JPH08166741A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH08166741A
JPH08166741A JP6332448A JP33244894A JPH08166741A JP H08166741 A JPH08166741 A JP H08166741A JP 6332448 A JP6332448 A JP 6332448A JP 33244894 A JP33244894 A JP 33244894A JP H08166741 A JPH08166741 A JP H08166741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turned
electromechanical switch
relay
state
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6332448A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakahara
隆 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6332448A priority Critical patent/JPH08166741A/ja
Publication of JPH08166741A publication Critical patent/JPH08166741A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本出願に係る第1の発明は、リレー等の電気
機械的スイッチとトライアック等の半導体スイッチを用
いた場合でも、ファーストプリントタイムを長くするこ
となく、かつ、アーク放電を増大させることのない画像
形成装置を提供することを目的としている。 【構成】 制御回路部3から出力されるリレーオン信号
S1がオンとなった場合でも、リレー接点動作検知回路
10により、リレー5の接点がオンになったことを検知
し、リレー接点オン検知信号S2が出力されるまで、ト
ライアック7のオンを許可しない。そして、検知信号S
2が出力されると、トライアック7のオンを許可し、オ
ン信号S3をオンとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー熱定着用の定着
ヒータを有する画像形成装置の定着ヒータオン、オフ制
御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナー熱定着用の定着ヒータを有
する画像形成装置においては、商用電源から定着ヒータ
に直接電力を印加しており、定着ヒータの通電を遮断す
る手段として、半導体スイッチング素子であるトライア
ックと、電気機械的スイッチであるリレーを直列に設け
ていた。
【0003】従来の装置において、電気機械的スイッチ
は、画像形成装置の電源がオンすると同時にオンし、記
録動作が開始されると同時に半導体スイッチがオンし定
着ヒータに通電が開始されていた。
【0004】しかし、近年装置の省電力化に伴って、電
気機械的スイッチも記録動作時のみオンする手法が主流
になりつつあるが、この場合に、電気機械的スイッチが
オンしてから半導体スイッチがオンし、逆に半導体スイ
ッチがオフしてから電気機械的スイッチがオフするよう
にタイムディレー制御が行われていた。
【0005】このタイムディレー制御によって、電気機
械的スイッチであるリレーの電気接点部のアーク放電を
少なくし、電気接点部の寿命保証を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のタイムディレー制御を行った場合、リレーの動作を
十分保証するため、半導体スイッチであるトライアック
のオンをリレーのオン信号よりもかなり遅くしていた。
従って、ヒータの通電開始が遅くなりその結果ファース
トプリントタイムが長くなるという問題があった。
【0007】また、ヒータの通電開始を早くするために
リレーのオン信号直後にトライアックをオンした場合は
リレーのオン動作が完了する以前にトライアックがオン
する場合があり、リレーの電気接点部のアーク放電が増
大し、電気接点部の劣化や、放電によるノイズ発生が増
大し画像記録装置の誤動作につながっていた。
【0008】本出願に係る第1の発明は、上記問題点を
解決し、リレー等の電気機械的スイッチとトライアック
等の半導体スイッチを用いた場合でも、ファーストプリ
ントタイムを長くすることなく、かつ、アーク放電を増
大させることのない画像形成装置を提供することを目的
としている。
【0009】また、本出願に係る第2の発明は、上記目
的の他、リレーのオン時におけるノイズをより一層減ら
すことのできる画像形成装置を提供することを目的とし
ている。
【0010】さらに、本出願に係る第3の発明は、上記
目的の他、周波数が異なる場合でも、最適な制御を行う
ことのできる画像形成装置を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、商用電源に電気的に接続された
トナー熱定着用の定着ヒータを有し、該定着ヒータに
は、該定着ヒータへの通電状態を断続的に切り換える半
導体スイッチング素子と電気機械的スイッチとが直列に
接続されており、印字動作時以外は前記電気機械的スイ
ッチはオフ状態である画像形成装置において、前記電気
機械的スイッチと並列に、前記電気機械的スイッチのオ
ンオフ状態を検出する検出手段を有し、該検出手段が前
記電気機械的スイッチのオン状態を検出している時のみ
前記半導体スイッチング素子のオンまたはオフを許可す
ることにより達成される。
【0012】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、電気機械的スイ
ッチのオンオフ状態を検出する検出手段がオフ状態を検
出している時の出力は商用電源の周波数に同期した繰返
し信号であることにより達成される。
【0013】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記目的は、上記第1の発明において、商用電源の
周波数に同期した繰返し検出出力を基に商用電源のゼロ
クロスタイミングを検出し、該ゼロクロスタイミングで
電気機械的スイッチの接点がオンするように電気機械的
スイッチのオン信号を入力することにより達成される。
【0014】
【作用】本出願に係る第1の発明によれば、記録動作時
以外は電気機械的スイッチと、半導体スイッチ素子をオ
