JPH08169512A - 被検索物の個別検索管理装置とその個別検索管理装置を用いた被検索物の個別検索管理方法 - Google Patents
被検索物の個別検索管理装置とその個別検索管理装置を用いた被検索物の個別検索管理方法Info
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- JPH08169512A JPH08169512A JP31028194A JP31028194A JPH08169512A JP H08169512 A JPH08169512 A JP H08169512A JP 31028194 A JP31028194 A JP 31028194A JP 31028194 A JP31028194 A JP 31028194A JP H08169512 A JPH08169512 A JP H08169512A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】被検索物を収納する複数の棚の中から被検索物
を取り出し可能とし、被検索物の返却状況や所在を管理
する個別検索管理装置を提供する。 【構成】複数の棚6の夫々が、棚移動用の棚案内体6cと
棚案内体6cに沿って各棚6の夫々を移動させるための駆
動手段を介して所定の方向に移動可能に設けられ、且つ
個別検索管理装置1には、被検索物5の検索時に所望の
被検索物5が収納された棚6又は該所望の被検索物5が
収納された棚6以外の棚6を駆動手段と棚案内体6cの双
方を介して所定の方向に移動させ、複数の棚6の中から
所望の被検索物5が収納された棚6を選出し、所望の被
検索物5が収納された棚6から被検索物5を取り出し可
能とするための棚選出指示装置1bが設けられる。
を取り出し可能とし、被検索物の返却状況や所在を管理
する個別検索管理装置を提供する。 【構成】複数の棚6の夫々が、棚移動用の棚案内体6cと
棚案内体6cに沿って各棚6の夫々を移動させるための駆
動手段を介して所定の方向に移動可能に設けられ、且つ
個別検索管理装置1には、被検索物5の検索時に所望の
被検索物5が収納された棚6又は該所望の被検索物5が
収納された棚6以外の棚6を駆動手段と棚案内体6cの双
方を介して所定の方向に移動させ、複数の棚6の中から
所望の被検索物5が収納された棚6を選出し、所望の被
検索物5が収納された棚6から被検索物5を取り出し可
能とするための棚選出指示装置1bが設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の棚に夫々収納さ
れ、且つ親機と双方向に通信可能な検索子機を備えた複
数の被検索物の中から所望の被検索物に備えられた検索
子機の表示手段を外部表示させると共に、前記被検索物
を収納する複数の棚の中から所望の被検索物を収納する
棚又は所望の被検索物を収納する棚以外の棚を移動させ
て複数の棚の中から瞬時に選出し容易に取り出し可能と
することが出来るだけでなく、検索によって棚より取り
出された被検索物の返却状況や所在をも確実に管理する
ことが出来る被検索物の個別検索管理装置とその個別検
索管理装置を用いた被検索物の個別検索管理方法に関す
る。
れ、且つ親機と双方向に通信可能な検索子機を備えた複
数の被検索物の中から所望の被検索物に備えられた検索
子機の表示手段を外部表示させると共に、前記被検索物
を収納する複数の棚の中から所望の被検索物を収納する
棚又は所望の被検索物を収納する棚以外の棚を移動させ
て複数の棚の中から瞬時に選出し容易に取り出し可能と
することが出来るだけでなく、検索によって棚より取り
出された被検索物の返却状況や所在をも確実に管理する
ことが出来る被検索物の個別検索管理装置とその個別検
索管理装置を用いた被検索物の個別検索管理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、棚に複数収納された被検索物の中
から必要とする被検索物だけを検索して取り出すために
適宜用いられる被検索物の個別検索装置としては、例え
ば、図9に示す様なものが存在する。
から必要とする被検索物だけを検索して取り出すために
適宜用いられる被検索物の個別検索装置としては、例え
ば、図9に示す様なものが存在する。
【0003】即ち、上記個別検索装置は、棚15に多数載
置されて収納されたファイル等の被検索物16の各々に検
索子機(受信機)17が具備されてなると共に、親機(コ
ンピュータ)18を介して検索したい被検索物16に対応す
る赤外線を用いた検索信号が、前記棚15に配設された通
信手段である発信機19を介して発せられると、該検索信
号に対応する被検索物16の検索子機17のみが前記検索信
号を受信し所定の表示手段を外部表示することにより所
望の被検索物16の保管場所を外部に知らしめることが出
来るものである。
置されて収納されたファイル等の被検索物16の各々に検
索子機(受信機)17が具備されてなると共に、親機(コ
ンピュータ)18を介して検索したい被検索物16に対応す
る赤外線を用いた検索信号が、前記棚15に配設された通
信手段である発信機19を介して発せられると、該検索信
号に対応する被検索物16の検索子機17のみが前記検索信
号を受信し所定の表示手段を外部表示することにより所
望の被検索物16の保管場所を外部に知らしめることが出
来るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記構成
からなる被検索物の個別検索装置に於いては、下記の様
な問題点があった。
からなる被検索物の個別検索装置に於いては、下記の様
な問題点があった。
【0005】即ち、上記構成からなる被検索物の個別検
索装置は、棚に多数載置されて収納された被検索物の検
索子機の受信部に、前記親機を介して前記棚に配設され
た発信機から所定の検索信号を発することにより所望の
被検索物の検索子機を外部表示させて、容易に、しかも
瞬時に所望の被検索物を検索して取り出すことは出来る
が、次の被検索物の検索時に於いて、棚より取り出した
用済みの被検索物が確実に棚に返却されているかを検索
前に知るすべがなく、よって、例えば、検索時に棚に収
納された所望の被検索物の検索子機が外部表示しない場
合、その所望の被検索物が棚に確実に返却されているの
にも係わらず、何らかの原因によって外部表示しないも
のなのか、又は該被検索物が棚にまだ返却されていない
ものなのかを検索人が知るすべがなく、従って、この問
題を解決するために、前記検索子機と親機とを直接又は
通信手段を介して双方向通信とすることにより棚より取
り出された被検索物の返却状況や所在を検索前であって
も確実に管理することが出来る被検索物の個別検索管理
装置が近年各種の被検索物の検索管理に用いられてはい
るが、如何せん、上記構成からなる被検索物の検索管理
装置は限られた棚設置スペースに最多数の被検索物を収
納可能な棚を複数設置しなければならない。
索装置は、棚に多数載置されて収納された被検索物の検
索子機の受信部に、前記親機を介して前記棚に配設され
た発信機から所定の検索信号を発することにより所望の
被検索物の検索子機を外部表示させて、容易に、しかも
瞬時に所望の被検索物を検索して取り出すことは出来る
が、次の被検索物の検索時に於いて、棚より取り出した
用済みの被検索物が確実に棚に返却されているかを検索
前に知るすべがなく、よって、例えば、検索時に棚に収
納された所望の被検索物の検索子機が外部表示しない場
合、その所望の被検索物が棚に確実に返却されているの
にも係わらず、何らかの原因によって外部表示しないも
のなのか、又は該被検索物が棚にまだ返却されていない
ものなのかを検索人が知るすべがなく、従って、この問
題を解決するために、前記検索子機と親機とを直接又は
通信手段を介して双方向通信とすることにより棚より取
り出された被検索物の返却状況や所在を検索前であって
も確実に管理することが出来る被検索物の個別検索管理
装置が近年各種の被検索物の検索管理に用いられてはい
るが、如何せん、上記構成からなる被検索物の検索管理
装置は限られた棚設置スペースに最多数の被検索物を収
納可能な棚を複数設置しなければならない。
【0006】従って、限られた棚設置スペースに最多数
の被検索物を収納可能な棚を複数設置する場合に於い
て、棚と棚との間隔を極めて狭く設置することで、夫々
の棚を介して最多数の被検索物を収納可能ではあるが、
通常、棚と棚との間には、検索人が入り込んで外部表示
してなる検索子機を有する被検索物を取り出さなければ
ならず、よって必ず棚と棚との間には検索人が入り込む
一定のスペースを設けなければならないことから、必然
的に棚設置スペースに設置される棚数によって被検索物
の収納数量に自ずと限界が生じ、よって限られた棚設置
スペースを利用して如何に最多数の被検索物を収納可能
とする数量の棚を設置しなければならないという極めて
重大な問題が生じることとなり、何らかの解決策が望ま
れていた。
の被検索物を収納可能な棚を複数設置する場合に於い
て、棚と棚との間隔を極めて狭く設置することで、夫々
の棚を介して最多数の被検索物を収納可能ではあるが、
通常、棚と棚との間には、検索人が入り込んで外部表示
してなる検索子機を有する被検索物を取り出さなければ
ならず、よって必ず棚と棚との間には検索人が入り込む
一定のスペースを設けなければならないことから、必然
的に棚設置スペースに設置される棚数によって被検索物
の収納数量に自ずと限界が生じ、よって限られた棚設置
スペースを利用して如何に最多数の被検索物を収納可能
とする数量の棚を設置しなければならないという極めて
重大な問題が生じることとなり、何らかの解決策が望ま
れていた。
【0007】然して、本発明は上記の問題を解決するも
のであり、棚設置スペースに設置される棚と棚との間隔
