JPH08169573A - 給紙ロール、給紙ロールの製造方法、給紙装置 - Google Patents

給紙ロール、給紙ロールの製造方法、給紙装置

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JPH08169573A
JPH08169573A JP6315398A JP31539894A JPH08169573A JP H08169573 A JPH08169573 A JP H08169573A JP 6315398 A JP6315398 A JP 6315398A JP 31539894 A JP31539894 A JP 31539894A JP H08169573 A JPH08169573 A JP H08169573A
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roll
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low molecular
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JP6315398A
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Eiji Sawa
英司 澤
Miho Saito
美保 齋藤
Tadashi Utsunomiya
忠 宇都宮
Noboru Ishii
昇 石井
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給紙ロールに適した低硬度ゴム材料を得るに
多量のオイルを用いる際の物性的及び作業性における従
来技術の欠点を大幅に改善し、長期使用においても給
紙、紙送り特性が安定的に優れ、並びにロール間に挟ま
れる紙等の相手部材への汚染の少ない新しい給紙ロール
及び給紙装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の給紙ロールは、前記給紙ロールが少
なくとも2層以上の弾性層を有しており、前記弾性層の
うち最外層の基材がゴム組成物であり、かつ内側層のう
ち少なくとも1層の基材がウレタンフォームであること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給紙(紙以外の薄葉体状
物を含む)ロール、給紙ロールの製造方法及びロールを
搭載した給し装置に係り、更に詳しくは特に複写機、レ
ーザープリンター、ファクシミリ等のOA機器、或は現
金自動取引装置(ATM)、両替機、計数機、自動販売
機、キャッシュデイスペンサー(CD)等の各種給紙機
構を有する装置において、用紙への対汚染性、給紙特性
及び耐久性に優れた給紙ロール、給紙ロールの製造方法
及び給紙ロールを搭載した給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記、特に複写機等の給紙装置に搭載さ
れる紙送り機構の中で用いられる給紙ロールについて
は、優れた紙送り特性を有し、しかもロール間に挟まれ
る紙等の相手部材に対する汚染がないもの、及び耐久性
の優れたものとするためにその形状や材質に様々なもの
が提供されている。
【0003】このような給紙装置に搭載される給紙ロー
ル用として使用される材料としてはシリコンゴム、ウレ
タンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、ブタジエンゴ
ム、エチレンプロピレンゴム等の加硫ゴム又は架橋型エ
ラストマー等から形成されている。そして、給紙ロール
については安定性の高い給紙特性を目的として、材質と
して特に低硬度のゴム材料とするためにゴム組成物に多
量のオイル(可塑剤)を充填するのが一般的であるが、
以下の欠点がある。
【0004】 混練時にオイルが混合しにくいため、
ローターが空転し易い。 多量のオイルを含んだ未加硫ゴムは粘着性が強く、
ローターや混練機に付着又は他のロールにも強く付着す
る等、作業性が悪い。 物性的には加硫ゴムの破壊強度の低下が大きい。 加硫ゴムの物性の温度依存性が増大する。 金属との接着性が低下する。 更に、重要な問題として、長期使用時に混合したオ
イルの移行(ゴム組成物内部及びゴムの表面への移行
等)が起こり、製品の性能上、外観上の問題を引き起こ
す。 即ち、給紙ロールに使用した場合、給紙特性に支障を来
したり、ロール間に挟まれた紙等の相手材を汚染する或
は耐摩耗性が悪くなる等の欠点が発生する。このために
