JPH081736B2 - アナログ・デジタル信号変換装置 - Google Patents

アナログ・デジタル信号変換装置

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JPH081736B2
JPH081736B2 JP3157000A JP15700091A JPH081736B2 JP H081736 B2 JPH081736 B2 JP H081736B2 JP 3157000 A JP3157000 A JP 3157000A JP 15700091 A JP15700091 A JP 15700091A JP H081736 B2 JPH081736 B2 JP H081736B2
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signal
read
analog
read signal
adder
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ザドウスキー ジークベルト
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ディジタル イクイプメント インターナショナルゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing

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  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶デバイスの読み出
しヘッドによって記憶媒体を検知することによって読み
出されたアナログ読み出し信号デジタル信号に変換す
ための処理及び回路装置に関する。なお、これらの処
理及び回路装置では、かつてはアナログ読み出し信号が
取り扱われていた。
【0002】
【従来の技術】多量のデータを記憶するため、マス記憶
では、情報は移動中の磁気あるいは光媒体へと書き込ま
れる。これに関連して、データはビット列にコード化さ
れ、 の後、このビット列は書き込みヘッドによって媒
体上に磁束変化の形態で書き込まれる。
【0003】情報を検索するため、データは読み出しヘ
ッドによって読み出され、そして読み出しチャンネルに
よって元のビット列にデコードされる。これに関連し
て、MFM (Modified Length Mo
dulation)プロセス、RLL(Run Len
gth Limited)、1.7プロセス、RLL
2.7プロセスといった様々なコード化プロセスが使用
される。その結果、これらは異なる記憶容量と異なる転
送レートを持ち、データが磁束変化に変換されるという
共通のファクタを持つ。
【0004】読み出しチャンネルの目的は、読み出しヘ
ッドによって受け取られた微弱な読み出し信号を、デジ
タル信号/情報に連続的に変換することが可能となるよ
う処理するということにある。これに関連して、読み出
しヘッドによって読み出された信号は、従来はまず初め
に、増幅及びフィルタリング、線型歪みの補償、振幅制
御のようなものによって調整される。その後、信号最大
値を決定するため、このアナログ信号を微分し、スレッ
シュホールド値検出器でスレッシュホールド値と比較
し、こうしてデジタル情報を完成するのである。コード
化されたデジタル信号はその後、デコーダにおいて元の
ビット列にデコードされる。
【0005】従来技術では、スレッシュホールド値の超
過を、磁束の変化が起きたか起きないかの規準として用
いていた。この従来技術の欠点は、誤って検出された磁
束変化をそれ自身に示して、干渉レベル(信号対雑音比
あるいは、信号量対干渉量比)が悪くなった場合に明白
となる。データのデコード動作のエラー率は、信号対雑
音比によるため、記憶密度が増加するにつれ、高電力記
憶に対する磁束変化の規準はさらにより重大なものとな
る。電流記憶がおよそ20〜26dB信号対雑音比より
下になりつつあるとき、エラー率は増加する。これらの
エラーは、限界内のものならば、エラー訂正手続きを用
いて訂正され得る。しかしながら、このエラー訂正手続
きは、全記憶システムにおいてかなりの時間消費を必要
とし、したがって、その最大到達可能データスループッ
トは理論上可能なデータスループットと比較して減少す
ることとなる。
【0006】
【発明の概要】これにひきかえ、本発明は、上で述べた
型のプロセス及び回路装置を改善し、小さな信号量対干
渉量比を有する小さな信号対雑音比をもつときでさえ、
データデコード動作のエラー率を最小に保持することを
可能とすることを目的とする。この目的は、処理された
