JPH08166226A - 平面度測定装置およびそれを用いた平面度測定方法 - Google Patents

平面度測定装置およびそれを用いた平面度測定方法

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JPH08166226A
JPH08166226A JP33236594A JP33236594A JPH08166226A JP H08166226 A JPH08166226 A JP H08166226A JP 33236594 A JP33236594 A JP 33236594A JP 33236594 A JP33236594 A JP 33236594A JP H08166226 A JPH08166226 A JP H08166226A
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JP
Japan
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glass substrate
warp
light
substrate
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP33236594A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Matsumura
光芳 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に基板の反りを測定することができ、且
つ基板の各箇所の反りの度合いを測定することができ
る。 【構成】 平面度測定装置はガラス基板1が載置される
テーブル2と対向して装置本体部3が配置され、装置本
体部3の下面に水平面のX方向およびY方向に移動自在
となった測定部4が設けられ、測定部4に光源5とセン
サ6とがテーブル2と対向するように設けられた構造と
なっている。そして、光源5からガラス基板1に対して
光を照射し、ガラス基板1で反射した光をセンサ6が受
光し、このセンサ6の受光位置とガラス基板1に反りが
ないときの受光位置とのずれからガラス基板1の反りを
測定するので、光源5およびセンサ6を水平面のX方向
およびY方向に移動することによりガラス基板1の各箇
所の反りを測定することができ、容易にガラス基板1の
反りを測定することができ、且つガラス基板1の各箇所
の反りの度合いを測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基板の反りを測定する
平面度測定装置およびそれを用いた平面度測定方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】基板の反りを測定する平面度測定装置の
一例として、2枚の平板を離間対向して配置したものが
ある。このような平面度測定装置を用いて例えば液晶表
示パネルのガラス基板の反りを測定するには、まず両平
板間の隙間寸法を変えながら両平板間の隙間にその都度
ガラス基板を通過させて、ガラス基板が通過できる最小
の隙間寸法を測定する。そして、このガラス基板が通過
できる最小の隙間寸法からガラス基板の厚さ方向の寸法
を求め、ガラス基板の厚さ方向の寸法とガラス基板の厚
さとの差からガラス基板の反りを求めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような平面度測定装置では、両平板間の隙間寸法を
変えながら両平板間の隙間にその都度ガラス基板を通過
させて、ガラス基板が通過できる最小の隙間寸法を測定
するので、時間や手間がかかって容易にガラス基板の反
りを測定することができないという問題があった。ま
た、ガラス基板の厚さ方向の寸法とガラス基板の厚さと
の差からガラス基板の反りを測定するので、ガラス基板
の各箇所の反りの度合いを測定することができないとい
う問題があった。この発明の目的は、容易に基板の反り
を測定することができ、且つ基板の各箇所の反りの度合
いを測定することができる平面度測定装置およびそれを
用いた平面度測定方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板を載置するテーブルに対向して装置本体部を配置
し、装置本体部に水平方向に移動自在となった測定部を
設け、測定部に光源とセンサとをテーブルと対向して設
けたものである。請求項2記載の発明は、テーブルに基
板を載置し、テーブルと対向するように光源およびセン
サを配置し、光源から基板に対して光を照射し、基板で
反射した光をセンサが受光し、このセンサの受光位置よ
り基板の反りを測定するものである。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によれば、水平方向に移動
自在となった測定部に光源およびセンサを基板を載置す
るテーブルと対向して設けたので、請求項2記載の発明
のように、光源から基板に対して光を照射し、基板で反
射した光をセンサが受光し、このセンサの受光位置と基
板に反りのないときのセンサの受光位置とのずれから基
板の反りを測定することができ、光源およびセンサを水
平方向に移動させることにより基板の各箇所の反りを測
定することができ、容易に基板の反りを測定することが
でき、且つ基板の各箇所の反りの度合いを測定すること
ができる。
【0006】
【実施例】図1および図2はこの発明の一実施例におけ
る平面度測定装置を示したものである。この平面度測定
装置では、ガラス基板1を載置するテーブル2と、テー
ブル2の上方に配置される装置本体部3とを備えてい
る。テーブル2の上面には、黒色の塗料を塗布する等に
よって、光の反射を防止する処理が施されている。装置
本体部3の下面には、水平面のX方向およびY方向に移
動自在となった測定部4が設けられている。測定部4の
下面には、所定の箇所に光源5が設けられ、他の所定の
箇所にセンサ6が設けられている。光源5は発光ダイオ
ード、白熱電球、レーザ等からなり、光源5から出射さ
れる光は可視光線に限らず、赤外線、紫外線、レーザ光
線等であってもよい。センサ6は複数の受光部7がX方