オイル充填による一般のゴム材料の低硬度化には限界が
あり、給紙ロールの最適設計にも障害となっている。
【0005】一方、シリコンゴム等の場合には耐摩耗性
については優れているものの、摩擦係数が小さい為に給
紙機能の保持性が不十分であるという問題点があった。
さらに、上記のような加硫ゴム又は架橋型エラストマー
等から形成されているロール基材の場合、圧縮永久歪が
大きいため、特に給紙ロールのように相手部材と圧接し
て用いるロールにおいては、特に回転開始初期に停止時
の歪の残留による障害が発生し易い。この対策として、
従来からも発泡体の周りにシリコン樹脂等の熱架橋型エ
ラストマー等を接着又はコートする方法をとる場合があ
るが、耐摩耗性、摩擦係数、耐久性を兼ね備えるものは
ない。いずれにせよ、これらOA機器等における複写速
度の高速化、用紙の紙質の多様化等に伴って、上記OA
機器類における給紙装置に対して、信頼性、耐久性の向
上が望まれており、給紙装置に搭載される給紙ロールに
対する通紙耐久性すなわち耐摩耗性、高摩擦係数保持性
についてもその条件が厳しくなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、給紙ロールに適した低硬度ゴム材
料を得るに多量のオイルを用いる際の物性的及び作業性
における従来技術の欠点を大幅に改善し、長期使用にお
いても高い摩擦係数を有し、低硬度で、かつ、圧縮永久
歪が小さく、長期使用においても高い摩擦係数を有し、
しかも耐摩耗性に優れた給紙特性が安定的に優れ、並び
にロール間に挟まれる紙等の相手材への汚染の少ない新
しい給紙ロール及びその製造方法、さらにこれを搭載し
た給紙装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の給紙ロー
ルは、給紙機構を有する装置に搭載される各種給紙ロー
ルにおいて、前記給紙ロールが少なくとも2層以上の弾
性層を有しており、前記弾性層のうち最外層の基材がゴ
ム組成物であり、かつ、内側層のうち少なくとも1層の
基材がウレタンフォームであることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の給紙ロールは、上記ゴム組
成物が低分子材と媒体材とを含む低分子保持媒体材複合
物(A)とゴム材料(B)とを含むものであって、前記
低分子材が100℃において5×105 センチポイズ以
下の粘度を有し前記低分子材と前記媒体材の各々の溶解
度パラメータ−値の差が3.0以下であり、前記低分子
材と前記媒体材の重量比が1.0以上であり、かつ、前
記低分子材と前記ゴム材料(B)の各々の溶解度パラメ
ーター値の差が4.0以下であることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の給紙ロールの製造方法は、
給紙機構を有する装置に搭載される各種給紙ロールの製
造方法において、前記給紙ロールが少なくとも2層以上
の弾性層を有しており、前記弾性層のうち内側層の基材
であるウレタンフォームを予め形成した後、その周りに
最外層の基材である未加硫のゴム組成物を被せて加硫す
ることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の給紙装置は、給紙方向に回
転するフィードロールと、用紙の通路を挾んで備えられ
る反給紙方向に回転するリバースロール及び積載された
用紙の最上部の用紙を送り出すピックアップロールとを
有する給紙装置において、前記給紙装置に搭載される各
給紙ロールのうち少なくとも一つが請求項1又は請求項
2記載の給紙ロールからなることを特徴とする給紙装
置。
【0011】請求項5記載の給紙装置は、用紙を送る為
の給紙ロールと前記給紙ロールに近接して設けられた摩
擦分離部材とを有する給紙装置において、前記給紙装置
に搭載される給紙ロール(ピックアップロール)が、請
求項1又は請求項2記載の給紙ロールからなることを特
徴とする。
【0012】
【作用】即ち、本発明の給紙ロールは、その構成として
少なくとも2層以上の弾性層を有しており、前記弾性層
のうち最外層の基材をゴム組成物、かつ、内側層のうち
少なくとも1層の基材をウレタンフォームとしたことに
より、従来の単層ローラでは設計できなかった低硬度で
かつ、圧縮永久歪の小さな給紙ローラを提供し得る。さ
らに、前記ゴム組成物を低分子材と媒体材とを含む低分
子保持媒体材複合物(A)とゴム材料(B)とを含むも
のにすることにより、耐摩耗、耐摩擦係数等の給紙特性
及びロール間に挟まれる紙等の相手部材への汚染性が少
