JPH08178230A - フレームを広げる装置並びにこの装置を使用した炉 - Google Patents

フレームを広げる装置並びにこの装置を使用した炉

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JPH08178230A
JPH08178230A JP7229394A JP22939495A JPH08178230A JP H08178230 A JPH08178230 A JP H08178230A JP 7229394 A JP7229394 A JP 7229394A JP 22939495 A JP22939495 A JP 22939495A JP H08178230 A JPH08178230 A JP H08178230A
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JP
Japan
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jet stream
frame
furnace
main
nozzle
Prior art date
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Application number
JP7229394A
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English (en)
Inventor
Christian Larquet
クリスチアン・ラルケ
Alain Villermet
アラン・ビレルメ
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Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
Original Assignee
Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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Publication date
Application filed by Air Liquide SA, LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude filed Critical Air Liquide SA
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D14/00Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
    • F23D14/32Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid using a mixture of gaseous fuel and pure oxygen or oxygen-enriched air
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D14/00Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
    • F23D14/20Non-premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air on arrival at the combustion zone
    • F23D14/22Non-premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air on arrival at the combustion zone with separate air and gas feed ducts, e.g. with ducts running parallel or crossing each other
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S239/00Fluid sprinkling, spraying, and diffusing
    • Y10S239/07Coanda

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】幅が広く高さが短い、均一な分布のフレームを
形成できる。 【課題を解決する手段】燃焼ガスと燃焼支援ガスの一方
からな二次ジェット流12を導く主ノズル35と、二次
ジェット流の回りを流れ、実質的に一定な幅を有し、燃
焼ガスと燃焼支援ガスの他方からなる主ジェット流6を
導く二次ノズル8と、コアンダ効果により二次ジェット
流を主ジェット流中に吸引させて二次ジェット流を偏向
させて二次ジェット流と主ジェット流とを混合してフレ
ームを形成するように二次ジェット流に正接的に配置さ
れた湾曲面9とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コアンダ効果によりフ
