JPH0986614A - カルテファイル収納管理装置 - Google Patents

カルテファイル収納管理装置

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Publication number
JPH0986614A
JPH0986614A JP27500795A JP27500795A JPH0986614A JP H0986614 A JPH0986614 A JP H0986614A JP 27500795 A JP27500795 A JP 27500795A JP 27500795 A JP27500795 A JP 27500795A JP H0986614 A JPH0986614 A JP H0986614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
file
shelves
chart
management device
Prior art date
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Pending
Application number
JP27500795A
Other languages
English (en)
Inventor
Toohei Tajima
遠平 田嶋
Kenzou Yanase
健蔵 簗瀬
Kunio Takano
邦夫 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Filing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Filing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0986614A publication Critical patent/JPH0986614A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクティブカルテとインアクティブカルテを
各々ファイルに納めて同じ移動棚に収納し、ファイル検
索システムを利用してアクティブカルテファイルは迅速
に出納でき、インアクティブカルテファイルはスペース
収納効率が良く収納できるカルテファイル収納管理装置
を供する。 【解決手段】 カルテファイルを収納し間口面に対し直
角方向へ移動する移動棚が平行に複数台配設された棚装
置において、各移動棚1の主通路5に面した側面にも複
数の棚段からなる側棚3が設けられ、側棚3の各棚板に
側棚間口面に沿って発信機が配設され、かつ側棚3に収
納される各カルテファイルに発信機の発信する信号を受
信しID番号と照合し表示を行う検索表示手段がそれぞ
れ着脱自在に装着されることで、前記側棚にファイル検
索システムが構成されるカルテファイル収納管理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院において効率
よく必要なカルテファイルを取り出すことができるカル
テファイル収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病院における患者個人の病歴情報等を記
録したカルテは、常に蓄積されて大量の数となり、かか
る大量のカルテをスペース収納効率良く保管し、正確に
出納することが要求される。
【0003】そこで従来は、現在使用中または使用頻度
の高いアクティブ状態にあるカルテ(アクティブカル
テ)と、使用頻度が極めて低いが必要なときには取り出
せるように保管しておくインアクティブ状態にあるカル
テ(インアクティブカルテ)とに分け、この2種類のカ
ルテを別の場所に収納していた。
【0004】アクティブカルテは、出納し易い場所に収
納され、正確かつ迅速に随時出納できることが要求さ
れ、一方インアクティブカルテは、収納スペースを考慮
して効率よく保管されかつ必要な時には検索でき取り出
せるようにしておくことが要求される。アクティブカル
テは、使用頻度が低くなると最終来院歴の古いカルテか
らインアクティブカルテとして移し換えられ、その結果
出納し易い場所の棚には常に利用頻度の高いカルテが集
中するようになる。
【0005】大病院のように、膨大なカルテが存在し、
アクティブカルテも大量にある場合には、各アクティブ
カルテをファイルに納め移動棚に収納し、必要なカルテ
ファイルが収納されている位置を表示するファイル位置
表示システムが構成された例(特願平6−293625
号)が、すでに同じ出願人により提案されており、一方
でインアクティブカルテは、別途他の収納スペースのあ
る場所に検索可能に保管されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしインアクティブ
カルテを保管する場所は、アクティブカルテが収納され
る常時取り出し易い場所から一般に離れており、カルテ
の移し換えにあたり、保管場所が離れていると面倒であ
る。
【0007】特に中小規模の病院になると、別途インア
クティブカルテを保管する場所を別に設ける余裕がない