ない等の諸物性を向上することもできる。さらに、前記
弾性層のうち内側層の基材であるウレタンフォームを予
め形成した後、その周りに最外層の基材である未加硫の
ゴム組成物を被せて加硫することにより、内側層と外側
層の間で化学的・物理的に強固な接着が得られ、異なる
種類の基材の組み合わせであるにもかかわらず、優れて
た耐久性を有する給紙ロールを得ることができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明を詳細に説明する。本発明の給
紙ロールは、少なくとも2層以上の弾性層を有してお
り、前記弾性層のうち最外層の基材がゴム組成物であ
り、かつ、内側層のうち少なくとも1層の基材がウレタ
ンフォームである。図1は、本発明の給紙ロールの一例
を示す概略断面図である。ここで、1は給紙ロール、2
はシャフト、3は弾性層であり、弾性層3はウレタンフ
ォームからなる内側層3aとゴム組成物からなる最外層
3bとから構成されている。なお、本発明の給紙ロール
は1つのシャフトに弾性層単独又は複数個を取りつけて
構成しても良い。
【0014】前記シャフト2としては、特に制限され
ず、通常は金属製の中実体からなる芯金や内部を中空に
くりぬいた金属製円筒体などの金属製シャフトが用いら
れる。さらに、シャフトの周りに、接着層等として、樹
脂層等を設けることも可能である。
【0015】前記弾性層3のうち、内側層3aの基材と
して用いられるウレタンフォームとしては、ポリヒドロ
キシル化合物として、一般の軟質ウレタンフォーム製造
に用いられるポリオール、例えば、末端にポリヒドロキ
シル基を有するポリエーテルポリオール、ポリエステル
ポリオール及び両者の共重合物であるポリエーテルポリ
オールが挙げられるほか、、ポリブタジエンポリオール
やポリイソプレンポリオール等のポリオレフィンポリオ
ール、ポリオール中でエチレン性不飽和単量体を重合さ
せて得られる所謂ポリマーポリオールなどの一般的なポ
リオールが使用できる。また、ポリイソシアネート化合
物としては、同様に一般的な軟質ポリウレタンフォーム
やウレタンエラストマー製造に使用されるポリイソシア
ネート、即ち、トリジイソシアネート(TDI)、粗製
TDI、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、粗製MDI、各種変性MDI、炭素数2〜
18の脂肪族ポリイソシアネート、炭素数4〜15の脂
環式ポリイソシアネート及びこれらポリイソシアネート
の混合物や変性物、例えば、部分的にポリオール類と反
応させて得られるプレポリマー等が用いられる。
【0016】前記内側層3aの硬度は、特に制限されな
いが、アスカーCスケールで70°以下、特に10〜6
0°とすることが好ましい。この場合、硬度が70°を
超えると紙などの相手部材等との接触面積が小さくな
り、良好な搬送が行えなくなる恐れがある。また、フォ
ーム層の平均セル径は特に限定されず、一般的には50
〜500μmであり、物性の均一さからより好ましくは
50〜250μm以下がよい。
【0017】次に、前記弾性層3のうち、内側層3bの
基材として用いられるゴム組成物は、特に限定されず、
環境条件や要求特性の点からエチレンプロピレンゴム
(EPR、EPDM)、ブチルゴム、天然ゴム(N
R)、イソプレンゴム(IR)、スチレンブタジエンゴ
ム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、ニトリルゴム
(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、シリコンゴ
ム、ウレタンゴム(UR)等を単独又はブレンドしたも
の等の一般のゴム組成物が使用できる。
【0018】その他のゴム組成物としては、、耐摩耗、
耐摩擦係数等の給紙特性の点から低分子材と媒体材とを
含む低分子保持媒体材複合物(A)とゴム材料(B)と
を含むものが好適である。
【0019】低分子保持媒体材複合物(A)に用いられ
る低分子材としては、100℃における粘度が5×10
5 センチポイズ以下、好ましくは1×105 センチポイ
ズ以下の材料である。分子量の観点から付言すれば低分
子材の数平均分子量は20,000以下、好ましくは1
0,000以下、より好ましくは5,000以下であ
る。通常、室温で液体または液体状の材料が好適に用い
られる。また、親水性、疎水性の低分子材も使用でき
る。
【0020】低分子材としては前記の条件を満たすもの
であればすべて使用でき、特に制限されないが例示すれ
ば次のような材料を挙げることができる。
