JP6037399B2 - トナー定着後の紙送りローラおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明のトナー定着後の紙送りローラ(以下では単に「紙送りローラ」と記すことがある)は、オフィス向けMFPまたはプロダクションプリンティング向け高速機(MFP)等の定着下流の搬送経路において、トナー定着後の紙を搬送するために好適に用いられるものである。
本発明において、軸体2は、トナー定着後の紙送りローラ1が回転するときの回転軸としての役割を担うものであり、トナー定着後の紙送りローラ1の中心を貫通して設けられる。かかる軸体2を構成する材料としては、金属材料または合成樹脂からなることが好ましい。
本発明において、ゴム組成物を架橋してなる弾性体層3は、トナー定着後の用紙を送るときに、該用紙に直接接触する部位である。本発明は、弾性体層3がトナーに対して優れた耐トナー固着性を示すとともに、トナーに含まれる耐ワックス膨潤性に優れるという効果を示す。このような優れた効果を発揮させるために、本発明のゴム組成物は、ポリマー成分と、充填剤と、架橋剤とを含み、ポリマー成分は、エーテル系ポリウレタンおよびエステル系ポリウレタンを含み、エーテル系ポリウレタン/エステル系ポリウレタンは、質量比にして、80/20〜50/50であり、ゴム組成物は、ポリマー成分100質量部に対して、充填剤を50質量部以上100質量部以下含む。なお、各成分の詳細については後述する。
本発明において、ゴム組成物に含まれるポリマー成分は、ポリオールとポリイソシアネートとを反応することによって得られるウレタンゴムからなるものである。かかるウレタンゴムは、加工方法および成形方法の相違から、注型ウレタンゴム、混練型ウレタンゴム、射出成形型ウレタンゴムに分類することができる。本発明においては、混練型ウレタンゴムを用いる。混練型ウレタンゴムは通常のゴム加工設備を使用して製造することができ、製造コストを抑え得るというメリットがある。しかも、充填剤を配合することも容易であり、該充填剤の添加量を調節することによって、弾性体層の物性を所望のものに調整することができる。ポリオールとポリイソシアネートとの配合割合は、一般的なものでよく、たとえば、ポリオール100質量部に対して、ポリイソシアネート5〜20質量部である。
本発明において、ゴム組成物は、上記のポリマー成分100質量部に対し、充填剤を50質量部以上100質量部以下である。ポリマー成分としてエーテル系ポリウレタンとエステル系ポリウレタンとを上記ブレンド比率(80/20〜50/50)で調製し、両者の合計量ポリマー成分100質量部に対し、上記の質量比で充填剤を含むことが肝要である。このことにより、弾性体の耐ワックス膨潤性を高めることができるとともに、弾性体層に必要な硬度も確保することができる。上記のポリマー成分100質量部に対し、好ましくは、75質量部以上100質量部以下である。ポリマー成分がエーテル系ポリウレタンとエステル系ポリウレタンとのブレンド比率を満たしていても、充填剤が50質量部未満である場合は、耐ワックス膨潤性が悪くなる。一方、100質量部を超える場合は、弾性体層の硬度が高くなりすぎて、ニップ量が小さくなり、必要な搬送力を確保できなくなるおそれがあるため好ましくない。
本発明において、ゴム組成物は、架橋剤(加硫剤と同意義)を必須成分として含む。このような架橋剤としては、一般の合成ゴム用の有機過酸化物、硫黄、有機硫黄化合物、イソシアネートなどを用いることができる。このような架橋剤のなかでも、有機過酸化物からなる過酸化物架橋剤を用いることが好ましい。
架橋助剤としては、例えば、エチレングリコールジメタクリレート(EDMA)、トリメチル−プロパン・トリメタクリレート(TPTA)、トリメタクリル酸トリメチロールプロパン、トリアリルシアヌレート(TAC)、トリアリルイソシアヌレート(TAIC)、トリアリルトリメリテート(TAM)、テトラアリルテレフタルアミド、若しくは、これらの混合物を用いることができる。
加工助剤としては、ステアリン酸、アミン類などを用いることができる。かかる加工助剤の配合割合は、ポリマー成分100質量部に対して、0.5質量部以上5質量部以下が好ましく、より好ましくは0.5質量部以上2質量部以下である。
本発明において、一般的に用いられるブリードを生じない相溶性の高い可塑剤を含むことができる。例えば可塑剤としては、混練型ウレタンゴム中のイソシアネート成分に不活性であり、かつ、得られた混練型ウレタンゴムにおいてブリードを生じない相溶性の高いエステル系可塑剤であればいずれも使用できる。具体的には、ジオクチルアジペート(DOA)、ジオクチルフタレート(DOP)、フタル酸ジイソデシル(DIDP)、ジブチルグリコールアジペート(BXA)、ジオクチルセバケート(DOS)、フタル酸ジヘプチル(DHP)などを用いることができる。
