JPH08168063A - インテリジェントネットワークにおけるサービス入替方式 - Google Patents

インテリジェントネットワークにおけるサービス入替方式

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JPH08168063A
JPH08168063A JP31147194A JP31147194A JPH08168063A JP H08168063 A JPH08168063 A JP H08168063A JP 31147194 A JP31147194 A JP 31147194A JP 31147194 A JP31147194 A JP 31147194A JP H08168063 A JPH08168063 A JP H08168063A
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JP
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service
scenario
service scenario
call
request signal
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JP31147194A
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Toshiyuki Misu
利之 三栖
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システム運用の中断を招くことなく、サービ
スシナリオを迅速、かつ、安全に追加もしくは変更でき
るサービス入替方式を提供する。 【構成】 サービスシナリオ群を備えたSCP1が複数
の電子交換機2と共通線信号網を介して接続され、SC
P1は電子交換機2から送信されるサービス要求信号に
基づいてサービスシナリオ群のいずれかのサービスシナ
リオを実行するインテリジェントネットワークにて行な
われるサービス入替え方式であって、サービスシナリオ
群の中の所定のサービスシナリオAに関して追加または
変更を行なったサービスシナリオA’を生成してSCP
1内に新たに配備させ、SCP1におけるサービスの実
行を、サービスシナリオAを要求する呼に対してサービ
スシナリオA’が実行されるようにし、サービスシナリ
オAに基づいて処理されている呼が全て消滅した時点
で、該サービスシナリオAを消去するSCE3を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インテリジェントネッ
トワークにおけるサービス入替え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インテリジェントネットワーク
システムは、各種サービス制御を行うコンピュータノー
ド(Service Control Point、以下SCPと略す)と該
SCPに接続される複数の電子交換機とを有しており、
電子交換機からのサービス要求に応じて、SCPがイン
テリジェントネットワークにおけるサービス制御を行な
っている。このような、インテリジェントネットワーク
においては、提供中のサービスの機能追加・変更を行う
場合、対象となるサービス処理の一次中断を前提として
SCP内のプログラムの更新を行うといったサービス入
替え方式が用いられる。
【0003】上記のようなインテリジェントネットワー
クにおけるサービス入替方式としては、例えば、特開昭
62−278861号公報に記載されるようなファイル
入替方式がある。この公報に記載されるファイル入替方
式では、機能分割・負荷分散されたマルチプロセッサ制
御形の電子交換機における単一サービス関連部分に閉じ
たファイルの入れ替えが行なわれるが、インテリジェン
トネットワークシステムの一構成要素であるSCPのソ
フトウェアに関与するオンラインサービス入替え方式に
ついては、未だ確立されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のインテリジェン
トネットワークにおけるサービス入替方式においては、
サービスの機能追加・変更を行う際、サービスの提供を
中断することは避けられず、機能追加・変更の対象とな
るサービスが実施中の場合には、そのサービスが中断さ
れてしまい、呼損が発生するという問題がある。このた
め、従来は、SCPを2台配置し、サービス入れ替えを
行う際に、まず、一方のSCPに交換機からのサービス
制御要求信号が分配されぬよう網内において迂回制御を
行った上で、そのSCP内のサービス実行プログラムを
入れ替え、しかる後に、同様に他方のSCPのプログラ
ムを入れ替えるといった段階的な手順を踏むことによ
り、サービスを中断することなくサービスの機能追加・
変更を行なっていた。
【0005】しかしながら、上記のように2台のSCP
を用いて、各SCP毎に段階的にサービス入れ替えを行
うサービス入替方式においては、SCPを2台ずつ配置
する必要があるため、コスト低下を図ることができない
という問題点がある。さらには、サービスの機能追加・
変更を2台のSCPそれぞれについて段階的に行なうた
め、手間がかかるという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を解決し、シ
ステム運用の中断を招くことなく、サービスシナリオを
迅速、かつ、安全に追加もしくは変更できるインテリジ
ェントネットワークにおけるサービス入替方式を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、サービスシナ
