JPH0817898A - アライメント方法とその装置 - Google Patents

アライメント方法とその装置

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JPH0817898A
JPH0817898A JP14310294A JP14310294A JPH0817898A JP H0817898 A JPH0817898 A JP H0817898A JP 14310294 A JP14310294 A JP 14310294A JP 14310294 A JP14310294 A JP 14310294A JP H0817898 A JPH0817898 A JP H0817898A
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JP
Japan
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wafer
orientation flat
center
positioning member
sensor
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Application number
JP14310294A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Toyama
佳宏 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
Priority to JP14310294A priority Critical patent/JPH0817898A/ja
Publication of JPH0817898A publication Critical patent/JPH0817898A/ja
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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェーハのアライメント方法とその装置に関
し、オリエンテーションフラットの長さ変動に対応す
る。 【構成】 オリエンテーションフラット71の長さLまた
はオリエンテーションフラット71の両端とウェーハ7の
中心とのなす角度βまたはウェーハ7の中心からオリエ
ンテーションフラット71までの距離dを検出する。長さ
Lまたは角度βまたは距離dの値により位置決めした位
置決め部材4と、所定位置に配設した固定ピン5と、可
動ピン3とでウェーハ7を挟む。ウェーハ載置用回動テ
ーブル,ウェーハ7に向けて往復動するセンタリング部
材と可動ピン3,部材4,固定ピン5,オリエンテーシ
ョンフラット検出センサと、それらの動作制御部を具
え、該センサにてオリエンテーションフラット71の長さ
または角度βまたは距離dを検出して部材4を所定位置
に設定し、可動ピン3と部材4と固定ピン5とウェーハ
7を挟むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オリエンテーションフ
ラットを有する円形ウェーハのアライメント方法とその
装置、特に、同一径でオリエンテーションフラットの長
さが異なる(オリエンテーションフラットの長さ方向の
両端とウェーハの中心とを結ぶ角度が異なる)ウェーハ
が混在しても、確実にアライメントできる方法とその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のアライメント装置の要部構
成の説明図、図9と図10は従来装置におけるアライメン
ト方法の説明図、図11は半導体ウェーハの説明図であ
る。
【0003】図8において、従来のアライメント装置は
ウェーハ載置テーブル1,ウェーハセンタリング部材
2,ウェーハ押圧用可動ピン3,オリエンテーションフ
ラット位置決め部材4,固定ピン5等と、それらを駆動
させる駆動部(図示せず)および該駆動部の動作を制御
する制御部6を具えてなる。
【0004】一点鎖線で示すウェーハ7の円形部と同一
曲率の前面21を有する部材2, 可動ピン3, 前面41にオ
リエンテーションフラットを当接させる部材4は、回動
可能なテーブル1の中心に向けて往復動可能であり、そ
れらは制御部6によって動作する。
【0005】固定ピン5はウェーハ7の円形部径に基づ
く所定位置、即ちアライメント時にウェーハ7の円形部
が当接する位置に配設する。このような従来装置におけ
