JPH0817680B2 - カルシウム‐鉄ミネラル補給物 - Google Patents

カルシウム‐鉄ミネラル補給物

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JPH0817680B2
JPH0817680B2 JP63165781A JP16578188A JPH0817680B2 JP H0817680 B2 JPH0817680 B2 JP H0817680B2 JP 63165781 A JP63165781 A JP 63165781A JP 16578188 A JP16578188 A JP 16578188A JP H0817680 B2 JPH0817680 B2 JP H0817680B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、あるカルシウム及び鉄化合物を含有するミ
ネラル補給物並びにそれを含有する食品及び飲料に関す
る。
発明の背景 ヒト及び家畜用のビタミン及びミネラル補給物は一般
的である。最近、ある群の人々は例えば骨粗鬆症のよう
な疾患状態を予防又は軽減するためにカルシウムのよう
なミネラル類の高摂取を必要とすることが認識されるよ
うになった。ある貧血の医療管理は、1日の鉄摂取量を
増加させることによってうまく操作することができる。
一部のダイエット、即ち激しい身体的運動の場合には、
バランスのとれた食事と考えられるものから通常得られ
る量以上の多量のミネラル摂取を要するであろう。
市販品のようなミネラル補給物は、高ミネラル摂取が
望ましい多くの環境下で有用である。しかしながら、別
々のミネラル補給物摂取を要する療法に固執すると最適
状態には達しない結果となってしまうが、その理由は単
にかかる療法ではユーザーの通常の習慣及び慣行に変化
を要求するからである。ミネラル類が日常的な食品及び
飲料中に含まれていることがより好都合であり、その結
果それらはユーザー側で余計な注意、計画及び実行をせ
ずとも摂取されるようになるであろう。
食品及び飲料にミネラル補給物を加えたことに関係す
る問題は十分に認識されている。例えば、多くのカルシ
ウム補助物はやや不溶性であって、そのため飲料ではさ
ほど有用でなく、あるいは“石灰のような”(chalky)
味又は口内感をもち易い。鉄補給物は食物を変色させる
か、又は感覚的に不適当である傾向をもつ。しかも、カ
ルシウム補給物及び鉄補給物の混合物を含む食品及び特
に飲料を処方することは特に困難であるが、その理由は
これらのミネラルが相互に作用し易いからである。この
相互作用は食品及び飲料の感覚性及び美観に影響を与え
るだけではなく、これらの物質自体の栄養上の生物学的
利用能にも望ましくない影響を与える。
以上のことから、相容的でかつ栄養上入手可能な混合
カルシウム及び鉄補給物を得ることが望まれる。感覚的
又は美的性質に望ましくない影響を与えることなく食品
及び飲料組成物に加えることが可能なかかる補給物を得
ることもまた非常に有用であろう。
これらの合致しない要求を満たすカルシウム−鉄ミネ
ラル補給物を提供することが、本発明の目的である。
カルシウム及び鉄で補給されている食品、飲料及び飲
料濃縮物を提供することが、本発明のもう1つの目的で
ある。
これらの及び他の目的が本発明で担われており、これ
らは以下の開示から明らかになるであろう。
背景技術 ある形態のカルシウムシトレート−マレート(calciu
m citrate−malate)は、飲料を含めたミネラル補給物
としての使用に関して開示されている:出願日1979年12
月28日の日本出願昭54−173172号(1981年8月5日の公
開昭56−97248号)明細書参照;及びフランス特許第2,2
19,778号(出願第73.08643号)明細書も更に参照。
ある形態のスクロース鉄(iron sucrate)は子供に投
与され、Hbに関する効果が報告された;ロシア文献メト
レベリ・イー・ジー(Metreveli,E.G.)、ペジアトリヤ
(PEDIATRIYA)(モスクワ)、1977年、第12巻、第17−
19頁;ケミカル・アブストラクツ(Chemical Abstract
s)、第89巻、第637頁参照。
レミントンの薬科学(Remington′s Pharmaceutical
Sciences)、第15版、第393頁、1975年は、第一鉄及び
第二鉄イオンがアンモニウム塩、シトレート、タートレ
ート(tartrate)、アミン類、糖及びグリセリンのよう
な多くの物質と可溶性配位錯体を形成し、これは通常の
鉄沈澱剤による沈澱から鉄を保護することを開示してい
る。グルコン酸及びフマル酸の鉄塩は造血剤として用い
られるといわれている。
グッドマン(Goodman)及びギルマン(Gilman)、治
療学の薬理的基礎(The Pharmacological Basis of The
rapeutics)、第5版、第1315−1316頁、1975年は、鉄
塩が多数の配合禁忌を有し、最大吸収のためには単独
で、好ましくは食間で、但し必要であれば胃症状を最小
に抑えるため食事直後に処方指示されるべきであること
を報告している。報告によれば、鉄の胃腸吸収性は妥当
であって、次の6種の第一鉄塩:即ち硫酸塩、フマル酸
塩、グルコン酸塩、コハク酸塩、グルタミン酸塩及び乳
酸塩と比較して実質的に等しい。鉄の吸収性はクエン
酸、酒石酸、ピロリン酸等の第一鉄塩の場合よりも低
い。アスコルビン酸のような還元剤及びコハク酸のよう
な一部のキレート化剤は硫酸第一鉄よりも鉄吸収性を高
めているが、しかしながら単独で投与された場合におけ
る硫酸第一鉄の高い効力のせいで、高価格に見合うだけ
の価値がないといわれている。硫酸第一鉄は塩気のある
渋味を有すると報告されており、鉄補給物として使用さ
れる場合にそれを酸化から防ぐためにグルコース又はラ
クトースと混合される。
プフィッファー(Pfeiffer)及びラングデン(Langde
n)による欧州特許第164,657号明細書は鉄デキストラン
に関するものであって、これはD−グルコース及びデキ
ストラン−スクロース酵素の溶液にスクロース溶液を加
えて作成されたデキストランに沈降水酸化第二鉄を加え
ることによって得られる。
ピーターズ(Peters)及びデリック(Derick)による
