JPH08167901A - ネットワークシミュレーション方式 - Google Patents

ネットワークシミュレーション方式

Info

Publication number
JPH08167901A
JPH08167901A JP6333295A JP33329594A JPH08167901A JP H08167901 A JPH08167901 A JP H08167901A JP 6333295 A JP6333295 A JP 6333295A JP 33329594 A JP33329594 A JP 33329594A JP H08167901 A JPH08167901 A JP H08167901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
packet
file
program
definition file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6333295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2581477B2 (ja
Inventor
Arata Yoshida
新 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6333295A priority Critical patent/JP2581477B2/ja
Publication of JPH08167901A publication Critical patent/JPH08167901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2581477B2 publication Critical patent/JP2581477B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パケット発行プログラムが定義ファイルを参
照してパケットを発行するようにして、ネットワーク上
のトラフィックを正確に再現可能とする。 【構成】 ファイル転送ルーチン13により打刻プログ
ラム2を他のホストに転送し、打刻プログラムキックル
ーチン12により打刻プログラム2を起動する。打刻プ
ログラム2により定義ファイル3に転送開始時刻を打刻
した後にファイル転送ルーチン13によりパケット発行
プログラム1および定義ファイル3を他のホストに転送
する。打刻プログラム2により定義ファイル3に到着時
刻を打刻し、定義ファイル3に打刻された転送開始時刻
と到着時刻との差を加味してホスト間のハードウェアタ
イマの時刻差である調整時間を計算して打刻プログラム
2により定義ファイル3に打刻する。各ホストでタイマ
ルーチン14およびパケット発行子プロセス15により
定義ファイル3を参照してパケットを発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークシミュレー
ション方式に関し、特に複数のホストマシン(以下、単
にホストという)を有するネットワーク上でパケットの
トラフィックをシミュレートするネットワークシミュレ
ーション方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、UNIX(AT&
T社の登録商標)が持つパケット発行コマンドがある。
パケット発行コマンドは、パケットの宛先,送信数,送
信間隔,長さおよび転送のクラスを指定できる。パケッ
トの宛先は、インターネットアドレスを指定でき、それ
に対応するホスト名でも送信できる。送信数は、パケッ
トを送信する数を特定する。送信間隔は、それぞれのパ
ケットの送信の間隔をマイクロ秒で指定する。パケット
の長さは、32ビット単位の量のものを指定でき、また
Ethernet(XEROX社の登録商標)のパケッ
トのサイズに依存するために1514オクテットより大
きいパケットの発行はできない。転送のクラスは、コネ
クション型トランスポート,コネクション型データグラ
ムトランスポート,コネクションレストランスポート,
コネクションレスデータグラムトランスポート,UDP
(User Datagram Protocol),
TCP(Transmission Control
Protocol)のいずれか1つを選択できる。
【0003】このパケット発行コマンドを用いる従来の
ネットワークシミュレーション方式では、ネットワーク
上のホスト同士で一斉にパケット発行コマンドの発行、
すなわちパケットの発行をするためには、ホストの台数
分の人が各ホストに待機してパケット発行コマンドの発
行タイミングを測り、実際にその決められたホストに発
行するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパケッ
ト発行コマンドを用いるネットワークシミュレーション
方式では、ネットワーク上のホスト同士で一斉にコマン
ドの発行、すなわちパケットの発行をするためには、ホ
ストの台数分の人が各ホストに待機してコマンド発行の
タイミングを測り、実際にその決められたホストに発行
しなくてはならなかったので、パケットを決められたホ
ストに正確に発行することが困難であるという問題点が
あった。特に、ネットワーク上の各ホストのハードウェ
アタイマが示す時刻は一般に一致していないので、この
困難性が増大していた。また、上記の理由で、パケット
がどのホストから何秒後にどのホストに対して発行さ
れ、どのホストからパケットを受信したかという時間に
よる状態の遷移を表現することが困難であるという問題
点があった。
【0005】さらに、ネットワーク上のパケットのトラ
フィックを再現するためにかかる時間は一定であり、再
現時間の短縮ができないという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、上述の点に鑑み、あるホ
ストから他のホストにパケット発行プログラムおよび定
義ファイルを転送し、パケット発行プログラムが定義フ
ァイルに定義された送信時刻に決められたホストに対し
てパケットを発行するようにして、ネットワーク上のト
ラフィックをより実際に近い形で正確に再現することが
できるようにしたネットワークシミュレーション方式を
提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、時間退縮率を
定義し、これに応じてパケットサイズおよび送信間隔を
変更して、ネットワーク上のパケットのトラフィックの
再現時間を短縮できるようにしたネットワークシミュレ
