JPH08175226A - 車両用表示装置 - Google Patents
車両用表示装置Info
- Publication number
- JPH08175226A JPH08175226A JP6337314A JP33731494A JPH08175226A JP H08175226 A JPH08175226 A JP H08175226A JP 6337314 A JP6337314 A JP 6337314A JP 33731494 A JP33731494 A JP 33731494A JP H08175226 A JPH08175226 A JP H08175226A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display data
- vehicle
- display device
- scene
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 光景内の情報の欠落と表示データの見落しの
双方を回避できるヘッドアップ型の車両用表示装置を提
供する。 〔構成〕 車両の運転者が見る光景と重ね合わされるよ
うに表示される文字、記号、図形のうちの少なくとも一
つを含む表示データ（数字「８８」）が輪郭線のみで構
成されている。
双方を回避できるヘッドアップ型の車両用表示装置を提
供する。 〔構成〕 車両の運転者が見る光景と重ね合わされるよ
うに表示される文字、記号、図形のうちの少なくとも一
つを含む表示データ（数字「８８」）が輪郭線のみで構
成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の運転支援装置な
どに利用される車両用表示装置に関するものであり、特
に、ヘッドアップ型の車両用表示装置に関するものであ
る。
どに利用される車両用表示装置に関するものであり、特
に、ヘッドアップ型の車両用表示装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来技術】最近、車両の安全運転や快適運転を支援す
るための各種の運転支援装置が種々開発されている。こ
の種の運転支援装置の最も基本的なものとして、車両の
安全運転に必要な走行速度などの情報を車両の前方の空
間に運者が見る光景と重ね合わせて表示することによ
り、運転者が前方の注視を怠ることなく運転に関して必
要な情報を知ることができるようにしたヘッドアップ型
の車両用表示装置が知られている。このヘッドアップ型
の車両用表示装置は、特開昭63ー243816号公報に記載さ
れているように、文字や記号や図形などの表示データを
フロントガラスに反射させて運転者の視界に入れること
により、運転者がフロントガラスを通して注視中の車両
の前方の光景中に表示データを重ね合わせて見ることが
できるように構成されている。
るための各種の運転支援装置が種々開発されている。こ
の種の運転支援装置の最も基本的なものとして、車両の
安全運転に必要な走行速度などの情報を車両の前方の空
間に運者が見る光景と重ね合わせて表示することによ
り、運転者が前方の注視を怠ることなく運転に関して必
要な情報を知ることができるようにしたヘッドアップ型
の車両用表示装置が知られている。このヘッドアップ型
の車両用表示装置は、特開昭63ー243816号公報に記載さ
れているように、文字や記号や図形などの表示データを
フロントガラスに反射させて運転者の視界に入れること
により、運転者がフロントガラスを通して注視中の車両
の前方の光景中に表示データを重ね合わせて見ることが
できるように構成されている。
【０００３】表示データをフロントガラスで反射させる
代わりに、特開昭64ー83424 号公報に記載されているよ
うに、フロントガラスと運転者の顔面との間に半透明の
スクリーンを設置し、このスクリーンで反射させた表示
データを恰も車両前方に置かれた像から発せられた光線
であるかのように運転者の目に入射させるような構成も
知られている。
代わりに、特開昭64ー83424 号公報に記載されているよ
うに、フロントガラスと運転者の顔面との間に半透明の
スクリーンを設置し、このスクリーンで反射させた表示
データを恰も車両前方に置かれた像から発せられた光線
であるかのように運転者の目に入射させるような構成も
知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヘッドアッ
プ型の表示装置では、運転者が文字や記号などの表示デ
ータを車両の前方の光景と重ね合わせて見るように構成
されている。この結果、注視中の前方の光景の一部が表
示データによって遮蔽されてしまい、安全運転に重要な
情報が欠落してしまうおそれがある。
プ型の表示装置では、運転者が文字や記号などの表示デ
ータを車両の前方の光景と重ね合わせて見るように構成
されている。この結果、注視中の前方の光景の一部が表
示データによって遮蔽されてしまい、安全運転に重要な
情報が欠落してしまうおそれがある。
【０００５】例えば、図４（Ａ）に示すように、運転者
がフロントガラスを通して見る車両の前方の光景内の中
央部分にこの車両の走行速度を示す８８Km/ h というデ
ータがヘッドアップ型の車両用表示装置によって表示さ
れたものとする。部分拡大図（Ｂ）を参照すれば一層明
らかなように、この例では、直前の先行車両の後部のブ
レーキランプとウインカーとがヘッドアップ表示中の数
字「８８」によって遮蔽されてしまい、光景内に含まれ
る安全運転に重要な情報を見損なってしまうという問題
がある。なお、図４では、黒い部分が高輝度の部分に対
応している。
がフロントガラスを通して見る車両の前方の光景内の中
央部分にこの車両の走行速度を示す８８Km/ h というデ
ータがヘッドアップ型の車両用表示装置によって表示さ
れたものとする。部分拡大図（Ｂ）を参照すれば一層明
らかなように、この例では、直前の先行車両の後部のブ
レーキランプとウインカーとがヘッドアップ表示中の数