1986年4月15日付の米国特許第4,582,709号明細書は咀
しゃく用ミネラル補給物に関し、特に様々なカルシウム
及び鉄化合物について列挙している。
ブッデマイヤー(Buddemeyer)らによる1982年9月28
日付の米国特許第4,351,735号明細書は、あるホスフェ
ート部分を含むミネラル補給物に関する。組成物の分散
性は、“ヒドロキシル源”、例えば糖類によって高めら
れるといわれている。
ブッデマイヤーらによる1980年7月29日付の米国特許
第4,214,996号明細書は、上記第4,351,735号明細書と同
様の主題に概して関するが、但し特に鉄組成物及びカル
シウム組成物について特許請求している。
食物源からの鉄摂取に関するオレンジジュースの有益
作用は、ジャーナル・オブ・フード・サイエンス(Jour
nal of Food Science)、第48巻、第1211頁、1983年に
おいてカールソン(Carlson)及びミラー(Miller)に
より記載されている。
1943年7月27日付で発行されたアイレス(Ayres)ら
による米国特許第2,325,360号明細書は、オレンジジュ
ースのような果実ジュースの脱気中に除去されたガスを
二酸化炭素で置換するための方法について開示してい
る。この方法において、乾燥炭酸カルシウム、又は炭酸
カルシウムとクエン酸との混合物は、缶中に入れられ、
しかる後脱気されたオレンジジュースで充填される(リ
ンゴ酸及び酒石酸のような他の有機酸も、クエン酸の代
わりに用いることができる。)。
1972年4月18日付で発行されたエイキンズ(Akins)
らによる米国特許第3,657,424号明細書は、ジュース中
に天然のままで存在している以上の量のナトリウム、カ
ルシウム及び塩化物イオンによるオレンジジュースを含
むカンキツ系ジュースの強化について開示している。強
化に際して用いうるカルシウム塩としては塩化物、クエ
ン酸塩又はリン酸塩があるが、望ましい塩化物イオンを
与えるためには塩化カルシウムが好ましい。
1963年12月17日付で発行されたスパーチ(Sperti)ら
による米国特許第3,114,641号明細書は、普通強度(sin
gle−strength)オレンジジュース又は濃縮オレンジジ
ュースを希釈することにより得られる二次的オレンジジ
ュース製品について開示している。希釈されたオレンジ
ジュース製品の風味を維持するために、塩化カルシウ
ム、塩化マグネシウム、クエン酸ナトリウムもしくはカ
リウム、酒石酸及びリンゴ酸(又はそれらの塩)のよう
な物質が含有されている。
1982年10月6日付で公開された英国特許第2,095,530
号明細書は、タンパク質に富む酸飲料、特に果実ジュー
ス又は果実風味飲料を得るための方法について開示して
いる。この方法において、大豆タンパク質の水性懸濁液
は水及び/又は果実ジュースを用いて製造される。5〜
50mMの濃度でカルシウムが加えられ、しかる後懸濁液の
pHが低下せしめられ、タンパク質溶液を得るために不溶
性物質が分離される。次いで、果実ジュース又は果実風
味料がこのタンパク質溶液に加えられる。カルシウム
は、塩化物、酢酸塩、酒石酸塩、リンゴ酸塩又は乳酸塩
として加えることができる。
1983年3月30日付で公開された欧州特許出願第75,114
号明細書は、ビタミン及びミネラルに富むタンパク質含
有果実ジュース飲料について開示している。これらの飲
料は、果実ジュース30〜90%(リンゴジュース20〜70
%、白ブドウジュース4〜40%、パッションフルーツジ
ュース1〜10%及びレモンジュース5〜25%の混合
物)、乳清タンパク質濃縮物2〜20%、並びにカリウ
ム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム及びホスフ
ェートのミネラル塩混合物を含有している。カルシウム
はこれらの飲料中に0.01〜0.3%、好ましくは0.02〜0.0
%で存在している。
発明の要旨 本発明は、栄養補給量のカルシウム源、特にカルシウ
ムシトレート−マレート及び栄養補給量の鉄−糖錯体の
混合物を含有した栄養ミネラル補給物に関する。本発明
の鉄−糖錯体と結合する対イオンは、マレート(最も好
ましい)、シトレート、タートレート、アスコルベート
及びそれらの混合物からなる群より選択されたものであ
ることが好ましい。好ましい補給物は、鉄スクレート−
マレート、鉄フルクテート−マレート又はそれらの混合
物を含有している。好ましくは、錯体中の鉄は第一鉄で
あるが、但し第二鉄も許容される。
本発明は、下記成分を含む食品、飲料又は飲料濃縮組
成物にも関する: a) 食物、飲料又は飲料濃縮物; b) 栄養補給量のカルシウム補給物、最も好ましくは
カルシウムシトレート−マレート;及び c) 栄養補給量の鉄−糖錯体、好ましくは鉄−スクレ
ート−マレート(最も好ましい)、鉄フルクテート−マ
レート、鉄スクレート−シトレート、鉄フルクテート−
シトレート、鉄スクレート−アスコルベート、鉄フルク
テート−アスコルベート又はそれらの混合物からなる群
より選択される錯体;なお、鉄は第一鉄状態が好まし
い。
本発明の代表的な組成物は、下記成分を含む飲料又は
飲料濃縮物である: a) 少なくとも約0.1重量%の果実もしくはコーラ風
味料又は少なくとも3重量%の果実ジュース; b) 栄養補給量のカルシウムシトレート−マレート;
及び c) 栄養補給量の鉄−糖錯体、最も好ましくは鉄IIス
クレート−マレート。
例えば、このような組成物中の果実ジュースは、グレ
ープジュース、ナシジュース、パッションフルーツジュ
ース、パイナップルジュース、バナナジュースもしくは
バナナピューレ、アプリコットジュース、オレンジジュ
ース、レモンジュース、グレープフルーツジュース、リ
ンゴジュース、クランベリージュース、トマトジュー
ス、タンジェリンジュース及びそれらの混合物から選択
することができる。
本発明は、ソフトドリンクとして炭酸ガス飽和された
飲料、特にジュース及びコーラ飲料、並びに“無発泡”
飲料に関する。本発明はネクター及び高強度飲料(full
−strength beverages)もしくは飲料濃縮物にも関する
が、これは少なくとも約45重量%のジュースを含有して
いる。
本発明の栄養補給物は、オレンジジュース又はグレー
プフルーツジュースから造られる飲料又は飲料濃縮物に
おいて特に有用である。