るウェーハ7のアライメント方法は、図9(a) に示す如
く、オリエンテーションフラット71が部材4にほぼ対向
するように、テーブル1にウェーハ7を載置したのち、
図9(b) に示す如く4個のセンタリング部材2をテーブ
ル1の中心に向けて前進せしめ、部材2でウェーハ7を
挟む。そのことによって、ウェーハ7の中心はテーブル
1の回転中心に一致(センタリング)する。
【0006】次いで、図10(a) に示す如く、部材2を後
退させ、部材4を所定位置即ち部材前面41にオリエンテ
ーションフラット71が当接したときウェーハ7のアライ
メントが行なわれる位置に部材4を前進させたのち、可
動ピン3をテーブル1の回転中心に向けて前進させる。
【0007】すると、図10(b) に示す如くオリエンテー
ションフラット71が部材4の前面41に当接し、可動ピン
3と部材4とピン5とでウェーハ7を三方から挟みウェ
ーハ7のアライメントが行なわれ、しかるのち、図10
(c) に示す如く可動ピン3と部材4を後退させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ウェーハ7の外形に適
応する位置に、部材4と固定ピン5を設定する前記従来
のアライメント方法およびその装置は、オリエンテーシ
ョンフラット71の長さが一定、換言すればウェーハ7の
中心とオリエンテーションフラット71の距離が一定、さ
らに換言すればオリエンテーションフラット71の両端と
ウェーハ7の中心とを結ぶ角度が一定なら何ら問題な
い。
【0009】ところが、半導体チップの製造工程におい
て、オリエンテーションフラット71はその規格の違い等
により、オリエンテーションフラット71の長さの異なる
ウェーハ7が混在することがある。
【0010】また、半導体チップパターンが形成された
ウェーハ7は図11(a) に示す如く、それぞれが製品とな
る多数のチップ領域8に分けられる。しかし、ウェーハ
7の中にはチップ領域8の品質管理等を目的として図11
(b) に破線で示す如く、複数のサンプル領域9を設けた
ものがあり、必要に応じてサンプル領域9はウェーハ7
の中間工程で切り落とされる。
【0011】そして、サンプル領域9を切り落としたウ
ェーハ7′の各チップ領域8は、その後の工程を経て製
品にすることができるが、ウェーハ7′の中心からオリ
エンテーションフラット71′までの距離は、通常のウェ
ーハ7のそれより短くなり、オリエンテーションフラッ
トの長さで比較すると、ウェーハ7′のオリエンテーシ
ョンフラット71′の長さは、ウェーハ7のオリエンテー
ションフラット71より長くなる。
【0012】そのため、ウェーハ7のアライメントを行
なう従来方法とその装置は、段取りの変更なしにウェー
ハ7′のアライメントが行えないという問題点があっ
た。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明のアライメ
ント方法の説明図である。図1(a),(d) 〜(f) に示す本
発明の第1の方法は、ウェーハ7のオリエンテーション
フラット71の長さLを検出し、長さLによって決まる所
定位置にオリエンテーションフラット位置決め部材4を
設定したのち、ウェーハ7の中心に向けて移動する可動
ピン3と、ウェーハ7の円形部径Dによって決まる所定
位置に配設した固定ピン5と、前記所定位置に設定した
位置決め部材4とで、ウェーハ7を三方から挟む。次い
で、ウェーハ7のその後の取扱いに邪魔な可動ピン3と
位置決め部材4は、ウェーハ7から離す。
【0014】図1(b),(d) 〜(f) に示す本発明の第2の
方法は、ウェーハ7のオリエンテーションフラット71の
両端A,Bとウェーハ7の中心点Oとを結ぶ角度θを検
出し、角度θによって決まる所定位置にオリエンテーシ
ョンフラット位置決め部材4を設定したのち、ウェーハ
7の中心に向けて移動する可動ピン3と、ウェーハ7の
円形部径Dによって決まる所定位置に配設した固定ピン
5と、前記所定位置に設定した位置決め部材4とで、ウ
ェーハ7を三方から挟む。次いで、ウェーハ7のその後
の取扱いに邪魔な可動ピン3と位置決め部材4は、ウェ
ーハ7から離す。
【0015】図1(c) 〜(f) に示す本発明の第3の方法
は、ウェーハ7の中心点Oからウェーハ7のオリエンテ
ーションフラット71までの距離dを検出し、距離dによ
って決まる所定位置にオリエンテーションフラット位置
決め部材4を設定したのち、ウェーハ7の中心に向けて
移動する可動ピン3と、ウェーハ7の円形部径Dによっ
て決まる所定位置に配設した固定ピン5と、前記所定位
置に設定した位置決め部材4とで、ウェーハ7を三方か
