JP4785277B2 - 列車運行管理用情報生成装置、列車運行管理用情報生成プログラムおよび列車運行管理用情報生成方法 - Google Patents

列車運行管理用情報生成装置、列車運行管理用情報生成プログラムおよび列車運行管理用情報生成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、列車運行管理装置が参照する各種情報を生成する列車運行管理用情報生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今の列車運行管理システムは、そのほとんどが複数の計算機から構成され、ほぼ全ての機能がソフトウェアで実現されている。列車運行管理システムは、管理対象となる線区の構成が線区毎に相違することから、その論理部を機能の限定した汎用的なものとして独立させ、当該論理部に対して、駅配線図や自動制御条件など各線区に固有な情報(線区固有情報)をテーブル形式等で別途与えるようになっている。したがって、運行管理システムを運用するためには、論理部に与える線区固有情報と、運行表示用の画面を構成するための情報等を作成することになる。
【0003】
このうち運行表示のための画面の作成は、たとえば、市販の汎用GUI(Graphical User Interface)を使用して信号機や駅などの絵(線形等)を作成し、その後、在線表示条件、鎖錠表示条件等を直接プログラマがプログラミングすることによって与えている。また論理部に与えるべき線区固有情報(進路制御、列車追跡等に必要なデータ)は、連動図表、鎖錠図をもとにデータを拾い出して直接プログラミングすることによって与えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなプログラミング作業は、ソフトウェアの知識をもっている人に作業者が限定されるとともに、連動図表等を基にしてデータの入力を手作業で行うので、開発およびデバッグに多くの時間と費用を要するという問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、列車運行管理装置が参照する各種の情報を信号技術者がソフトウェアの知識なしに作成することのできる列車運行管理用情報生成装置、列車運行管理用情報生成プログラムおよび列車運行管理用情報生成方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]列車運行管理装置が必要とする形式の各種情報を自動生成する列車運行管理用情報生成装置において、
軌道、信号機、列番窓などを絵柄で表した部品を予め記憶する部品記憶機能と、
前記部品の選択操作と配置操作とを受け付け、これに従って画面上に前記部品を配置する部品配置機能と、
画面上に配置された前記部品の属性情報の入力を受け付けて設定する属性設定機能と、
前記部品に関連する制御点の現場状況が反映される表示制御情報と前記部品とを対応付けるための情報を設定する情報設定機能と、
前記画面上に配置された前記部品の属性情報に基づいて前記列車運行管理装置が必要とする各種情報を生成する参照情報生成機能と、を有し、
列車の運行時に自動制御される部品に対する手動制御の指示内容を、運行表示を行うための画面上から受け付ける手動制御機能を前記各種情報に含ませることを特徴とする列車運行管理用情報生成装置。
【0008】
]前記部品の配置された画面を用いて運行表示を行うための運行表示情報を生成することを特徴とする[1]に記載の列車運行管理用情報生成装置。
【0010】
]画面上での前記部品の配置と前記部品の属性情報とを含む中間情報を保存する保存機能と、
保存されている中間情報を呼び出して、画面上に前記配置される部品とその属性情報の変更操作を受け付ける変更機能とをさらに有することを特徴とする[1]または]に記載の列車運行管理用情報生成装置。
【0011】
]コンピュータを、[1]から[]の何れかに記載の列車運行管理用情報生成装置として機能させるための列車運行管理用情報生成プログラム。
【0012】
]列車運行管理装置が必要とする形式の各種情報を自動生成する列車運行管理用情報生成方法において、
軌道、信号機、列番窓などを絵柄で表した部品を予め記憶しておき、
前記部品の選択操作と配置操作とを受け付け、これに従って画面上に前記部品を配置し、
画面上に配置された前記部品の属性情報の入力を受け付けて設定し、
前記部品に関連する制御点の現場状況が反映される表示制御情報と前記部品とを対応付け、
前記画面上に配置された前記部品の属性情報に基づいて前記列車運行管理装置が必要とする各種情報を生成し、
列車の運行時に自動制御される部品に対する手動制御の指示内容を、運行表示を行うための画面上から受け付ける手動制御機能を前記各種情報に含ませることを特徴とする列車運行管理用情報生成方法。
【0014】
]前記部品の配置された画面を用いて運行表示を行うための運行表示情報をさらに生成することを特徴とする[5]に記載の列車運行管理用情報生成方法。
【0016】
]画面上での部品の配置と前記部品の属性情報とを含む中間情報を保存しておき、