を通常は検索人が入り込み不可に極めて狭まくして該棚
に収納される被検索物の数量を最多数にした場合であっ
ても、検索時に、複数の棚に夫々収納され、且つ親機と
双方向に通信可能な検索子機を備えた複数の被検索物の
中から所望の被検索物に備えられた検索子機の表示手段
を外部表示させると共に、前記被検索物を収納する複数
の棚の中から所望の被検索物を収納する棚又は所望の被
検索物を収納する棚以外の棚を移動させて複数の棚の中
から瞬時に選出し容易に取り出し可能とすることが出来
るだけでなく、検索によって棚より取り出された被検索
物の返却状況や所在をも確実に管理することが出来る被
検索物の個別検索管理装置とその個別検索管理装置を用
いた被検索物の個別検索管理方法を提供することを課題
とするものである。
のであり、棚設置スペースに設置される棚と棚との間隔
を通常は検索人が入り込み不可に極めて狭まくして該棚
に収納される被検索物の数量を最多数にした場合であっ
ても、検索時に、複数の棚に夫々収納され、且つ親機と
双方向に通信可能な検索子機を備えた複数の被検索物の
中から所望の被検索物に備えられた検索子機の表示手段
を外部表示させると共に、前記被検索物を収納する複数
の棚の中から所望の被検索物を収納する棚又は所望の被
検索物を収納する棚以外の棚を移動させて複数の棚の中
から瞬時に選出し容易に取り出し可能とすることが出来
るだけでなく、検索によって棚より取り出された被検索
物の返却状況や所在をも確実に管理することが出来る被
検索物の個別検索管理装置とその個別検索管理装置を用
いた被検索物の個別検索管理方法を提供することを課題
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために全く新しい被検索物の個別検索管理装置及
びその個別検索管理装置を用いた被検索物の個別検索管
理方法を発明し、以下の手段を講じたものである。
決するために全く新しい被検索物の個別検索管理装置及
びその個別検索管理装置を用いた被検索物の個別検索管
理方法を発明し、以下の手段を講じたものである。
【0009】即ち、本発明は、所定の検索信号によって
相互が区別されるべく夫々異なる認識コードを有した複
数の検索子機3と、該検索子機3の中から所望の検索子
機3を選択する親機によって構成され、これら複数の検
索子機3と親機は、直接又は通信手段を介して双方向通
信が可能とされ、且つ検索子機3の夫々は親機を介して
送られてくる検索信号と該検索子機3の有する認識コー
ドとを比較し、一致すれば識別可能な外部表示を発する
表示手段を備え、しかも該検索子機3の夫々が所定の被
検索物5に装着されて複数の棚6の夫々に収納された構
成にしてなる被検索物の個別検索管理装置1に於いて、
前記複数の棚6の夫々が、棚移動用の棚案内体6cと該棚
案内体6cに沿って前記各棚6の夫々を移動させるための
駆動手段を介して所定の方向に移動可能に設けられ、且
つ前記個別検索管理装置1には、被検索物5の検索時に
所望の被検索物5が収納された棚6又は該所望の被検索
物5が収納された棚6以外の棚6を前記駆動手段と棚案
内体6cの双方を介して所定の方向に移動させ、前記複数
の棚6の中から所望の被検索物5が収納された棚6を選
出し、所望の被検索物5が収納された棚6から該被検索
物5を取り出し可能とするための棚選出指示装置1bが設
けられた点にある。
相互が区別されるべく夫々異なる認識コードを有した複
数の検索子機3と、該検索子機3の中から所望の検索子
機3を選択する親機によって構成され、これら複数の検
索子機3と親機は、直接又は通信手段を介して双方向通
信が可能とされ、且つ検索子機3の夫々は親機を介して
送られてくる検索信号と該検索子機3の有する認識コー
ドとを比較し、一致すれば識別可能な外部表示を発する
表示手段を備え、しかも該検索子機3の夫々が所定の被
検索物5に装着されて複数の棚6の夫々に収納された構
成にしてなる被検索物の個別検索管理装置1に於いて、
前記複数の棚6の夫々が、棚移動用の棚案内体6cと該棚
案内体6cに沿って前記各棚6の夫々を移動させるための
駆動手段を介して所定の方向に移動可能に設けられ、且
つ前記個別検索管理装置1には、被検索物5の検索時に
所望の被検索物5が収納された棚6又は該所望の被検索
物5が収納された棚6以外の棚6を前記駆動手段と棚案
内体6cの双方を介して所定の方向に移動させ、前記複数
の棚6の中から所望の被検索物5が収納された棚6を選
出し、所望の被検索物5が収納された棚6から該被検索
物5を取り出し可能とするための棚選出指示装置1bが設
けられた点にある。
【0010】更に、本発明は、所定の検索信号によって
相互が区別されるべく夫々異なる認識コードを有した複
数の検索子機3と、該検索子機3の中から所望の検索子
機3を選択する親機によって構成され、これら複数の検
索子機3と親機は、直接又は通信手段を介して双方向通
信が可能とされ、且つ検索子機3の夫々は親機を介して
送られてくる検索信号と該検索子機3の有する認識コー
ドとを比較し、一致すれば識別可能な外部表示を発する
表示手段を備え、しかも該検索子機3の夫々が所定の被
検索物5に装着されて複数の棚6の夫々に収納された構
成にしてなる被検索物の個別検索管理装置1に於いて、
前記複数の棚6の夫々が、対向して同方向に回転する少
なくとも一対の回転体22間で一定の間隔を有して保持さ
れると共に、該回転体22の回転を介して移動可能に設け
られてなり、しかも前記個別検索管理装置1には、被検
索物5の検索時に前記棚6を保持する回転体22を駆動手
段を介して所定の方向に回転させて複数の棚6の中から
所望の被検索物5が収納された棚6を選出し、所望の被
検索物5が収納された棚6から該被検索物5を取り出し
可能とするための棚選出指示装置1bが設けられた点にあ
る。
相互が区別されるべく夫々異なる認識コードを有した複
数の検索子機3と、該検索子機3の中から所望の検索子
機3を選択する親機によって構成され、これら複数の検
索子機3と親機は、直接又は通信手段を介して双方向通
信が可能とされ、且つ検索子機3の夫々は親機を介して
送られてくる検索信号と該検索子機3の有する認識コー
ドとを比較し、一致すれば識別可能な外部表示を発する
表示手段を備え、しかも該検索子機3の夫々が所定の被
検索物5に装着されて複数の棚6の夫々に収納された構
成にしてなる被検索物の個別検索管理装置1に於いて、
前記複数の棚6の夫々が、対向して同方向に回転する少
なくとも一対の回転体22間で一定の間隔を有して保持さ
れると共に、該回転体22の回転を介して移動可能に設け
られてなり、しかも前記個別検索管理装置1には、被検
索物5の検索時に前記棚6を保持する回転体22を駆動手
段を介して所定の方向に回転させて複数の棚6の中から
所望の被検索物5が収納された棚6を選出し、所望の被
検索物5が収納された棚6から該被検索物5を取り出し
可能とするための棚選出指示装置1bが設けられた点にあ
る。
【0011】又、前記棚選出指示装置1bが、ホストコン
ピュータ1aを介しての検索人の意思命令動作によっての
み起動する構成にある。
ピュータ1aを介しての検索人の意思命令動作によっての
み起動する構成にある。
【0012】更に、前記複数の棚6が棚選出指示装置1b
を介しての所望の被検索物5が収納された棚6又は該所
望の被検索物5が収納された棚6以外の棚6を前記駆動
手段を介して所定の方向に移動させる前には、全ての棚
6又は所定の棚6以外の各棚6に収納された被検索物5
を取り出し不可とすべく位置決めされる構成にある。
を介しての所望の被検索物5が収納された棚6又は該所
望の被検索物5が収納された棚6以外の棚6を前記駆動
手段を介して所定の方向に移動させる前には、全ての棚
6又は所定の棚6以外の各棚6に収納された被検索物5
を取り出し不可とすべく位置決めされる構成にある。
【0013】
【作用】本発明に於ける被検索物の個別検索管理方法に
用いられる個別検索管理装置によれば、複数の棚6の夫
々が、棚移動用の棚案内体6cと該棚案内体6cに沿って前
記各棚6の夫々を移動させるための駆動手段を介して所
定の方向に移動可能に設けられ、且つ前記個別検索管理
装置1には、被検索物5の検索時に所望の被検索物5が
収納された棚6又は該所望の被検索物5が収納された棚
6以外の棚6を前記駆動手段と棚案内体6cの双方を介し
て所定の方向に移動させ、前記複数の棚6の中から所望
の被検索物5が収納された棚6を選出し、所望の被検索
物5が収納された棚6から該被検索物5を取り出し可能
とするための棚選出指示装置1bが設けられてなることか
ら、棚設置スペースに設置される棚と棚との間隔を極め
て狭まくして該棚に収納される被検索物の数量を最多数
にした場合であっても、検索時に、該被検索物5を収納
する複数の棚6の中から所望の被検索物5を収納する棚
6又は所望の被検索物5を収納する棚6以外の棚6を移
動させて複数の棚6の中から所望の被検索物5が収納さ
れた棚6を瞬時に選出して検索子機が外部表示を発する
所望の被検索物5を容易に取り出し可能とすることが出
来るだけでなく、検索によって棚より取り出された被検
索物の返却状況や所在をも確実に管理することが出来る
だけでなく、複数の被検索物5の取り出し作業と、複数
の被検索物5の返却作業をも並行して行うことが出来
る。
用いられる個別検索管理装置によれば、複数の棚6の夫
々が、棚移動用の棚案内体6cと該棚案内体6cに沿って前
記各棚6の夫々を移動させるための駆動手段を介して所
定の方向に移動可能に設けられ、且つ前記個別検索管理
装置1には、被検索物5の検索時に所望の被検索物5が
収納された棚6又は該所望の被検索物5が収納された棚
6以外の棚6を前記駆動手段と棚案内体6cの双方を介し
て所定の方向に移動させ、前記複数の棚6の中から所望
の被検索物5が収納された棚6を選出し、所望の被検索