以下で更に十分に開示されるように、本発明のミネラ
ル補給物は、経腸又は比経口栄養補給のために、粉末、
錠剤、咀しゃく用ロゼンジ、カプセル又は液体形で、及
びパン、ケーキ、スナック、幼児用処方物、肉類似品、
増量剤、スプレッド(spread)等のような慣用的食品と
組合せて用いることが便利である。
本明細書におけるすべての比率、割合及びパーセンテ
ージは、他に指摘のない限り、重量による。
発明の具体的説明 本発明は、ヒト及び下等の動物における栄養補給量の
カルシウム及び鉄化合物の同時使用に関する。
本明細書における“栄養量”又は“栄養補給量”と
は、本発明の実施に際して用いられるミネラル源が滋養
量の上記ミネラルを供給することを意味する。錠剤又は
粉末のようなミネラル補給物において、この補給物は米
国で規定されている推奨1日許容量(ReCommended Dail
y Allowance,RDA)の上記ミネラル1日摂取量の少なく
とも3%である〔リコメンデッド・デイリー・ダイエタ
リー・アロワンス−フード・アンド・ニュートリション
・ボード(ReCommended Daily DAllowance−Food and N
utrition Board)、ナショナル・アカデミー・オブ・サ
イエンセス−ナショナル・リサーチ・カウンシル(Nati
onal Academy of Sciences−National Research Counci
l)参照〕。更に一般的には、ミネラル補給物は補給物
の単位用量当たり少なくとも10%、更に典型的には50〜
300%のRDA量を含有する。本明細書で開示されているタ
イプの食品又は飲料製品において、栄養補給量は食品又
は飲料製品の単位当たり3%以上のRDA量、好ましくは1
0〜100%のRDA量、最も好ましくは10〜30%のRDA量を包
含する。当然、いずれのミネラルの好ましい1日量もユ
ーザーに応じて変動するものと認識されている。例え
ば、妊娠、授乳又は閉経後の女性は、通常のRDA量以上
に高いカルシウム摂取量を必要とする。貧血症の人々も
高い鉄摂取量を要する。このような事項は医師及び栄養
学専門家に熟知されており、本発明の組成物の使用量は
必要に応じて調整される。
一般に、RDA量(カルシウム)は幾分年令に依存する
が幼児の360mg/6Kg体重〜女性の1200mg/54−58Kg体重ま
での範囲である。RDA(鉄)は幾分年令に依存するが10m
g/6Kg〜18mg/54〜58Kg女性の範囲である。周知のよう
に、特に肝臓に体する有害作用のある男性の場合に、鉄
補給物に関して過剰投与する可能性がある。典型的に
は、食品及び飲料は(妥当なバランスがとれた食事を想
定して)他の食物源から供給される鉄を補助するために
(食事1回につき)約10〜15%のRDA量のみの鉄で補給
され、それによってこの問題を解消している。しかも、
沈澱及び/又は感覚刺激の問題を清じることなく(摂取
1回につき)20〜30%RDA量以上のカルシウムで飲料を
補給することは困難である。しかしながら、この補給レ
ベルはカルシウムレベルが牛乳と同じであって、完全に
許容される。当然、鉄毒性及び感覚刺激性が個々の環境
下において重要な考慮対象とならない場合には、本発明
で更に多くの補助物が使用可能となる。
本発明で用いられる好ましいカルシウム源、即ち“カ
ルシウムシトレート−マレート”の製法は、以下でかな
り詳細に説明されている。
本発明の実施に際して使用される“鉄−糖”錯体は、
以下で更に十分に記載されている方法で製造される(こ
れらの物質は本明細書において“錯体”と呼ばれている
が、但しそれらは複雑で高度に水和された保護コロイド
として事実上溶解状態で存在している。しかしながら、
“錯体”という語は本明細書において簡略化のために用
いられている。)。これらの錯対中の鉄は第二鉄(鉄II
I)状態であってもよいが、第一鉄(鉄II)状態の方が
更に好ましい。第一鉄イオンは第二鉄の場合よりも体内
で良好に許容されかつ利用される。重大なことに、第二
鉄及び通常の第一鉄塩は貯蔵後に一部の飲料で風味消失
を起こし、しかも第二鉄はカンキツ系飲料においてアス
コルビン酸(ビタミンC)を酸化ひいては分解してしま
う。本発明で用いられる好ましい錯体は鉄−糖−カルボ
キシレート錯体として考えることが好都合であり、この
場合にカルボキシレートは第一鉄(好ましい)又は第二
鉄の対イオンである。理論に拘束されるわけではない
が、これらの鉄錯体の許容される味は比較的大きなサイ
ズの糖部分とカルボキシレート対イオンとによるものと
考えられ、そのことが一部の鉄補給物における通常の
“ウェル−ウォーター”(well−water)及び/又は塩
味を防いでいる。
本発明の実施に際して用いられる好ましい鉄−糖−カ
ルボキシレート錯体の全合成は以下のとおりである: a) 例えば水酸化カルシウムを糖と反応させることに
より、水性媒体中でカルシウム−糖部分を形成させる; b) 鉄−糖部分を形成するために、水性媒体中で硫酸
第一鉄アンモニウムのような鉄源をカルシウム−糖部分
と反応させる;及び c) 所望の鉄−糖錯体を形成するために、反応系を例
えばリンゴ酸のようなカルボン酸で中和させる。
この方法で製造される好ましい鉄II−スクレート−マ
レート錯体は(Fe0〜9ppmの範囲にわたる試験動物のヘ
マトリット値の変化率%として測定される)鉄の生物学
的利用能に関して実質上硫酸第一鉄と同等であり、しか
も最も重要なことに飲料、特にカンキツ系飲料中におい
て感覚的に許容されるのである。
本発明の実施に際して使用可能な“糖”は、調理分野
で周知の食用糖物質及びその混合物であればいかなるも
のであってもよい。例えば、グルコース、スクロース及
びフルクトースは好都合に使用可能であるが、スクロー
ス及びフルクトースが更に好ましい。しかしながら、他
の糖物質、例えばマンノース、ガラクトース、ラクトー
ス、マルトース等も使用可能である。
本発明において好ましい鉄−糖錯体の製造に際して用
いられる“カルボキシレート対イオン”は、摂取可能で
あればいかなるカルボキシレート種であってもよい。し
かしながら、味への寄与に関してもいくらか判断が行な
われねばならない。例えば、シトレート、マレート及び
アスコルベートは摂取可能な錯体を生じるが、その味は
特に果実ジュース飲料の場合に許容しうるか否かについ
て判断される。酒石酸は、特にブドウジュース飲料の場
