JPH08177804A - 流体圧アクチュエータ - Google Patents

流体圧アクチュエータ

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JPH08177804A
JPH08177804A JP32840594A JP32840594A JPH08177804A JP H08177804 A JPH08177804 A JP H08177804A JP 32840594 A JP32840594 A JP 32840594A JP 32840594 A JP32840594 A JP 32840594A JP H08177804 A JPH08177804 A JP H08177804A
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Fuhei Shin
富 炳 申
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストの低減を実現し、複動シリンダのピス
トンを高周波数で作動させることができる流体圧アクチ
ュエータを提供する。 【構成】 バルブ1Aのバルブハウジング2に、圧縮空
気供給源Sに連通する空気流入孔22R,22Lと、複
動シリンダ1Bのピストン5の両側に連通する空気流通
孔23R,23Lと、複動シリンダ1Bの排出孔42
R,42Lに連通する戻り空気流入孔24R,24L
と、空気排出孔25R,25Lを設け、バルブピストン
3に、その往復移動により左側の空気流入孔22Lと空
気流通孔23Lおよび右側の空気流入孔22Rと空気流
通孔23Rとを連通する中央連通溝3Mと、バルブピス
トン3の往復移動により右側の空気流通孔23Rと空気
排出孔25Rおよび左側の空気流通孔23Lと空気排出
孔25Lとを連通する他端側連通切欠3Rおよび一端側
連通切欠3Lを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体が供給されて作動
する流体圧アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流体圧アクチュエータとしては、
例えば、図12に示すように、空気導入孔101aおよ
び空気排気孔101bを1個ずつ有しかつ一端側(図示
右端)が開口するケーシング101と、ケーシング10
1に嵌装されケーシング101の底部側端部にピストン
部102aを有しかつこのピストン部102aで開口す
る中空部102bを有したピストンロッド102を備
え、このピストンロッド102に、そのケーシング10
1底部側への移動時に中空部102bを介して空気導入
孔101aとピストン部102aの左側とを連通する導
入用連通孔102cを設けると共に、ケーシング101
開口側への移動時に中空部102bを介して空気排気孔
101bとピストン部102aの左側とを連通する排気
用連通孔102dを設けた構成をなす主に加振器として
用いられるアクチュエータがあり、このアクチュエータ
では、空気導入孔101aからの圧縮空気の連続供給に
より、ピストンロッド102が往復移動するようになっ
ている。
【0003】上記アクチュエータは、ピストンロッド1
02の移動速度やこのピストンロッド102にかかる荷
重によりストロークが変化するといった特性を有してい
るため、ピストンを一定の周期で作動させることが要求
される場合には使用することができない。
【0004】そこで、従来において、ピストンを一定の
周期で作動させるようにした流体圧アクチュエータとし
ては、例えば、図13に示すように、シリンダ111に
おけるピストン112の両側に空気導入孔111a,1
11aを備えた複動シリンダ110と、ソレノイドバル
ブ113とを備え、ソレノイドバルブ113の切換え作
動により外部から供給される圧縮空気を複動シリンダ1
10の空気導入孔111a,111aに対して交互に送
給するようにした構成をなすものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図13に示
す従来の流体圧アクチュエータでは、複動シリンダ11
0のピストン112を一定の周期で作動させることはで
きるものの、ソレノイドバルブ113の応答速度が遅い
ため、ピストン112を高周波数で往復移動させること
