JPH0816810A - 図形表示制御方式 - Google Patents

図形表示制御方式

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JPH0816810A
JPH0816810A JP6174703A JP17470394A JPH0816810A JP H0816810 A JPH0816810 A JP H0816810A JP 6174703 A JP6174703 A JP 6174703A JP 17470394 A JP17470394 A JP 17470394A JP H0816810 A JPH0816810 A JP H0816810A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハードウェア(本発明の図形表示制御方式に
係るハードウェア)の性能に依存しない一定速度でのア
ニメーション表示を可能とする。 【構成】 描画命令格納部1は、各図形の描画命令を、
優先順位を設定した上で格納する。動きデータ入力部2
は、各シーンの動きデータを外部のデータ供給元から入
力して描画命令格納部1にセットする。タイマ監視部4
は、1シーンに対応する描画処理の経過時間を監視し、
当該経過時間が監視間隔時間を超過した場合にタイマ割
込みを発行する。描画命令実行部3は、描画命令格納部
1内の各描画命令を優先順位の順で実行し、1シーンに
対応する全ての描画命令の実行が終了した場合に処理停
止状態にし、タイマ割込みが発行された場合に1シーン
に対応する描画処理を終了させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は図形表示制御方式に関
し、特にコンピュータシステムによる情報処理の処理結
果として得られるデータや計測装置や制御機器から取得
されるデータ等を画面上にアニメーションの態様で図形
として表示する制御を行う図形表示制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CG(Computer Gra
phics)の分野におけるコンピュータアニメーショ
ンの技術の進歩により、上述のような図形表示制御方式
の必要性が高まっている。なお、コンピュータアニメー
ションに関しては、例えば、「CGハンドブック,日本
図学会編,森北出版,1989年5月20日発行」の第
8.4節を参照されたい。
【0003】従来、この種の図形表示制御方式は、図6
に示すような構成によって、図7に示すような処理を実
行していた。
【0004】以下に、従来の図形表示制御方式の動作に
ついて説明する。
【0005】まず、動きデータ入力部62は、1シーン
分の動きデータを入力して、その動きデータを描画命令
格納部61にセットする(ステップ701)。
【0006】なお、動きデータとは、時間的に変動する
図形(動的図形)の時間的変化を規定するデータをい
う。動きデータは、例えば、マトリックス(アニメーシ
ョンマトリックス)の形式で定義される。この場合(マ
トリックスの形式で動きデータが定義される場合)に
は、アニメーションの基本的な動き(拡大/縮小,回転
および移動等)を表現する基本マトリックスが定義され
ていることを前提として、1シーン分のアニメーション
情報(例えば、図形をある座標から別の座標に移動する
際の変移量や、図形をある点のまわりに回転する際の回
転角度)がアニメーションマトリックスとして定義され
る(前掲の文献中の第431頁および第432頁等参
照)。
【0007】なお、描画命令格納部61は、命令列格納
テーブルと、描画パラメータブロックとから構成されて
いる。命令列格納テーブルは各図形に対応するレコード
を有しており、各レコードはレコード番号,図形名およ
び描画パラメータ格納領域アドレスを含んでいる。描画
パラメータブロックは、各レコードに対応する描画パラ
メータ格納領域を有している。動的図形に対応する描画
パラメータ格納領域には、動きデータをセットするため
のエリアが存在する。
【0008】次に、描画命令実行部63は、現在表示装
置64の画面上に表示されている図形をいったん全て削
除する(ステップ702)。
【0009】さらに、描画命令実行部63は、次のシー
ンの表示を行うために、描画命令格納部61内の描画命
令を順次に実行する(ステップ703)。ここで、描画
命令の実行の順序は、描画命令格納部61内の命令列格
納テーブルにおける格納順であり、後述する本発明にお