保存されている中間情報を呼び出して、画面上に配置される部品とその属性情報の変更操作を受け付けることを特徴とする[または]に記載の列車運行管理用情報生成方法。
【0017】
前記本発明は次のように作用する。
列車運行管理用情報生成装置は、軌道、信号機、列番窓などを絵柄で表した部品を予め記憶しており、作業者による部品の選択操作と配置操作とを受け付け、これに従って画面上に部品を配置する。この作業により、駅の構成や信号の配置等を絵柄で表した駅配線図などの線形図が画面上に形成される。その後、画面上に配置された部品について、属性情報の入力を受け付けて設定する。
【0018】
属性情報は、たとえば、信号機の部品については、信号種別、信号機番号、所属駅名、方向、発点、着点窓、制御時素、現示内容を示す情報の格納エリアを示す情報等が設定される。また、各部品と関連する制御点の名称など、現場の状況が反映される表示制御情報と部品とを対応付けるための情報を設定する。
【0019】
そして、画面上に配置された各部品の属性情報に基づき、列車運行管理装置が参照する各種情報を生成する。すなわち、入力された部品毎の属性情報を付き合わせることで、画面上に配置された部品同士の関係を把握して駅の構成等を認識し、列車運行管理装置が必要とする各種の情報を生成する。たとえば、駅の構成を表す駅定数テーブル、信号機に関する情報を表した信号機定数テーブル、制御点に関する情報を表した制御点定数テーブル等を作成する。
【0020】
このように、予め用意した部品を画面上に配置して線形図を作成し、各部品に属性情報を設定することで、列車運行管理装置が必要とする形式の各種情報を自動生成するので、ソフトウェアの知識がなくても信号技術の知識さえあれば、容易に列車運行管理装置に与えるべき情報を作成することができる。
【0021】
また部品の配置された画面を用いて運行表示を行うための運行表示情報を生成するものでは、運行表示用の画面を別途作成する必要がなく、作業量をさらに低減することができる。
【0022】
列車の運行時に自動制御される部品に対する手動制御の指示を運行表示を行うための画面上から受け付ける機能を運行表示情報に含ませるようにしたものでは、手動制御のためのプログラム等を別途作成する必要がなく、作業量が低減される。
【0023】
画面上での部品の配置とこれらの部品の属性情報とを含む中間情報を保存し、後で、この中間情報を呼び出して、画面上に配置される部品とその属性情報の変更操作を受け付け得るように構成したものでは、輸送力変更、ダイヤ改正、配線変更などの改修工事に迅速に対応することが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施の形態を説明する。
図2は、本発明の一実施の形態にかかる列車運行管理用情報生成装置の適用される線区における機器構成を示している。各駅には、信号機や転てつ機などの現場機器を制御する連動装置11と列車の運行を制御するCTC駅装置12(列車制御装置)が配置されている。線区全体での列車の運行を制御するためのセンター設備は、CTC中央装置13と、列車運行管理装置200と、列車運行管理用情報生成装置100と、手動制御卓14と、表示盤15とから構成され、これらの機器は、互いにLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)で接続されている。各駅に配置されたCTC駅装置12はセンター設備としてのCTC中央装置13に接続されている。
【0025】
図3は、列車運行管理装置200の機能を示している。列車運行管理装置200は、管轄する線区内の列車の運行を管理する機能を果たすものである。列車運行管理装置200は、管轄する線区の構成が線区毎に相違することから、論理部210を機能の限定した汎用的なものとし、駅配線図や自動制御条件など各線区に固有な情報(線区固有情報)と切り離した独立な形で論理部210を有している。論理部210は、ダイヤ情報220と、線区固有情報を示すテーブル群230と、LDC情報240とを参照して、列車の運行に関する各種の制御情報をCTC中央装置13に送出するようになっている。
【0026】
LDC(Logical Data Compiler)情報240は、現場機器の状態や、制御点情報、列番シフト情報、進路鎖錠情報などであり、現場からの情報(列車の在線情報や転てつ機や信号機の状態などを示す情報)に基づいてシーケンサ250が所定の条件式に従ってリアルタイムに生成し逐次更新するようになっている。図4は、LDC情報の1つである制御点情報を表した画面400の一例を示している。
【0027】
図5は、列車運行管理用情報生成装置100の概略構成を示している。列車運行管理用情報生成装置100は、汎用コンピュータ上で所定のプログラムを実行することにより実現される。列車運行管理用情報生成装置100は、軌道、信号機、列番窓などを絵柄で表した各種の部品を記憶している部品データ記憶部101と、処理部102と、作業領域103と、LDC情報の構成を示すLDC構成情報104と、マウスやキーボードからなる入力部105と、ディスプレイ装置等からなる表示部106と、LANを介して列車運行管理装置200等とインターフェースをとるための入出力I/F107と、中間データ保存部108と、最終生成物であるテーブル類を記憶するテーブル保存部109等から構成される。