【0021】軟化材:鉱物油系、植物油系、合成系な
どの各種ゴム用または樹脂用軟化材。鉱物油系として
は、アロマティック系、ナフテン系、パラフィン系など
のプロセス油などが挙げられる。植物油系としては、ひ
まし油、綿実油、あまに油、なたね油、大豆油、パーム
油、やし油、落花生油、木ろう、パインオイル、オリー
ブ油などが挙げられる。
【0022】可塑剤:フタル酸エステル、フタル酸混
基エステル、脂肪族二塩基酸エステル、グリコールエス
テル、脂肪酸エステル、リン酸エステル、ステアリン酸
エステルなどの各種エステル系可塑剤、エポキシ系可塑
剤、その他プラスチック用可塑剤またはフタレート系、
アジペート系、セバケート系、フォスフェート系、ポリ
エーテル系、ポリエステル系などのNBR用可塑剤。
【0023】粘着付与剤:クマロン樹脂、クマロン−
インデン樹脂、フェノールテルペン樹脂、石油系炭化水
素、ロジン誘導体などの各種粘着付与剤(タッキファイ
ヤー)。
【0024】オリゴマー:クラウンエーテル、含フッ
素オリゴマー、ポリイソブチレン、キシレン樹脂、塩化
ゴム、ポリエチレンワックス、石油樹脂、ロジンエステ
ルゴム、ポリアルキレングリコールジアクリレート、液
状ゴム(ポリブタジエン、スチレン−ブタジエンゴム、
ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリクロロプレン
など)、シリコーン系オリゴマー、ポリ−α−オレフィ
ンなどの各種オリゴマー。
【0025】滑剤: パラフィン、ワックスなどの炭
化水素系滑剤、高級脂肪酸、オキシ脂肪酸などの脂肪酸
系滑剤、脂肪酸アミド、アルキレンビス脂肪酸アミドな
どの脂肪酸アミド系滑剤、脂肪酸低級アルコールエステ
ル、脂肪酸多価アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコ
ールエステルなどのエステル系滑剤、脂肪アルコール、
多価アルコール、ポリグリコール、ポリグリセロールな
どのアルコール系滑剤、金属石鹸、混合系滑剤の各種滑
剤。
【0026】その他、ラテックス、エマルジョン、液
晶、歴青組成物、粘土、天然のデンプン、糖、更に無機
系のシリコンオイル、フォスファゼンなども低分子材料
として適している。更に、牛油、豚油、馬油等の動物
油、鳥油または魚油:はちみつ、果汁、またはチョコレ
ート、ヨーグルトなどの乳製品系、炭化水素系、ハロゲ
ン化炭化水素系、アルコール系、フェノール系、エーテ
ル系、アセタール系、ケトン系、脂肪酸系、エステル
系、窒素化合物系、硫黄化合物系などの有機溶剤:ある
いは、種々の薬効成分、土壌改質剤、肥料類、石油類、
水、水溶液が適している。これらの成分は1種でも2種
以上混合しても良い。
【0027】低分子材はゴム組成物の要求特性、用途、
また本発明に係る他の成分である媒体材、ゴム材料との
相溶性等を勘案して、最適なものが選択され、最適な量
で使用される。
【0028】低分子保持媒体材複合物(A)に用いられ
る媒体材とは低分子材とゴム材料(B)との媒体として
の機能を有する材料であり、本発明の目的達成に重要な
成分である。詳しくは、多量の低分子材とゴム材料
(B)との均一な組成物を可能とするため、多量低分子
材と媒体材を用いて、多量の低分子材を保持した低分子
材保持媒体材複合物を先ず得て、これとゴム材料(B)
との組み合わせで目的とする多量の低分子材を保持した
ゴム組成物を得ようとするものである。低分子材と媒体
材とゴム材料とを同時に混合しても均一な、低硬度のゴ
ム組成物とはなり得ない。また、多量の低分子材とゴム
材料(B)を直接混合し、多量の低分子材を含むゴム材
料を得ようとしても、低分子材が均一に混合し得ず、ま
たブリードし易いことがしばしば起こり、目的とする低
硬度のゴム組成物は得られない。ここで、前記した低分
子材を「保持する」とは低分子材が媒体材及びゴム材料
を均一に分散し、ブリードしないか、ブリードが抑制さ
れることを意味するものである。勿論、ゴム組成物の目
的によってはブリードの程度をコントロールすることも
容易に行うことができる。最終的に、この低分子材保持
媒体材複合物がゴム材料(B)との混合時に、この中に
均一に分散する統一的なメカニズムは必ずしも明確では
ないがこの複合物の多くは微小粒に分断した状態でゴム
材料中に保持されるものと考えられる。
【0029】媒体材は前記したような機能を有する、多
量の低分子材を保持する複合物を形成する材料であれ
ば、すべて使用することができるが、通常、熱可塑性の
高分子材料又はこの高分子材料を構成要素とする各種材
料が用いられる。