ける「優先順位」といった考え方には準拠していない。
【0010】描画命令実行部63は、1つの描画命令の
実行が終了すると、そのシーンにおける全ての描画命令
の実行が終了したか否かを判定する(描画終了判定を行
う)(ステップ704)。
【0011】描画命令実行部63は、ステップ704で
「全ての描画命令の実行が終了していない(描画未終
了)」と判定した場合には、次の描画命令を実行するた
めに、ステップ703に制御を戻す。
【0012】一方、描画命令実行部63は、ステップ7
04で「全ての描画命令の実行が終了した(描画終
了)」と判定した場合には、動きデータ入力部62に制
御を渡す。制御を渡された動きデータ入力部62は、表
示すべき全てのシーンの表示が終了したか否かを判定す
る(シーン終了判定を行う)(ステップ705)。
【0013】動きデータ入力部62は、ステップ705
で「全てのシーンの表示が終了した(全シーン終了)」
と判定した場合には、今回のアニメーション表示の処理
を終了させる。
【0014】一方、動きデータ入力部62は、ステップ
705で「表示すべきシーンが残っている(全シーン未
終了)」と判定した場合には、次のシーンにおける1シ
ーン分の「動きデータセット」の処理(ステップ70
1)に制御を戻す。
【0015】以上の動作説明で明らかなように、従来の
図形表示制御方式では、あるシーンにおける描画処理
(全ての図形の描画命令の実行)が終了するまで、必
ず、ステップ703および704のループが繰り返され
ていた。逆にいうと、ステップ703および704のル
ープが全描画命令について終了すると、その時点で即時
に次のシーンの表示に移行していた。
【0016】したがって、従来の図形表示制御方式で
は、アニメーション表示を実行する時のシーンの移行速
度は当該図形表示制御方式が実現されるハードウェア
(当該図形表示制御方式の実行に使用されるハードウェ
ア)の性能(処理速度等)に依存することとなってい
た。例えば、ある図形表示制御方式がハードウェアAで
実現される場合に、1秒間に30シーンの表示が可能で
あったとする。この際に、ハードウェアAよりも処理速
度が10倍遅いハードウェアBで当該図形表示制御方式
が実現されるときには、1秒間に3シーンの表示しかで
きない。また、ハードウェアAよりも処理速度が10倍
速いハードウェアCで当該図形表示制御方式が実現され
るときには、逆に300シーンのアニメーション表示の
実行が1秒間で完了してしまう。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の図形表
示制御方式では、アニメーション表示を実行する時のシ
ーンの移行速度がハードウェアの性能によって固定的に
決まってしまうので、以下に示すような欠点があった。
【0018】 当該図形表示制御方式が低速なハード
ウェア上で実現される場合には、各シーンのアニメーシ
ョン表示に要する時間が多大になる。したがって、アニ
メーションの動きが人間の目の許容を越えた遅い動きに
なってしまう。また、例えば、計測装置を使って一定時
間間隔でデータを常時取り込んでそのデータ(計測デー
タ)をアニメーション表示する際には、一定時間内での
描画処理の完了が保証されないので、最悪の場合には計
測データの取込みに失敗することとなる。
【0019】 当該図形表示制御方式が高速なハード
ウェア上で実現される場合には、アニメーション表示の
速度が人間の目にはとても追いつけない速さとなる。
【0020】本発明の目的は、上述の点に鑑み、ハード
ウェアの性能に依存しない一定速度でのアニメーション
表示が可能となる図形表示制御方式を提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の図形表示制御方
式は、各図形の描画命令を優先順位を設定した上で格納
する描画命令格納部と、各シーンの動きデータを外部の
データ供給元から入力して前記描画命令格納部にセット
する動きデータ入力部と、1シーンに対応する描画処理
の経過時間を監視し、当該経過時間が監視間隔時間を超
過した場合にタイマ割込みを発行するタイマ監視部と、
前記動きデータ入力部により入力された動きデータに基
づいて前記描画命令格納部内の各描画命令を優先順位の
順で実行し、1シーンに対応する全ての描画命令の実行
が終了した場合には処理停止状態にし、前記タイマ監視
部によりタイマ割込みが発行された場合には1シーンに
対応する描画処理を終了させる描画命令実行部と、この
