バックアップを行うことが可能であり、メモリに記憶さ
れているデータの等価性保持機能を備え低いコストで高
い信頼性を有したバックアップ機能を実現する。
【0022】請求項3の発明における等価性保持手段
は、各計算機から自系メモリモジュールのメモリに書き
込みが発生した場合には、送信処理の競合を回避して通
信を確立するための通信プロトコルによりその書き込み
アドレスとデータとを通信手段を介して他系メモリモジ
ュールに同報通知するので、各メモリモジュールの内容
の等価性保持が円滑に行われ、また前記通知を受けたメ
モリモジュールは対応する自系メモリのアドレスに前記
通知されたデータを書き込むことにより常に前記メモリ
モジュールで保持する保持データの等価性が保持され
る。
【0023】請求項4の発明における複合計算機システ
ムのメモリ装置は、メッセージ送信レジスタとメッセー
ジ受信レジスタ、さらにメッセージヘッダ生成手段とメ
ッセージヘッダ解析手段と割り込み発生手段とにより、
メモリモジュールのメモリに記憶されているデータの等
価性保持のための通信手段と同一の通信手段を用いて他
系の中央処理装置へ情報付き割り込みを発生させること
が出来、ハードウェア資源の効率的な利用を行って他の
計算機にメッセージを発行したり割り込みをかけること
が可能となる。
【0024】請求項5の発明における系間排他制御手段
は、メモリモジュール間で通信を行い、メモリモジュー
ル内に備えられたセマフォ管理テーブルの各セマフォ管
理テーブルデータの整合性を図ることにより、系間排他
情報の一元管理を行い系間排他制御を実現する。
【0025】請求項6の発明における複合計算機システ
ムのメモリ装置は、各計算機の中央処理装置からロード
/ストア命令により直接アクセスを行う直接アクセスモ
ードとDMA転送モードを設けることにより、前記中央
処理装置からランダムなメモリ領域にアクセスする場合
の応答性能確保と連続メモリ領域に対する大容量データ
転送を行う際の処理能力の向上を実現する。
【0026】請求項7の発明における複合計算機システ
ムのメモリ装置は、他系メモリモジュールへの書き込み
が成功した後に計算機の中央処理装置のアクセスを終了
させる同期モードと、前記中央処理装置からのアクセス
を終了させてから他系メモリモジュールに対する書き込
みを行う非同期モードの両方を設けることにより、メモ
リ書き込みの際の同期処理を犠牲にして前記中央処理装
置をメモリアクセス処理から早期に開放し、前記中央処
理装置の処理能力の向上を実現する。
【0027】請求項8の発明における複合計算機システ
ムのメモリ装置は、計算機のメモリモジュール内のメモ
リ領域をローカルメモリ領域と共有メモリ領域に分割し
て使用することにより、アプリケーションの要求に応じ
柔軟なメモリ構成を構築するだけでなく、書き込みデー
タを他系メモリモジュールへ反映させる必要がない場合
には、通信手段を介した伝送によるオーバヘッドを省
き、試験中のアプリケーションが使うメモリ領域などの
他系メモリモジュールにデータが反映されては困るよう
な領域をも柔軟に設定可能にする。
【0028】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1による複合計算機シス
テムのメモリ装置を有した複合計算機システムの構成を
示すブロック図である。図において、1は計算機#1の
中央処理装置(マッピング手段)、2は計算機#1のシ
ステムバス、9はシステムバス2に接続され光ケーブル
等の通信手段4の通信回線を介して他の系の計算機#2
のメモリモジュールとの間で通信を行うメモリモジュー
ル、10は計算機#1の装置本体を示している。
【0029】なお、計算機#2についても計算機#1と
同一の構成であり、計算機#2の中央処理装置やメモリ
モジュールには計算機#1と同一の符号を付してある。
【0030】図2は、本実施例の複合計算機システムの
メモリ装置における計算機#1および計算機#2のメモ
リモジュール9の内部構成を示すブロック図である。図
において、11はメモリモジュール9の内部バス12と
システムバス2のインターフェースを行うシステムバス
制御部(通信手段)、13はメモリモジュール9の内部
バス12からメモリアレイ16へのアクセスおよびマイ
クロプロセッサ14からローカルメモリ15やメモリア
レイ16へのアクセスを制御するメモリ制御部(等価性
保持手段)であり、メモリアレイ16の系間で共有する
データを保持するメモリを有する。17は他系メモリモ
ジュールへデータを通信するための系間等価通信制御部
(等価性保持手段)であり、光リンクの送受信制御部を
用いた場合を示している。11aと17aはシステムバ
ス制御部11からの内部バス12へのアクセスとデータ
受信時に系間等価通信制御部17からの内部バス12へ
のアクセスが競合したときに競合制御を行うバス調停回
路である。
【0031】また、図3は本実施例の複合計算機システ
ムのメモリ装置が適用される計算機#1および計算機#
2のメモリモジュール9内の系間等価通信制御部17の
内部構成を示すブロック図である。図において50は他