ができないという問題があり、この問題を解決すること
が従来の課題であった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、コストの低減を実現し、加えて、複
動シリンダのピストンを高周波数で作動させることがで
きる流体圧アクチュエータを提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る流体圧アクチュエータは、バルブハウジングおよび前
記バルブハウジング内に摺動可能に設けたバルブピスト
ンを具備したバルブと、複動シリンダを備え、前記バル
ブのバルブハウジングには、流体供給源に連通する2個
の流体流入孔と、前記複動シリンダにおけるピストンの
両側に連通する2個の流体流通孔と、前記バルブハウジ
ングにおけるバルブピストンの両側に位置して前記複動
シリンダの往復移動するピストンにより交互に閉塞・開
放される2個の流体流出孔に連通する2個の戻り流体流
入孔と、前記往復移動するバルブピストンにより交互に
閉塞・開放される複数個の流体排出孔を設け、前記バル
ブのバルブピストンには、当該バルブピストンの一方側
への移動により一方側に位置する流体流入孔と流体流通
孔とを連通しかつバルブピストンの他方側への移動によ
り他方側に位置する流体流入孔と流体流通孔とを連通す
る中央連通部と、当該バルブピストンの一方側への移動
により他方側に位置する流体流通孔と流体排出孔とを連
通する他端側連通部およびバルブピストンの他方側への
移動により一方側に位置する流体流通孔と流体排出孔と
を連通する一端側連通部を設けた構成としており、この
流体圧アクチュエータの構成を前述した従来の課題を解
決するための手段としている。
【0008】また、本発明の請求項2に係わる流体圧ア
クチュエータにおいて、バルブのバルブピストンはバル
ブハウジング内の略中立位置において、一方側の流体流
入孔および他方側の流体流入孔のいずれかとバルブハウ
ジング内におけるバルブピストンの一方側および他方側
のいずれかとを連通する中立回避流路を備えている構成
としており、本発明の請求項3に係わる流体圧アクチュ
エータは、バルブにおけるバルブピストンの回転を抑え
るピストン回転抑止機構を備えている構成としている。
【0009】さらに、本発明の請求項4に係わる流体圧
アクチュエータは、バルブにおけるバルブハウジングの
2個の戻り流体流入孔と複動シリンダの2個の流体流出
孔とをそれぞれ連通する2本の戻り流体流路のうちの少
なくともいずれか一方の戻り流体流路に、当該戻り流体
流路を閉塞・開放する制御バルブを設けた構成としてお
り、本発明の請求項5に係わる流体圧アクチュエータ
は、複動シリンダのピストンに、クランクおよび連接棒
を具備したクランク機構の連接棒を連結した構成として
いる。
【0010】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる流体圧アクチ
ュエータでは、例えば流体が圧縮空気であって、バルブ
のバルブピストンがバルブハウジングの一方側に位置し
ていると共に、複動シリンダのピストンが同じく一方側
に位置している場合において、バルブハウジングの2個
の流体流入孔に圧縮空気を供給すると、他方側の流体流
入孔はバルブピストンにより塞がれているので、圧縮空
気は一方側の流体流入孔,バルブピストンの中央連通部
および一方側の流体流通孔を通過して複動シリンダ内に
おけるピストンの一方側に流入することとなり、複動シ
リンダのピストンは他方側に移動する。
【0011】このとき、複動シリンダ内におけるピスト
ンの他方側に満たされている空気は、バルブハウジング
の他方側の流体流通孔およびバルブピストンの他端側連
通部を通ってバルブハウジングの他方側に流入し、流体
排出孔を通して排出される。
【0012】次いで、複動シリンダのピストンが他方側
の端部まで移動すると、バルブハウジングの一方側の流
体流通孔と複動シリンダの一方側の流体流出孔とが連通
することから、複動シリンダの一方側に流入した圧縮空
気は、複動シリンダの一方側の流体流出孔およびバルブ
ハウジングの一方側の戻り流体流入孔を通過してバルブ
ハウジングの一方側に流入し、これにより、バルブピス
トンがバルブハウジングの他方側に移動する。
【0013】次に、バルブピストンがバルブハウジング