本発明において、アミン系、フェノール系、イミダゾール系の各化合物や、カルバミン酸金属塩、ワックスなどの老化防止剤を用いることができる。
本発明において、一般的に用いられる添加剤、すなわちワックスなどの粘着防止剤、ポリカルボジイミドなどの加水分解防止剤を含むことができる。
本発明のトナー定着後の紙送りローラは、エーテル系ポリウレタンおよびエステル系ポリウレタンからなるポリマー成分と、充填剤と、架橋剤とを混練することにより、混練物を得る工程と、該混練物をプレスすることにより、弾性体層に相当する円筒状のコットを架橋成型する工程と、円筒状のコットを軸体に嵌め込む工程とによって製造されるものである。以下においては、本発明のトナー定着後の紙送りローラを製造する各工程を説明する。
まず、ゴム組成物を構成する成分をニーダー機や、オープンロールやバンバリーミキサー等で混練することで混練物を得ることができる。ゴム組成物を構成する成分としては、エーテル系ポリウレタンとエステル系ポリウレタンからなるポリマー成分と、充填剤と、架橋剤とを少なくとも含むものであり、さらに加工助剤、その他配合剤などを含んでいてもよい。
上記で得られた混練物を円筒形状の金型に入れて、150〜180℃で3〜60分間プレス成型する。これにより円筒状のコットを架橋成型することができる。かかる円筒状のコットが、後述する各工程を経て、紙送りローラの弾性体層に相当するものとなる。
上記のようにして作製した円筒状のコットを軸体に嵌め込むことにより、円筒状のコットを固定する。
ローラの表面においては、必要に応じて、円筒状のコットの外周を所定の寸法に研磨加工してもよいし、シボ表面としてもよい。シボ表面は、架橋成型時の成型金型の内面に予め設けられたシボ面により、架橋時に弾性体層表面に転写されたものであり、公知の手段により形成することができる。以上のように各工程を踏むことで、本発明のトナー定着後の紙送りローラを作製できる。
本実施例では、以下の各工程の順に行なうことによって、トナー定着後の紙送りローラを作製した。
先ず、エーテル系ポリウレタン80質量部と、エステル系ポリウレタン20質量部とからなるポリマー成分をニーダー機で素練りした。そして、該ポリマー成分に対し、充填剤50質量部と、架橋剤2質量部と、加工助剤1.5質量部と、加水分解防止剤3質量部とをニーダー機に加えてさらに混練することにより、混練物を得た。なお、上記混練物を構成する各成分としては、以下のものを用いた。
エーテル系ポリウレタン:ウレパン50EL06G(ラインケミー社製)。
エステル系ポリウレタン:ウレパン640(ラインケミー社製)。
充填剤:カーボンブラック(MTカーボン(キャンカーブ社製))。
架橋剤:2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン(パーヘキサ25B(日油株式会社製))。
加工助剤:ステアリン酸(花王株式会社製)。
加水分解防止剤:スタバクゾール(バイエル社製)。
上記で得られた混練物を円筒形状の金型に入れて160℃で20分間プレス成型することにより、円筒状のコットを架橋成型した。かかる円筒状のコットが、後の工程を経て、紙送りローラの弾性体層に相当するものとなる。
次に、上記で作製した円筒状のコットを金属シャフトに嵌め込んだ。
そして、上記の円筒状のコットの外周を円筒研磨盤で所定の寸法まで研磨加工することによって、本実施例のトナー定着後の紙送りローラを作製した。
上記の実施例1に対し、混練物の組成が以下の表1に示すように異なる。その他は同一の方法によって、実施例2〜6、参考例1〜3および比較例1〜6のトナー定着後の紙送りローラを作製した。なお、比較例1においては、ポリマー成分としてエーテル系ポリウレタンのみを用いてエステル系ポリウレタンを含まないものとし、比較例2においては、ポリマー成分としてエステル系ポリウレタンのみを用いてエーテル系ポリウレタンを含まないものとした。
上記のようにして作製した各実施例、各参考例および各比較例のトナー定着後の紙送りローラに対し、以下のようにして、デュロメータA硬度、耐トナー固着性および耐ワックス膨潤性を評価した。
JIS K6253(スプリング式測定法 デュロメータ硬さ)に従って、各実施例、各参考例および各比較例の弾性体層のテストピース(直径Φ29.0mm、厚み12.5mm)の表面の硬度を測定した。その結果を表1の「デュロメータA硬度」の欄に示す。