描画命令実行部による描画命令の実行に基づいて画面上
の図形の表示を行う表示装置とを有する。
【0022】
【作用】本発明の図形表示制御方式では、描画命令格納
部が各図形の描画命令を優先順位を設定した上で格納
し、動きデータ入力部が各シーンの動きデータを外部の
データ供給元から入力して前記描画命令格納部にセット
し、タイマ監視部が1シーンに対応する描画処理の経過
時間を監視し当該経過時間が監視間隔時間を超過した場
合にタイマ割込みを発行し、表示装置が描画命令実行部
による描画命令の実行に基づいて画面上の図形の表示を
行い、描画命令実行部が以下の〜の処理を行う。 動きデータ入力部により入力された動きデータに基
づいて、描画命令格納部内の各描画命令を優先順位の順
で実行する。 1シーンに対応する全ての描画命令の実行が終了し
た場合に、処理停止状態にする。 タイマ監視部によりタイマ割込みが発行された場合
に、1シーンに対応する描画処理を終了させる。
【0023】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例に係る図形表示
制御方式の構成を示すブロック図である。
【0025】本実施例の図形表示制御方式は、描画命令
格納部1と、動きデータ入力部2と、描画命令実行部3
と、タイマ監視部4と、表示装置5とを含んで構成され
ている。
【0026】図2は、本実施例の図形表示制御方式の処
理を示す流れ図である。この処理は、タイマセットステ
ップ201と、カウンタセットステップ202と、動き
データセットステップ203と、表示図形削除ステップ
204と、描画命令実行ステップ205と、描画終了判
定ステップ206と、処理停止ステップ207と、タイ
マ割込み処理ステップ208と、中断処理ステップ20
9と、シーン終了判定ステップ210とからなる。
【0027】図3は、本実施例の図形表示制御方式にお
ける描画命令格納部1の構成と、その内容の一例とを示
す図である。描画命令格納部1は、命令列格納テーブル
11と、各図形描画命令の内容を記述した描画パラメー
タを格納する描画パラメータ格納領域の集合である描画
パラメータブロック12とから構成されている。
【0028】命令列格納テーブル11は、各図形につい
て、レコード番号,図形名,優先順位および描画パラメ
ータ格納領域アドレスからなるレコードを有している。
ここで、「優先順位」とは、図形の表示の優先度(当該
図形に対応する描画命令の実行の優先度)を示す情報を
いう(ここでは、値が小さいほど優先度が高いことを示
している)。
【0029】描画パラメータブロック12は、位置およ
び形状データを含む描画パラメータ格納領域を有してい
る。なお、ここでは、動的図形(自動車)の「位置」の
エリア内のデータが動きデータに該当する。
【0030】図3に示す描画命令格納部1には図4の画
面に対応する情報が設定されており、命令列格納テーブ
ル11は7個のレコード(自動車,道路,家,山,土
地,太陽および木の各図形に対応するレコード)を有し
ている。
【0031】図4は、本実施例の図形表示制御方式の制
御によって表示される画面の一例を示す図である。
【0032】図5は、本実施例の図形表示制御方式の動
作を説明するための図である。
【0033】次に、このように構成された本実施例の図
形表示制御方式の動作について説明する。なお、ここで
は、図4に示す画面(自動車,道路,家,山,土地,太
陽および木からなるアニメーション画面)が表示される
場合の動作について説明する。先にも述べたように、こ
のアニメーション画面では、「自動車」が動きのある図
形(動的図形)として扱われる。
【0034】アニメーション表示の処理に先立って、あ
らかじめ、描画命令格納部1内の命令列格納テーブル1
1中の各レコードが優先順位によってソートされる。こ
のようなソート処理は、描画命令の実行速度を向上させ
るために行われるものである。ただし、このようなソー
ト処理があらかじめ行われなくても、本発明を実現する
ことは可能である(「優先順位」の情報が各レコード中
に存在しさえすれば、描画命令の実行順序の認識は可能
となるからである)。
【0035】アニメーション表示の処理が開始される
と、以下のような処理が行われる(図2参照)。
【0036】まず、タイマ監視部4は、1シーンに対応
する描画処理の経過時間を監視するための基準となる時
間(監視間隔時間T)を設定する(タイマセットを行
う)(ステップ201)。本実施例では、1秒間に30
回シーンを更新する場合(1秒間に30シーンを表示す
