JPH0816916B2 - 識別コード紙と識別コード記録読取装置 - Google Patents

識別コード紙と識別コード記録読取装置

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JPH0816916B2
JPH0816916B2 JP5180824A JP18082493A JPH0816916B2 JP H0816916 B2 JPH0816916 B2 JP H0816916B2 JP 5180824 A JP5180824 A JP 5180824A JP 18082493 A JP18082493 A JP 18082493A JP H0816916 B2 JPH0816916 B2 JP H0816916B2
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博一 吉田
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帝菱産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【001】 【産業上の利用分野】本発明は、商品名,価格,記号等
をコード表示する識別コード紙に関するものである。よ
り詳しくは、機械によって光学的に読取ることのできる
2進コードの識別コード紙に関するものである。 【002】 【従来の技術】この種の識別コード読取装置に関する従
来技術として、公知のバーコードを用いた識別コードに
対する読取装置として、特公昭53−21980号「バ
ーコード文字認識装置」が存在する。 【003】 【発明が解決しようとする課題】上記の公知技術におい
ては、バーコードは線の太さおよび線の位置により2進
コードを識別するものであるから、読み取りエラーの生
じる可能性が大であるため一般的に数字を表すものが殆
どでアルファベットまで読み取れるものがまれにあるだ
けでありJIS漢字コードに対応できるもの(即ち、漢
字を表示できるもの)は、実用化されていない。また、
バーコードを表示する線の太さおよび位置を正確に判読
する必要があり、バーコードの印刷ミス,バーコード紙
の伸縮,バーコード紙の貼付面の凹凸およびセンサーの
バーコード紙に対する相対角度の変化により、読取りエ
ラーを生じる等の問題点がある。 【004】 【課題を解決するための手段】本願第1発明は、データ
表示エリヤbの側縁に隣接してコンピュータによるデー
タ読取り範囲を設定するためのX軸基線1およびY軸基
線2と、2値コードマークKが記録される複数個の単位
データエリヤ3と、データ表示エリヤbを複数個の単位
データエリヤ3に分割すべく、格子状に配置された区分
マーク4と、前記データ表示エリヤbに隣接して設けら
れている非対称補助表示マーク5とを含む表示エリヤを
有し、前記X軸基線1および前記Y軸基線2と非対称補
助表示マーク5とによって包囲されてデータ表示エリヤ
bが規制されることを特徴とする識別コード紙を提供す
る。本願第2発明は、 本願第1発明の識別コード紙
と;前記識別コード紙に記録されているX軸基線1およ
びY軸基線2、区分マーク、非対称補助表示マーク5
単位データエリヤ3の2値コードマークKを読取
り、二値コードを示す識別信号を発生するためのデータ
読取装置8と、2値コードマークKが記録されている複
数個の単位データエリヤ3と格子状に配置された区分マ
ーク4とを読取り、二値コードを示す識別信号を発生す
るためのデータ読取装置と、データ表示エリヤbの側縁
に隣接してコンピュータによるデータ読取り範囲を設定
するためのX軸基線1の方向およびY軸基線2の方向
対称補助表示マークの位置とを検出して、識別コード
紙に対する前記データ読取装置の走査方向信号と方向角
信号を決定し、該走査方向信号と方向角信号とにもとづ
き、読取装置により得られたX軸基線1およびY軸基線
2のデータ信号を修正してデータ表示エリヤbを決定す
るデータ表示エリヤb決定手段11と、単位データエリ
ヤ3の2値コードマークKの読取りによるコード表示さ
れたデータ信号を個々の記号文字情報に変更するための
二進コード変換装置と、含む識別コード読取装置と;の
組合よりなる識別コード記録読取装置を提供する。 【005】 【実施例】以下、以下図面に示す実施例にもとづいて説
明する。本発明は、本願発明者による先願の特願昭62