先ず、耐トナー固着性の試験方法について図2に示し説明する。初めに、各実施例、各参考例および各比較例の弾性体層のテストピース11(10mm×10mm、厚み2mm)を作製し、テストピース11にトナー12を塗布する。次に、ホットプレート13を準備し、その上に紙14を置き、さらにその上に、トナーを塗布した面と紙14の上面とが接触するようにテストピースを設置する。そして、テストピース11(トナーが塗布されていない面)の上に同様の用紙15を置き、その上に2kgの重り16を乗せテストピースを圧接させる。そして、ホットプレート13で180℃での加熱を1時間行い、テストピースを取り出す。その後、室温で30分放置・冷却し、テストピースを3D測定レーザー顕微鏡(オリンパス社製 OLS−4000)で観察する。そして、テストピースのトナー塗布面を紙製清掃具(商品名キムワイプ)にIPA(イソプロピルアルコール)を染み込ませたもので1回拭取りを行い、テストピースを3D測定レーザー顕微鏡で再度観察する。
各実施例、各参考例および各比較例の円筒状のコット(外径20mm、内径10mm、長さ10mm)を、85℃で溶融させたワックス中に浸漬させて45時間放置した。その後、円筒状のコットを取り出して、その表面に付着したワックスを紙製清掃具(商品名キムワイプ)で拭き取った。そして、23℃±2℃に設定した室温で1時間放置して馴染ませた後に、その外径をレーザーマイクロによって測定した。
外径変化率(%)=(ワックスに浸漬させた後の円筒状のコットの外径)/(ワックスに浸漬させる前の円筒状のコットの外径)×100−100。
表1に示すように、実施例1〜6のトナー定着後の紙送りローラは、軸体と、軸体の外周面に形成されたゴム組成物を架橋してなる弾性体層とを備えたものであって、弾性体層は、ポリマー成分と、充填剤と、架橋剤とを含み、ポリマー成分は、エーテル系ポリウレタンおよびエステル系ポリウレタンからなり、エーテル系ポリウレタン/エステル系ポリウレタンは、質量比にして、80/20〜65/35であり、弾性体層はポリマー成分100質量部に対して、充填剤を50質量部以上100質量部以下含むものである。このような構成からなるトナー定着後の紙送りローラは、耐トナー固着性および耐ワックス膨潤性のいずれもが優れた性質を示すものであった。
Claims (5)
- 軸体と、前記軸体の外周面に形成されたゴム組成物を架橋してなる弾性体層とを備えたトナー定着後の紙送りローラであって、
前記ゴム組成物は、ポリマー成分と、充填剤と、架橋剤とを含み、
前記ポリマー成分は、エーテル系ポリウレタンおよびエステル系ポリウレタンを含み、
前記エーテル系ポリウレタン/前記エステル系ポリウレタンは、質量比にして、80/20〜65/35であり、
前記ゴム組成物は、前記ポリマー成分100質量部に対して、前記充填剤を50質量部以上100質量部以下含むことを特徴とする、トナー定着後の紙送りローラ。 - 前記ゴム組成物は、前記ポリマー成分100質量部に対して、前記架橋剤を0.1質量部以上10質量部以下含むことを特徴とする、請求項1に記載のトナー定着後の紙送りローラ。
- 前記充填剤は、カーボンブラックであることを特徴とする、請求項1または2に記載のトナー定着後の紙送りローラ。
- 前記弾性体層は、デュロメータA硬度が60度以上90度以下であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のトナー定着後の紙送りローラ。
- 軸体と、前記軸体の外周面に形成されたゴム組成物を架橋してなる弾性体層とを備え、
前記ゴム組成物を構成する成分であるポリマー成分と、充填剤と、架橋剤とを混練することにより、混練物を得る工程と、
前記混練物をプレスすることにより、前記弾性体層に相当する円筒状のコットを架橋成型する工程と、
前記円筒状のコットを軸体に嵌め込む工程とを含むトナー定着後の紙送りローラの製造方法であって、
前記ゴム組成物は、前記ポリマー成分と、前記充填剤と、前記架橋剤とを含み、
前記ポリマー成分は、エーテル系ポリウレタンおよびエステル系ポリウレタンを含み、
前記エーテル系ポリウレタン/前記エステル系ポリウレタンは、質量比にして、80/20〜65/35であり、
前記ゴム組成物は、前記ポリマー成分100質量部に対して、前記充填剤を50質量部以上100質量部以下含むことを特徴とする、トナー定着後の紙送りローラの製造方法。
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