レーム、即ち、炎を広げるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの分野、特に、工業において、燃焼
ガスと燃焼支援ガスとの混合並びに燃焼により得られる
火炎が使用されている。火炎を分散させるために、フレ
ームを広げるための装置がすでに考案されている。
【0003】燃焼ガスを導く中心チューブと、この中心
チューブを囲み燃焼支援ガスを導く環状チューブとを有
する加熱ノズルが、例えば知られている。燃焼ガスのジ
ェット流路に円錐形状の障害物を置いて、この流路を広
げることが知られている。燃焼支援ガスの環状のジェッ
ト流は燃焼ガスにより運ばれ、広げられたフレームを形
成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、逆ファンネル形
状の金属製部材を、燃焼支援ガスのジェット流のノズル
の出口に配置することが知られている。これは、フレー
ムをこの部材に導びかせて広くすることが必要である。
しかし、これは、フレームから金属製部材への熱の伝達
が非常に大きい。このため、この解決は実際上は非常に
難しい。
【0005】しかし、現在知られているフレーム拡散装
置の集合体は、フラットフレームを得ることができな
い、このフラットフレームは、低い高さで非常に広がっ
たフレームである。
【0006】本発明は、この解決を果たせるフレームを
広げるための装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的のために本発明
に係わる装置は、燃焼ガスと燃焼支援ガスの一方からな
る主ジェット流を導く少なくとも1つの主ノズルと、主
ジェット流の回りを流れ、実質的に一定な幅を有すし、
燃焼ガスと燃焼支援ガスの他方からなる二次ジェット流
を導く少なくとも1つの二次ノズルと、コアンダ効果に
より二次ジェット流を主ジェット流中に吸引させて二次
ジェット流を偏向させて二次ジェット流と主ジェット流
とを混合してフレームを形成するように二次ジェット流
に正接的に配置された少なくとも1つの湾曲面とを具備
する。
【0008】このような構成により、2つのジェット流
間の流速の相違とこれから得られる乱流とによって、燃
焼ガスと燃焼支援ガスの優れた混合ガスを得ることがで
きる。
【0009】本装置の他の効果は、広げられたフレーム
を非常に高安定にすることができることである。さら
に、得られた広げられるフレームは、湾曲面に沿って流
れて非常に平坦なフレームとなり、また、この結果、こ
のフレームにより発生される熱の分布が極めて均一にな
る。
【0010】主ノズルの断面と二次ノズルの断面とは、
適当に種々の形状にすることが可能である。 実施例に
おいては、主ノズルは円形状の断面を有し、二次ノズル
は主ノズルを囲む環状となっている。
【0011】本発明の他の実施の形態に係われば、主ノ
ズルは矩形断面を有し、少なくとも1つの二次ノズル
は、矩形の主ノズルの側面の1つと正接的に二次ジェッ
ト流を導く。主ノズルは、例えば、正方形、多角形、角
が丸められた多角形、楕円形、卵型等、他の形状でも良
い。
【0012】種々の燃焼ガス、例えば、メチレンガス、
フロパンガス、炭化水素ガス、が使用され得る。燃焼支
援ガスは、好ましくは、酸素であるが、空気でも良い。
【0013】また、本発明は、チヤンバを規定する壁と
加熱手段とを具備する炉に関する。
【0014】フレームにより加熱される耐火壁を有する
炉は既に知られている。この耐火壁は炉内の雰囲気並び
に炉中に装填された装填物を加熱する。得られる熱の分
布を均一にするように、、フレームを広げる装置が使用
されている。
【0015】しかし、これら装置では完全に平坦なフレ
ームを得ることができない。
【0016】この問題は、炉に設けられた加熱手段が、
燃焼ガスと燃焼支援ガスの一方からなる主ジェット流を
導く少なくとも1つの主ノズルと、主ジェット流の回り
を流れ、実質的に一定な幅を有し、燃焼ガスと燃焼支援
ガスの他方からなる二次ジェット流を導く少なくとも1
つの二次ノズルと、コアンダ効果により二次ジェット流
を主ジェット流中に吸引させて二次ジェット流を偏向さ
せて二次ジェット流と主ジェット流とを混合してフレー
ムを形成するように二次ジェット流に正接的に配置され
た少なくとも1つの湾曲面とにより構成されることによ
り、解決される。
【0017】炉の一実施の形態において、前記主ジェッ
ト流は、炉の壁に実質的垂直に流れ、また前記湾曲面
は、フレームが路の壁に正接的に流れるようにほぼ90
°主ジェット流を偏向する。
【0018】この実施の形態は、全体的に平坦になって
炉の耐火壁を加熱するフレームの幅を広げることができ
る。かくして、熱の非常に良好な拡散が得られる。この
実施の形態は、フレームが加熱される装填物に達しない
小型の炉で効果的である。
【0019】薄いフレームを得ることが望まれている他
の形式の炉が知られている。この場合、フレームは浴の
面に平行に維持され、規則的で均一な浴の加熱を果たす
ように可能な限りフレームを薄くすることが望まれてい
る。
【0020】この問題は、本発明に係われば、湾曲面
が、1つの壁に垂直なフレームを形成するように炉のこ