【0030】媒体材としては例えば、スチレン系(ブタ
ジエンスチレン系、イソプレンスチレン系等)、塩化ビ
ニル系、オレフィン系(ブタジエン系、イソプレン系、
エチレンプロピレン系等)、エステル系、アミド系、ウ
レタン系等の各種熱可塑性エラストマー、並びに、それ
らの水添、その他による変性物、スチレン系、ABS
系、オレフィン系(エチレン系、プロピレン系、エチレ
ンプロピレン系、エチレンスチレン系、プロピレンスチ
レン系等)、塩化ビニル系、アクリル酸エステル系(ア
クリル酸メチル系等)、メタクリル酸エステル系(メタ
クリル酸メチル系等)、カーボネート系、アセタール
系、ナイロン系、ハロゲン化ポリエーテル系(塩化ポリ
エーテル系等)、ハロゲン化オレフィン系(四フッ化エ
チレン系、フッ化−塩化エチレン系、フッ化エチレンプ
ロピレン系等)、セルロース系(アセチルセルロース
系、エチルセルロース系等)、ビニリデン系、ビニルブ
チラール系、アルキレンオキサイド系(プロピレンオキ
サイド系等)等の熱可塑性樹脂、及びこれらの樹脂のゴ
ム変性物等が挙げられる。
【0031】具体的な熱可塑性高分子材料としては、こ
のうちで結晶構造、凝集構造などの硬質ブロックを形成
しやすい部分と、アモルファス構造などの軟質ブロック
とを一緒に持ち合わせているものが特に好ましく、具体
的には、下記〜が挙げられる。
【0032】 ポリブタジエンとブタジエン−スチレ
ンランダム共重合体とのブロック共重合体を水添して得
られるポリエチレンとエチレン/ブチレン−スチレンラ
ンダム共重合体とのブロック共重合体。 ポリブタジエンとポリスチレンとのブロック共重合
体、あるいは、ポリブタジエンまたはエチレン−ブタジ
エンランダム共重合体とポリスチレンとのブロック共重
合体を水添して得られるポリエチレン/ブチレンとポリ
スチレンとのブロック共重合体。 エチレン−プロピレンゴム。 このうち特にポリエチレンとエチレン−スチレンランダ
ム共重合体とのブロック共重合体が好ましい。
【0033】本発明に係る低分子材、媒体材及び低分子
保持媒体材複合物に関して、一部、特開平 5-239256 号
公報及び特開平 5-194763 号公報に記載されている。 媒
体材としてはこの公報に開示された三次元連続の網状骨
格構造を有するものが本発明においても、 代表的なもの
として好適に使用される 。
【0034】本発明に係る媒体材は特に制限されないが
通常のバルク状、粒状、ゲル状、フォーム状、不織布状
等の使用形態を取ることができる。又、低分子材を包含
するカプセルを内蔵した形態でも用いることができる。
【0035】また、多量の低分子材と媒体材を含む低分
子保持媒体材複合物を得るに当たっては、用いる低分子
材と媒体材の各々の溶解度パラメーター値の差が3.0
以下、好ましくは2.5以下となるよう、両材料が選択
される。この差が3.0を越えると相溶性の点から低分
子材を多量に保持されにくく、ゴム組成物の低硬度化に
障害となり、また、低分子材のブリードが発生し易くな
るので好ましくない。
【0036】さらに、低分子材と媒体材の重量比は1.
0以上であり、2.0以上が好ましく、3.0以上がさ
らに好ましい。この重量比が1.0未満では低硬度のゴ
ム組成物を得ることが困難となり、本発明を達成するこ
とができない。
【0037】低分子材と媒体材を含む複合物の生成方法
は低分子材及び媒体材の種類、特性、混合割合等によ
り、公知の方法を含む最適な方法を用いればよく、特に
制限されない。前出の特開平5−239256号公報に
記載の方法も1つの方法である。
【0038】本発明に係るゴム材料(B)は、給紙装置
に搭載される給紙ロールとして使用される環境条件や要
求性能の点からエチレンプロピレンゴム(EPR、EP
DM)、ブチルゴム、天然ゴム(NR)、イソプレンゴ
ム(IR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタ
ジエンゴム(BR)、ニトリルゴム(NBR)、クロロ
プレンゴム(CR)、シリコンゴム、ウレタンゴム(U
R)等を単独あるいはブレンドして用いることができ
る。
【0039】本発明においては低分子材とゴム材料
(B)の各々の溶解度パラメーター値の差が4.0以
下、好ましくは3.0以下となるように、両材料が選択
される。低分子材は低分子材保持媒体材複合物の形でゴ
ム材料と混合されるが、この場合も低分子材とゴム材料
(B)の相溶性が問題となる。このパラメーターの差が
4.0を越えると相溶性の点から前記複合物中に多量に
保持された低分子材はゴム材料中に保持されにくく、ゴ
ム組成物の硬度の低下に支障をきたし、また低分子材の