る場合)を想定し、Tとして33ミリ秒が設定される。
なお、33ミリ秒という値は、あくまでも一例である
が、一般的な目安となる値であると考えられる。
【0037】また、描画命令実行部3は、動きデータの
入力回数(シーンの更新回数)をカウントするためのシ
ーンカウンタSを初期設定する(カウンタセットを行
う)(ステップ202)。すなわち、Sとして0が設定
される。
【0038】以上のような初期設定が行われていること
を前提として、動きデータ入力部2は、外部のデータ供
給元(例えば、計測装置)から取り込んだ1シーン分の
動きデータを描画命令格納部1内の描画パラメータブロ
ック12にセットする(ステップ203)。すわなち、
この場合には、図形「自動車」の位置データが、描画パ
ラメータブロック12内の「自動車」に対応する描画パ
ラメータ格納領域中の「位置」のエリアにセットされ
る。
【0039】次に、描画命令実行部3は、現在表示装置
5の画面上に表示されている図形(前シーンの図形)を
いったん全て削除する(ステップ204)。
【0040】また、描画命令実行部3は、描画命令格納
部1から描画命令を1つ読み込んで実行する(ステップ
205)。この描画命令の実行によって、表示装置5の
画面上には、当該描画命令に対応する図形が表示され
る。
【0041】次に、描画命令実行部3は、1つの描画命
令の実行が終了すると、そのシーンにおける全ての描画
命令の実行が終了したか否かを判定する(描画終了判定
を行う)(ステップ206)。
【0042】描画命令実行部3は、ステップ206で
「全ての描画命令の実行が終了していない(描画未終
了)」と判定した場合には、次の描画命令を実行するた
めに、ステップ205に制御を戻す。
【0043】一方、描画命令実行部3は、ステップ20
6で「全ての描画命令の実行が終了した(描画終了)」
と判定した場合には、1シーン分の描画が完了したとし
て、本実施例の図形表示制御方式を処理停止状態(ステ
ップ205および206によるループを抜けて処理を一
時的に停止させている状態)にする(ステップ20
7)。
【0044】ところで、タイマ監視部4は、そのシーン
における描画処理の経過時間を常に監視しており、描画
処理の経過時間が監視間隔時間Tを超過した時に強制的
にタイマ割込み処理を実行する(ステップ208)。す
なわち、上述した1シーン分の描画処理(ステップ20
3〜206)の実行中であっても、処理停止状態(ステ
ップ207)であっても、その時点で、描画命令実行部
3に対してタイマ割込みを発行する。
【0045】描画命令実行部3は、タイマ監視部4によ
って発行されたタイマ割込みを受けると、そのシーンの
描画処理を終了させ、シーンカウンタSの値に1を加え
る(中断処理を行う)(ステップ209)。
【0046】これによって、描画処理の実行中(ステッ
プ203〜206)であっても、そのシーンの描画処理
は途中で終了することになる。例えば、図4に示す画面
に係るシーンの表示に際して、山を描画した時点で監視
間隔時間Tが経過した場合には、優先順位が1または2
である自動車,道路,家および山だけが表示された状態
で描画処理が終了し、その時点の表示画面は図5に示す
ようになる。
【0047】次に、動きデータ入力部2は、表示すべき
全てのシーンの表示が終了したか否かを判定する(シー
ン終了判定を行う)(ステップ210)。この判定は、
シーンカウンタSの値が全シーンの数に達しているか否
かの判定によって行われる。
【0048】動きデータ入力部2は、ステップ210で
「全てのシーンの表示が終了した(全シーン終了)」と
判定した場合には、今回のアニメーション表示の処理を
終了させる。
【0049】一方、動きデータ入力部2は、ステップ2
10で「表示すべきシーンが残っている(全シーン未終
了)」と判定した場合には、次のシーンにおける1シー
ン分の「動きデータセット」の処理(ステップ203)
に制御を移し、アニメーション表示の処理を継続させ
る。
【0050】以上説明したように、各シーンにおける描
画処理は、全描画命令の実行が完了するにせよ中断する
にせよ、必ず指定された監視間隔時間Tの経過時に終了
することになる。すなわち、本実施例の図形表示制御方
式が低速なハードウェア上で実現される場合には、ステ
ップ209の中断処理で、ステップ205および206
のループの繰返し処理中であってもそのシーンにおける
描画処理を終了させることによって、ハードウェアの性
能にかかわらず一定時間(監視間隔時間T)で次のシー