ーション方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワークシ
ミュレーション方式は、複数のホストを有するネットワ
ーク上でパケットのトラフィックをシミュレートするネ
ットワークシミュレーション方式において、実行ホスト
アドレスを含む第1のレコードと、送信間隔,開始時
刻,終了時刻,送信先ホストアドレス,パケットサイズ
およびパケット種別を含む第2のレコードと、送信時
刻,送信先ホストアドレス,パケットサイズおよびパケ
ット種別を含む第3のレコードとを格納する定義ファイ
ルと、前記定義ファイルおよびパケット発行プログラム
を他のホストに転送するファイル転送手段と、前記定義
ファイル中の第2のレコードおよび第3のレコードに基
づいてパケットを発行するパケット発行手段と、パケッ
トの送信時刻毎に前記パケット発行手段を起動するタイ
マ手段とを含む前記パケット発行プログラムとを備え
る。
【0009】また、本発明のネットワークシミュレーシ
ョン方式は、複数のホストを有するネットワーク上でパ
ケットのトラフィックをシミュレートするネットワーク
シミュレーション方式において、実行ホストアドレス,
転送開始時刻,到着時刻および調整時間を含む第1のレ
コードと、送信間隔,開始時刻,終了時刻,送信先ホス
トアドレス,パケットサイズおよびパケット種別を含む
第2のレコードと、送信時刻,送信先ホストアドレス,
パケットサイズおよびパケット種別を含む第3のレコー
ドとを格納する定義ファイルと、ローカルモードで前記
定義ファイルに転送開始時刻を打刻し、ネットワークモ
ードで前記定義ファイルに到着時刻および調整時間を打
刻する打刻プログラムと、前記打刻プログラムを起動す
る打刻プログラムキック手段と、前記打刻プログラム,
前記定義ファイルおよびパケット発行プログラムを他の
ホストに転送するファイル転送手段と、前記定義ファイ
ル中の第2のレコードおよび第3のレコードに基づいて
パケットを発行するパケット発行手段と、パケットの送
信時刻毎に前記パケット発行手段を起動するタイマ手段
とを含む前記パケット発行プログラムとを備える。
【0010】さらに、本発明のネットワークシミュレー
ション方式は、複数のホストを有するネットワーク上で
パケットのトラフィックをシミュレートするネットワー
クシミュレーション方式において、実行ホストアドレ
ス,転送開始時刻,到着時刻および調整時間を含む第1
のレコードと、送信間隔,開始時刻,終了時刻,送信先
ホストアドレス,パケットサイズおよびパケット種別を
含む第2のレコードと、送信時刻,送信先ホストアドレ
ス,パケットサイズおよびパケット種別を含む第3のレ
コードとを格納する定義ファイルと、ローカルモードで
前記定義ファイルおよび前記定義ファイルと同じサイズ
の時刻ファイルに転送開始時刻を打刻し、ネットワーク
モードで前記定義ファイルに到着時刻を、前記時刻ファ
イルに到着時刻および調整時間を打刻する打刻プログラ
ムと、パケット発行プログラムと同じサイズのダミーフ
ァイルおよび前記定義ファイルと同じサイズの前記時刻
ファイルを作成するファイル作成手段と、前記打刻プロ
グラムを起動する打刻プログラムキック手段と、前記打
刻プログラム,前記ダミーファイル,前記定義ファイ
ル,前記パケット発行プログラムおよび前記時刻ファイ
ルを他のホストに転送するファイル転送手段と、前記定
義ファイル中の第2のレコードおよび第3のレコードに
基づいてパケットを発行するパケット発行手段と、パケ
ットの送信時刻毎に前記パケット発行手段を起動するタ
イマ手段とを含む前記パケット発行プログラムとを備え
る。
【0011】
【作用】本発明のネットワークシミュレーション方式で
は、ネットワーク上の一ホストにパケット発行プログラ
ムおよび定義ファイルを搭載し、ファイル転送手段によ
りパケット発行プログラムおよび定義ファイルを他のホ
ストに転送し、各ホストでタイマ手段およびパケット発
行手段により定義ファイルを参照してパケットを発行す
る。
【0012】また、本発明のネットワークシミュレーシ
ョン方式では、ネットワーク上の一ホストにパケット発
行プログラム,打刻プログラムおよび定義ファイルを搭
載し、ファイル転送手段により打刻プログラムを他のホ
ストに転送し、打刻プログラムキック手段により打刻プ
ログラムを起動し、打刻プログラムにより定義ファイル
に転送開始時刻を打刻した後にファイル転送手段により
パケット発行プログラムおよび定義ファイルを他ホスト
に転送し、打刻プログラムにより定義ファイルに到着時
刻を打刻し、定義ファイルに打刻された転送開始時刻と
到着時刻との差を加味して一ホストと他のホストとの間
のハードウェアタイマの時刻差である調整時間を計算し
て打刻プログラムにより定義ファイルに打刻し、各ホス
トでタイマ手段およびパケット発行手段により定義ファ
イルを参照してパケットを発行する。
【0013】さらに、本発明のネットワークシミュレー
ション方式では、ネットワーク上の一ホストにパケット
発行プログラム,打刻プログラムおよび定義ファイルを
搭載し、ファイル転送手段により打刻プログラムを他の
ホストに転送し、打刻プログラムキック手段により打刻
プログラムを起動し、ファイル作成手段によりパケット
発行プログラムと同じサイズのダミーファイルを作成
し、打刻プログラムにより定義ファイルに転送開始時刻
を打刻した後にファイル転送手段によりダミーファイル
および定義ファイルを他のホストに転送し、打刻プログ
ラムにより定義ファイルに到着時刻を打刻し、ファイル
作成手段により定義ファイルと同じサイズの時刻ファイ
ルを作成し、打刻プログラムにより時刻ファイルに転送
開始時刻を打刻した後にファイル転送手段によりパケッ
ト発行プログラムおよび時刻ファイルを他のホストに転
送し、打刻プログラムにより時刻ファイルに到着時刻を
打刻し、定義ファイルに打刻された転送開始時刻と到着
時刻との差および時刻ファイルに打刻された転送開始時
刻と到着時刻との差の平均値を加味して一ホストと他の
ホストとの間のハードウェアタイマの時刻差である調整
時間を計算して打刻プログラムにより定義ファイルに打
刻し、各ホストでタイマ手段およびパケット発行手段に
より定義ファイルを参照してパケットを発行する。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0015】図1(a)は、本発明の一実施例に係るネ
ットワークシミュレーション方式が適用されるネットワ
ークの一例を示し、図1(b)は図1(a)中のパケッ
ト発行プログラム1の構成を示すブロック図である。図
1(a)に示すネットワークは、2つのバス型LAN
(Local Area Network)がリング型