系送信時の内部バスアドレス/データ/コマンドなどの
ラッチ回路、51は他系から受信したときの内部バスア
ドレス/データ/コマンドなどのラッチ回路、52は他
系メモリモジュールへの送信時に内部バス12に対して
系間等価通信制御部17がスレーブ動作を行う際の内部
バス信号制御を行うスレーブ制御回路、53は他系メモ
リモジュールからの受信時に内部バス12に対して系間
等価通信制御部17がマスタ動作を行う際の内部バス信
号制御を行うマスタ制御回路、54は内部バス12のパ
リティ符号チェック回路、55は内部バス12のパリテ
ィ符号生成回路、56は通信手段4の通信回線と内部バ
スの速度の違いを吸収するためのFIFO送信バッフ
ァ、57は同様にFIFO受信バッファ、58はCRC
(Cyclic Redundancy Check)
符号生成回路、59はCRC符号チェック回路、60は
送信制御回路、61は受信制御回路、62は通信パケッ
ト生成とパラレル→シリアル変換を行うトランスミッ
タ、63は通信パケット解読とシリアル→パラレル変換
を行うレシーバ、64は光送信器、65は光受信器を示
す。なお、ラッチ回路50,51とスレーブ制御回路5
2,マスタ制御回路53,FIFO送信バッファ56,
FIFO受信バッファ57,トランスミッタ62,レシ
ーバ63,光送信器64,光受信器65は等価性保持手
段に対応する。
【0032】次に動作について説明する。図1,図2,
図3に示すように構成された複合計算機システムのメモ
リ装置で、例えば図1における計算機#1の中央処理装
置1が自系のメモリモジュール9のメモリ領域に対する
書き込みを行った場合を想定すると、その場合、図2に
おいてシステムバス2経由でメモリ書き込みバストラン
ザクションが発行され、対応するアドレスがメモリモジ
ュール領域への書き込みであるとシステムバス制御部1
1が認識した場合には、システムバス制御部11はメモ
リ制御部13を経由してメモリアレイ16の対応アドレ
スへデータを書き込む。
【0033】系間等価通信制御部17では、図3のスレ
ーブ制御回路52で常に内部バス12のトランザクショ
ンを監視しており、メモリアレイ16への書き込みトラ
ンザクションが発生した場合には、そのバストランザク
ションで示されるアドレスとコマンドとを、ラッチ回路
50を経てFIFO送信バッファ56に取り込む。さら
に、トランスミッタ62でこのデータを通信パケットに
組み直した上で他系メモリモジュールに送信する。
【0034】図1の計算機#2のメモリモジュール9で
は、前記通信パケット受信により図3のFIFO受信バ
ッファ57にバッファリングを行った後、ラッチ回路5
1を経てマスタ制御回路53の制御により内部バス12
にバストランザクションを発行し、図2のメモリ制御部
13を経由してメモリアレイ16の対応アドレスへデー
タを書き込む。このようにして図1の計算機#1と計算
機#2のメモリ・モジュール内共有データの等価処理が
行なわれる。
【0035】次に、図1において計算機#1の中央処理
装置1が自系のメモリモジュール9のメモリ領域に対す
る読み出しを行った場合を想定すると、その場合、図2
においてシステムバス2経由でメモリ読み出しバストラ
ンザクションが発行され、対応するアドレスがメモリモ
ジュール領域への読み出しであるとシステムバス制御部
11が認識した場合には、システムバス制御部11はメ
モリ制御部13を経由してメモリアレイ16の対応アド
レスへデータからデータを読み出す。この場合、常に他
系メモリモジュール内のデータと自系メモリモジュール
内のデータが等価であることが保証されているため、系
間等価通信制御部17での動作は不要である。従って、
系間の通信は行われず、システムバス2のメモリ読み出
しバストランザクションは短期間で終了する。
【0036】図2において、システムバス制御部11か
らの内部バス12のアクセスとデータ受信時の系間等価
通信制御部17からの内部バス12のアクセスが競合し
た場合は、それぞれのバス調停回路11a,17aにて
競合制御が行なわれる。このように、図1の計算機#1
内のメモリモジュールのデータと計算機#2内のメモリ
モジュールのデータの等価性が保証されるため、例えば
運転系として動作中の計算機#1が故障した場合にで
も、あらかじめ処理引き継ぎに必要なデータが本実施例
による各計算機のメモリモジュールに格納されておれ
ば、待機系の計算機#2は、自系のメモリモジュールの
みを使用して処理を引き継ぐことが可能である。
【0037】実施例2.なお、上記実施例1では、二重
系計算機システムの構成例について述べたが、本発明に
よる複合計算機システムのメモリ装置をN台の計算機
と、それら計算機をバックアップする1台のバックアッ
プ用計算機とからなるバックアップ計算機システムにも
適用可能である。
【0038】図4は、本実施例による複合計算機装置を
3台の計算機と、それら計算機をバックアップする1台
のバックアップ用計算機とから構成したときのバックア
ップ計算機システムを示すブロック図である。図4にお
いて図1と同一または相当の部分については同一の符号
を付し説明を省略する。この実施例4では、バックアッ
