JPH08167132A - 浮動磁気ヘッド - Google Patents
浮動磁気ヘッドInfo
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- JPH08167132A JPH08167132A JP33301694A JP33301694A JPH08167132A JP H08167132 A JPH08167132 A JP H08167132A JP 33301694 A JP33301694 A JP 33301694A JP 33301694 A JP33301694 A JP 33301694A JP H08167132 A JPH08167132 A JP H08167132A
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- magnetic
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部磁界をシールドして良好な記録再生を果
たすことができる。 【構成】 磁気記録媒体に対する浮上力発生用のレール
2を有する略矩形の非磁性材のスライダー3と、レール
2に沿うようにスライダー側面部4に接合された記録再
生用ギャップ5を有するヘッドコア33と、ヘッドコア
33と共に磁気閉回路を形成するようにヘッドコア33
のスライダー接合面7と反対側の面部8に接合された薄
膜導体組立体9とを備えた浮動磁気ヘッド1であって、
スライダー側面部4に、ヘッドコア33を間にしかつヘ
ッドコア33に対し隙間を空け対面させて長手状の流入
端側、流出端側シールド部材34,35を接合した。磁
気記録媒体駆動用のモータ等からの外部磁界がヘッドコ
ア33の側部側から入り込むのを、流入端側、流出端側
シールド部材34,35が遮るので、その外部磁界によ
るノイズの発生を防止できる。
たすことができる。 【構成】 磁気記録媒体に対する浮上力発生用のレール
2を有する略矩形の非磁性材のスライダー3と、レール
2に沿うようにスライダー側面部4に接合された記録再
生用ギャップ5を有するヘッドコア33と、ヘッドコア
33と共に磁気閉回路を形成するようにヘッドコア33
のスライダー接合面7と反対側の面部8に接合された薄
膜導体組立体9とを備えた浮動磁気ヘッド1であって、
スライダー側面部4に、ヘッドコア33を間にしかつヘ
ッドコア33に対し隙間を空け対面させて長手状の流入
端側、流出端側シールド部材34,35を接合した。磁
気記録媒体駆動用のモータ等からの外部磁界がヘッドコ
ア33の側部側から入り込むのを、流入端側、流出端側
シールド部材34,35が遮るので、その外部磁界によ
るノイズの発生を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの外部記
録用の磁気ディスク装置等に用いられる浮動磁気ヘッド
に関するものである。
録用の磁気ディスク装置等に用いられる浮動磁気ヘッド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浮動磁気ヘッドの一例として、磁
気記録媒体に対する浮上力発生用のレールを側部にそれ
ぞれ形成した略矩形の非磁性材のスライダーと、両レー
ルの一方の端部側にレールの長手方向に沿うように形成
したギャップと、該ギャップに連接するようにスライダ
ーの隅部に形成される巻線用窓と、前記ギャップ内に嵌
挿される記録再生用ギャップを有するヘッドコアとを備
え、巻線用窓内に納まるようにヘッドコアの外周部にコ
イルを巻回した浮動磁気ヘッドがある。
気記録媒体に対する浮上力発生用のレールを側部にそれ
ぞれ形成した略矩形の非磁性材のスライダーと、両レー
ルの一方の端部側にレールの長手方向に沿うように形成
したギャップと、該ギャップに連接するようにスライダ
ーの隅部に形成される巻線用窓と、前記ギャップ内に嵌
挿される記録再生用ギャップを有するヘッドコアとを備
え、巻線用窓内に納まるようにヘッドコアの外周部にコ
イルを巻回した浮動磁気ヘッドがある。
【0003】ところで、近年、コンピュータの外部記録
用の磁気ディスク装置では、小型化及び高記録密度化の
傾向がますます高くなっており、これに伴い磁気ヘッド
も小型化が要求されるようになっている。このような要
望に応えるものとして、本出願人は、特開平6−762
39号で高記録密度化を図ることができるコンパクトな
浮動磁気ヘッドを提案した。
用の磁気ディスク装置では、小型化及び高記録密度化の
傾向がますます高くなっており、これに伴い磁気ヘッド
も小型化が要求されるようになっている。このような要
望に応えるものとして、本出願人は、特開平6−762
39号で高記録密度化を図ることができるコンパクトな
浮動磁気ヘッドを提案した。
【0004】この浮動磁気ヘッドを図5ないし図7に基
づいて説明する。この浮動磁気ヘッド1は、磁気記録媒
体(図示省略)に対する浮上力発生用のレール2を有す
る略矩形の非磁性材のスライダー3と、前記レール2に
沿うようにスライダー側面部4に接合された、記録再生
用ギャップ5を有するヘッドコア体6と、該ヘッドコア
体6と共に磁気閉回路を形成するように該ヘッドコア体
6のスライダー接合面7と反対側の面部8に接合された
