JPH08165085A - エスカレータハンドベルト清掃装置 - Google Patents

エスカレータハンドベルト清掃装置

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JPH08165085A
JPH08165085A JP33685594A JP33685594A JPH08165085A JP H08165085 A JPH08165085 A JP H08165085A JP 33685594 A JP33685594 A JP 33685594A JP 33685594 A JP33685594 A JP 33685594A JP H08165085 A JPH08165085 A JP H08165085A
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JP
Japan
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hand belt
pad
escalator hand
escalator
wax
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Application number
JP33685594A
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English (en)
Inventor
Hiromi Tomizawa
廣海 富沢
Susumu Kanjima
進 勘嶌
Kiyokazu Yajima
清和 矢島
Yuzuru Ito
譲 伊藤
Shinzo Ishida
眞三 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIDA INDASUTORI KK
NIPPON KOTSU KIKAI KK
East Japan Railway Co
Original Assignee
ISHIDA INDASUTORI KK
NIPPON KOTSU KIKAI KK
East Japan Railway Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エスカレータハンドベルトの表面に塗着させた
洗剤および消毒液は、水拭きパットによって十分に払拭
した後に、ワックス塗布パットでエスカレータハンドベ
ルトの表面にワックスを塗布するようにしたエスカレー
タハンドベルト清掃装置を提供することを目的としたも
のである。 【構成】エスカレータハンドベルトBの回動方向におけ
る上流側からエスカレータハンドベルトBに当接し得る
ように順次設けた洗浄液塗布パット21と水拭きパット
22とワックス塗布パット23と、前記洗浄液塗布パッ
ト21に連結パイプ24を介して連結した洗浄液タンク
25と、前記水拭きパット22に連結パイプ26を介し
て連結した水タンク27と、前記ワックス塗布パット2
3に連結パイプ28を介して連結したワックスタンク2
9とよりなることを特徴とするエスカレータハンドベル
ト清掃装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エスカレータハンド
ベルトが汚れた場合に、エスカレーターの乗り口側ある
いは下り口側のエスカレータハンドベルトの位置に配置
してエスカレータハンドベルトの汚れを容易に拭うこと
ができるようにしたエスカレータハンドベルト清掃装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエスカレータハンドベル
トの清掃装置として、特開昭51−81382号公報に
開示されたようなものがある。これは図5に示すよう
に、常に一定量の洗剤液をシャーシ1の凹所a内に貯え
ることが可能な洗剤タンク4をシャーシ1の上部に取付
け、また、下部をシャーシ1の凹所a内の洗剤および消
毒液に浸漬し、かつ、その上部をエスカレーターのエス
カレータハンドベルトPの表面に押圧し得るクリーニン
グローラー3を回動可能な如く所定位置に紬着し、さら
に、エスカレータハンドベルトPの表面を払拭し得る払
拭ローラー5および前記エスカレータハンドベルトPの
表面をさらに清掃し得るポリシャー7をそれぞれ順にエ