字「８８」によって遮蔽されてしまい、光景内に含まれ
る安全運転に重要な情報を見損なってしまうという問題
がある。なお、図４では、黒い部分が高輝度の部分に対
応している。
【０００６】表示データを小さくしたり、細くしたりす
れば、表示データによって遮蔽される光景内の面積を低
減でき、そのぶん光景内に含まれる安全運転に重要な情
報の欠落が回避できる。しかしながら、これに伴い安全
運転に必要な表示データの見落しを誘発するという新た
な問題が生じる。従って、本発明の目的は、光景内に含
まれる情報の欠落と表示データの見落しの双方を回避で
きるヘッドアップ型の車両用表示装置を提供することに
ある。
れば、表示データによって遮蔽される光景内の面積を低
減でき、そのぶん光景内に含まれる安全運転に重要な情
報の欠落が回避できる。しかしながら、これに伴い安全
運転に必要な表示データの見落しを誘発するという新た
な問題が生じる。従って、本発明の目的は、光景内に含
まれる情報の欠落と表示データの見落しの双方を回避で
きるヘッドアップ型の車両用表示装置を提供することに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のヘッドアップ型
の車両用表示装置は、表示データが輪郭線のみで構成さ
れている。
の車両用表示装置は、表示データが輪郭線のみで構成さ
れている。
【０００８】
【作用】表示データが輪郭線のみで構成されているた
め、そのような表示データによって遮蔽される光景内の
面積が従来の場合に比べて大幅に低減されるため、安全
運転な必要な光景中の情報の欠落の機会が低減される。
また、表示データは単なる細い中心線ではなく、ある幅
を持った輪郭線で表示されるため、表示データの見落と
しの機会も減少する。以下、本発明を実施例と共に更に
詳細に説明する。
め、そのような表示データによって遮蔽される光景内の
面積が従来の場合に比べて大幅に低減されるため、安全
運転な必要な光景中の情報の欠落の機会が低減される。
また、表示データは単なる細い中心線ではなく、ある幅
を持った輪郭線で表示されるため、表示データの見落と
しの機会も減少する。以下、本発明を実施例と共に更に
詳細に説明する。
【０００９】
【実施例】図３は、本発明の一実施例のヘッドアップ型
の車両用表示装置を含む運転支援装置の構成を示すブロ
ック図であり、１はＣＰＵ、２は入出力インタフェース
回路、３は表示データメモリ、４はフレームメモリ、５
は表示制御回路、６はプロジェクタ、７は半透明のスク
リーン、８はキーボード、９はスピーカである。半透明
のスクリーン７は、前述した特開昭64ー83424 号公報に
記載された従来装置の場合と同様に、運転席とフロント
ガラスとの間に配置されており、運転者がスクリーン７
上に投射されてそこで反射された表示データと車両の前
方の景色とを重畳した状態で見ることができるように構
成されている。
の車両用表示装置を含む運転支援装置の構成を示すブロ
ック図であり、１はＣＰＵ、２は入出力インタフェース
回路、３は表示データメモリ、４はフレームメモリ、５
は表示制御回路、６はプロジェクタ、７は半透明のスク
リーン、８はキーボード、９はスピーカである。半透明
のスクリーン７は、前述した特開昭64ー83424 号公報に
記載された従来装置の場合と同様に、運転席とフロント
ガラスとの間に配置されており、運転者がスクリーン７
上に投射されてそこで反射された表示データと車両の前
方の景色とを重畳した状態で見ることができるように構
成されている。
【００１０】表示データメモリ３には、ＣＰＵ１の処理
によってヘッドアップ型の表示装置に表示される文字、
記号、図形などの各種の表示データが格納されている。
これらの表示データは、輪郭線のみで構成されている。
すなわち、図２の下段に示すような適宜な太さの算用数
字などの文字や、矢印などの記号から輪郭線を抽出する
と、上段に示すような輪郭線のみから成る文字や記号が
得られる。このような輪郭線のみによる各種の表示デー
タが予め作成され、表示データメモリ３の所定のアドレ
スに登録されている。
によってヘッドアップ型の表示装置に表示される文字、
記号、図形などの各種の表示データが格納されている。
これらの表示データは、輪郭線のみで構成されている。
すなわち、図２の下段に示すような適宜な太さの算用数
字などの文字や、矢印などの記号から輪郭線を抽出する
と、上段に示すような輪郭線のみから成る文字や記号が
得られる。このような輪郭線のみによる各種の表示デー
タが予め作成され、表示データメモリ３の所定のアドレ
スに登録されている。
【００１１】ＣＰＵ１内の監視制御部１ａは、車速、加
速度、舵角など車両の走行状態を表す各種のセンサ信号
を図示しない各種のセンサから入出力インタフェース部
２を介して受け取ると共に、この受け取った各センサ信
号を処理して各種の制御信号を作成し、作成した各制御
信号を入出力インタフェース部２を介して図示しない対
応の各種のアクチュエータに出力する。ＣＰＵ１は、デ
ータ表示処理の一例として、車速が所定値を超えると運
転者への警告も兼ねてこの車速をヘッドアップ型の表示
装置に表示する。
速度、舵角など車両の走行状態を表す各種のセンサ信号
を図示しない各種のセンサから入出力インタフェース部
２を介して受け取ると共に、この受け取った各センサ信
号を処理して各種の制御信号を作成し、作成した各制御
信号を入出力インタフェース部２を介して図示しない対
応の各種のアクチュエータに出力する。ＣＰＵ１は、デ
ータ表示処理の一例として、車速が所定値を超えると運
転者への警告も兼ねてこの車速をヘッドアップ型の表示
装置に表示する。
【００１２】図１は、図４に示した従来のヘッドアップ
型表示装置に対応させて本実施例による表示データを例
示している。すなわち、運転者がフロントガラスを通し
て見る車両前方の光景中の直前の先行車両に重ね合わせ
られた状態で車速８８ｋｍ／ｈの数字部分「８８」が表
示されている。この数字部分「８８」は輪郭線のみから
構成されているため、直前の先行車両の後部のブレーキ