の他方側の端部まで移動すると、一方側の流体流入孔が
バルブピストンにより塞がれ、代わって他方側の流体流
入孔が開放されて他方側の流体流入孔と他方側の流体流
通孔とがバルブピストンの中央連通部を介して連通する
ので、圧縮空気は他方側の流体流入孔,バルブピストン
の中央連通部および他方側の流体流通孔を通過して複動
シリンダ内におけるピストンの他方側に流入することと
なり、複動シリンダのピストンは一方側に移動する。
【0014】このとき、複動シリンダ内におけるピスト
ンの一方側に満たされている空気は、バルブハウジング
の一方側の流体流通孔およびバルブピストンの一端側連
通部を通ってバルブハウジングの一方側に流入し、流体
排出孔を通して排出される。
【0015】そして、複動シリンダのピストンが一方側
の端部に移動すると、バルブハウジングの他方側の流体
流通孔と複動シリンダの他方側の流体流出孔とが連通す
るため、複動シリンダの他方側に流入した圧縮空気は、
複動シリンダの他方側の流体流出孔およびバルブハウジ
ングの他方側の戻り流体流入孔を通過してバルブハウジ
ングの他方側に流入し、これにより、バルブピストンが
バルブハウジングの一方側に移動して1サイクルが終了
する。
【0016】つまり、この流体圧アクチュエータでは、
バルブにおけるバルブハウジングの2個の流体流入孔に
圧縮空気を供給するだけで、複動シリンダのピストンが
一定したストロークでかつ高周波数の往復移動を行うこ
ととなるので、ソレノイドバルブを用いた流体圧アクチ
ュエータと比較して、機能の向上およびコストの低減が
図られることとなる、。
【0017】本発明の請求項2に係わる流体圧アクチュ
エータでは、上記した構成としているので、バルブのバ
ルブピストンがバルブハウジング内の略中立位置で停止
している場合には、バルブハウジングの2個の流体流入
孔に圧縮空気を供給すると、双方の流体流入孔はバルブ
ピストンにより塞がれているものの、一方側の流体流入
孔および他方側の流体流入孔のいずれかと中立回避流路
とが連通しているため、圧縮空気はこの中立回避流路を
通ってバルブハウジング内におけるバルブピストンの両
側のいずれかに流入することとなり、その結果、バルブ
ピストンの両側における圧力の均衡が破れていずれかの
側に移動して中立状態が解除されることとなる。
【0018】本発明の請求項3に係わる流体圧アクチュ
エータでは、バルブにおけるバルブピストンが略円柱形
状をなす場合、ピストン回転抑止機構によりバルブピス
トンの回転が抑えられることから、流体の流通は支障な
く行われることとなる。
【0019】また、本発明の請求項4に係わる流体圧ア
クチュエータにおいて、例えば、一方側の戻り流体流路
に制御バルブを設けた場合には、この制御バルブにより
一方側の戻り流体流路を閉塞すると、複動シリンダのピ
ストンは他方側の端部に押付けられて停止し、そして、
制御バルブにより一方側の戻り流体流路を開放すると、
上記と同様に、複動シリンダのピストンは一定したスト
ロークでかつ高周波数の往復移動を行うこととなり、ま
た、他方側の戻り流体流路に制御バルブを設けた場合に
は、制御バルブの閉塞作動により、複動シリンダのピス
トンは一方側の端部に押付けられて停止し、制御バルブ
の開放作動により、複動シリンダのピストンは一定した
ストロークでかつ高周波数の往復移動を行うこととな
る。
【0020】さらに、2本の戻り流体流路の双方に制御
バルブを設けた場合には、これらの制御バルブを交互に
開閉作動させると、複動シリンダのピストンは通常の複
動シリンダにおけるピストンの動作をすることとなる。
【0021】本発明の請求項5に係わる流体圧アクチュ
エータでは、複動シリンダにおけるピストンの往復運動
がクランク機構によりクランク軸の回転運動に変換され
るので、流体圧モータとしての機能を有することとな
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0023】図1〜8は本発明の請求項1〜3に係わる
流体圧アクチュエータの一実施例を示しており、この実
施例では、本発明に係わる流体圧アクチュエータをエン
ジンにバキュームホースを組付ける際に用いられるホー
ス切断装置に、圧縮空気で作動するホース送り用アクチ
ュエータとして採用した場合を示す。
【0024】図1に示すように、ホース送り用アクチュ