ら挟む。次いで、ウェーハ7のその後の取扱いに邪魔な
可動ピン3と位置決め部材4は、ウェーハ7から離す。
【0016】前記本発明方法に適応するアライメント装
置は、その実施例を示す図2によれば、ウェーハ載置テ
ーブル1,4個のウェーハセンタリング部材2,位置決
め用可動ピン3,オリエンテーションフラット位置決め
部材4,固定ピン5,オリエンテーションフラット検出
センサ12と、それらを駆動させる駆動部(図示せず)お
よび該駆動部の動作(回転,移動方向と移動量等)を制
御する制御部13を具え、部材4と部材4より所定量だけ
テーブル1に近いセンサ12とは、一体となって動作す
る。
【0017】本発明方法の前記第1の方法に使用する装
置11は、オリエンテーションフラット71の長さLをセン
サ12とセンサ12の動作により検出するため、センサ12は
2軸方向に移動し、その移動量の検出と長さLによって
設定する部材4の位置決めは制御部13が制御する。
【0018】本発明方法の前記第2の方法に使用する装
置11は、オリエンテーションフラット71の両端とウェー
ハ7の中心とを結ぶ角度θをセンサ12とテーブル1の動
作により検出するため、テーブル1はパルスモータによ
って回動し、その回動方向と回動パルス数により検出し
た角度θによって設定する部材4の位置決めは制御部13
が制御する。
【0019】本発明方法の前記第3の方法に使用する装
置11は、ウェーハ7の中心からオリエンテーションフラ
ット71までの距離dをセンサ12とテーブル1に向けて移
動するセンサ12の動作により検出し、距離dによって設
定する部材4の位置決めは制御部13が制御する。
【0020】
【作用】前記手段によれば、オリエンテーションフラッ
ト長さLまたは、オリエンテーションフラット長さLに
よって決まる角度θまたは、オリエンテーションフラッ
ト長さLによって決まる距離dを検出したのち、それら
の検出結果に基づいて部材4を位置決めするため、オリ
エンテーションフラット長さLが異なるウェーハ7が混
入しても、正確なアライメントを可能にする。
【0021】
【実施例】図2は本発明の実施例によるアライメント装
置の要部構成の説明図、図3は図2のアライメント装置
要部の第1の動作説明図(その1)、図4は図2のアラ
イメント装置要部の第1の動作説明図(その2)、図5
は図2のアライメント装置要部の第2の動作説明図(そ
の1)、図6は図2のアライメント装置要部の第2の動
作説明図(その2)、図7は本発明の第3の方法による
アライメントの説明図である。
【0022】図8と共通部分に同一符号を使用した図2
において、本発明のアライメント装置11は、ウェーハ載
置テーブル1,4個のウェーハセンタリング部材2,位
置決め用可動ピン3,オリエンテーションフラット位置
決め部材4,固定ピン5,オリエンテーションフラット
(ウェーハ)検出センサ12等と、それらを駆動させる駆
動部(図示せず)および該駆動部の動作を制御する制御
部13を具えてなる。
【0023】テーブル1は制御部13に制御されて回動す
る。ただし、本発明の第2の方法に使用する装置11は、
テーブル1がパルスモータによって回動し、その回動方
向と回動パルス数は制御部13に設けたパルスカウンター
によって検知可能であり、かつ、制御部13によってテー
ブル1は所定方向に所定パルス数(所定角度)だけ回動
可能である。
【0024】部材2と可動ピン3は制御部13に制御さ
れ、テーブル1の回転中心に向けて往復動する。位置決
め部材4と、部材前面41より所望量nだけテーブル1に
近いセンサ12とは、一体となってテーブル1の回転中心
に向けて往復動し、その動作は制御部13に制御される。
ただし、本発明の第1の方法に使用する装置11の部材4
とセンサ12は、テーブル1の回転中心に向けた往復動と
共に図の左右方向への往復動が可能であり、制御部13に
よって制御されるその動力源には例えばパルスモータを
使用し、該パルスモータの駆動方向とパルス数によって
オリエンテーションフラット71の長さLを計測可能とす
る。
【0025】固定ピン5はウェーハ7の円形部径に基づ
く所定位置、即ち、ウェーハ7の中心をテーブル1の回
転中心に一致させたときウェーハ7の円形部が当接する
ように配設する。
【0026】センサ12にはウェーハ7の一部を撮像する
撮像素子または、ウェーハ7の一部の像が横切ることに
よって動作(ON/OFF)する素子を使用する。このような装
置11においてウェーハ7の第1のアライメント方法は、
図3(a)に示す如く、オリエンテーションフラット71が