LANを介して接続されており、一方のバス型LANに
はホストH1〜H3が接続され、他方のバス型LANに
はホストH4〜H6が接続されている。ホストH1〜H
6のうちの1台のホストH1には、パケット発行プログ
ラム1と、打刻プログラム2と、定義ファイル3とがあ
らかじめ搭載されている。以下、このホストH1をロー
カルホストといい、他のホストをリモートホストとい
う。
【0016】パケット発行プログラム1は、図1(b)
に示すように、ファイルを作成するファイル作成ルーチ
ン11と、打刻プログラム2を起動する打刻プログラム
キックルーチン12と、プログラム,ファイル等をリモ
ートホストに転送するファイル転送ルーチン13と、パ
ケット発行を制御するタイマルーチン14と、タイマル
ーチン14により作成されるパケット発行子プロセス1
5とから構成されている。
【0017】図2を参照すると、ファイル作成ルーチン
11は、パケット発行プログラム1と同じサイズのダミ
ーファイル4および定義ファイル3と同じサイズの時刻
ファイル5を作成する。打刻プログラム2は、定義ファ
イル3および時刻ファイル5に転送開始時刻および到着
時刻を書き込む。また、打刻プログラム2は、定義ファ
イル3に調整時間を書き込む。ファイル転送ルーチン1
3は、パケット発行プログラム1,定義ファイル3,ダ
ミーファイル4,時刻ファイル5および打刻プログラム
2をリモートホストに転送する。
【0018】図3を参照すると、定義ファイル3には、
値0のステータス,時間短縮率,実行ホストアドレス,
転送開始時刻,到着時刻および調整時間からなるレコー
ドと、値1のステータス,送信間隔,開始時刻,終了時
刻,送信回数,送信先ホストアドレス,パケットサイズ
およびパケット種別からなるレコードと、値2のステー
タス,送信時刻,送信先ホストアドレス,パケットサイ
ズおよびパケット種別からなるレコードとが格納されて
いる。値0のステータスは初期設定のレコードであるこ
とを示し、値1のステータスは開始時刻から終了時刻ま
で送信間隔で送信回数だけパケットサイズおよびパケッ
ト種別のパケットを送信先ホストアドレスが指すホスト
に繰り返し発行するレコードであることを示し、値2の
ステータスは送信時刻にパケットサイズおよびパケット
種別のパケットを送信先ホストアドレスが指すホストに
1回発行するレコードであることを示す。なお、次の値
0のステータスのレコードが出現するまでの間は、直前
のステータスの値0のレコード中の実行ホストアドレス
が指すホストで定義されたレコードであるものとする。
【0019】時間短縮率は、時間の短縮率を示す(1を
変化なしとし、2で半分の時間で終了するとする)。実
行ホストアドレスは、実際にパケットを発行するホスト
のアドレスが記述されている。転送開始時刻は、パケッ
トを実際に発行するホストに定義ファイル3の転送を開
始した時刻を示し、ローカルホストH1上の打刻プログ
ラム2によって書き込まれる。到着時刻は、パケットを
実際に発行するホストに定義ファイル3が到着した時刻
を示し、リモートホスト上の打刻プログラム2によって
書き込まれる。調整時間は、ローカルホストH1のハー
ドウェアタイマ(図示せず)とリモートホストのハード
ウェアタイマ(図示せず)との時刻差を示し、リモート
ホスト上の打刻プログラム2によって書き込まれる。送
信間隔は、パケット送信の間隔を示す時間を示す。開始
時刻は、パケット送信の開始時刻を示す。終了時刻は、
パケット送信の終了時刻を示し、送信回数より優先され
る。送信回数は、パケット送信の回数を示す。送信先ホ
ストアドレスは、パケットを送信するホストのアドレス
を示す。パケットサイズは、送信するパケットのサイズ
を示す。パケット種別は、送信するパケットの種別を示
す。送信時刻は、パケットを送信する時刻を示す。
【0020】図4を参照すると、時刻ファイル5には、
転送開始時刻,到着時刻およびダミーデータからなるレ
コードが格納されている。ダミーデータには、時刻ファ
イル5のサイズと定義ファイル3のサイズとを一致させ
るだけのヌルデータが入っている。転送開始時刻は、パ
ケットを実際に発行するホストに時刻ファイル5の転送
を開始した時刻を示し、ローカルホストH1上の打刻プ
ログラム2によって書き込まれる。到着時刻は、パケッ
トを実際に発行するホストに時刻ファイル5が到着した
時刻を示し、リモートホスト上の打刻プログラム2によ
って書き込まれる。
【0021】図5を参照すると、パケット発行プログラ
ム1の処理は、ローカルモード判定ステップS101
と、打刻プログラム転送モード初期設定ステップS10
2と、ローカル打刻プログラム起動判定ステップS10
3と、ローカル打刻プログラム起動ステップS104
と、定義ファイル読込みステップS105と、ファイル
作成ルーチン呼出しステップS106と、打刻プログラ
ムキックルーチン呼出しステップS107と、ファイル
転送ルーチン呼出しステップS108と、定義ファイル
転送終了判定ステップS109と、定義ファイルモード
設定ステップS110と、時刻ファイル転送終了判定ス
テップS111と、時刻ファイルモード設定ステップS
112と、次ホストチェックステップS113と、ロー
カルモードパケット発行プログラム起動ステップS11
4と、定義ファイル読込みステップS115と、時間短
縮率計算ステップS116と、タイマルーチン呼出しス
テップS117とからなる。なお、図5中においては、
プログラムをP、ファイルをFと略記する(以下同
様)。
【0022】図6を参照すると、ファイル作成ルーチン
11の処理は、モードチェックステップS201と、ダ
ミーファイル作成ステップS202と、定義ファイル打
刻命令発行ステップS203と、時刻ファイル作成ステ
ップS204と、時刻ファイル打刻命令発行ステップS
205とからなる。
【0023】図7を参照すると、打刻プログラムキック
ルーチン12の処理は、モードチェックステップS30
1と、ネットワークモード打刻プログラム起動ステップ
S302とからなる。
【0024】図8を参照すると、ファイル転送ルーチン
13の処理は、ネットワーク接続ステップS401と、
モードチェックステップS402と、打刻プログラム転
送ステップS403と、スリープステップS404と、
ダミーファイル転送ステップS405と、定義ファイル
転送ステップS406と、転送通知発行ステップS40
7と、パケット発行プログラム転送ステップS408
と、時刻ファイル転送ステップ409と、転送通知発行
ステップS410と、ネットワーク切断ステップS41
1とからなる。
【0025】図9を参照すると、タイマルーチン14の