の壁にほぼ垂直な領域内で終端していることにより解決
される。
【0021】この特徴により、向きが制御され得るフレ
ームが得られる。装填物までの距離を一定に維持するこ
とのできる薄いフレームを得ることができる。
【0022】一実施の形態において、炉の前記壁にほぼ
垂直な前記領域は水平に位置している。
【0023】他の実施の形態において、炉の前記の壁に
ほぼ垂直な前記領域は垂直に位置している。
【0024】
【実施の形態】コアンダ効果は、正接面に沿ってジェッ
ト流が流れる既知の現象である。このジェット流は、正
接面が最初の位置から所定の角度だけ次第に発散するの
であれば、正接面に付いている。この効果を、本発明に
係わるフレーム拡散装置の原理を示す図3を参照して説
明する。
【0025】この装置は、ガス、例えば燃焼ガスを導く
ように設けられた主ノズル4を具備する。このノズル4
は、厚い壁に形成された孔内に位置している。流れが概
略的に矢印6で示されている主ジェット流は、厚い壁に
形成された湾曲壁10と平行に流れる。
【0026】二次ノズル8は、主ノズル4と湾曲壁10
との間で規定された空間により構成されている。例えば
燃焼支援ガスの二次ジェット流12は、壁10に正接的
に二次ノズル8の出口に流れる。主ノズル4の外面と壁
10との間に形成された空間は、実質的に一定の断面
と、小さいサイズ、例えば0.3mmとを有する。
【0027】主ジェット流だけの場合、これはノズルを
ほぼ垂直に(図3の向きに対して)離れる。
【0028】二次ジェット流だけの場合、コアンダ効果
により壁10に正接的に流れる。この壁10は、主ノズ
ル並びに二次ノズルの軸に対して90°の角度をなすよ
うに湾曲し、次第に発散されている。二次ジェット流
は、壁10に沿って流れるのでパリエッタルジェット流
と呼ばれており、主ノズル4が開口した中心領域を高真
空にする。
【0029】2つのジェット流、即ち、主ジェット流と
二次ジェット流(即ち、パリエッタルジェット流)とが
同時に流れるときに、その流速が主ジェット流の流速よ
りも早いパリエッタルジェット流は主ジェット流を吸引
する。これら2つのジェット流は混ざり、この混合ジェ
ット流は水平に流れる。曲率面の領域でパリエッタルジ
ェット流内にコアンダ効果によりつくられる真空は、主
ジェット流の全てがパリエッタルジェット流により導か
れて壁10に沿って流れる。広げられるジェット流の均
衡は、主ジェット流似たいしてパリエッタルジェット流
の流速の全範囲に渡って完全に安定となり、この均衡が
くずれることはない。
【0030】主ガス、例えば、燃焼ガス、の流れは二次
ガス、例えば、燃焼支援ガスの流れと急激に混合して、
フレームを生じさせる燃焼混合ガスを形成する。
【0031】図1は、符号20で示す従来の炉の断面図
である。この炉は、スチールで形成された外壁11と、
耐火材のレンガで内張りされた内壁22とを有する。炉
床24が炉の底面26に配置されている。加熱される金
属材28、例えば、スチールのインゴットが炉床24上
に載置されている。
【0032】炉20の上部にはフレーム32を形成する
加熱手段30を有する。フレームの熱を分布させて金属
材28を均一に加熱するように可能なかぎり広く平坦な
フレームを得るようにフレームを広げるための装置を使
用することは知られている。しかし、この結果は、現在
知られているフレーム拡散装置では容易には達成できな
い。
【0033】図4には、本発明に係わる炉に設けられた
加熱手段が示されている。
【0034】この加熱手段は主ノズルを形成する円形断
面のチューブ4により構成されている。このチューブ4
は円形断面のチューブ7により囲まれている。このチュ
ーブ7は、部材9の厚さ方向の実質的に中程に開口して
いる。この部材9は、図1に示す加熱手段30の位置
で、炉のドーム型天井中に挿入されている。この部材は
湾曲面10を有する。
【0035】炉の外壁は、耐火レンガ22に内張りされ
たスチール板により構成されている。
【0036】主ノズル4は燃焼ガスのジェット流を発生
させる。
【0037】燃焼支援ガスは、チューブ4とチューブ7
との間に形成された環状空間8内に供給される。
【0038】狭い幅の環状空間は、部材9の外面とチュ
ーブ4の外面との間で規制されている。空間の代表的な
ディメンションは0.2mmないし1mmであるが、こ
れに限定されることはない。この結果、二次ジェット流
を、主ジェット流6の速度よりも非常に早い流速とする
ことができる。
【0039】水のような冷却流体を中で循環させるチャ
ンネル34が、部材9を冷却する。
【0040】この加熱手段の動作を図3を参照して以下
に説明する。
【0041】燃焼ガス6と燃焼支援ガス12との混合ガ
スにより発生されたフレームは部材9の湾曲面に従って
流れ、そしてこの部材にほぼ平行な耐火レンガに沿って
流れる。この状態で、、このフレームは、放射により熱
の分散を確実にする耐火レンガを実質的に加熱する。従
って、部材28のような装填物を非常に均一に加熱する
ことができる。
【0042】必ずしも、燃焼ガスが主ノズルを流れ、燃
焼支援ガスが二次ノズルを流れる必要はない。主ノズル
を構成するチューブを通して燃焼支援ガスを導き、また