部材4にほぼ対向するように、テーブル1にウェーハ7
を載置する。
【0027】次いで、図3(b) に示す如くセンタリング
部材2をテーブル1の中心に向けて前進せしめ、4個の
部材2でウェーハ7を挟む。そのことによって、ウェー
ハ7の中心はテーブル1の回転中心に一致するようにな
る。
【0028】次いで、図3(c) に示す如く、センタリン
グ部材2を後退させてから、センサ12の前進と左方動に
よってオリエンテーションフラット71の一方の端部、た
とば端部Aを検出したのち、図3(d) に示す如く、セン
サ12の前後動と右方動によってオリエンテーションフラ
ット71の他方の端部Bを検出し、それらの検出情報に基
づいてオリエンテーションフラット71の長さを算出す
る。
【0029】次いで、オリエンテーションフラット71の
長さに基づいて決まる所定位置、即ち、アライメントさ
れたウェーハ7のオリエンテーションフラット71が位置
するべき位置に部材4を位置せしめ、可動ピン3を前進
させると図4(a) に示す如く、可動ピン3と部材4とピ
ン5とでウェーハ7を三方から挟むようになる。
【0030】そこで、図4(b) に示す如く、ウェーハ7
のその後の取扱いに邪魔な可動ピン3と部材4を後退さ
せる。なお、以上説明した第1のアライメント方法にお
いて、可動ピン3の前進によりウェーハ7を挟む操作を
複数回繰り返す、即ち、可動ピン3を複数回往復動させ
ると、ウェーハ7のアライメントは一層安定になる。
【0031】装置11によるウェーハの第2のアライメン
ト方法は、前記第1の方法と同様にウェーハ7の中心を
テーブル1の回転中心に一致せしめ部材2を後退させた
のち、図5(a) に示す如く、ウェーハ7の円形部を捉え
る位置(中心から円形部の半径だけ離れた位置)にセン
サ12を前進せしめ、そのセンサ12がオリエンテーション
フラット71の一方の端部、例えば端部Aを検出するよう
にテーブル1を回動させる。
【0032】そのとき制御部13は、センサ12が端部Aを
検出するのに要したテーブル1の回転方向と回転角度、
即ち、図においてはテーブル1の右回転と回転パルス数
とを検知し記憶する。
【0033】次いで、図5(b) に示す如く、センサ12が
オリエンテーションフラット71の他方の端部Bを検出す
るまでテーブル1を回転せしめ、そのときの回転方向
(図は左回転)と回転角度(回転パルス数)を制御部13
に入力させる。
【0034】すると、制御部13が有する通常の演算回路
は、部材4の前面41にオリエンテーションフラット71を
対向させるのに必要なテーブル1の回転方向と回転数
(回転パルス数)を算出し、部材前面41にオリエンテー
ションフラット71が対向するようにする。
【0035】そして、図5(a) から図5(b) の状態にウ
ェーハ7を回転させたとき、テーブル1の回転に要した
パルス数をnとし、ウェーハ7の中心点をOとすれば、 ∠AOB(=θ)=n×駆動部分解能 ただし、駆動部分解能はn=1におけるテーブル1の回
転角度 となり、中心点Oを通りオリエンテーションフラット71
に平行する直線と直線OBとのなす角度βは、 β=(180−θ)/2 となる。
【0036】また、図6(c) に示す如く、部材4の前面
41とオリエンテーションフラット71とが平行するとき、
動作前部材4の前面41からセンサ12の中心までの距離を
1,センサ12の中心からウェーハ7の中心までの距離を
2,ウェーハ7の中心からオリエンテーションフラット
71までの距離をy3,センサ12の中心からオリエンテーシ
ョンフラット71までの間隔をy4,部材前面41からオリエ
ンテーションフラット71までの間隔をy5 とすれば、 y2 −y3 =y4 ・・・・・・・・・・・(1) y1 +y4 =y5 ・・・・・・・・・・・(2) となるが、y1 とy2 とは装置設計時に決まる値であ
り、 y3 =(ウェーハ7の半径)×sinβ であるため、部材4をアライメント時位置に移動させる
量y5 は、(1) 式より算出されたy3 を(2) 式に代入し
決定することができる。
【0037】そこで、前記演算回路によってテーブル1
を所定方向に所定量だけ回転させて図6(a) に示す如
く、アライメント時にオリエンテーションフラット71が
当接する位置に部材4を移動、即ち部材4をy5 だけ前
進せしめたのち、可動ピン3をテーブル1の回転中心に
向けて前進させると図6(b) に示す如く、ピン3と部材
前面41とピン5がウェーハ7を三方から挟み、ウェーハ
7のアライメントが行なわれる。
【0038】次いで、図6(c) に示す如く、ウェーハ7