場合もあり、またアクティブカルテとインアクティブカ
ルテを同じ場所に十分収納できる場合もある。
【0008】かかる場合は別に場所を分ける必要はない
が、アクティブカルテは常時正確かつ迅速に出納できる
ように収納されることと、インアクティブカルテは収納
スペースを考慮して効率良く検索可能に収納されること
の2つの要求が同時に達成されることが必要である。
【0009】また前記移動棚を利用したファイル位置表
示システムは、カルテファイルの取り出し時には、必要
なカルテファイルが収納された棚に面した通路を移動棚
の移動で形成してから表示器に表示されたファイル位置
に基づき所要のカルテファイルを探して取り出さなけれ
ばならず、取り出したカルテファイルを返却する場合も
移動棚を移動させて所定の棚の所定の場所に収納しなけ
ればならず、必ずしも迅速な出納ができるとは言えなか
った。
【0010】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、アクティブカルテとインアク
ティブカルテを各々ファイルに納めて同じ移動棚に収納
し、ファイル検索システムを利用してアクティブカルテ
ファイルは迅速に出納でき、インアクティブカルテファ
イルはスペース収納効率が良く収納できる経済的なカル
テファイル収納管理装置を供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、カルテファイルを収納し間口面に対し直
角方向へ移動する移動棚が平行に複数台配設された棚装
置において、前記各移動棚の主通路に面した側面にも複
数の棚段からなる側棚が設けられ、前記側棚の各棚板に
側棚間口面に沿って発信機が配設され、かつ前記側棚に
収納される各カルテファイルに前記発信機の発信する信
号を受信しID番号と照合し表示を行う検索表示手段が
それぞれ着脱自在に装着されることで、前記側棚にファ
イル検索システムが構成されるカルテファイル収納管理
装置とした。
【0012】ファイル検索システムが構成された側棚に
検索表示手段を装着したアクティブカルテファイルを収
納することで、移動棚を移動しなくても常に一覧性のあ
る側棚に収容された全アクティブカルテファイルが見渡
せて所要のカルテファイルは当カルテファイルの表示で
簡単に検索されて取り出し可能であり、返却も場所を選
ばないので手間がかからず出納が容易にできる。
【0013】また同じ移動棚において、検索表示手段を
外したインアクティブカルテファイルを側棚以外の棚に
収納することで、スペース収納効率に優れる。側棚にフ
ァイル検索システムが構成されるので、高価なファイル
検索システムの設置を必要最小限に止めて経済的なカル
テファイル収納管理装置を実現することができる。アク
ティブカルテファイルとインアクティブカルテファイル
は、検索表示手段の着脱で使い分けることができ、カル
テファイル自体は共用できるので、経済的である。側棚
と側棚以外の棚とは連設しているので、双方からの連続
した取り出し、両者間のカルテファイルの移管作業やカ
ルテ全体の管理等がやり易い。
【0014】前記発信機を赤外線発信機とし、前記検索
表示手段は前記赤外線発信機の発信する赤外線を受信し
ID番号と照合し表示を行い、前記側棚に発光ファイル
検索システムが構成された請求項1記載のカルテファイ
ル収納管理装置とすることで、赤外線信号により検索情
報等の送受信を確実に行うことができる。
【0015】前記発信機を電磁誘導コイルとし、前記検
索表示手段は前記電磁誘導コイルの発信する電磁信号を
受信しID番号と照合し表示を行い、前記側棚に電磁誘
導式ファイル検索システムが構成された請求項1記載の
カルテファイル収納管理装置とすることで、電磁誘導信
号により検索情報等の送受信を行うことができる。
【0016】前記発信機を電気接点とし、前記検索表示
手段は前記電気接点との接触により電気信号を受信しI
D番号と照合し表示を行い、前記側棚に電気接点式ファ
イル検索システムが構成された請求項1記載のカルテフ
ァイル収納管理装置とすることで、電気信号により検索
情報等の送受信を行うことができる。
【0017】前記移動棚の側棚以外の棚の一部にも前記
ファイル検索システムが構成された請求項1記載のカル
テファイル収納管理装置とすることで、迅速な出納がで
きる収納棚の領域を拡大し、インアクティブカルテに対
するアクティブカルテの割合を増やすことができ、また
はファイル検索システムの構成された側棚以外の棚にイ
ンアクティブカルテファイルを収納すれば、側棚以外の
棚に収納されたインアクティブカルテをファイル検索シ
ステムで容易に出納することも可能である。
【0018】また前記移動棚の側棚以外の棚を複式棚と
し、同複式棚の所定棚段の棚間口面に表示器が設けら
れ、所要のカルテファイルの番号,該ファイル番号のカ
ルテファイルの収納されている位置を前記表示器に表示
させることで、前記複式棚にファイル位置表示システム
が構成された請求項1記載のカルテファイル収納管理装
置とすることで、複式棚に収納されたカルテファイル
は、表示器に表示されたカルテファイルの番号および収
