JPH08177156A - 天井の施工方法 - Google Patents
天井の施工方法Info
- Publication number
- JPH08177156A JPH08177156A JP6322828A JP32282894A JPH08177156A JP H08177156 A JPH08177156 A JP H08177156A JP 6322828 A JP6322828 A JP 6322828A JP 32282894 A JP32282894 A JP 32282894A JP H08177156 A JPH08177156 A JP H08177156A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- equipment
- deck plate
- piping
- furrings
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- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デッキプレートを梁上に設置した段階で野縁
や天井設備機器が配備されるようにした。 【構成】 デッキプレート1の下部に予め吊ボルト4を
介して野縁5、およびダクト配管3空調機器6、照明具
などの天井設備機器を組み込んで天井ユニットとし、該
天井ユニットのデッキプレート1の端部を施工現場にお
ける梁10上に設置する。
や天井設備機器が配備されるようにした。 【構成】 デッキプレート1の下部に予め吊ボルト4を
介して野縁5、およびダクト配管3空調機器6、照明具
などの天井設備機器を組み込んで天井ユニットとし、該
天井ユニットのデッキプレート1の端部を施工現場にお
ける梁10上に設置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デッキプレートを用
いた天井の施工方法に関する。
いた天井の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル等の床および天井の施工方法の一つ
としてデッキプレートを梁上に掛け渡し、該デッキプレ
ートを捨て型枠としてその上部にコンクリート打設して
床スラブを一体に形成する施工方法がある。
としてデッキプレートを梁上に掛け渡し、該デッキプレ
ートを捨て型枠としてその上部にコンクリート打設して
床スラブを一体に形成する施工方法がある。
【0003】この方法においてデッキプレートの下部に
天井部を施工するには、従来では床スラブ施工後に天井
裏配線,配管等を吊り込んで固定し、次いで吊りボルト
を介して野縁を吊りこみ、さらには野縁と同一面上に照
明器具、空調吹出口、防災器具を配置した後野縁間に天
井仕上げ材を配置して天井面を閉じている。
天井部を施工するには、従来では床スラブ施工後に天井
裏配線,配管等を吊り込んで固定し、次いで吊りボルト
を介して野縁を吊りこみ、さらには野縁と同一面上に照
明器具、空調吹出口、防災器具を配置した後野縁間に天
井仕上げ材を配置して天井面を閉じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法であると、デッキプレートを梁間に設置した後、その
下部側から取付け工事を行なうので、脚立やローリング
タワー等の足場上で上向きの作業により各取付け作業を
行なうことが多いため、手間がかかり工事そのものが長
引くという欠点があった。
法であると、デッキプレートを梁間に設置した後、その
下部側から取付け工事を行なうので、脚立やローリング
タワー等の足場上で上向きの作業により各取付け作業を
行なうことが多いため、手間がかかり工事そのものが長
引くという欠点があった。
【0005】この発明は以上の欠点を解決するものであ
り、その目的とするところは、デッキプレートを梁上に
設置した段階で野縁や天井設備機器が配備されるように
した天井の施工方法を提供するものである。
り、その目的とするところは、デッキプレートを梁上に
設置した段階で野縁や天井設備機器が配備されるように
した天井の施工方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、梁上にデッキプレートを掛け渡し、該
デッキプレートを捨て型枠としてその上部に床コンクリ
ートを施工するとともに、デッキプレートの下部に吊り
ボルトを介して野縁を施工し、かつ該野縁とデッキプレ
ートとの空間内部に必要とする天井設備機器を組込む方
法において、前記デッキプレートの下部に予め前記野縁
および前記天井設備機器を組み込んで天井ユニットと
し、該天井ユニットのデッキプレートの端部を前記梁上
に設置することを特徴とするものである。
め、この発明は、梁上にデッキプレートを掛け渡し、該
デッキプレートを捨て型枠としてその上部に床コンクリ
ートを施工するとともに、デッキプレートの下部に吊り
ボルトを介して野縁を施工し、かつ該野縁とデッキプレ
ートとの空間内部に必要とする天井設備機器を組込む方