のその後の取扱いに邪魔をピン3と部材4を後退させ
る。なお、以上説明した第2のアライメント方法におい
て、可動ピン3の前進によりウェーハ7を挟む操作を複
数回繰り返す、即ち、可動ピン3を複数回往復動させる
と、ウェーハ7のアライメントは一層安定になる。
【0039】図7において、(a) は通常のウェーハ7,
(b) はウェーハ7と同一径でありサンプル領域を切り落
としたウェーハ7′,(c)はセンサ12によるオリエンテー
ションフラット71の検出図,(d)はセンサ12によるオリエ
ンテーションフラット71′の検出図である。
【0040】図7において、オリエンテーションフラッ
ト71′はオリエンテーションフラット71より長いが、セ
ンサ12の原点からセンタリングされたウェーハ7,7′
の中心O迄の距離Mは一定である。
【0041】そして、部材4がオリエンテーションフラ
ット71,71′に対向するとき、パルスモータによって可
動するセンサ12をウェーハ7に向けて前進せしめ、セン
サ12がオリエンテーションフラット71を検出する迄の移
動量mに対し、センサ12がオリエンテーションフラット
71′を検出する迄の移動量m′の方が大きくなる。
【0042】従って、部材前面41とセンサ12との間隔を
nとすれば、ウェーハ7,7′に対しては部材4をさら
にnだけウェーハ7または7′に向けて前進せしめ、部
材4のアライメント位置が決まることになる。
【0043】なお、オリエンテーションフラット71,7
1′が部材4に正しく対向するようにする手段として、
前記本発明の第3の方法を複数回繰り返す、即ち第1回
目はオリエンテーションフラット71,71′がほぼ部材4
と対向するようにして実施すれば、そのことによってオ
リエンテーションフラット71,71′は部材4と正しく対
向するようになる。そこで、第2回目のアライメント操
作を行なうと、部材4の正確な位置決めが可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、オリエン
テーションフラット長さまたは、オリエンテーションフ
ラットの両端とウェーハの中心を結ぶ角度または、ウェ
ーハの中心からオリエンテーションフラット迄の距離を
検出したのち、それらの情報に基づいてオリエンテーシ
ョンフラット位置決め部材を位置決めするため、オリエ
ンテーションフラット長さが異なるウェーハが混入して
も、装置の段取り変更なしに正確なアライメントが可能
となり、ウェーハ処理の生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアライメント方法の説明図
【図2】 本発明の実施例によるアライメント装置の要
部構成の説明図
【図3】 図2のアライメント装置要部の第1の動作説
明図(その1)
【図4】 図2のアライメント装置要部の第1の動作説
明図(その2)
【図5】 図2のアライメント装置要部の第2の動作説
明図(その1)
【図6】 図2のアライメント装置要部の第2の動作説
明図(その2)
【図7】 本発明の第3の方法によるアライメントの説
明図
【図8】 従来のアライメント装置の要部構成の説明図
【図9】 従来装置におけるアライメント方法の説明図
(その1)
【図10】 従来装置におけるアライメント方法の説明
図(その2)
【図11】 半導体ウェーハの説明図
【符号の説明】
1 ウェーハ載置テーブル 2 センタリング部材 3 可動ピン 4 オリエンテーションフラット位置決め部材 5 固定ピン 7 ウェーハ 12 オリエンテーションフラットの端部検出用センサ 71 オリエンテーションフラット L オリエンテーションフラットの長さ n ウェーハの中心からオリエンテーションフラット迄
の距離 θ オリエンテーションフラットの両端とウェーハの中
心とのなす角度

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリエンテーションフラット(71)を有す
    る円形ウェーハ(7)のアライメントに際し、該オリエン
    テーションフラット(71)の長さを検出し、該オリエンテ
    ーションフラット(71)が当接するオリエンテーションフ
    ラット位置決め部材(4) を該長さによって決まる所定位
    置に配設し、該位置決め部材(4) と該ウェーハ(7) の円
    形部の直径によって決まる所定位置に配設した固定ピン
    (5) と該ウェーハ(7) の中心に向けて移動する可動ピン
    (3) とで該ウェーハ(7) を三方から挟むこと、を特徴と
    するアライメント方法。