【0028】
次に、列車運行管理用情報生成装置100を用いて線区固有情報を示すテーブル群230を作成する際の流れを説明する。図6に示すように、まず、LDCを用いて、制御点名称、列番シフト名称、信号名称等を定義する(ステップS601)。次に、部品を選択して配置し、画面上に線形図を作成する(ステップS602)。図7は、部品を選択するための部品メニューウィンドウ700を示している。図7は、信号機の部品を選択する際の表示状態を示している。軌道や駅、列番窓など異なる種類の部品を選択する際には、該当するタグ701の部分をクリックするとその種類の部品の一覧が絵表示され、選択可能になる。
【0029】
部品メニューウィンドウ700に表示された部品の絵柄702上にマウスなどのポインティングデバイスでポインタを合わせ、画面上の任意の位置へドラッグしドロップすることで、部品が画面上のその位置に配置される。画面上に配置した部品は、それをクリックすることで現われるハンドルをドラッグすることで、拡大縮小したり回転したりすることが可能になっている。
【0030】
図8は、軌道部品や信号機部品等を用いて画面上に作成したある駅の線形図800を示している。図1(a)は、画面上に部品を配置した際における作業領域103の状態を模式的に示したものである。部品は、画面に表示するための絵柄データとその部品に対して設定すべき属性項目の情報を有している。部品を画面上に配置すると、部品の属性情報等を登録するためのデータ領域が作業領域103に確保されるとともに、画面上の座標情報がその部品のデータ領域に登録される。この段階では、部品どうしは互いに関連性を持たず、個々独立している。
【0031】
次に、画面上に配置した各部品の属性情報を設定する(ステップS603)。部品の属性項目には、その部品の名称、種別、所属駅などの項目がある。図9は、軌道部品の属性情報を入力するためのプロパティウィンドウ900を示している。画面上に配置した部品にマウス等でポインタを合わせてクリック等すると、その部品のプロパティウィンドウが開くようになっている。作業者は、部品ごとに属性項目の入力欄に該当する属性情報を入力する。
【0032】
部品の属性項目には、制御点情報などLDC情報との対応関係を登録するものがある。ここでは、LDCに対して設定した制御点名称や列番シフト名称と同じ名称を属性情報として登録することで、当該部品のその属性とLDC情報との対応付けが行われる。なお、作業者は、全ての属性項目を入力する必要はなく、既に入力された属性項目に基づいて自動で設定可能な属性項目については、自動設定されるようになっている。
【0033】
図1(b)は、属性情報を設定した後における作業領域103の状態を模式的に示している。属性情報を入力することにより、部品同士の関連付けが行われる。たとえば、駅部品121の示す駅に信号機部品122が属し、この信号機の内方に在線する列車の列車番号を表示するための列番窓が窓部品123であり、外方に在線する列車の列車番号を表示するための列番窓が窓部品124であること等の関連付けが行われる。また隣接する駅との関係付けも行われる。さらにLDC情報との対応付けが行われる。たとえば、信号機122の内方に列車番号をシフトするタイミングを示す情報がLDC情報中のどの領域に格納されているかが対応付けて登録される。
【0034】
このようにして、画面上に配置した各部品に属性情報を設定した後、テーブル作成処理を起動することにより、図1(c)に示すように、線区固有情報としての各種のテーブルが作成される(ステップS604)。このうち、駅定数テーブル131は、駅数分作成され、自駅の駅番号、駅名称、CTCの駅番号、隣接駅の駅番号などの情報を持ち、その駅が進路制御する駅か否かの判定と、隣接駅がどこの駅かを求める際に使用される。番線定数テーブル132は、駅の番線数分作成され、番線番号、ホーム・引き上げ線・駅中間などの番線種別と当該番線に列車番号表示するための列車番号表示窓番号などを持ち、進路制御する列車の列車番号を検索する際に使用される。
【0035】
信号機定数テーブル133は、駅の信号機数分作成され、信号機名称、上下の方向、場内・出発の進路の種別、主信号・入換信号などの信号機の種別、信号機の外方番線の番号と内方番線の番号、信号機の現示状態・抑止状態・制御中状態などの表示情報のビット位置などを持ち、進路制御処理する際に制御方法を判断するときに使用される。制御点定数テーブル134は、駅の信号機数分作成され、駅番号、信号機番号、制御点種別(自駅ホーム、自駅接近、自駅入換、前駅ホーム、列番窓番号、制御出力ビット位置などの情報を持つ。
【0036】
競合信号機定数テーブル135は、駅の信号機数分作成され、信号機ごとにその信号機と進路が競合する信号機の番号を格納しておき、信号機を制御する際、それと競合する信号機が制御されている状態か否かのチェックに使用される。進路支障定数テーブル136は、駅の信号機数分作成され、信号機ごとにその進路の内方防護区間の軌道回路情報の表示ビット位置を格納しておき、信号機を制御する際に、その信号機の内方に支障する列車が存在するかをチェックするために使用される。