プ用計算機である計算機#4は3つのメモリモジュール
9a,9b,9cを備えている。
【0039】この場合、計算機#1〜計算機#3の処理
引き継ぎに必要なデータは、上記実施例と同様の処理に
てバックアップ用計算機である計算機#4の3枚のメモ
リモジュールと各々等価が図られており、計算機#1〜
計算機#3のいづれかの計算機故障発生時には、それに
対応する計算機#4内のメモリモジュール9aあるいは
メモリモジュール9bあるいはメモリモジュール9cを
用いて計算機#4が処理を引き継ぐことが可能である。
【0040】本構成により複数の計算機のバックアップ
として1台の計算機を設置するだけでよく、安価に多重
系システムを組める。また、メモリモジュール間を接続
する通信手段とメモリモジュール自体は各メイン計算機
毎に独立して設けることが出来るため、バックアップ用
計算機との間の通信トラフィックによる影響を受ける事
がない。
【0041】実施例3.また、図5に示すような多重系
システム構成時にはスターカプラ型のシステムバス制御
部11を使用することにより本発明による複合計算機シ
ステムのメモリ装置の適用が可能である。この場合、各
計算機からの送信処理の競合を避けるため、図2に示す
メモリモジュール9内のマイクロプロセッサ14により
実行される上位通信プロトコルをマイクロプロセッサの
ローカルメモリ15に実装することができる。
【0042】本構成により、各計算機は自系のメモリモ
ジュールに書き込みを行うだけで自動的に全ての計算機
間でデータの共有が可能となる。
【0043】実施例4.前記実施例1の構成によるメモ
リモジュール9では、自系の中央処理装置1は自系メモ
リモジュール9への書き込みにより、他系メモリモジュ
ールへデータの転送が可能であるが、他系の中央処理装
置に対してデータが書き変ったことを割り込みにて通知
することは出来ない。図6に示す実施例4の構成による
メモリモジュール9では、内部バス12に接続されるシ
ステムバスメッセージ送信回路(メッセージ送信レジス
タ,系間メッセージ通信手段)18とシステムバスメッ
セージ受信回路(メッセージ受信レジスタ,系間メッセ
ージ通信手段)19、およびシステムバスメッセージ送
受信完了時にマイクロプロセッサ(メッセージヘッダ解
析手段)14に対して割り込みを発生する割り込み制御
回路21を設ける。また、系間等価通信制御部17によ
り他系メモリモジュールからの系間メッセージ用エリア
に対するメモリ書き込みトランザクションを受信したと
きには、マイクロプロセッサ14に割り込みを発生させ
る。これにより中央処理装置1からメモリモジュール経
由で他系の中央処理装置に対してメッセージすなわちデ
ータ付き割り込みを発生させる。
【0044】次に動作について説明する。中央処理装置
1からシステムバス2経由でシステムバスメッセージを
受信すると、システムバスメッセージ受信回路19は割
り込み制御回路21経由でマイクロプロセッサ14に割
り込みを発生させる。マイクロプロセッサ14はシステ
ムバスメッセージを取り込み、そのメッセージのヘッダ
部にある宛先が他系メモリモジュールを示していれば、
系間等価通信制御部17を経由して他系メモリモジュー
ル内の系間メッセージ用メモリエリアに対してメッセー
ジデータを書き込む。一方、他系メモリモジュールの系
間等価通信制御部17で系間メッセージ用メモリエリア
に対する書き込みを受信した場合には、メモリにデータ
を書き込んだ後、他系メッセージ受信割り込みをマイク
ロプロセッサ14に発行する。マイクロプロセッサ14
は系間メッセージ用メモリエリアから他系からのメッセ
ージ情報を取り出して、それをシステムメッセージに編
集し直した上で、システムバスメッセージ送信回路18
にメッセージ送信起動をかける。中央処理装置1にもメ
モリモジュール9と同様のメッセージ送受信回路を備え
ているため、メモリモジュール9から送られてくるメッ
セージの受信により前記中央処理装置1内で割り込みが
発生し、他系からのメッセージが届いたことが中央処理
装置1に通知される。中央処理装置1は、この通知によ
り共有メモリが書き変わったことを知ることが可能であ
ることからポーリング処理が不要となる。
【0045】実施例5.前記実施例1の構成によるメモ
リモジュールでは、自系中央処理装置から任意の共有メ
モリエリアに対する書き込みが可能であると同時に、同
じエリアに対して他系からの書き込みを許している。そ
の結果、ある処理を実行する間、ある共有メモリエリア
を他系からのアクセスをブロックしたまま占有して使用
することが出来ない。図7に示す実施例5のメモリモジ
ュールではセマフォ管理テーブル22をメモリモジュー
ル9内のローカルメモリ15に設けることにより、マイ
クロプロセッサ14は系間排他制御手段として共有メモ
リエリアを他系との間で排他制御する。前記セマフォ管
理テーブル22は、セマフォ番号「1」,「2」,
「3」,「4」夫々に対応して、フリーの状態であるこ
とを示す情報(0,0)、自系獲得中であることを示す
情報(0,1)、他系獲得中であることを示す情報
(1,0)が設定されているテーブルである。