法において、前記デッキプレートの下部に予め前記野縁
および前記天井設備機器を組み込んで天井ユニットと
し、該天井ユニットのデッキプレートの端部を前記梁上
に設置することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】以上の施工方法にあっては、予め工場内で該当
する室内の設備機器の配置計画にしたがって各デッキプ
レート毎に設備機器を配置したユニットとし、これを施
工現場に搬入し、各ユニットのデッキプレートを指定さ
れた梁上に設置した段階で天井設備機器が配備される。
その後は各デッキプレートに付属する設備機器間の接続
を行い、野縁天井仕上げ材を配置することで施工を完了
する。
する室内の設備機器の配置計画にしたがって各デッキプ
レート毎に設備機器を配置したユニットとし、これを施
工現場に搬入し、各ユニットのデッキプレートを指定さ
れた梁上に設置した段階で天井設備機器が配備される。
その後は各デッキプレートに付属する設備機器間の接続
を行い、野縁天井仕上げ材を配置することで施工を完了
する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0009】まず、天井内配線,ダクト配管、およびこ
れに接続する空調吹出口機器の配置、照明器具の配置、
防災機器の配置などの平面および立体配置計画図と、デ
ッキプレートの平面配置計画図を重畳し、その重畳した
図面に基づき各デッキプレートをユニットの単位として
各デッキプレート毎に前記各種設備機器の取付け位置が
定められる。
れに接続する空調吹出口機器の配置、照明器具の配置、
防災機器の配置などの平面および立体配置計画図と、デ
ッキプレートの平面配置計画図を重畳し、その重畳した
図面に基づき各デッキプレートをユニットの単位として
各デッキプレート毎に前記各種設備機器の取付け位置が
定められる。
【0010】図1,図2は以上の配置計画に基づいてア
ッセンブリされたユニットの一例を示すもので、デッキ
プレート1の下部には各種吊金具2が突設され、その吊
金具2には複数の配管3が配置され、さらには所定間隔
整列状態に突設された吊ボルト4間の下部を結んで野縁
5が取付けられる。
ッセンブリされたユニットの一例を示すもので、デッキ
プレート1の下部には各種吊金具2が突設され、その吊
金具2には複数の配管3が配置され、さらには所定間隔
整列状態に突設された吊ボルト4間の下部を結んで野縁
5が取付けられる。
【0011】また、野縁5の間にはこれと同一平面状を
なして前記ダクト配管3に接続された空調機器6、照明
具7がその吹出口および照明側を下に向けて配置され吊
り金具2によって固定されている。
なして前記ダクト配管3に接続された空調機器6、照明
具7がその吹出口および照明側を下に向けて配置され吊
り金具2によって固定されている。
【0012】また、取付け場所によっては図示しない防
災用機器、すなわち煙検知器やスプリンクラーおよびこ
れの給水用配管がなされる。
災用機器、すなわち煙検知器やスプリンクラーおよびこ
れの給水用配管がなされる。
【0013】以上のアッセンブリ作業は工場内にて通常
位置における図とは逆側の下向きの取付け作業形態で行
われるため、取付け作業は極めて簡単、かつ安全に行な
えることになる。
位置における図とは逆側の下向きの取付け作業形態で行
われるため、取付け作業は極めて簡単、かつ安全に行な
えることになる。
【0014】なお、これら機器類はデッキプレート1の
外形からはみださない範囲で取付けられ、現場における
各ユニット取付け時の干渉を予め防止している。
外形からはみださない範囲で取付けられ、現場における
各ユニット取付け時の干渉を予め防止している。
【0015】ユニットの組立て後、ユニットを図示のご
とく反転し、その下部に面する前記各機器および野縁5
を保護した状態で施工現場まで搬送する。
とく反転し、その下部に面する前記各機器および野縁5
を保護した状態で施工現場まで搬送する。
【0016】施工現場においては、以上のユニットを図
3に示すように指定された箇所の梁10上に吊下ろし、
デッキプレート1の両端を梁10上に設置固定すること
で、その下部に配置された前記各種天井設備機器類は計
画位置に配置されることになる。
3に示すように指定された箇所の梁10上に吊下ろし、
デッキプレート1の両端を梁10上に設置固定すること
で、その下部に配置された前記各種天井設備機器類は計
画位置に配置されることになる。
【0017】全てのデッキプレート1が梁上に設置され
たなら、これを捨て型枠として上部に床コンクリートを
打設することが可能となる。これと同時に床下側におい
ては、配線,配管接続がなされていない状態ではある
が、各種天井設備機器類が全て設計計画位置に配置され
ることになる。
たなら、これを捨て型枠として上部に床コンクリートを
打設することが可能となる。これと同時に床下側におい
ては、配線,配管接続がなされていない状態ではある
が、各種天井設備機器類が全て設計計画位置に配置され
ることになる。
【0018】したがって、前記打設作業と平行するか或