薄膜導体組立体9とを備えたものになっている。
づいて説明する。この浮動磁気ヘッド1は、磁気記録媒
体(図示省略)に対する浮上力発生用のレール2を有す
る略矩形の非磁性材のスライダー3と、前記レール2に
沿うようにスライダー側面部4に接合された、記録再生
用ギャップ5を有するヘッドコア体6と、該ヘッドコア
体6と共に磁気閉回路を形成するように該ヘッドコア体
6のスライダー接合面7と反対側の面部8に接合された
薄膜導体組立体9とを備えたものになっている。
【0005】ヘッドコア体6は、上端側(図5上側)に
突部10を有する板状の第1の磁性体及び板状の第2の
磁性体(以下、それぞれヘッドコア側第1、第2の磁性
体という。)11,12を相対向して配置し、対向側に
おける上方(図5上側)に記録再生用ギャップ5を形成
し、下方側に所定幅の空隙13を形成している。
突部10を有する板状の第1の磁性体及び板状の第2の
磁性体(以下、それぞれヘッドコア側第1、第2の磁性
体という。)11,12を相対向して配置し、対向側に
おける上方(図5上側)に記録再生用ギャップ5を形成
し、下方側に所定幅の空隙13を形成している。
【0006】薄膜導体組立体9は、図6及び図7に示す
ように、略矩形の一対の磁性体(以下、組立体側第1、
第2の磁性体という。)14,15間にフェライト等の
非磁性体16を接合すると共に、側部に非磁性体17,
17を接合して一体化された基板18を有している。基
板18の幅WK は、ヘッドコア体6の幅WH 寸法と同等
に設定されている。なお、組立体側第1、第2の磁性体
14,15の外側端部間は長さWM に設定されている。
ように、略矩形の一対の磁性体(以下、組立体側第1、
第2の磁性体という。)14,15間にフェライト等の
非磁性体16を接合すると共に、側部に非磁性体17,
17を接合して一体化された基板18を有している。基
板18の幅WK は、ヘッドコア体6の幅WH 寸法と同等
に設定されている。なお、組立体側第1、第2の磁性体
14,15の外側端部間は長さWM に設定されている。
【0007】基板18の一方(図7の上側)の面部(ヘ
ッドコア体6との接合面と反対側の面部。図1では紙面
手前側)には、第1絶縁膜19が形成され、第1絶縁膜
19の形成後に第1絶縁膜19上に第1層薄膜コイル2
0が公知の技術により形成されている。第1層薄膜コイ
ル20上に第2絶縁膜21が形成され、第2絶縁膜21
の形成後に第2絶縁膜21上に第2層薄膜コイル22が
公知の技術で形成されている。
ッドコア体6との接合面と反対側の面部。図1では紙面
手前側)には、第1絶縁膜19が形成され、第1絶縁膜
19の形成後に第1絶縁膜19上に第1層薄膜コイル2
0が公知の技術により形成されている。第1層薄膜コイ
ル20上に第2絶縁膜21が形成され、第2絶縁膜21
の形成後に第2絶縁膜21上に第2層薄膜コイル22が
公知の技術で形成されている。
【0008】第2層薄膜コイル22上に第3絶縁膜23
が形成され、第3絶縁膜23の形成後に第3絶縁膜23
上に、所定幅WM の矩形の薄膜磁性コア(磁気コア)2
4が形成されている。薄膜磁性コア24には、磁心2
5,26が突出形成されている。磁心25,26は、第
1、第2、第3絶縁膜19,21,23のそれぞれに形
成した孔を通して組立体側第1、第2の磁性体14,1
5に接続したものになっている。
が形成され、第3絶縁膜23の形成後に第3絶縁膜23
上に、所定幅WM の矩形の薄膜磁性コア(磁気コア)2
4が形成されている。薄膜磁性コア24には、磁心2
5,26が突出形成されている。磁心25,26は、第
1、第2、第3絶縁膜19,21,23のそれぞれに形
成した孔を通して組立体側第1、第2の磁性体14,1
5に接続したものになっている。
【0009】前記第1、第2、第3絶縁膜19,21,
23は、フォトレジスト、ポリイミド等の有機樹脂系絶
縁膜、あるいはSiO2 ,Al2 O3 等の無機系絶縁膜
を用いて構成されている。前記第1、第2層薄膜コイル
20,22は、レジストフレームを用いたフレームメッ
キ法にて銅メッキを行なう方法、あるいはフォトレジス
トマスクを用いて行なうエッチングにより作製される。
23は、フォトレジスト、ポリイミド等の有機樹脂系絶
縁膜、あるいはSiO2 ,Al2 O3 等の無機系絶縁膜
を用いて構成されている。前記第1、第2層薄膜コイル
20,22は、レジストフレームを用いたフレームメッ
キ法にて銅メッキを行なう方法、あるいはフォトレジス
トマスクを用いて行なうエッチングにより作製される。
【0010】薄膜磁性コア24は、レジストフレームを
用いたフレームメッキ法にてパーマロイ等の磁性膜をメ
ッキする方法、あるいは蒸着、スパッタ法等で作製され
たパーマロイ等の磁性薄膜をレジストマスクを用いてエ
ッチングする方法等により作製されている。第1、第2
層薄膜コイル20,22は、磁心25,26にスパイラ
ル状に巻かれている。
用いたフレームメッキ法にてパーマロイ等の磁性膜をメ
ッキする方法、あるいは蒸着、スパッタ法等で作製され
たパーマロイ等の磁性薄膜をレジストマスクを用いてエ
ッチングする方法等により作製されている。第1、第2
層薄膜コイル20,22は、磁心25,26にスパイラ
ル状に巻かれている。
【0011】薄膜導体組立体9は、組立体側第1の磁性