エータ(流体圧アクチュエータ)1は、バルブハウジン
グ2およびこのバルブハウジング2内に摺動可能に設け
た略円柱形状をなすバルブピストン3を具備したバルブ
1Aと、シリンダ部4およびピストン5を具備した複動
シリンダ1Bを備えている。
【0025】このバルブ1Aのバルブハウジング2は、
図2にも示すように、その本体21における中間部分の
軸方向対称部位に位置してそれぞれ圧縮空気供給源Sに
連通する2個の空気流入孔22R,22Lと、同じく本
体21における中間部分の軸方向対称部位に位置する2
個の空気流通孔23R,23Lと、本体21の両端部に
取付けられる閉塞体26,26にそれぞれ位置する戻り
空気流入孔24R,24Lと、本体21における中間部
分の軸方向対称部位に位置して往復移動するバルブピス
トン3により交互に閉塞・開放される2個の空気排出孔
25R,25Lを備えている。
【0026】また、バルブ1Aのバルブピストン3は、
このバルブピストン3の一方側(図示左側)への移動に
より左側の空気流入孔22Lと空気流通孔23Lとを連
通しかつバルブピストン3の他方側(図示右側)への移
動により右側の空気流入孔22Rと空気流通孔23Rと
を連通する環状の中央連通溝3Mと、このバルブピスト
ン3の左側への移動により右側の空気流通孔23Rと空
気排出孔25Rとを連通する他端側連通切欠3Rおよび
バルブピストン3の右側への移動により左側の空気流通
孔23Lと空気排出孔25Lとを連通する一端側連通切
欠3Lを備えている。
【0027】この場合、バルブ1Aのバルブピストン3
には、バルブハウジング2の閉塞体26に設置した回転
抑止ピン(ピストン回転抑止機構)27と摺動自在に嵌
合する回転抑止孔(ピストン回転抑止機構)28が設け
てあると共に、バルブハウジング2内の略中立位置にお
いて、右側の空気流入孔22Rとバルブハウジング2内
におけるバルブピストン3の右側とを回転抑止孔28を
介して連通する中立回避流路31(図1にのみ示す)が
設けてある。
【0028】一方、複動シリンダ1Bにおけるシリンダ
部4は、その両端に連通孔41R,41Lを備えている
と共に、中間部分の軸方向対称部位に位置して往復移動
するピストン5により交互に閉塞・開放される2個の排
出孔42R,42Lを備えており、連通孔41R,41
Lは流路6R,6Lを介してバルブハウジング2の空気
流通孔23R,23Lとそれぞれ連通し、排出孔42
R,42Lは戻り流路7R,7Lを介してバルブハウジ
ング2の戻り空気流入孔24R,24Lとそれぞれ連通
している。
【0029】このホース送り用アクチュエータ1の複動
シリンダ1Bは、図8に示すように、ホース切断装置1
0において、その装置本体11におけるホース通路12
のホース導入側(図8左側)に配置してある。この場
合、複動シリンダ1Bのシリンダ部4は、ホース通路1
2の径を大きくして形成されたものとしてあると共に、
ピストン5の軸心にはコレット8が固定してあって、シ
リンダ部4の先端側には、コレット8の拡縮先端部8a
をピストン5が左側に位置する後退状態(図8に示す状
態)において窄めると共にピストン5が右側に位置する
前進状態において解放する拘束リング9が設けてある
(図1および図3〜7では複動シリンダ1Bを簡略的に
示している)。
【0030】なお、図8における符号13はバキューム
ホースHの送り量を測る回転エンコーダ、符号14は回
転エンコーダ13により測定された所定の長さにバキュ
ームホースHを切断するホース切断機構、符号15はホ
ース逆止機構である。
【0031】上記ホース切断装置10において、バキュ
ームホースHを所定の長さのに切断するに際しては、ま
ず、バキュームホースHの先端をホース切断装置10の
ホース通路12に導入してホース送りアクチュエータ1
を作動させる。
【0032】この作動開始時において、図1に示すよう
に、バルブ1Aのバルブピストン3をバルブハウジング
2の左端部に位置させていると共に、複動シリンダ1B
のピストン5を同じくシリンダ部4の左端部43Lに位
置させており、この状態でバルブハウジング2の2個の
空気流入孔22R,22Lに圧縮空気を供給すると、右
側の空気流入孔22Rはバルブピストン3により塞がれ
ているので、圧縮空気は、図中矢印に示すように左側の
空気流入孔22L,バルブピストン3の中央連通溝3M
および左側の空気流通孔23Lを通過して、さらに、流