リオ群を備えたサービス制御部が複数の電子交換機と共
通線信号網を介して接続され、前記サービス制御部は前
記電子交換機から送信されるサービス要求信号に基づい
て前記サービスシナリオ群を構成するサービスシナリオ
のいずれかを実行するインテリジェントネットワークに
て行なわれるサービス入替え方式であって、前記サービ
スシナリオ群を構成するサービスシナリオのうちの所定
のサービスシナリオに関して追加または変更を行なった
新たなサービスシナリオを生成して前記サービス制御部
内に新たに配備させ、前記サービス制御部におけるサー
ビスの実行を、前記所定のサービスシナリオを要求する
呼に対して前記新たなサービスシナリオが実行されるよ
うにし、前記所定のサービスシナリオに基づいて処理さ
れている呼が全て消滅した時点で、該所定のサービスシ
ナリオを消去するサービス生成手段を有することを特徴
とする。
【0008】上記の場合、サービス制御部は、サービス
シナリオ群を構成するサービスシナリオのそれぞれと一
般呼によるサービス要求信号との対応をとるためのサー
ビス決定テーブルと、該サービス決定テーブルを用い
て、電子交換機から送信されるサービス要求信号を基に
前記サービスシナリオ群を構成するサービスシナリオの
いずれかを選択する呼処理管理手段とを備え、サービス
生成手段は、生成した新たなサービスシナリオを前記サ
ービス制御部内に配備する際に、該新たなサービスシナ
リオと所定の呼によるサービス要求信号との対応をとる
ためのテーブルを前記サービス決定テーブルに追加し、
前記呼処理管理手段における前記所定のサービスシナリ
オと前記新たなサービスシナリオとの選択を、サービス
要求信号が一般呼によるものについては前記所定のサー
ビスシナリオが選択され、サービス要求信号が所定の呼
によるものについては前記新たなサービスシナリオが選
択されるようにした上で、前記所定の呼によるサービス
要求信号を用いて、前記サービス制御部内に配備された
新たなサービスシナリオを試験的に運用し、前記試験運
用後、前記呼処理管理手段における前記所定のサービス
シナリオと前記新たなサービスシナリオとの選択を、サ
ービス要求信号が一般呼によるものの場合にも前記新た
なサービスシナリオが選択されるように、前記サービス
決定テーブルを書き換えることとしてもよい。
【0009】また、上述のサービス入替方式のいずれの
場合においても、サービス制御部が複数設けられ、該各
サービス制御部毎にサービス生成手段が設けられてお
り、前記各サービス制御部およびサービス生成手段とデ
ータ通信網を介して接続され、前記各サービス生成手段
によるサービスシナリオの入れ替えを管理するサービス
管理手段を有するようにしてもよい。
【0010】
【作用】本発明のインテリジェントネットワークにおけ
るサービス切替方式では、サービス生成手段(SCE)
により生成された新たなサービスシナリオは、その新た
なサービスシナリオの現用サービスである所定のサービ
スシナリオとともにサービス制御部(SCP)内に配備
されるので、現用サービスおよび新たなサービスを併用
することができる。また、本発明では、サービス制御部
におけるサービスの実行を、所定のサービスシナリオを
要求する呼に対して新たなサービスシナリオが実行され
るようにし、所定のサービスシナリオに基づいて処理さ
れている呼が全て消滅した時点で、該所定のサービスシ
ナリオが消去されることによりサービスの切り替えがお
こなわれるので、従来のように、サービス切り替えの際
に運用中のシステムが中断されることはない。
【0011】また、本発明では、サービス制御部内のサ
ービスシナリオの更新または追加はサービス生成手段
(SCE)によって行なわれるので、従来のようにサー
ビス制御部を2台ずつ配置することなくサービスの入れ
替えを行なうことができる。
【0012】また、本発明では、呼処理管理手段は、前
記所定のサービスシナリオと前記新たなサービスシナリ
オとの選択の際には、サービス要求信号が一般呼による
ものについては前記所定のサービスシナリオを選択し、
サービス要求信号が所定の呼によるものについては前記
新たなサービスシナリオを選択するので、現用サービス
および新たなサービスシナリオをそれぞれ独立して運用
することができる。このように現用サービスおよび新た
なサービスシナリオをそれぞれ独立して運用することが
できるものにおいては、試験呼を用いて新たなサービス
シナリオを試験的に運用することができるので、新たな
サービスシナリオの運用にあたり予めサービス運用の検
証を行なうことが可能となる。
【0013】本発明のうち、サービス制御部が複数設け
られ、各サービス制御部毎にサービス生成手段が設けら
れて、各サービス制御部およびサービス生成手段とデー
タ通信網を介して接続され、前記各サービス生成手段に
よるサービスシナリオの入れ替えを管理するサービス管
理手段を有するものにおいては、各サービス生成手段に
おけるサービスシナリオの入れ替えが全てこのサービス
管理手段によって管理されるので、各サービス生成手段
毎にサービスシナリオの入れ替えを管理する必要がなく
なる。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は、本発明の一実施例のインテリジェ
ントネットワークにけるサービス入替方式を説明するた
めの概念図で、(a)は本発明のサービス入替方式が用
いられたインテリジェントネットワークの概略構成を示
すブロック図、(b)は(a)に示したシステムの動作
手順を示す流れ図である。
【0016】図1(a)において、1はサービス制御部
であるSCP(Service Control Point)、2はNo.