【0046】次に動作について説明する。ある共有メモ
リエリアを占有して使用したい場合は、中央処理装置は
自系メモリモジュール9に対して所定のセマフォ番号の
セマフォ機能を獲得するための要求を発行する。自系メ
モリモジュール9内のマイクロプロセッサ14は自己の
ローカルメモリ15内のセマフォ管理テーブル22を参
照し、対応するセマフォ番号が既に他系に獲得されてい
ないか確認する。
【0047】この場合、他系あるいは自系で前記セマ
フォ番号が獲得中であれば、自系の中央処理装置1に対
してセマフォ獲得失敗を返す。他系あるいは自系で獲
得中でなければ、自己のローカルメモリ15内のセマフ
ォ管理テーブル22の対応するセマフォ番号の情報を自
系獲得中に(0,0)から(0,1)に更新し、さらに
他系に対してセマフォ獲得要求を発行する。セマフォ獲
得要求を受けた他系のメモリモジュールでは、自己のロ
ーカルメモリ15内のセマフォ管理テーブル22の対応
するセマフォ番号の情報をチェックする。そして、他
系あるいは自系で獲得中であれば、他系のメモリモジュ
ールに対してセマフォ獲得失敗を返す。他系メモリモジ
ュールではそれを受けて中央処理装置に対してセマフォ
獲得失敗を返す。他系あるいは自系で獲得中でなけれ
ば、自己のローカルメモリ15内のセマフォ管理テーブ
ル22の対応するセマフォ番号の情報を他系獲得中に
(0,0)から(1,0)に更新し、さらに他系に対し
てセマフォ獲得成功を返す。他系メモリモジュールでは
それを受けて中央処理装置に対してセマフォ獲得成功を
返す。この機構をアプリケーションに提供することによ
り、メモリモジュール9内の共有メモリエリアアクセス
の排他制御を実現することが出来る。
【0048】実施例6.前記実施例1の構成によるメモ
リモジュールでは、自系中央処理装置からの共有メモリ
エリアに対するアクセスを、1アドレス単位で中央処理
装置からシステムバス2およびメモリモジュール9の内
部バス12、さらにメモリ制御部13を経由しメモリア
レイ16に対し直接アクセスすることで行う方式であっ
た。以下、このようなアクセス方式をダイレクトアクセ
ス方式と呼ぶ。少量のデータの書き込み/読み出しを行
う際には、ダイレクトアクセスは特に手順を要しないた
めレスポンスが良く性能的にも問題ないが、大量のデー
タの書き込み/読み出しを行う場合には、各アドレスに
対してシステムバス2〜メモリモジュールの内部バス1
2の獲得時間が必要となることやDRAM等のメモリに
対する高速アクセスモードを使用できないなど性能的に
不利である。また各メモリアドレスに対するアクセスで
中央処理装置が占有されるというデメリットもある。
【0049】図8に示す実施例6の構成によるメモリモ
ジュール9では、メモリ制御部13にDMAコントロー
ラ(DMA転送手段)23を設けると共に、中央処理装
置1の主メモリ25内にアクセスする際の共有メモリ先
頭アドレス,転送バイト数,転送方向,DMA転送の対
象となるデータバッファの先頭アドレスなどの情報が書
き込まれたDMAコマンドエントリ(DMA転送手段)
24を設定することにより、大量のデータを効率良く書
き込めるようにする。
【0050】次に動作について説明する。中央処理装置
1は主メモリ25内にDMAコマンドエントリ24を用
意した後、メモリモジュール9に対してDMAコマンド
エントリ格納アドレスの指示を含んだDMA転送要求を
出す。メモリモジュール9のマイクロプロセッサ14
は、中央処理装置1から指示された主メモリ格納アドレ
スよりDMAコマンドエントリ24を取り込み、DMA
コマンドエントリ24に含まれる共有メモリ先頭アドレ
ス,転送バイト数,転送方向,DMA転送の対象となる
中央処理装置1内の主メモリ25のデータバッファの先
頭アドレスを知り、その情報をメモリ制御部13内のD
MAコントローラ23に設定し、DMA転送起動をかけ
る。DMAコントローラ23は、主メモリ25にある前
記データバッファと共有メモリの指定エリア間でデータ
の転送を行う。またこの際、系間等価通信制御部17
は、メモリモジュールの内部バス12の転送の状態をモ
ニタリングして、自系共有メモリに対する書き込み転送
の場合に限り他系へ転送する。
【0051】実施例7.前記実施例6のメモリモジュー
ルを使用した場合に、中央処理装置は共有メモリに対す
る書き込みが正しく他系メモリに反映されたかを確認
し、そのうえで次の処理に移行したい場合がある。一方
また、高速化のため毎回のDMAアクセスで他系への反
映を待たずに次の処理に進み、他系メモリへの反映に失
敗したときのみ通知を受けたい場合もある。このため本
実施例では、メモリモジュールを制御する中央処理装置
1上のドライバソフトウェアはアプリケーションソフト
ウェアに対して、例えば同期アクセスの呼び出しエント
リと非同期アクセスの呼び出しエントリとを設ける。さ
らにメモリモジュールにDMA起動をかける際に、他系
書き込み完了通知の要/不要をDMAコマンドエントリ
内に記述した上でメモリモジュールに同期アクセスある
いは非同期アクセスを指示する。これにより、アプリケ
ーションに対してフレキシブルなアクセス方式が提供で
きる。