物5が収納された棚6から該被検索物5を取り出し可能
とするための棚選出指示装置1bが設けられてなることか
ら、棚設置スペースに設置される棚と棚との間隔を極め
て狭まくして該棚に収納される被検索物の数量を最多数
にした場合であっても、検索時に、該被検索物5を収納
する複数の棚6の中から所望の被検索物5を収納する棚
6又は所望の被検索物5を収納する棚6以外の棚6を移
動させて複数の棚6の中から所望の被検索物5が収納さ
れた棚6を瞬時に選出して検索子機が外部表示を発する
所望の被検索物5を容易に取り出し可能とすることが出
来るだけでなく、検索によって棚より取り出された被検
索物の返却状況や所在をも確実に管理することが出来る
だけでなく、複数の被検索物5の取り出し作業と、複数
の被検索物5の返却作業をも並行して行うことが出来
る。
【0014】更に、複数の棚6の夫々が、対向して同方
向に回転する少なくとも一対の回転体22間で一定の間隔
を有して保持されると共に、該回転体22の回転を介して
移動可能に設けられてなり、しかも前記個別検索管理装
置1には、被検索物5の検索時に前記棚6を保持する回
転体22を駆動手段を介して所定の方向に回転させて複数
の棚6の中から所望の被検索物5が収納された棚6を選
出し、所望の被検索物5が収納された棚6から該被検索
物5を取り出し可能とするための棚選出指示装置1bが設
けられてなることから、棚設置スペースに設置される棚
と棚との間隔を極めて狭まくして該棚に収納される被検
索物の数量を最多数にした場合であっても、検索時に、
該被検索物5を収納する複数の棚6の中から所望の被検
索物5を収納する棚6又は所望の被検索物5を収納する
棚6以外の棚6を移動させて複数の棚6の中から所望の
被検索物5が収納された棚6を瞬時に選出して検索子機
が外部表示を発する所望の被検索物5を容易に取り出し
可能とすることが出来るだけでなく、検索によって棚よ
り取り出された被検索物の返却状況や所在をも確実に管
理することが出来るだけでなく、複数の被検索物5の取
り出し作業と、複数の被検索物5の返却作業をも並行し
て行うことが出来る。
向に回転する少なくとも一対の回転体22間で一定の間隔
を有して保持されると共に、該回転体22の回転を介して
移動可能に設けられてなり、しかも前記個別検索管理装
置1には、被検索物5の検索時に前記棚6を保持する回
転体22を駆動手段を介して所定の方向に回転させて複数
の棚6の中から所望の被検索物5が収納された棚6を選
出し、所望の被検索物5が収納された棚6から該被検索
物5を取り出し可能とするための棚選出指示装置1bが設
けられてなることから、棚設置スペースに設置される棚
と棚との間隔を極めて狭まくして該棚に収納される被検
索物の数量を最多数にした場合であっても、検索時に、
該被検索物5を収納する複数の棚6の中から所望の被検
索物5を収納する棚6又は所望の被検索物5を収納する
棚6以外の棚6を移動させて複数の棚6の中から所望の
被検索物5が収納された棚6を瞬時に選出して検索子機
が外部表示を発する所望の被検索物5を容易に取り出し
可能とすることが出来るだけでなく、検索によって棚よ
り取り出された被検索物の返却状況や所在をも確実に管
理することが出来るだけでなく、複数の被検索物5の取
り出し作業と、複数の被検索物5の返却作業をも並行し
て行うことが出来る。
【0015】又、前記棚選出指示装置1bが、ホストコン
ピュータ1aを介しての検索人の意思命令動作によっての
み起動することから、移動する棚6と検索人との直接の
衝突事故や棚6間での挟み込まれ事故等を確実に防止す
ることが出来る。
ピュータ1aを介しての検索人の意思命令動作によっての
み起動することから、移動する棚6と検索人との直接の
衝突事故や棚6間での挟み込まれ事故等を確実に防止す
ることが出来る。
【0016】更に、前記複数の棚6が棚選出指示装置1b
を介しての所望の被検索物5が収納された棚6又は該所
望の被検索物5が収納された棚6以外の棚6を前記駆動
手段を介して所定の方向に移動させる前には、全ての棚
6又は所定の棚6以外の各棚6に収納された被検索物5
を取り出し不可とすべく位置決めされることから、検索
前に於いては、各棚6を介して被検索物5の夫々を取り
出し不可に収納管理することが出来る。
を介しての所望の被検索物5が収納された棚6又は該所
望の被検索物5が収納された棚6以外の棚6を前記駆動
手段を介して所定の方向に移動させる前には、全ての棚
6又は所定の棚6以外の各棚6に収納された被検索物5
を取り出し不可とすべく位置決めされることから、検索
前に於いては、各棚6を介して被検索物5の夫々を取り
出し不可に収納管理することが出来る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
する。
【0018】図1に於いて、1は病院で使用されるカル
テ(被検索物)5を個別検索管理するための個別検索管
理装置を示す。
テ(被検索物)5を個別検索管理するための個別検索管
理装置を示す。
【0019】2は上記カルテ5の個別検索管理装置1に
用いられ、且つ該カルテ5を収納する複数の棚6の各棚
板6aの長手方向にそって埋設された信号送受信部を示
し、所定波長の赤外線信号を送受信可能な一対の発光素
子2a及び受光素子2bとからなり、しかも各棚板6aの長手
方向にそって埋設された夫々隣接する各一対の発光素子
2a及び受光素子2bの間隔は、予め前記棚板6aに載置され
て収納されるカルテ5の厚みと略同じに構成されてな
る。
用いられ、且つ該カルテ5を収納する複数の棚6の各棚
板6aの長手方向にそって埋設された信号送受信部を示
し、所定波長の赤外線信号を送受信可能な一対の発光素
子2a及び受光素子2bとからなり、しかも各棚板6aの長手
方向にそって埋設された夫々隣接する各一対の発光素子
2a及び受光素子2bの間隔は、予め前記棚板6aに載置され
て収納されるカルテ5の厚みと略同じに構成されてな
る。
【0020】尚、上記複数の棚6の夫々は、予め所定の
棚設置スペース(図示せず)に所定の方向に沿って並設
された複数の棚移動用案内ラック(棚案内体)6cに、底
部側に設けられた歯車体(図示せず)等を介して移動自
在に載置されると共に、前記棚移動用案内ラック6cに沿
って各棚6の夫々を往復動自在に移動させるべく前記歯
車体を回転駆動させる電動機及び減速機とから構成され
た駆動装置(駆動手段)6bを夫々具備してなり、しかも
前記複数の棚6は、前記棚移動用案内ラック6cの一端側
に各棚6の幅寸法L2と略同寸法の空間部L1を有して
夫々重合状態となる数量で棚移動用案内ラック6cに載置
されることで、棚設置スペースに設置される棚に収納さ
れる被検索物の数量を最多数としてなる。
棚設置スペース(図示せず)に所定の方向に沿って並設
された複数の棚移動用案内ラック(棚案内体)6cに、底
部側に設けられた歯車体(図示せず)等を介して移動自
在に載置されると共に、前記棚移動用案内ラック6cに沿
って各棚6の夫々を往復動自在に移動させるべく前記歯
車体を回転駆動させる電動機及び減速機とから構成され
た駆動装置(駆動手段)6bを夫々具備してなり、しかも
前記複数の棚6は、前記棚移動用案内ラック6cの一端側
に各棚6の幅寸法L2と略同寸法の空間部L1を有して
夫々重合状態となる数量で棚移動用案内ラック6cに載置
されることで、棚設置スペースに設置される棚に収納さ
れる被検索物の数量を最多数としてなる。
【0021】前記各棚6は、中継機10を介して所定のモ
ニター12及びキーボード13を備えたホストコンピュータ
1aに接続され、且つ該ホストコンピュータ1aには、カル
テ5の検索時に所望のカルテ5が収納された棚6又は該
所望のカルテ5が収納された棚6以外の棚6を前記駆動
装置6bを介して所定の方向に移動させ、前記複数の棚6
の中から所望のカルテ5が収納された棚6を選出し、所
望のカルテ5が収納された棚6から該カルテ5を取り出
し可能とするための棚選出指示装置1bが設けられてな
り、しかも該ホストコンピュータ1aと中継機10との間に
は、上記カルテ5毎に着脱自在に設けられ、且つ必要に
応じて随時所定の認識コードを書込み可能なCPU14
と、該CPU14作動用の電池14a の夫々を内蔵する検索
子機3に、所定の認識コードを書込み設定することが出
来る検索子機集中制御装置7が設けられてなる。
ニター12及びキーボード13を備えたホストコンピュータ
1aに接続され、且つ該ホストコンピュータ1aには、カル
テ5の検索時に所望のカルテ5が収納された棚6又は該
所望のカルテ5が収納された棚6以外の棚6を前記駆動
装置6bを介して所定の方向に移動させ、前記複数の棚6
の中から所望のカルテ5が収納された棚6を選出し、所
望のカルテ5が収納された棚6から該カルテ5を取り出
し可能とするための棚選出指示装置1bが設けられてな
り、しかも該ホストコンピュータ1aと中継機10との間に
は、上記カルテ5毎に着脱自在に設けられ、且つ必要に
応じて随時所定の認識コードを書込み可能なCPU14
と、該CPU14作動用の電池14a の夫々を内蔵する検索
子機3に、所定の認識コードを書込み設定することが出
来る検索子機集中制御装置7が設けられてなる。
【0022】しかも、該検索子機集中制御装置7を介し
て所定の認識コードを書込み設定される検索子機3に
は、該検索子機3を具備したカルテ5が前記棚6に収納
された際、該棚6の棚板6aの長手方向にそって埋設され
た一対の発光素子2a及び受光素子2bに対応すべく所定波
長の赤外線信号を送受信可能な一対の受光素子3c及び発
光素子3dと、上記信号送受信部2から発せられた赤外線
による所定の検索信号を受信して前記CPU14を介して
予め記憶された自己の認識コードと一致するか判定し、
且つ一致すれば外部表示すべく発光する表示LED(発