体14をヘッドコア側第1の磁性体11に接合させ、組
立体側第2の磁性体15をヘッドコア側第2の磁性体1
2に接合させて、ヘッドコア体6と共に磁気閉回路を形
成している。図中27はボンディングパッドを示す。
体14をヘッドコア側第1の磁性体11に接合させ、組
立体側第2の磁性体15をヘッドコア側第2の磁性体1
2に接合させて、ヘッドコア体6と共に磁気閉回路を形
成している。図中27はボンディングパッドを示す。
【0012】この浮動磁気ヘッド1は、図示しないアー
ムの先端部に保持された状態で、円板状の磁気記録媒体
上に配置され、図示しないモータの作動により磁気記録
媒体が回転しこの回転に伴って生じる空気流により浮上
し、アームがアクチュエータ(図示省略)により揺動さ
れることにより、磁気記録媒体の内周部ないし外周部に
わたって移動して記録再生を行うようになっている。こ
の浮動磁気ヘッド1は、巻線用窓の省略により磁路長さ
を短くし、ひいては磁気抵抗を小さくし、これにより大
きな誘導起電力を得て記録再生特性の向上を図ってい
る。
ムの先端部に保持された状態で、円板状の磁気記録媒体
上に配置され、図示しないモータの作動により磁気記録
媒体が回転しこの回転に伴って生じる空気流により浮上
し、アームがアクチュエータ(図示省略)により揺動さ
れることにより、磁気記録媒体の内周部ないし外周部に
わたって移動して記録再生を行うようになっている。こ
の浮動磁気ヘッド1は、巻線用窓の省略により磁路長さ
を短くし、ひいては磁気抵抗を小さくし、これにより大
きな誘導起電力を得て記録再生特性の向上を図ってい
る。
【0013】この場合、浮動磁気ヘッド1は、ヘッドコ
ア体6が磁気記録媒体の外周側になるように配置されて
いる一方、磁気記録媒体がスライダー3の一端から他端
に向けて回転するようになっており、回転により空気が
一端(以下、空気流入端という。)28側から他端(以
下、空気流出端という。)29側に向けて流れることに
なる。
ア体6が磁気記録媒体の外周側になるように配置されて
いる一方、磁気記録媒体がスライダー3の一端から他端
に向けて回転するようになっており、回転により空気が
一端(以下、空気流入端という。)28側から他端(以
下、空気流出端という。)29側に向けて流れることに
なる。
【0014】図5は、便宜上天地を反対に記したもので
あり、図5の紙面上方に磁気記録媒体が位置し、浮上力
を受けることにより浮動磁気ヘッド1は図5の紙面下方
に浮上する。
あり、図5の紙面上方に磁気記録媒体が位置し、浮上力
を受けることにより浮動磁気ヘッド1は図5の紙面下方
に浮上する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の磁気
ディスク装置の小型化に伴い、各部材間の距離が短くな
っている。このため、上述した図5ないし図7に示す浮
動磁気ヘッド1では、磁気記録媒体駆動用のモータ等が
発生する磁界が、磁気閉回路に作用して記録再生処理に
悪影響を及ぼすことが起こり得た。
ディスク装置の小型化に伴い、各部材間の距離が短くな
っている。このため、上述した図5ないし図7に示す浮
動磁気ヘッド1では、磁気記録媒体駆動用のモータ等が
発生する磁界が、磁気閉回路に作用して記録再生処理に
悪影響を及ぼすことが起こり得た。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、外部磁界をシールドして良好な記録再生を果たすこ
とができる浮動磁気ヘッドを提供することを目的とす
る。
で、外部磁界をシールドして良好な記録再生を果たすこ
とができる浮動磁気ヘッドを提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
磁気記録媒体に対する浮上力発生用のレールを有する略
矩形の非磁性材のスライダーと、前記レールに沿うよう
にスライダー側面部に接合された記録再生用ギャップを
有するヘッドコアと、該ヘッドコアと共に磁気閉回路を
形成するように該ヘッドコアのスライダー接合面と反対
側の面部に接合された薄膜導体組立体とを備えた浮動磁
気ヘッドであって、前記スライダー側面部に、前記ヘッ
ドコアを間にしかつ前記ヘッドコアに対し隙間を空けて
対面させて長手状の磁性材を接合したことを特徴とす
る。
磁気記録媒体に対する浮上力発生用のレールを有する略
矩形の非磁性材のスライダーと、前記レールに沿うよう
にスライダー側面部に接合された記録再生用ギャップを
有するヘッドコアと、該ヘッドコアと共に磁気閉回路を
形成するように該ヘッドコアのスライダー接合面と反対
側の面部に接合された薄膜導体組立体とを備えた浮動磁
気ヘッドであって、前記スライダー側面部に、前記ヘッ
ドコアを間にしかつ前記ヘッドコアに対し隙間を空けて
対面させて長手状の磁性材を接合したことを特徴とす
る。
【0018】請求項2記載の発明は、磁気記録媒体に対
する浮上力発生用のレールを有する略矩形の非磁性材の
スライダーと、前記レールに沿うようにスライダー側面
部に接合された記録再生用ギャップを有するヘッドコア
と、該ヘッドコアと共に磁気閉回路を形成するように該
ヘッドコアのスライダー接合面と反対側の面部に接合さ
れた薄膜導体組立体とを備えた浮動磁気ヘッドであっ