合に、乳酸と同様に許容される。長鎖脂肪酸は固体ミネ
ラル補給物中で使用可能であるが、但し風味及び水溶解
性に影響を与えることがある。実質上すべての目的のた
めには、マレート(好ましい)、シトレート及びアスコ
ルベート部分が処方者の希望にかなうものであるが、他
のものも選択可能である。
好ましいというほどの態様ではないが、鉄−糖錯体の
対イオンはホスフェート、塩化物、サルフェート等のよ
うな非カルボキシレート部分であってもよい。しかしな
がら、このような対イオンは特に飲料中で望ましくない
ことにカルシウムイオンと相互に作用しあう。高濃度の
場合、これらの対イオンは望ましくない味を呈すること
がある。したがって、上記のカルボキシレート対イオン
が本発明では好ましい。
本発明は、ジュース飲料及び飲料濃縮物、特にオレン
ジジュースの製造のために適している。本発明の方法で
用いられる濃縮オレンジジュース、オレンジジュース香
気及び風味揮発性物質、果肉並びに果皮油は、標準的オ
レンジジュース加工により得ることができる。オレン
ジ、グレープフルーツ及びタンジェリンの標準的加工法
に関するナジ(Nagy)ら、シトラス・サイエンス・アン
ド・テクノロジー(Citrus Science and Technolog
y)、第2巻(AVI出版社、1977年)、第177−252頁(参
考のため本明細書に組込まれる)参照〔ミネラル補給非
カンキツ系ジュース製品用のジュース及びジュース物質
源を提供するためのリンゴジュース、ブドウジュース、
パイナップルジュース等のような非カンキツ系ジュース
の標準的加工法に関するネルソン(Nelson)ら、フルー
ツ・アンド・ベジタブル・ジュース・プロセッシング・
テクノロジー(Fruit and Vegitable Juice Processing
Technology)(第3版、AVI出版、1980年)、第180−5
05頁(参考のため本明細書に組込まれる)も参照〕。フ
レッシュジュースは主にバレンシア(Valencia)タイプ
のオレンジから抽出される(オレンジの果皮は、本発明
の方法で使用可能な果皮油を得るために最初に削り取ら
れる。)。別のオレンジからのジュースは糖対酸の比率
を調整するためにブレンドされることがある。約8:1〜
約20:1の糖対酸の比率が許容されると考えられる。しか
しながら、好ましい糖対酸の比率は典型的には約11:1〜
約15:1である。
ジュースは、自動ジューサーを用いるか、又は一般的
ではないがオレンジのハンド圧搾によってオレジから抽
出される。ジュースを抽出するために用いられる装置の
タイプは重要でない。圧搾器から出てくる生ジュースは
果肉、薄皮及び種子を含んでいる。薄皮及び種子は仕上
げ器中でジュース及び果肉から分離される。次いでジュ
ースは典型的には果肉部分と漿液部分とに分けられる
(果肉部分は、本発明の方法において果肉源として用い
ることができる)。
漿液部分は、蒸発濃縮又は凍結濃縮を代表例とする様
々な技術によって濃縮することができる。蒸発濃縮の場
合、ジュースの漿液部分はエバポレーター(例えば、フ
ォーリング(falling)フィルム又は昇温短時間エバポ
レーター〔TASTE〕型)に通される。水蒸気と香気及び
風味揮発性物質は、ジュースから除かれる。次いでこれ
らの除かれた揮発性物質は上層(精油)及び下層(水性
エキス)を得るために遠心分離される(これらの精油及
び水性エキスの部分は、典型的には本発明の方法のため
のオレンズジュース香気及び風味揮発性物質源として用
いられる。)。次いで除去された残りのジュースはエバ
ポレーター中で(加熱により)濃縮ジュースの糖含有量
から測定される適切量は固体にまで濃縮される。しかる
後、この濃縮ジュースは本発明の方法で使用することが
できる。
最も濃縮されたオレンジジュースは蒸発濃縮により得
られる。しかしながら、凍結濃縮も、本発明の方法で有
用な濃縮オレンジジュースを得るために用いることがで
きる。凍結濃縮では、典型的には、実質上純粋な氷晶を
形成させるしかる後これを濃縮ジュースから分離するた
めに、ジュースの漿液部分をすり壁(scraped wall)熱
交換器に通すことを要する。好ましい凍結濃縮法は、参
考のため本明細書に組込まれるストロベル(Strobel)
による1983年2月22日付発行の米国特許第4,374,865号
明細書に記載されている。蒸発濃縮と異なり、凍結濃縮
により得られる濃縮オレンジジュースは典型的には更に
香気及び風味揮発性物質も含有している。
カルシウム及び鉄で補強された飲料及び飲料濃縮物の製
造方法 本発明の液体組成物を製造するために好ましい全体的
方法では、カルシウム及び鉄錯体のプレミックス溶液を
調製し(後記例1、2及び3参照)、このプレミックス
を液体組成物と混合させる。この方法の下記説明は、本
発明で非常に好ましい果実ジュース製品であるオレンジ
ジュース飲料及びジュース濃縮物の製造に一般的に関す
るものである。しかしながら、この方法は鉄及びカルシ
ウム補給飲料及び濃縮物、特にグレープフルーツジュー
ス等の他のカンキツ系ジュース、リンゴジュース等の非
カンキツ系ジュース及びジュース混合物に関するものを
製造するためにも適用可能である。
一般に、クエン酸及びリンゴ酸を含む酸成分は典型的
には適量の水に溶解される(所望であれば、レモンジュ
ースのような果実ジュース又は濃縮果実ジュースは少量
の酸を供給するために用いることができる)。通常、こ
の酸成分は0〜約90重量%のクエン酸及び約10〜100重
量%のリンゴ酸を含有している。オレンジジュースの場
合、この酸成分は典型的には約20〜約90重量%のクエン
酸及び約10〜約80重量%のリンゴ酸を含有している。好
ましくは、この酸成分は約5〜約60重量%のクエン酸及
び約40〜約95重量%のリンゴ酸を含有している(リンゴ
ジュースのような非カンキツ系ジュースの場合、この酸
成分は典型的には約5〜約80重量%のクエン酸及び約20
〜約95重量%のリンゴ酸を含有し、好ましくは約20〜約
50重量%のクエン酸及び約50〜約80重量%のリンゴ酸を
含有している)。慣習的に、これらの酸の比率はジュー
スに最適の風味特性を与えるように選択される。
溶解した酸を含む溶液が形成されると、次にカルシウ
ム源が加えられる。炭酸カルシウム(CaCO3)が好まし
いカルシウム源である。このカルシウム源はカルシウム