アナログ読み出し信号が検知され、通常の読み出し信号
に対応する記憶された読み出し信号比較パターンと比較
され、ある相関関係が存在することが明かとなった場合
には読み出し信号のこの部分は読み出しパルスとみなさ
れ、読み出し信号のこの部分が一致しなかった場合には
ノンパルスとしてみなされるといった形で解決される。
【0007】本発明は、アナログ信号をデジタル信号に
変換する処理に幅広く適用される。このアナログ信号
は、記憶媒体を検知して記憶デバイスの読み出しヘッド
によって読み出される。ここでこのアナログ信号は認識
可能な形態をしており、以下の段階によって特徴づけら
れる変換の前に処理される。これらの段階というのは、
処理されたアナログ読み出し信号の形態を検知し、通常
の読み出し信号に対応する記憶された読み出し信号比較
パターンと比較し、これと一致した場合、これは特定の
相関関係が存在する時に与えられるのであるが、このよ
うな場合には、アナログ信号の比較された部分を読み出
しパルスとみなし、読み出し信号の比較された部分が一
致しない場合には、読み出されていないノンパルスとみ
なすというものである。
【0008】本発明はまた、記憶媒体を検知して記憶媒
体の読み出しヘッドによって読み出されたアナログ信号
をデジタル信号に変換する回路装置であって、アナログ
読み出し信号を処理するデバイスと、記憶されたビット
列に対応したビット列で決定される信号/データをデコ
ードするためのデコーダを有する。この回路装置は、
理されたアナログ読み出し信号を記憶する短期間信号記
憶装置と、通常の読み出し信号に対応した読み出し信号
比較パターンを記憶する曲線形状記憶装置と、処理され
たアナログ読み出し信号を複数のパルス区分に分割し、
これら分割されたパルス区分の上昇エッジ区分、最大区
分、下降エッジ区分の各々を読み出し信号比較パターン
の対応部分と比較して、処理されたアナログ読み出し信
号と通常の読み出し信号との間で相関を発生させるデー
タ相関器と、ある特定の相関が存在するときに読み出し
インパルスを発するスレッシュホールド値検出器とを有
したデータ相関器を備えていることを特徴とする。本発
明では、このような装置を用いて波形の相関を行う。
【0009】波型の相関を利用した本発明の利点は、雑
音や他の干渉信号を非常によく排除することができると
いうことにある。これにより、改善されたデータ安全性
及び保全性が補償され得る。本発明を用いれば、信号対
雑音比が小さい場合であってもデータデコード動作のエ
ラー率を小さく保つことができ、また一般にエラー率を
減少させることができるため、実際に達成されるデータ
スループットと理論上可能なデータスループットとがお
互いに非常に近接したものとなる。
【0010】本発明は、スレッシュホールド値の超過を
磁束変化を知覚するための規準として用いる従来技術と
は全く異なり、読み出し信号の信号形態を、磁束変化を
知覚するための規準として利用する。従来技術において
は、最小でも20dB以上でなければ安全に測定できな
かったのに対し、本発明ではたったの3dBの信号対雑
音比まで測定可能である。
【0011】
【実施例】図1に示された通常の読み出しチャンネルの
ブロック回路図において、読み出しヘッドによって検知
されたアナログ読み出し信号RDは、前置増幅器1に与
えられる。ここで、読み出し信号RDは一般に、より低
い電圧領域で電圧値に増幅される。前置増幅器1の出力
信号は、ローパスフィルター(TP)2に与えられ、こ
のローパスフィルタは望ましくない高周波数妨害信号を
フィルタにかけて取り除く。
【0012】補償器3において、パケット実行時間歪み
のような磁気減少や電気特性のために歪んだ位相である
読み出し信号RDの線型歪みが補償される。この補償器
3の出力信号は、アナログ読み出し信号の振幅制御のた
めに制御回路に与えられる。振幅制御のための制御回路
は、可変増幅器4、全波整流器5、補償器積分器6を代
わる代わる有する。この接続において、補償器/積分器
6の出力信号は可変増幅器4へ戻され、与えられる。
【0013】記録媒体におけるエラーのため読み出し
信号の振幅は変化してしまうことがある。出力信号にお
いて一定の振幅アナログ信号Aを与えるよう自動振幅制
御が制御回路によって制御され、こうして読み出し信号
の振幅は変更され得る。この読み出し信号は微分器7に
与えられる。微分器7において、このアナログ読み出し
信号は信号最大値を決定するために微分され、微分器7
の出力では、処理されたアナログ読み出し信号RD*と
微分された読み出し信号RD’が存在する。
【0014】データ検出器8では、この微分されたアナ
ログ読み出し信号RD’とまた任意に処理されたアナロ