  2. 【請求項2】 オリエンテーションフラット(71)を有す
    る円形ウェーハ(7)のアライメントに際し、該ウェーハ
    (7) を回動可能なテーブル(1) に載置し、該テーブル
    (1) の中心に向けて往復動可能な複数のセンタリング部
    材(2) で該ウェーハ(7) を挟んで該ウェーハ(7) の中心
    を該テーブル(1) の中心に一致せしめ、該ウェーハ(7)
    のオリエンテーションフラット(71)の長さを2軸方向に
    移動可能なセンサ(12)で検出し、該テーブル(1) を所定
    量だけ回転せしめて該オリエンテーションフラット(71)
    をオリエンテーションフラット位置決め部材(4) に対向
    せしめ、該テーブル(1) の中心に向けて往復動可能な該
    位置決め部材(4) を該長さによって決まる所定位置に設
    定し、該位置決め部材(4) と該ウェーハ(7) の円形部の
    直径によって決まる所定位置に設けた固定ピン(5) と該
    テーブル(1) の中心に向けて往復動可能な可動ピン(3)
    とで、該ウェーハ(7) を三方から挟むこと、を特徴とす
    るアライメント方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のセンサ(12)がパルスモー
    タによって移動し、前記ウェーハ(7) のオリエンテーシ
    ョンフラット(71)の長さを該センサ(12)の移動に必要な
    該パルスモータのパルス数より検出すること、を特徴と
    するアライメント方法。
  4. 【請求項4】 オリエンテーションフラット(71)を有す
    る円形ウェーハ(7)のアライメントに際し、該オリエン
    テーションフラット(71)の長さ方向の両端と該ウェーハ
    (7) の中心とを結ぶ角度を検出し、該オリエンテーショ
    ンフラット(71)が当接するオリエンテーションフラット
    位置決め部材(4) を該角度によって決まる所定位置に配
    設し、該位置決め部材(4) と該ウェーハ(7) の円形部の
    直径によって決まる所定位置に配設した固定ピン(5) と
    該ウェーハ(7) の中心に向けて移動する可動ピン(3) と
    で該ウェーハ(7) を三方から挟むこと、を特徴とするア
    ライメント方法。
  5. 【請求項5】 オリエンテーションフラット(71)を有す
    る円形ウェーハ(7)のアライメント方法に際し、該ウェ
    ーハ(7) を回動可能なテーブル(1) に載置し、該テーブ
    ル(1) の中心に向けて往復動可能な複数のセンタリング
    部材(2) で該ウェーハ(7) を挟んで該ウェーハ(7) の中
    心を該テーブル(1) の中心に一致せしめ、該ウェーハ
    (7) の円形部を検出できる位置にウェーハ検出センサ(1
    2)を設定し、該テーブル(1) を回転させて該センサ(12)
    が該オリエンテーションフラット(71)の長さ方向の両端
    を検知するのに要した該テーブル(1) の回動角度によっ
    て該オリエンテーションフラット(71)の長さ方向の両端
    と該ウェーハ(7) の中心とを結ぶ角度を検出し、該オリ
    エンテーションフラット(71)がオリエンテーションフラ
    ット押し付け部材(4) に対向するように該テーブル(1)
    を回転せしめ、該テーブル(1) の中心に向けて往復動可
    能なオリエンテーションフラット押し付け部材(4) を該
    ウェーハ(7) の中心を結ぶ角度によって決まる所定位置
    に設定し、該位置決め部材(4) と該ウェーハ(7) の円形
    部の直径によって決まる所定位置に設けた固定ピン(5)
    と該テーブル(1) の中心に向けて往復動可能な可動ピン
    (3) とで、該ウェーハ(7) を三方から挟むこと、を特徴
    とするアライメント方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のテーブル(1) がパルスモ
    ータによって回動し、前記ウェーハ(7) の中心を結ぶ角
    度を、前記センサ(12)が前記オリエンテーションフラッ
    ト(71)の長さ方向の両端を検知するのに要した該パルス
    モータの回転に必要なパルス数より検出すること、を特
    徴とするアライメント方法。
  7. 【請求項7】 オリエンテーションフラット(71)を有す
    る円形ウェーハ(7)のアライメントに際し、該ウェーハ