納位置から容易に検索して取り出すことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図1ないし図10に図示した
本発明の実施の一形態について説明する。本実施の形態
は、中小規模の病院におけるカルテ収納管理装置に係
り、移動棚よりなる棚装置の正面図を図1に、同平面図
を図2に示す。
【0020】移動棚1は、主通路5側から見た正面視
(図1)で左側から1号棚11 、2号棚12 、…、N号
棚1n とn台配列されており、各移動棚1は全て複式移
動棚であり、背中合わせに複式棚2が構成されるととも
に、正面側側面には側棚3が形成されている。
【0021】複式棚2は、図3に示すように、棚板11に
より7段の棚段で構成された棚連10が3連程連設されて
おり、側棚3は正面側の棚連10の約半分に構成されて該
棚連10を狭くしており、同側棚3は図1に示すように正
面を間口面として棚板12により7段の棚段が構成されて
いる。
【0022】かかる移動棚1は、複式棚2の間口面に直
角方向に敷設された2条のレール7上に車輪13を介して
走行自在に配設されて、隣合う移動棚間を開くことで作
業者が通れる枝通路6を形成する。この枝通路6を照明
する通路照明灯FL14が各移動棚1の天板9からアーム15
を介して突設されている。なお1号棚11 には左右に1
灯ずつ通路照明灯FL14を有し、そのうち壁側の通路照明
灯FL14はアームなしに上方の笠のみであまり突出しない
ようにして壁に接近できるようにしており、N号棚1n
の壁側にあたる通路照明灯14も同様である。
【0023】図4に示すように各移動棚1は、それぞれ
モータM16を搭載して独立に駆動され、枝通路6を閉じ
て相隣り合う棚が互いに適当に接近したときに、停止リ
ミットスイッチLS17が作動して移動棚1を停止させる。
また下部の台枠の棚間口面に沿って安全停止バーSB18が
備えられており、異物に触れた時など移動棚1を停止さ
せる。さらに光センサーからなる進入検出センサーPH19
が設けられ(図2参照)、枝通路6内に人が進入したこ
とを検知して当該枝通路6を閉じないように移動棚1の
移動を禁止するようになっている。
【0024】1号棚11 の正面の側棚3には、各棚板12
のうち下から5段目の棚板正面に電源スイッチ20と同電
源スイッチ20のオン操作で点灯する電源ランプ21が設け
られるとともに、左寄りに集束ボタン22、左右端部にそ
れぞれ操作ボタンPB23,23が配設されている。集束ボタ
ン22はオン操作で全ての移動棚1を1号棚11 側に集束
させ、操作ボタンPB23はオン操作された操作ボタン寄り
の枝通路6を開かせる。
【0025】さらに1号棚11 において、天板9の正面
中央位置には棚表示灯TL25が配設され、各棚板12には左
寄りに棚段表示灯DL26がそれぞれ配設され、5段目の棚
板正面中央には表示スタートスイッチDSB 27が設けられ
ている。棚表示灯TL25は、点灯した移動棚に所要のカル
テファイル40が存在することを示す表示灯であり、棚段
表示灯DL26は、点灯した棚段に所要のカルテファイル40
が存在することを示す表示灯であり。
【0026】そして表示スタートスイッチDSB 27は前記
棚表示灯TL25の点灯により作業員が、当該移動棚1の正
面まで来たときに、該表示スタートスイッチDSB 27をオ
ン操作すると、後述するように所要のカルテファイル40
に取付けられたIDチップ50の発光ダイオード54,55が
点灯し、棚段表示灯DL26の点灯を目印にして所要のカル
テファイルを簡単に見つけ出すことができる。
【0027】1号棚11 以外の2号棚12 ないしN号棚
n においては、その5段目棚板12の正面右端に操作ボ
タンPB23,中央に表示スタートスイッチDSB 27が配設さ
れるとともに、各棚板12の正面には左寄りに棚段表示灯
DL26が設けられ、天板9の正面には棚表示灯TL25が配設
されている。棚表示灯TL25,棚段表示灯DL26,表示スタ
ートスイッチDSB 27は、側棚3にのみ存在し、後述する
発光ファイル検索システムが側棚3に構成されている。
【0028】以上のような1号棚11 、2号棚12
…、N号棚1n は、通常1号棚11 側の壁に寄って全移
動棚が集束しており、したがって各側棚3は連続して配
列され、主通路5にいる作業者は一目で全体の側棚正面
を見渡せる。
【0029】複式棚2に収納されたカルテファイルの出
納に際しては、所要の枝通路6を形成すべく所要の操作
ボタンPB23を操作して移動棚1を移動させる。この移動
棚の駆動制御系の概略ブロック図を図5に示す。1号棚
1 には、電源部30と主制御盤31および副制御盤32が搭
載されており、2号棚12 、…、N号棚1n には、それ
ぞれ副制御盤32が搭載されている。
【0030】1号棚11 において前記電源スイッチ20が
オン操作されると、電源部30から電力が供給され各制御
および駆動機構が動作する。主制御盤31は、電源ランプ
21を点灯し、n台の移動棚全体の管理制御をおこなって
おり、集束ボタン22の操作信号を入力するとともに各副
制御盤32から信号が入力され、信号処理して、各副制御
盤32に指示信号を出力する。各移動棚1に設けられた副