を最大かつ最も速やかに可溶化させ、最小限の風味消失
しか起こさない。水酸化カルシウム〔(Ca(OH)〕及
び酸化カルシウム(CaO)も許容しうるカルシウム源で
あるが、但し炭酸カルシウムよりも多く風味消失を起こ
す。溶液中に加えられる総酸類対カルシウムの重量比は
約0.5〜12が典型的である。好ましくは、この重量比は
約1〜約6である。
酸水溶液への炭酸カルシウム、酸化カルシウム又は水
酸化カルシウムの添加により、可溶性かつ可溶化カルシ
ウムを含むプレミックスが得られる。これは、クエン酸
水素カルシウム、クエン酸二水素カルシウム、リンゴ酸
水素カルシウムのような易溶性クエン酸カルシウム及び
リンゴ酸カルシウム種がカルシウム源及び酸の間の反応
により溶液中で形成されるという事実に基づいている。
安定化剤を添加しない場合、易溶性クエン酸カルシウム
種は約数時間以内でのみプレミックス溶液中で安定であ
る。この短時間の後、易溶性クエン酸塩種は、対応する
酸と更に熱力学的に安定で不溶性のCa3(クエン酸)
等のクエン酸カルシウム塩とに不均化し易い。
プレミックス溶液中における更に可溶性のリンゴ酸カ
ルシウム及び特にクエン酸カルシウム種の安定性を改善
するためには、本発明の方法においてプレミックス安定
化剤を含有させることが好ましい。カルシウムと錯体形
成するか及び/又は結晶化阻害剤として作用しうる物質
は、プレミックス安定化剤として有用である。これらの
物質としては、スクロース、グルコース、フルクトー
ス、高フルクトースコーンシロップ、転化糖のような糖
類、及びペクチン、アルギン類、加水分解デンプン、キ
サンゴム、他の食用ゴムのような多糖類がある。天然の
まま糖類及び多糖類双方を含有する濃縮ジュースが特に
適切なプレミックス安定化剤である。好ましいプレミッ
クス安定化剤は、スクロース、(特に二次的ジュース製
品用の)高フルクトースコーンシロップ及び約35〜約80
ブリックス(Brix)度の糖含有率をもつ濃縮オレンジジ
ュースであるが、その理由は以下に記載されている。
プレミックス安定化剤は、カルシウム源が酸含有水溶
液に加えられた後直ちに加えることができる(炭酸カル
シウムがカルシウム源である場合は、プレミックス安定
化剤を加える前に二酸化炭素の発生が実質上止んでいる
ことが好ましい)。しかしながら、プレミックス安定化
剤(特に糖類及び濃縮ジュースの場合)はカルシウム源
の添加前に酸水溶液に加えることができる。プレミック
ス溶液中に含有されるプレミックス安定化剤量は典型的
には用いられる安定化剤に依存する。糖類がプレミック
ス安定化剤といて用いられる場合に、それらは典型的に
は糖含有率約2〜約40ブリックス度とするために十分な
量で加えられる。多糖類が用いられる場合には量が大き
く変動するが、但し重量/容量ベースで典型的には約0.
01〜約0.5%である。濃縮ジュースがプレミックス安定
化剤として用いられる場合には、典型的には約2〜約40
ブリックス度(好ましくは、約2〜約24ブリックス度)
の糖含有率とするために十分な量で含有される。
溶解される及び溶解可能なカルシウムのプレミックス
溶液は、典型的には前記のようにバッチタイプ式で室温
で調製される。しかしながら、このプレミックス溶液は
連続式で調製することもできる。この連続方法では、成
分(水、酸、カルシウム源及び場合によりプレミックス
安定化剤)はプレミックス溶液を調製するために常に一
緒に計量される。成分が計量されるレベルは、プレミッ
クス溶液中でカルシウムを適度に溶解させかつ適切な酸
性度とするために、必要に応じて調節される。
別に、鉄−糖錯体のプレミックス溶液が調製される。
一般にこの溶液は、沈澱が主問題ではないことから、上
記カルシウムシトレート−マレート溶液の場合よりも調
製がやや簡単である。したがって、カルシウム−糖反応
生成物は鉄(好ましくは、鉄II)源で処理され、反応生
成物は前記例2の方法によりカルボン酸で中和される。
溶解したカルシウムを含むプレミックス溶液及び溶解
した鉄を含むプレミックスは、混合タンク中で、鉄及び
カルシウム補給オレンジジュース製品を製造するため
に、糖含有率約35〜約80ブリックス度(好ましくは、約
60〜約70ブリックス度)の冷却された(例えば、約4.4
℃以下)濃縮オレンジジュース、オレジジュース香気及
び風味揮発性物質、並びに果肉及び果皮油のような他の
オレンジジュース物質と混合される。使用されるプレミ
ックス溶液、濃縮ジュース、香気及び風味揮発性物質、
果肉並びに果皮油の具体的割合は、必要なオレンジジュ
ース製品のタイプ(普通強度ジュース飲料又はジュース
濃縮物)をはじめとするいくつかの異なるファクターに
依存している。例えば、42ブリックス度の鉄及びカルシ
ウム補給オレンジジュース濃縮物は、濃縮オレンジジュ
ース(65ブリックス度)65部、果肉5部、香気/風味濃
縮物15部、果皮油0.4部をFe/Caプレミックス15部と混合
することによって製造することができる。同様の普通強
度ジュース飲料は、濃縮オレンジジュース、果肉、香気
/風味濃縮物、果皮油、プレミックス溶液及び水含有物
の量の適切な変更によって製造することができる。
ジュース組成物及び他の飲料は、微生物安定化の理由
から、約4.3以下、通常約3.7〜4.0のpHで処方すること
が好ましい。
鉄及びカルシウム補給オレンジジュース製品が得られ
た後、それは次いで缶、カートン、ボトル又は他の適切
なパッケージ中に充填される。オレンジジュース濃縮物
の場合、これらの製品は缶に充填された後典型的には凍
結される。
下記例は本発明の実施に関して説明するものであっ
て、それを限定するためのものではない。
例 1 カルシウムシトレート−マレートの製造 カルシウムシトレート−マレート溶液を、水28.19部
にスクロース2部と次いでクエン酸0.1部及びリンゴ酸
0.28部とを溶解させることにより製造する。水酸化カル
シウム(0.22部)を加え、混合物を攪拌する。この溶液
は飲料を製造するために直接用いても、又は固体ミネラ
ル補給物中で用いるために凍結乾燥させてもよい。
例 2 無糖でのカルシウムシトレート−マレートの製造 別の方法では、スクロースを上記製法から削除するこ
とができる。即ち、カルシウムシトレート−マレート溶
液は、水1040g中で炭酸カルシウム62gをクエン酸11g及