処理は、送信時刻メモリ展開ステップS501と、時間
順ソートステップS502と、割込み要求発行ステップ
S503と、割込み待ちステップS504と、パケット
発行子プロセス作成ステップS505と、最終要求ID
判定ステップS506とからなる。
【0026】図10を参照すると、打刻プログラム2の
処理は、定義ファイル打刻モード初期設定ステップS6
01と、ローカルモード判定ステップS602と、定義
ファイル打刻命令待ちステップS603と、定義ファイ
ル打刻ステップS604と、時刻ファイル打刻命令待ち
ステップS605と、時刻ファイル打刻ステップS60
6と、転送通知待ちステップS607と、指定ファイル
打刻ステップS608と、モードチェックステップS6
09と、時刻ファイル打刻モード設定ステップS610
と、定義ファイル差読込みステップS611と、時刻フ
ァイル差読込みステップS612と、調整時間算出ステ
ップS613と、定義ファイル打刻ステップS614と
からなる。
【0027】図11は、本実施例のネットワークシミュ
レーション方式の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0028】次に、このように構成された本実施例のネ
ットワークシミュレーション方式の動作について説明す
る。
【0029】ローカルホストH1でパケット発行プログ
ラム1が起動されると、パケット発行プログラム1は、
ローカルモードかどうかを判定し(ステップS10
1)、デフォルトの起動時にはネットワークモードとな
っているので、打刻プログラム転送モードに初期設定す
る(ステップS102)。次に、ローカルホストH1上
のパケット発行プログラム1は、ローカルホストH1上
の打刻プログラム2を起動したかどうかを判定し(ステ
ップS103)、ローカルホストH1上の打刻プログラ
ム2が起動されていなければローカルホストH1上の打
刻プログラム2を起動する(ステップS104)。
【0030】ローカルホストH1上の打刻プログラム2
は、定義ファイル打刻モードに初期設定し(ステップS
601)、ローカルモードであるかどうかを判定する
(ステップS602)。デフォルトの起動時にはローカ
ルモードであるので、打刻プログラム2は、定義ファイ
ル打刻命令待ちの状態となる(ステップS603)。
【0031】次に、ローカルホストH1上のパケット発
行プログラム1は、定義ファイル3を読み込む(ステッ
プS105)。この際、ステータスの値0のレコードか
ら次にステータスの値0のレコードが出現するまで(あ
るいはレコードが終了するまで)の一連のレコード群を
読み込む。
【0032】続いて、ローカルホストH1上のパケット
発行プログラム1は、ファイル作成ルーチン11を呼び
出す(ステップS106)。ファイル作成ルーチン11
では、モードチェックが行われ(ステップS201)、
打刻プログラム転送モードなのでそのまま処理を終了す
る。
【0033】次に、ローカルホストH1上のパケット発
行プログラム1は、打刻プログラムキックルーチン12
を呼び出す(ステップS107)。打刻プログラムキッ
クルーチン12では、モードチェックが行われ(ステッ
プS301)、打刻プログラム転送モードなのでそのま
ま処理を終了する。
【0034】続いて、ローカルホストH1上のパケット
発行プログラム1は、ファイル転送ルーチン13を呼び
出す(ステップS108)。ファイル転送ルーチン13
では、ネットワークが接続され(ステップS401)、
モードチェックが行われ(ステップS402)、打刻プ
ログラム転送モードなので、読み込まれているステータ
スの値0のレコード中の実行ホストアドレスが指すリモ
ートホストに打刻プログラム2を転送し(ステップS4
03)、一定時間だけスリープした後に(ステップS4
04)、ネットワークを切断する(ステップS41
1)。
【0035】次に、ローカルホストH1上のパケット発
行プログラム1は、定義ファイル3の転送が終了したか
どうかを判定し(ステップS109)、定義ファイル3
の転送が終了していないので、定義ファイルモードに設
定して(ステップS110)、制御をステップS106
に戻す。
【0036】ステップS106では、ローカルホストH
1上のパケット発行プログラム1は、再びファイル作成
ルーチン11を呼び出す。ファイル作成ルーチン11で
は、モードチェックが行われ(ステップS201)、定
義ファイルモードなので、パケット発行プログラム2と
同じサイズのダミーファイル4が作成され(ステップS
202)、ローカルホストH1上の打刻プログラム2に
定義ファイル打刻命令が発行される(ステップS20
3)。
【0037】この定義ファイル打刻命令を受け(ステッ
プS603)、ローカルホストH1上の打刻プログラム
2は、定義ファイル3のステータスの値0のレコード中
の転送開始時刻にローカルホストH1での現在時刻(ハ
ードウェアタイマの時刻)を転送開始時刻として書き込
む(ステップS604)。この後、ローカルホストH1
上の打刻プログラム2は、時刻ファイル打刻命令待ちの
状態となる(ステップS605)。
【0038】次に、ローカルホストH1上のパケット発
行プログラム1は、打刻プログラムキックルーチン12
を呼び出す(ステップS107)。打刻プログラムキッ
クルーチン12では、モードチェックが行われ(ステッ
プS301)、定義ファイルモードなので、ネットワー
クモードでリモートホスト上に転送した打刻プログラム
2が起動される(ステップS302)。
【0039】リモートホスト上の打刻プログラム2は、
定義ファイル打刻モードに初期設定した後に(ステップ
S601)、モードチェックを行い(ステップS60
2)、ネットワークモードなので、転送通知待ちの状態
となる(ステップS607)。
【0040】続いて、ローカルホストH1上のパケット
発行プログラム1は、ファイル転送ルーチン13を呼び
出す(ステップS108)。ファイル転送ルーチン13
では、ネットワークが接続され(ステップS401)、
モードチェックが行われ(ステップS402)、定義フ
ァイルモードなので、読み込まれているステータスの値
0のレコード中の実行ホストアドレスが指すリモートホ
ストにダミーファイル4および定義ファイル3を転送し
(ステップS405およびS406)、リモートホスト
上の打刻プログラム2に転送通知を発行し(ステップS
407)、ネットワークを切断する(ステップS41
1)。
【0041】リモートホスト上の打刻プログラム2は、
転送通知を受けると(ステップS607)、転送されて
きている定義ファイル3にリモートホストでの現在時刻
(ハードウェアタイマの時刻)を到着時刻として打刻し
(ステップS608)、モードチェックをして(ステッ