スカレータハンドベルトPに接触し得る位置に並列して
取付けてなるエスカレータハンドベルト清掃装置であ
る。なお、2は前記シャーシ1が設けられたフレーム、
6は絞りローラーであって前記払拭ローラー5の下面に
押圧し得る如く回転自在に軸着され、払拭ローラー5に
付着した洗剤および消毒液を絞り落し得るように構成さ
れている。8は先端に前記ポリシャー7が装着されたプ
レスレバーで、このプレスレバー8とフレーム2との所
定位置に取付けられたプレスバネ9によって、常にポリ
シャー7がエスカレータハンドベルトPの表面を押圧し
得る如くエスカレータハンドベルトP側に付勢されてい
る。10は装置のカバー、11は装置の脚である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
エスカレータハンドベルト清掃装置の場合は、クリーニ
ングローラー3と払拭ローラー5とポリシャー7が、そ
れぞれ所定の位置において同時にエスカレータハンドベ
ルトに押圧された状態で、洗剤および消毒液の塗布作
業、払拭作業、およびみがき作業が行われるため、エス
カレータハンドベルトPに塗布した洗剤および消毒液を
単に前記払拭ローラー5によって払拭するだけでは、洗
剤および消毒液が十分に払拭されず、手で触ると洗剤お
よび消毒液が手に付着し、不快感を起こさせるばかりで
なく、手が滑り危険である等の問題があった。
【0004】この発明は、前記のような課題を解決し、
エスカレータハンドベルトを洗浄および消毒するために
エスカレータハンドベルトの表面に塗布させた洗剤およ
び消毒液は、水拭きパットによって十分に払拭した後
に、ワックス塗布パットでエスカレータハンドベルトの
表面にワックスを塗布するようにしたエスカレータハン
ドベルト清掃装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、エスカレータハンドベルトBの回動方
向における上流側からエスカレータハンドベルトBに当
接し得るように順次設けた洗浄液塗布パット21と水拭
きパット22とワックス塗布パット23と、前記洗浄液
塗布パット21に連結パイプ24を介して連結した洗浄
液タンク25と、前記拭取パット22に連結パイプ26
を介して連結した水タンク27と、前記ワックス塗布パ
ット23に連結パイプ28を介して連結Lたワックスタ
ンク29とよりなるエスカレータハンドベルト清掃装置
としたものである。
【0006】また、前記洗浄液塗布パット21と水拭き
パット22とワックス塗布パット23は、それぞれ個別
に駆動部材によってエスカレータハンドベルトBに接離
自在にしたエスカレータハンドベルト清掃装置としたも
のである。
【0007】また、前記洗浄液タンク25と水タンク2
7とワックスタンク29にそれぞれ連結した連結パイプ
24,26,28にはそれぞれ流体制御用電磁弁30,
31,32を設けたエスカレータハンドベルト清掃装置
としたものである。
【0008】また、前記流体制御用電磁弁30,31,
32の開閉作動および駆動部材33,34,35の作動
/停止を制御回路39によって自動的に行うようにした
エスカレータハンドベルト清掃装置としたものである。
【0009】また、前記流体制御用電磁弁30,31,
32の開閉作動および駆動部材33,34,35の作動
/停止を、手動によるスイッチのオン/オフによって行
うようにしたエスカレータハンドベルト清掃装置とした
ものである。
【0010】
【作用】前記のようなエスカレータハンドベルト清掃装
置とすることにより、先ず、回動しているエスカレータ
ハンドベルトBに、洗浄液塗布パット21を押し付けて
洗剤および消毒液をエスカレータハンドベルトBの全周
に塗布し、この操作を必要に応じて所要数回繰り返して
塗布が終わると、洗浄液塗布パット21をエスカレータ
ハンドベルトBから離す。次に、水拭きパット22をエ
スカレータハンドベルトBに押し付けて前記塗布された
洗剤および消毒液を水で拭い取る。この場合、前記塗布
された洗剤および消毒液が十分に水拭きされるまでこの
作業を行う。最後に、ワックス塗布パット23をエスカ
レータハンドベルトBに押し付けてワックスを塗布する
ことによってエスカレータハンドベルトBの清掃作業が
終了する。
【0011】
【実施例】以下、この発明のエスカレータハンドベルト