ブリードが発生し易くなるので好ましくない。
【0040】本発明に係る低分子材保持媒体材複合物と
ゴム材料の混合方法は制限されないが、両者の特性、混
合割合等により、公知の方法を含む最適な方法を採用す
ればよい。これにより本発明に係るゴム組成物が容易に
得られる。
【0041】本発明に係るゴム組成物は低硬度領域で、
所望の硬度にコントロールすることができる。例えば、
測定温度25℃におけるアスカーC硬度で10°以下の
超低硬度化も容易に達成できる。
【0042】本発明に係るゴム組成物に加硫剤(硫黄、
ペルオキシド等)、加硫促進剤(テトラメチルチウラム
モノサルファイド(ノクセラーTS)、メルカプトベン
ゾチアゾール(ノクセラーM)、N−シクロヘキシル−
2−ベンゾチアジルサルフェンアミド(ノクセラーC
Z)、ジフェニルグアニジン(ノクセラーG)等)、加
硫助剤(エチレングリコールジメタクリレート(EDM
A)、トリアリルイソシアヌレート(TAIC)、N、
N′−m−フェニレンジマレイミド(バルノックPM)
等)、各種充填剤(カーボンブラック、ホワイトカーボ
ン、白艶華CC等)、老化防止剤(スチレン化フェノー
ル(アンテージSP−P)、2、6ジ−ターシャルブチ
ル−4−メチルフェノール(ノクラック200)、ジブ
チルハイドロゲンホスファイト(DBP)等)、の一般
的な配合剤及び帯電防止剤(導電性カーボン(ケッチェ
ンブラックEC)、白色導電粉等)を含有して加硫する
ことにより本発明の給紙装置に搭載される給紙ロールを
得ることができる。
【0043】本発明に係るゴム組成物には、必要に応じ
て、更に次のような充填材を配合してもよい。すなわ
ち、クレー、ケイ藻土、タルク、硫酸バリウム、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、金属酸化物、マイカ、グ
ラファイト、水酸化アルミニウム等の鱗片状無機充填
材、各種の金属粉、木片、ガラス粉、セラミック粉、粒
状ないし粉末ポリマー等の粒状ないし粉末固体充填材、
その他各種の天然または人工の短繊維、長繊維(例え
ば、ワラ、毛、ガラスファイバー、金属ファイバー、そ
の他各種のポリマーファイバー等)等を配合することが
できる。
【0044】本発明に係るゴム組成物は、低分子材と媒
体材とを含む低分子材保持媒体材複合物(A)のゴム材
料(B)への配合量が給紙ロール製造時の加工性とロス
特性の点からゴム材料100重量部に対して400重量
部以下、好ましくは10〜300重量部、より好ましく
は20〜200重量部である。10重量部以下ではゴム
組成物の硬度を下げる効果が乏しくなり、一方、400
重量部以上になるとゴム組成物のクリープや永久歪(セ
ット)が大きくなる。
【0045】本発明に係る給紙ロールのアスカ−C硬度
は80°以下であり、好ましくは60°以下、より好ま
しくは50°以下、最も好ましいのは45°以下であ
り、給紙装置に搭載される給紙ロールに適した範囲に設
計、コントロールできる。また、圧縮永久歪は、20%
以下、好ましくは15%である。
【0046】本発明に係る給紙ロールの製造方法は、特
に限定されず、一般的なウレタンフォームで形成された
給紙ロールの外周にゴム組成物を接着することによって
得られる。ウレタンフォームの製造方法としては、特に
限定されず、発泡剤による方法や機械的な攪拌により気
泡を混入する方法が好ましく用いられるが、均一なセル
径を得ることができることから、機械的な攪拌により気
泡を混入したウレタン原料を所望の製品形状を得るため
の型に注入することが好ましい。また、必要に応じて研
磨等によりロール形状に仕上げることができる。次に、
この外周にゴム組成物を被覆する方法としては、特に限
定されないが、十分な接着強度や繰り返し変形によるは
がれ等の観点から次のような方法が好ましい。すなわ
ち、上記ウレタンフォームで形成された給紙ロールの外
周に、未加硫のゴム組成物を被覆し、これを加硫するこ
とにより、十分な接着強度を有する給紙ロールを得るこ
とができる。なお、内側層であるウレタンフォームの肉
厚は、低光度、低圧縮永久歪を保つために、最終的なロ
ールの肉厚の1/2以上とすることが好ましく、より好
ましくは、4/5以上とすることが好ましい。
【0047】本発明の給紙ロールは、表面に研削研磨に
よるアブレージョンパターンを与えたり、又は、予め金
型表面に特殊なパターンを彫り込み、これをロール表面
に転写することによってロール表面にパターンを作る等
によりすぐれた給紙特性を付与することができる。