7信号網(共通線信号網)を介してSCP1に複数接続
された電子交換機、3はコンピュータネットワークを介
してSCP1と接続されたSCE(Service Creation E
nvironment)である。また、11は呼処理管理部、12
はサービス決定テーブルであり、これらはSCP1内に
設けられている。
【0017】SCP1は、各電子交換機2からの要求
(サービス制御要求信号)に応じて、インテリジェント
ネットワークにおけるサービス制御を行うものである。
SCP1内のデータベース(不図示)には、各種サービ
スに対応する独立したサービスシナリオ(図中では、サ
ービスシナリオAと該サービスシナリオAを修正したサ
ービスシナリオA’のみを示してある。)が用意されて
おり、SCP1における各種サービス処理の実行が後述
の呼処理管理部11によって決定される。なお、ここで
いうサービスシナリオは、個々の機能ブロックからなる
実行プログラムのそれぞれを、サービス制御手順として
制御データの形に集約したものである。
【0018】呼処理管理部11は、各電子交換機2から
送信されるサービス制御要求信号(ダイヤル数字、加入
者情報等)に基づいて、上記SCP1内に用意された各
サービスシナリオのうちから実行すべきサービスシナリ
オを決定する部である。また、サービス決定テーブル1
2は、SCP1内に用意されている各サービスシナリオ
とサービス制御要求信号(ダイヤル数字、加入者情報
等)との対応をとるためのテーブルである。呼処理管理
部11におけるサービスシナリオの決定は、このサービ
ス決定テーブル12を参照して行なわれる。
【0019】SCE3は、サービス生成の機能を有する
もので、オペレーションにより上記SCP1内に用意さ
れているサービスシナリオの追加・変更を可能とするも
のである。このSCE3によるサービスシナリオの追加
・変更は、例えば、SCE3内に保持されている、SC
P1内に用意されたサービスシナリオAの原簿を修正す
ることで実現される。
【0020】なお、上述のSCP1と各電子交換機2と
の信号のやりとりには、高度な情報転送が可能なNo.