−173352号「識別コード紙」を用いるものであ
り、該識別コード紙Aは、図4を参照して、X軸基線1
とY軸基線2とにより規制される適宜の形状、面積の四
角形の表示エリヤ(データ表示エリヤ)bをもつコード
表示面Bを有し、表示エリヤbは、2=16以上の
位データエリヤ3に分割する(第4図においては、P
1,P2,P3…P16の16個の単位データエリヤ
分割する)。各単位データエリヤ3には2値信号マーク
Kを記録することにより、表示エリヤb全体で16個の
2進コードを記録し、2×4桁で(即ち、2で0,
1,2…Fを4個組合わせることにより)、JIS漢字
コードに対応させ、単一の表示エリヤbで適宜の任意漢
字一字を記録表示することができる。 【006】なお、16個の単位データエリヤ3による漢
字コードに対応すべく、16個の単位データエリヤ3を
4グループの中区分(単位集合データエリヤ)に分割
し、中区分で、2個の単位データエリヤ3による0,
1,2…Fの2進コード化を、P1,P2,P3,P4
の横方向の他、縦方向、斜方向、その他適宜の組合わせ
とすることができて暗号化することができる。各単位デ
ータエリヤ3に2値コードを記録表示するための2値信
号マークKとしては、図5のイのごとく単位データエリ
3を完全に塗りつぶす必要はなく、ロ・ハ・ニのごと
単位データエリヤ3の一部に空白個所を残して、他の
マーク(例えば、ロは丸印,ハは星印,ニは三角形な
ど)としても本発明の目的を達成することができる。更
に、図5のハに示すごとく、適宜形状の小マークkを複
数個配置することにより2値信号Kを形成することもで
きる。またこの単位データエリヤの2進信号の信号表示
方法としては上述のマーキング方法に限定されるもので
はなく、穴あきや磁気インキ等による記入方法も同様の
効果を得られる方法として考えられる。 【007】図6に示す実施例においては、延長X軸基線
1aおよび延長Y軸基線2aを付加して、補助表示エリ
ヤdを設定し、補助表示エリヤdの適所に、補助マーク
5を記録表示するが、本願発明における非対象補助表示
マーク5Bは、図6のbおよび図8を参照して、O点に
対する対角位置以外[図6のaを参照して、X軸基線と
Y軸基線の0点に対し対角位置に記録表示する補助マー
ク5Aの記録位置以外]の位置に記録表示した補助マー
クとする。即ち、本願発明における非対象補助表示マー
ク5Bについて、図6のbを参照して、補助表示エリヤ
dの延長X軸基線11側に位置する非対象補助表示マー
ク5B、または補助表示エリヤdの延長Y軸基線12側
に位置する非対象補助表示マーク5Bとし、図8に示す
実施例においては、延長X軸基線1aのみを付加して
(延長Y軸基線2aは存在しない)補助表示エリヤdを
対角位置(図6のaを参照して、補助マーク5Aの記録
置)の片側のみとし、片側のみの補助表示エリヤdに
非対象補助表示マーク5Bを記録する。かくして、本願
発明における非対象補助表示マーク5Bは、O点に対す
る対角位置以外[図6のaを参照して、X軸基線とY軸
基線の0点に対し対角位置に記録表示する補助マーク5
Aの記録位置以外]の位置に記録表示した補助マークと
したことで、O点と補助マーク5Aとを結ぶ対角線を基
準として、Y軸側とX軸側が非対象となる。その結果、
識別コード紙Aの表を判読可能とし、例えば透明フイ
ルムに印刷されたコードを読取る時にコードが表裏どの
状態でも判読可能とする。なお、補助マーク5は正方形
状に限定されるものではなく、図5のイ、ロ、ハ、ニ、
ホの円形、三角等、その他、その存在が識別できるもの
であればよい。また、図7に示すごとく、X軸基線1、
Y軸基線2の他に、横単位データエリヤ線6および縦
位データエリヤ線7を印刷表示しておくと、マイコンプ
リンターで印刷しないで、適宜の筆記具で各単位データ
エリヤ3を塗りつぶすか、丸印等をマーク表示すること
により、識別コード紙の貼布使用現場で信号コードを決
定することができる。 【008】また、図8に示す識別カード紙Aは、図7の
単位データエリヤ線6と縦単位データエリヤ線7との
交点の個所に区分マーク4を設け区分マーク(同期マー
ク)4の読取りにより単位データエリヤ3の範囲を判読
可能とする。識別コード紙Aにコード面Bを印刷するに
あたっては、一般的な印刷手段で印刷することもできる
が、現在通常で市販されている16,24ドットのパソ
コンプリンターやハンディコンピュータのプリンターな