て、前記スライダー側面部に、前記ヘッドコアの記録再
生用ギャップを含む面部を除く面部に対面させ、かつ前
記ヘッドコアに対し隙間を空けて、略コ字形をなす磁性
材を接合したことを特徴とする。
する浮上力発生用のレールを有する略矩形の非磁性材の
スライダーと、前記レールに沿うようにスライダー側面
部に接合された記録再生用ギャップを有するヘッドコア
と、該ヘッドコアと共に磁気閉回路を形成するように該
ヘッドコアのスライダー接合面と反対側の面部に接合さ
れた薄膜導体組立体とを備えた浮動磁気ヘッドであっ
て、前記スライダー側面部に、前記ヘッドコアの記録再
生用ギャップを含む面部を除く面部に対面させ、かつ前
記ヘッドコアに対し隙間を空けて、略コ字形をなす磁性
材を接合したことを特徴とする。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成において、前記隙間に非磁性材を設け、該非
磁性材を介してヘッドコアと磁性材を接合してヘッドコ
ア組立体を構成したことを特徴とする。
記載の構成において、前記隙間に非磁性材を設け、該非
磁性材を介してヘッドコアと磁性材を接合してヘッドコ
ア組立体を構成したことを特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の構成において、前記磁性材を、前記ヘッドコアに
比して同等厚さに設定したことを特徴とする。
記載の構成において、前記磁性材を、前記ヘッドコアに
比して同等厚さに設定したことを特徴とする。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項3記載の構
成において、前記磁性材及び非磁性材を、前記ヘッドコ
アに比して同等厚さに設定したことを特徴とする。
成において、前記磁性材及び非磁性材を、前記ヘッドコ
アに比して同等厚さに設定したことを特徴とする。
【0022】
【作用】請求項1記載の構成によれば、浮動磁気ヘッド
では、ヘッドコアの側部側に磁性材をそれぞれに対面さ
せて配置しており、磁気記録媒体駆動用のモータ等から
の外部磁界がヘッドコアの側部側から入り込むのを遮
る。
では、ヘッドコアの側部側に磁性材をそれぞれに対面さ
せて配置しており、磁気記録媒体駆動用のモータ等から
の外部磁界がヘッドコアの側部側から入り込むのを遮
る。
【0023】請求項2記載の構成によれば、略コ字形を
なす磁性材を設けたことにより、磁気記録媒体駆動用の
モータ等からの外部磁界がヘッドコアの側部側及び下部
側から入り込むのを遮る。
なす磁性材を設けたことにより、磁気記録媒体駆動用の
モータ等からの外部磁界がヘッドコアの側部側及び下部
側から入り込むのを遮る。
【0024】請求項3記載の構成によれば、隙間に設け
た非磁性材を介してヘッドコアと磁性材とが接合されて
強固に一体化されたヘッドコア組立体が構成される。請
求項4記載の構成によれば、ヘッドコア及び磁性材の厚
さ設定加工が、別個に行う場合に比して実施しやすくな
る。請求項5記載の構成によれば、ヘッドコア、磁性材
及び非磁性材の厚さ設定加工が、別個に行う場合に比し
て実施しやすくなる。
た非磁性材を介してヘッドコアと磁性材とが接合されて
強固に一体化されたヘッドコア組立体が構成される。請
求項4記載の構成によれば、ヘッドコア及び磁性材の厚
さ設定加工が、別個に行う場合に比して実施しやすくな
る。請求項5記載の構成によれば、ヘッドコア、磁性材
及び非磁性材の厚さ設定加工が、別個に行う場合に比し
て実施しやすくなる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1に基づいて
説明する。なお、図5ないし図7に示す部材、部分と同
一の部材、部分は同一の符号で示し、その説明は適宜省
略する。図1において、スライダー側面部4における空
気流出端29側には、スライダー3とは別工程で作製さ
れた、記録再生用ギャップ5を有するヘッドコア体6が
接合されている。この場合、ヘッドコア体6は、スパッ
タリング法にて形成されたガラス薄膜でスライダー3に
接合されている。スパッタリング法にてガラス薄膜を形
成しているので、その膜厚を極めて薄いものにすること
ができる。
説明する。なお、図5ないし図7に示す部材、部分と同
一の部材、部分は同一の符号で示し、その説明は適宜省
略する。図1において、スライダー側面部4における空
気流出端29側には、スライダー3とは別工程で作製さ
れた、記録再生用ギャップ5を有するヘッドコア体6が
接合されている。この場合、ヘッドコア体6は、スパッ
タリング法にて形成されたガラス薄膜でスライダー3に
接合されている。スパッタリング法にてガラス薄膜を形
成しているので、その膜厚を極めて薄いものにすること
ができる。
【0026】スライダー3に接合されたヘッドコア体6
のヘッドコア側第1、第2の磁性体11,12にそれぞ
れ、図1上下方向に延びる所定幅の切欠(隙間)30が
形成され、両切欠30,30の内側に、第1、第2の脚
部31,32及び記録再生用ギャップ5を有するヘッド
コア33が構成されている。このヘッドコア33の幅W
C は、組立体側第1、第2の磁性体14,15の外側端
部間の長さWM と同等寸法に設定されており、組立体側
第1、第2の磁性体14,15とヘッドコア側第1、第
