JPH08171583A - 列車ダイヤ作成支援システム - Google Patents

列車ダイヤ作成支援システム

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JPH08171583A
JPH08171583A JP6314937A JP31493794A JPH08171583A JP H08171583 A JPH08171583 A JP H08171583A JP 6314937 A JP6314937 A JP 6314937A JP 31493794 A JP31493794 A JP 31493794A JP H08171583 A JPH08171583 A JP H08171583A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駅の構内配線構造を容易に設定できる支援環
境を提供する列車ダイヤ作成支援システムを得る。 【構成】 上り・下り方向、番線、および単位進路を指
定するための入力画面を表示する入力画面表示部7、上
記入力画面を用いて駅構造を設定する駅構造設定部8、
および設定された駅構造から構内進路を設定する構内進
路設定部9を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、列車運行計画を行う
場合の、特に新規路線の計画および駅の追加・改造等を
行う際に用いられる列車ダイヤ作成支援システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に列車の運行計画、即ちダイヤ作成
は、縦軸を路線の駅の並び、横軸を時間軸とした紙上
に、列車の運行を示す列車スジと呼ばれる直線を描いて
いくことによって行われている。このダイヤ作成を計算
機を利用して行うシステムとして、例えば特開昭61−
70574号に示されている。図16はそのハードウエ
ア構成図であり、1は電子計算機システム、2はCP
U、3は出力端末装置、4は画面、文字等を表示する表
示装置、5は座標位置・文字・数値・指示コマンド等を
入力する入力端末装置、6は駅間距離、駅の構内配線構
造等の駅情報、駅間走行時間等ダイヤ作成のための条
件、およびダイヤ作成支援プログラムを記憶する記憶装
置である。
【0003】このような従来のダイヤ作成システムにお
ける動作について、図17のフローチャートを参照しな
がら説明する。まず、ダイヤ作成作業を開始するに先立
って、前処理として列車種別毎の駅間基準運転時間(駅
間走行時間)、各駅の基準停止時間、路線および駅構造
データ等の、ダイヤ作成対象線区についての半固定デー
タを予め入力端末装置5からCPU2を介して記憶装置
6に入力しておく。ダイヤ作成作業が開始されると、第
一段階として、表示装置4に輸送力、列車種別/本数、
最大許容停車時間等のダイヤ作成の基本条件・方針を提
示し(S1)、入力端末装置5からそれらの基本条件を
電子計算機1に修正入力する(S2)。
【0004】次に、第二段階として、前処理で記憶装置
6に入力された半固定データと基本条件とをもとにし
て、電子計算機1で列車ダイヤの原案を作成する(S
3)。続いて、第三段階として、表示装置4に列車ダイ
ヤの原案を提示し(S4)、その原案が満足するもので
ないならば(S5でNOのとき)、S1にもどって、基
本条件の修正入力を行う。提示されたダイヤ原案が満足
するものであれば(S5でYESのとき)、第四段階と
して、詳細設定のための時刻を指定し、座標位置・文字
・数値等入力端末装置5から入力する(S6)。各駅で
の構内進路の変更、着発時刻の変更、端末駅での折り返
しの設定等、修正があるならば(S7でYESのとき)
指示列車及び関連列車の時刻修正等を行う。詳細設定の
修正が終わり(S7でNOのとき)、全体として満足す
る列車ダイヤが得られれば(S8でYESのとき)、処
理を終了する。満足するものでないならば(S8でNO
のとき)、再度S1にもどって上記の処理を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のダ
イヤ作成システムでは、駅数、駅の並び、駅間距離に加
えて駅の構内配線等の列車ダイヤ作成を行う各種路線条
件が明確に決定され、これを予め半固定データとして記
憶装置に組み込むことができる場合のダイヤ作成は可能
であったが、新規路線計画における待避駅位置、駅の構
内配線構造の検討を行ったり、現状の路線の高密度・高
速化に伴って駅構造の変更を検討する場合のダイヤ作成