どを用いてプリントアウトすることもできる。この場
合、文字列(商品名、担当部署名、住所氏名、電話番号
等)、文章(メッセージ、広告文等)をJISコードに
従って2進コードにパソコン処理で変換し、1文字毎に
216個の信号コードの1個の表示エリヤbを対応させ
ることができ、2進コードで表示した表示エリヤbの隣
接個所(例えば、下方)に対応する文字Lを表示すると
商品名、担当者名等をコード化と同時に漢字表示できて
好都合である(図10参照)。なお、図10の実施例で
は16個の単位データエリヤP1,P2…P16を、4
つの中区分Q1,Q2,Q3,Q4にそれぞれ(P1,
P2,P3,P4)…(P13,P14,P15,P1
6)と単位データエリヤの番地の順序で区分したが、1
6個の単位データエリヤ3を4グループに分割する方法
および中区分内の配列順序(即ち、各中区分についての
単位データエリヤの番地配列の組合わせ)は任意であ
り、マイコンプリンターの制御で適宜変更することもで
きる。また、JIS漢字コードは約7700文字程度し
か使用していないため、本願コードでは例えばn=4の
場合、216=65536の文字をコード化できるた
め、現在コード化していないタイ語やアラビア文字,中
国文字等や音声記号、さらには音声合成用音声もコード
化して登録することで表示できる。図9は、図8の識別
コード紙を24ドットのパソコンプリンターでプリント
アウトした場合を示し、区分マーク4を4ドット、各
位データエリヤ3の内に表示される2値信号マークKに
9ドットを割当てる。 【009】次に、本発明の識別コード紙読取装置を説明
する。図1および図2を参照して、センサー(線センサ
ー)8を移動させ、読取信号を入力し、表示装置,プリ
ンター等の出力装置9へJIS漢字コード、その他のデ
ィスプレー表示,プリントアウト用の2進信号を出力す
るマイコン10を設ける。マイコン10は、図3の流れ
図の機能を有し、表示エリヤ決定手段11,単位データ
エリヤ決定手段12,中区分決定数13,2値信号有無
判別手段14,2進コード変換手段15および出力装置
用コード変換手段16を含んでおり、表示エリヤ決定手
段11はX軸基線検出手段11a,Y軸基線検出手段1
1bおよびX軸基線方向修正手段11cの機能により達
成される。 【010】単位データエリヤ決定手段12は、設定記憶
手段15の指示にもとづき、X軸方向およびY軸方向に
所定間隔(又は所定数)に分割する。また、区分マーク
検出単位データエリヤ決定手段17は、識別コード紙に
記録した区分マーク4を利用して表示エリヤを所定数に
分割するものであり、区分マーク4の検出信号をマイコ
ンで画像処理し演算することにより、基線1,2との間
隔および相互間隔を各単位データエリヤの位置・面積を
判定して表示エリヤbを所定数の単位データエリヤ3に
分割すべく機能する。 【011】中区分決定数13は読取対象の識別コード紙
について特定されている各中区分についての単位データ
エリヤの番地割当(例えば、プリントアウトするにあた
りプリンターに記憶されている各中区分の単位データエ
リヤの番地組合せ)に従って記憶手段21に予め設定さ
れている内容にもとづき単位データエリヤを所定数のグ
ループに所定の番地組合せで分割すべく機能する。 【012】2値信号有無判別手段14は、各単位データ
エリヤ3についてのイメージ処理により2値信号マーク
Kの面積に比例する入力された値が所定値範囲内(例え
ば、第9図の実施例では4乃至9ドットに対応する積算
値)であるとき、2値信号マークKが存在するものとす
る判断機能を有し、2進コード変換手段15は各単位デ
ータエリヤの2値信号マークの有無の判断により2n
〔n≧4〕の2進コードの値を決定する機能を有するよ
うにそれぞれマイコンプログラムにより設定されてい
る。マイコン10は、図2を参照して、上記機能を生ず
る演算部(CPU)20および記憶手段21の他に、入
力用インターフェイス(データ取込処理手段)18およ
び出力用インターフェイス(出力装置用データ変換手段
19が付設されている。 【013】また、実施例のように線センサーを動かして
読取る方法もあるが、読取りたい複数個のコード(例え
ばページごと)分の大きさのエリヤ(2次元)センサー
を利用しても同様の目的を達成でき、この場合X基線,
Y基線の方向と補助マークの位置でコードそのものの方