光体)9とが設けられてなる。
て所定の認識コードを書込み設定される検索子機3に
は、該検索子機3を具備したカルテ5が前記棚6に収納
された際、該棚6の棚板6aの長手方向にそって埋設され
た一対の発光素子2a及び受光素子2bに対応すべく所定波
長の赤外線信号を送受信可能な一対の受光素子3c及び発
光素子3dと、上記信号送受信部2から発せられた赤外線
による所定の検索信号を受信して前記CPU14を介して
予め記憶された自己の認識コードと一致するか判定し、
且つ一致すれば外部表示すべく発光する表示LED(発
光体)9とが設けられてなる。
【0023】更に、上記棚板6aの長手方向にそって埋設
された一対の発光素子2a及び受光素子2bの間及び前記棚
板6aに載置される各カルテ5の検索子機3との夫々に
は、電磁誘導を介して所定電位の誘導起電力を発生可能
な一対のコイル8,8aが設けられてなると共に、前記各
検索子機3のCPU14には、前記検索信号と自己の認識
コードとが一致した際に、所定の取り出しデータ(フラ
グ)を記憶する取出データ記憶部3aと、返却時に前記一
対のコイル8,8aを介して発生する誘導起電力を介して
自己の認識コードを発する認識コード出力部3bとが具備
されてなる。
された一対の発光素子2a及び受光素子2bの間及び前記棚
板6aに載置される各カルテ5の検索子機3との夫々に
は、電磁誘導を介して所定電位の誘導起電力を発生可能
な一対のコイル8,8aが設けられてなると共に、前記各
検索子機3のCPU14には、前記検索信号と自己の認識
コードとが一致した際に、所定の取り出しデータ(フラ
グ)を記憶する取出データ記憶部3aと、返却時に前記一
対のコイル8,8aを介して発生する誘導起電力を介して
自己の認識コードを発する認識コード出力部3bとが具備
されてなる。
【0024】4は前記中継機10に接続された複数の棚6
の棚板6a(棚段)毎に設けられ、且つ返却された検索子
機3から出力される認識コードを棚段毎に記憶する複数
の棚段制御機4aから構成された棚返却情報管理装置を示
し、前記返却された検索子機3の認識コードを記憶した
際、返却されたカルテ5の検索子機3に、記憶された取
出データを消し込むための消去信号を出力する消去信号
発信部4bが設けられ、しかも前記複数の棚段制御機4aか
ら構成された棚返却情報管理装置4には、前記ホストコ
ンピュータ1aからの要求により記憶してなる各カルテ5
の検索子機3の認識コードの夫々に、該カルテ5が返却
収納された棚6の棚データ及び棚板6bの棚段データの夫
々を付加して返答する返却収納棚データ送信部4cが設け
られてなる。
の棚板6a(棚段)毎に設けられ、且つ返却された検索子
機3から出力される認識コードを棚段毎に記憶する複数
の棚段制御機4aから構成された棚返却情報管理装置を示
し、前記返却された検索子機3の認識コードを記憶した
際、返却されたカルテ5の検索子機3に、記憶された取
出データを消し込むための消去信号を出力する消去信号
発信部4bが設けられ、しかも前記複数の棚段制御機4aか
ら構成された棚返却情報管理装置4には、前記ホストコ
ンピュータ1aからの要求により記憶してなる各カルテ5
の検索子機3の認識コードの夫々に、該カルテ5が返却
収納された棚6の棚データ及び棚板6bの棚段データの夫
々を付加して返答する返却収納棚データ送信部4cが設け
られてなる。
【0025】4dは前記各棚段制御機4aに設けられた発光
表示部を示し、11は前記棚6毎に取付けられた発光表示
灯を示し、共に前記ホストコンピュータ1aを介して発せ
られる検索信号の受信時に、所望のカルテ5が収納され
た棚6及び棚段を知らしめるべく発光するものである。
表示部を示し、11は前記棚6毎に取付けられた発光表示
灯を示し、共に前記ホストコンピュータ1aを介して発せ
られる検索信号の受信時に、所望のカルテ5が収納され
た棚6及び棚段を知らしめるべく発光するものである。
【0026】本実施例に於ける被検索物の個別検索管理
方法に使用される個別検索管理装置は以上の構成からな
るが、次にかかる装置を用いて各棚に収納されたカルテ
(被検索物)を検索管理する場合について説明する。
方法に使用される個別検索管理装置は以上の構成からな
るが、次にかかる装置を用いて各棚に収納されたカルテ
(被検索物)を検索管理する場合について説明する。
【0027】図2(イ)に於いて、先ず、個々の検索子
機3に、検索子機集中制御装置7を介して個々の認識コ
ードを書き込む。
機3に、検索子機集中制御装置7を介して個々の認識コ
ードを書き込む。
【0028】尚、上記の如く自己の認識コードを書き込
まれる各検索子機3には、認識コード書き込み中に表示
LED(発光体)9を発光させ、且つ認識コード書き込
み終了時に、前記表示LED(発光体)9を消灯させる
認識コード設定確認装置(図示せず)が具備されてな
る。
まれる各検索子機3には、認識コード書き込み中に表示
LED(発光体)9を発光させ、且つ認識コード書き込
み終了時に、前記表示LED(発光体)9を消灯させる
認識コード設定確認装置(図示せず)が具備されてな
る。
【0029】次に、自己の認識コードが書き込まれた各
検索子機3を、同図(ロ)の様に、各カルテ5の背表紙
部に形成された空隙部5aに挿入するが、この時、挿入す
る検索子機3の表示LED(発光体)9が、前記背表紙
部に穿設された孔5bから確認出来る位置まで該検索子機
3を挿入し、その後検索子機3を具備したカルテ5を図
1に示す様に、各棚6の棚板6a上に載置して収納する。
検索子機3を、同図(ロ)の様に、各カルテ5の背表紙
部に形成された空隙部5aに挿入するが、この時、挿入す
る検索子機3の表示LED(発光体)9が、前記背表紙
部に穿設された孔5bから確認出来る位置まで該検索子機
3を挿入し、その後検索子機3を具備したカルテ5を図
1に示す様に、各棚6の棚板6a上に載置して収納する。
【0030】尚、上記の如く各棚6にカルテ5を収納し
た際に、該カルテ5が収納された棚段の棚段制御機4aに
は各カルテ5毎の検索子機3の認識コードが記憶され、
その後前記ホストコンピュータ1aには、該ホストコンピ
ュータ1aからの要求により記憶してなる各カルテ5の検
索子機3の認識コードの夫々に、該カルテ5が返却収納
された棚6の棚データ及び棚板6bの棚段データの夫々が
前記棚段制御機4aに具備された返却収納棚データ送信部
4cを介して返答されて記憶されることになる。
た際に、該カルテ5が収納された棚段の棚段制御機4aに
は各カルテ5毎の検索子機3の認識コードが記憶され、
その後前記ホストコンピュータ1aには、該ホストコンピ
ュータ1aからの要求により記憶してなる各カルテ5の検
索子機3の認識コードの夫々に、該カルテ5が返却収納
された棚6の棚データ及び棚板6bの棚段データの夫々が
前記棚段制御機4aに具備された返却収納棚データ送信部
4cを介して返答されて記憶されることになる。
【0031】従って、前記ホストコンピュータ1aを介し
て所望のカルテ5を検索する場合に於いて、例えば、所
望のカルテ5が収納された棚6が最前列に位置してなる
場合には、図3に示す様に、所望のカルテ5が収納され
た棚6の棚表示灯11及び棚段に位置する棚段制御機4aの
表示部4dを夫々発光させて外部表示させた後、該カルテ
5を載置する棚板6aに設けられた信号送受信部2より所
定の検索信号を発することで、該棚板6aに載置された複
数のカルテ5の中から、所望のカルテ5の検索子機3の
表示LED(発光体)9を発光させて容易に、且つ瞬時
に所望のカルテ5を検索して取り出す(矢印A)ことが
出来る。
て所望のカルテ5を検索する場合に於いて、例えば、所
望のカルテ5が収納された棚6が最前列に位置してなる
場合には、図3に示す様に、所望のカルテ5が収納され
た棚6の棚表示灯11及び棚段に位置する棚段制御機4aの
表示部4dを夫々発光させて外部表示させた後、該カルテ
5を載置する棚板6aに設けられた信号送受信部2より所
定の検索信号を発することで、該棚板6aに載置された複
数のカルテ5の中から、所望のカルテ5の検索子機3の
表示LED(発光体)9を発光させて容易に、且つ瞬時
に所望のカルテ5を検索して取り出す(矢印A)ことが
出来る。
【0032】尚、上記の如く取り出されたカルテ5の検
索子機3には、前記検索信号が自己の認識コードと一致
した際、取出データ記憶部3aを介して所定の取出データ
(フラグ)が記憶されることになる。
索子機3には、前記検索信号が自己の認識コードと一致
した際、取出データ記憶部3aを介して所定の取出データ
(フラグ)が記憶されることになる。
【0033】次に、上記の様に検索によって棚6から取
り出した用済みのカルテ5を、前記複数の棚6の何れか
に返却した場合(矢印B)に、返却されたカルテ5の検
索子機3は、前記コイル8,8aを介して発生する誘導起
電力を介して、自己の認識コードを認識コード出力部3b
を介して出力することとなり、該カルテ5が載置された
棚板6aの信号送受信部2は、その認識コードを受信する
こととなる。
り出した用済みのカルテ5を、前記複数の棚6の何れか
に返却した場合(矢印B)に、返却されたカルテ5の検
索子機3は、前記コイル8,8aを介して発生する誘導起
電力を介して、自己の認識コードを認識コード出力部3b
を介して出力することとなり、該カルテ5が載置された
棚板6aの信号送受信部2は、その認識コードを受信する
こととなる。
【0034】従って、返却されたカルテ5の検索子機3
の認識コードは、該カルテ5が載置された棚板6aの信号
送受信部2を介して各棚段毎に設けられた棚段制御機4a
に記憶されることになる。
の認識コードは、該カルテ5が載置された棚板6aの信号
送受信部2を介して各棚段毎に設けられた棚段制御機4a
に記憶されることになる。
【0035】よって、返却された検索子機3から出力さ