支援環境(入力画面、入力手順等)が備わっておらず、
駅の構内配線を変更する場合は、その都度前処理にもど
って、記憶装置の半固定データを変更し直さなければな
らないといった問題点があった。
【0006】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、その目的は、新路線の計画段階
等で列車ダイヤ作成を行うための駅の条件が明確でない
場合に、駅の構内配線構造を容易に設定できる支援環境
を提供する列車ダイヤ作成支援システムを得るものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車ダイ
ヤ作成支援システムにおいては、構内進路を構内配線の
形で描画するためのディスプレイを備え、対象となり得
る駅の構内配線の描画で必要となる最大数の番線と上記
構内進路の構成単位としての単位進路の始点または終点
を構成するためのポイントとを想定するとともに、上り
・下り方向を指定するための第1の指定領域、上記想定
された番線を指定するための第2の指定領域、および上
記想定されたポイントを上記ディスプレイ上に表示する
手段、上記第1の指定領域に描画対象駅の上り・下り方
向を入力する手段、上記第2の指定領域に上記描画対象
駅の番線を入力する手段、上記表示されたポイントの中
から上記描画対象駅の各単位進路の始点および終点を指
示することにより単位進路を設定する手段、および上記
設定された単位進路を複数個組み合わせて当該駅の構内
進路を設定する手段を備えている。
【0008】また、構内進路を構内配線の形で描画する
ためのディスプレイを備え、対象となり得る駅の構内配
線の描画で必要となる最大数の番線、上記構内進路の構
成単位としての単位進路の始点または終点を構成するた
めのポイント、および上記ポイント位置に設置される信
号機の種別を想定するとともに、上り・下り方向を指定
するための第1の指定領域、上記想定された番線を指定
するための第2の指定領域、上記想定されたポイント、
および上記想定された信号機種別を指定するための第3
の指定領域を上記ディスプレイ上に表示する手段、上記
第1の指定領域に描画対象駅の上り・下り方向を入力す
る手段、上記第2の指定領域に上記描画対象駅の番線を
入力する手段、上記第3の指定領域に上記対象駅に設置
される信号機種別を入力する手段、入力された信号機種
別をもとに単位進路を設定する手段、および設定された
上記単位進路を複数個組み合わせて当該駅の構内進路を
設定する手段を備えている。
【0009】また、入力された単位進路をディスプレイ
上に表形式で表示する手段、および上記表示された単位
進路から複数個の単位進路を指示する手段を備えてい
る。
【0010】また、入力された単位進路で組み合わせ可
能な構内進路をすべてディスプレイ上に表示する手段、
および上記表示された構内進路から設定すべき構内進路
を選択する手段を備えている。
【0011】また、指示された単位進路の始点および終
点となる2つのポイント間を始点から終点への矢印付き
の直線で表示する手段、および上記矢印付きの直線から
複数個の直線を指示する手段を備えたものである。
【0012】また、複数の構内進路を設定することによ
り定められた駅の構内配線をパターンとして登録する手
段を備えたものである。
【0013】
【作用】上記のように構成された列車ダイヤ作成支援シ
ステムにおいては、ディスプレイ上に表示された指定領
域に駅の上り・下り方向および番線が設定される。ま
た、ディスプレイ上のポイントから単位進路の始点と終
点である2つのポイントを指示することにより、単位進
路が設定される。
【0014】また、ディスプレイ上の信号機種別の指定
領域に信号機種別を設定することにより、単位進路が設
定される。
【0015】また、設定された単位進路が表形式で表示
され、その中から複数の単位進路を指示することにより
構内進路が設定される。
【0016】また、設定された単位進路から組み合わせ
可能な構内進路が計算機内部で生成し、その中から実際
に設定する構内進路が選択される。
【0017】また、設定された単位進路を示す矢印付き
の直線を複数個指示することにより、構内進路が設定さ
れる。
【0018】また、駅の構内配線をパターンとして保持
し、各駅に対してそのパターンを選択することにより構
内配線が設定される。
【0019】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。なお、本発明は図16に示した従来装置の処理の