チューブ4とチューブ7との間の環状空間中に燃焼ガス
を供給しても同様の結果が得られる。
【0043】加熱される部材28は、フレームが壁に沿
って流れるので、フレームに接触しない。この特徴は、
小型の炉の場合に、特に有効である。
【0044】壁が耐火材で内張りされ、20mmの径の
主円形ノズルを複数有する炉を構成した。主ノズルの外
周面と部材9の正接壁との間の環状空間は0.3mmで
ある。各ノズルに対して2.5l/minのプロパンガ
ス流により形成されたフレームは40l/minよりも
多い空気流に対して完全に広げられた各フレームにより
生じたパワーは4.2Kwのオーダであった。
【0045】図5は本発明に係わるオーブンのための加
熱手段の他の実施の形態を示す。
【0046】図4では主ノズル並びに二次ノズルは断面
円形であったが、図5に示す実施の形態の場合には、主
ノズルは断面長方形の隔室35により構成されている。
プレート37は、これと面する隔室35の壁と共に、燃
焼ガスもしくは燃焼支援ガスの二次ガスの供給を果たす
空間を規定している。
【0047】円環形状を有する代わりに部材9は長方形
状を有する。これは、炉の長手方向に平行に延びたスロ
ットを規定している。この装置の動作は、前記実施例と
同様である。これは、長い幅のフレーム、例えば、炉の
長手方向の長さの大部分を占めるフレームを得ることが
できる効果がある。この結果、複数の加熱ノズルを間隔
を有して並べるより炉の長手方向に沿ってより均一な分
布の熱を得ることができる。
【0048】図6は図5の装置の変形例を示す。この例
では、二次ジェット流が隔室の大きな側面の各々に対し
て与えられることが前記実施例とは異なる。
【0049】図7は本装置の第3の実施の形態を示す。
主ノズル35は矩形断面を有し、部材9もまた4つの角
が丸められた矩形を有する。この例では4つのフレー
ム、即ち、各側面当たり1つのフレームを得ることが出
来る。尚、種々の他の形状のものが使用され得る。
【0050】図2は、符号40で別の形式の従来の炉を
示す。これは耐火レンガ22で形成された壁を有する。
この炉は装填物42を含んでいる。加熱ノズル44は、
炉40の各側面に設けられている。
【0051】ノズル44により夫々形成されるフレーム
は装填物42を均一に加熱するように装填物のレベルに
平行であることが望ましい。さらに、フレーム46は、
装填物42を酸化する水酸基のラジカルをこれが接近し
ていると放出することが知られている。しかし、浴の表
面への距離が一定の平坦なフレームはこの欠点を除去で
きる。
【0052】図8は、本発明に係わる炉のための加熱手
段を垂直断面で示す。これら加熱手段は、図5並びに図
6に示す隔室と同様に細長い矩形断面の隔室35を有す
る。スチールシートで形成されたケーシング50は、隔
室35の外壁を炉の壁に接続している。供給導管52
は、、隔室35の1つの外壁と部材9の湾曲面との間で
規制された狭い幅のスロットにより構成された二次ノズ
ルに二次ガスを供給する。主ジェット流6並びに二次ジ
ェット流12は混合されて部材9の外壁に沿って流れ
る。水のような冷却流体の適当な循環を果たすようにチ
ャンネルが設けられ得る。
【0053】前記部材9は、炉の垂直壁22に垂直な水
平面54内で終端している。これに対応して、フレーム
56は部材9から離れて炉に水平に入る。即ち、フレー
ムは、ガラスの浴42の面に平行になる。
【0054】さらに、フレーム56は、炉の壁22から
かなり離れた所でもラッパ状には広がらず、薄い状態を
維持する。この特徴は、フレームは装填物とは接触しな
いがこの面に比較的近接するようにロフレームを維持さ
せることができるので、効果がある。
【0055】図9は炉の加熱装置の他の実施の形態を示
す。この炉は、金属シートで形成された炉の壁11とこ
の壁の裏張りである耐火レンガ22とを有する。この加
熱手段は、部材9の配置がことなる以外は図8に示すも
のと同様である。
【0056】参照符号22aは炉の上部を、また符号2
2bは炉の下部を夫々示す。部材9はの平坦面は、図8
の水平面に代わって、垂直面内に位置している。また、
主ノズルを構成する隔室35の、出口部は垂直面内に位
置している。この結果、薄いフレーム56が得られる。
図9に示すような装置は、図2に示す形式の炉に使用さ
れ得る。
【0057】しかし、部材9は非常に高くなってはいけ
ない。かくして、フレーム56はガラスの浴42の自由
面に比較的近付くように維持されることが望ましい。こ
れは、図9に示す装置と同様の一連の装置が、装填物を
加熱するように炉の高さ方向に沿って並べられることに
よる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の炉を示す断面図である。
【図2】従来の他の形式の炉を示す断面図である。
【図3】本発明に係わるフレームを広げる装置を説明す
るための一部の概略的な断面図である。
【図4】断面円形の主ノズルと二次ノズルとを備えた、
本発明に係わるフレームを広げる装置を示す斜視図であ
る。
【図5】断面矩形の主ノズルと二次ノズルとを備え、単
一の二次ジェット流を流す、本発明に係わるフレームを
広げる装置を示す斜視図である。
