JPH08175790A - 運搬機械の支持装置 - Google Patents

運搬機械の支持装置

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Publication number
JPH08175790A
JPH08175790A JP33533594A JP33533594A JPH08175790A JP H08175790 A JPH08175790 A JP H08175790A JP 33533594 A JP33533594 A JP 33533594A JP 33533594 A JP33533594 A JP 33533594A JP H08175790 A JPH08175790 A JP H08175790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tower
outriggers
hydraulic
bottom side
truck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33533594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Matsuzawa
邦彦 松沢
Yuji Goto
裕二 五藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP33533594A priority Critical patent/JPH08175790A/ja
Publication of JPH08175790A publication Critical patent/JPH08175790A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 山林で伐採した樹木等の荷物を運搬するた
め、ウインチやワイヤロープを搭載したタワーヤーダの
支持装置に関するもので、車体やアウトリガの製作費や
重量の低減化を図ることを目的としている。 【構成】 トラック等の荷台上に起伏、移動自在に装架
したタワー3の下部の車体フレーム下部にプロペラシャ
フト11を挾んで2本のアウトリガ8,8を並列に設
け、各アウトリガの油圧シリンダ9,9のボトム側の油
圧を連通させるように構成したことにより、地面に突っ
張った状態でタワーがワイヤロープで引張られると、荷
重の掛かった方の油圧シリンダのボトム側の油が、反対
側の油圧シリンダのボトム側に逃げて釣合を保つので1
本の柱のようになり各々のワイヤロープが釣合う。この
結果トラックの車体に無理がかゝらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は山林で伐採した樹木等の
荷物を運搬するため、ウインチとワイヤロープを搭載し
たタワーヤーダの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】タワーヤーダは図3に示すようにトラッ
クの荷台上にタワーとワイヤロープを巻いたウインチを
搭載し、伐採場所に移動し、そこでタワーを立ててワイ
ヤロープを張り巡らし、山林で伐採した樹木をワイヤロ
ープに吊り下げた搬器で運び出すものである。
【0003】図3に示すように、従来のタワーヤーダ
は、タワー3を荷台7上に立てるとき、安定を保つた
め、トラック1の車体の4隅に装着した4本のアウトリ
ガ4を張り出し車体を持ち上げてからタワーを立てて、
ワイヤロープを張っている。ワイヤロープは樹木を吊り
下げた搬器2が往復するためのスカイラインロープ5と
タワーが倒れないように反力をとるガイラインロープ6
を張りタワーが真直ぐ立つように釣り合いをとってい
る。そして、どれかのワイヤロープの張力が他のワイヤ
ロープの張力より大きくなるとタワーが倒れないように
トラックの車体と4本のアウトリガが頑張る必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のような
従来のタワーヤーダにおいては、スカイラインロープ5
に吊り下げた搬器に重い荷物を乗せて引張られた場合、
或いは、ガイラインロープ6を張り過ぎてタワー3が後
ろに引かれた場合などには、タワー3が倒れないように
トラックの車体と4本のアウトリガ4が頑張る必要があ
るので、必要以上に丈夫に作らなければならないので、
製作費が高価になり、また重量も重くなる不具合があっ
た。
【0005】本発明は上記従来技術の不具合点を解消
し、トラック等の車体に無理がかゝらない新たな運搬機
械の支持装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成として本発明の運搬機械の支持装置は、トラック
等の荷台上に起伏及び移動自在に装架したタワーにロー
プを張架し、これに荷物を吊下げて運搬する移動式運搬
機械のタワーヤーダにおいて、該運搬機械の前記タワー
下部における車体フレーム下部両側部に、2本の油圧式
アウトリガを並設し、該アウトリガをそれぞれ伸縮させ
る各油圧シリンダのボトム側を配管で連通したことを特
徴としている。
【0007】
【作用】タワーヤーダにおいて、スカイラインロープに
吊り下げた搬器に重い荷物(伐採した樹木等)を乗せて
引っ張られた場合や、ガイラインロープを張りすぎてタ
ワーを後ろに引かれた場合などの際にトラックの車体に
無理がかゝらないようにするためには、タワーをトラッ
クの車体にたいして自由に動けるように取り付け、タワ
ーの下に1本だけのアウトリガを設けて地面に突っ張
り、タワーが1本の柱の様にすれば各々のワイヤロープ
が釣合ってトラックの車体に無理がかから無くなる。
【0008】しかしながら、通常はタワーはトラックの
車体の中心に設けられるので、タワーの真下に1本のア
ウトリガを設けようとするとプロペラシャフト11やデ
フケース12にあたり、取付ける事が困難である。
【0009】そこで本発明においては、タワーの下部に
おける車体フレームの下部両側部に、プロペラシャフト
11を挾んで2本の油圧式アウトリガを並列に設け、そ