プS609)、定義ファイル打刻モードなので、時刻フ
ァイル打刻モードに設定した後に(ステップS61
0)、再び転送通知待ちの状態となる(ステップS60
7)。
【0042】次に、ローカルホストH1上のパケット発
行プログラム1は、定義ファイル3の転送が終了したか
どうかを判定し(ステップS109)、定義ファイル3
の転送は終了しているので、時刻ファイル5の転送が終
了したかどうかを判定し(ステップS111)、時刻フ
ァイル5は転送されていないので、時刻ファイルモード
に設定して(ステップS112)、制御をステップS1
06に戻す。
【0043】ステップS106では、ローカルホストH
1上のパケット発行プログラム1は、三たびファイル作
成ルーチン11を呼び出す。ファイル作成ルーチン11
では、モードチェックが行われ(ステップS201)、
時刻ファイルモードなので、定義ファイル3と同じサイ
ズの時刻ファイル5が作成され(ステップS204)、
ローカルホストH1上の打刻プログラム2に時刻ファイ
ル打刻命令が発行される(ステップS205)。
【0044】この時刻ファイル打刻命令を受け(ステッ
プS605)、ローカルホストH1上の打刻プログラム
2は、時刻ファイル5の転送開始時刻にローカルホスト
H1での現在時刻(ハードウェアタイマの時刻)を転送
開始時刻として書き込み(ステップS606)、処理を
終了する。
【0045】次に、ローカルホストH1上のパケット発
行プログラム1は、打刻プログラムキックルーチン12
を呼び出す(ステップS107)。打刻プログラムキッ
クルーチン12では、モードチェックが行われ(ステッ
プS301)、時刻ファイルモードなので、そのまま終
了する。
【0046】続いて、ローカルホストH1上のパケット
発行プログラム1は、ファイル転送ルーチン13を呼び
出す(ステップS108)。ファイル転送ルーチン13
では、ネットワークが接続され(ステップS401)、
モードチェックが行われ(ステップS402)、時刻フ
ァイルモードなので、読み込まれているステータスの値
0のレコード中の実行ホストアドレスが指すリモートホ
ストにパケット発行プログラム1および時刻ファイル5
を転送し(ステップS408およびS409)、リモー
トホスト上の打刻プログラム2に転送通知を発行し(ス
テップS410)、ネットワークを切断する(ステップ
S411)。
【0047】リモートホスト上の打刻プログラム2は、
転送通知を受けると(ステップS607)、転送されて
きている時刻ファイル5にリモートホストでの現在時刻
(ハードウェアタイマの時刻)を到着時間として打刻す
る(ステップS608)。次に、リモートホスト上の打
刻プログラム2は、モードチェックを行い(ステップS
609)、時刻ファイル打刻モードであるので、定義フ
ァイル3のステータスの値0のレコード中の到着時刻と
転送開始時刻との差を読み込み(ステップS611)、
時刻ファイル5の到着時刻と転送開始時刻との差を読み
込み(ステップS612)、両差の和を2で割った平均
値から{パケット発行プログラム1と時刻ファイル5と
のサイズの和(=ダミーファイル4と定義ファイル3と
のサイズの和)÷転送速度}を引いて、ローカルホスト
H1のハードウェアタイマとリモートホストのハードウ
ェアタイマとの時刻差である調整時間を算出する(ステ
ップS613)。最後に、リモートホスト上の打刻プロ
グラム2は、調整時間を定義ファイル3に打刻し(ステ
ップS614)、処理を終了する。
【0048】次に、ローカルホストH1上のパケット発
行プログラム1は、定義ファイル3の転送が終了したか
どうかを判定し(ステップS109)、定義ファイル3
の転送は終了しているので、時刻ファイル5の転送が終
了したかどうかを判定し(ステップS111)、時刻フ
ァイル5の転送は終了しているので、次のステータスの
値0のレコードの有無を検査して次ホストの有無をチェ
ックし(ステップS113)、次ホストが有れば、ステ
ップS103に制御を戻す。これにより、次ホストにつ
いて、ステップS103〜S112が繰り返される。
【0049】ステップS113で次ホストがなくなれ
ば、ローカルホストH1上のパケット発行プログラム1
は、ローカルホストH1上のパケット発行プログラム1
およびリモートホスト上のパケット発行プログラム1を
一斉にローカルモードで起動する(ステップS11
4)。
【0050】ローカルホストH1上およびリモートホス
ト上のパケット発行プログラム1は、ローカルモードで
起動されると(ステップS101でイエス)、定義ファ
イル3から自ホストのアドレスを実行ホストアドレスと
するステータスの値0のレコードから次のステータスの
値0のレコードの直前までの一連のレコード群を読み込
み(ステップS115)、ステータスの値0のレコード
中の時間短縮率が2であれば、ステータスの値1のレコ
ード中の送信間隔,終了時刻およびパケットサイズを時
間短縮率に合わせて変更し、ステータスの値2のレコー
ド中の送信時刻およびパケットサイズも時間短縮率に合
わせて変更する(ステップS116)。
【0051】次に、ローカルホストH1上およびリモー
トホスト上のパケット発行プログラム1は、タイマルー
チン14を呼び出して(ステップS117)、処理を終
了する。タイマルーチン14では、定義ファイル3を参
照してステータスの値1のレコードについては開始時
刻,送信間隔および終了時刻に基づいて送信時刻を算出
し、ステータスの値2のレコードについては送信時刻を
そのまま取り出して、ステータスの値0のレコード中の
調整時間を送信時刻に加味した上で、すべての送信時刻
をメモリ上に展開し(ステップS501)、メモリ上に
展開した送信時刻を時間順にソートして(ステップS5
02)、ハードウェアタイマに要求IDおよび送信時刻
をパラメータとしてすべての割込み要求を発行し(ステ
ップS503)、割込み待ち状態となる(ステップS5
04)。割込み要求により設定された送信時刻になる
と、ハードウェアタイマは要求IDをパラメータとして
割込みをかけるので、タイマルーチン14は、パケット
発行子プロセス15を作成してパケット発行を行わせ
(ステップS505)、最終要求IDかどうかを判定し
て(ステップS506)、最終要求IDでなければステ
ップS504に制御を戻して次の割込み待ちの状態とな
る。ステップS506で最終要求IDであれば、タイマ
ルーチン14は処理を終了する。
【0052】なお、上記実施例では、パケット発行プロ
グラム1と打刻プログラム2とを別プログラムとした
が、打刻プログラム2をパケット発行プログラム1に組
み込むこともできる。また、ファイル作成ルーチン1