【図6】2つの二次ジェット流を使用する以外は図5に
示す装置と同様の装置を示す斜視図である。
【図7】断面矩形の主ノズルを備えた、本発明に係わる
フレームを広げる装置を示す斜視図である。図6に示す
分析装置の構成の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明に係わるオーブンの一例を示す部分断面
図である。
【図9】本発明に係わる別の形式のオーブンの一例を示
す部分断面図である。
【符号の説明】
4…主ノズル、6…主ジェット流、8…二次ノズル、1
0…湾曲面、12…二次ジェット流。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼ガスと燃焼支援ガスの一方からなる
    主ジェット流(6)を導く少なくとも1つの主ノズル
    (4,35)と、主ジェット流の回りを流れ、実質的に
    一定な幅を有し、燃焼ガスと燃焼支援ガスの他方からな
    る二次ジェット流(12)を導く少なくとも1つの二次
    ノズル(8)と、コアンダ効果により二次ジェット流を
    主ジェット流(6)中に吸引させて二次ジェット流(1
    2)を偏向させて二次ジェット流(12)と主ジェット
    流(6)とを混合してフレームを形成するように二次ジ
    ェット流に正接的に配置された少なくとも1つの湾曲面
    (9)とを具備することを特徴とするフレームを広げる
    装置。
  2. 【請求項2】 前記主ノズル(4)は円形断面を有し、
    また、前記二次ノズル(8)は主ノズルを囲む円形断面
    を有することを特徴とする請求項1のフレームを広げる
    装置。
  3. 【請求項3】 前記主ノズル(4)は矩形断面を有し、
    少なくとも1つの二次ノズル(35)は、矩形の主ノズ
    ル(4)の側面の1つと正接的に二次ジェット流(1
    2)を導くことを特徴とする請求項1のフレームを広げ
    る装置。
  4. 【請求項4】 前記主ノズルは多角形断面を有すること
    を特徴とする請求項1のフレームを広げる装置。
  5. 【請求項5】 前記燃焼ガスはメチレンガスもしくはプ
    ロパンカスであることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか1のフレームを広げる装置。
  6. 【請求項6】 前記燃焼支援ガスは酸素もしくは空気で
    あることを特徴とする請求項1のフレームを広げる装
    置。
  7. 【請求項7】 チヤンバを規定する壁(22)と、加熱
    手段とを具備し、この加熱手段は請求項1ないし6のい
    ずれか1のフレームを広げる装置により構成されている
    ことを特徴とする炉。
  8. 【請求項8】 前記主ジェット流は、炉の壁(22)に
    実質的垂直に流れ、また前記湾曲面(9)は、フレーム
    が路の壁に正接的に流れるようにほぼ90°主ジェット
    流(6)を偏向することを特徴とする請求項7の炉。
  9. 【請求項9】 前記湾曲面(9)は1つの壁(22)に
    垂直なフレーム(56)を形成するように炉のこの壁
    (22)にほぼ垂直な領域(54)内で終端しているこ
    とを特徴とする請求項7の炉。
  10. 【請求項10】 炉の前記1つの壁(22)にほぼ垂直
    な前記領域(54)は水平に位置していることを特徴と
    する請求項9の炉。
  11. 【請求項11】 炉の前記1つの壁(22)にほぼ垂直
    な前記領域(54)は垂直に位置していることを特徴と
    する請求項9の炉。
JP7229394A 1994-09-07 1995-09-06 フレームを広げる装置並びにこの装置を使用した炉 Pending JPH08178230A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9410704 1994-09-07
FR9410704A FR2724217B1 (fr) 1994-09-07 1994-09-07 Dispositif d'etalement d'une flamme par effet coanda et four comportant ce dispositif

Publications (1)

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JPH08178230A true JPH08178230A (ja) 1996-07-12

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ID=9466755

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US (1) US5658141A (ja)
EP (1) EP0701092A1 (ja)
JP (1) JPH08178230A (ja)
FR (1) FR2724217B1 (ja)

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