路6Lおよび連通孔41Lを通って複動シリンダ1Bの
シリンダ部4内におけるピストン5の左側に流入するこ
ととなり、図3に示すように、複動シリンダ1Bのピス
トン5は右側に移動するので、ピストン5とともにバキ
ュームホースHを把持したコレット8が移動してバキュ
ームホースHが先送りされることとなる。
【0033】このとき、複動シリンダ1Bのシリンダ部
4内におけるピストン5の右側に満たされている空気
は、図中の矢印に示すように、シリンダ部4の右側の連
通孔41R,流路6R,バルブ1Aにおけるバルブハウ
ジング2の右側の空気流通孔2Rおよびバルブピストン
3の他端側連通切欠3Rを通ってバルブハウジング2の
右側に流入し、空気排出孔25Rを通して排出される。
【0034】次いで、図4に示すように、複動シリンダ
1Bのピストン5がシリンダ部4の右端部43Rまで到
達すると、バルブハウジング2の左側の空気流通孔23
Lと複動シリンダ1Bの左側の排出孔42Lとが流路6
L,連通孔41Lおよびシリンダ部4の左側室内を介し
て連通することから、複動シリンダ1Bにおけるシリン
ダ部4の左側に流入した圧縮空気は、図中矢印に示すよ
うに、シリンダ部4の左側の排出孔42L,戻り流路7
Lおよびバルブハウジング2の左側の戻り空気流入孔2
4Lを通過してバルブハウジング2の左側に流入し、こ
れにより、バルブピストン3がバルブハウジング2の右
側に移動する。
【0035】次に、図5に示すように、バルブピストン
3がバルブハウジング2の右側の端部まで到達すると、
左側の空気流入孔22Lがバルブピストン3により塞が
れ、代わって右側の空気流入孔22Rが開放されて右側
の空気流入孔22Rと右側の空気流通孔23Rとがバル
ブピストン3の中央連通溝3Mを介して連通するので、
圧縮空気は、図中矢印に示すように、右側の空気流入孔
22R,バルブピストンの中央連通溝3Mおよび右側の
空気流通孔23Rを通過して、さらに、流路6Rおよび
連通孔41Rを通って複動シリンダ1Bのシリンダ部4
内におけるピストン5の右側に流入することとなり、複
動シリンダ1Bのピストン5は左側に移動することか
ら、バキュームホースHを解放したコレット8がピスト
ン5とともに移動することとなる。
【0036】このとき、シリンダ部4内におけるピスト
ン5の左側に満たされている空気は、図中の矢印に示す
ように、シリンダ部4の左側の連通孔41L,流路6
L,バルブハウジング2の左側の空気流通孔23Lおよ
びバルブピストン3の一端側連通切欠3Lを通ってバル
ブハウジング2の左側に流入し、空気排出孔25Lを通
して排出される。
【0037】そして、図6に示すように、複動シリンダ
1Bのピストン5がシリンダ部4の左端部43Lに到達
すると、バルブハウジング2の右側の空気流通孔23R
と複動シリンダ1Bにおけるシリンダ部4の右側の排出
孔42Rとが流路6R,連通孔41Rおよびシリンダ部
4の右側室内を介して連通するため、シリンダ部4の右
側に流入した圧縮空気は、図中の矢印に示すように、シ
リンダ部4の右側の排出孔42R,戻り流路7Rおよび
バルブハウジング2の右側の戻り空気流入孔24Rを通
過してバルブハウジング2の右側に流入し、これによ
り、図7に示すように、バルブピストン3がバルブハウ
ジング2の左側に移動して1サイクルが終了する。
【0038】そして、上記動作を連続して行わせること
により、複動シリンダ1Bのピストン5とともにをコレ
ット8を一定したストロークで往復移動させて、バキュ
ームホースHを先送りし、回転エンコーダ13により測
定されるバキュームホースHの送り量が所定の長さにな
るまでバキュームホースHを先送りした後、ホース切断
機構14を作動させて、バキュームホースHを切断す
る。
【0039】このように、上記ホース送りアクチュエー
タ1では、バルブ1Aにおけるバルブハウジング2に圧
縮空気を供給するだけで、複動シリンダ1Bのピストン
5が一定したストロークでかつ高周波数の往復移動を行
うこととなるので、バキュームホースHの送り量が安定
したものとなるうえ、1サイクル当たりのバキュームホ
ースHの送り量を少なくできることから、送り量制御の
分解能が維持されることとなる。
【0040】ここで、上記ホース送りアクチュエータ1
を作動させた際の複動シリンダ1Bにおけるピストン5