れた認識コードを記憶する棚段制御機4aから構成された
棚返却情報管理装置4は、消去信号発信部4bを介して所
定の消去信号を前記検索子機3へと出力し、返却された
検索子機3に記憶された取出データを消し込むこととな
る。
れた認識コードを記憶する棚段制御機4aから構成された
棚返却情報管理装置4は、消去信号発信部4bを介して所
定の消去信号を前記検索子機3へと出力し、返却された
検索子機3に記憶された取出データを消し込むこととな
る。
【0036】その後、上記棚返却情報管理装置4の返却
収納棚データ送信部4cから、前記ホストコンピュータ1a
からの要求により記憶してなる各カルテ5の検索子機3
の認識コードの夫々に、該カルテ5が返却収納された棚
6の棚データ及び棚板6bの棚段データの夫々を付加して
返答することで、複数の棚6の棚板6aに多数載置されて
収納されたカルテ5の中から、必要とするカルテ5だけ
を瞬時に検索することが出来るだけでなく、検索によっ
て棚6より取り出された被検索物5の返却状況や所在を
前記ホストコンピュータ1aを介して確実に管理すること
が出来るだけでなく、複数のカルテ5の取り出し作業
と、複数の被検索物5の返却作業とを並行することが出
来るのである。
収納棚データ送信部4cから、前記ホストコンピュータ1a
からの要求により記憶してなる各カルテ5の検索子機3
の認識コードの夫々に、該カルテ5が返却収納された棚
6の棚データ及び棚板6bの棚段データの夫々を付加して
返答することで、複数の棚6の棚板6aに多数載置されて
収納されたカルテ5の中から、必要とするカルテ5だけ
を瞬時に検索することが出来るだけでなく、検索によっ
て棚6より取り出された被検索物5の返却状況や所在を
前記ホストコンピュータ1aを介して確実に管理すること
が出来るだけでなく、複数のカルテ5の取り出し作業
と、複数の被検索物5の返却作業とを並行することが出
来るのである。
【0037】次に、ホストコンピュータ1aを介して所望
のカルテ5を検索する場合に於いて、例えば、所望のカ
ルテ5が収納された棚6が重合状態となった棚6の何れ
かにに収納されてなる場合には、図4に示す様に、所望
のカルテ5が収納された棚6又は該所望のカルテ5が収
納された棚6以外の棚6を前記棚選出指示装置1bと駆動
装置6b及び棚移動用案内ラック6cの夫々を介して所定の
方向に移動(矢印C)させ、所望のカルテ5が収納され
た棚6と他の棚6との間にカルテ5を取り出す被検索人
(図示せず)が入り込み可能な様に各棚6の幅寸法L2
と略同寸法の空間部L1を出現させることで前記同様に
棚板6aに多数載置されて収納されたカルテ5の中から、
必要とするカルテ5だけを瞬時に検索することが出来る
だけでなく、前記同様に検索によって棚6より取り出さ
れた被検索物5の返却状況や所在を前記ホストコンピュ
ータ1aを介して確実に管理することが出来ると共に、必
ず前記棚選出指示装置1bが、ホストコンピュータ1aを介
しての検索人の意思命令動作によってのみ起動すること
から、移動する棚6と検索人との直接の衝突事故や棚6
間での挟み込まれ事故等を確実に防止することが出来
る。
のカルテ5を検索する場合に於いて、例えば、所望のカ
ルテ5が収納された棚6が重合状態となった棚6の何れ
かにに収納されてなる場合には、図4に示す様に、所望
のカルテ5が収納された棚6又は該所望のカルテ5が収
納された棚6以外の棚6を前記棚選出指示装置1bと駆動
装置6b及び棚移動用案内ラック6cの夫々を介して所定の
方向に移動(矢印C)させ、所望のカルテ5が収納され
た棚6と他の棚6との間にカルテ5を取り出す被検索人
(図示せず)が入り込み可能な様に各棚6の幅寸法L2
と略同寸法の空間部L1を出現させることで前記同様に
棚板6aに多数載置されて収納されたカルテ5の中から、
必要とするカルテ5だけを瞬時に検索することが出来る
だけでなく、前記同様に検索によって棚6より取り出さ
れた被検索物5の返却状況や所在を前記ホストコンピュ
ータ1aを介して確実に管理することが出来ると共に、必
ず前記棚選出指示装置1bが、ホストコンピュータ1aを介
しての検索人の意思命令動作によってのみ起動すること
から、移動する棚6と検索人との直接の衝突事故や棚6
間での挟み込まれ事故等を確実に防止することが出来
る。
【0038】更に、前記複数の棚6が棚選出指示装置1b
を介して所望のカルテ5が収納された棚6又は該所望の
カルテ5が収納された棚6以外の棚6を前記駆動装置6b
等を介して所定の方向に移動する前には、収納された被
検索物5を取り出し不可とすべく重合状態で位置決めさ
れてなることから、検索前に於いては、重合した各棚6
を介して被検索物5の夫々を容易に取り出し不可とすべ
く収納管理することが出来る利点がある。
を介して所望のカルテ5が収納された棚6又は該所望の
カルテ5が収納された棚6以外の棚6を前記駆動装置6b
等を介して所定の方向に移動する前には、収納された被
検索物5を取り出し不可とすべく重合状態で位置決めさ
れてなることから、検索前に於いては、重合した各棚6
を介して被検索物5の夫々を容易に取り出し不可とすべ
く収納管理することが出来る利点がある。
【0039】尚、上記実施例に於いて、複数の棚6の夫
々は、予め所定の棚設置スペース(図示せず)に所定の
方向に沿って並設された複数の棚移動用案内ラック(棚
案内体)6cに、底部側に設けられた歯車体(図示せず)
等を介して移動自在に載置されると共に、前記棚移動用
案内ラック6cに沿って各棚6の夫々を往復動自在に移動
させるべく前記歯車体を回転駆動させる電動機及び減速
機とから構成された駆動装置(駆動手段)6bを夫々具備
してなり、しかも前記複数の棚6は、前記棚移動用案内
ラック6cの一端側に各棚6の幅寸法L2と略同寸法の空
間部L1を有して夫々重合状態となる数量で棚移動用案
内ラック6cに載置されることで、棚設置スペースに設置
される棚に収納される被検索物の数量を最多数とする構
成からなるが、図5に示す様に、夫々重合状態となるこ
とで棚設置スペースに設置される棚に収納される被検索
物の数量を最多数とすべく位置決めされた各棚6が、各
棚6の幅寸法と略同寸法の空間部を有すべく個々に突出
状態でスライド移動(矢印D)する構成であってもよ
い。
々は、予め所定の棚設置スペース(図示せず)に所定の
方向に沿って並設された複数の棚移動用案内ラック(棚
案内体)6cに、底部側に設けられた歯車体(図示せず)
等を介して移動自在に載置されると共に、前記棚移動用
案内ラック6cに沿って各棚6の夫々を往復動自在に移動
させるべく前記歯車体を回転駆動させる電動機及び減速
機とから構成された駆動装置(駆動手段)6bを夫々具備
してなり、しかも前記複数の棚6は、前記棚移動用案内
ラック6cの一端側に各棚6の幅寸法L2と略同寸法の空
間部L1を有して夫々重合状態となる数量で棚移動用案
内ラック6cに載置されることで、棚設置スペースに設置
される棚に収納される被検索物の数量を最多数とする構
成からなるが、図5に示す様に、夫々重合状態となるこ
とで棚設置スペースに設置される棚に収納される被検索
物の数量を最多数とすべく位置決めされた各棚6が、各
棚6の幅寸法と略同寸法の空間部を有すべく個々に突出
状態でスライド移動(矢印D)する構成であってもよ
い。
【0040】更に、上記実施例に於いて、複数の棚6の
夫々は、棚移動用案内ラック6c、歯車体、駆動装置6b及
び棚選出指示装置1bの夫々を介して往復動自在に移動す
る構成からなるが、図6(イ)に示す様に、複数の棚6
の夫々が、所定の棚本体6dに収納され、且つ対向して同
方向に回転する少なくとも一対の回転体22間で一定の間
隔を有して保持されると共に、該回転体22の回転を介し
て移動可能に設けられ、しかもカルテ等の被検索物5の
検索時に前記棚6を保持する回転体22を駆動装置20及び
動力伝達帯体21の双方介して所定の方向に回転(矢印
E)させて複数の棚6の中から所望の被検索物5が収納
された棚6を回転移動(矢印F)によって選出する構成
であってもよく、この場合には、常に棚本体6d内に位置
する棚6に収納されてなる全ての被検索物5を取り出し
不可に収納管理することが出来る利点がある。
夫々は、棚移動用案内ラック6c、歯車体、駆動装置6b及
び棚選出指示装置1bの夫々を介して往復動自在に移動す
る構成からなるが、図6(イ)に示す様に、複数の棚6
の夫々が、所定の棚本体6dに収納され、且つ対向して同
方向に回転する少なくとも一対の回転体22間で一定の間
隔を有して保持されると共に、該回転体22の回転を介し
て移動可能に設けられ、しかもカルテ等の被検索物5の
検索時に前記棚6を保持する回転体22を駆動装置20及び
動力伝達帯体21の双方介して所定の方向に回転(矢印
E)させて複数の棚6の中から所望の被検索物5が収納
された棚6を回転移動(矢印F)によって選出する構成
であってもよく、この場合には、常に棚本体6d内に位置
する棚6に収納されてなる全ての被検索物5を取り出し
不可に収納管理することが出来る利点がある。
【0041】尚、上記の如く棚本体6d内に複数の棚6を
一対の回転体22を介して回転移動自在としてもよいが、
例えば、棚本体6dが、同図(ロ)に示す様に、所定の駆
動装置(図示せず)を介して回転(矢印G)する一対の
回転体22a 、22b を対向して位置決めして夫々の回転体
22a 、22b 間にチェーンやベルト等の動力伝達帯体23を
かけわたし、その動力伝達帯体23に一定の間隔を有して
複数の棚6を取付けて動力伝達帯体23の移動(矢印H)
と共に、各棚6を同方向に移動(矢印I)させる構成で
あってもよく、この場合には、極めて狭い棚設置スペー
スを利用して最多数の被検索物を収納することが出来る
利点がある。
一対の回転体22を介して回転移動自在としてもよいが、
例えば、棚本体6dが、同図(ロ)に示す様に、所定の駆