流れのうち、前処理として説明したダイヤ作成のための
基本条件(特に駅条件)を記憶装置に格納する処理を改
善したものであるので、その処理を中心に説明する。図
1は機能ブロック図で、7は駅構造を設定するための入
力画面をディスプレイ上に表示する入力画面表示部、8
は駅構造を入力画面上で設定する駅構造設定部で、単位
進路を設定する単位進路設定部8a、番線を設定する番
線設定部8b、および上り・下り方向を設定する上り・
下り方向設定部8cからなる。9は駅構造設定部8で設
定された諸条件をもとに単位進路を組み合わせて構内進
路を設定する構内進路設定部である。
【0020】次に、動作について図2のフローチャート
を参照しながら説明する。まず、駅構造の設定対象であ
る路線および駅を選択する(T1)。次に、駅構造を入
力するための画面をディスプレイ上に表示する(T
2)。図3は駅構造入力画面で、図中10は駅の外部と
の境界に位置し、その外部が駅の上り方向であるか下り
方向であるかを指定するための第1の指定領域、11は
駅の番線を指定するための第2の指定領域、12は単位
進路をディスプレイ上に描画するためのポイントを示
す。なお、上り・下り方向の指定領域10は2個、構内
配線のポイント12は想定される駅の構内配線に対して
十分対応できる数を用意するものとする。同様に、番線
の指定領域11もポイント数に対応して、必要数用意す
るものとする。
【0021】上記表示された入力画面を用いて、ディス
プレイ上で各条件を設定していく。まず、駅の上り方向
・下り方向を設定する(T3)。具体的には、駅の外部
との境界に位置した指定領域10をマウスでピックする
と、図4(a)で示すような画面がウィンドウとして表
示され、”上り”,”下り”,”端駅”のメニューから
設定したい内容を選択することにより、マウスでピック
した指定領域10に選択した内容が表示される。同様に
して、駅の番線を設定する(T4)。この場合は指定領
域11をピックすることにより、図4(b)のようなウ
ィンドウが表示される。次に、単位進路を設定する(T
5)。具体的には、設定しようとする単位進路の始点と
終点とを示す2つの構内配線のポイント12をマウスで
順次ピックすることにより、ひとつの単位進路が、始点
から終点に向かう矢印付きの直線で表示される。始点と
終点とを逆にマウスでピックした場合(ピックする順が
逆)は矢印が反対向きになり、2方向の単位進路が設定
できる。このとき、始点および終点としてピックされた
2つのポイントの間に他のポイントが存在する場合は、
矢印付き直線が複数個描画されることになり、それぞれ
の矢印はすべて始点から終点への方向に向いていること
になる。また、始点から終点への経路は実際の列車運行
に則して描画され、指示された始点から終点への経路が
実際にはあり得ない経路以外にない場合は、矢印付きの
直線は描画されない。以上の処理により駅構造が設定さ
れ、図5に示すような画面が作成される。
【0022】続いて構内進路の設定処理を行う。まず、
上記T5で設定した単位進路をディスプレイ上に表形式
で表示する(T6)。駅構造入力画面で表示されたポイ
ントにはそれぞれ”上り”、”下り”、および”1”な
どの番線が割り付けられており、単位進路を表形式で表
示する際に用いられる。例えば図5の例では、右端の5
つのポイントには”上り”、2番線の左側のポイントに
は”2”、左端の5つのポイントのうち上から3つめの
ポイントには”5”が割り付けられている。したがっ
て、単位進路の始点として右端のポイント、終点として
2番線の左側のポイントを指示した場合は、”上り→
2”のように表示される。作業者は表示された単位進路
を複数個組み合わせることにより、構内進路を設定する
(T7)。例えば、図6に示すように、表形式で表示さ
れた設定済みの単位進路のうち、”上り→2”,”2→
下り”の2つの単位進路をマウスでピックすることによ
り、それらが組み合わされて”上り→2→下り”という
構内進路が設定される。なお、ピックされた複数の単位
進路が組み合わせ不可能である場合は、構内進路は表示
されない。上記の処理を行っていない駅があれば(T8
でNOのとき)T1にもどって駅構造の設定を繰り返
し、全駅に対して行った場合は(T8でYESのと
き)、設定した各駅の構内進路等の駅構造を基本条件の
一つとして記憶装置6に登録する(T9)。その後、従
来と同様、記憶装置に登録された基本条件をもとにダイ
ヤ作成を行い(T10)、そのダイヤの評価を経て(T
11)、処理を終了する。以上により、駅条件が明確で
ない新規路線でのダイヤの検討や、駅条件の変更を行う