【0048】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を
更に具体的に説明するが、本発明はその主旨を越えない
限り以下の実施例に限定されるものではない。
【0049】[実施例1]グリセリンにプロピレンオキ
サイドとエチレンオキサイドを付加して、分子量500
0としたポリエーテルポリオール100重量部、トリレ
ンジイソシアネート6.03重量部、シリコーン系界面
活性剤4重量、ジブチルチンジラウレート0.0035
重量部を乾燥空気と共に機械的に撹拌泡立てし、その混
合物を直径8mmのシャフトを組み込んだ内径16.5
mmの円筒形の型に流し込み、120℃で1時間硬化後
脱型して給紙ロールを作成した。また、このウレタンフ
ォーム層の硬度は、アスカ−C硬度で40°、平均セル
径は、200μmであった。次に、ゴムEPDM(デユ
ポン社製 NORDEL 1040 )100重量部、白艶華CC4
0重量部、硫黄1.2重量部に低分子材・ナフテン系オ
イル(日本サン石油社製 サンセン430)を媒体材・
水添SBR(ブタジエン−スチレンランダム共重合体と
ポリブタジエンとからなるブロック共重合体を水添して
得られるポリエチレンとエチレン−スチレンランダム共
重合体とからなるブロック共重合体(分子量13万))
に保持された複合物(低分子材保持媒体材複合物)とし
て100重量部ブラベンダー混合してゴム組成物を調整
した。(混合条件:50℃、50rpm)ブラベンダー
混合時、ローターの空転もなく又、ゴムがローターに強
く粘着して作業性を悪くすることもなく、混合は容易に
短時間(15分間)で行うことができた。このゴム組成
物を上記ウレタンフォームを有する給紙ロールに被せて
所定の金型に入れ、160℃、30分間加硫・硬化させ
て、給紙ゴムロールを製造し、給紙装置1に搭載し特性
を調べた。なお、それぞれの層の肉厚は、内側層である
ウレタンフォーム層が13.5mm、最外層であるゴム
組成物の層が1mmであった。
【0050】[実施例2]スチレン・ブタジエンゴム
(SBR)100重量部に低分子材・アロマオイルを媒
体材・水添SBRに保持された複合物として100重量
部ブラベンダー混合してゴム組成物を使用した以外は、
実施例1と同様に、混合は容易に短時間(15分間)で
行うことができた。このゴム組成物を所定の金型に入
れ、150℃、30分間加硫・硬化させて給紙ロールを
製造し、給紙装置1に搭載し特性を調べた。なお、それ
ぞれの層の肉厚は、内側層であるウレタンフォーム層が
5mm、最外層であるゴム組成物の層が2mmであっ
た。
【0051】[比較例1]実施例1の低分子材保持媒体
材複合物に代えて、低分子材・ナフテン系オイル(日本
サン石油社製サンセン430)100重量部をブラベン
ダー混合してゴム組成物を調整した。ブラベンダー混合
時オイルによる滑りのためローターの空転が起きやすく
オイルを少量ずつ添加混合したため、混合に長時間(1
時間)を要した。このゴム組成物を実施例1と同様に加
硫・硬化させて給紙ロールを製造し、給紙装置1に搭載
し特性を調べた。
【0052】上記実施例1〜2及び比較例1で得た給紙
ロールについて以下の特性試験を行った。結果を表1に
示す。 (1)硬度:各ロールと同一条件で作成した25×25
×15t mmブロック状サンプルにつき、JIS K6
301規定の硬さ試験(A形)にて測定した。 (2)汚染性:各ロールを複写機用普通紙の上に負荷1
kgfで押しつけた状態で、70℃雰囲気に24時間放
置し、普通紙表面の汚染及び各ロールの外観汚染を目視
にて確認した。 (3)摩擦力保持性:図2に示す如く、各ロールを取り
付けボルトにて摩擦力測定装置に装着して、固定した普
通紙上に負荷500gfで押し当てた状態で線速400
mm/secの周速で回転させながら発生する摩擦力を
ロードセルで測定した。次に、各ロールを図3及び図4
に示した複写機給紙装置に搭載し、普通紙(A4長手方
向)10、000枚通紙後再び図2に示した摩擦力測定
装置に装着して通紙後の摩擦力を測定し、通紙後摩擦力
/初期摩擦力を摩擦力保持性として評価した。 (4)摩耗量:各給紙装置において、普通紙10、00
0枚(A4長手方向)を通紙させ、この前後の摩耗減量
から算出したロール半径変化量を通紙摩耗量とした。 (5)圧縮永久歪:JIS K−6301に同一条件で
測定して得られた値である。
【表1】
【0053】表1の結果から明らかなように、本発明の
給紙ロールは、良好な摩擦力保持性を示し、給紙、紙送
り特性が優れ、しかも外観汚染及びロール間に挟まれる
紙等の相手材への汚染のない、製造時の加工性、作業性