制御盤32は、主制御盤31からの信号および操作ボタンPB
23,安全停止バーSB18,停止リミットスイッチLS17,進
入検出センサーPH19からの信号を入力し、モータM16お
よび通路照明灯FL14の駆動制御を行う。
【0031】なお1号棚11 においては、操作ボタンPB
23,安全停止バーSB18,停止リミットスイッチLS17,進
入検出センサーPH19がそれぞれ左右一対ずつあり、これ
らの信号を副制御盤32は入力し、通路照明灯FL14も左右
に2個あり、これらを副制御盤32は制御している。
【0032】以上のような制御系において、通常作業者
は、複式棚2に収納された所要のカルテファイル40を出
納するのに、当該複式棚2に面する枝通路6を開くため
に対応する操作ボタンPB23をオン操作すれば、当該枝通
路6を挟んで両側の移動棚群が左右に移動制御され、所
要の枝通路6を形成することができ、同時に該枝通路6
を照明する通路照明灯FL14を点灯する。集束ボタン22が
オン操作されたときは、全ての移動棚1を1号棚11
に集束させる。
【0033】本移動棚1においては、上記のようにして
枝通路6を形成して出納する複式棚2には、インアクテ
ィブカルテを納めるインアクティブカルテファイルFi
が収納され、枝通路6の形成を必要としない発光ファイ
ル検索システムが構成される側棚3にはアクティブカル
テを納めるアクティブカルテファイルFaが収納され
る。
【0034】アクティブカルテファイルFaもインアク
ティブカルテファイルFiもカルテファイル40自体は同
じものを利用しており、図6に図示するようにカルテフ
ァイル40は、一対の表紙41,42が背表紙43により一体に
連結されたバインダー式のファイルであり、透明樹脂で
構成されている。背表紙43の内側に突出形成された支持
片44に綴じ金具46が取り付けられており、カルテ用紙の
端縁に沿って2つの孔を開け綴じ金具46の両端を貫通さ
せ折り曲げて綴じる。
【0035】一方の表紙41の内面には内袋41aが設けら
れ、他方の表紙42の外面には所要事項を記録したカード
等を挿入するポケット42aが設けられている。そして表
紙41の背表紙43に連なる一方の側縁に沿って断面が偏平
矩形の角筒片45が突出形成されている。角筒片45の外側
面45aの背表紙43側部分に切欠き45bが形成されてい
る。
【0036】以上のような構造をしたカルテファイル40
は、背表紙43を下にし角筒片45を手前にして移動棚1の
棚段に収納される。したがって棚段に収納された状態の
カルテファイル40は、棚間口面に角筒片45の外側面45a
が縦方向に指向して並ぶことになる。この角筒片45にI
Dチップ50が挿入されると、アクティブカルテファイル
Faとして使えるようになり、単に見出しシートが挿入
されるとインアクティブカルテファイルFiとして使用
されることになる。カルテファイル40自体は共用できる
ので、経済的である。
【0037】IDチップ50は、偏平板状のケース51に構
成され、角筒片45に下方開口から嵌入できるようになっ
ており、図8を参照して嵌入されたIDチップ50のケー
ス底部51aに赤外線受光部52と赤外線発光部53が若干凹
んだ位置に設けられ、角筒片45の外側面45aに対面する
正面51bにはその下方寄りの前記角筒片45の切欠き45b
に対応する部分に凹部51cが形成され、同凹部51cに上
下に緑色の発光ダイオード54と赤色の発光ダイオード55
が配設されている。
【0038】IDチップ50の上記ケース51の内部には、
電池56とともにマイクロコンピュータ57が内蔵されてお
り、その制御系の概略ブロック図を図9に示す。マイク
ロコンピュータ57は、演算部58と記憶部59によりデータ
処理を行っており、赤外線受光部52からの受光信号を入
力して、記憶部59に記憶された該IDチップ50自身のI
D番号と照合し一致するか否かを判断するとともに、信
号のメッセージを読み取り、照合が一致したときは赤外
線発光部53に発光を指示し、読み取ったメッセージから
緑色と赤色の発光ダイオード54,55の少なくとも一方を
点灯または点滅させる。
【0039】一方側棚3の各棚板12の間口面側には、赤
外線発信部60と赤外線受信部61が配列されている。すな
わち図7および図8に示すように棚板12の外側壁12aに
沿って上側を開口した断面コ字状の溝条12bが形成され
ていて、同開口をプラスチックの透明板62が塞いでお
り、その内部溝条12bの底面に多数の赤外線発光部60が
長手方向い亘って所定間隔で配列されるとともに、同赤
外線発光部60の配列と平行に複数の赤外線受光部61が配
列されている。
【0040】かかる棚板12に前記IDチップ50が取り付
けられたアクティブカルテファイルFaが図7に示すよ
うにIDチップ50を手前にして立て掛けられて収納され
る。図8に示すようにIDチップ50の底部51aに設けら
れた赤外線受光部52と赤外線発光部53とは、透明板62を
間にして溝条12bに配列された赤外線発光部60と赤外線
受光部61とに対向しており、赤外線による信号の送受信
が可能である。IDチップ50が透明板62上に載ればアク