清掃装置の一実施例について詳細に説明するが、この発
明はこの実施例に限定されるものではなく、その実施態
様を多少変えるように設計変更することは可能である。
【0012】図1はこの発明のエスカレータハンドベル
ト清掃装置の正面図、図2は同側面図、図3は同平面図
であり、21,22,23はエスカレータハンドベルト
Bの回動方向における上流側から順次エスカレータハン
ドベルトBに当接し得るように順次設けた洗浄液塗布パ
ットと水拭きパットとワックス塗布パットである。25
は前記洗浄液塗布パット21に連結パイプ24を介して
連結した洗浄液タンク、27は前記水拭きパット22に
連結パイプ26を介して連結した水タンク、29は前記
ワックス塗布パット23に連結パイプ28を介して連結
したワックスタンクである。
【0013】また、前記洗浄液塗布パット21と水拭き
パット22とワックス塗布パット23は、それぞれ個別
に周知の電磁ブレーキ付モーターユニットや油圧シリン
ダーやエアシリンダー等の駆動部材33,34,35に
よってエスカレータハンドベルトBに接離自在になって
いる。また、前記洗浄液タンク25と水タンク27とワ
ックスタンク29にそれぞれ連結した連結パイプ24,
26,28にはそれぞれ流体制御用電磁弁30,31,
32が設けられている。
【0014】また、25aは前記洗浄液タンク25への
洗剤および消毒液等の洗浄液の入口を塞いだキャップ、
27aは前記水タンク27への水の入口を塞いだキャッ
プ、29aは前記ワックスタンク29へのワックスの入
口を塞いだキャップである。また、30aは前記流体制
御用電磁弁30を開閉するスイッチ、31aは前記流体
制御用電磁弁31を開閉するスイッチ、32aは前記流
体制御用電磁弁32を開閉するスイッチである。
【0015】また、33aは前記電磁ブレーキ付モータ
ーユニットや油圧シリンダーやエアシリンダー等の駆動
部材33を駆動するスイッチ、33a′は同駆動部材3
3を停止するスイッチ、34aは同駆動部材34を駆動
するスイッチ、34a′は同駆動部材34を停止するス
イッチ、35aは同駆動部材35を駆動するスイッチ、
35a′は同駆動部材35を停止するスイッチである。
【0016】また、36はエスカレータハンドベルト清
掃装置のフレーム、37はフレーム36の下面に取り付
けたキャスター、38はエスカレータハンドベルト清掃
装置を移動させるときに持つ把手、39はエスカレータ
ハンドベルト清掃装置の制御回路、40は前記洗浄液塗
布パット21と水拭きパット22とワックス塗布パット
23をエスカレータハンドベルトBに確実に当接するよ
う左右に移動させるレバー、41は電源スイッチであ
る。
【0017】次に、このエスカレータハンドベルト清掃
装置の作動を図4に示すフローチャートと共に説明す
る。先ず、エスカレーターを停止させる(ステップS
1)。次に、このエスカレータハンドベルト清掃装置を
エスカレーターの乗り口に移動させて前記洗浄液塗布パ
ット21をエスカレータハンドベルトBに押圧セットす
る(ステップS2)。
【0018】次に、エスカレーターを上りで運転し(ス
テップS3)、エスカレータハンドベルト清掃装置の電
源スイッチ41をオンにしてそれを表示するランプが点
灯し(ステップS4)、運転切替えが自動であるかを判
断し(ステップS5)、自動であれば自動運転スイッチ
がオンになってそれを表示するランプが点灯し(ステッ
プS6)、前記流体制御用電磁弁30のスイッチ30a
が自動的にオンになって洗浄液タンク25から洗浄液が
連結パイプ24を介して洗浄液塗布パット21に流れ、
前記電磁ブレーキ付モーターユニットや油圧シリンダー
やエアシリンダー等の駆動部材33の作動によって、洗
浄液塗布パット21が前進し、エスカレータハンドベル
トBの洗浄が開始される(ステップS7)。
【0019】この洗浄はその開始から少なくともエスカ
レータハンドベルトBが一周回動するまで行われる。こ
の一周の回動時間を一度測定して、このエスカレータハ
ンドベルト清掃装置の制御回路39に記憶させておけ
ば、前記洗浄開始からエスカレータハンドベルトBが一
周回動した後に前記洗浄液塗布パット21が後退してエ
スカレータハンドベルトBから離れるようになってい
る。
【0020】前記洗浄液塗布パット21がエスカレータ