ンに強制的に移行するように制御される。また、当該図
形表示制御方式が高速なハードウェア上で実現される場
合には、ステップ207の処理停止状態への移行が行わ
れることによって、ハードウェアの性能にかかわらず一
定時間(監視間隔時間T)が経過するまでは次のシーン
に移行しないように制御される。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、タイマ監
視部による各シーンにおける描画処理の経過時間の監視
と、各描画命令に対する実行の優先順位の設定とによ
り、ハードウェアの性能に依存しない一定速度(適正な
速度)でのアニメーション表示が可能になるという効果
を有する。
【0052】すなわち、本発明の図形表示制御方式が低
速なハードウェア上で実現される場合には、一定時間
(監視間隔時間)で1シーンの表示を打ち切ることによ
り、アニメーション表示の高速化を実現することができ
る。しかも、「1シーンの表示の打切り」に際して、優
先順位の低い描画命令の実行が省略されるので、重要な
図形が表示された上で上述の「アニメーション表示の高
速化」を実現することができる。
【0053】また、本発明の図形表示制御方式が高速な
ハードウェア上で実現される場合には、1シーンの描画
処理が監視間隔時間内に終了したときに一時的に処理停
止状態となるので、アニメーション表示の低速化(適正
化または可視化)を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る図形表示制御方式の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す図形表示制御方式の処理を示す流れ
図である。
【図3】図1中の描画命令格納部の構成を示す図であ
る。
【図4】図1に示す図形表示制御方式の制御によって表
示される画面の一例を示す図である。
【図5】図1に示す図形表示制御方式の動作を説明する
ための図である。
【図6】従来の図形表示制御方式の一例の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】図6に示す図形表示制御方式の処理を示す流れ
図である。
【符号の説明】
1 描画命令格納部 2 動きデータ入力部 3 描画命令実行部 4 タイマ監視部 5 表示装置 11 命令列格納テーブル 12 描画パラメータブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各図形の描画命令を優先順位を設定した
    上で格納する描画命令格納部と、 各シーンの動きデータを外部のデータ供給元から入力し
    て前記描画命令格納部にセットする動きデータ入力部
    と、 1シーンに対応する描画処理の経過時間を監視し、当該
    経過時間が監視間隔時間を超過した場合にタイマ割込み
    を発行するタイマ監視部と、 前記動きデータ入力部により入力された動きデータに基
    づいて前記描画命令格納部内の各描画命令を優先順位の
    順で実行し、1シーンに対応する全ての描画命令の実行
    が終了した場合には処理停止状態にし、前記タイマ監視
    部によりタイマ割込みが発行された場合には1シーンに
    対応する描画処理を終了させる描画命令実行部と、 この描画命令実行部による描画命令の実行に基づいて画
    面上の図形の表示を行う表示装置とを有することを特徴
    とする図形表示制御方式。
  2. 【請求項2】 図形名,優先順位および描画パラメータ
    格納領域アドレスを含むレコードからなる命令列格納テ
    ーブルと、各図形に対応する描画パラメータ格納領域か
    らなる描画パラメータブロックとを備える描画命令格納
    部を有することを特徴とする請求項1記載の図形表示制
    御方式。
  3. 【請求項3】 優先順位によるソート処理があらかじめ
    行われたレコード群を格納する描画命令格納部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の図形表示制御方式。
  4. 【請求項4】 タイマ監視部による監視で使用される監
    視間隔時間が33ミリ秒であることを特徴とする請求項
    1記載の図形表示制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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