2の磁性体11、12とが磁気的に接合され、これによ
り磁気閉回路が形成されている。
のヘッドコア側第1、第2の磁性体11,12にそれぞ
れ、図1上下方向に延びる所定幅の切欠(隙間)30が
形成され、両切欠30,30の内側に、第1、第2の脚
部31,32及び記録再生用ギャップ5を有するヘッド
コア33が構成されている。このヘッドコア33の幅W
C は、組立体側第1、第2の磁性体14,15の外側端
部間の長さWM と同等寸法に設定されており、組立体側
第1、第2の磁性体14,15とヘッドコア側第1、第
2の磁性体11、12とが磁気的に接合され、これによ
り磁気閉回路が形成されている。
【0027】上述したように切欠30を形成したことに
より、前記ヘッドコア33を間にしかつ前記ヘッドコア
33に対し隙間(切欠30)を空けて対面させて長手状
の磁性材(以下、流入端側、流出端側シールド部材とい
う。)34,35が設けられたものになっている。
より、前記ヘッドコア33を間にしかつ前記ヘッドコア
33に対し隙間(切欠30)を空けて対面させて長手状
の磁性材(以下、流入端側、流出端側シールド部材とい
う。)34,35が設けられたものになっている。
【0028】この後、ヘッドコア33(第1、第2の脚
部31,32)及び流入端側、流出端側シールド部材3
4,35のスライダー接合面7と反対側(図1右下方
向)の面部8に対して、ヘッドコア33の厚さAH が所
定の寸法になるまで鏡面加工を行った。次に、レール2
の浮上面36に対してラップ鏡面加工を施し、ヘッドコ
ア33の記録再生用ギャップ5の深さが所定の寸法にな
るようにした。次に、浮上面36に対してテープラッピ
ングを行い、浮上面36の面取りを行った。
部31,32)及び流入端側、流出端側シールド部材3
4,35のスライダー接合面7と反対側(図1右下方
向)の面部8に対して、ヘッドコア33の厚さAH が所
定の寸法になるまで鏡面加工を行った。次に、レール2
の浮上面36に対してラップ鏡面加工を施し、ヘッドコ
ア33の記録再生用ギャップ5の深さが所定の寸法にな
るようにした。次に、浮上面36に対してテープラッピ
ングを行い、浮上面36の面取りを行った。
【0029】続いて、ヘッドコア33(第1、第2の脚
部31,32)及び流入端側、流出端側シールド部材3
4,35のスライダー接合面7と反対側(図1右下方
向)の面部8における図1の上側部分を研削して傾斜面
37を形成しヘッドコア33のトラック幅TW が所定の
寸法になるようにした。この後、前記薄膜導体組立体9
をヘッドコア33に磁気的に接合させて磁気閉回路を構
成した。
部31,32)及び流入端側、流出端側シールド部材3
4,35のスライダー接合面7と反対側(図1右下方
向)の面部8における図1の上側部分を研削して傾斜面
37を形成しヘッドコア33のトラック幅TW が所定の
寸法になるようにした。この後、前記薄膜導体組立体9
をヘッドコア33に磁気的に接合させて磁気閉回路を構
成した。
【0030】このように構成された浮動磁気ヘッド1で
は、ヘッドコア33の第1、第2の脚部31,32の側
部側に流入端側、流出端側シールド部材34,35を第
1、第2の脚部31,32に対面させて配置しているの
で、磁気記録媒体駆動用のモータ等からの外部磁界がヘ
ッドコア33の側部側から入り込むのを遮りその外部磁
界によるノイズの発生を防止できる。
は、ヘッドコア33の第1、第2の脚部31,32の側
部側に流入端側、流出端側シールド部材34,35を第
1、第2の脚部31,32に対面させて配置しているの
で、磁気記録媒体駆動用のモータ等からの外部磁界がヘ
ッドコア33の側部側から入り込むのを遮りその外部磁
界によるノイズの発生を防止できる。
【0031】さらに、ヘッドコア33(第1、第2の脚
部31,32)及び流入端側、流出端側シールド部材3
4,35のスライダー接合面7と反対側(図1右下方
向)の面部8に対して、ヘッドコア33の厚さAH が所
定の寸法になるまで鏡面加工を行っているので、ヘッド
コア33(第1、第2の脚部31,32)と別個に鏡面
可能を行う場合に比して、加工しやすくなり加工効率が
向上し、ひいては生産性が優れたものになる。
部31,32)及び流入端側、流出端側シールド部材3
4,35のスライダー接合面7と反対側(図1右下方
向)の面部8に対して、ヘッドコア33の厚さAH が所
定の寸法になるまで鏡面加工を行っているので、ヘッド
コア33(第1、第2の脚部31,32)と別個に鏡面
可能を行う場合に比して、加工しやすくなり加工効率が
向上し、ひいては生産性が優れたものになる。
【0032】次に、図2に基づいて、本発明の第2実施
例を説明する。なお、図1、図5ないし図7に示す部
材、部分と同一の部材、部分は同一の符号で示し、その
説明は適宜省略する。この第2実施例は、第1実施例に
比して、切欠30に非磁性材のスペーサー38を設け、
かつこのスペーサー38を介してヘッドコア33の第1
の脚部31と流入端側シールド部材34とを接合し、第
2の脚部32と流出端側シールド部材35とを接合し、
ヘッドコア33と流入端側、流出端側シールド部材3
4,35との接合によりヘッドコア組立体39が構成さ
れている。
例を説明する。なお、図1、図5ないし図7に示す部