7信号網(共通線信号網)が用いられ、SCP1とSC
E3との間の情報の転送には、データ通信であることか
らコンピュータネットワークが用いられている。
【0021】次に、上記のように構成されるインテリジ
ェントネットワークにおけるサービス制御およびサービ
ス入替の動作について説明する。
【0022】一般加入者からサービス要求、例えば、サ
ービスシナリオAについての要求があると、電子交換機
2からSCP1へサービス制御要求信号が送信される。
電子交換機2からサービス制御要求信号が送信される
と、SCP1では、その送信されたサービス制御要求信
号が呼処理管理部11によって受信される。
【0023】サービス制御要求信号が呼処理管理部11
によって受信されると、呼処理管理部11は、受信した
サービス制御要求信号に含まれる加入者情報、ダイヤル
数字情報を基に、サービス決定テーブル12を参照して
実行すべきサービスシナリオAを選択する。呼処理管理
部11によってサービスシナリオAが選択されると、選
択されたサービスシナリオAに基づいてSCP1と電子
交換機2の間で信号の送受が行われ、サービス制御が進
行する。
【0024】以下、SCP1におけるサービスシナリオ
の変更手順を図1(b)を参照して説明する。
【0025】オペレーションにより、SCE3内のデー
タベースに保持されている、現用サービスに対応するサ
ービスシナリオの追加・変更、例えば、サービスシナリ
オAに関する修正が行なわれると(S101)、SCE
3は、サービスシナリオAをその修正により出来上がっ
たサービスシナリオA’に更新するようSCP1へ指示
を送る。
【0026】SCE3からSCP1へサービスシナリオ
Aの更新指示があると、SCP1はデータベース内に上
記SCE3で修正されたサービスシナリオA’を配備す
る(S102)とともに、サービス決定テーブル12の
内容に、サービスシナリオA’と所定の呼(試験呼)と
の対応をとるためのテーブルを追加する(S103)。
このとき、SCP1のデータベースには、サービスシナ
リオAとサービスシナリオA’が並存している。
【0027】上記のようにして、データベース内へのサ
ービスシナリオA’の配備、および該サービスシナリオ
A’と試験呼との対応をとるためのテーブルの作成が行
なわれると、インテリジェントネットワークでは、試験
呼を用いたサービス試験(S104)が以下のようにし
て行なわれる。
【0028】まず、オペレータが所定の端末機を用いて
サービスシナリオA’を要求する。すると、電子交換機
2は、サービスシナリオA’を要求するサービス制御要
求信号をSCP1へ送信する。
【0029】電子交換機2からSCP1へサービス制御
要求信号が送信されると、呼処理管理部11は、送信さ
れたサービス制御要求信号に含まれるダイヤル数字、加
入者情報等を基に、サービス決定テーブル12を参照し
て、サービスシナリオA’を選択する。呼処理管理部1
1によりサービスシナリオA’が選択されると、SCP
1は選択されたサービスシナリオA’を実行する。この
ような試験呼を用いたサービスシナリオA’の運用の検
証(サービス試験)を所定回数行なう。
【0030】図2は、上述のサービス試験中のサービス
決定テーブル12におけるサービスシナリオの選択を説
明するための図である。サービスシナリオの選択は、図
2に示すように、まず、電子交換機からの要求がどのサ
ービスシナリオに関するものかが判断される。続いて、
その要求が一般呼と試験呼のいずれによるものかが、例
えばID番号により判別され、一般呼の場合にはサービ
スシナリオAが選択され、試験呼の場合にはサービスシ
ナリオA’が選択される。
【0031】上述のようにして、システム運用状態で試
験呼を用いたサービスシナリオA’のサービス試験が行
なわれ、サービスシナリオA’の運用に問題がないかが
検証される。このサービス試験の結果、サービスシナリ
オA’の運用に問題がないことが確認されると、上述の
サービス試験が完了する。なお、運用に問題がある場合
は、サービスシナリオA’のSCP1への配備が中止と
なり、改めてサービスシナリオA’の作成が行なわれ
る。
【0032】サービス試験が完了すると、続いて、サー
ビス決定テーブル12の内容を、一般呼の場合をも新サ
ービスシナリオA’が選択されるように書き変える(S
105)。この書き換えは、例えば一般呼に関するID
番号を試験呼に関するID番号と同じ番号に書き換える
ことによって行なわれる。このことにより、この書き換
え以降に発生する一般呼によるサービス制御信号におい
ては、新サービスシナリオA’が選択されるようにな
る。このようにして、一般呼の場合も新サービスシナリ
オA’が選択されるようにサービス決定テーブル12の
内容が書き換えられると、サービスシナリオA’は商用
サービスとして運用されることとなる。
【0033】サービスシナリオA’の商用サービスとし