グ読み出し信号RD*がスレッシュホールド値と比較さ
れ、そしてデジタル信号/情報に変換される。これに関
連して、信号の存在が論理「1」として判断され、残り
の、つまり「信号がない」ものは論理「0」として判断
される。このデジタル信号はその後、デコーダ9におい
て、図示した例ではNRZ(non−return−t
o−zero)データにデコードされる。これは元のビ
ット列に対応する。
【0015】本発明による工程あるいは本発明による回
路装置では、微分器9及びデータデコーダ8の変わりに
データ相関器10が使用され、図2にそのブロック回路
図が示されている。データ相関器10は、アナログパイ
プライン11、相関器12、及びマイクロプロセッサ1
4に接続された曲線形状記憶装置13を有する。
【0016】アナログパイプライン11の場合、これは
アナログ短期間記憶装置であり、これには振幅制御のた
めの制御回路の出力信号A(図1と比較せよ)が与えら
れる。アナログパイプライン11の目的は、アナログ読
み出し信号の短期間記憶と、この信号のサンプルを時間
照合することにある。その機能は、処理が連続的であり
クロックの必要がないということを除けば、直列入力と
並列出力を有するシフトレジスタと同様のものである。
【0017】実際の読み出し信号は連続的にアナログ短
期間記憶装置に沿って流れる。このアナログパイプライ
ン11は、等しい時間遅延距離でn個のタップ、以下単
にタップと呼ぶ、を有する。これらのタップにおいてこ
の信号状態は、様々な点において丁度よい時に同時に
り出すことができる。タップ数は、相関あるいは全シス
テムの正確さ及びその質を決定する。
【0018】アナログパイプラインの全長は、好ましい
ものでは、読み出しパルスの幅を持ち、それは一般には
10ナノ秒の領域にある。アナログパイプラインとし
て、例えば、信号を遅延させる送信線を使用することが
できる。このように、例えば、50オーム同軸ケーブル
を用いて、約5nsec/m遅延とすることができる。
【0019】しかしながら、アナログパイプラインとし
て、実質的に分散された容量を持つインダクタンスを備
える遅延線を使用することもできる。これは図3に示さ
れている。この遅延線は、端タップ及び、その上に複数
のコンデンサを形成する容量層を有しており、各々の場
合において一方の電極はアースされ、各々の場合におい
てもう一方の電極は遅延線と接続されている。それゆ
え、この遅延線は、分散された容量C’と、分散された
インダクタンスL’を有する。この遅延線には連続的に
入力信号RDが与えられ、端タップにおいてちょうどよ
い時に様々な時点において同時に取り出すことができ
【0020】このような遅延線を用いて、現在では、1
00ピコ秒〜1マイクロ秒の遅延が達成される。また、
アナログパイプラインとして、例えば増幅器記憶装置の
ような、他のアナログ短期間信号記憶装置を使用するこ
とができる。これは容量によって決定され、トランジス
タのカットオフ反応と同じように遅延時間を有するため
に、増幅器段階の対応する数によって同様の短期間信号
記憶装置を達成することができる。
【0021】本発明によるデータ相関器を、図4に示さ
れたブロック回路図を参照しながら以下により詳細に述
べる。この実施例において、アナログパイプライン11
は、n=9個のタップを有し、そこで信号R1〜R9は
取り出される。図4に示された実施例において、相関器
12はディバイダ31〜33、比較器34及び、ディバ
イダ35〜37と同様に7つの加算器21〜27を有す
る。これに関連して、各々の場合において、対応するス
イッチによって実行され得るアナログ計算機能が問題で
ある。曲線形状記憶装置13は7つの記憶装置41〜4
7を有する。
【0022】上で既に述べたように、このアナログパイ
プライン11は、9つのタッピング即ちタップを有し、
その各々の場合において、信号R1〜R9が取り出され
。信号R1は加算器21の第1の入力に与えられ、信
号R2は加算器22の第1の入力に与えられる。信号R
3は、加算器21の第2の入力と加算器23の第1の入
力に与えられる。信号R4は、加算器22の第2の入力
と加算器24の第1の入力に与えられる。信号R5は、
加算器23の第2の入力と加算器24の第2の入力及び
加算器25の第1の入力に与えられる。信号R6は、加
算器24の第3の入力と加算器26の第1の入力に与え
られる。信号R7は、加算器25の第2の入力と加算器
27の第1の入力に与えられる。信号R8は、加算器2
6の出し2の入力と加算器27の第1の入力に与えられ
る。信号R8は、加算器26の第2の入力に与えられ、
信号R9は加算器27の第2の入力に与えられる。
【0023】加算器21に存在する出力信号S1はディ