材、部分と同一の部材、部分は同一の符号で示し、その
説明は適宜省略する。この第2実施例は、第1実施例に
比して、切欠30に非磁性材のスペーサー38を設け、
かつこのスペーサー38を介してヘッドコア33の第1
の脚部31と流入端側シールド部材34とを接合し、第
2の脚部32と流出端側シールド部材35とを接合し、
ヘッドコア33と流入端側、流出端側シールド部材3
4,35との接合によりヘッドコア組立体39が構成さ
れている。
【0033】また、本実施例では、ヘッドコア33(第
1、第2の脚部31,32)、スペーサー38及び流入
端側、流出端側シールド部材34,35のスライダー接
合面7と反対側(図2右下方向)の面部8に対して、ヘ
ッドコア33の厚さAH が所定の寸法になるまで鏡面加
工を行っている。ヘッドコア33(第1、第2の脚部3
1,32)のみの鏡面可能を行う場合に比して、加工し
やすくなり加工効率が向上し、ひいては生産性が優れた
ものになる。
1、第2の脚部31,32)、スペーサー38及び流入
端側、流出端側シールド部材34,35のスライダー接
合面7と反対側(図2右下方向)の面部8に対して、ヘ
ッドコア33の厚さAH が所定の寸法になるまで鏡面加
工を行っている。ヘッドコア33(第1、第2の脚部3
1,32)のみの鏡面可能を行う場合に比して、加工し
やすくなり加工効率が向上し、ひいては生産性が優れた
ものになる。
【0034】この第2実施例は、第1実施例と同様に流
入端側、流出端側シールド部材34,35を設けたこと
により、磁気記録媒体駆動用のモータ等からの外部磁界
がヘッドコア33側に入り込むのを遮りその外部磁界に
よるノイズの発生を防止できる。また、ヘッドコア33
(第1、第2の脚部31,32)、スペーサー38及び
流入端側、流出端側シールド部材34,35のスライダ
ー接合面7と反対側(図2右下方向)の面部8に対し
て、ヘッドコア33の厚さAH が所定の寸法になるまで
鏡面加工を行っているので、ヘッドコア33(第1、第
2の脚部31,32)と別個に鏡面加工を行う場合に比
して、加工しやすくなり加工効率が向上し、ひいては生
産性が優れたものになる。さらに、ヘッドコア組立体3
9が強固に一体化される共に、スライダー3に対するヘ
ッドコア組立体39の接合強度を向上できる。
入端側、流出端側シールド部材34,35を設けたこと
により、磁気記録媒体駆動用のモータ等からの外部磁界
がヘッドコア33側に入り込むのを遮りその外部磁界に
よるノイズの発生を防止できる。また、ヘッドコア33
(第1、第2の脚部31,32)、スペーサー38及び
流入端側、流出端側シールド部材34,35のスライダ
ー接合面7と反対側(図2右下方向)の面部8に対し
て、ヘッドコア33の厚さAH が所定の寸法になるまで
鏡面加工を行っているので、ヘッドコア33(第1、第
2の脚部31,32)と別個に鏡面加工を行う場合に比
して、加工しやすくなり加工効率が向上し、ひいては生
産性が優れたものになる。さらに、ヘッドコア組立体3
9が強固に一体化される共に、スライダー3に対するヘ
ッドコア組立体39の接合強度を向上できる。
【0035】次に、図3に基づいて、本発明の第3実施
例を説明する。なお、図1、図2及び図5ないし図7に
示す部材、部分と同一の部材、部分は同一の符号で示
し、その説明は適宜省略する。この第3実施例は、第1
実施例に比して、第1、第2の脚部31,32の長さを
短くし、流入端側、流出端側シールド部材34,35に
代えて略コ字形をなす磁性材(以下、コ字形シールド部
材という。)40を設けたことが主に異なっている。コ
字形シールド部材40は、ヘッドコア33の記録再生用
ギャップ5を含む面部41を除く面部42に対面させ、
かつ前記ヘッドコア33に対し隙間43を空けて、スラ
イダー側面部4に接合されている。
例を説明する。なお、図1、図2及び図5ないし図7に
示す部材、部分と同一の部材、部分は同一の符号で示
し、その説明は適宜省略する。この第3実施例は、第1
実施例に比して、第1、第2の脚部31,32の長さを
短くし、流入端側、流出端側シールド部材34,35に
代えて略コ字形をなす磁性材(以下、コ字形シールド部
材という。)40を設けたことが主に異なっている。コ
字形シールド部材40は、ヘッドコア33の記録再生用
ギャップ5を含む面部41を除く面部42に対面させ、
かつ前記ヘッドコア33に対し隙間43を空けて、スラ
イダー側面部4に接合されている。
【0036】このように構成された浮動磁気ヘッド1で
は、コ字形シールド部材40を設けたことにより、磁気
記録媒体駆動用のモータ等からの外部磁界がヘッドコア
33の側部側及び下部側から入り込むのを遮りその外部
磁界によるノイズの発生を防止できる。
は、コ字形シールド部材40を設けたことにより、磁気
記録媒体駆動用のモータ等からの外部磁界がヘッドコア
33の側部側及び下部側から入り込むのを遮りその外部
磁界によるノイズの発生を防止できる。
【0037】次に、図4に基づいて、本発明の第4実施
例を説明する。なお、図1ないし図3、図5ないし図7
に示す部材、部分と同一の部材、部分は同一の符号で示
し、その説明は適宜省略する。この第4実施例は、第3
実施例に比して、隙間43に略コ字形の非磁性材(以
下、コ字形スペーサーという。)38Aを配置しこれを