【0037】
列車番号表示窓テーブル137は、全線の列車番号表示窓数分作成され、列車番号を表示する窓ごとに駅ホーム・駅中間・予告窓・現発などの窓種別と列車が在線する場合、その列車番号を格納するエリアを持ち、実列車の走行に合わせ、在線する箇所に該当する表示窓に列車番号を移動させ、表示盤上に列車番号を表示するために使用される。
【0038】
このようにして作成されたテーブル群等は、テーブル保存部109にファイル形式で保存される。また、属性情報を設定した段階の情報は、中間情報として、中間データ保存部108に登録される。列車運行管理装置200は、列車の運行管理処理を行う際に、テーブル保存部109に保存されているファイルを読み出して用いるようになっている。
【0039】
図10は、列車運行管理装置200の稼働時に表示盤15に表示される運行表示画面1000の一例を示している。この画面は、列車運行管理用情報生成装置100によって部品を配置して作成した線形図と同じ構成になっている。すなわち、部品を配置した際に、画面上での位置を示す座標情報がその部品のデータ領域に登録されるので、当該座標情報に基づいて表示盤15の画面上に再現したものである。運行表示は、先に説明した列車番号表示窓テーブル137等を参照し、対応する情報をLDC情報240から取得して行うようになっており、現場の状況がリアルタイムで反映される。
【0040】
図11は、運行表示画面1000から手動制御を設定する際の様子を表している。手動制御すべき部品の上にマウスポインタを移動し、クリックすることで、手動制御のための条件を設定する手動操作ウィンドウ1101が開く。手動操作ウィンドウ1101から手動制御の内容を選択して設定することにより、現場の機器へその旨の指示が送られるようになっている。かかる手動制御のための機能は、列車運行管理用情報生成装置100が線区固有情報のテーブル群や運行表示のためのデータを作成する際に同時に作成され、埋め込まれるようになっている。
【0041】
なお、列車運行管理用情報生成装置100では、中間データ保存部108に保存してある中間情報を読み出して、当該中間情報に基づく線形図を画面上に表示し、部品の追加や変更、属性情報の変更等の操作を受けることが可能になっている。これにより、線区の構成やダイヤ等に改修があった場合でも迅速かつ容易にその変更に対応することができる。
【0042】
以上説明した実施の形態では、列車運行管理用情報生成装置100、列車運行管理装置200、手動制御卓14、表示盤15をそれぞれ独立したコンピュータ装置で構成しLANで互いを接続するようにしたが、最小構成においては、これらを1台のコンピュータで構成するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明にかかる列車運行管理用情報生成装置、列車運行管理用情報生成プログラムおよび列車運行管理用情報生成方法によれば、予め用意された部品を画面上に配置して線形図を作成し、各部品に属性情報を設定することで、列車運行管理装置が必要とする形式の各種情報を自動生成するので、ソフトウェアの知識がなくても信号技術の知識さえあれば、容易に列車運行管理装置に与えるべき情報を作成することができる。
【0044】
また部品の配置された画面を用いて運行表示を行うための運行表示情報を生成するように構成したものでは、運行表示用の画面を別途作成する必要がなく、作業量をさらに低減することができる。
【0045】
列車の運行時に自動制御される部品に対する手動制御の指示を運行表示を行うための画面上から受け付ける機能を運行表示情報に含ませるようにしたものでは、手動制御のためのプログラム等を別途作成する必要がなく、作業量が低減される。
【0046】
画面上での部品の配置とこれらの部品の属性情報とを含む中間情報を保存し、後で、この中間情報を呼び出して、画面上に配置される部品とその属性情報の変更操作を受け付け得るように構成したものでは、輸送力変更、ダイヤ改正、配線変更などの改修工事に迅速に対応することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る列車運行管理用情報生成装置における作業の流れを示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る列車運行管理用情報生成装置の適用される線区における機器構成を示す説明図である。
【図3】列車運行管理装置の機能を示す説明図である。
【図4】LDC情報の1つである制御点情報を表した画面の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る列車運行管理用情報生成装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る列車運行管理用情報生成装置が行う処理の流れを示す流れ図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る列車運行管理用情報生成装置の画面に表示される部品を選択のための部品メニューウィンドウを示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る列車運行管理用情報生成装置の画面上に部品を配置して作成された駅の線形図の一例を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る列車運行管理用情報生成装置の画面上に配置された部品の属性を設定するためのプロパティウィンドウを示す説明図である。