ティブカルテファイルFaがどの位置にあろうと、また
多少傾いて収納されても赤外線信号の送受信は可能であ
る。
【0041】以上のような赤外線信号の送受信を行う発
光ファイル検索システムのブロック図を図10に示し説
明する。発光ファイル検索システムは、管理用コンピュ
ータ65により集中的に管理制御されており、インターフ
ェースユニット66を介して各移動棚1の棚表示制御装置
67との間で信号の授受が行われている。
【0042】各移動棚1はそれぞれ電源68を有し、棚表
示制御装置67は前記棚表示灯TL25および各棚段の棚段表
示灯DL26の点灯制御を行うとともに、表示スタートスイ
ッチDSB 27の信号を入力し、各棚板12の前記赤外線発光
部60の発光制御を行い、赤外線受光部61から受光信号を
受ける。
【0043】このような発光ファイル検索システムは、
各移動棚1の側棚3にのみ構成され、同側棚3には、I
Dチップ50が取り付けられたアクティブカルテファイル
Faが収納される。側棚3は主通路5に全て面している
ので、全体を見渡すことができ、特に移動棚1が集束し
ているときは、一層見やすい状態にある。
【0044】まず作業者が、管理用コンピュータ65に再
来取り出し,予約取り出し,緊急取り出し等の取り出し
種類とともに取り出すアクティブカルテファイルFaの
ID番号を入力すると、棚表示制御装置67が指示して各
赤外線発光部60を一斉に作動して種類とID番号のデジ
タル信号をシリアルに発信させる。
【0045】複数のアクティブカルテファイルFa側で
は、各IDチップ50の赤外線受光部52が同信号を受信し
て演算部58が自らのID番号と照合し、一致したIDチ
ップ50は、底部51aの赤外線発光部53を作動させ、要求
のあったアクティブカルテファイルFaが存在すること
を知らせる信号を発信し、同信号を棚板側の赤外線受光
部61が受けて棚表示制御装置67にフィードバックする。
【0046】棚表示制御装置67はフィードバック信号か
ら自らの移動棚にあたるときは棚表示灯TL25を点灯し、
当該アクティブカルテファイルFaが存在する棚段の棚
段表示灯DL26を点灯する。したがって作業者は、棚表示
灯TL25が点灯する移動棚1の前に行き、当該移動棚の表
示スタートスイッチDSB 27をオン操作する。
【0047】すると当該IDチップ50に点灯指示信号が
発信され、同IDチップ50は同信号を受けて取り出し種
類に応じ、再来取り出しならば赤色の発光ダイオード55
を点灯し、予約取り出しならば緑色の発光ダイオード54
を点灯し、緊急取り出しならば両発光ダイオード54,55
を同時に点灯または点滅させる。このように表示スター
トスイッチDSB 27のオン操作を待って点灯させるのは、
IDチップ50に内蔵された電池56の電力消費をできるだ
け抑え、長期間に亘って使用できるようにするためであ
る。
【0048】作業者は、所要のアクティブカルテファイ
ルFaの発光ダイオードが点灯するので、棚段表示灯DL
26の点灯とともに該アクティブカルテファイルFaを容
易に見つけ取り出すことができる。
【0049】取り出したアクティブカルテファイルFa
を戻すときは、いずれの場所に収納しても良くフリーロ
ケーションで返却も簡単であり、何冊かをまとめて返却
することも可能である。
【0050】以上のように側棚3に収納されたアクティ
ブカルテファイルFaは、極めてその出納が簡単で作業
を迅速に遂行することができる。一方複式棚2に収納さ
れるIDチップ50が取り付けられていないインアクティ
ブカルテファイルFiは、分類しそれぞれ見出しを付け
収納場所を決めて検索できるようにしておき、適当なサ
イクルでピッキングリストを発行し、作業者は同リスト
を見ながら所要のインアクティブカルテファイルFiを
出納する。
【0051】その際移動棚1を移動させて所要の枝通路
6を形成し、リストの記載にしたがって所要のインアク
ティブカルテファイルFiを探し出さなければならず、
手間と時間がかかるが、インアクティブカルテファイル
Fiは使用頻度が極めて低く、出納の作業効率よりも収
納効率が優先される。そこで本実施の形態のようにイン
アクティブカルテファイルFiを移動棚1の複式棚2に
収納することで、スペース収納効率を優れたものにして
いる。
【0052】同じ移動棚1の側棚3にアクティブカルテ
ファイルFaを収納し、複式棚2にインアクティブカル
テファイルFiを収納しているので、両方からの連続し
た取り出し、両者間のカルテファイルの移管作業、カル
テ全体の管理等がやり易く便利である。
【0053】特に一定期間経過して通院がないようなア
クティブカルテファイルFaをインアクティブカルテフ
ァイルFiとして複式棚2の方に移し換えるが、そのと
きは当該カルテが納められたカルテファイル40はそのま
まにIDチップ50だけを抜き取って、代わりに見出しシ
ートを挿入すればインアクティブカルテファイルFiと
なり、複式棚2の所定の場所に収納すれば移し換えは終
了する。抜き取ったIDチップ50は、新たなアクティブ
カルテのカルテファイル40に用いることができる。また
側棚3が満杯に近くなった時に、最終使用歴の古いカル
テを複式棚2に移していけば、結果として最も使用頻度
