JPH0816533B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH0816533B2
JPH0816533B2 JP9361590A JP9361590A JPH0816533B2 JP H0816533 B2 JPH0816533 B2 JP H0816533B2 JP 9361590 A JP9361590 A JP 9361590A JP 9361590 A JP9361590 A JP 9361590A JP H0816533 B2 JPH0816533 B2 JP H0816533B2
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JP
Japan
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oil
purification catalyst
smoke purification
heat transfer
heating
Prior art date
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JP9361590A
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JPH03291421A (ja
Inventor
修二 池田
辰次 磯野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は調理中に発生する油煙を浄化する油煙浄化触
媒を有する加熱調理器に関する。
従来の技術 近年、電気或はガスを熱源とするオーブン、ロースタ
等の焼物器に油煙浄化触媒を装着し、調理中に発生する
油煙を浄化して排出し、調理場の清浄化を図った加熱調
理がよくみられる。
従来この種の加熱調理は第7図及び第8図に示すよう
な構成のものが一般的であった。
以下、その構成について第7図及び第8図を参照しな
がら説明する。図に示すように、ヒーター27、28で加熱
室21の壁面を加熱して、加熱室21の内部温度を上昇させ
加熱室21内の食品22を加熱調理するようになっている。
この加熱調理時に食品22から発生する油煙等を含む排気
26は、シロッコファン29により強制的に加熱室21内より
排気筒24を通って本体35の外部へ排出される。この排気
26は、排気筒24内に装着され、補助ヒーター25による加
熱で浄化機能が動作するようになっている油煙浄化触媒
23を通過するときに油煙の浄化が行なわれている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の加熱調理器では、第8図に示すよう
に、補助ヒーター25を油煙浄化触媒23に密着させて油煙
浄化触媒23を加熱しているために、補助ヒーター25の密
着した部分の温度が局部的、かつ異常に上昇し、油煙浄
化触媒23が破壊されて油煙浄化機能を失なったりまた、
油煙浄化触媒23の各部の温度が均一にならず、温度の低
い部分が油煙を浄化できずに排気通過穴36が目づまりし
て油煙浄化機能を失なって室内の空気を汚したりすると
いう問題や、排気筒24の補助ヒーター引き出し穴33、34
から排気26が洩れて、補助ヒーター端子31、32や第7図
に示すシロッコファンモーター30の充電部に露結して漏
電を惹起するおそれや、また、補助ヒーター25は、食品
22から発生する塩分や水分を含むうえ高温である排気26
にさらされるため、補助ヒーター25の絶縁が劣化して漏
電を惹起するおそれがあった。更に排気26が片寄って油
煙浄化触媒23を通過すると油煙浄化が完全に行なえなく
なって排気通過穴36が目づまりして油煙浄化機能を失な
い室内の空気を汚す等の問題があった。
上記課題を解決するもので、油煙浄化触媒の各部温度
を一定にし、油煙浄化機能を確実に動作させ室内の空気
を汚す心配がなく、しかも、漏電を惹起するおそれのな
い加熱調理器を提供することを第一の目的としている。
また、第2の目的は、排気を均一に油煙浄化触媒を通
過させて、確実な油煙浄化を行ない、室内の空気を清潔
に保つことのできる加熱調理器を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、 第1の手段は、油煙浄化触媒の周囲を伝熱板で熱伝的
に被着するとともに、前記熱伝板から延設した伝熱片を
加熱装置または加熱室の壁面に止着してなるものであ
る。
第2の手段は、伝熱板で被着された油煙浄化触媒の上
流側に整流板を配設してなるものである。
作用 本発明は上記した構成により、加熱装置または加熱室
の壁面に熱伝的に延設した伝熱板によって油煙浄化触媒
は均一に加熱されるとともに、油煙浄化触媒を加熱する
ヒーターが不要となり、漏電の惹起のおそれをなくする
ことができる。
また、油煙浄化触媒の上流側に配設した整流板によ
り、排気が油煙浄化触媒に均一に流入通過するので、排
気通過孔の目づまりを防止することができる。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図から第6図を参
照しながら説明する。
図に示すように、加熱室1の壁面の少なくとも上下面
には加熱装置であるヒーター7、8が装着されている。
排気通路4は、加熱室1の後壁に設けられた加熱排気孔
17と本体15に設けられた排気口18との間に配設され排気
通路4内に配設された油煙浄化触媒3の下流側にはシロ
ッコファン9が装着されている。
蜂の巣状に油煙通過孔16が穿設された油煙浄化触媒3
は加熱室排気孔17の下流側に配設され、第2図に示すよ