フしておき、記録動作開始と同時に電気機械的スイッチ
をオンし、その後半導体スイッチをオンするが、検出手
段により電気機械的スイッチの電気接点部のオン状態を
検出した後に、半導体スイッチ素子をオンする制御を行
うことによって、電気機械的スイッチの電気接点部のア
ーク放電による電気接点部の劣化を防止し、同時にヒー
タ通電開始時期を最適化してファーストプリント時間を
短くする。
【0015】また、本出願に係る第2の発明によれば、
電気機械的スイッチのオン状態検出手段は、オン時に出
力がLowレベル、オフ時に商用電源周波数に比例した
繰返し信号を出力するので、商用電源がゼロクロス時に
電気機械的スイッチをオンして、オン時のノイズをさら
に軽減する。
【0016】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、前記電気機械的スイッチのオン状態検知手段の商用
電源周波数に比例した繰返し信号を検知し、周波数の違
いによる定着ヒータ制御を行う。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0018】(第1の実施例)図1に本発明の第1の実
施例である画像形成装置の電気回路概略図を示す。
【0019】1は商用電源、J1,J2はインレットプ
ラグを表わしている。2は低圧電源、3はCPUを含む
制御回路部、4はトナー定着用の定着ヒータ、5は定着
ヒータ4の通電をオン、オフする電気機械的スイッチた
るリレー、6は定着ヒータをスイッチングする半導体ス
イッチング素子たるトライアック7のゲートにトリガー
をかけるためのフォトトライアックカプラである。R1
はリレー5の駆動電流を制限するための制限抵抗、R2
はフォトトライアックカプラ6の発光ダイオードの電流
を制限するための制限抵抗、R3はトライアック7のゲ
ート電流を制限するための制限抵抗、R4はフォトトラ
イアックカプラ6のスイッチングトランジスタQ2のベ
ース抵抗で制御回路部3に接続されている。L1はトラ
イアック7のスイッチングノイズを軽減するためのチョ
ークコイル、9は同じくトライアック7のスイッチング
ノイズを軽減するためのサージ吸収素子でコンデンサと
抵抗の直列接続で構成されている。10はリレー5のオ
ンオフ状態の検出手段たるリレー接点動作検知回路であ
る。
【0020】図2に本発明の第1の実施例の各部の信号
のタイムチャートを示す。同図に示すように、制御回路
部3から出力されるリレーオン信号S1がオンとなった
場合でも、リレーの接点が実際にオンになったことをリ
レー接点動作検知回路10によって検知し、リレー接点
オン検知信号S2を入力するまでは、トライアック7の
オンを許可せず、該検知信号S2が入力された時に、ト
ライアックのオン信号S3をオンとする。
【0021】通常リレーの動作時間は5〜10msec
であるが、使用環境、及び動作回数が増えて行くに連れ
て動作時間が数100msecから数msecに及ぶこ
とがしばしばある。このような場合、従来の見込みタイ
ムディレー制御、つまり、リレーオン信号から、トライ
アックをオンするまでに一定時間ディレー(数100m
sec)をおく制御では、リレーがオンする前にトライ
アックがオンしリレー接点のアーク放電による接点劣化
やコントロール回路の誤動作を引き起こす原因となって
いた。
【0022】しかし、本発明のように、リレー接点のオ
ンオフ状態を検知しトライアックのオン制御を行うこと
によってこのような問題は皆無となる。また、リレー接
点オン後にすぐさまトライアックをオンできるため無駄
な待ち時間が生じず、初期プリント時間を短縮できる。
【0023】(第2の実施例)図3に本発明の第2の実
施例を表わす。図1と同一の部材には同一の符号を付し
説明を省略する。
【0024】図1のリレー接点オン検知回路10の具体
例である。リレー5がオフのとき、ダイオードD1、抵
抗R5、フォトカプラ8の発光ダイオード、サージ吸収
素子9ヒータ4を介してに電流が流れる。逆方向の電流
はダイオードD2抵抗R8を流れる。本回路構成におい
てフォトカプラ8の発光ダイオードには数mAしか電流
が流れない。電流を増すためにはサージ吸収素子9にイ
ンピーダンスを下げなければならない。しかしながら、
各素子の損失が増大するばかりか、トライアック7の誤
動作を引き起こす可能性があり得策ではない。
【0025】そこで、近年、各装置に用いられるように
なった数mAでも十分に発光するダイオード、例えばガ
リウムヒ素を用いたフォトカプラを本回路に利用する
と、損失の少ない回路構成が可能となる。
【0026】図4に本第2の実施例のタイムチャートを
示す、信号S1,S2は図2と同じであるがリレー接点
検知信号S2が商用電源に同期した繰返し波形になって
いる。本実施例においても確実にリレー接点がオンして
からトライアック7がオンすることが可能である。
【0027】(第3の実施例)図5に本発明の第3の実
施例を表す。図1と同一の部材には同一の符号を付し説
明を省略する。
【0028】図1のリレー接点オン検知回路10の具体
例である。トランスT1にはリレーオフ時に交流電流が
流れる。サージ吸収素子9のインピーダンスとヒータ4
のインピーダンスとトランスT1の一次インダクタンス
の値で一意的に定まる電圧がトランスT1の一次巻線に
生じる。トランスT1の二次巻線にはダイオードD3と
抵抗R9が接続されている。抵抗R9の電圧をクランプ
し、制御部の過電圧保護するためにツェナーダイオード
ZD1が接続されている。タイムチャートは図4と同じ
で、第2の実施例と同様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、定着ヒータ制御用に電気機械的スイッ
チと、半導体スイッチング素子を直列に設けた画像形成
装置において、電気機械的スイッチの電気接点のオン状
態を検出する検出回路を有し、電気機械的スイッチの電
気接点のオン状態の時のみ、半導体スイッチング素子の
オンまたはオフを許可するので、電気機械的スイッチの
オンオフ時に過大電流が流れず電気接点の寿命を格段と
延ばすことが可能となった。また、ヒータの通電開始時
期を最適化できファーストプリント時間を短くできる。
【0030】また、本出願に係る第2の発明によれば、
前記検出回路で電気機械的スイッチがオフ時に商用電源
周波数に同期した繰返し信号を出力することによって、
商用電源がゼロクロス時に電気機械的スイッチをオンす
ることができ電気機械的スイッチオン時のノイズがさら
に低減される。
【0031】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、熱容量の小さいヒータを用いる場合には、前記電気