向のみならず文字列の方向を判読できる。この場合X基
線1、Y基線2の方向と補助マーク5の位置で各表示エ
リヤを決定できることは前述した通りであるが、更に、
補助マーク5の位置および数により文字列の方向を決定
することもできる。例えば、図11を参照して文字列の
読取り方向を、aは右方向、bは左方向、cは下方向、
dは上方向とする。 【014】また補助マーク5の位置・数を、中区分を構
成する単位データエリヤ組合わせ決定のための指示信号
として利用することもできる。センサーよりの検出信号
をCPUと記憶手段に予め設定されている指示にもとづ
き画像解析することで図1の各機能を生ずるものである
が、図3のフローチャートを参照して、X軸基線,Y軸
基線の計算と、図形処理(回転・移動)により基準位置
寸法にメモリ上でX軸Y軸に合わせコード計算に不用な
データを切捨てることを行なうことにより表示エリヤb
を決定する。なお、補助基線11・12および補助マー
ク5を画像解析により算出すると、X軸基線1,Y軸基
線2の方向が迅速に決定でき、必要に応じ図形反転等を
行なうことができて好都合である。 【015】また、図6のbのごとく非対象位置に補助マ
ーク5を有する場合は、その判読により識別コード紙の
裏返し貼付けを検出しメモリー上で修正処理できて識別
コードの貼付けミス等に対応することができる。更に、
図9に示すごとく、表示エリヤb内の単位データエリヤ
3の上下左右に隣接する相互間に間隔がある場合は横方
向又は縦方向にすべての単位データエリヤ3に2値信号
マーク(黒マーク)を付けても区分マーク4と2値信号
マークが不連続となって直線のX軸基線1,Y軸基線2
と明確に区別ができるので、表示エリヤbの演算がより
正確となるので好都合である。 【016】なお、X軸基線1と隣接する単位データエリ
3との間およびY軸基線2と隣接する単位データエリ
3との間に間隙(無信号マーク部分)を設定して、2
値信号マークの連続による直線と両基線とを区分するこ
とは可能であるが、図8のごとく断続的に間隙(無信号
マーク部分)が存在すると、より正確かつ簡単に両基線
を判定し表示エリヤを容易に判定できる。図12のa
は、両基線1,2に隣接させて間隙gを形成する場合を
示すが、図12のbのごとく単位データエリヤの中間に
形成してもよく、更に間隙gの位置および数の変更によ
り、補助マークに代る信号マークとして利用し、文字列
の読取り方向の指示や、中区分を構成する単位データエ
リヤ組合わせの指示として利用することもできる。更
に、図12のcに示すごとく2n個の単位データエリヤ
毎に間隔gを存在させることにより、一つの表示エリヤ
bに複数個の漢字に対応する2進コードを表示すること
もできる。図3のフローチャートは、シングルタスクで
の一速処理であるが、センサー入力のメモリエリヤへの
取込みと演算;出力をマルチタスクでできればより高速
化できる。 【017】本願発明は、上述したごとく、X軸基線1,
Y軸基線2により表示エリヤbを決定するものであるか
ら、2以上の単位データエリヤに分割しない場合、例
えば横方向のみ又は縦方向のみに複数個に分割しても発
明の目的を達成できる〔例えば、横方向2列に表示エリ
ヤを分割して上下二段にコードを表示してもよい〕。更
に、表示エリヤを単一の単位データエリヤとして考え、
従来方式でバーコードその他のコード化されたマークを
記録しても、有効読み取りエリヤを読み取り方向を無制
限で判読できることで第1発明の目的を達成できるもの
である。また、区分マーク4を利用してマイコン処理に
より2〔n≧4〕に分割すると、線センサーによる読
取りに際しセンサーを手で移動させてセンサーと識別コ
ード紙との相対移動速度が変化する場合でも読取りを正
確に行ない得るとともに、識別コード紙の伸縮や被貼付
面の凹凸により単位データエリヤのセンサーに対する有
効面積が変化しても正確に判読が可能である。 【018】なお、ハンデーコンピュータその他一般的な
プリンターを用いて識別コードをプリントできるが、識
別コードを手書きでもよく、またバーコード用の高級用
紙を用いることなく普通紙を用いることもできる。セン
サーの読取範囲内に有ればデータの取込みが可能である
から、個々のコードが大小、又は方向が違っても判読可
能であり、プリンターによるプリントアウトと手書きと
が混在したり、異種ラベルを貼付けて識別コード紙を組