びリンゴ酸44gと混合することにより製造される。この
溶液は低カロリー飲料、飲料濃縮物を製造するために用
いても、又は固体補給物中で使用するために凍結乾燥し
てもよい。
例 3 鉄IIスクレート−マレートの製造 スクロース(85.5g)を水(299.8g)に溶解し、溶解
が完了したことを確認する。次いで水酸化カルシウム
(18.5g)を加え、混合物を5分間攪拌する。曇りが観
察されるが、得られる溶液をガラスフィルターで過す
る。
得られるカルシウム−スクレート溶液に硫酸第一鉄ア
ンモニウム六水和物(24.5g)を加え、溶液を〔例え
ば、サランラップ(SARAN WRAP)で〕気密にカバーす
る。緑色は、鉄が望ましいII価の酸化状態であることを
示している。
上記溶液にリンゴ酸(33.5g)を3回に分けてpH3〜4
まで加える。沈澱したリンゴ酸カルシウムを標準紙で
過するが、但し硫酸カルシウムを含む過ケーキは洗
浄しない。得られる溶液は本発明の実施に際して用いら
れる鉄スクレート−マレートを含有している。溶液はそ
のままでも使用可能であり、又は粉末として鉄スクレー
ト−マレートを提供するために凍結乾燥することもでき
る。
例 4 混合組成物 例2のカルシウムシトレート−マレート組成物及び例
3の鉄スクレート−マレート組成物を別々に凍結乾燥
し、細粉末に粉砕する。粉末を混合して、カルシウム12
00mg及び鉄20mg含有の個々の単位用量を得る。混合粉末
をカルシウム−鉄ミネラル補給物として経口摂取用の可
溶性ゼラチンカプセル中に充填する。
例 5 混合組成物 別の態様として、カルシウム及び鉄補給粉末混合物を
例1のカルシウムシトレート−マレート及び例3の鉄ス
トレート−マレートから製造し、粉末ラクトースで容量
を調整して、用量10g当たりカルシウム1500mg及び鉄10m
gを放出するミネラル補給粉末を得る。
例 6 飲料組成物 下記飲料組成物(a〜g)は、1回180ml当たり20%R
DA量のカルシウム及び10%RDA量の鉄を供給するため
に、例1及び3のカルシウム及び鉄組成物で強化されて
いる: a) オレンジジュース55%及び炭酸水45%を含有する
“発泡性(sparkling)”オレンジジュース; b) ナシジュース25%、グレープフルーツジュース20
%、残部の10%スクロース−水を含有するナシ−グレー
プフルーツネクター; c) キウイフルーツジュース20%、グレープフルーツ
ジュース15%、残部の水を含有するキウイ−グレープフ
ルーツドリンク; d) パッションフルーツ、マンゴ、グアバ、パイナッ
プル、パパイヤ、バナナ、アプリコット、マンダリンオ
レンジ、ナシ及びライムのジュースを各々10%含有する
混合フルーツ“カクテル"; e) ミルク製品20%、ペクチン1%、パイナップルジ
ュース20%、パイナップルフルーツ果肉断片10%、コー
ンシロップ16%、残部の水を含有するヨーグルト/フル
ーツ飲料; f) コーラ風味料エマルジョン0.35%、糖11%、リン
酸0.1%、クエン酸及びリンゴ酸0.1%、カラメル着色
料、残部の炭酸水を含有するコーラ飲料; g) 高強度リンゴジュース(例1の物質の代わりに例
2のカルシウムシトレート−マレートを用いる)。
例 7 食品組成物 下記食品組成物(a〜f)は、1回250g当たり100%R
DA量のカルシウム及び20%RDA量の鉄を供給するため
に、例4の混合カルシウム−鉄組成物で強化されてい
る: a) 湿潤され粉砕され、サドル形チップとして形成さ
れかつ油で揚げられたポテトフレークからなる塩味ポテ
トスナック製品; b) 微細ピーナツ、3%以下のピーナツ油、塩を含有
するピーナツバター製品; c) 小麦粉、ショートニング(shortening)、調味料
及びスクロースの外層で被われた小麦粉、ショートニン
グ、調味料及びフルクトースの内部コアからなるクッキ
ー製品; d) 市販ダンカン・ハインズ(DUNCAN HINES)ブラウ
ニーミックスを含有するブラウニースナック製品; e) パティ又はチャンク(chunk)形で成形された脱
油大豆粉及び卵白50:1(重量)混合物を含有する大豆ベ
ース肉類似製品; f) 殺菌された大豆粉もしくは大豆“ミルク”、バニ
ラ風味料、保存料を含有する粉末又は液体形の幼児用処
方物 本発明の固体食品組成物及び固体単位用量形中におけ
るカルシウム源が飲料及び飲料濃縮物の場合と同様に感
覚性/安定性の理由からカルシウムシトレート−マレー
トに限定される必要性のないことは明らかであろう。塩
化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム等の
ような物質も代わりに使用することができる。しかしな
がら、カルシウムシトレート−マレートの場合の優れた
カルシウム生物学的利用能が、固体食品及び補給物並び
に飲料及び飲料濃縮物に関する本発明の実施に際しての
使用により、それを好ましいカルシウム補給物となさし
めている。
例 8 ミネラル補給物 粉末ミネラル補給物は、炭酸カルシウム2000mgと後記
例20の方法で製造される鉄IIフルクテート−マレート15
mgとを含有している。
例 9 オレンジジュース濃縮物 非常に好ましいオレンジジュース濃縮物は下記成分を
含有している:成 分 量(g) 65ブリックス度オレンジ 2070 ジュース濃縮物 水性オレンジエキス 550 オレンジ果肉 270 オレンジ油 2 オレンジ風味料混合物 14 例1のカルシウムシトレート Ca++800mg/180 −マレートプレミックス溶液 ml部分まで 例3の第一鉄スクレート−マ Fe++7.2mg/180 レートプレミックス溶液 ml部分まで *普通強度まで希釈される場合 例10 オレンジジュース又はネクター 例9の濃縮物は、普通強度オレンジジュースを得るた
めに、水で希釈することができる。
別の態様において、例9の濃縮物はオレンジネクター
を得るために糖−水で45%ジュースしベルまで希釈され
る。
例11 鉄及びカルシウム強化咀しゃく用ロゼンジは下記成分
を含有している:成 分 鉄IIスクレート−アスコルベート 20mg カルシウムシトレート−マレート 500mg デキストロース 5g 果実風味料 6mg 着色料 所望量 例11のロゼンジは、各成分を混合し、標準プレス機中
で混合物を圧縮することにより製造される。
*本発明で使用される果実風味料は通常合成で再生さ