動装置(図示せず)を介して回転(矢印G)する一対の
回転体22a 、22b を対向して位置決めして夫々の回転体
22a 、22b 間にチェーンやベルト等の動力伝達帯体23を
かけわたし、その動力伝達帯体23に一定の間隔を有して
複数の棚6を取付けて動力伝達帯体23の移動(矢印H)
と共に、各棚6を同方向に移動(矢印I)させる構成で
あってもよく、この場合には、極めて狭い棚設置スペー
スを利用して最多数の被検索物を収納することが出来る
利点がある。
【0042】更に、上記実施例に於いて、各検索子機に
は、表示LED(発光体)が設けられてなるが、例え
ば、前記表示手段が、図7(イ)に示す様に、夫々異な
る発光色を有した複数の発光体9,9aで構成されてなる
場合には、被検索物の検索時に於ける外部表示と、返却
時に於ける返却位置決め完了時に於ける外部表示とを瞬
時に判別することが出来る利点がある。
は、表示LED(発光体)が設けられてなるが、例え
ば、前記表示手段が、図7(イ)に示す様に、夫々異な
る発光色を有した複数の発光体9,9aで構成されてなる
場合には、被検索物の検索時に於ける外部表示と、返却
時に於ける返却位置決め完了時に於ける外部表示とを瞬
時に判別することが出来る利点がある。
【0043】更に、上記実施例に於いて、各検索子機に
は、CPU作動用の電池が設けられてなるが、例えば、
図7(ロ)に示す様に、各検索子機及び各棚板の夫々に
高電圧を発生させる強力な誘導起電力発生用のコイル8
b, 8cを備えた場合には、所望の被検索物の棚からの取
り出し時及び該被検索物の棚への返却時に、夫々のコイ
ル8b, 8cの電磁誘導を介して所望の検索子機に取出デー
タを記憶させ、且つ認識コードを出力させる起電力を得
ることが出来るだけでなくCPU作動用の電圧をも得る
ことが出来る利点がある。
は、CPU作動用の電池が設けられてなるが、例えば、
図7(ロ)に示す様に、各検索子機及び各棚板の夫々に
高電圧を発生させる強力な誘導起電力発生用のコイル8
b, 8cを備えた場合には、所望の被検索物の棚からの取
り出し時及び該被検索物の棚への返却時に、夫々のコイ
ル8b, 8cの電磁誘導を介して所望の検索子機に取出デー
タを記憶させ、且つ認識コードを出力させる起電力を得
ることが出来るだけでなくCPU作動用の電圧をも得る
ことが出来る利点がある。
【0044】更に、上記実施例に於いて、棚板と、該棚
板に載置される被検索物の検索子機とは、非接触で検索
信号、認識コード及び消去信号の夫々を送受信するが、
例えば、図8に示す様に、棚板6aに設けられた接続端子
2cに、検索子機3に具備された接続端子3fを接続して検
索信号、認識コード及び消去信号の夫々を伝達してもよ
く、この場合には、より確実な各種信号の伝達を行うこ
とが出来るだけでなく、各被検索物の検索子機の作動用
の電力をも供給することが出来るだけでなく、検索子機
から作動用の電池を完全に取り除くことが出来る。よっ
て煩雑な電池の交換作業から解放されるだけでなく、特
に照明器具等の外乱光等による検索子機の誤作動を確実
に防止することが出来る利点がある。
板に載置される被検索物の検索子機とは、非接触で検索
信号、認識コード及び消去信号の夫々を送受信するが、
例えば、図8に示す様に、棚板6aに設けられた接続端子
2cに、検索子機3に具備された接続端子3fを接続して検
索信号、認識コード及び消去信号の夫々を伝達してもよ
く、この場合には、より確実な各種信号の伝達を行うこ
とが出来るだけでなく、各被検索物の検索子機の作動用
の電力をも供給することが出来るだけでなく、検索子機
から作動用の電池を完全に取り除くことが出来る。よっ
て煩雑な電池の交換作業から解放されるだけでなく、特
に照明器具等の外乱光等による検索子機の誤作動を確実
に防止することが出来る利点がある。
【0045】更に、上記実施例に於いて、棚と、該棚に
収納される被検索物の検索子機とは、通信又は直接に検
索信号、認識コード及び消去信号の夫々を送受信する
が、本発明に於ける検索子機と棚及びホストコンピュー
タからなる親機との具体的な情報伝達の手段等も決して
限定されるものではなく、要は所定の検索信号によって
相互が区別されるべく夫々異なる認識コードを有した複
数の検索子機と、該検索子機の中から所望の検索子機を
選択する親機とが双方向通信可能な機能を有していれば
よい。
収納される被検索物の検索子機とは、通信又は直接に検
索信号、認識コード及び消去信号の夫々を送受信する
が、本発明に於ける検索子機と棚及びホストコンピュー
タからなる親機との具体的な情報伝達の手段等も決して
限定されるものではなく、要は所定の検索信号によって
相互が区別されるべく夫々異なる認識コードを有した複
数の検索子機と、該検索子機の中から所望の検索子機を
選択する親機とが双方向通信可能な機能を有していれば
よい。
【0046】更に、上記実施例に於いて、被検索物の個
別検索管理装置には、被検索物の検索時に所望の被検索
物が収納された棚又は該所望の被検索物が収納された棚
以外の棚を前記駆動手段等を介して所定の方向に移動さ
せ、前記複数の棚の中から所望の被検索物が収納された
棚を選出し、所望の被検索物が収納された棚から該被検
索物を取り出し可能とするための棚選出指示装置が設け
られ、しかも該棚選出指示装置が、ホストコンピュータ
を介しての検索人の意思命令動作によってのみ起動する
構成にしてなるが、必ずしもホストコンピュータに直接
具備又は接続されて所望の被検索物が収納された棚又は
該所望の被検索物が収納された棚以外の棚を前記駆動手
段等を介して移動させるべく駆動する必要はなく、ホス
トコンピュータと全く別に設けられていてもよい。
別検索管理装置には、被検索物の検索時に所望の被検索
物が収納された棚又は該所望の被検索物が収納された棚
以外の棚を前記駆動手段等を介して所定の方向に移動さ
せ、前記複数の棚の中から所望の被検索物が収納された
棚を選出し、所望の被検索物が収納された棚から該被検
索物を取り出し可能とするための棚選出指示装置が設け
られ、しかも該棚選出指示装置が、ホストコンピュータ
を介しての検索人の意思命令動作によってのみ起動する
構成にしてなるが、必ずしもホストコンピュータに直接
具備又は接続されて所望の被検索物が収納された棚又は
該所望の被検索物が収納された棚以外の棚を前記駆動手
段等を介して移動させるべく駆動する必要はなく、ホス
トコンピュータと全く別に設けられていてもよい。
【0047】更に、上記実施例に於いて、複数の棚の夫
々は、予め所定の棚設置スペースに所定の方向に沿って
並設された棚案内体の一つである複数の棚移動用案内ラ
ックに、底部側に設けられた歯車体等を介して移動自在
に載置されると共に、前記棚移動用案内ラックに沿って
各棚の夫々を往復動自在に移動させるべく前記歯車体を
回転駆動させる電動機及び減速機とから構成された駆動
手段の一つである駆動装置を夫々具備してなり、しかも
前記複数の棚は、前記棚移動用案内ラックの一端側に各
棚の幅寸法と略同寸法の空間部を有して夫々重合状態と
なる数量で棚移動用案内ラックに載置されることで、棚
設置スペースに設置される棚に収納される被検索物の数
量を最多数としてなるが、必ずしも棚案内体が棚移動用
案内ラックである必要はなく、ガイドレール等を含むの
軌条体であってもよく、又駆動装置も決して電動機及び
減速機に限定されるものではなく、リニアモーターやエ
アーを用いたものであってもよく、又駆動装置が棚に直
接設けられてなくともよく各棚の夫々を個別に係止して
移動する係止体が前記棚案内体に沿って設けられていて
もよく、棚案内体及び駆動手段の具体的な構成、機構等
も決して限定されないのは言うまでもなく、更に駆動手
段も特に停電時等の様な緊急の場合に限らず人力を用い
てもよい。
々は、予め所定の棚設置スペースに所定の方向に沿って
並設された棚案内体の一つである複数の棚移動用案内ラ
ックに、底部側に設けられた歯車体等を介して移動自在
に載置されると共に、前記棚移動用案内ラックに沿って
各棚の夫々を往復動自在に移動させるべく前記歯車体を
回転駆動させる電動機及び減速機とから構成された駆動
手段の一つである駆動装置を夫々具備してなり、しかも
前記複数の棚は、前記棚移動用案内ラックの一端側に各
棚の幅寸法と略同寸法の空間部を有して夫々重合状態と
なる数量で棚移動用案内ラックに載置されることで、棚
設置スペースに設置される棚に収納される被検索物の数
量を最多数としてなるが、必ずしも棚案内体が棚移動用
案内ラックである必要はなく、ガイドレール等を含むの
軌条体であってもよく、又駆動装置も決して電動機及び
減速機に限定されるものではなく、リニアモーターやエ
アーを用いたものであってもよく、又駆動装置が棚に直
接設けられてなくともよく各棚の夫々を個別に係止して
移動する係止体が前記棚案内体に沿って設けられていて
もよく、棚案内体及び駆動手段の具体的な構成、機構等
も決して限定されないのは言うまでもなく、更に駆動手
段も特に停電時等の様な緊急の場合に限らず人力を用い
てもよい。
【0048】然して、本発明による棚、被検索物、検索
子機、棚案内体、駆動手段及び棚選出指示装置の具体的
な形状、数量、機構、機能等も決して限定されないのは
言うまでもない。
子機、棚案内体、駆動手段及び棚選出指示装置の具体的
な形状、数量、機構、機能等も決して限定されないのは
言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】叙上の様に、本発明に於ける被検索物の
個別検索管理方法に用いられる個別検索管理装置によれ
ば、複数の棚の夫々が、棚移動用の棚案内体と該棚案内
体に沿って前記各棚の夫々を移動させるための駆動手段
を介して所定の方向に移動可能に設けられ、且つ前記個
別検索管理装置には、被検索物の検索時に所望の被検索