の往復動作周波数と、バルブ1Aの代わりにソレノイド
バルブを用いてホース送り量制御の分解能を同じに設定
した流体圧アクチュエータを作動させた際の複動シリン
ダにおけるピストンの往復動作周波数とを比較したとこ
ろ、上記ホース送りアクチュエータ1の最高周波数が約
10Hzであったのに対して、ソレノイドバルブを用い
た流体圧アクチュエータの最高周波数は約3Hzであっ
た。
【0041】これにより、上記ホース送りアクチュエー
タ1では、送り量制御の分解能を維持したまま、ピスト
ンの往復動作周波数を高くできることが実証できた。
【0042】また、上記ホース送りアクチュエータ1で
は、バルブ1Aのバルブピストン3に、バルブハウジン
グ2側に設けた回転抑止ピン27と摺動自在に嵌合する
回転抑止孔28が設けてあるため、バルブピストン3の
往復移動の間、バルブピストン3の回転は阻止されるこ
ととなる。
【0043】さらに、上記ホース送りアクチュエータ1
では、バルブ1Aのバルブピストン3に、中立回避流路
31を設けていることから、バルブピストン3がバルブ
ハウジング2内の略中立位置において停止したとして
も、右側の空気流入孔22Rとバルブハウジング2内に
おけるバルブピストン3の右側とが回転抑止孔28を介
して連通するため、バルブハウジング2の空気流入孔2
2Rに圧縮空気を供給すると、圧縮空気はこの中立回避
流路31および回転抑止孔28を通ってバルブハウジン
グ2内におけるバルブピストン3の右側に流入すること
となり、その結果、バルブピストン3の両側における圧
力の均衡が破れて左側に移動して中立状態が解除される
こととなる。
【0044】図9は本発明の請求項4に係わる流体圧ア
クチュエータの一実施例を示しており、この実施例にお
ける流体圧アクチュエータ61が、先の実施例における
ホース送りアクチュエータ1と相違する点は、バルブ1
Aにおけるバルブハウジング2の左側の戻り空気流入孔
24Lと複動シリンダ1Bにおけるシリンダ部4の左側
の排出孔42Lとを連通する戻り流路7Lに、この戻り
流路7Lを閉塞・開放するソレノイドバルブ62を設け
たところにあり、他の構成は先の実施例におけるホース
送りアクチュエータ1と同じである。
【0045】この流体圧アクチュエータ61では、ソレ
ノイドバルブ62により左側の戻り流路7Lを閉塞する
と、複動シリンダ1Bのピストン5はシリンダ部4の右
側の端部43Rに押付けられて停止し、そして、ソレノ
イドバルブ62により左側の戻り7L流路を開放する
と、先の実施例と同様に、複動シリンダ1Bのピストン
5は一定したストロークでかつ高周波数の往復移動を行
うこととなる。
【0046】なお、ソレノイドバルブ62は右側の戻り
流路7Rに設けてもよく、図示はしないが、この場合に
は、ソレノイドバルブ62の閉塞作動により、複動シリ
ンダ1Bのピストン5は左側の端部43Lに押付けられ
て停止し、ソレノイドバルブの開放作動により、複動シ
リンダ1Bのピストン5は一定したストロークでかつ高
周波数の往復移動を行うこととなる。
【0047】図10は本発明の請求項4に係わる流体圧
アクチュエータの他の実施例を示しており、この実施例
における流体圧アクチュエータ71では、戻り流路7
R,7Lの双方に、これらの戻り流路7R,7Lを閉塞
・開放するソレノイドバルブ72R,72Lを設けた構
成としており、他の構成は先の実施例におけるホース送
りアクチュエータ1と同じである。
【0048】この流体圧アクチュエータ71では、各ソ
レノイドバルブ72R,72Lを交互に開閉作動させる
と、複動シリンダ1Bのピストン5に通常の複動シリン
ダにおけるピストンの動作をも行わせることが可能とな
り、この流体圧アクチュエータ71を上記ホース切断装
置10に採用した場合には、切断作業の状況により、複
動シリンダ1Bにおけるピストン5の停止位置をシリン
ダ部4の左端あるいは右端にコントロールすることがで
きる、すなわち、コレット8の位置を戻り限あるいは出
限にコントロールすることができることとなる。
【0049】図11は本発明の請求項5に係わる流体圧
アクチュエータの一実施例を示しており、この実施例に
おける流体圧アクチュエータ81は、複動シリンダ1B
のピストン5に、クランク82および連接棒83を具備
したクランク機構84の連接棒82を連結した構成をな
しており、他の構成は先の実施例におけるホース送りア