れた風味料エステルを含有している。本例ではパイナッ
プル風味料が用いられており、これは酢酸エチル、アセ
トアルデヒド、n−吉草酸メチル、i−吉草酸メチル、
i−カプロン酸メチル及びカプリル酸メチルを含有して
いる。
下記例は、本発明の実施に際して使用可能な様々な鉄
組成物の合成法について説明している。
例12 鉄IIスクレート−マレート スクロース(1368g;4モル)を水(3995g)に溶解し、
すべての糖が溶解したことを確かめる。水酸化カルシウ
ム(148g;2モル)を糖−水に加え、5分間攪拌する。溶
液をガラスフィルターで過する。
カルシウム−スクレート溶液に硫酸鉄IIアンモニウム
(196g;0.5モル)を加え、サランラップで気密にカバー
する。色は緑のままであるべきである。リンゴ酸(268
g;2モル)を3回に分けて加える。各々の添加時に、pH3
〜4とするためリトマス紙でpHを読取る。沈澱物を紙
で去するが、過ケーシは洗浄しない。化合物は液
中に存在している。
例13 鉄IIスクレート−マレート スクロース(684g;2モル)を水(2226g)に溶解し、
すべての糖が溶解したことを確かめる。水酸化カルシウ
ム(74g;1モル)を糖−水に加え、5分間攪拌する。溶
液をガラスフィルターで過する。
カルシウム−スクレート溶液に硫酸鉄IIアンモニウム
(196g;0.5モル)を加え、溶液をサランラップで気密に
カバーする。色は緑のままであるべきである。リンゴ酸
(268g;2モル)を3回に分けて加える。各々の添加時
に、pH3〜4とするためリトマス紙でpHを読取る。沈澱
物を(紙で)去するが、過ケーキは洗浄しない。
標題化合物は液中に存在している。
例14 鉄IIスクレート−マレート スクロース(684g;2モル)を水(2856g)に溶解し、
すべての糖が溶解したことを確かめる。水酸化カルシウ
ム(148g;2モル)を加え、溶液を5分間攪拌する。溶液
をガラスフィルターで過する。
次いでカルシウムスクレート溶液に硫酸鉄IIアンモニ
ウム(392g;1モル)を加え、系をサランラップで気密に
カバーする。緑色のままであるべきである。リンゴ酸
(268g;2モル)を3回に分けて加える。各々の添加時
に、pH3〜4とするためリトマス紙でpHを読取る。沈澱
物を(紙で)去するが、過ケーキは洗浄しない。
標題化合物は液中に存在している。
例15 鉄IIフルクテート−マレート フルクトース(360g;2モル)を水(1644g)に溶解
し、すべてのフルクトースが溶解したことを確かめる。
水酸化カルシウム(148g;2モル)をフルクトース溶液に
加え、5分間攪拌する。溶液をガラスフィルターで過
する。
カルシウムフルクトース溶液に硫酸鉄IIアンモニウム
(196g;0.5モル)を加え、溶液をサランラップで気密に
カバーする。色は緑のままであるべきである。リンゴ酸
(268g;2モル)を3回に分けて加える。各々の添加時
に、pH3〜4とするためリトマス紙でpHを読取る。沈澱
物を(紙で)去する。標題化合物は液中に存在し
ている。
例16 鉄IIスクレート−シトレート スクロース(684g;2モル)を水(2399g)に溶解し、
すべての糖が溶解したことを確かめる。水酸化カルシウ
ム(148g;2モル)を溶液に加え、5分間攪拌する。溶液
をガラスフィルターで過する。カルシウム−スクレー
ト溶液に硫酸鉄IIアンモニウム(196g;0.5モル)を加
え、溶液をサランラップで気密にカバーする。緑色のま
まであるべきである。クエン酸(384g;2モル)を3回に
分けて反応混合物に加える。各々の添加時に、pH3〜4
とするためリトマス紙でpHを読取る。沈澱物を(紙
で)去するが、過ケーキは洗浄しない。標題化合物
は液中に存在している。
例17 鉄IIスクレート−タートレート スクロース(684g;2モル)を水(2399g)に溶解し、
すべての糖が溶解したことを確かめる。水酸化カルシウ
ム(148g;2モル)を糖溶液に加え、5分間攪拌する。溶
液をガラスフィルターで過する。
カルシウム−スクレート溶液に硫酸鉄IIアンモニウム
(196g;0.5モル)を加え、溶液をサランラップで気密に
カバーする。緑色のままであるべきである。酒石酸(30
0g;2モル)を3回に分けて溶液に加える。各々の添加時
に、pH3〜4とするためリトマス紙でpHを読取る。沈澱
物を(紙で)去するが、過ケーキは洗浄しない。
標題化合物は液中に存在している。
例18 鉄IIグルケート/フルクテート−マレート グルコース(360g;2g)及びフルクトース(360g;2モ
ル)を水(1643g)に同時溶解し、すべての糖が溶解し
たことを確かめる。水酸化カルシウム(148g;2モル)を
糖−水に加え、5分間攪拌する。溶液をガラスフィルタ
ーで過する。
カルシウム/混合糖溶液に硫酸鉄IIアンモニウム(19
6g;0.5モル)を加え、溶液をサランラップで気密にカバ
ーする。緑色のままであるべきである。リンゴ酸(286
g;2モル)を3回に分けて加える。各々の添加時に、pH3
〜4とするためリトマス紙でpHを読取る。沈澱物を(
紙で)去するが、過ケーキは洗浄しない。標題化合
物は液中に存在している。
例19 鉄IIスクレート−シトレート/アスコルベート スクロース(684g;2モル)を水(2399g)に溶解し、
すべての糖が溶解したことを確かめる。水酸化カルシウ
ム(148g;2モル)を糖水溶液に加え、5分間攪拌する。
溶液をガラスフィルターで過する。
カルシウム−スクレート溶液に硫酸鉄IIアンモニウム
(196g;0.5モル)を加え、溶液をサランラップで気密に
カバーする。緑色のままであるべきである。クエン酸
(192g;1モル)を最初に溶液に加え、次いでアスコルビ
ン酸(352g;2モル)を3回に分けて加える。各々の添加
時に、pH3〜4とするためリトマス紙でpHを読取る。沈
澱物を(紙で)去する。標題化合物は液中に存在
している。
例20 鉄IIフルクテート−マレート フルクトース(541g;3モル)を水(1672g)に溶解
し、すべての糖が溶解したことを確かめる。水酸化カル
シウム(37g;0.5モル)を加え、5分間攪拌する。溶液
をガラスフィルターで過する。
カルシウム−フルクトース溶液に硫酸鉄II(139g;0.5
モル)を加え、溶液をサランラップで気密にカバーす
る。色は緑のままであるべきである。リンゴ酸(67g;0.