ハンドベルトBから離れると同時に、前記流体制御用電
磁弁31のスイッチ31aが自動的にオンになって、水
タンク27から水が連結パイプ26を介して水拭きパッ
ト22に流れ、前記電磁ブレーキ付モーターユニットや
油圧シリンダーやエアシリンダー等の駆動部材34の作
動によって、水拭きパット22が前進してエスカレータ
ハンドベルトBに当接し、エスカレータハンドベルトB
に先に塗布した洗浄液が水拭きされる(ステップS
8)。
【0021】水拭きによって洗浄液が十分に拭き取られ
たかどうかは、水拭きパット22に設けた図示しない洗
浄液検出センサーによって検出され、洗浄液の残留判断
手段(ステップS9)によって、洗浄液が十分に拭き取
られていない場合には(ステップS5)に戻る。洗浄液
が十分に拭き取られたならば、前記水拭きパット22が
後退してエスカレータハンドベルトBから離れるように
なっている。
【0022】水拭きによって洗浄液が十分に拭き取ら
れ、前記水拭きパット22がエスカレータハンドベルト
Bから離れると同時に、前記流体制御用電磁弁32のス
イッチ32aが自動的にオンになってワックスタンク2
9からワックスが連結パイプ28を介してワックス塗布
パット23に流れ、前記電磁ブレーキ付モーターユニッ
トや油圧シリンダーやエアシリンダー等の駆動部材35
の作動によって、ワックス塗布パット23が前進してエ
スカレータハンドベルトBに当接し、エスカレータハン
ドベルトBにワックスを塗布する(ステップS10)。
このワックスの塗布がエスカレータハンドベルトBの一
周に行われた後に、前記ワックス塗布パット23が後退
し、前記流体制御用電磁弁32のスイッチ32aがオフ
になる(ステップS11)。
【0023】以上のようにして、エスカレータハンドベ
ルトBの清掃が終わると、エスカレーターを停止し、エ
スカレータハンドベルト清掃装置をエスカレーターから
離した後にエスカレーターを運転する(ステップS1
2)。
【0024】エスカレータハンドベルトBに光沢がある
かどうかを判断し(ステップS13)、光沢がなければ
(ステップS10)に戻り、前記同様の作動によってワ
ックスの塗布を再び行う。光沢があれば、エスカレータ
ハンドベルト清掃装置の電源スイッチ41をオフにし
(ステップS14)、エスカレータハンドベルトBの清
掃が終了する(ステップS15)。
【0025】前記(ステップS5)で手動運転に切替え
られた場合には、前記流体制御用電磁弁30のスイッチ
30aを手動でオンにし、洗浄液タンク25から洗浄液
が連結パイプ24を介して洗浄液塗布パット21に流
れ、前記電磁ブレーキ付モーターユニットや油圧シリン
ダーやエアシリンダー等の駆動部材33のスイッチ33
aを手動でオンにし、前記駆動部材33が作動して洗浄
液塗布パット21が前進し、エスカレータハンドベルト
Bの洗浄が開始される(ステップS16)。
【0026】この洗浄が少なくともエスカレータハンド
ベルトBの一周または汚れが落ちるまで行われると、前
記スイッチ30aを手動でオフにし、洗浄液タンク25
から洗浄液塗布パット21への洗浄液の供給を止めると
共に、スイッチ33a′を手動でオフにして前記駆動部
材33を停止し、洗浄液塗布パット21を後退させてエ
スカレータハンドベルトBから離す(ステップS1
7)。
【0027】次に、前記流体制御用電磁弁31のスイッ
チ31aを手動でオンにし、水タンク27から水が連結
パイプ26を介して水拭きパット22に流れ、前記電磁
ブレーキ付モーターユニットや油圧シリンダーやエアシ
リンダー等の駆動部材34のスイッチ34aを手動でオ
ンにし、前記駆動部材34が作動し、水拭きパット22
が前進してエスカレータハンドベルトBに当接し、エス
カレータハンドベルトBに先に塗布した洗浄液が水拭き
される(ステップS18)。
【0028】この水拭きが少なくともエスカレータハン
ドベルトBの一周にわたって行われ、洗浄液が十分に水
拭きされると、前記スイッチ31aを手動でオフにし、
水タンク27から水拭きパット22への水の供給を止め
ると共に、スイッチ34a′を手動でオフにして前記駆
動部材34を停止し、水拭きパット22を後退させてエ
スカレータハンドベルトBから離す(ステップS1
9)。
【0029】水拭きによって洗浄液が十分に拭き取ら
れ、前記水拭きパット22がエスカレータハンドベルト