介してヘッドコア33(第1、第2の脚部31,32)
とコ字形シールド部材40とを接合したことが主に異な
っている。ヘッドコア33(第1、第2の脚部31,3
2)とコ字形シールド部材40とが接合されてヘッドコ
ア組立体39が構成されている。
例を説明する。なお、図1ないし図3、図5ないし図7
に示す部材、部分と同一の部材、部分は同一の符号で示
し、その説明は適宜省略する。この第4実施例は、第3
実施例に比して、隙間43に略コ字形の非磁性材(以
下、コ字形スペーサーという。)38Aを配置しこれを
介してヘッドコア33(第1、第2の脚部31,32)
とコ字形シールド部材40とを接合したことが主に異な
っている。ヘッドコア33(第1、第2の脚部31,3
2)とコ字形シールド部材40とが接合されてヘッドコ
ア組立体39が構成されている。
【0038】このように構成された浮動磁気ヘッド1で
は、第3実施例と同様にコ字形シールド部材40を設け
たことにより、磁気記録媒体駆動用のモータ等からの外
部磁界がヘッドコア33の側部側及び下部側から入り込
むのを遮りその外部磁界によるノイズの発生を防止でき
る。さらに、ヘッドコア33とコ字形シールド部材40
とがコ字形スペーサー38を介して強固に一体化される
ことになり、ひいてはスライダー3に対するヘッドコア
組立体39の接合強度を向上できる。
は、第3実施例と同様にコ字形シールド部材40を設け
たことにより、磁気記録媒体駆動用のモータ等からの外
部磁界がヘッドコア33の側部側及び下部側から入り込
むのを遮りその外部磁界によるノイズの発生を防止でき
る。さらに、ヘッドコア33とコ字形シールド部材40
とがコ字形スペーサー38を介して強固に一体化される
ことになり、ひいてはスライダー3に対するヘッドコア
組立体39の接合強度を向上できる。
【0039】なお、前記各実施例において、空隙13に
ガラス等の非磁性部材を介装し、この非磁性部材を介し
てヘッドコア側第1、第2の磁性体11,12を接合す
るように構成してもよい。このように構成することによ
り、磁気閉回路を形成する上で、ヘッドコア側第1、第
2の磁性体11,12の磁気的絶縁を確実に行える。さ
らに、ヘッドコア側第1、第2の磁性体11,12の接
合強度、ひいては薄膜導体組立体9との接合強度の向上
を図ることができる。
ガラス等の非磁性部材を介装し、この非磁性部材を介し
てヘッドコア側第1、第2の磁性体11,12を接合す
るように構成してもよい。このように構成することによ
り、磁気閉回路を形成する上で、ヘッドコア側第1、第
2の磁性体11,12の磁気的絶縁を確実に行える。さ
らに、ヘッドコア側第1、第2の磁性体11,12の接
合強度、ひいては薄膜導体組立体9との接合強度の向上
を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、磁気記録
媒体駆動用のモータ等からの外部磁界がヘッドコアの側
部側から入り込むのを、磁性材が遮るので、外部磁界に
よるノイズの発生を防止できる。
媒体駆動用のモータ等からの外部磁界がヘッドコアの側
部側から入り込むのを、磁性材が遮るので、外部磁界に
よるノイズの発生を防止できる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、磁気記録媒
体駆動用のモータ等からの外部磁界がヘッドコアの側部
側及び下部側から入り込むのを、略コ字形をなす磁性材
が遮るので、確実に外部磁界によるノイズの発生を防止
できる。
体駆動用のモータ等からの外部磁界がヘッドコアの側部
側及び下部側から入り込むのを、略コ字形をなす磁性材
が遮るので、確実に外部磁界によるノイズの発生を防止
できる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、強固に一体
化されたヘッドコア組立体が構成されるので、スライダ
ーに対するヘッドコア組立体の接合強度の向上を図るこ
とができる。
化されたヘッドコア組立体が構成されるので、スライダ
ーに対するヘッドコア組立体の接合強度の向上を図るこ
とができる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、ヘッドコア
及び磁性材の厚さ設定加工が実施しやすくなるので、加
工効率が向上し、ひいては生産性が優れたものになる。
及び磁性材の厚さ設定加工が実施しやすくなるので、加
工効率が向上し、ひいては生産性が優れたものになる。
【0044】請求項5記載の発明によれば、ヘッドコ
ア、磁性材及び非磁性材の厚さ設定加工が実施しやすく
なるので、加工効率が向上し、ひいては生産性が優れた
ものになる。
ア、磁性材及び非磁性材の厚さ設定加工が実施しやすく
なるので、加工効率が向上し、ひいては生産性が優れた
ものになる。
【図1】本発明の第1実施例の浮動磁気ヘッドを示す斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明の第2実施例の浮動磁気ヘッドを示す斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明の第3実施例の浮動磁気ヘッドを示す斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明の第4実施例の浮動磁気ヘッドを示す斜