1,打刻プログラムキックルーチン13およびファイル
転送ルーチン13を別ルーチンとしたが、これらルーチ
ンは常に連続的に呼び出されるので、1つのルーチンに
まとめることもできるし、パケット発行プログラム1中
にルーチンとして作成する必要もかならずしもない。
【0053】また、パケット発行プログラム1と同じサ
イズのダミーファイル4および定義ファイル3と同じサ
イズの時刻ファイル5とを用いてダミーファイル4およ
び定義ファイル3とパケット発行プログラム1および時
刻ファイル5とを別々にリモートホストに転送し、転送
されてきた定義ファイル3のステータスの値0のレコー
ド中の到着時刻と転送開始時刻との差を読み込み、時刻
ファイル5の到着時刻と転送開始時刻との差を読み込
み、両差の和を2で割った平均値から{パケット発行プ
ログラム1と時刻ファイル5とのサイズの和(=ダミー
ファイル4と定義ファイル3とのサイズの和)÷転送速
度}を引いて調整時間を算出するようにしたが、ダミー
ファイル4および時刻ファイル5を作成せずに、パケッ
ト発行プログラム1および定義ファイル3を1回で転送
し、転送されてきた定義ファイル3のステータスの値0
のレコード中の到着時刻と転送開始時刻との差から{パ
ケット発行プログラム1と定義ファイル3とのサイズの
和÷転送速度}を引いて調整時間を算出するようにして
もよい。さらに、異なるホスト間でのハードウェアタイ
マの時刻合せに用いられるコマンド(例えば、UNIX
におけるtimed)を使用することによって、調整時
間の算出そのものを省略することもできる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ネットワ
ーク上の一ホストにパケット発行プログラムおよび定義
ファイルを搭載し、ファイル転送手段によりパケット発
行プログラムおよび定義ファイルを他のホストに転送
し、各ホストでタイマ手段およびパケット発行手段によ
り定義ファイルを参照してパケットを発行するようにし
たことにより、ネットワーク上のトラフィックを実際に
近い形で再現することができるという効果がある。
【0055】また、ネットワーク上の一ホストにパケッ
ト発行プログラム,打刻プログラムおよび定義ファイル
を搭載し、ファイル転送手段により打刻プログラムを他
のホストに転送し、打刻プログラムキック手段により打
刻プログラムを起動し、打刻プログラムにより定義ファ
イルに転送開始時刻を打刻した後にファイル転送手段に
よりパケット発行プログラムおよび定義ファイルを他ホ
ストに転送し、打刻プログラムにより定義ファイルに到
着時刻を打刻し、定義ファイルに打刻された転送開始時
刻と到着時刻との差を加味して一ホストと他のホストと
の間のハードウェアタイマの時刻差である調整時間を計
算して打刻プログラムにより定義ファイルに打刻し、各
ホストでタイマ手段およびパケット発行手段により定義
ファイルを参照してパケットを発行することにより、ホ
スト間のハードウェアタイマの時刻差を反映してネット
ワーク上のトラフィックをより実際に近い形で再現する
ことができるという効果がある。
【0056】さらに、ネットワーク上の一ホストにパケ
ット発行プログラム,打刻プログラムおよび定義ファイ
ルを搭載し、ファイル転送手段により打刻プログラムを
他のホストに転送し、打刻プログラムキック手段により
打刻プログラムを起動し、ファイル作成手段によりパケ
ット発行プログラムと同じサイズのダミーファイルを作
成し、打刻プログラムにより定義ファイルに転送開始時
刻を打刻した後にファイル転送手段によりダミーファイ
ルおよび定義ファイルを他のホストに転送し、打刻プロ
グラムにより定義ファイルに到着時刻を打刻し、ファイ
ル作成手段により定義ファイルと同じサイズの時刻ファ
イルを作成し、打刻プログラムにより時刻ファイルに転
送開始時刻を打刻した後にファイル転送手段によりパケ
ット発行プログラムおよび時刻ファイルを他のホストに
転送し、打刻プログラムにより時刻ファイルに到着時刻
を打刻し、定義ファイルに打刻された転送開始時刻と到
着時刻との差および時刻ファイルに打刻された転送開始
時刻と到着時刻との差の平均値を加味して一ホストと他
のホストとの間のハードウェアタイマの時刻差である調
整時間を計算して打刻プログラムにより定義ファイルに
打刻し、各ホストでタイマ手段およびパケット発行手段
により定義ファイルを参照してパケットを発行すること
により、ホスト間のハードウェアタイマの時刻差をより
正確に反映してネットワーク上のトラフィックをより実
際に近い形で再現することができるという効果があ
る。。
【0057】さらにまた、時間短縮率に応じてパケット
サイズおよび送信間隔を変更できるようにしたことによ
り、パケットのトラフィックの再現時間の短縮を図るこ
とができる効果がある。
【0058】そして、以上の効果により、ネットワーク
上のトラフィックを自由な時間で再現するために実際に
パケットを発行することができるので、過去にネットワ
ーク上で起こった障害の再現や、ネットワーク上でのパ
ケットの振る舞いを実現することができる。また、ネッ
トワーク上の構成機器の追加や削除,経路の変更や追加
などによるネットワーク試験などを容易に行うことがで
きる他、ネットワーク設計上の目安とすることができ
る。さらに、パケット発行のための命令をネットワーク
上の各パケット発行プログラム同士で同期のとれたタイ
マ手段を基に行っているので、より実際の現象に近いネ
ットワークの状況予測を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例に係るネットワーク
シミュレーション方式が適用されるネットワークの一例
を示すブロック図、(b)は(a)におけるパケット発
行プログラムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のファイル作成ルーチンおよびファイル
転送ルーチンの処理を説明する図である。
【図3】図1中の定義ファイルのデータ構造を示す図で
ある。
【図4】図1中の時刻ファイルのデータ構造を示す図で
ある。
【図5】図1中のパケット発行プログラムの処理を示す
流れ図である。
【図6】図1中のファイル作成ルーチンの処理を示す流
れ図である。
【図7】図1中の打刻プログラムキックルーチンの処理
を示す流れ図である。
【図8】図1中のファイル転送ルーチンの処理を示す流
れ図である。
【図9】図1中のタイマルーチンの処理を示す流れ図で
ある。
【図10】図1中の打刻プログラムの処理を示す流れ図
である。
【図11】本実施例のネットワークシミュレーション方