物が収納された棚又は該所望の被検索物が収納された棚
以外の棚を前記駆動手段と棚案内体の双方を介して所定
の方向に移動させ、前記複数の棚の中から所望の被検索
物が収納された棚を選出し、所望の被検索物が収納され
た棚から該被検索物を取り出し可能とするための棚選出
指示装置が設けられてなることから、棚設置スペースに
設置される棚と棚との間隔を極めて狭まくして該棚に収
納される被検索物の数量を最多数にした場合であって
も、検索時に、該被検索物を収納する複数の棚の中から
所望の被検索物を収納する棚又は所望の被検索物を収納
する棚以外の棚を移動させて複数の棚の中から所望の被
検索物が収納された棚を瞬時に選出して検索子機が外部
表示を発する所望の被検索物を容易に取り出し可能とす
ることが出来るだけでなく、検索によって棚より取り出
された被検索物の返却状況や所在をも確実に管理するこ
とが出来るだけでなく、複数の被検索物の取り出し作業
と、複数の被検索物の返却作業をも並行して行うことが
出来る。
個別検索管理方法に用いられる個別検索管理装置によれ
ば、複数の棚の夫々が、棚移動用の棚案内体と該棚案内
体に沿って前記各棚の夫々を移動させるための駆動手段
を介して所定の方向に移動可能に設けられ、且つ前記個
別検索管理装置には、被検索物の検索時に所望の被検索
物が収納された棚又は該所望の被検索物が収納された棚
以外の棚を前記駆動手段と棚案内体の双方を介して所定
の方向に移動させ、前記複数の棚の中から所望の被検索
物が収納された棚を選出し、所望の被検索物が収納され
た棚から該被検索物を取り出し可能とするための棚選出
指示装置が設けられてなることから、棚設置スペースに
設置される棚と棚との間隔を極めて狭まくして該棚に収
納される被検索物の数量を最多数にした場合であって
も、検索時に、該被検索物を収納する複数の棚の中から
所望の被検索物を収納する棚又は所望の被検索物を収納
する棚以外の棚を移動させて複数の棚の中から所望の被
検索物が収納された棚を瞬時に選出して検索子機が外部
表示を発する所望の被検索物を容易に取り出し可能とす
ることが出来るだけでなく、検索によって棚より取り出
された被検索物の返却状況や所在をも確実に管理するこ
とが出来るだけでなく、複数の被検索物の取り出し作業
と、複数の被検索物の返却作業をも並行して行うことが
出来る。
【0050】更に、複数の棚の夫々が、対向して同方向
に回転する少なくとも一対の回転体間で一定の間隔を有
して保持されると共に、該回転体の回転を介して移動可
能に設けられてなり、しかも前記個別検索管理装置に
は、被検索物の検索時に前記棚を保持する回転体を駆動
手段を介して所定の方向に回転させて複数の棚の中から
所望の被検索物が収納された棚を選出し、所望の被検索
物が収納された棚から該被検索物を取り出し可能とする
ための棚選出指示装置が設けられてなることから、棚設
置スペースに設置される棚と棚との間隔を極めて狭まく
して該棚に収納される被検索物の数量を最多数にした場
合であっても、検索時に、該被検索物を収納する複数の
棚の中から所望の被検索物を収納する棚又は所望の被検
索物を収納する棚以外の棚を移動させて複数の棚の中か
ら所望の被検索物が収納された棚を瞬時に選出して検索
子機が外部表示を発する所望の被検索物を容易に取り出
し可能とすることが出来るだけでなく、検索によって棚
より取り出された被検索物の返却状況や所在をも確実に
管理することが出来るだけでなく、複数の被検索物の取
り出し作業と、複数の被検索物5の返却作業をも並行し
て行うことが出来る。
に回転する少なくとも一対の回転体間で一定の間隔を有
して保持されると共に、該回転体の回転を介して移動可
能に設けられてなり、しかも前記個別検索管理装置に
は、被検索物の検索時に前記棚を保持する回転体を駆動
手段を介して所定の方向に回転させて複数の棚の中から
所望の被検索物が収納された棚を選出し、所望の被検索
物が収納された棚から該被検索物を取り出し可能とする
ための棚選出指示装置が設けられてなることから、棚設
置スペースに設置される棚と棚との間隔を極めて狭まく
して該棚に収納される被検索物の数量を最多数にした場
合であっても、検索時に、該被検索物を収納する複数の
棚の中から所望の被検索物を収納する棚又は所望の被検
索物を収納する棚以外の棚を移動させて複数の棚の中か
ら所望の被検索物が収納された棚を瞬時に選出して検索
子機が外部表示を発する所望の被検索物を容易に取り出
し可能とすることが出来るだけでなく、検索によって棚
より取り出された被検索物の返却状況や所在をも確実に
管理することが出来るだけでなく、複数の被検索物の取
り出し作業と、複数の被検索物5の返却作業をも並行し
て行うことが出来る。
【0051】更に、前記棚選出指示装置が、ホストコン
ピュータを介しての検索人の意思命令動作によってのみ
起動することから、移動する棚と検索人との直接の衝突
事故や棚間での挟み込まれ事故等を確実に防止すること
が出来る。
ピュータを介しての検索人の意思命令動作によってのみ
起動することから、移動する棚と検索人との直接の衝突
事故や棚間での挟み込まれ事故等を確実に防止すること
が出来る。
【0052】又、前記複数の棚が棚選出指示装置を介し
ての所望の被検索物が収納された棚又は該所望の被検索
物が収納された棚以外の棚を前記駆動手段を介して所定
の方向に移動させる前には、全ての棚又は所定の棚以外
の各棚に収納された被検索物を取り出し不可とすべく位
置決めされることから、検索前に於いては、各棚を介し
て被検索物の夫々を取り出し不可に収納管理することが
出来る。
ての所望の被検索物が収納された棚又は該所望の被検索
物が収納された棚以外の棚を前記駆動手段を介して所定
の方向に移動させる前には、全ての棚又は所定の棚以外
の各棚に収納された被検索物を取り出し不可とすべく位
置決めされることから、検索前に於いては、各棚を介し
て被検索物の夫々を取り出し不可に収納管理することが
出来る。
【0053】従って、棚設置スペースに設置される棚と
棚との間隔を通常は検索人が入り込み不可に極めて狭ま
くして該棚に収納される被検索物の数量を最多数にした
場合であっても、検索時に、複数の棚に夫々収納され、
且つ親機と双方向に通信可能な検索子機を備えた複数の
被検索物の中から所望の被検索物に備えられた検索子機
の表示手段を外部表示させると共に、前記被検索物を収
納する複数の棚の中から所望の被検索物を収納する棚又
は所望の被検索物を収納する棚以外の棚を移動させて複
数の棚の中から瞬時に選出し容易に取り出し可能とする
ことが出来るだけでなく、検索によって棚より取り出さ
れた被検索物の返却状況や所在をも確実に管理すること
が可能となるだけでなく、被検索物を棚へ返却する場合
や、取り出す場合のスピードを向上させて作業効率を最
大限引き出すことが出来るという種々の格別な効果を有
するに至った。
棚との間隔を通常は検索人が入り込み不可に極めて狭ま
くして該棚に収納される被検索物の数量を最多数にした
場合であっても、検索時に、複数の棚に夫々収納され、
且つ親機と双方向に通信可能な検索子機を備えた複数の
被検索物の中から所望の被検索物に備えられた検索子機
の表示手段を外部表示させると共に、前記被検索物を収
納する複数の棚の中から所望の被検索物を収納する棚又
は所望の被検索物を収納する棚以外の棚を移動させて複
数の棚の中から瞬時に選出し容易に取り出し可能とする
ことが出来るだけでなく、検索によって棚より取り出さ
れた被検索物の返却状況や所在をも確実に管理すること
が可能となるだけでなく、被検索物を棚へ返却する場合
や、取り出す場合のスピードを向上させて作業効率を最
大限引き出すことが出来るという種々の格別な効果を有
するに至った。
【図1】本発明に於ける被検索物の個別検索管理装置の
概略を示す一部断面斜視図。
概略を示す一部断面斜視図。
【図2】本発明の被検索物の個別検索管理装置に於ける
検索子機への認識コード書込み時を示し、同図(イ)は
検索子機を検索子機集中制御装置に投入した状態を示す
平面図、同図(ロ)は認識コードを記憶した検索子機を
カルテ(被検索物)に装着した際の斜視図。
検索子機への認識コード書込み時を示し、同図(イ)は
検索子機を検索子機集中制御装置に投入した状態を示す
平面図、同図(ロ)は認識コードを記憶した検索子機を
カルテ(被検索物)に装着した際の斜視図。
【図3】本発明の被検索物の個別検索管理装置の使用状
態を示す斜視説明図。
態を示す斜視説明図。
【図4】本発明に於ける被検索物の個別検索管理装置に
用いられる棚の移動時の状態を示す斜視図。
用いられる棚の移動時の状態を示す斜視図。
【図5】本発明に於ける被検索物の個別検索管理装置に
用いられる棚の他の実施例を示す斜視図。
用いられる棚の他の実施例を示す斜視図。
【図6】本発明に於ける被検索物の個別検索管理装置に
用いられる棚の他の実施例を示し、同図(イ)は斜視
図、同図(ロ)は平面図。
用いられる棚の他の実施例を示し、同図(イ)は斜視
図、同図(ロ)は平面図。
【図7】本発明の被検索物の個別検索管理装置の被検索
物に装着される検索子機の他の実施例を示し、同図
(イ)、(ロ)は要部切り欠き断面図。
物に装着される検索子機の他の実施例を示し、同図
(イ)、(ロ)は要部切り欠き断面図。
【図8】本発明の被検索物の個別検索管理装置に於ける
検索子機の他の実施例を示す要部切り欠き断面図。
検索子機の他の実施例を示す要部切り欠き断面図。
【図9】従来のファイル等の被検索物の個別検索装置の
概略を示す斜視図。
概略を示す斜視図。
1…被検索物の個別検索管理装置 1a…ホストコンピュータ 1b…棚選出指示装置 3…検索子機 3a…取出データ記憶部 3b…認識コード出力部 4…棚返却情報管理装置 4a…棚段制御機 4b…消去信号発信部 4c…返却収納棚データ送信部 5…カルテ(被検索物) 6…棚