Bから離れると、前記流体制御用電磁弁32のスイッチ
32aを手動でオンにし、ワックスタンク29からワッ
クスが連結パイプ28を介してワックス塗布パット23
に流れ、前記電磁ブレーキ付モーターユニットや油圧シ
リンダーやエアシリンダー等の駆動部材35のスイッチ
35aを手動でオンにし、前記駆動部材35が作動し、
ワックス塗布パット23が前進してエスカレータハンド
ベルトBに当接し、エスカレータハンドベルトBにワッ
クスを塗布する(ステップS20)。
【0030】このワックスの塗布が少なくともエスカレ
ータハンドベルトBの一周にわたって行われた後に、前
記流体制御用電磁弁32のスイッチ32aを手動でオフ
にし、ワックスタンク29からワックス塗布パット23
へのワックスの供給を止めると共に、スイッチ35a′
を手動でオフにして前記駆動部材35を停止し、ワック
ス塗布パット23を後退させてエスカレータハンドベル
トBから離す(ステップS21)。
【0031】以上のようにして、エスカレータハンドベ
ルトBの清掃が終わると、エスカレーターを停止し、エ
スカレータハンドベルト清掃装置をエスカレーターから
離した後にエスカレーターを運転する(ステップS2
2)。
【0032】エスカレータハンドベルトBに光沢がある
かどうかを判断し(ステップS23)、光沢がなければ
(ステップS20)に戻り、前記同様の作動によってワ
ックスの塗布を再び行う。光沢があれば、エスカレータ
ハンドベルト清掃装置の電源スイッチ41をオフにし
(ステップS14)、エスカレータハンドベルトBの清
掃が終了する(ステップS15)。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、エス
カレータハンドベルトの回動方向における上流側からエ
スカレータハンドベルトに当接し得るように順次設けた
洗浄液塗布パットと水拭きパットとワックス塗布パット
と、前記洗浄液塗布パットに連結パイプを介して連結し
た洗浄液タンクと、前記拭取パットに連結パイプを介し
て連結した水タンクと、前記ワックス塗布パットに連結
パイプを介して連結したワックスタンクとよりなるエス
カレータハンドベルト清掃装置としたので、エスカレー
タハンドベルトに塗布した洗浄液を、水拭きで十分に拭
き取るので、エスカレータハンドベルトに洗浄液が残留
するおそれがなく、洗浄液を十分に拭き取った後にワッ
クスを塗布するので、エスカレータハンドベルトが光沢
するように清掃することができる。
【0034】また、前記洗浄液塗布パットと水拭きパッ
トとワックス塗布パットは、それぞれ個別に駆動部材に
よってエスカレータハンドベルトに接離自在にしたの
で、エスカレータハンドベルトの洗浄が少なくともエス
カレータハンドベルトの一周に十分に塗布された後に、
その塗布された洗浄液を水拭きし、水拭きが十分に終わ
った後にエスカレータハンドベルトの一周にワックスを
塗布するようにしているので、エスカレータハンドベル
トの洗浄、洗浄液の拭き取り、ワックスの塗布が十分に
行われる。
【0035】また、洗浄液タンクと水タンクとワックス
タンクにそれぞれ連結したそれぞれの連結パイプにはそ
れぞれ流体制御用電磁弁を設け、それぞれの流体制御用
電磁弁の開閉作動および洗浄液塗布パットと水拭きパッ
トとワックス塗布パットをそれぞれエスカレータハンド
ベルトに接離させる駆動部材の作動/停上を制御回路に
よって自動的に行うようにしたことにより、エスカレー
タハンドベルトの清掃作業を全て自動的に行うことがで
きる。
【0036】また、前記流体制御用電磁弁の開閉作動お
よび洗浄液塗布パットと水拭きパットとワックス塗布パ
ットをそれぞれエスカレータハンドベルトに接離させる
駆動部材の作動/停止を、手動によるスイッチのオン/
オフによって行うようにしたことにより、エスカレータ
ハンドベルトへの洗浄液の塗布時間、塗布された洗浄液
の水拭き時間、およびワックスの塗布時間を任意に簡単
に変えることができ、これによってエスカレータハンド
ベルトの清掃を十分に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のエスカレータハンドベルト清掃装置
の正面図である。
【図2】この発明のエスカレータハンドベルト清掃装置
の側面図である。
【図3】この発明のエスカレータハンドベルト清掃装置