ランプとウインカーがこれによって隠されてはおらず、
全運転に重要な情報の欠落が回避される。なお本図の場
合も、前述した図４と同様に、高輝度箇所が黒く表示さ
れている。
型表示装置に対応させて本実施例による表示データを例
示している。すなわち、運転者がフロントガラスを通し
て見る車両前方の光景中の直前の先行車両に重ね合わせ
られた状態で車速８８ｋｍ／ｈの数字部分「８８」が表
示されている。この数字部分「８８」は輪郭線のみから
構成されているため、直前の先行車両の後部のブレーキ
ランプとウインカーがこれによって隠されてはおらず、
全運転に重要な情報の欠落が回避される。なお本図の場
合も、前述した図４と同様に、高輝度箇所が黒く表示さ
れている。
【００１３】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のヘ
ッドアップ型の車両用表示装置は、文字、記号、図形な
どの表示データが輪郭線のみで構成されているので、表
示データによって遮蔽される光景中の面積が低減され、
そのぶん情報の欠落の機会が低減される。また、表示デ
ータは単なる細い中心線ではなくある幅を持った輪郭線
で表示されるため、表示データの見落としの機会も低減
される。
ッドアップ型の車両用表示装置は、文字、記号、図形な
どの表示データが輪郭線のみで構成されているので、表
示データによって遮蔽される光景中の面積が低減され、
そのぶん情報の欠落の機会が低減される。また、表示デ
ータは単なる細い中心線ではなくある幅を持った輪郭線
で表示されるため、表示データの見落としの機会も低減
される。
【図１】本発明の一実施例のヘッドアップ型の表示装置
によって表示される文字データと光景の一部との重なり
合いの様子を示す概念図である。
によって表示される文字データと光景の一部との重なり
合いの様子を示す概念図である。
【図２】上記実施例でヘッドアップ表示する輪郭線のみ
からなる表示データ（上段）を従来の表示データ（下
段）と対比しながら例示する概念図である。
からなる表示データ（上段）を従来の表示データ（下
段）と対比しながら例示する概念図である。
【図３】上記実施例によるヘッドアップ型の車両用表示
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図４】従来のヘッドアップ型の表示装置によって表示
される文字データと光景の一部との重なり合いの様子を
示す概念図である。
される文字データと光景の一部との重なり合いの様子を
示す概念図である。
１ ＣＰＵ ２ 入出力インタフェース回路 ３ 表示データメモリ ４ フレームメモリ ５ 表示制御回路 ６ プロジェクタ ７ スクリーン
Claims (1)
- 【請求項１】車両の運転者が見る光景と重ね合わさるよ
うに文字、記号、図形のうち少なくとも一つを表示デー
タとして表示するヘッドアップ型表示装置において、 前記表示データは輪郭線のみで構成されたことを特徴と
する車両用表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337314A JPH08175226A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337314A JPH08175226A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 車両用表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08175226A true JPH08175226A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18307469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6337314A Withdrawn JPH08175226A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 車両用表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08175226A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8521411B2 (en) | 2004-06-03 | 2013-08-27 | Making Virtual Solid, L.L.C. | En-route navigation display method and apparatus using head-up display |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6337314A patent/JPH08175226A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8521411B2 (en) | 2004-06-03 | 2013-08-27 | Making Virtual Solid, L.L.C. | En-route navigation display method and apparatus using head-up display |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040203 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040331 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040518 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040820 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060719 |