いは打設作業後に、隣り合うデッキプレート1のそれぞ
れに配置された機器の配線接続、および配管類の接続作
業を行なった後野縁5の間に天井仕上げ材を配置すれば
天井裏は閉じられ、施工を完了する。
いは打設作業後に、隣り合うデッキプレート1のそれぞ
れに配置された機器の配線接続、および配管類の接続作
業を行なった後野縁5の間に天井仕上げ材を配置すれば
天井裏は閉じられ、施工を完了する。
【0019】なお、接続作業をより簡略なものとするた
めに、例えば配線類においては予めその接続端に雌雄の
コネクタを設けておき、また配管類もその接続端にワン
タッチカプラーなどを予め設けておけば接続作業が迅速
となり、かつ誤配線や誤配管なども未然に防止される。
めに、例えば配線類においては予めその接続端に雌雄の
コネクタを設けておき、また配管類もその接続端にワン
タッチカプラーなどを予め設けておけば接続作業が迅速
となり、かつ誤配線や誤配管なども未然に防止される。
【0020】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明に係る天井の施工方法にあっては、予め工
場内で該当する室内の設備機器の配置計画にしたがって
各デッキプレート毎に設備機器を配置したユニットと
し、これを施工現場に搬入し、各ユニットのデッキプレ
ートを指定された梁上に設置した段階で天井設備機器が
配備され、その後各デッキプレートに付属する設備機器
間の接続を行い、野縁天井仕上げ材を配置することで施
工を完了するため、従来の施工方法に比べて設備機器お
よび野縁の現場での取付けがないため作業を大巾に省略
でき、迅速な施工が可能であるほか、高所での上向き作
業数が減ずることができる利点がある。
に、この発明に係る天井の施工方法にあっては、予め工
場内で該当する室内の設備機器の配置計画にしたがって
各デッキプレート毎に設備機器を配置したユニットと
し、これを施工現場に搬入し、各ユニットのデッキプレ
ートを指定された梁上に設置した段階で天井設備機器が
配備され、その後各デッキプレートに付属する設備機器
間の接続を行い、野縁天井仕上げ材を配置することで施
工を完了するため、従来の施工方法に比べて設備機器お
よび野縁の現場での取付けがないため作業を大巾に省略
でき、迅速な施工が可能であるほか、高所での上向き作
業数が減ずることができる利点がある。
【図1】この発明によるデッキプレート上に天井設備機
器を装備したユニットの一例を示す姿図である。
器を装備したユニットの一例を示す姿図である。
【図2】同断面図である。
【図3】同デッキプレートの一端を梁状に設置した状態
の姿図である。
の姿図である。
1 デッキプレート 2 吊金具 3 配管 4 吊ボルト 5 野縁 6 空調機器 7 照明具 10 梁
Claims (1)
- 【請求項1】 梁上にデッキプレートを掛け渡し、該デ
ッキプレートを捨て型枠としてその上部に床コンクリー
トを施工するとともに、デッキプレートの下部に吊りボ
ルトを介して野縁を施工し、かつ該野縁とデッキプレー
トとの空間内部に必要とする天井設備機器を組込む方法
において、 前記デッキプレートの下部に予め前記野縁および前記天
井設備機器を組み込んで天井ユニットとし、該天井ユニ
ットのデッキプレートの端部を前記梁上に設置すること
を特徴とする天井の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322828A JPH08177156A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 天井の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322828A JPH08177156A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 天井の施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08177156A true JPH08177156A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18148063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6322828A Pending JPH08177156A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 天井の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08177156A (ja) |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6322828A patent/JPH08177156A/ja active Pending
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