機械的スイッチのオン検出回路で電気機械的スイッチが
オフ状態であることを検知した時に商用電源周波数を検
知し、周波数違いによる定着ヒータ制御が可能となり、
常に良好な制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気回路概略図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施例を示すタイムチャートで
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示す電気回路概略図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施例を示すタイムチャートで
ある。
【図5】本発明の第3の実施例を示す電気回路概略図で
ある。
【符号の説明】
1 商用電源 4 定着ヒータ 5 リレー(電気機械的スイッチ) 7 トライアック(半導体スイッチング素子)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源に電気的に接続されたトナー熱
    定着用の定着ヒータを有し、該定着ヒータには、該定着
    ヒータへの通電状態を断続的に切り換える半導体スイッ
    チング素子と電気機械的スイッチとが直列に接続されて
    おり、印字動作時以外は前記電気機械的スイッチはオフ
    状態である画像形成装置において、前記電気機械的スイ
    ッチと並列に、前記電気機械的スイッチのオンオフ状態
    を検出する検出手段を有し、該検出手段が前記電気機械
    的スイッチのオン状態を検出している時のみ前記半導体
    スイッチング素子のオンまたはオフを許可することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 電気機械的スイッチのオンオフ状態を検
    出する検出手段がオフ状態を検出している時の出力は商
    用電源の周波数に同期した繰返し信号であることとする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 商用電源の周波数に同期した繰返し検出
    出力を基に商用電源のゼロクロスタイミングを検出し、
    該ゼロクロスタイミングで電気機械的スイッチの接点が
    オンするように電気機械的スイッチのオン信号を入力す
    ることとする請求項1に記載の画像形成装置。
JP6332448A 1994-12-14 1994-12-14 画像形成装置 Pending JPH08166741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6332448A JPH08166741A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6332448A JPH08166741A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08166741A true JPH08166741A (ja) 1996-06-25

Family

ID=18255103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6332448A Pending JPH08166741A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08166741A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010039A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Nachi Fujikoshi Corp 制御部材位置検出装置付制御弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010039A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Nachi Fujikoshi Corp 制御部材位置検出装置付制御弁
JP4492876B2 (ja) * 2005-06-30 2010-06-30 株式会社不二越 スプール位置検出装置付スプール弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006514528A (ja) スイッチモード電源装置用の制御回路
JP5378382B2 (ja) 直管蛍光ランプの安定器のサーマルフォールドバック
JP4163959B2 (ja) 電力コンバータに対する初期バイアス及びイネーブル信号を供給するための方法及び装置
JP3412421B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2005513983A (ja) 力率補正部を備えた回路装置および相応の電気機器
JPH08166741A (ja) 画像形成装置
JPH09163593A (ja) 突入電流抑制回路
US6486485B1 (en) Optocoupler having normally-on driving element
JP2000152498A (ja) 突入電流防止回路及び直流作動装置
US6717370B2 (en) High speed stop circuit for an electronic ballast
JP4652629B2 (ja) 電源装置
JPH0549247A (ja) スイツチング電源装置
JPH07319341A (ja) 画像形成装置
JP2689040B2 (ja) 地絡検出装置
JPH04168468A (ja) 画像形成装置
JPH10223380A (ja) ハロゲンランプ点灯装置およびこの装置を用いた画像形成装置
JPH11313484A (ja) スイッチング電源装置
JPH0270271A (ja) 自励インバータの起動回路
JPH05146149A (ja) スイツチング電源装置
JP2000020145A (ja) 電源装置
JP3571230B2 (ja) 着火装置
JPH07106059B2 (ja) 電源装置
KR19980017895A (ko) 스위칭 모드 전원 공급장치(smps)에서의 스위칭 턴-온시 초기손실 방지회로
JPS617522A (ja) 始動器保護回路
JPH05300731A (ja) スイッチング電源の過電流保護回路