の高いカルテが側棚3に集中する。
【0054】以上のように本実施の形態は、共通の移動
棚においてアクティブカルテファイルFaについては出
納作業効率に優れ、インアクティブカルテファイルFi
についてはスペース収納効率に優れるという2つの作用
効果を同時に奏することができ、さらに両者間のカルテ
の移し換えも簡単にでき作業効率がよい。
【0055】以上の実施の形態では、移動棚1の側棚3
のみ発光ファイル検索システムを構成したが、インアク
ティブカルテファイルFiに対するアクティブカルテフ
ァイルFaの数の割合が大きく、側棚3にのみアクティ
ブカルテファイルFaを収納するのでは足りないような
場合に、複式棚2の一部にも発光ファイル検索システム
を構成することが考えられる。
【0056】また複式棚2の全てに発光ファイル検索シ
ステムを構成すれば、使用頻度の小さいインアクティブ
カルテファイルFiについても出納が容易になるが、機
能が過剰で経済的でないであろう。
【0057】次に複式棚にファイル位置表示システムを
構成した実施の態様を説明する。ファイル位置表示シス
テムについては同じ出願人に係る特願平6−29362
5号に詳しい説明があるが、図11ないし図13に基づ
き簡単に説明する。図11は、移動棚71におけるファイ
ル位置表示システムを構成した複式棚72の棚間口面を示
す。なお側棚73は、発光ファイル検索システムが構成さ
れて、アクティブカルテファイルFaが収納される。
【0058】複式棚72の棚間口面において、連設された
3つの棚連75の主通路側の棚連75に側棚73が設けられ
て、棚連としては棚幅が小さくなっている。各棚段は仕
切り板76によって区画され、側棚73が設けられた棚連75
は2区画に他の2つの棚連75は4区画に区画されてい
る。
【0059】棚連75毎に下から5段目の棚板外側面77に
各種表示器が設けられており、区画にそれぞれ対応した
位置に区画表示灯SL78が配設され、中央には図12に示
すように段数を表示する1桁のデジタル表示器79と、フ
ァイル番号を表示する4桁と診療科コードを表示する2
桁からなるデジタル表示器80が設けられている。デジタ
ル表示器79,80はセグメント表示であり、同デジタル表
示器79,80の右方にはNEXTボタン81が設けられてい
る。
【0060】以上のような複式棚72に、インアクティブ
カルテファイルFiが収納されるが、インアクティブカ
ルテファイルFiは、ファイル番号を付した見出しを付
けて分類されて所定の棚列,棚連,棚段,区画位置に収
納される。かかるファイル位置表示システムの制御系の
概略ブロック図を図13に図示する。
【0061】前記発光ファイル検索システムを管理する
管理用コンピュータ65によって、該ファイル位置表示シ
ステムも集中的に管理することができる。同管理用コン
ピュータ65は、移動棚の駆動制御をする前記図5に示し
た主制御盤31に指示信号を出力して副制御盤32による駆
動信号に基づき所定のモータMが駆動され、所要の枝通
路の形成を行うことができる。また管理用コンピュータ
65の指令の下でラックコントロールユニットRCU85
が、前記デジタル表示器79,80および区画表示灯SL78を
駆動制御するとともに、NEXTボタン81からのオン信
号を入力する。
【0062】以上のようなファイル位置表示システムが
複式棚72に構成されているので、同複式棚72に収納され
るインアクティブカルテファイルFiの取り出し要求が
ある場合についてみると以下のようである。まず管理用
コンピュータ65にファイル番号が入力され、管理用コン
ピュータ65は入力されたファイル番号から所要のインア
クティブカルテファイルFiの収納された棚列を判断し
て、同棚列に対応する枝通路を開くべく指示信号を主制
御盤31に出力し、当該枝通路を自動的に開くようにす
る。
【0063】同時にファイル番号から所要のインアクテ
ィブカルテファイルFiの収納された棚列のみならず棚
連,棚段,区画が判断され、その各信号に基づきRCU
85が、その相当する棚列の相当する棚連75のデジタル表
示器79,80に棚の段数、ファイル番号を表示し、相当す
る区画の区画表示灯SL78を点灯する。
【0064】したがって作業者は、開いた枝通路に入
り、デジタル表示された棚連75の前に立ち、点灯した区
画表示灯SL78の区画におけるデジタル表示器79が表示し
た棚段に注目して、デジタル表示器80が表示したファイ
ル番号のインアクティブカルテファイルFiを容易に見
つけ出し取り出すことができる。次に続けて別のインア
クティブカルテファイルFiを取り出す場合はNEXT
ボタン81を押すと次のファイル番号等が表示される。な
お取り出したインアクティブカルテファイルFiを返却
するときは、所定の場所に戻さなければならない。
【0065】以上のように本実施の形態は、同じ移動棚
71の側棚73には発光ファイル検索システムを構成し、複
式棚72にはファイル位置表示システムを構成し、側棚73
にアクティブカルテファイルFaを収納し、複式棚72に
インアクティブカルテファイルFiを収納することで、
アクティブカルテファイルFaについては前記実施の形