5モル)を3回に分けて溶液に加える。各々の添加時
に、pH3〜4とするためリトマス紙でpHを読取る。沈澱
物を(紙で)去するが、過ケーキは洗浄しない。
標題化合物は液中に存在している。
増強剤 前記組成物は混合鉄−カルシウム補給物として極めて
十分に機能する。しかしながら、ある物質はカルシウム
の生物学的利用能を更に一層高める“増強剤”として作
用することも現在では知られている。フルクトースはか
かる増強剤の1つであるが、スクロースのような他の炭
化水物もたとえフルクトースほど十分でないとしても同
様に機能する。
しかしながら、鉄の生物学的利用能はカルシウム投与
によりやや低下し、この低下はフルクトース等の通常レ
ベルの炭化水物存在下であっても残り続ける。
クエン酸(又はシトレート)及び酒石酸(タートレー
ト)は鉄に対するカルシウム阻害作用を一部緩和し、ク
エン酸/アスコルビン酸の混合物(又はシトレート/ア
スコルベート混合物)も阻害作用を克服することが見出
された。
したがって、好ましい態様において、本発明では、鉄
及びカルシウムのミネラルが同時投与される場合にこれ
らの生物学的利用能を増強させるため、増強量のシトレ
ート;又は好ましくはシトレート/アスコルベート;又
はシトレート/フルクトース;又はシトレート/アスコ
ルベート/フルクトース又は同様のタートレート混合物
を使用する。これらの増強剤は元来存在していないので
あれば上記例示組成物に単に加えるだけでよい、と処方
者に解されるであろう。
“増強量”のシトレート、タートレート、アスコルベ
ート、炭水化物(特に、フルクトース)及びそれらの混
合物とは、本発明で用いられる物質がヒト又はより下等
の動物に投与された場合に鉄及びカルシウムの摂取量及
び生物学的利用能を高めるために十分な量であることを
意味する。勿論、これらの増強剤はたとえ少量であった
としても幾分有益作用を有する。しかしながら、別々に
数時間離して投与された場合の鉄及びカルシウム補給物
と実質上等しい生物学的利用能レベルの鉄/カルシウム
混合物を提供するために、十分な増強剤を使用すること
が好ましい。好都合なことに、本発明で用いられる増強
剤は摂取しても全く安全であることから、安全に摂取し
うる量に関し実質的に上限はない。しかも、実施に際
し、増強剤は安価であるため、処方者が慎重に利益/コ
スト比率のバランスを図る必要もない。その結果、典型
的には、シトレート、タートレート及びアスコルベート
の増強剤は(関連イオン又は配位子を度外視して鉄及び
カルシウム自体として計算された)ミネラルと、1000:1
〜1:3、通常3:1〜1:1の範囲内の増強剤/ミネラル重量
比で用いられる。フルクトース増強剤はほぼ106:1の非
常に高い比率で用いられるが、その理由はその増強効果
のみならずそのバルク甘味料効果のせいもあって、処方
者にとりフルクトースを含有させることが有用であると
知っているためである。
例21 ミネラル補給物 粉末ミネラル補給物は、カルシウムシトレート−マレ
ート2000mg、例20の方法で製造された鉄IIフルクテート
−マレート15mg、クエン酸250mg及びアスコルビン酸100
mgを含有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23K 1/175 8502−2B (72)発明者 デイビッド、クリントン、ヘカート アメリカ合衆国オハイオ州、オックスフォ ード、カー、ロード、3561 (72)発明者 ハイリ、メハンショー アメリカ合衆国オハイオ州、フェアフィー ルド、ハイノール、コート、7 (72)発明者 サンドラ、リー、ミラー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 デイリー、ロード9413 (56)参考文献 特開 昭62−84023(JP,A) 特開 昭55−84327(JP,A) 特開 昭53−96334(JP,A) 特開 昭56−97248(JP,A) 特公 昭60−39681(JP,B2)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】i) 栄養補給量のカルシウムシトレート
    −マレート(citrate−malate);及び ii) 栄養補給量の鉄−糖錯体; の混合物を含有することを特徴とする感覚的に好ましい
    栄養ミネラル補給物。
  2. 【請求項2】鉄−糖錯体がマレート、シトレート、ター
    トレート(tartrate)又はアスコルベート対イオン又は
    それらの混合物を有している、請求項1に記載のミネラ
    ル補給物。
  3. 【請求項3】鉄−糖錯体が鉄スクレート−マレート(su
    crate−malate)、鉄フルクテート−マレート(fructat
    e−malate)又はそれらの混合物である、請求項1に記
    載のミネラル補給物。
  4. 【請求項4】鉄が第一鉄状態である、請求項1に記載の
    ミネラル補給物。
  5. 【請求項5】a) 食物、飲料又は飲料濃縮物; b) 栄養補給量のカルシウムシトレート−マレート;
    及び c) 栄養補給量の鉄−糖錯体; を含有することを特徴とする食品、飲料又は飲料濃縮組
    成物。
  6. 【請求項6】鉄−糖錯体が鉄−スクレート−マレート、
    鉄フルクテート−マレート、鉄スクレート−シトレー
    ト、鉄フルクテート−シトレート、鉄スクレート、アス
    コルベート、鉄フルクテート−アスコルベート又はそれ
    らの混合物である、請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】鉄が第一鉄状態である、請求項5に記載の
    組成物。
  8. 【請求項8】a) 少なくとも0.1重量%の果実もしく
    はコーラ風味料又は少なくとも3重量%の果実ジュー
    ス; b) 栄養補給量のカルシウムシトレート−マレート;
    及び c) 栄養補給量の鉄−糖錯体; を含有する、請求項5、6又は7に記載の飲料又は飲料
    濃縮組成物。
  9. 【請求項9】ブドウジュース、ナシジュース、パッショ
    ンフルーツジュース、パイナップルジュース、バナナジ
    ュースもしくはバナナピューレ、アプリコットジュー
    ス、オレンジジュース、レモンジュース、グレープフル
    ーツジュース、リンゴジュース、クランベリージュー
    ス、トマトジュース及びそれらの混合物から選択される
    果実ジュースを含有している、請求項8に記載の組成
    物。
  10. 【請求項10】鉄−糖錯体が鉄IIスクレート−マレート
    である、請求項5、6、7、8又は9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】炭酸ガス飽和されている、請求項10に記
    載の組成物を含むジュース飲料。
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