【図10】列車運行管理装置の稼働時に表示盤に表示される運行表示画面の一例を示す説明図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る列車運行管理用情報生成装置の画面上で手動制御を設定する際の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
11…連動装置
12…CTC駅装置
13…CTC中央装置
14…手動制御卓
15…表示盤
100…列車運行管理用情報生成装置
101…部品データ記憶部
102…処理部
103…作業領域
104…LDC構成情報
105…入力部
106…表示部
107…入出力I/F
108…中間データ保存部
109…テーブル保存部
121…駅部品
122…信号機部品
123…窓部品
124…窓部品
131…駅定数テーブル
132…番線定数テーブル
133…信号機定数テーブル
134…制御点定数テーブル
135…競合信号機定数テーブル
136…進路支障定数テーブル
137…列車番号表示窓テーブル
200…列車運行管理装置
210…論理部
220…ダイヤ情報
230…線区固有情報を示すテーブル群
240…LDC情報
250…シーケンサ
400…制御点情報を表した画面
700…部品メニューウィンドウ
701…タグ
702…部品の絵柄
800…駅の線形図
900…プロパティウィンドウ
1000…運行表示画面
1101…手動操作ウィンドウ

Claims (7)

  1. 列車運行管理装置が必要とする形式の各種情報を自動生成する列車運行管理用情報生成装置において、
    軌道、信号機、列番窓などを絵柄で表した部品を予め記憶する部品記憶機能と、
    前記部品の選択操作と配置操作とを受け付け、これに従って画面上に前記部品を配置する部品配置機能と、
    画面上に配置された前記部品の属性情報の入力を受け付けて設定する属性設定機能と、
    前記部品に関連する制御点の現場状況が反映される表示制御情報と前記部品とを対応付けるための情報を設定する情報設定機能と、
    前記画面上に配置された前記部品の属性情報に基づいて前記列車運行管理装置が必要とする各種情報を生成する参照情報生成機能と、を有し、
    列車の運行時に自動制御される部品に対する手動制御の指示内容を、運行表示を行うための画面上から受け付ける手動制御機能を前記各種情報に含ませることを特徴とする列車運行管理用情報生成装置。
  2. 前記部品の配置された画面を用いて運行表示を行うための運行表示情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の列車運行管理用情報生成装置。
  3. 画面上での前記部品の配置と前記部品の属性情報とを含む中間情報を保存する保存機能と、
    保存されている中間情報を呼び出して、画面上に前記配置される部品とその属性情報の変更操作を受け付ける変更機能とをさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の列車運行管理用情報生成装置。
  4. コンピュータを、請求項1からの何れかに記載の列車運行管理用情報生成装置として機能させるための列車運行管理用情報生成プログラム。
  5. 列車運行管理装置が必要とする形式の各種情報を自動生成する列車運行管理用情報生成方法において、
    軌道、信号機、列番窓などを絵柄で表した部品を予め記憶しておき、
    前記部品の選択操作と配置操作とを受け付け、これに従って画面上に前記部品を配置し、
    画面上に配置された前記部品の属性情報の入力を受け付けて設定し、
    前記部品に関連する制御点の現場状況が反映される表示制御情報と前記部品とを対応付け、
    前記画面上に配置された前記部品の属性情報に基づいて前記列車運行管理装置が必要とする各種情報を生成し、
    列車の運行時に自動制御される部品に対する手動制御の指示内容を、運行表示を行うための画面上から受け付ける手動制御機能を前記各種情報に含ませることを特徴とする列車運行管理用情報生成方法。
  6. 前記部品の配置された画面を用いて運行表示を行うための運行表示情報をさらに生成することを特徴とする請求項に記載の列車運行管理用情報生成方法。
  7. 画面上での部品の配置と前記部品の属性情報とを含む中間情報を保存しておき、
    保存されている中間情報を呼び出して、画面上に配置される部品とその属性情報の変更操作を受け付けることを特徴とする請求項5または6に記載の列車運行管理用情報生成方法。
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