    (7) の中心から該オリエンテーションフラット迄の距離
    を検出し、該距離に基づいてオリエンテーションフラッ
    ト位置決め部材(4) を該オリエンテーションフラット(7
    1)の当接位置に設定し、該位置決め部材(4) と該ウェー
    ハ(7) の円形部の直径によって決まる所定位置に配設し
    た固定ピン(5) と該ウェーハ(7) の中心に向けて移動す
    る可動ピン(3) とで該ウェーハ(7) を三方から挟むこ
    と、を特徴とするアライメント方法。
  8. 【請求項8】 オリエンテーションフラット(71)を有す
    る円形ウェーハ(7)のアライメント方法に際し、該ウェ
    ーハ(7) を回動可能なテーブル(1) に載置し、該テーブ
    ル(1) の中心に向けて往復動可能な複数のセンタリング
    部材(2) で該ウェーハ(7) を挟んで該ウェーハ(7) の中
    心を該テーブル(1) の中心に一致せしめ、該ウェーハ
    (7) の円形部を検出できる位置にウェーハ検出センサ(1
    2)を設定し、該テーブル(1) を回転させて該センサ(12)
    が該オリエンテーションフラット(71)の長さ方向の両端
    をそれぞれ検知するのに要した該テーブル(1) の回動角
    度を検出し、その検出結果に基づいて該オリエンテーシ
    ョンフラット(71)を該センサ(12)より所定量だけ外方に
    位置するオリエンテーションフラット位置決め部材(4)
    に対向せしめ、該ウェーハ(7) に向けて移動する該セン
    サ(12)には該オリエンテーションフラット(71)) を検出
    せしめ、該位置決め部材(4) を該所定量だけ該ウェーハ
    (7) に向けて前進させたのち、該位置決め部材(4) と該
    ウェーハ(7)の円形部の直径によって決まる所定位置に
    設けた固定ピン(5) と該テーブル(1)の中心に向けて往
    復動可能な可動ピン(3) とで、該ウェーハ(7) を三方か
    ら挟むこと、を特徴とするアライメント方法。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項4または請求項7
    記載のアライメント方法において、前記可動ピン(3) の
    前進によって前記ウェーハ(7) を三方から挟む操作を複
    数回繰り返すこと、を特徴とするアライメント方法。
  10. 【請求項10】 ウェーハ(7) を載置し回動可能なテー
    ブル(1) と、該テーブル(1) の回転中心に向けて往復動
    可能な少なくとも3個のウェーハセンタリング部材(2)
    と、該テーブル(1) の回転中心に向けて往復動可能であ
    り該ウェーハ(7) のオリエンテーションフラット(71)が
    当接するオリエンテーションフラット位置決め部材(4)
    と、該位置決め部材(4) より該ウェーハ(7) に近くかつ
    該位置決め部材(4) と共に移動して該オリエンテーショ
    ンフラット(71)およびその長さ方向の端部を検出するウ
    ェーハ検出センサ(12)と、該ウェーハ(7) の円形部の直
    径によって決まる所定位置に設けられた固定ピン(5)
    と、該テーブル(1) の回転中心に向けて往復動可能であ
    り所定位置に位置する該位置決め部材(4) と該固定ピン
    (5) とに該ウェーハ(7) を押し付ける可動ピン(3) と、
    該テーブル(1) ,センタリング部材(2),位置決め部材
    (4),センサ(12),可動ピン(3) の動作を制御する制御部
    (13)とを具えたこと、を特徴とするアライメント装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100481277B1 (ko) * 2002-05-10 2005-04-07 한국디엔에스 주식회사 반도체 제조 장치 및 방법
KR100754245B1 (ko) * 2006-02-06 2007-09-03 삼성전자주식회사 반도체 제조용 웨이퍼 이송로봇 및 그를 구비한 반도체제조설비
JP2016512924A (ja) * 2013-03-15 2016-05-09 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 基板位置アライナ

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