【0052】実施例8.前記実施例1の構成によるメモ
リモジュールでは、自系メモリモジュールへの書き込み
が行われた場合、必ず他系メモリモジュールとの通信が
行われ、データの等価処理が行われる。一般的な2重系
システムで行われるチェックポイントによるデータ等価
処理の場合には、他系とのデータ等価が実施されるの
は、一定周期のチェックポイントのタイミングで良く、
チェックポイントとチェックポイントとの間は、自系の
メモリへの書き込みが発生する毎に他系へ反映させる必
要は無い。このような場合、共有メモリを2バンクに分
割しチェックポイント毎にそれまで使用していたバンク
(仮にバンク#0とする)の内容を他系へ反映させると
共に、次のチェックポイントが来るまでは他方のバンク
(仮りにバンク#1とする)を使用する。このような場
合、次のチェックポイントが来るまで、バンク#1への
書き込み内容は他系のメモリモジュールに反映させる必
要はない。従って、他系メモリモジュールとの通信のた
めに無駄なオーバヘッドが発生することになる。このた
め、メモリモジュールの領域毎にメモリ等価処理を行う
か否かの設定が出来るようなモード設定手段があれば、
このようなオーバヘッドを省くことが出来る。
【0053】図9は、本実施例8の複合計算機システム
のメモリ装置の各計算機のメモリモジュール9の構成を
示すブロック図であり、系間等価通信制御部17に対し
てメモリ等価処理実施を行うか否かを制御するメモリ等
価処理制御回路26と、メモリモジュールの領域を指定
するメモリアドレス領域1〜メモリアドレス領域Nおよ
びそれら各メモリアドレス領域に対して書き込みが行わ
れたときにメモリ等価処理実施を行うか否かを示すフラ
グが設定されたメモリ等価処理制御テーブル(モード設
定手段)27を設ける。図10は、このメモリ等価処理
制御テーブル27を示している。
【0054】次に動作について説明する。アプリケーシ
ョンからの指示により、メモリ等価処理制御テーブル2
7にメモリ領域の設定とそのメモリ領域に書き込みが行
われた場合に他系への通信を行いメモリ等価処理を行う
か否かを示すフラグを設定する。図10では、メモリ領
域の設定として、メモリアドレスの上位2バイトを設定
する例を示している。メモリ等価処理制御テーブル27
が設定された後、自系の中央処理装置1から例えばアド
レス0x(00021000)に書き込みが発生した場
合、メモリ等価処理制御回路26はそのバストランザク
ションをモニタすると共にメモリ等価処理制御テーブル
27を参照し、メモリアドレス領域2に対してはメモリ
等価処理イネーブルフラグ「1」がセットされているこ
とから、系間等価通信制御部17へメモリ等価通信処理
を許可する信号を発行する。逆に例えばアドレス0x
(00082000)への書き込みが発生した場合は、
メモリアドレス領域4に対してはメモリ等価処理イネー
ブルフラグがクリアされていることから、系間等価通信
制御部17へメモリ等価通信処理を禁止する信号を発行
する。
【0055】従って本実施例によれば、他系に反映させ
る必要のないメモリアドレス領域と他系に反映させる必
要のあるメモリアドレス領域とをメモリ等価処理制御テ
ーブル27により切り分けることが出来、他系メモリモ
ジュールとの通信のための無駄なオーバヘッドの発生を
防止することが出来、またアプリケーションソフトウェ
アによりメモリ領域の柔軟な利用が可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、各計算機の中央処理装置からメモリ読み出しアクセ
スがある場合には自系メモリモジュールから読み出しを
行い、また1台の計算機から自系のメモリモジュールに
書き込みが発生した場合には、通信手段を介してその書
き込みアドレスとデータとを他系のメモリモジュールに
同報通知し、また該通知を受けたメモリモジュールは対
応する自系メモリのアドレスに前記通知されたデータを
書き込むことにより常に前記メモリモジュール保持デー
タの等価性を保つ等価性保持手段とを備えるように構成
したので、計算機間を結合する通信回線上やメモリモジ
ュールで故障が発生した場合でも、通信リンク・ダウン
処理や他系メモリとのリンク・ダウン処理によって故障
部位を切り離すことにより、残りの計算機システムは自
系メモリモジュールにアクセスしながら運転を継続で
き、また、メモリモジュールは各計算機内に実装される
ため、別個にシャーシを設ける必要がなくなるため安価
にシステムを構成でき、さらに、データの読み出しは自
系メモリモジュールから読み出すだけでよいことから、
系間通信のオーバヘッドがなくなり高速な読み出しが可
能となる複合計算機システムのメモリ装置が得られる効
果がある。
【0057】請求項2の発明によれば、各計算機あるい
はバックアップ用計算機の中央処理装置からのメモリ読
み出しアクセスを自系メモリモジュールのメモリに対し
て行い、また前記計算機あるいは前記バックアップ用計
算機からの自系メモリモジュールに対するメモリ書き込
みアクセスがあったときには、夫々の通信手段を介して
書き込みアドレスとデータとを前記バックアップ用計算