合せた場合でも本発明の目的を達成できる。 【019】透明磁気インクリボンでのプリントアウトと
手書きとを作用するとセンサー読取りと視認との両方で
コード判読が可能となる。コードの余り、約57800
(=65536−7700)分の登録をすれば、タイ語
やアラビア文字発音記号も表すことができ、新聞,雑誌
等の盲人用音声合成読取り装置にも利用できる。なお、
X軸基線1とY軸基線2とは直交させることなく、第1
3図に示すごとく適宜の角度交差させ、単位データエリ
を正方形以外の形状とすることもできる。 【020】 【効果】本願第1発明の識別コード紙は、X軸基線
(1)とY軸基線(2)とを、互いに隣接する二辺とす
る四角形により表示エリヤbの位置および範囲を特定す
ることにより、識別コード紙に記録されたデータの読取
りによるコンピユータ画像処理、データ処理にあたりコ
ンピユータのメモリー内に識別コード紙の単位データエ
リヤの位置、面積、全体のデータ密度を迅速かつ正確に
記憶することで、表示エリヤbの単位データエリヤに記
憶されているデータ(2値信号マーク)をコンピユータ
のデータ処理で英数字漢字記号等として出力表示するに
あたり、コンピユータのメモリ容量の低減とデータ処理
の迅速化を達成できるとともに、任意の未知者間でのデ
ータ互換性がキープできる。また、単位データエリヤの
位置がコード紙の伸びなどで位置が変っても正確な読取
りができて読取りエラー率の低減をはかることができ
る。 更に、本願発明においては、データ表示エリヤbに
隣接する補助表示エリヤdにおける、X軸基線1とY軸
基線2との交点である原点Oに対する対角位置以外の位
置に設けられている非対称補助表示マーク5Bが存在す
ることで、識別コード紙Aの表裏方向を判読可能とし、
識別コード紙Aの貼付け作業に際してコードの方向を意
識しないでもよくなり読取時も読取りエラーを無くすこ
とができる。また、任意な位置で読取られるコードを例
えば方向合わせをするロボット等で方向修正する必要が
なくなる。 本願第2発明の識別コード記録読取装置は、
識別コード紙とセンサとの相対方向、相対読取速度が変
化しても常に正確に判読でき、表示エリヤの大小、方向
(即ち、識別コードの大小、方向)の異なるものが混在
しても判読できる。また、表示エリヤ以外に、汚れによ
る黒点、識別コードと無関係の記録事項が存在していて
も表示エリヤのみを決定し所定の識別コードを判読する
ことが可能である。更に、識別コード紙とセンサとの相
対読取速度の変化、読取り角度(カメラの対向角)の変
化、ラインセンサー読み(ファクシミリ送信等)の場合
における紙の送り速度の変化などにより、1個の単位デ
ータエリヤの幅、面積が変化しても単位データエリヤを
正確に検出し、常に正確に識別コードを画像認識でき、
識別コードの識別精度を高めることができる。 更に、本
願発明においては、識別コード紙には非対称補助表示マ
ーク5Bが存在するとともに、データ表示エリヤ決定手
段には非対称補助表示マークの位置を検出する機能が存
在することで、識別コード紙の表裏方向を判読可能と
し、識別コード紙の貼付け作業に際してコードの方向を
意識する必要がなくなり、読取時も読取りエラーを無く
すことができる。任意な位置で読取られるコードを例え
ば方向合わせをするロボット等で方向修正する必要がな
くなることで、識別コード紙の記録データのデコーダー
にあたり、画像処理がハイスピード、低コストでできる
こととなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】マイコンをクレームに対応した機能で示す本発
明のブロック図。 【図2】本発明の大要を示す略図。 【図3】本発明の実施のためのマイコン処理の一例を示
すフローチャートである 【図4】本発明の実施にあたり使用する識別コード紙の
平面図。 【図5】2値コードマークの説明図。 【図6】補助マークを有する識別コード紙の説明図。 【図7】縦単位データエリヤ線,横単位データエリヤ
を有する識別コード紙の説明図。 【図8】区分マークを有する識別コード紙の説明図。 【図9】2値コードマークを記録した状態で示す図8の
識別コード紙の部分説明図である。 【図10】対応するJIS漢字コードおよび文字表示を
付記した識別コード紙の平面図である。 【図11】補助マークによる文字列の読取方向の指示を
示す略図である。 【図12】間隙を有する識別コード紙を示す略図。 【図13】Y軸基線とX軸基線とを非直交状態とした場