に優れた給紙ロールであり、この給紙ロールを搭載した
本発明の給紙装置は、給紙、紙送り特性に優れた給紙装
置であることが認められる。ることが認められる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の給紙ロール
によれば、給紙、紙送り特性が安定的に優れ、並びにロ
ール間に挟まれる紙等の相手材への汚染の少ない給紙ロ
ールが提供される。本発明の給紙ロールは、複写機、プ
リンター等のOA機器をはじめ給紙機構を有するあらゆ
る装置の給紙ロールとして有効に使用することができ、
本発明の給紙ロールを搭載した給紙装置は給紙機構を有
するあらゆる機器の給紙装置として有効に使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における給紙ロールの一例を示す概略断
面図である。
【図2】本発明における給紙ロールの摩擦力測定の概略
図である。
【図3】本発明における実施例及び比較例における通紙
状態を示した要部断面図の一例図である。
【図4】本発明における実施例及び比較例における通紙
状態を示した要部断面図の一例図である。
【符号の説明】
1 給紙ロール 2 シャフト 3 給紙ロール(弾性体) 4 ボルト 5 普通紙 6 両面粘着材 7 鉄板 8 給紙ロール(ピックアップロール) 9 給紙ロール(フィードロール) 10 給紙ロール(リバースロール) 11 用紙 12 摩擦分離パッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙機構を有する装置に搭載される各種
    給紙ロールにおいて、前記給紙ロールが少なくとも2層
    以上の弾性層を有しており、前記弾性層のうち最外層の
    基材がゴム組成物であり、かつ、内側層のうち少なくと
    も1層の基材がウレタンフォームであることを特徴とす
    る給紙ロール。
  2. 【請求項2】 上記ゴム組成物が低分子材と媒体材とを
    含む低分子保持媒体材複合物(A)とゴム材料(B)と
    を含むものであって、前記低分子材が100℃において
    5×105 センチポイズ以下の粘度を有し前記低分子材
    と前記媒体材の各々の溶解度パラメータ−値の差が3.
    0以下であり、前記低分子材と前記媒体材の重量比が
    1.0以上であり、かつ、前記低分子材と前記ゴム材料
    (B)の各々の溶解度パラメーター値の差が4.0以下
    であることを特徴とする請求項1記載の給紙ロール。
  3. 【請求項3】 給紙機構を有する装置に搭載される各種
    給紙ロールの製造方法において、前記給紙ロールが少な
    くとも2層以上の弾性層を有しており、前記弾性層のう
    ち内側層の基材であるウレタンフォームを予め形成した
    後、その周りに最外層の基材である未加硫のゴム組成物
    を被せて加硫することを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の給紙ロールの製造方法。
  4. 【請求項4】 給紙方向に回転するフィードロールと、
    用紙の通路を挾んで備えられる反給紙方向に回転するリ
    バースロール及び積載された用紙の最上部の用紙を送り
    出すピックアップロールとを有する給紙装置において、
    前記給紙装置に搭載される各給紙ロールのうち少なくと
    も一つが請求項1又は請求項2記載の給紙ロールからな
    ることを特徴とする給紙装置。
  5. 【請求項5】 用紙を送る為の給紙ロールと前記給紙ロ
    ールに近接して設けられた摩擦分離部材とを有する給紙
    装置において、前記給紙装置に搭載される給紙ロールが
    請求項1又は請求項2記載の給紙ロールからなることを
    特徴とする給紙装置。
JP6315398A 1994-12-20 1994-12-20 給紙ロール、給紙ロールの製造方法、給紙装置 Pending JPH08169573A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6939279B2 (en) 2001-05-01 2005-09-06 Ten Cate Enbi Tire for skew reducing roller
WO2018105116A1 (ja) 2016-12-09 2018-06-14 株式会社イノアック技術研究所 ロール、ロールの製造方法、および樹脂

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