Claims (8)
- 【請求項1】 所定の検索信号によって相互が区別され
るべく夫々異なる認識コードを有した複数の検索子機
(3) と、該検索子機(3) の中から所望の検索子機(3) を
選択する親機によって構成され、これら複数の検索子機
(3) と親機は、直接又は通信手段を介して双方向通信が
可能とされ、且つ検索子機(3) の夫々は親機を介して送
られてくる検索信号と該検索子機(3) の有する認識コー
ドとを比較し、一致すれば識別可能な外部表示を発する
表示手段を備え、しかも該検索子機(3) の夫々が所定の
被検索物(5) に装着されて複数の棚(6) の夫々に収納さ
れた構成にしてなる被検索物の個別検索管理装置(1) に
於いて、前記複数の棚(6) の夫々が、棚移動用の棚案内
体(6c)と該棚案内体(6c)に沿って前記各棚(6) の夫々を
移動させるための駆動手段を介して所定の方向に移動可
能に設けられ、且つ前記個別検索管理装置(1) には、被
検索物(5) の検索時に所望の被検索物(5) が収納された
棚(6) 又は該所望の被検索物(5) が収納された棚(6) 以
外の棚(6) を前記駆動手段と棚案内体(6c)の双方を介し
て所定の方向に移動させ、前記複数の棚(6) の中から所
望の被検索物(5) が収納された棚(6) を選出し、所望の
被検索物(5) が収納された棚(6) から該被検索物(5) を
取り出し可能とするための棚選出指示装置(1b)が設けら
れてなることを特徴とする被検索物の個別検索管理装
置。 - 【請求項2】 所定の検索信号によって相互が区別され
るべく夫々異なる認識コードを有した複数の検索子機
(3) と、該検索子機(3) の中から所望の検索子機(3) を
選択する親機によって構成され、これら複数の検索子機
(3) と親機は、直接又は通信手段を介して双方向通信が
可能とされ、且つ検索子機(3) の夫々は親機を介して送
られてくる検索信号と該検索子機(3) の有する認識コー
ドとを比較し、一致すれば識別可能な外部表示を発する
表示手段を備え、しかも該検索子機(3) の夫々が所定の
被検索物(5) に装着されて複数の棚(6) の夫々に収納さ
れた構成にしてなる被検索物の個別検索管理装置(1) に
於いて、前記複数の棚(6) の夫々が、対向して同方向に
回転する少なくとも一対の回転体(22)間で一定の間隔を
有して保持されると共に、該回転体(22)の回転を介して
移動可能に設けられてなり、しかも前記個別検索管理装
置(1) には、被検索物(5) の検索時に前記棚(6) を保持
する回転体(22)を駆動手段を介して所定の方向に回転さ
せて複数の棚(6) の中から所望の被検索物(5) が収納さ
れた棚(6) を選出し、所望の被検索物(5) が収納された
棚(6) から該被検索物(5) を取り出し可能とするための
棚選出指示装置(1b)が設けられてなることを特徴とする
被検索物の個別検索管理装置。 - 【請求項3】 前記棚選出指示装置(1b)が、ホストコン
ピュータ(1a)を介しての検索人の意思命令動作によって
のみ起動する構成にしてなる請求項1又は2記載の被検
索物の個別検索管理装置。 - 【請求項4】 前記複数の棚(6) が、棚選出指示装置(1
b)を介しての所望の被検索物(5) が収納された棚(6) 又
は該所望の被検索物(5) が収納された棚(6) 以外の棚
(6) を前記駆動手段を介して所定の方向に移動させる前
には、全ての棚(6) 又は所定の棚(6) 以外の各棚(6) に
収納された被検索物(5) を取り出し不可とすべく位置決
めされる構成にしてなる請求項1乃至3の何れかに記載
の被検索物の個別検索管理装置。 - 【請求項5】 親機と直接又は通信手段を介して双方向
通信が可能で、且つ該親機からの検索信号によって相互
が区別されるべく夫々異なる認識コードを有すると共
に、該認識コードと前記親機からの検索信号とを比較
し、一致すれば所定の表示手段を外部表示する複数の検
索子機(3) の夫々を所定の被検索物(5) 毎に装着し、そ
の後該各被検索物(5) を駆動手段と棚案内体(6c) の双
方を介して所定の方向に移動可能な複数の棚(6) の夫々
に収納し、次に該棚(6) に収納された被検索物(5) の夫
々に前記親機を介して所定の検索信号を発することによ
り、所望の被検索物(5) に装着された検索子機(3) の表
示手段を外部表示させ、その後外部表示した検索子機
(3) を備えた被検索物(5) を収納した棚(6) 又は該被検
索物(5) が収納された棚(6) 以外の棚(6) を前記駆動手
段と棚案内体(6c)の双方を介して所定の方向に移動させ
て前記複数の棚(6) の中から所望の被検索物(5) が収納
された棚(6) を選出し、所望の被検索物(5) が収納され
た棚(6) から表示手段を外部表示してなる検索子機(3)
を有した被検索物(5) を取り出し可能とすることを特徴
とする被検索物の個別検索管理方法。 - 【請求項6】 親機と直接又は通信手段を介して双方向
通信が可能で、且つ該親機からの検索信号によって相互
が区別されるべく夫々異なる認識コードを有すると共
に、該認識コードと前記親機からの検索信号とを比較
し、一致すれば所定の表示手段を外部表示する複数の検
索子機(3) の夫々を所定の被検索物(5) 毎に装着し、そ
の後該各被検索物(5) を駆動手段及び対向して同方向に
回転する少なくとも一対の回転体(22)間で一定の間隔を
有して保持され、且つ該回転体(22)の回転を介して回転
可能に設けられた複数の棚(6) の夫々に収納し、次に該
棚(6)に収納された被検索物(5) の夫々に前記親機を介
して所定の検索信号を発することにより、所望の被検索
物(5) に装着された検索子機(3) の表示手段を外部表示
させ、その後前記複数の棚(6) を駆動手段及び回転体(2
2)の双方を介して同時に所定の方向に移動させて前記複
数の棚(6) の中から所望の被検索物(5) が収納された棚
(6) を選出し、所望の被検索物(5) が収納された棚(6)
から表示手段を外部表示してなる検索子機(3) を有した
被検索物(5) を取り出し可能とすることを特徴とする被
検索物の個別検索管理方法。 - 【請求項7】 前記複数の棚(6) が、表示手段を外部表
示してなる検索子機(3) を有した被検索物(5) の取り出
し後には、該被検索物(5) が取り出された棚(6以外の各
棚(6) に収納された被検索物(5) を取り出し不可に位置
決めされる請求項5又は6記載の被検索物の個別検索管
理方法。 - 【請求項8】 前記複数の棚(6) が、表示手段を外部表
示してなる検索子機(3) を有した被検索物(5) の取り出
し後に所定の方向に移動して位置決めされることによ
り、全ての棚(6) 又は所定の棚(6) 以外の各棚(6) に収
納された被検索物(5) を取り出し不可とする請求項5又
は6記載の被検索物の個別検索管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31028194A JPH08169512A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 被検索物の個別検索管理装置とその個別検索管理装置を用いた被検索物の個別検索管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31028194A JPH08169512A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 被検索物の個別検索管理装置とその個別検索管理装置を用いた被検索物の個別検索管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08169512A true JPH08169512A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18003351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31028194A Pending JPH08169512A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 被検索物の個別検索管理装置とその個別検索管理装置を用いた被検索物の個別検索管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08169512A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61183780A (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-16 | Kumahira Safe Co Inc | カルテ管理装置 |
JPH03195538A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-08-27 | Shiyadan Nikko Kinen Biyouin | カルテ管理システム及び同システムのファイル搬送用ワゴン |
JP4097726B2 (ja) * | 1996-02-13 | 2008-06-11 | 常成 小島 | 電子音響装置 |
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1994
- 1994-12-14 JP JP31028194A patent/JPH08169512A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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