場合に、構内進路等の駅条件がディスプレイ上で容易に
設定できる。
【0023】実施例2.なお、上記実施例1では構内進
路を設定する場合、表形式で表示された単位進路の中か
ら複数個マウスでピックして組み合わせることによって
構内進路を設定したが、設定された単位進路で組み合わ
せ可能な構内進路を計算機内部で生成し、それらから実
際に設定する構内進路を選択するようにしても、同様の
効果を奏する。図7は実施例2による処理の流れを示す
フローチャートで、T1〜T6およびT8〜T11は図
2で示した実施例1のものと同一の処理であり、図2の
T7の処理を改良したものである。T1〜T6の処理で
単位進路が設定されて表示された後、設定された単位進
路から組み合わせ可能な構内進路を計算機内で生成し、
すべての進路が表示される(U1)。作業者はそれらの
進路の中から実際に設定する構内進路以外の不要な進路
を削除する(U2)。そして、すべての駅についての設
定画面上に残された構内進路を基本条件の一つとして記
憶装置6に格納することになる。図8は単位進路を設定
するための入力画面例であり、この入力条件をもとに表
示された画面を図9に示す。図9においては、設定され
た単位進路と、それらの単位進路から組み合わせ可能な
すべての構内進路が自動的に表示される。例えば単位進
路”上り→3”と”3→下り”とが計算機内で自動的に
組み合わされて構内進路”上り→3→下り”が表示され
る。以上により、より簡単に構内進路が設定できる。
【0024】実施例3.また、上記実施例1および実施
例2においては、設定された単位進路を表形式で表示し
た画面において構内進路を設定したが、本実施例3にお
いては、単位進路を設定するための入力画面において、
単位進路を示す矢印付きの直線を複数個指示することで
構内進路を設定するようにしてしてもよい。図10は実
施例3による処理の流れを示すフローチャートで、T1
〜T5およびT8〜T11は図2で示した実施例1のも
のと同一の処理であり、図2のT7の処理を改良したも
のである。T1〜T5の処理で単位進路が設定された
後、その入力画面上の複数の矢印付き直線をマウスでピ
ックする(V1)。このとき、ピックした直線は図11
に示すように太く表示すると分かりやすい。また、2方
向に設定された直線については、ピックする直線上の位
置等によりどちらの方向を選択するのかを判定できるよ
うにしておく。駅内の構内進路を構成する単位進路を順
次指示し(V2でNOのとき)、すべてを指示したなら
ば例えば確定キーを入力し(V2でYESのとき)、そ
れら指示された複数の単位進路で構成される構内進路を
計算機内で判断して表形式で表示する(V3)。勿論、
指示された単位進路につながりがないときは構内進路を
表示しない。駅構内のすべての構内進路について指示す
るまで(V4でNOのとき)上記V1〜V2の処理を繰
り返し、全進路を指示したならぱ(V4でYESのと
き)、すべての駅について上記の処理が行われ、設定さ
れた構内進路を基本条件の一つとして記憶装置6に格納
することになる。以上により、本実施例においても容易
にかつ正確に構成進路を設定できる。
【0025】実施例4.また、上記実施例1においては
2つのポイントを指示することによって単位進路を設定
したが、駅構内の信号機設置位置における信号機種別を
設定することにより単位進路を設定するようにしてもよ
い。図12は実施例4による処理の流れを示すフローチ
ャートで、T1〜T4およびT6〜T11は図2で示し
た実施例1のものと同一または相当する処理である。た
だし、T2の処理で表示した入力画面には、上り・下り
方向を指定するための指定領域10、番線を指定するた
めの指定領域11とともに、信号機設置位置にその種別
を指定するための第3の指定領域13が表示されてい
る。T1〜T4の処理で対象駅での上り・下り方向およ
び番線を指定したあと,信号機設置位置に設けられた指
定領域13に信号機種別を指定する(W1)。図13は
構内配線を決定した後に信号機種別を指定した画面例で
あり、信号機種別を指定する指定領域13をマウスでピ
ックすると、図14で示すような信号機種別の一覧表が
ウィンドウで現れ、その中から種別が選択できるように
なっている。信号機種別の指定により決定された単位進
路はその都度表形式で表示される(T6)。例えば、図
13の指定領域13Aでは2つの番線への場内信号機が
指定されたので、”上り→3”、”上り→4”の単位進
路が計算機内で決定され、表に示される。以降上記実施
例1〜3と同様にして構内進路が設定される。以上によ