クチュエータ1と同じである。
【0050】この流体圧アクチュエー81では、複動シ
リンダ1Bにおけるピストン5の往復運動がクランク機
構84によりクランク軸82aの回転運動に変換される
ので、流体圧モータとして利用されることとなる。
【0051】なお、本発明に係わるの詳細な構成は、上
記した実施例に限定されるものではない。
【0052】また、上記した実施例では、本発明に係わ
る流体圧アクチュエーをエンジンにバキュームホースを
組付けるのに用いるホース切断装置にホース送り用アク
チュエータとして採用した場合を示したが、これに限定
されるものではない。
【0053】さらに、上記した実施例では、ホース送り
用アクチュエータを空圧により作動するものとしたが、
これに限定されるものではなく、油圧により作動するも
のとしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる流体圧アクチュエータでは、上記した構成とし
たから、ソレノイドバルブを用いた流体圧アクチュエー
タと比較して、コストの低減を実現できるうえ、複動シ
リンダのピストンを一定したストロークでかつより高い
周波数で往復動作させることが可能であるという非常に
優れた効果がもたらされる。
【0055】また、本発明の請求項2に係わる流体圧ア
クチュエータでは、上記した構成としているので、バル
ブのバルブピストンがバルブハウジング内の略中立位置
で停止した場合であっても、バルブピストンの両側にお
ける圧力の均衡を崩して中立状態を解除することができ
ることから、不作動状態に陥るといった事態の発生を防
止することが可能であるという非常に優れた効果がもた
らされる。
【0056】さらに、本発明の請求項3に係わる流体圧
アクチュエータでは、上記した構成としているので、バ
ルブにおけるバルブピストンが略円柱形状をなす場合で
も、流体の流通が滞ることによる動作不良が生じるのを
回避できるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0057】さらにまた、本発明の請求項4に係わる流
体圧アクチュエータにおいて、一方側(あるいは他方
側)の戻り流体流路に制御バルブを設けた場合には、複
動シリンダのピストンを他方側(あるいは一方側)の端
部に押付けて停止させたり、上記と同様に、複動シリン
ダのピストンを一定したストロークでかつ高周波数で往
復移動させたりする選択的制御が可能であり、また、2
本の戻り流体流路の双方に制御バルブを設けた場合に
は、複動シリンダのピストンに通常の複動シリンダにお
けるピストンと同じ動作をも行わせることができるとい
う非常に優れた効果がもたらされる。
【0058】さらにまた、本発明の請求項5に係わる流
体圧アクチュエータでは、流体圧モータとして用いるこ
とが可能であるという非常に優れた効果がもたらされ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1〜3に係わる流体圧アクチュ
エータの一実施例を示す断面説明図である。
【図2】図1における流体圧アクチュエータのバルブを
詳細に示す分解斜視説明図である。
【図3】図1における流体圧アクチュエータの動作を示
す断面説明図である。
【図4】同じく図1における流体圧アクチュエータの動
作を示す断面説明図である。
【図5】同じく図1における流体圧アクチュエータの動
作を示す断面説明図である。
【図6】同じく図1における流体圧アクチュエータの動
作を示す断面説明図である。
【図7】同じく図1における流体圧アクチュエータの動
作を示す断面説明図である。
【図8】図1における流体圧アクチュエータをホース送
り用アクチュエータとして採用したホース切断装置の断
面説明図である。
【図9】本発明の請求項4に係わる流体圧アクチュエー
タの一実施例を示す断面説明図である。
【図10】本発明の請求項4に係わる流体圧アクチュエ
ータの他の実施例を示す断面説明図である。
【図11】本発明の請求項5に係わる流体圧アクチュエ
ータの一実施例を示す断面説明図である。
【図12】従来の流体圧アクチュエータを示す断面説明
図である。
【図13】従来のソレノイドバルブを用いた流体圧アク
チュエータを示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 ホース送り用アクチュエータ(流体圧アクチュエー