式の処理を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 パケット発行プログラム 2 打刻プログラム 3 定義ファイル 4 ダミーファイル 5 時刻ファイル 11 ファイル作成ルーチン 12 打刻プログラムキックルーチン 13 ファイル転送ルーチン 14 タイマルーチン 15 パケット発行子プロセス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストを有するネットワーク上で
    パケットのトラフィックをシミュレートするネットワー
    クシミュレーション方式において、 実行ホストアドレスを含む第1のレコードと、送信間
    隔,開始時刻,終了時刻,送信先ホストアドレス,パケ
    ットサイズおよびパケット種別を含む第2のレコード
    と、送信時刻,送信先ホストアドレス,パケットサイズ
    およびパケット種別を含む第3のレコードとを格納する
    定義ファイルと、 前記定義ファイルおよびパケット発行プログラムを他の
    ホストに転送するファイル転送手段と、前記定義ファイ
    ル中の第2のレコードおよび第3のレコードに基づいて
    パケットを発行するパケット発行手段と、パケットの送
    信時刻毎に前記パケット発行手段を起動するタイマ手段
    とを含む前記パケット発行プログラムとを備え、 ネットワーク上の一ホストに前記パケット発行プログラ
    ムおよび前記定義ファイルを搭載し、前記ファイル転送
    手段により前記パケット発行プログラムおよび前記定義
    ファイルを他のホストに転送し、各ホストで前記タイマ
    手段および前記パケット発行手段により前記定義ファイ
    ルを参照してパケットを発行することを特徴とするネッ
    トワークシミュレーション方式。
  2. 【請求項2】 複数のホストを有するネットワーク上で
    パケットのトラフィックをシミュレートするネットワー
    クシミュレーション方式において、 実行ホストアドレス,転送開始時刻,到着時刻および調
    整時間を含む第1のレコードと、送信間隔,開始時刻,
    終了時刻,送信先ホストアドレス,パケットサイズおよ
    びパケット種別を含む第2のレコードと、送信時刻,送
    信先ホストアドレス,パケットサイズおよびパケット種
    別を含む第3のレコードとを格納する定義ファイルと、 ローカルモードで前記定義ファイルに転送開始時刻を打
    刻し、ネットワークモードで前記定義ファイルに到着時
    刻および調整時間を打刻する打刻プログラムと、 前記打刻プログラムを起動する打刻プログラムキック手
    段と、前記打刻プログラム,前記定義ファイルおよびパ
    ケット発行プログラムを他のホストに転送するファイル
    転送手段と、前記定義ファイル中の第2のレコードおよ
    び第3のレコードに基づいてパケットを発行するパケッ
    ト発行手段と、パケットの送信時刻毎に前記パケット発
    行手段を起動するタイマ手段とを含む前記パケット発行
    プログラムとを備え、 ネットワーク上の一ホストに前記パケット発行プログラ
    ム,前記打刻プログラムおよび前記定義ファイルを搭載
    し、前記ファイル転送手段により前記打刻プログラムを
    他のホストに転送し、前記打刻プログラムキック手段に
    より前記打刻プログラムを起動し、前記打刻プログラム
    により前記定義ファイルに転送開始時刻を打刻した後に
    前記ファイル転送手段により前記パケット発行プログラ
    ムおよび前記定義ファイルを他ホストに転送し、前記打
    刻プログラムにより前記定義ファイルに到着時刻を打刻
    し、前記定義ファイルに打刻された転送開始時刻と到着
    時刻との差を加味して一ホストと他のホストとの間のハ
    ードウェアタイマの時刻差である調整時間を計算して前
    記打刻プログラムにより前記定義ファイルに打刻し、各
    ホストで前記タイマ手段および前記パケット発行手段に
    より前記定義ファイルを参照してパケットを発行するこ
    とを特徴とするネットワークシミュレーション方式。
  3. 【請求項3】 複数のホストを有するネットワーク上で
    パケットのトラフィックをシミュレートするネットワー
    クシミュレーション方式において、 実行ホストアドレス,転送開始時刻,到着時刻および調
    整時間を含む第1のレコードと、送信間隔,開始時刻,
    終了時刻,送信先ホストアドレス,パケットサイズおよ
    びパケット種別を含む第2のレコードと、送信時刻,送
    信先ホストアドレス,パケットサイズおよびパケット種
    別を含む第3のレコードとを格納する定義ファイルと、 ローカルモードで前記定義ファイルおよび前記定義ファ
    イルと同じサイズの時刻ファイルに転送開始時刻を打刻
    し、ネットワークモードで前記定義ファイルに到着時刻
    および調整時間を、前記時刻ファイルに到着時刻を打刻
    する打刻プログラムと、 パケット発行プログラムと同じサイズのダミーファイル
    および前記定義ファイルと同じサイズの前記時刻ファイ
    ルを作成するファイル作成手段と、前記打刻プログラム
    を起動する打刻プログラムキック手段と、前記打刻プロ
    グラム,前記ダミーファイル,前記定義ファイル,前記
    パケット発行プログラムおよび前記時刻ファイルを他の
    ホストに転送するファイル転送手段と、前記定義ファイ
    ル中の第2のレコードおよび第3のレコードに基づいて
    パケットを発行するパケット発行手段と、パケットの送
    信時刻毎に前記パケット発行手段を起動するタイマ手段
    とを含む前記パケット発行プログラムとを備え、 ネットワーク上の一ホストに前記パケット発行プログラ
    ム,前記打刻プログラムおよび前記定義ファイルを搭載
    し、前記ファイル転送手段により前記打刻プログラムを
    他のホストに転送し、前記打刻プログラムキック手段に
    より前記打刻プログラムを起動し、前記ファイル作成手
    段により前記パケット発行プログラムと同じサイズの前
    記ダミーファイルを作成し、前記打刻プログラムにより
    前記定義ファイルに転送開始時刻を打刻した後に前記フ
    ァイル転送手段により前記ダミーファイルおよび前記定
    義ファイルを他のホストに転送し、前記打刻プログラム
    により前記定義ファイルに到着時刻を打刻し、前記ファ
    イル作成手段により前記定義ファイルと同じサイズの前
    記時刻ファイルを作成し、前記打刻プログラムにより前