合を示す識別コード紙の略図である。 【符号の説明】 1……X軸基線 2……Y軸基線 3……単位データエリヤ 4……中区分 5……補助マーク5B……非対称補助表示マーク 8……データ読取装置 11……データ表示エリヤb決定手段 b……表示エリヤ d……補助表示エリヤ K……2値信号マーク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【第1項】X軸基線(1)と、該X軸基線(1)の一端
    よりX軸基線(1)と直交方向に位置するY軸基線
    (2)とを設け、X軸基線(1)およびY軸基線(2)
    隣接する二辺とする四角形により区画される範囲を表
    示エリヤbとし、該表示エリヤbに、2個(>3)
    単位データエリヤを形成し、各単位データエリヤ
    (3)に2値信号マークを記録して表示エリヤ全体で2
    個(>3)の信号コードを記録する識別コード紙で
    あって、 該表示エリヤbを 個( >3)単位データエリヤ
    3に分割すべく、表示エリヤbに格子状に配置された区
    分マーク4と、 前記データ表示エリヤbに隣接する補助表示エリヤdに
    おける、X軸基線1とY軸基線2との交点である原点O
    に対する対角位置では無い位置に設けられている非対称
    補助表示マーク5Bを有し、 前記X軸基線1および前記Y軸基線2と非対称補助表示
    マーク5Bとによって包囲されてデータ表示エリヤbが
    規制されるとともに、識別コード紙の表裏を判読可能と
    し、2 個( >3)の単位データエリヤを区分マーク
    4により特定したことを特徴とする識別コード紙。 【請求項2】X軸基線(1)と、該X軸基線(1)の一
    端よりX軸基線(1)と直交方向に位置するY軸基線
    (2)とを設け、X軸基線(1)およびY軸基線(2)
    隣接する二辺とする四角形により区画される範囲を表
    示エリヤbとし、該表示エリヤbに、2個(>3)
    の単位データエリヤを形成し、各単位データエリヤ
    (3)に2値信号マークを記録して表示エリヤ全体で2
    個(>3)の信号コードを記録する識別コード紙で
    あって、 該表示エリヤbを 個( >3)単位データエリヤ
    3に分割すべく、表示エリヤbに格子状に配置された区
    分マーク4と、 前記データ表示エリヤbに隣接する補助表示エリヤdに
    おける、X軸基線1とY軸基線2との交点である原点O
    に対する対角位置では無い位置に設けられている非対称
    補助表示マーク5Bを有し、 前記X軸基線1および前記Y軸基線2と非対称補助表示
    マーク5Bとによって包囲されてデータ表示エリヤbが
    規制されるとともに、識別コード紙の表裏を判読可能と
    し、2 個( >3)の単位データエリヤを区分マーク
    4により特定した識別コード紙と; 前記識別コード紙に記録されているX軸基線1およびY
    軸基線2、区分マーク3、非対称補助表示マーク5
    単位データエリヤ3の2値コードマークKを読取り、2
    個( >3)単位データエリヤより、2値コードマ
    ークKが記録されている単位データエリヤの位置、面
    積、全体のデータ密度を判読して、二値コードを示す識
    別信号を発生するためのデータ読取装置と、 データ表示エリヤbの側縁に隣接してコンピュータによ
    るデータ読取り範囲を設定するためのX軸基線1の方向
    およびY軸基線2の方向、非対称補助表示マークの位置
    とを検出して、識別コード紙に対する前記データ読取装
    置の走査方向信号と方向角信号を決定し、該走査方向信
    号と方向角信号とにもとづき、読取装置により得られた
    X軸基線1およびY軸基線2のデータ信号を修正してデ
    ータ表示エリヤbを決定するデータ表示エリヤb決定手
    段11と、 小区分3の2値コードマークKの読取りによるコード表
    示されたデータ信号を個々の記号文字情報に変更するた
    めの二進コード変換装置と、 を含む識別コード読取装置と; の組合よりなる識別コード記録読取装置。
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