態と同じで迅速かつ正確な出納ができ、インアクティブ
カルテファイルFiについては複式棚72に収納すること
でスペース収納効率が優れるとともにファイル位置表示
システムが構成されているので、出納作業効率も高くす
ることができインアクティブカルテファイルFiについ
て出納をし易くしている。
【0066】なお以上実施の形態では、全ての棚につい
て複式移動棚としたが、両側を単式固定棚とすることも
考えられる。しかし単式固定棚であると、その側板側に
側棚を設けても、その棚幅は狭いものとなり、かかる側
棚に発光ファイル検索システムを構成するのは、経済的
に得策ではない。
【0067】限られた設置スペースにおいて、図14に
示すように主通路90の一方の側のみに移動棚91を配置す
ると、複式棚92と側棚93との割合はおよそ決まってき
て、移動棚91の全体に対する側棚93の占める割合は約2
0%程度となる。
【0068】すなわち全カルテファイルのうちアクティ
ブカルテファイルFaの割合が、約20%以下であれば
問題はないが、約20%を越えるようなときは、前記し
たように複式棚の一部も発光ファイル検索システムとし
てアクティブカルテファイルFaを複式棚にも収納する
ことが可能であるが、そのほかに図15に示すように同
じ設置スペースであっても主通路100 を真ん中に通し、
その両側に移動棚101を配置するようにし、各移動棚101
の主通路側に側棚103 を設ければ、必然的に複式棚102
が減って側棚103 が増すことになり、移動棚100 全体
に対する側棚103 の占める割合は増加し、アクティブカ
ルテファイルFaの割合を大きくして側棚103 に収納す
ることができる。
【0069】なお図14および図15において、移動棚
92,102 は集束状態を示しており、当該移動棚92,102
を設置する部屋に入るドア95,105 側に集束していて、
部屋に入るとすぐに側棚93,103 が一覧できる。
【0070】以上の実施の形態では、側棚に赤外線送受
信方式による発光ファイル検索システムが構成されてい
たが、電磁誘導方式や接点方式が別に考えられる。すな
わち電磁誘導方式の場合、図16にそのシステム制御系
の概略ブロック図を示すが、同図に示すように管理用コ
ンピュータ150 により集中的に管理制御され、インター
フェースユニット151 を介して各移動棚の棚制御装置15
2 との間で信号の授受がなされ、各棚制御装置152 は、
電磁誘導制御を行っており、ドライバー回路153 を介し
て各棚板の間口面に沿って布設された誘導コイル154 に
電磁誘導信号を出力する。
【0071】一方カルテファイルに装着されるIDチッ
プ160 の方は、マイクロコンピュータ161 が搭載され、
受信コイル162 に誘導された電磁信号が信号取込回路16
3 を介して入力され、信号処理されて発光ダイオード等
の表示部162 を駆動制御して所要の表示を行う。こうし
て電磁誘導方式によるファイル検索システムが構成され
る。その用い方は前記赤外線送受信方式と同じである。
【0072】さらに接点方式は、棚側とIDチップ側の
信号の授受を直接接点どうしの接触により行う方式であ
る。
【0073】
【発明の効果】本発明は、同じ移動棚において側棚を設
け、同側棚にファイル検索システムを構成し、移動棚を
移動しなくても常に一覧性のある側棚にアクティブカル
テファイルを収納することで、アクティブカルテファイ
ルの出納作業効率が大幅に向上すると同時に、側棚以外
の棚に収納されるインアクティブカルテファイルのスペ
ース収納効率を高く維持することができる。カルテファ
イル自体は検索表示手段の着脱でアクティブとインアク
ティブとに使い分けることができるので、経済的であ
る。また側棚と側棚以外の棚は連設しているので、両者
間のカルテファイルの移し換えは簡単にできる。
【0074】側棚以外の棚の一部にもファイル検索シス
テムを構成することで、迅速な出納ができる収納棚の領
域を拡大することができ、インアクティブカルテに対す
るアクティブカルテの割合を増やすことができる。また
ファイル検索システムの構成された側棚以外の棚にイン
アクティブカルテファイルを収納すれば、同インアクテ
ィブカルテファイルをファイル検索システムで容易に出
納することが可能である。
【0075】側棚にファイル検索システムを構成すると
ともに側棚以外の複式棚にファイル位置表示システムを
構成することで、側棚に収納されるアクティブカルテフ
ァイルはその出納作業効率を極めて高くし、複式棚に収
納されるインアクティブカルテファイルのスペース収納
効率を高く維持したまま、インアクティブカルテファイ
ルの出納も容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る棚装置の正面図で
ある。
【図2】同平面図である。
【図3】同移動棚の棚間口面を示す側面図である。
【図4】同移動棚の駆動手段およびセンサー等を示す平
面図である。
【図5】同移動棚の駆動制御系の概略ブロック図であ
る。
【図6】カルテファイルおよびIDチップの斜視図であ
る。
【図7】棚板にアクテイブカルテファイルを立て掛けた