り、駅構内の信号機種別を指定するだけで構内進路が設
定できる。
【0026】実施例5.なお、上記実施例1〜4におい
ては列車ダイヤ作成の対象路線に存在する各駅ごとにす
べての構内進路を設定したが、複数の構内進路で構成さ
れる駅の構内配線はいくつかのパターンに分類されるこ
とから、想定される構内配線のパターンを保持し、その
中から選択するようにしてもよい。図15は実施例5に
よる処理の流れを示すフローチャートで、まず、それぞ
れの駅パターン番号nに対して(X1)、図2で示した
処理T2〜T7を用いて構内進路を設定および登録して
おく。想定される全パターンnについて上記の処理を行
ったならば(X2でYESのとき)、実際に設定する対
象の駅を選択し(T1)、先に登録している駅パターン
の中から該当する番号nを選択する(X3)。以降、全
駅に対してそれぞれの駅パターン番号を選択することに
より構内配線を設定することになる。以上により、構内
配線を駅パターンの中から選択することによって設定で
き、駅条件の設定作業が効率よく行える。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0028】駅の上り・下り方向、番線、および構内進
路を構成する単位進路をディスプレイ上で入力すること
により、駅条件を設定することができるようにしたの
で、駅構造の変更に伴うダイヤ変更および新規路線にお
けるダイヤの検討が容易に行える。
【0029】また、信号機種別を入力することにより単
位進路が設定されるようにしたので、作業効率が上が
る。
【0030】また、入力された単位進路をディスプレイ
上に表形式で表示するようにしたので、設定する構内進
路を構成する複数の単位進路を容易に選択できる。
【0031】また、入力された単位進路で組み合わせ可
能な構内進路を計算機内で生成してディスプレイ上に表
示するようにしたので、構内進路を容易に設定できる。
【0032】また、単位進路を示す矢印付きの直線を指
示するようにしたので、より正確に構内進路を設定でき
る。
【0033】また、駅条件を構内配線のパターンを選択
することによって設定できるようにしたので、さらに作
業効率が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるダイヤ作成支援シ
ステムを示す機能プロック図である。
【図2】 この発明の実施例1による処理の流れを示す
フローチャートである。
【図3】 この発明の実施例1〜4における駅構造を設
定するための入力画面を示す図である。
【図4】 この発明の実施例1〜5において上り・下り
方向および番線の設定時に開かれるウィンドウを示す図
である。
【図5】 図3に示した入力画面に対して駅構造を設定
した場合の画面を示す図である。
【図6】 この発明の実施例1において構内進路を設定
するための入力画面を示す図である。
【図7】 この発明の実施例2による処理の流れを示す
フローチャートである。
【図8】 駅構造の設定画面例である。
【図9】 図8で設定された駅構造をもとに生成された
構内進路を示す図である。
【図10】 この発明の実施例3による処理の流れを示
すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施例3によって構内進路を設
定した場合の入力画面例である。
【図12】 この発明の実施例4による処理の流れを示
すフローチャートである。
【図13】 この発明の実施例4によって信号機の種別
を設定した場合の入力画面例である。
【図14】 信号機種別の設定時に開かれるウィンドウ
を示す図である。
【図15】 この発明の実施例5による処理の流れを示
すフローチャートである。
【図16】 従来の列車ダイヤ作成支援システムを示す
ハードウエア構成図である。
【図17】 従来の列車ダイヤ作成支援システムの処理
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子計算機、2 CPU、3 出力端末装置、4
表示装置、5 入力端末装置、6 記憶装置、7 入力
画面表示部、8 駅構造設定部、9 構内進路設定部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車運行の計画において行われる列車ダ
    イヤ作成を支援する列車ダイヤ作成支援システムにおい
    て、 列車が駅の外部から内部に進入し再び外部に進出してい
    くまでの一連の経路(以降構内進路という)を構内配線