機あるいは前記計算機の対応する前記メモリモジュール
に通知し、また該通知を受けた前記メモリモジュールは
前記通知された書き込みアドレスに対応する自系メモリ
のアドレスに前記通知されたデータを書き込むことによ
り常に前記計算機と前記バックアップ用計算機との間で
対応しているメモリモジュール間の保持データの等価性
を保つ等価性保持手段を備えるように構成したので、前
記メモリモジュールのシャーシを個別に設ける必要がな
くなり、システムとしてのハードウェア構成が簡略化さ
れ安価に構成でき、また自系メモリモジュールへアクセ
スすることでバックアップを開始できるので通信時間オ
ーバーヘッドが抑制でき、またバックアップ用計算機の
各メモリモジュールの内容は対応する計算機のメモリモ
ジュールの内容と等価に保たれていることから信頼性の
高いバックアップ機能を実現できる複合計算機システム
のメモリ装置が得られる効果がある。
【0058】請求項3の発明によれば、各計算機の中央
処理装置からメモリ読み出しアクセスがある場合には、
自系メモリモジュールのメモリから読み出しを行い、ま
た前記計算機から自系メモリモジュールのメモリに書き
込みが発生した場合には、前記各計算機のメモリモジュ
ールを結合する結合装置を介してその書き込みアドレス
とデータとを、前記各計算機からの送信処理の競合を回
避して通信を確立するための通信プロトコルを基に他系
メモリモジュールに同報通知し、また該通知を受けたメ
モリモジュールは対応する自系メモリのアドレスに前記
通知されたデータを書き込むことにより常に前記メモリ
モジュールで保持する保持データの等価性を保つ等価性
保持手段とを備えるように構成したので、前記メモリモ
ジュールのシャーシを個別に設ける必要がなくなり、シ
ステムとしてのハードウェア構成が簡略化され安価に構
成でき、さらに前記通信プロトコルにより各計算機から
の送信処理の競合が回避されてデータの等価性保持機能
が円滑に行われ信頼性を向上させた複合計算機システム
のメモリ装置が得られる効果がある。
【0059】請求項4の発明によれば、中央処理装置か
ら自系メモリモジュール内のメッセージ送信レジスタへ
連続的に書き込みを行うことにより、メッセージヘッダ
の情報に従って、他系メモリモジュール内のメッセージ
受信レジスタへ転送を行うと共に他系の中央処理装置に
割り込み発生手段により割り込みを発生させて系間のメ
ッセージ通信を実現する系間メッセージ通信手段を備え
るように構成したので、メモリモジュールのメモリ内容
の等価性保持のための資源の効率的利用による他系への
メッセージ発行や割り込み処理を可能にする複合計算機
システムのメモリ装置が得られる効果がある。
【0060】請求項5の発明によれば、中央処理装置か
ら共有メモリエリアに対し系間排他制御を行いたい旨の
セマフォ獲得要求があった場合に、自系メモリモジュー
ル内のセマフォ管理テーブルを参照・更新すると共に、
他系メモリモジュールのセマフォ管理テーブルの参照・
更新要求を出すことにより前記共有メモリエリアに対し
系間排他制御を行う系間排他制御手段を備えるように構
成したので、各セマフォ管理テーブルデータの整合性を
図ることが可能となり、系間排他情報の一元管理を行い
系間排他制御を実現できる複合計算機システムのメモリ
装置が得られる効果がある。
【0061】請求項6の発明によれば、中央処理装置の
主メモリ空間からメモリモジュール内のメモリの単一ア
ドレスへの直接アクセスを行う直接アクセスモードおよ
び前記DMA転送手段により複数データのダイレクト・
メモリ・アクセス転送を行うDMA転送モードを備える
ように構成したので、前記中央処理装置から前記メモリ
のランダムなメモリ領域にアクセスする場合の応答性能
確保と連続メモリ領域に対する大容量データ転送を行う
際のスループット向上を図ることのできる複合計算機シ
ステムのメモリ装置が得られる効果がある。
【0062】請求項7の発明によれば、中央処理装置か
らメモリモジュールに書き込みを行う際に直接アクセス
およびダイレクト・メモリ・アクセスの夫々に対し、他
の系のメモリモジュールへの書き込みが成功した後にア
クセスを終了させる同期モードおよび前記中央処理装置
からのアクセスを終了させてから他の系のメモリモジュ
ールに対する書き込みを行う非同期モードを備えるよう
に構成したので、メモリ書き込みの際に同期処理を犠牲
にして中央処理装置をメモリアクセス処理から早期に開
放してスループットの向上を図ることのできる複合計算
機システムのメモリ装置が得られる効果がある。
【0063】請求項8の発明によれば、メモリモジュー
ル内の所定のメモリアドレス領域毎に、書き込まれたデ
ータを他系メモリモジュールに通信して反映させるか否
かを動作モードとして設定するモード設定手段を備える
ように構成したので、アプリケーションの要求に応じ柔
軟なメモリ構成を構築することが出来るだけでなく、書
き込みデータを他系へ反映させる必要がない場合には、
通信手段を介した伝送のオーバヘッドを省くことの出来
る複合計算機システムのメモリ装置が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の複合計算機システムのメ