の平面図である。
【図4】この発明のエスカレータハンドベルト清掃装置
の作動フローチャートである。
【図5】従来のエスカレータハンドベルトの清掃装置を
示す図である。
【符号の説明】
1 シャーシ a シャーシの凹所 2 フレーム 3 クリーニングローラー 4 洗剤タンク 5 払拭ローラー 6 絞りローラー 7 ポリシャー 8 プレスレバー 9 プレスバネ 10 装置のカバー 11 脚 P エスカレータハンドベルト 21 洗浄液塗布パット 22 水拭きパット 23 ワックス塗布パット 24 連結パイプ 25 洗浄液タンク 25a キャップ 26 連結パイプ 27 水タンク 27a キャップ 28 連結パイプ 29 ワックスタンク 29a キャップ 30 流体制御用電磁弁 30a スイッチ 31 流体制御用電磁弁 31a スイッチ 32 流体制御用電磁弁 32a スイッチ 33 駆動部材 33a スイッチ 33a′ スイッチ 34 駆動部材 34a スイッチ 34a′ スイッチ 35 駆動部材 35a スイッチ 35a′ スイッチ 36 フレーム 37 キャスター 38 把手 39 制御回路 40 レバー 41 電源スイッチ B エスカレータハンドベルト
フロントページの続き (72)発明者 勘嶌 進 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 矢島 清和 東京都千代田区丸の内三丁目4番2号 日 本交通機械株式会社内 (72)発明者 伊藤 譲 東京都千代田区丸の内三丁目4番2号 日 本交通機械株式会社内 (72)発明者 石田 眞三 埼玉県浦和市常盤四丁目2番14号 石田イ ンダストリ有限会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エスカレータハンドベルトBの回動方向に
    おける上流側からエスカレータハンドベルトBに当接し
    得るように順次設けた洗浄液塗布パット(21)と水拭
    きパット(22)とワックス塗布パット(23)と、前
    記洗浄液塗布パット(21)に連結パイプ(24)を介
    して連結した洗浄液タンク(25)と、前記水拭きパッ
    ト(22)に連結パイプ(26)を介して連結した水タ
    ンク(27)と、前記ワックス塗布パット(23)に連
    結パイプ(28)を介して連結したワックスタンク(2
    9)とよりなることを特徴とするエスカレータハンドベ
    ルト清掃装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の洗浄液塗布パット(2
    1)と水拭きパット(22)とワックス塗布パット(2
    3)は、それぞれ個別に駆動部材(33,34,35)
    によってエスカレータハンドベルトBに接離自在にした
    ことを特徴とするエスカレータハンドベルト清掃装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の洗浄液タンク(25)と
    水タンク(27)とワックスタンク(29)にそれぞれ
    連結した連結パイプ(24,26,28)にはそれぞれ
    流体制御用電磁弁(30,31,32)を設けたことを
    特徴とするエスカレータハンドベルト清掃装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の流体制御用電磁弁(3
    0,31,32)の開閉作動および駆動部材(33,3
    4,35)の作動/停止を制御回路(39)によって自
    動的に行うようにしたことを特徴とするエスカレータハ
    ンドベルト清掃装置。
  5. 【請求項5】請求項5に記載の流体制御用電磁弁(3
    0,31,32)の開閉作動および駆動部材(33,3
    4,35)の作動/停止を、手動によるスイッチのオン
    /オフによって行うようにしたことを特徴とするエスカ
    レータハンドベルト清掃装置。
JP33685594A 1994-12-13 1994-12-13 エスカレータハンドベルト清掃装置 Pending JPH08165085A (ja)

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