    の形で描画するためのディスプレイを備え、対象となり
    得る駅の構内配線の描画で必要となる最大数の番線と上
    記構内進路の構成単位としての単位進路の始点または終
    点を構成するための接続点(以降ポイントという)とを
    想定するとともに、上り方向であるか下り方向であるか
    (以降上り・下り方向という)を指定するための第1の
    指定領域、上記想定された番線を指定するための第2の
    指定領域、および上記想定されたポイントを上記ディス
    プレイ上に表示する手段、上記第1の指定領域に描画対
    象駅の上り・下り方向を入力する手段、上記第2の指定
    領域に上記描画対象駅の番線を入力する手段、上記表示
    されたポイントの中から上記描画対象駅の各単位進路の
    始点および終点を指示することにより単位進路を設定す
    る手段、および上記設定された単位進路を複数個組み合
    わせて当該駅の構内進路を設定する手段を備えたことを
    特徴とする列車ダイヤ作成支援システム。
  2. 【請求項2】 列車運行の計画において行われる列車ダ
    イヤ作成を支援する列車ダイヤ作成支援システムにおい
    て、 構内進路を構内配線の形で描画するためのディスプレイ
    を備え、対象となり得る駅の構内配線の描画で必要とな
    る最大数の番線、上記構内進路の構成単位としての単位
    進路の始点または終点を構成するためのポイント、およ
    び上記ポイント位置に設置される信号機の種別を想定す
    るとともに、上り・下り方向を指定するための第1の指
    定領域、上記想定された番線を指定するための第2の指
    定領域、上記想定されたポイント、および上記想定され
    た信号機種別を指定するための第3の指定領域を上記デ
    ィスプレイ上に表示する手段、上記第1の指定領域に描
    画対象駅の上り・下り方向を入力する手段、上記第2の
    指定領域に上記描画対象駅の番線を入力する手段、上記
    第3の指定領域に上記対象駅に設置される信号機種別を
    入力する手段、入力された信号機種別をもとに単位進路
    を設定する手段、および設定された上記単位進路を複数
    個組み合わせて当該駅の構内進路を設定する手段を備え
    たことを特徴とする列車ダイヤ作成支援システム。
  3. 【請求項3】 入力された単位進路をディスプレイ上に
    表形式で表示する手段、および上記表示された単位進路
    から複数個の単位進路を指示する手段を備え、上記指示
    された単位進路を組み合わせることにより構内進路が設
    定されることを特徴とする請求項1または2記載の列車
    ダイヤ作成支援システム。
  4. 【請求項4】 入力された単位進路で組み合わせ可能な
    構内進路をすべてディスプレイ上に表示する手段、およ
    び上記表示された構内進路から設定すべき構内進路を選
    択する手段を備えたことを特徴とする請求項1または2
    記載の列車ダイヤ作成支援システム。
  5. 【請求項5】 指示された単位進路の始点および終点と
    なる2つのポイント間を始点から終点への矢印付きの直
    線で表示する手段、および上記矢印付きの直線から複数
    個の直線を指示する手段を備え、指示された複数の矢印
    付き直線を組み合わせることにより構内進路が設定され
    ることを特徴とする請求項1または2記載の列車ダイヤ
    作成支援システム。
  6. 【請求項6】 複数の構内進路を設定することにより定
    められた駅の構内配線をパターンとして登録する手段を
    備え、各駅の構内配線を上記パターンを選択することに
    より決定することを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れかに記載の列車ダイヤ作成支援システム。
JP31493794A 1994-12-19 1994-12-19 列車ダイヤ作成支援システム Expired - Fee Related JP3235636B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016107796A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 株式会社日立製作所 列車運行管理システム用端末装置

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