バイダ31に与えられ、加算器22の出力にある信号S
2はディバイダ32に与えられ、加算器23の出力にあ
る信号S3はディバイダ33に与えられる。加算器24
の出力に存在する信号S4は比較器34に与えられる。
加算器25の出力に存在する信号S5はディバイダ35
に与えられ、加算器26の出力に存在する信号S6はデ
ィバイダ36に与えられ、加算器27の出力に存在する
信号R7はディバイダ37に与えられる。
【0024】上ですでに述べたように、曲線形状記憶装
置13は記憶装置41〜47を持つ。曲線形状記憶装置
13は、一般的な読み出し信号の時間照合イメージ(t
ime collated image)をアナログ電
圧値の形態で記憶し、それらはマイクロプロセッサ14
から記憶装置41〜47に与えられる。図4から明かな
ように、記憶装置41の出力に存在する信号M1はディ
バイダ31に与えられ、記憶装置42の出力に存在する
信号M2はディバイダ32に与えられ、記憶装置43の
出力に存在する信号M3はディバイダ33に与えられ、
記憶装置44の出力に存在する信号R4は比較器34に
与えられ、記憶装置45の出力に存在する信号M5はデ
ィバイダ35に与えられ、記憶装置46の出力に存在す
る信号M6はディバイダ36に与えられ、記憶装置7の
出力に存在する信号M7はディバイダ37に与えられ
る。
【0025】相関器10は、アナログパイプライン11
に連続的に与えられた実際の読み出し信号を、記憶され
たパターンと比較するという目的をもつ。実際の読み出
し信号の振幅依存を最小にするため、比較は、「上
昇」、「最大」、「下降」という3つの領域に分割され
る。このため、記憶装置41〜43は「上昇」領域の上
昇比較値M1、M2、M3を含み、記憶装置44は比較
パターン読み出し信号の振幅M4の平均最大値を含み、
そして記憶装置45〜47は「下降」領域のスロープ比
較値M5〜M7を含む。
【0026】「上昇」領域で相関を計算するため、信号
R1〜R5がアナログパイプラインから取り出され、記
憶装置41〜43の出力に存在する信号M1〜M3が用
いられる。加算器21、加算器22、及び加算器23の
機能ブロックでは、読み出し信号の上昇を計算するため
に以下の式によって差分が作られる。
【0027】S=Ri+2−R (1) ここでiは1〜3の間を移動し、各々の場合において、
中間結果S(S1,S2,S3)が加算器21、2
2、あるいは23のそれぞれに存在する。これは、加算
器21の出力における中間結果はS1=R3−R1、加
算器22の出力における中間結果はS2=R4−R2、
そして加算器23の出力における中間結果はS3=R5
−R3であるいうことを意味する。
【0028】その後、ディバイダ31、ディバイダ32
及び、ディバイダ33において、個々の相関が以下の公
式に従って作られる。
【0029】
【数1】
【0030】ここでiは1から3を動く。Qはディバ
イダ31〜33に存在する出力Q、Q、Qを表
し、信号M1、M2及びM3は通常の読み出し信号のソ
ース41〜43上昇比較値によって与えられたものであ
る。「最大」領域における相関の計算は、信号R4、R
5及びR6を、記憶装置44から与えられた信号M4と
比較することによって行う。
【0031】機能ブロック加算器24において、実際の
読み出し信号の予想ピーク振幅の演算手段は、中間結果
S4として以下の公式に従って決定される。
【0032】
【数2】
【0033】その後、比較器34において、この中間結
果S4は、記憶装置44から与えられた信号M4と以下
の式に従って比較され、そうして個々の相関が決定され
る。
【0034】
【数3】
【0035】ここで、個々の相関Qは比較器34に対
する開始信号を表す。パラメータCは9つのタップを有
している時は経験により、 0.4 ≦ c ≦ 0.6 の領域にある。
【0036】このパラメータCは、タップ数をより多く
すればそれに応じて変えなければならない。符号を除け
ば、「下降」における相関の計算は、信号R5〜R9と
信号M5、M6、M7との比較により、「上昇」におけ
るものと同様に行う。このように、機能ブロック加算器
25、加算器26及び加算器27において、読み出し信
号の変化を計算するための差は、式(1)に従い、iが
5から7を動くことで作られる。加算器25の出力にお
ける中間結果として、信号S5=R7−R5が、加算器
26の出力において信号S6=R8−R6が、そして加
算器27の出力として信号S7=R6−R7が作られ
る。
【0037】その後、「上昇」領域内の時に、ディバイ
ダ35内で出力信号Q5が、ディバイダ36内で出力信
号Q6が、そしてディバイダ37内で出力信号Q7が、
式(2)に従って、iが5から7を動くことにより作ら