タ) 1A バルブ 1B 複動シリンダ 2 バルブハウジング 22R,22L 空気流入孔(流体流入孔) 23R,23L 空気流通孔(流体流通孔) 24R,24L 戻り空気流入孔(戻り流体流入孔) 25R,25L 空気排出孔(流体排出孔) 27 回転抑止ピン(ピストン回転抑止機構) 28 回転抑止孔(ピストン回転抑止機構) 3 バルブピストン 3M 中央連通溝(中央連通部) 3R 他端側連通切欠(他端側連通部) 3L 一端側連通切欠(一端側連通部) 31 中立回避流路 42R,42L 排出孔(流体流出孔) 5 ピストン 7R,7L 戻り流路(戻り流体流路) 61,71,81 流体圧アクチュエータ 62,72R,72L ソレノイドバルブ(制御バル
ブ) 81 クランク機構 82 クランク 83 連接棒 S 圧縮空気供給源(流体供給源)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブハウジングおよび前記バルブハウ
    ジング内に摺動可能に設けたバルブピストンを具備した
    バルブと、複動シリンダを備え、前記バルブのバルブハ
    ウジングには、流体供給源に連通する2個の流体流入孔
    と、前記複動シリンダにおけるピストンの両側に連通す
    る2個の流体流通孔と、前記バルブハウジングにおける
    バルブピストンの両側に位置して前記複動シリンダの往
    復移動するピストンにより交互に閉塞・開放される2個
    の流体流出孔に連通する2個の戻り流体流入孔と、前記
    往復移動するバルブピストンにより交互に閉塞・開放さ
    れる複数個の流体排出孔を設け、前記バルブのバルブピ
    ストンには、当該バルブピストンの一方側への移動によ
    り一方側に位置する流体流入孔と流体流通孔とを連通し
    かつバルブピストンの他方側への移動により他方側に位
    置する流体流入孔と流体流通孔とを連通する中央連通部
    と、当該バルブピストンの一方側への移動により他方側
    に位置する流体流通孔と流体排出孔とを連通する他端側
    連通部およびバルブピストンの他方側への移動により一
    方側に位置する流体流通孔と流体排出孔とを連通する一
    端側連通部を設けたことを特徴とする流体圧アクチュエ
    ータ。
  2. 【請求項2】 バルブのバルブピストンはバルブハウジ
    ング内の略中立位置において、一方側の流体流入孔およ
    び他方側の流体流入孔のいずれかとバルブハウジング内
    におけるバルブピストンの一方側および他方側のいずれ
    かとを連通する中立回避流路を備えている請求項1に記
    載の流体圧アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 バルブにおけるバルブピストンの回転を
    抑えるピストン回転抑止機構を備えている請求項1また
    は2に記載の流体圧アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 バルブにおけるバルブハウジングの2個
    の戻り流体流入孔と複動シリンダの2個の流体流出孔と
    をそれぞれ連通する2本の戻り流体流路のうちの少なく
    ともいずれか一方の戻り流体流路に、当該戻り流体流路
    を閉塞・開放する制御バルブを設けた請求項1ないし3
    のいずれかに記載の流体圧アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 複動シリンダのピストンに、クランクお
    よび連接棒を具備したクランク機構の連接棒を連結した
    請求項1ないし4のいずれかに記載の流体圧アクチュエ
    ータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102120690B1 (ko) * 2019-11-21 2020-06-09 일흥자동기계(주) 음식물 충진장치
CN111998115A (zh) * 2020-08-24 2020-11-27 北票真空设备有限公司 一种气动快速阀门的压缩空气的控制装置及方法

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