モリ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施例1の複合計算機システムのメ
モリ装置のメモリモジュールの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 本発明の実施例1の複合計算機システムのメ
モリ装置のメモリモジュールの系間等価通信制御部にお
ける構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施例2の複合計算機システムのメ
モリ装置が適用される複数の計算機とバックアップ用計
算機からなる複合計算機システムの構成を示すブロック
図である。
【図5】 本発明の実施例3の複合計算機システムのメ
モリ装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施例4の複合計算機システムのメ
モリ装置のメモリモジュールの構成を示すブロック図で
ある。
【図7】 本発明の実施例5の複合計算機システムのメ
モリ装置のメモリモジュールの構成を示すブロック図で
ある。
【図8】 本発明の実施例6の複合計算機システムのメ
モリ装置の各計算機の中央処理装置とメモリモジュール
との構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の実施例6の複合計算機システムのメ
モリ装置のメモリモジュールの構成を示すブロック図で
ある。
【図10】 本発明の実施例8の複合計算機システムの
メモリ装置のメモリモジュールのメモリ等価処理制御回
路に設定されたメモリ等価処理制御テーブルの構成を示
す説明図である。
【図11】 従来の複合計算機システムのメモリ装置で
ある特開昭62−179044号公報に示された複合計
算機システムのコモンメモリ装置を示すブロック図であ
る。
【図12】 従来の複合計算機システムのメモリ装置に
おけるメモリユニットへの書き込み動作を示すシーケン
ス図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置(マッピング手段)、4 通信手段、
9 メモリモジュール、10 計算機、11 システム
バス制御部(通信手段)、14 マイクロプロセッサ
(メッセージヘッダ解析手段,系間排他制御手段)、1
7 系間等価通信制御部(等価性保持手段)、18 シ
ステムバスメッセージ送信回路(メッセージ送信レジス
タ,系間メッセージ通信手段)、19 システムバスメ
ッセージ受信回路(メッセージ受信レジスタ,系間メッ
セージ通信手段)、22 セマフォ管理テーブル、24
DMAコマンドエントリ(DMA転送手段)、27
メモリ等価処理制御テーブル(モード設定手段)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機間で相互に情報を交換しながら処
    理を行う複合計算機システムのメモリ装置において、前
    記各計算機内に夫々設けられ、前記各計算機の中央処理
    装置から自系メモリとしてアクセス可能な夫々独立した
    メモリモジュールと、前記夫々のメモリモジュールの間
    を結合する通信手段と、前記各計算機の中央処理装置か
    らメモリ読み出しアクセスがある場合には自系メモリモ
    ジュールから読み出しを行い、また前記計算機から自系
    のメモリモジュールに書き込みが発生した場合には、前
    記通信手段を介してその書き込みアドレスとデータとを
    他の系のメモリモジュールに同報通知し、また該通知を
    受けたメモリモジュールは対応する自系メモリのアドレ
    スに前記通知されたデータを書き込むことにより常に前
    記メモリモジュール保持データの等価性を保つ等価性保
    持手段とを備えたことを特徴とする複合計算機システム
    のメモリ装置。
  2. 【請求項2】 バックアップ用計算機によりバックアッ
    プされて処理を行う複数の計算機からなる複合計算機シ
    ステムのメモリ装置において、前記各計算機内に夫々設
    けられ、前記各計算機の中央処理装置から自系メモリと
    してアクセス可能な夫々独立したメモリモジュールを有
    し、前記バックアップ用計算機は前記複数の計算機の夫
    々のメモリモジュールと夫々独立した通信手段により結
    合され前記夫々のメモリモジュールに対応したメモリモ
    ジュールを備え、前記各計算機あるいは前記バックアッ
    プ用計算機の中央処理装置からメモリ読み出しアクセス
    がある場合には自系メモリモジュールのメモリから読み
    出しを行い、また前記計算機あるいは前記バックアップ
    用計算機から自系メモリモジュールのメモリに書き込み
    が発生した場合には、前記夫々の通信手段を介してその
    書き込みアドレスとデータとを前記バックアップ用計算
    機あるいは前記計算機の対応する前記メモリモジュール
    に通知し、また該通知を受けた前記メモリモジュールは