の2本のアウトリガの油圧シリンダのボトム側の油圧を
連通し釣合いを保つように構成すれば、地面に突っ張っ
た状態でタワーがワイヤロープで引張られると荷重の掛
かった方の油圧シリンダのボトム側の油が反対側の油圧
シリンダのボトム側に逃げて釣合を保つので1本の柱の
様になり各々のワイヤロープが釣合う。従ってトラック
の車体に無理がかからない。
【0010】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明のタワーヤーダを示し(a)は概
略正面図、(b)は概略側面図である。また図2は2本
発明のアウトリガの油圧シリンダの油圧回路図である。
【0011】これらの図においてタワー3はトラックの
荷物台7に搭載され、車体に対して自由に動けるように
取り付けられると共に、タワー3の下部の車体フレーム
下部両側部にプロペラシャフト11を挾んで2本のアウ
トリガ8,8を並列に設けている。
【0012】この2本のアウトリガ8,8は図2の油圧
回路図に示すように各油圧シリンダ9,9のボトム側の
油圧を連通している。
【0013】10は油圧切替弁、13は油圧ポンプを示
す。
【0014】なおその他の点は前述の従来装置と同様で
あるので重複説明を省略する。
【0015】つぎに本装置の作動について説明する。地
面に突っ張った状態でタワーがワイヤロープに引張ら
れ、どれかのワイヤロープの張力が他のワイヤロープの
張力より大きくなり、タワーに横方向の力が掛かると、
その方向の油圧シリンダのボトム側の油圧が他方の油圧
シリンダのボトム側に流れ、同じ圧力となり、釣合を保
つことができるので、タワーが1本の柱の様になり各々
のワイヤロープの張力が釣合うことができる。
【0016】この結果トラックの車体に無理がかゝらな
くなる。
【0017】以下本発明の一実施例について縷々説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものでなく本発
明技術思想の範囲内で種々設計変更が可能であり、それ
らは何れも本発明の技術的範囲に属する。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の運搬機械の支
持装置によれば、スカイラインロープに吊り下げた搬器
に重い荷物(伐採した樹木等)を乗せて引張られた場合
や、ガイラインロープを張り過ぎてタワーが後ろに引か
れた場合など、地面に突っ張った状態でタワーがワイヤ
ロープで引張られると、タワーの下の車体フレーム下部
両側に並列に設けた2本のアウトリガにおける荷重の掛
かった方の油圧シリンダのボトム側の油が連通する反対
側のアウトリガの油圧シリンダのボトム側に逃げて釣合
を保つのであたかも1本の柱の様になり各々のワイヤロ
ープが釣合ってトラックの車体に無理がかゝらない。
【0019】したがってトラック等の車体やアウトリガ
を必要以上に丈夫に作る必要がないので製作費を低減化
し得ると共に、重量の低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るタワーヤーダを示し
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】同タワーヤーダにおける2本のアウトリガの油
圧シリンダの油圧回路図である。
【図3】従来のタワーヤーダにおける作業状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
3 タワー 7 トラック等の荷台 8 アウトリガ 9 油圧シリンダ 10 油圧切替弁 11 プロペラシャフト 12 デフケース 13 油圧ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック等の荷台上に起伏及び移動自在
    に装架したタワーにロープを張架し、これに荷物を吊下
    げて運搬する移動式運搬機械のタワーヤーダにおいて、
    該運搬機械の前記タワー下部における車体フレーム下部
    両側部に、2本の油圧式アウトリガを並設し、該アウト
    リガをそれぞれ伸縮させる各油圧シリンダのボトム側を
    配管で連通したことを特徴とする運搬機械の支持装置。
JP33533594A 1994-12-22 1994-12-22 運搬機械の支持装置 Withdrawn JPH08175790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33533594A JPH08175790A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 運搬機械の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33533594A JPH08175790A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 運搬機械の支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08175790A true JPH08175790A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18287368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33533594A Withdrawn JPH08175790A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 運搬機械の支持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08175790A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI620685B (zh) * 2014-11-10 2018-04-11 塔斯全球有限公司 磁性輪的負載分佈裝置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020305