状態を示す斜視図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線に沿って切断した断
面図である。
【図9】IDチップ50の制御系の概略ブロック図であ
る。
【図10】発光ファイル検索システムのブロック図であ
る。
【図11】ファイル位置表示システムを構成した複式棚
の棚間口面を示す側面図である。
【図12】同棚間口面の各表示器が配設された棚板外側
面を示す図である。
【図13】ファイル位置表示システムの制御系の概略ブ
ロック図である。
【図14】移動棚の配置を示す平面図である。
【図15】別の移動棚の配置を示す平面図である。
【図16】電磁誘導方式のファイル検索システムの制御
系の概略ブロック図である。
【符号の説明】
1…移動棚、2…複式棚、3…側棚、5…主通路、6…
枝通路、7…レール、9…天板、10…棚連、11, 12…棚
板、13…車輪、14…通路照明灯FL、15…アーム、16…モ
ータM、17…停止リミットスイッチLS、18…安全停止バ
ーSB、19…侵入検出センサーPH、20…電源スイッチ、21
…電源ランプ、22…集束ボタン、23…操作ボタンPB、25
…棚表示灯TL、26…棚段表示灯DL、27…表示スタートス
イッチDSB 、30…電源部、31…主制御盤、32…副制御
盤、40…カルテファイル、41, 42…表紙、43…背表紙、
50…IDチップ、51…ケース、52…赤外線受光部、53…
赤外線発光部、54…発光ダイオード(緑色)、55…発光
ダイオード(赤色)、56…電池、57…マイクロコンピュ
ータ、58…演算部、59…記憶部、60…赤外線発光部、61
…赤外線受光部、62…透明板、65…管理用コンピュー
タ、66…インターフェースユニット、67…棚表示制御装
置、68…電源、71…移動棚、72…複式棚、73…側棚、75
…棚連、76…仕切り板、77…棚板外側面、78…区画表示
灯SL、79, 80…デジタル表示器、81…NEXTボタン、
85…RCU、90…主通路、91…移動棚、92…複式棚、93
…側棚、100 …主通路、101 …移動棚、102 …複式棚、
103 …側棚、150 …管理用コンピュータ、151 …インタ
ーフェースユニット、152 …棚制御装置、153 …ドライ
バー回路、154 …誘導コイル、160 …IDチップ、161
…マイクロコンピュータ、162 …受信コイル、163 …信
号取込回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルテファイルを収納し間口面に対し直
    角方向へ移動する移動棚が平行に複数台配設された棚装
    置において、 前記各移動棚の主通路に面した側面にも複数の棚段から
    なる側棚が設けられ、 前記側棚の各棚板に側棚間口面に沿って発信機が配設さ
    れ、かつ前記側棚に収納される各カルテファイルに前記
    発信機の発信する信号を受信しID番号と照合し表示を
    行う検索表示手段がそれぞれ着脱自在に装着されること
    で、前記側棚にファイル検索システムが構成されること
    を特徴とするカルテファイル収納管理装置。
  2. 【請求項2】 前記発信機を赤外線発信機とし、前記検
    索表示手段は前記赤外線発信機の発信する赤外線を受信
    しID番号と照合し表示を行い、前記側棚に発光ファイ
    ル検索システムが構成されたことを特徴とする請求項1
    記載のカルテファイル収納管理装置。
  3. 【請求項3】 前記発信機を電磁誘導コイルとし、前記
    検索表示手段は前記電磁誘導コイルの発信する電磁信号
    を受信しID番号と照合し表示を行い、前記側棚に電磁
    誘導式ファイル検索システムが構成されたことを特徴と
    する請求項1記載のカルテファイル収納管理装置。
  4. 【請求項4】 前記発信機を電気接点とし、前記検索表
    示手段は前記電気接点との接触により電気信号を受信し
    ID番号と照合し表示を行い、前記側棚に電気接点式フ
    ァイル検索システムが構成されたことを特徴とする請求
    項1記載のカルテファイル収納管理装置。
  5. 【請求項5】 前記移動棚の側棚以外の棚の一部にも、
    前記ファイル検索システムが構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載のカルテファイル収納管理装置。
  6. 【請求項6】 前記移動棚の側棚以外の棚を複式棚と
    し、 同複式棚の所定棚段の棚間口面に表示器が設けられ、所
    要のカルテファイルの番号,該ファイル番号のカルテフ
    ァイルの収納されている位置を前記表示器に表示させる
    ことで、前記複式棚にファイル位置表示システムが構成
    されることを特徴とする請求項1記載のカルテファイル
    収納管理装置。
JP27500795A 1995-09-29 1995-09-29 カルテファイル収納管理装置 Pending JPH0986614A (ja)

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