ての運用が開始されると、続いて、サービスシナリオA
のシナリオに基づいて現在処理されている呼がすべて消
滅したか否かの確認が行なわれる。そして、サービスシ
ナリオAのシナリオに基づいて現在処理されている呼が
すべて消滅した時点で、SCE3内に設けられた消去プ
ログラムを用いたサービスシナリオAの消去が行なわ
れ、SCP1よりサービスシナリオAおよびこれに関す
るテーブルが消去される(S106)。
【0034】上述の本実施例におけるサービス決定処理
をさらに説明すると、以下のようなこととなる。
【0035】図3は、図1に示した本発明のサービス入
替方式おけるサービス選択結果の推移を示す図で、サー
ビスシナリオA’の配備前、サービスシナリオA’の試
験中、サービスシナリオA’の商用提供後の3つの場合
について、呼処理管理部11が、いかにサービスシナリ
オを選択するかを示したものある。
【0036】本実施例では、電子交換機からサービス制
御要求信号がSCP1へ送信されると、図3に示すよう
な呼処理管理部11によるサービス決定処理が以下のよ
うにして行なわれる。
【0037】サービス決定処理が開始されると、まず、
ダイヤル数字情報、加入者情報により、要求されるサー
ビスシナリオへの分岐が行なわれる(S201)。すな
わち、上述の図2に示されるように、電子交換機からの
要求がどのサービスシナリオに関するものかが判断さ
れ、該当するサービスシナリオへの分岐が行なわれる。
要求されるサービスシナリオへの分岐が行なわれると、
続いて、試験呼か否かの識別が行なわれ、以下のような
サービスシナリオの選択が行なわれる(S202)。
【0038】(1)サービスシナリオA’配備前は、ス
テップ202における識別が一般呼または試験呼のいず
れであっても、サービスシナリオAが選択される。な
お、サービスシナリオA’配備前は、普通、試験呼は発
生しないので、一般呼によるもののみとなる。
【0039】(2)サービスシナリオA’運用試験中
は、ステップ202における識別が一般呼であればサー
ビスシナリオAが選択され、試験呼であればサービスシ
ナリオA’が選択される。
【0040】(3)サービスシナリオA’商用提供後
は、ステップ202における識別が一般呼または試験呼
のいずれであっても、サービスシナリオA’が選択され
る。なお、サービスシナリオA’商用提供後は、普通、
試験呼は発生しないにで原則として一般呼によるものの
みとる。
【0041】以上説明したように、本実施例のインテリ
ジェントネットワークにおけるサービス入替方式では、
SCP1内に用意されたサービスシナリオの機能追加・
変更、およびその機能追加・変更されたサービスシナリ
オに関するサービス試験が、システム運用状態で行なわ
れる。
【0042】なお、本実施例の説明では、SCP1が1
つの場合しか説明されていないが、本発明のサービス切
替方式はこれに限定されるものではなく、SCP1は複
数設けられていてもよい。この場合、該各SCP1毎に
SCE3が設けられる。
【0043】また、上記の場合、各SCP1およびSC
E3をデータ通信網を介してサービス管理手段であるサ
ービス管理システムと接続させ、このサービス管理シス
テム(SMS)によって各SCE3によるサービスシナ
リオの入れ替えを管理するようにしてもよい。このよう
にすることにより、各SCE3におけるサービスシナリ
オの入れ替えは全てサービス管理システムによって管理
され、各SCE3毎にサービスシナリオの入れ替えを管
理する必要がなくなる。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0045】請求項1および請求項2に記載のものにお
いては、運用中のシステムを中断することなく、サービ
ス切り替えを行なうことができるので、サービスシナリ
オを切り替える際に生じていた呼損がなくなり、一般加
入者に対する品質が向上するという効果がある。加え
て、サービス制御部内のサービスシナリオの更新または
追加はサービス生成手段(SCE)によって行なわれる
ので、サービス制御部(SCP)が2台ずつ配置される
ものに比べて、コスト低下を図ることができるという効
果がある。
【0046】上記のうち請求項2に記載のものにおいて
は、新たなサービスシナリオを試験的に運用することが
できるので、予め新たなサービスシナリオのサービス運
用の検証を行なうことができ、加入者に対する品質がさ
らに向上するという効果がある。
【0047】請求項3に記載のものにおいては、各サー
ビス生成手段におけるサービスシナリオの入れ替えが全
てサービス管理手段によって管理されるので、各サービ
ス生成手段毎にサービスシナリオの入れ替えの管理が簡
単となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインテリジェントネットワ
ークにけるサービス入替方式を説明するための概念図