れる。これらの出力信号Q1〜Q7は加算器28に与え
られ、その出力Dは、全相関ファクタCORRを、以下
の公式に従って個々の相関Qの演算手段として決定す
る。
【0038】
【数4】
【0039】図4に示された例においてはn=9であ
る。全相関ファクタCORRは、デジタル化するために
スレッシュホールド検出器15に与えられる。スレッシ
ュホールド値検出器15の出力において論理「1」を存
在させるような全相関ファクタは、システムの要求によ
るものであり、それぞれのケースにおいて、そのシステ
ムがどの位の干渉距離を許すかによるものである。
【0040】例えばより小さな干渉距離は無視されるべ
き場合には、スレッシュホールド検出器15の出力にお
いて論理「1」が存在するかどうかを決定する全相関フ
ァクタCORRは、例えば0.8といった相対的に高い
ものに選ばれる。曲線形状記憶装置13のおかげで、
の読み出しインパルスの時間照合イメージは、アナロ
グ電圧比較値あるいは勾配比較値の形状で、マイクロプ
ロセッサ14から与えられ、またそれは適当な技術を使
用して最適な効能を達成することができる。このよう
に、例えば反復アルゴリズムにより、曲線形状記憶装置
13にとって最適な比較パターンを、記憶媒体上のテス
トトレースの個々のシステムで自動的に決定することが
できる。こうして、とりわけ、曲線形状記憶装置13に
記憶された理想的な曲線形状を示している値を、個々の
読み出しヘッドあるいは記憶媒体の個々の特性データに
整合することができる。
【0041】類似の静的信号M(M1〜M7)を記憶
するために記憶装置41〜47に対して適合させたもの
に、特にデジタル/アナログ(D/A)コンバータがあ
る。これに関連して、電圧値あるいは勾配値がマイクロ
プロセッサによりD/Aコンバータに書き込まれ、そし
て、もしそれが適当ならば、最適化のためにこれによっ
ても変形される。
【0042】当業者ならば本発明を更に改良させること
ができるだろう。例えば、並列入力信号を処理するため
に多数のデータ相関器を使用することによってデータス
ループットを加速させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、読み出しチャンネルのブロック回路図
である。
【図2】図2は、本発明によるデータ相関器のブロック
回路図である。
【図3】図3は、図2に従った本発明によるデータ相関
器のアナログパイプラインの実施例の回路図である。
【図4】図4は、9個のタップを有する本発明による図
2に従ったデータ相関器のブロック回路図である。
【符号の説明】 1 前置増幅器 2 ローパスフィルタ 3 補償器 4 可変増幅器 5 全波整流器 6 補償器積分器 7 微分器 8 データ検出器 10 データ相関器 11 アナログパイプライン 12 相関器 13 曲線形状記憶装置 14 マイクロプロセッサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体を検知して記憶媒体の読み出し
    ヘッドによって読み出されたアナログ信号をデジタル信
    号に変換する回路装置であって、アナログ読み出し信号
    を処理するデバイスと、記憶されたビット列に対応した
    ビット列で決定される信号/データをデコードするため
    のデコーダとを有した回路装置において、該回路装置は
    データ相関器(10)を有し、該データ相関器(10)
    が、 処理されたアナログ読み出し信号を記憶する短期間信号
    記憶装置(11)と、 通常の読み出し信号に対応した読み出し信号比較パター
    ンを記憶する曲線形状記憶装置(13)と、 処理されたアナログ読み出し信号を複数のパルス区分に
    分割し、これら分割されたパルス区分の上昇エッジ区
    分、最大区分、下降エッジ区分の各々を読み出し信号比
    較パターンの対応部分と比較して、処理されたアナログ
    読み出し信号と通常の読み出し信号との間で相関を発生
    させるデータ相関器(12)と、 ある特定の相関が存在するときに読み出しインパルスを
    発するスレッシュホールド値検出器(15)と、 を備えていることを特徴とする回路装置。
JP3157000A 1990-06-29 1991-06-27 アナログ・デジタル信号変換装置 Expired - Lifetime JPH081736B2 (ja)

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DE40208753 1990-06-29

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