向に直線状に配列されたものからなり、各受光部7はフ
ォトダイオード、CCD、光電セル等からなっている。
【0007】次に、このような平面度測定装置を用いて
ガラス基板1の反りを測定する平面度測定方法について
説明する。まず、テーブル2の上面に測定対象となるガ
ラス基板1を載置する。次に、テーブル2の上方に光源
5およびセンサ6がテーブル2と対向するように装置本
体部3を配置する。次に、光源5から出射した光をθの
角度でガラス基板1の上面に照射すると、ガラス基板1
の上面に対してθの角度で反射し、この反射した光をセ
ンサ6の受光部7が受光する。この場合、ガラス基板1
に反りあるときと、ないときとではセンサ6の受光位置
がずれる。すなわち、ガラス基板1に反りがないときは
受光位置Aにある受光部7が受光するが、ガラス基板1
に反りがあるときはその反りの度合いに応じて受光位置
が光源5側にずれる。例えば、ガラス基板1の反りがt
の場合には、受光位置Bにある受光部7が受光し、ガラ
ス基板1に反りがないときよりも光源5側にdだけずれ
る。ここで、ガラス基板1に対する入射光および反射光
のなす角をθとし、ガラス基板1の反りをtとし、受光
位置A、Bのずれをdとすると、図2から以下のような
関係式が導かれる。 t=(d/2)tanθ そして、ガラス基板1に対する入射光および反射光のな
す角θを一定にし、センサ6の下面と反りがないときの
ガラス基板1の上面との間の離間距離Lを一定にすると
受光位置Aを特定することができ、この状態で受光位置
A、Bのずれdを測定すれば上記の関係式からガラス基
板1の反りtを求めることができる。また、光源5およ
びセンサ6を水平面のX方向およびY方向に移動させて
同様の測定をガラス基板1の複数点で行えばガラス基板
1の各箇所の反りの度合いを測定することができる。
【0008】このように、光源5からガラス基板1に対
して光を照射し、ガラス基板1で反射した光をセンサ6
が受光し、このセンサ6の受光位置とガラス基板1に反
りのないときの受光位置とのずれからガラス基板1の反
りを測定するので、光源5およびセンサ6を水平面のX
方向およびY方向に移動させることによりガラス基板1
の各箇所の反りを測定することができ、容易にガラス基
板1の反りを測定することができ、且つガラス基板1の
各箇所の反りの度合いを測定することができる。
【0009】なお、上記実施例では、光源5は1つとし
たが、これに限定されず、複数の光源5をY方向に直線
状に設けてもよい。この場合、センサ6の受光部7はX
方向およびY方向にマトリックス状に設ける。このよう
にすると、測定部4をX方向に移動するだけてガラス基
板1の各箇所の反りの度合いをガラス基板1の全面に渡
って細かく測定することができ、且つ短時間で手間をか
けずに測定することができる。また、上記実施例では、
ガラス基板1を動かさずに測定部4をガラス基板1に対
して移動させたが、これに限定されず、逆に測定部4を
動かさずにガラス基板1を測定部4に対して移動させて
もよい。さらに、上記実施例では、透明なガラス基板1
の反りを測定する場合について説明したが、これに限定
されず、例えば不透明な基板の反りを測定する場合であ
ってもよい。この場合には、テーブル2の上面に光の反
射を防止する処理を施す必要はない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、水平方向に移動自在となった測定部に光源
およびセンサを基板を載置するテーブルと対向して設け
たので、請求項2記載の発明のように、光源から基板に
対して光を照射し、基板で反射した光をセンサが受光
し、このセンサの受光位置と基板に反りのないときのセ
ンサの受光位置とのずれから基板の反りを測定すること
ができ、光源およびセンサを水平方向に移動させること
により基板の各箇所の反りを測定することができ、容易
に基板の反りを測定することができ、且つ基板の各箇所
の反りの度合いを測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における平面度測定装置を
示す断面図。
【図2】この発明の一実施例における平面度測定方法を
説明するための図。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 テーブル 3 装置本体部 4 測定部 5 光源 6 センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を載置するテーブルに対向して装置
    本体部を配置し、 該装置本体部に水平方向に移動自在となった測定部を設
    け、 該測定部に光源とセンサとを前記テーブルと対向して設
    けたことを特徴とする平面度測定装置。
  2. 【請求項2】 テーブルに基板を載置し、前記テーブル
    と対向するように光源とセンサとを配置し、前記光源か
    ら前記基板に対して光を照射し、前記基板で反射した光
    を前記センサが受光し、該センサの受光位置より前記基
    板の反りを測定することを特徴とする平面度測定方法。
JP33236594A 1994-12-14 1994-12-14 平面度測定装置およびそれを用いた平面度測定方法 Pending JPH08166226A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007061388A1 (en) * 2005-11-28 2007-05-31 Rokko Systems Pte Ltd Detection of warp in an ic substrate
US8225683B2 (en) 2007-09-28 2012-07-24 Lam Research Corporation Wafer bow metrology arrangements and methods thereof
JP2015062023A (ja) * 2005-07-27 2015-04-02 コーニング インコーポレイテッド ガラスシートを測定するための方法

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