で、(a)は本発明のサービス入替方式が用いられたイ
ンテリジェントネットワークの概略構成を示すブロック
図、(b)は(a)に示したシステムの動作手順を示す
流れ図である。
【図2】図1(b)に示すサービス試験(S104)の
サービス決定テーブル12におけるサービスシナリオの
選択を説明するための図である。
【図3】図1に示した本発明のサービス入替方式おける
サービス選択結果の推移を示す図で、サービスシナリオ
A’の配備前、サービスシナリオA’の試験中、サービ
スシナリオA’の商用提供後の3つの場合について、呼
処理管理部11が、いかにサービスシナリオを選択する
かを示したものある。
【符号の説明】
1 SCP(Service Contorol Point) 2 電子交換機 3 SCE(Service Creation Environment) 11 呼処理管理部 12 サービス決定テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスシナリオ群を備えたサービス制
    御部が複数の電子交換機と共通線信号網を介して接続さ
    れ、前記サービス制御部は前記電子交換機から送信され
    るサービス要求信号に基づいて前記サービスシナリオ群
    を構成するサービスシナリオのいずれかを実行するイン
    テリジェントネットワークにて行なわれるサービス入替
    え方式であって、 前記サービスシナリオ群を構成するサービスシナリオの
    うちの所定のサービスシナリオに関して追加または変更
    を行なった新たなサービスシナリオを生成して前記サー
    ビス制御部内に新たに配備させ、 前記サービス制御部におけるサービスの実行を、前記所
    定のサービスシナリオを要求する呼に対して前記新たな
    サービスシナリオが実行されるようにし、前記所定のサ
    ービスシナリオに基づいて処理されている呼が全て消滅
    した時点で、該所定のサービスシナリオを消去するサー
    ビス生成手段を有することを特徴とするインテリジェン
    トネットワークにおけるサービス入替方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインテリジェントネッ
    トワークにおけるサービス入替方式において、 サービス制御部は、サービスシナリオ群を構成するサー
    ビスシナリオのそれぞれと一般呼によるサービス要求信
    号との対応をとるためのサービス決定テーブルと、該サ
    ービス決定テーブルを用いて、電子交換機から送信され
    るサービス要求信号を基に前記サービスシナリオ群を構
    成するサービスシナリオのいずれかを選択する呼処理管
    理手段とを備え、 サービス生成手段は、生成した新たなサービスシナリオ
    を前記サービス制御部内に配備する際に、該新たなサー
    ビスシナリオと所定の呼によるサービス要求信号との対
    応をとるためのテーブルを前記サービス決定テーブルに
    追加し、 前記呼処理管理手段における前記所定のサービスシナリ
    オと前記新たなサービスシナリオとの選択を、サービス
    要求信号が一般呼によるものについては前記所定のサー
    ビスシナリオが選択され、サービス要求信号が所定の呼
    によるものについては前記新たなサービスシナリオが選
    択されるようにした上で、前記所定の呼によるサービス
    要求信号を用いて、前記サービス制御部内に配備された
    新たなサービスシナリオを試験的に運用し、 前記試験運用後、前記呼処理管理手段における前記所定
    のサービスシナリオと前記新たなサービスシナリオとの
    選択を、サービス要求信号が一般呼によるものの場合に
    も前記新たなサービスシナリオが選択されるように、前
    記サービス決定テーブルを書き換えることを特徴とする
    インテリジェントネットワークにおけるサービス入替方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のインテ
    リジェントネットワークにおけるサービス入替方式にお
    いて、 サービス制御部が複数設けられ、該各サービス制御部毎
    にサービス生成手段が設けられており、 前記各サービス制御部およびサービス生成手段とデータ
    通信網を介して接続され、前記各サービス生成手段によ
    るサービスシナリオの入れ替えを管理するサービス管理
    手段を有することを特徴とするインテリジェントネット
    ワークにおけるサービス入替方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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