視図である。
視図である。
【図5】従来の浮動磁気ヘッドの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】同浮動磁気ヘッドの薄膜導体組立体を示す斜視
図である。
図である。
【図7】同薄膜導体組立体を示す断面図である。
1 浮動磁気ヘッド 2 レール 3 スライダー 5 記録再生用ギャップ 7 スライダー接合面 9 薄膜導体組立体 33 ヘッドコア 34 流入端側シールド部材 35 流出端側シールド部材 40 コ字形シールド部材
Claims (5)
- 【請求項1】 磁気記録媒体に対する浮上力発生用のレ
ールを有する略矩形の非磁性材のスライダーと、前記レ
ールに沿うようにスライダー側面部に接合された記録再
生用ギャップを有するヘッドコアと、該ヘッドコアと共
に磁気閉回路を形成するように該ヘッドコアのスライダ
ー接合面と反対側の面部に接合された薄膜導体組立体と
を備えた浮動磁気ヘッドであって、前記スライダー側面
部に、前記ヘッドコアを間にしかつ前記ヘッドコアに対
し隙間を空けて対面させて長手状の磁性材を接合したこ
とを特徴とする浮動磁気ヘッド。 - 【請求項2】 磁気記録媒体に対する浮上力発生用のレ
ールを有する略矩形の非磁性材のスライダーと、前記レ
ールに沿うようにスライダー側面部に接合された記録再
生用ギャップを有するヘッドコアと、該ヘッドコアと共
に磁気閉回路を形成するように該ヘッドコアのスライダ
ー接合面と反対側の面部に接合された薄膜導体組立体と
を備えた浮動磁気ヘッドであって、前記スライダー側面
部に、前記ヘッドコアの記録再生用ギャップを含む面部
を除く面部に対面させ、かつ前記ヘッドコアに対し隙間
を空けて、略コ字形をなす磁性材を接合したことを特徴
とする浮動磁気ヘッド。 - 【請求項3】 前記隙間に非磁性材を設け、該非磁性材
を介してヘッドコアと磁性材を接合してヘッドコア組立
体を構成したことを特徴とする請求項1または2記載の
浮動磁気ヘッド。 - 【請求項4】 前記磁性材を、前記ヘッドコアに比して
同等厚さに設定したことを特徴とする請求項1または2
記載の浮動磁気ヘッド。 - 【請求項5】 前記磁性材及び非磁性材を、前記ヘッド
コアに比して同等厚さに設定したことを特徴とする請求
項3記載の浮動磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33301694A JPH08167132A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 浮動磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33301694A JPH08167132A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 浮動磁気ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08167132A true JPH08167132A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18261353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33301694A Pending JPH08167132A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 浮動磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08167132A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7317596B2 (en) * | 2005-06-21 | 2008-01-08 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Magnetic recording disk drive having read head with high cross-track resolution and disk with low bit-aspect-ratio |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP33301694A patent/JPH08167132A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7317596B2 (en) * | 2005-06-21 | 2008-01-08 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Magnetic recording disk drive having read head with high cross-track resolution and disk with low bit-aspect-ratio |
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