    前記通知された書き込みアドレスに対応する自系メモリ
    のアドレスに前記通知されたデータを書き込むことによ
    り常に前記計算機と前記バックアップ用計算機との間で
    対応しているメモリモジュール間の保持データの等価性
    を保つ等価性保持手段を備えたことを特徴とする複合計
    算機システムのメモリ装置。
  3. 【請求項3】 計算機間で相互に情報を交換しながら処
    理を行う複合計算機システムのメモリ装置において、前
    記各計算機内に夫々設けられ、前記各計算機の中央処理
    装置から自系メモリとしてアクセス可能であり、前記各
    計算機からの送信処理の競合を回避し前記各計算機間で
    の通信を確立するための通信プロトコルを有し夫々独立
    したメモリモジュールと、前記夫々のメモリモジュール
    間に設けられ前記夫々のメモリモジュールを結合する通
    信手段と、前記各計算機の中央処理装置からメモリ読み
    出しアクセスがある場合には自系メモリモジュールのメ
    モリから読み出しを行い、また前記計算機から自系メモ
    リモジュールのメモリに書き込みが発生した場合には、
    前記通信手段を介してその書き込みアドレスとデータと
    を他系メモリモジュールに同報通知し、また該通知を受
    けたメモリモジュールは対応する自系メモリのアドレス
    に前記通知されたデータを書き込むことにより常に前記
    メモリモジュールで保持する保持データの等価性を保つ
    等価性保持手段とを備えたことを特徴とする複合計算機
    システムのメモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリモジュールは、メッセージ送
    信レジスタおよびメッセージ受信レジスタと、メッセー
    ジヘッダの生成を行うメッセージヘッダ生成手段とメッ
    セージヘッダの解析を行うメッセージヘッダ解析手段
    と、メッセージ受信による中央処理装置への割り込み発
    生手段と、前記中央処理装置から自系メモリモジュール
    内のメッセージ送信レジスタへ連続的に書き込みを行う
    ことにより、メッセージヘッダ情報に従って、他系メモ
    リモジュール内のメッセージ受信レジスタへ転送を行う
    と共に他系の中央処理装置に割り込みを発生させて系間
    のメッセージ通信を実現する系間メッセージ通信手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の複合計算
    機システムのメモリ装置。
  5. 【請求項5】 共有メモリエリアに対し系間排他制御を
    行うためのセマフォ管理テーブルと、前記中央処理装置
    から前記共有メモリエリアに対し系間排他制御を行いた
    い旨のセマフォ獲得要求があった場合に、自系メモリモ
    ジュール内の前記セマフォ管理テーブルを参照・更新す
    ると共に、他系メモリモジュールのセマフォ管理テーブ
    ルの参照・更新要求を出すことにより前記共有メモリエ
    リアに対し系間排他制御を行う系間排他制御手段とを備
    えていることを特徴とする請求項1記載の複合計算機シ
    ステムのメモリ装置。
  6. 【請求項6】 中央処理装置のアドレス空間に前記メモ
    リモジュールの空間をマッピングするマッピング手段
    と、前記中央処理装置の主メモリ空間から前記メモリモ
    ジュール内のメモリに対してダイレクト・メモリ・アク
    セス転送を行うDMA転送手段と、前記中央処理装置か
    ら単一アドレスへの直接アクセスを行う直接アクセスモ
    ードおよび前記DMA転送手段により複数データのダイ
    レクト・メモリ・アクセス転送を行うDMA転送モード
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の複合計算機
    システムのメモリ装置。
  7. 【請求項7】 前記中央処理装置から前記メモリモジュ
    ールに書き込みを行う際に直接アクセスおよびダイレク
    ト・メモリ・アクセスの夫々に対し、他の系のメモリモ
    ジュールへの書き込みが成功した後にアクセスを終了さ
    せる同期モードおよび前記中央処理装置からのアクセス
    を終了させてから他の系のメモリモジュールに対する書
    き込みを行う非同期モードを備えたことを特徴とする請
    求項6記載の複合計算機システムのメモリ装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリモジュール内の所定のメモリ
    アドレス領域毎に、書き込まれたデータを他系メモリモ
    ジュールに通信して反映させるか否かを動作モードとし
    て設定するモード設定手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の複合計算機システムのメモリ装置。
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