    記時刻ファイルに転送開始時刻を打刻した後に前記ファ
    イル転送手段により前記パケット発行プログラムおよび
    前記時刻ファイルを他のホストに転送し、前記打刻プロ
    グラムにより前記時刻ファイルに到着時刻を打刻し、前
    記定義ファイルに打刻された転送開始時刻と到着時刻と
    の差および前記時刻ファイルに打刻された転送開始時刻
    と到着時刻との差の平均値を加味して一ホストと他のホ
    ストとの間のハードウェアタイマの時刻差である調整時
    間を計算して前記打刻プログラムにより前記定義ファイ
    ルに打刻し、各ホストで前記タイマ手段および前記パケ
    ット発行手段により前記定義ファイルを参照してパケッ
    トを発行することを特徴とするネットワークシミュレー
    ション方式。
  4. 【請求項4】 時間短縮率に応じてパケットサイズおよ
    び送信間隔を変更してパケットのトラフィックの再現時
    間の短縮を図る請求項1ないし3記載のネットワークシ
    ミュレーション方式。
JP6333295A 1994-12-15 1994-12-15 ネットワークシミュレーション方式 Expired - Fee Related JP2581477B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6333295A JP2581477B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 ネットワークシミュレーション方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6333295A JP2581477B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 ネットワークシミュレーション方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08167901A true JPH08167901A (ja) 1996-06-25
JP2581477B2 JP2581477B2 (ja) 1997-02-12

Family

ID=18264508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6333295A Expired - Fee Related JP2581477B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 ネットワークシミュレーション方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2581477B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208740A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Fujitsu Ltd パケット記録再生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208740A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Fujitsu Ltd パケット記録再生装置
JP4573780B2 (ja) * 2006-02-02 2010-11-04 富士通株式会社 パケット記録再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2581477B2 (ja) 1997-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6647323B1 (en) Vehicle communication link automatic diagnostic tool detection
US20060140209A1 (en) Field device, system and process for multi-protocol field device emulator
EP1351473A1 (en) Software upgrade method for a switching device in a two-layer network environment
JP2581477B2 (ja) ネットワークシミュレーション方式
AU2002340733B2 (en) Method and device for producing program interruptions in subscribers to a bus system, and corresponding bus system
JP2000227803A (ja) プログラマブルコントローラのデータリンクシステムの伝送制御方法および伝送制御システム
Samuel Developing Diagnostics on KWP 2000 and CAN
JPH1023107A (ja) 通信シミュレータ及び通信シミュレート方法
JP2665185B2 (ja) データ送信システム
JPH11203229A (ja) 通信プログラム作成方法
JPH04184297A (ja) 情報処理システムの時刻同期化方式
JP2707812B2 (ja) ファクシミリ送信データ管理方法
JPH09270795A (ja) ネットワークにおいてプリンタを発見しエージングする方法
JP2511626B2 (ja) 基本呼制御装置
KR100243814B1 (ko) 에물레이터를 이용한 프로토콜 시뮬레이터
Lu Design of Ethernet based real-time distributed systems
CN117640459A (zh) 时延测量方法及装置、设备、计算机可读存储介质
JPH05276173A (ja) 通信システム性能測定方式
JPH03276943A (ja) 通信方式
JP2000223384A (ja) プロセスフロー変更システム及びプロセスフロー変更方法
JPS60132433A (ja) ボ−レ−ト自動適合化方式
JPH0689123A (ja) 時刻同期システム
JPS62120563A (ja) ジヨブ転送におけるホスト接続方式
JPS6386060A (ja) プロセツサ間通信方法
JPH11203220A (ja) クライアント・サーバ通信における伝送所要時間の測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees