JPH08167547A - 半導体製造装置のプロセスパラメータ検査方法 - Google Patents

半導体製造装置のプロセスパラメータ検査方法

Info

Publication number
JPH08167547A
JPH08167547A JP33297694A JP33297694A JPH08167547A JP H08167547 A JPH08167547 A JP H08167547A JP 33297694 A JP33297694 A JP 33297694A JP 33297694 A JP33297694 A JP 33297694A JP H08167547 A JPH08167547 A JP H08167547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recipe
data
parameter
process parameter
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33297694A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yonebayashi
亨 米林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP33297694A priority Critical patent/JPH08167547A/ja
Publication of JPH08167547A publication Critical patent/JPH08167547A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control By Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセスパラメータをプロセスレシピに組込
み設定するに先立って、プロセスパラメータの適合性を
検査し、延いては、オペレータの作業負担を軽減した迅
速なるプロセスパラメータの設定処理を実現する。 【構成】 上位の制御装置1、2からプロセスパラメー
タを送信して半導体製造装置3のプロセスレシピに組み
込むに際し、予め当該プロセスパラメータの適合性を検
査する方法であって、上位の制御装置1、2からプロセ
スパラメータの概要から成るチェックデータを受信し
て、当該チェックデータと半導体制動装置3のプロセス
レシピとを比較して、プロセスパラメータのプロセスレ
シピに対する適合性を判断し、プロセスパラメータがプ
ロセスレシピに適合しない時には不適合の原因及びパラ
メータに関する情報を上位の制御装置1、2へ送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置の制御
手順を記述したプロセスレシピにプロセスパラメータを
組み込むに際して、予め、プロセスパラメータのプロセ
スレシピに対する適合性を検査する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置においては、搬入処理、
前処理、減圧処理、加熱処理、反応成膜処理、冷却処
理、搬出処理、等といった各処理工程を順次経て、半導
体ウェーハやガラス基板等に所定の薄膜を形成してい
る。そして、いわゆる多連型半導体製造装置において
は、これら各処理工程のユニットを工程に沿って順次接
続して設け、スループットを向上させて生産性の向上を
図っている。
【0003】また、更なる生産性の向上を期して、制御
装置により半導体製造装置の各処理工程の制御を自動化
して行い、更には、幾つかの半導体製造装置を上位の制
御装置で集中的に管理制御することが行われている。制
御装置はプロセスレシピと称する装置の制御手順を記述
したプログラムに従って半導体制御装置の制御を行う
が、プロセスレシピの初期設定時や製造条件の変更時等
には、温度、反応ガスの流量、圧力、プロセス時間等に
関する所定のプロセスパラメータをプロセスレシピに組
み込むこととなる。
【0004】このようなプロセスパラメータも上位の制
御装置によって管理されており、この点においても自動
化が図られている。例えば、図12に示すように、ホス
トコンピュータ1及びブロックコントローラ2から成る
上位の制御装置から半導体製造装置3側の制御装置4へ
通信回線5を介して所定のプロセスパラメータを送信
し、このプロセスパラメータを制御装置4が保持してい
るプロセスレシピに組み込むようにしている。なお、同
図の例では、半導体製造装置を幾つかのブロックに分け
て、ブロックコントローラ2が各ブロックとの通信等を
制御管理している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上位の
制御装置からプロセスパラメータが送信されてきても、
このプロセスパラメータが内容やデータ形式等において
プロセスレシピに適合せず、組み込み処理を行えない場
合が生ずることがある。このため、従来では、オペレー
タが制御装置4の操作パネル6を操作して、主制御部7
の処理によってディスプレイ画面にプロセスレシピやプ
ロセスパラメータを表示し、或いは、これらをプリンタ
から印刷出力させて、プロセスレシピにプロセスパラメ
ータが正しく組み込まれたかを目視確認していた。
【0006】したがって、上記のような種々な自動化を
図って生産効率の向上を期しているにも拘わらず、オペ
レータの作業負担が軽減されず、プロセスパラメータの
設定処理も迅速に行えないという問題があった。本発明
は上記従来の事情に鑑みなされたもので、事前にプロセ
スレシピに対するプロセスパラメータの適合性を検査
し、延いては、オペレータの作業負担を軽減した迅速な
るプロセスパラメータの設定処理を実現することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体製造装置のプロセスパラメータ
検査方法は、上位の制御装置からプロセスパラメータを
送信して半導体製造装置のプロセスレシピに組み込むに
際し、予め当該プロセスパラメータの適合性を検査する
ものであって、上位の制御装置からプロセスパラメータ
の概要から成るチェックデータを受信するステップと、
チェックデータと半導体制動装置のプロセスレシピとを
比較して、プロセスパラメータのプロセスレシピに対す
る適合性を判断するステップと、プロセスパラメータが
プロセスレシピに適合しない時には不適合の原因及びパ
ラメータに関する情報を上位の制御装置へ送信するステ
ップとを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、上位の制御装置からプロセスパラメ
ータを送信して半導体製造装置のプロセスレシピに組み
込むに先立て、当該プロセスパラメータの適合性を検査
する方法であり、検査の結果、不適合な部分があればこ
れを上位の制御装置に知らせて、実際のプロセスパラメ
ータの設定処理を円滑に実現させる。すなわち、プロセ
スパラメータの送信に先立って、上位の制御装置はチェ
ックデータを送信し、これを受信した半導体製造装置側
の制御装置がプロセスレシピと比較して、プロセスパラ
メータとプロセスレシピとの適合性を判断する。そし
て、プロセスパラメータがプロセスレシピに適合しない
時には、不適合の原因及びパラメータに関する情報を半
導体製造装置側の制御装置から上位の制御装置へ送信
し、実際に送信されるプロセスパラメータはプロセスレ
シピに適合したものとなるようにする。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例に係るプロセスパラメータ
検査方法を図面を参照して説明する。まず、図1に示す
ように、本実施例の検査方法を実施するプロセスパラメ
ータ設定システムは、従来と同様に、半導体製造装置3
を直接的に制御する制御装置4と、上位の制御装置とし
てのホストコンピュータ1及びブロックコントローラ2
と、制御装置4と上位の制御装置1、2とを接続する通
信回線5と、を有している。そして、制御装置4には、
操作パネル6と、主制御部7とが設けられているが、本
発明に係る検査方法を実施するためのレシピ検査部8も
設けられている。
【0010】図2に示すように、操作パネル6には、半
導体製造装置3に各種の動作命令を行うためのコマンド
キー6a、プロセスレシピの編集や表示等を行わせるた
めのファンクションキー6b等が設けられているととも
に、メモリカード9を装填するためのスロット6cが設
けられている。メモリカード9には半導体製造装置3の
制御手順を記述したプロセスレシピが格納されており、
メモリカード9をスロット6cに装填してコマンドキー
6aを操作することによって、半導体製造装置3はプロ
セスレシピに従って自動的に制御される。
【0011】メモリカード9に格納されたプロセスレシ
ピには、図4に示すような内容を有しており、プロセス
レシピを特定するレシピ名称、プロセスレシピの制作時
期等の年月日時分秒データ、コンビネーションテーブル
ポインタ、10項目(パラメータNo.1〜No.1
0)のプロセスパラメータ定義、スタンバイ記述部、第
1〜第nイベントそれぞれのデータの他、コンビネーシ
ョンテーブルとして、サブレシピ名称、エラーテーブル
名称、温度テーブル名称、FFCテーブル名称、プロフ
ァイル条件テーブル、リークチェック条件テーブル、ウ
ェーハアレンジメントテーブル、ネームテーブル名称が
含まれている。なお、図中に示す11charは11個
のキャラクタコードで名称データが構成されていること
を示してある。また、BCDは2進化10進数コード、
BINはバイナリコードで各データが構成されているこ
とを示し、その大きさはバイト(byte)で示してあ
る。
【0012】図5に示すように、上記したプロセスパラ
メータ定義には、パラメータNo.1〜パラメータN
o.10の10項目について、それぞれイベントを特定
するためのイベントID、アイテムを特定するためのア
イテムNo.、パラメータ1及びパラメータ2が含まれ
ている。また、図6に示すように、上記した第1〜第n
イベントそれぞれのデータには、イベントを特定するた
めのイベントID、イベントタイムデータ、機能選択ビ
ット、エラーテーブル指定ビットの他、バルブ制御デー
タ、温度制御データ、圧力制御データ、ローダ制御デー
タ、H2燃焼制御データ、AUXI/O制御データ、ガ
ス流量制御データといった半導体製造装置3に対する各
種のプロセスパラメータが含まれている。
【0013】また、上記した3バイトの機能選択ビット
は、図6中に示すように、1〜24のビットから成り、
各ビットはそれぞれ各種の機能を選択するために割り当
てられている。すなわち、ビット1はエラーテーブル指
定、ビット2はバルブ制御、ビット3は温度制御、ビッ
ト4は圧力制御、ビット5はローダ制御、ビット6はH
2燃焼制御、ビット7はスペア、ビット8はAUXI/
O制御、ビット9〜20はガス流量制御、ビット21〜
24はスペアとなっている。なお、これら各機能にはア
イテムNo.が対応付けてあり、エラーテーブル指定に
は02HというアイテムNo.が、圧力制御には04H
というアイテムNo.が、ガス流量制御のはそれぞれ2
1H〜32HというアイテムNo.が設定されている。
また、本実施例では半導体製造装置3を5つのゾーンに
分けて温度制御していることから、温度制御には、全ゾ
ーンとして10H、ゾーン1〜5の各々として11H〜
15HというアイテムNo.が設定されている。なお、
アイテムNo.01Hはイベントタイムに対応付られて
いる。
【0014】上記したレシピ検査手段8は、図4〜図6
に示したプロセスレシピと後述するように上位の制御装
置1、2から送信されたレシピチェックデータ(図7)
とを比較して、これらかプロセスレシピに組み込もうと
するプロセスパラメータが適合するものかを検査するも
のであり、図3に示すような構成を有している。すなわ
ち、通信回線5を介してホストコンピュータ1からのレ
シピチェックデータの受信及びホストコンピュータ1へ
の応答データ(図8)の送信を行う送受信部11と、受
信したレシピチェックデータを処理用に保持するバッフ
ァ12と、プロセスレシピの名称に関する適合性を解析
するプロセスレシピ名称解析部13と、プロセスレシピ
のコンビネーションテーブルに関する適合性を解析する
コンビネーション解析部14と、プロセスパラメータの
内容に関する適合性を解析するプロセスパラメータデー
タ解析部15と、プロセスレシピのメモリカード9から
の読み取りや各機能部11〜15の全体的な制御を行う
制御部16とを備えている。
【0015】なお、プロセスレシピ名称解析部13、コ
ンビネーション解析部14、プロセスパラメータデータ
解析部15はそれぞれ、プロセスレシピのデータとレシ
ピチェックデータとを比較するデータ比較部13a、1
4a、15aと、比較の結果から両データの適合性を判
定する適合性判定部13b、14b、15bとを有して
いる。更に、プロセスパラメータデータ解析部15は、
温度やガス流量に関するデータについての範囲的な適合
性を判定する範囲判定部15cも有している。
【0016】ここで、上記したレシピチェックデータ
は、図7に示すように、プロセスレシピを特定するため
のプロセスレシピ名称、バッチIDの他、プロセスレシ
ピ(図5)に対応した10項目のプロセスパラメータ
(パラメータNo.1〜10)毎の、イベントを特定す
るためのイベントID、アイテムを特定するためのアイ
テムID、パラメータ1及びパラメータ2についてのデ
ータを含んでいる。すなわち、図4に示したプロセスレ
シピに比較すると、レシピチェックデータには、第1〜
第nイベントの実際のプロセスパラメータデータは含ま
れておらず、レシピ名称とプロセスパラメータ定義とに
対応したプロセスパラメータの概要を表すデータが含ま
れている。
【0017】また、上記した応答データは、図8に示す
ように、プロセスレシピ名称解析部13、コンビネーシ
ョン解析部14、プロセスパラメータデータ解析部15
での判定結果を記述するダウンロード結果データと、不
適合によるエラーを判定した場合にプロセスパラメータ
項目(パラメータNo.1〜10)の内の最初に判明し
たものを記述するパラメータNo.データとを有してい
る。
【0018】なお、本実施例では、ダウンロード結果デ
ータとして、正常終了の時には00H、メモリカード9
がスロット6aに装填されていないときには01H、メ
モリカード9からのプロセスレシピデータの読み出しに
係るエラーは02H、プロセスレシピデータのメモリカ
ード9内での存否に係るエラーは03H、コンビネーシ
ョン指定されているテーブルのメモリカード9内での存
否に係るエラーは04Hというコードが設定されてい
る。
【0019】また、本実施例では、プロセスパラメータ
項目に関するダウンロード結果データとして、アイテム
No.に係るエラーは11H、イベントIDに係るエラ
ーは12H、パラメータ1のデータ形式に係るエラーは
13H、パラメータ2のデータ形式に係るエラーは14
Hというコードが設定されている。そして、このプロセ
スパラメータ項目に関するエラーの場合には、応答デー
タのパラメータNo.データにはエラーが判明した最初
のプロセスパラメータ項目(パラメータNo.1〜1
0)が記述される。したがって、実際にプロセスパラメ
ータを送信するに先立って応答データを受けることによ
って、上位の制御装置1、2は、どのプロセスパラメー
タ項目が、どのようなエラー原因によって、プロセスレ
シピに適合していないかを知ることができる。
【0020】次に、上記の構成を有したシステムによっ
て実施される検査方法を図9〜図11に示すフローチャ
ートを参照して説明する。まず、上位の制御装置1、2
から通信回線5を介してレシピチェックデータが送信さ
れてくると、これをレシピ検査部8の送受信部11で受
信してバッファ12に格納する(ステップS1)。
【0021】次いで、プロセスレシピ名称解析部13が
スロット6cにメモリカード9が装填されているかを判
断し(ステップS2)、装填されていない場合には、ダ
ウンロード結果データに”メモリカード無し”(コード
01H)を記述して、応答データを送受信部11から通
信線5を介して上位の制御装置1、2へ送信し(ステッ
プS3)、検査処理を終了する。一方、メモリカード9
が装填されている場合には、プロセスレシピ名称解析部
13が、バッファ12のレシピチェックデータに記述さ
れているプロセスレシピ名称がメモリカード9のプロセ
スレシピにプロセスレシピ名称として記述されているか
を判断する(ステップS4)。
【0022】この結果、対応する名称が無い場合には、
プロセスパラメータを組み込む対象が存在しないので、
プロセスレシピ名称解析部13がダウンロード結果デー
タに”プロセスレシピ無し”(コード03H)を記述し
て、応答データを送受信部11から上位の制御装置1、
2へ送信し(ステップS5)、検査処理を終了する。一
方、対応する名称が存在する場合には、プロセスレシピ
名称解析部13が、当該名称が付されたプロセスレシピ
がメモリカード9から読み出せるかを判断する(ステッ
プS6)。
【0023】この結果、読み出せない場合には、プロセ
スパラメータを組み込むことは不可能であるので、プロ
セスレシピ名称解析部13がダウンロード結果データ
に”メモリカードREADエラー”(コード02H)を
記述して、応答データを送受信部11から上位の制御装
置1、2へ送信し(ステップS7)、検査処理を終了す
る。一方、読み出せる場合には、コンビネーション解析
部14が、当該プロセスレシピ内にコンビネーションの
指定があるかを判断し(ステップS8)、指定がない場
合には後述するステップS11の処理へ移行する。
【0024】一方、指定がある場合には、コンビネーシ
ョン解析部14が、指定されているコンビネーションテ
ーブルのファイル名称が当該プロセスレシピ内にあるか
を判断し(ステップS9)、名称がない場合にはダウン
ロード結果データに”コンビネーションエラー”(コー
ド04H)を記述し、応答データを送受信部11から上
位の制御装置1、2へ送信して検査処理を終了する一方
(ステップS10)、名称がある場合にはステップS1
1の処理へ移行する。
【0025】ステップS11では、プロセスパラメータ
データ解析部15が、レシピチェックデータのプロセス
パラメータ項目(パラメータNo.1〜10)それぞれ
に記述されている全てのイベントIDについて、これら
イベントIDが当該プロセスレシピに存在するかを判断
する。この結果、存在しない場合には、プロセスパラメ
ータデータ解析部15が、ダウンロード結果データに”
イベントIDエラー”(コード12H)を記述し(ステ
ップS12)、パラメータNO.データにプロセスパラ
メータ項目の内のイベントIDエラーが最初に判明した
ものを記述して(ステップS13)、応答データを送受
信部11から上位の制御装置1、2へ送信して検査処理
を終了する。
【0026】一方、全てのイベントIDが存在する場合
には、プロセスパラメータデータ解析部15が、レシピ
チェックデータのプロセスパラメータ項目(パラメータ
No.1〜10)それぞれに記述されている全てのアイ
テムNo.について、これらアイテムNo.と対応する
ものが当該プロセスレシピの機能選択ビットに存在する
かを判断する(ステップS14)。この結果、存在しな
い場合には、プロセスパラメータデータ解析部15が、
ダウンロード結果データに”アイテムエラー”(コード
11H)を記述し(ステップS15)、パラメータN
O.データにプロセスパラメータ項目の内のアイテムエ
ラーが最初に判明したものを記述して(ステップS1
6)、応答データを送受信部11から上位の制御装置
1、2へ送信して検査処理を終了する。
【0027】一方、全てのアイテムNo.が存在する場
合には、プロセスパラメータデータ解析部15が、レシ
ピチェックデータのプロセスパラメータ項目(パラメー
タNo.1〜10)それぞれに記述されている全てのパ
ラメータ1について、これらパラメータ1のデータ形式
がBCDコードかを判断する(ステップS17)。この
結果、BCDコードでない場合には、プロセスパラメー
タデータ解析部15が、ダウンロード結果データに”パ
ラメータ1のデータエラー”(コード13H)を記述し
(ステップS18)、パラメータNO.データにプロセ
スパラメータ項目の内のデータエラーが最初に判明した
ものを記述して(ステップS19)、応答データを送受
信部11から上位の制御装置1、2へ送信して検査処理
を終了する。
【0028】一方、全てのパラメータ1がBCDコード
である場合には、プロセスパラメータデータ解析部15
が、レシピチェックデータのプロセスパラメータ項目
(パラメータNo.1〜10)それぞれに記述されてい
る全てのアイテムNo.について、これらアイテムN
o.が温度設定に係るものか(コード10H〜15H)
およびガス流量設定に係るのもか(コード21H〜32
H)を判断する(ステップS20)。この結果、温度や
ガス流量に係るものではない場合には、プロセスパラメ
ータのデータ範囲についての適合性を判断する必要がな
い。そして、上記のレシピチェックデータに基づく検査
から、組み込み設定しようとするプロセスパラメータは
プロセスレシピに適合するものと判断されるため、プロ
セスパラメータデータ解析部15が、ダウンロード結果
データに”正常終了”(コード00H)を記述して(ス
テップS28)、応答データを送受信部11から上位の
制御装置1、2へ送信して検査処理を終了する。
【0029】一方、温度やガス流量に係るものである場
合には、プロセスパラメータデータ解析部15が、レシ
ピチェックデータのプロセスパラメータ項目(パラメー
タNo.1〜10)それぞれに記述されているパラメー
タ1について、これらパラメータ1のデータが予め設定
されている温度リミット値以下かを判断する(ステップ
S21)。この結果、温度リミット値を上回る場合に
は、プロセスパラメータデータ解析部15が、ダウンロ
ード結果データに”パラメータ1のデータエラー”(コ
ード13H)を記述し(ステップS22)、パラメータ
NO.データにプロセスパラメータ項目の内のデータエ
ラーが最初に判明したものを記述して(ステップS2
3)、応答データを送受信部11から上位の制御装置
1、2へ送信して検査処理を終了する。
【0030】一方、全てのパラメータ1について温度リ
ミット値以下の場合には、プロセスパラメータデータ解
析部15が、レシピチェックデータのプロセスパラメー
タ項目(パラメータNo.1〜10)それぞれに記述さ
れているパラメータ1について、これらパラメータ1の
データが予め設定されているガス流量リミット値以下か
を判断する(ステップS24)。この結果、ガス流量リ
ミット値を上回る場合には、プロセスパラメータデータ
解析部15が、ダウンロード結果データに”パラメータ
1のデータエラー”(コード13H)を記述し(ステッ
プS22)、パラメータNO.データにプロセスパラメ
ータ項目の内のデータエラーが最初に判明したものを記
述して(ステップS23)、応答データを送受信部11
から上位の制御装置1、2へ送信して検査処理を終了す
る。
【0031】一方、全てのパラメータ1についてガス流
量リミット値以下の場合には、プロセスパラメータデー
タ解析部15が、レシピチェックデータのプロセスパラ
メータ項目(パラメータNo.1〜10)それぞれに記
述されているパラメータ2について、これらパラメータ
2の内の温度設定に係るもの(アイテムNo.コード1
0H〜15H)がBCDコードであるかを判断する(ス
テップS25)。この結果、BCDコードでない場合に
は、プロセスパラメータデータ解析部15が、ダウンロ
ード結果データに”パラメータ2のデータエラー”(コ
ード14H)を記述し(ステップS26)、パラメータ
NO.データにプロセスパラメータ項目の内のデータエ
ラーが最初に判明したものを記述して(ステップS2
7)、応答データを送受信部11から上位の制御装置
1、2へ送信して検査処理を終了する。
【0032】一方、温度設定に係る全てのパラメータ2
がBCDコードである場合には、組み込み設定しようと
するプロセスパラメータはデータ範囲についてもプロセ
スレシピに適合するものと判断されるため、プロセスパ
ラメータデータ解析部15が、ダウンロード結果データ
に”正常終了”(コード00H)を記述して(ステップ
S28)、応答データを送受信部11から上位の制御装
置1、2へ送信して検査処理を終了する。
【0033】上記のような応答データを受信した上位の
制御装置1、2は、これから送信しようとするプロセス
パラメータがプロセスレシピに支障無く組み込み得るも
のか事前に把握でき、更には、支障がある場合には、そ
の原因は何であり、パラメータのどの部分にあるのかが
事前に把握できるため、プロセスパラメータを支障がな
いものに改変して送信することができる。したがって、
実際のプロセスパラメータの設定処理においては、上位
の制御装置1、2から送信されてきたプロセスパラメー
タは迅速にプロセスレシピに組み込まれる。
【0034】なお、上記の実施例ではプロセスレシピを
メモリカードに格納したシステムを例にとって説明した
が、本発明はこれに限らず、例えば制御装置4のハード
ディスク装置にプロセスレシピを格納したシステム等、
種々な形式のシステムに適用することができる。また、
半導体製造装置の形式にも特に限定はなく、本発明は多
連型のもの以外にも種々な形式の半導体製造装置に広く
適用することができる。
【0035】また、プロセスパラメータはプロセスレシ
ピや半導体製造装置の設計に応じて種々設定されるもの
であり、プロセスパラメータの概要から成るチェックデ
ータの内容や項目もこれに応じて任意に変更し得るもの
である。したがって、チェックデータは、要は、プロセ
スレシピ及びプロセスパラメータを特定し、そのデータ
値等の特徴やデータ形式等を表したものであればよく、
実際にプロセスパラメータをレシピに組み込もうとした
場合にエラーが発生する項目や内容をプロセスパラメー
タの概要として設定すればよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体製造装置のプロセスパラメータ検査方法によれば、上
位の制御装置からプロセスパラメータを受信してプロセ
スレシピに組み込むに先立って、上位の制御装置から受
信したチェックデータに基づいてプロセスパラメータの
適合性を検査し、この結果を上位の制御装置へ通知する
ようにしたため、プロセスパラメータの組み込み設定処
理を確実に実現することができる。したがって、迅速な
るプロセスパラメータの組み込み設定処理が実現される
とともに、エラー発生に伴うオペレータの作業負荷を大
幅に軽減することができ、総じて半導体製造における生
産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプロセスパラメータ設
定システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る操作パネルの正面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例に係るレシピ検査手段の構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例に係るプロセスレシピの内容
を示す概念図である。
【図5】同プロセスレシピ内のプロセスパラメータを示
す概念図である。
【図6】同プロセスレシピ内のイベント内容を示す概念
図である。
【図7】本発明の一実施例に係るレシピチェックデータ
の内容を示す概念図である。
【図8】本発明の一実施例に係る応答データの内容を示
す概念図である。
【図9】本発明の一実施例に係るプロセスパラメータの
検査手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例に係るプロセスパラメータ
の検査手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例に係るプロセスパラメータ
の検査手順を示すフローチャートである。
【図12】従来のプロセスパラメータ設定システムの構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ(上位の制御装置) 2 ブロックコントローラ(上位の制御装置) 3 半導体製造装置 4 制御装置 6 操作パネル 8 レシピ検査部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位の制御装置からプロセスパラメータ
    を送信して半導体製造装置のプロセスレシピに組み込む
    に際し、予め当該プロセスパラメータの適合性を検査す
    る方法であって、 上位の制御装置からプロセスパラメータの概要から成る
    チェックデータを受信するステップと、 チェックデータと半導体制動装置のプロセスレシピとを
    比較して、プロセスパラメータのプロセスレシピに対す
    る適合性を判断するステップと、 プロセスパラメータがプロセスレシピに適合しない時に
    は不適合の原因及びパラメータに関する情報を上位の制
    御装置へ送信するステップと、 を有することを特徴とする半導体製造装置のプロセスパ
    ラメータ検査方法。
JP33297694A 1994-12-14 1994-12-14 半導体製造装置のプロセスパラメータ検査方法 Pending JPH08167547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33297694A JPH08167547A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 半導体製造装置のプロセスパラメータ検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33297694A JPH08167547A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 半導体製造装置のプロセスパラメータ検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08167547A true JPH08167547A (ja) 1996-06-25

Family

ID=18260932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33297694A Pending JPH08167547A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 半導体製造装置のプロセスパラメータ検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08167547A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286137A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理システム
KR100596506B1 (ko) * 2005-06-03 2006-07-04 삼성전자주식회사 배치 타입의 반도체 설비 제어 방법
JP2007059765A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置
US7689315B2 (en) 2006-10-23 2010-03-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor equipment control system and method
JP2011138357A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Canon Anelva Corp 検査システム、検査装置、および検査方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286137A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理システム
JP4608227B2 (ja) * 2004-03-30 2011-01-12 株式会社日立国際電気 基板処理システム、外部接続装置、基板処理装置及び基板処理システムの表示方法
KR100596506B1 (ko) * 2005-06-03 2006-07-04 삼성전자주식회사 배치 타입의 반도체 설비 제어 방법
JP2007059765A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置
US7689315B2 (en) 2006-10-23 2010-03-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor equipment control system and method
JP2011138357A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Canon Anelva Corp 検査システム、検査装置、および検査方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6000830A (en) System for applying recipe of semiconductor manufacturing apparatus
US4774662A (en) Method for managerial clerk inspection
US6480755B1 (en) Process control device and process control method permitting processing order and processing condition to be changed while manufacturing process continues
US4967190A (en) Method of and apparatus for controlling screen display
JPH08167547A (ja) 半導体製造装置のプロセスパラメータ検査方法
US20050288802A1 (en) Programmable logic controller, graphic logic controller, control program creation device, program, and storage medium
KR102291974B1 (ko) 반도체 시스템 및 데이터 편집 지원 방법
US6604010B2 (en) System for selectively managing workpieces and a method for controlling the same
JPH0722778A (ja) チップ実装機の部品管理方式
EP0311023A2 (en) Article recognizing system
JPH07182421A (ja) 生産管理装置
JP2877064B2 (ja) 監視制御システムのデータベース整合方式
JP3452241B2 (ja) プログラム判別表示方法および装置
JPH07200037A (ja) 生産管理装置
KR100442493B1 (ko) 모니터링장치
JP2829001B2 (ja) 情報集約表示方法及びその装置
JPH04225646A (ja) 直列制御装置のノ−ドアドレス割付制御装置
JP2706807B2 (ja) 試験装置
KR100640460B1 (ko) 키폰시스템에서 유지보수장치를 이용한 카드 인스톨 방법
JPH04284588A (ja) プログラマブル・リモートidコントローラ
JP2002170176A (ja) 入出力チャンネルの使用形態設定方法及びシステム機器
JPH11261700A (ja) 交換機の自動保守方法
JP2002215430A (ja) エラーメッセージ検出装置及びその方法
JPH10232703A (ja) プログラマブルコントローラ
US20070299569A1 (en) Method and apparatus for selecting and providing a set of instrumentation signals for locomotive testing and diagnostic purposes