うに伝熱板4で熱伝的にその外周が被着され、伝熱板5
の一辺からはヒーター7、8または加熱室1の壁面に熱
伝的に止着される伝熱片5aが延設されている。
上記構成において作用を説明すると、加熱室1内に調
理物2を入れヒーター7、8に通電すると加熱室1が加
熱され、同時にヒーター7、8または加熱室1の壁面に
熱伝的に止着された伝熱板5の伝熱片5aも加熱され、伝
熱によって伝熱板5も加熱される。加熱された伝熱板5
はその内部に被着した油煙浄化触媒3を加熱し、油煙浄
化触媒3を油煙浄化に必要な温度に保持する。
一方調理物は加熱室1内で加熱され油煙が発生しはじ
める。この状態でシロッコファン9を運転すると、加熱
室1内の油煙は排気通路4内に吸引されて本体15の排気
口18から排気されるが、油煙は浄化機能温度に加熱され
た油煙浄化触媒3を通過して浄化され、油煙を含まない
清浄な空気が本体15の排気口18から排出される。
このように本発明の実施例の加熱調理器によれば、ヒ
ーター7、8または高温に加熱された加熱室1の熱が伝
熱板5に伝わり、伝熱板5が油煙浄化触媒3をその周囲
から加熱するので、従来例にみられた局部加熱がなくな
り、浄化機能が向上するとともに、目づまりも生じなく
なるものである。また、油煙浄化触媒3を加熱するヒー
ターを不要にできるので従来例にみられた漏電の惹起を
なくすることができる。
第3図、第4図は伝熱板5の側面に切り欠き11や放熱
穴12を設けたもので、このように、切り欠11の大きさや
数、放熱穴12の形状・大きさ・数を変化させることで油
煙浄化触媒3の各部温度を均一にすることができ、油煙
浄化触媒の触媒機能をより一層完全かつ安定に動作させ
ることができる。
次に、第5図及び第6図により伝熱板5に配設した整
流板について説明する。
第5図は伝熱板5の上流側に平板状の整流板13を設け
たもので、整流板13の取り付け角・形状・枚数・幅を変
えることにより、排気6を油煙浄化触媒3の多数の油煙
通過孔16を均等に通過させるようにすることができる。
第6図は伝熱板5の上流側にねじり板形の整流板14を
設けたもので、ねじり板形の整流板14の幅やねじり回数
・枚数を変えることにより、排気6を油煙浄化触媒3の
多数の油煙通過孔16を均等に通過させるようにすること
ができる。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によ
れば次のような効果を得られる。
(1) 加熱装置または加熱室の熱を伝熱板に被着した
油煙浄化触媒へ伝えるので、油煙浄化触媒の温度を均一
に最適温度に保持することができる。これにより、油煙
浄化を安定かつ完全に行なうことができ、調理中の室内
の空気を清浄に維持することができる。
(2) 油煙浄化触媒を加熱するのに電気的加熱手段が
不必要となるので、電気的加熱手段の絶縁劣化による漏
電の危険をなくすることができる。
(3) 伝熱板の上流側に整流板を設けることにより、
油煙浄化触媒の油煙通過孔を均等に油煙が通過するの
で、油煙通過孔の目づまりで油煙浄化機能を失なうこと
がなくなり、油煙浄化を安定かつ完全に行うことがで
き、調理中の室内の空気を清浄に維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の加熱調理器の側断面図、第2
図は同第1の実施例の加熱調理器の要部分解斜視図、第
3図及び第4図は同他の実施例の要部分解斜視図、第5
図は同第2の実施例の要部分解斜視図、第6図は同他の
実施例の要部分解斜視図、第7図は従来の加熱調理器の
側面断面図、第8図は同要部斜視図である。 1……加熱室、3……油煙浄化触媒、4……排気通路、
5……伝熱板、5a……伝熱片、7,8……ヒーター(加熱
装置)、13……整流板、15……本体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱装置が装着された加熱室と、加熱室内
    の空気を本体外へ強制排気する排気通路と、前記排気通
    路中に配設され前記加熱室からの排気を浄化する油煙浄
    化触媒とを備え、前記油煙浄化触媒の周囲を伝熱板で熱
    伝的に被着するとともに、前記伝熱板から延設した伝熱
    片を前記加熱装置または前記加熱室の壁面に止着してな
    る加熱調理器。
  2. 【請求項2】伝熱板で被着された油煙浄化触媒の上流側
    に整流板を配設してなる請求項1記載の加熱調理器。
JP9361590A 1990-04-09 1990-04-09 加熱調理器 Expired - Lifetime JPH0816533B2 (ja)

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JP9361590A JPH0816533B2 (ja) 1990-04-09 1990-04-09 加熱調理器

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JP9361590A JPH0816533B2 (ja) 1990-04-09 1990-04-09 加熱調理器

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Publication Number Publication Date
JPH03291421A JPH03291421A (ja) 1991-12-20
JPH0816533B2 true JPH0816533B2 (ja) 1996-02-21

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