JP2004000849A - 天井拭き取り装置 - Google Patents

Abstract

【課　題】パチンコ店の天井の汚れを通路両側のパチンコ台と椅子との間を通って移動しながら能率よく拭き取ることができる天井拭き取り装置を提供する。
【解決手段】脚端にキャスター７を取付け、一対のＵ形状の枠８を開閉可能に組み付けた、床面を移動可能な取付台１と、取付台１にハンドル３３操作によって回動可能に支持されるネジ棒１６と、ネジ棒１６に嵌挿され、ねじ棒１６に螺着されたナット１８に支持されるボール２と、ボール２より横向きに突設されるアーム２３に弥次郎兵衛状に傾動可能に支持されて常にはバネによって上向きに突出するように付勢される受け皿３５と、受け皿３５に軸支され、モータ３６によって回転駆動される拭き取りロール３と、受け皿３５内に配置され、拭き取りロール３に洗剤液を吹き付けるノズルと、拭き取りロール３に付着する洗剤液を絞り取る絞りロール５とよりなる。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、例えばパチンコ店、病院、ホテル、ビルその他建物の天井の汚れを拭き取るのに使用される天井拭き取り装置に関する。
【０００２】
【従来技術】
パチンコ店を例にとっていえば、パチンコ店では、天井が顧客の喫煙によって黄ばむことから、天井を定期的に清掃し、汚れを除去している。
天井の清掃は、従来、例えばモップを洗剤液に浸して絞り、天井面を擦って汚れを除去したのち、別の乾いたモップで濡れた天井面を拭き取る作業を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上述するような清掃作業は従来、作業員が手作業にて行っていた。
本発明は、少人数で天井拭き取り作業を行い、作業能率の向上と省力化を可能とした天井拭き取り装置を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題の解決手段】
請求項１に係わる発明の天井拭き取り装置は、床面を走行移動可能な取付台と、該取付台に昇降可能に支持されるポールと、該ポールを昇降させる昇降手段と、ポール上端部に横向きに支持される回転可能な拭き取りロールと、該ロールを回転駆動する駆動源としてのモータと、上記拭き取りロールの回転方向の手前側において拭き取りロールに洗剤液を供給する供給手段と、洗剤液を供給する位置よりも回転方向後方において拭き取りロールに押し付けられ、該拭き取りロールに付着する洗剤液を絞り取る絞り取り手段とよりなることを特徴とする。
【０００５】
本装置による天井の清掃は次のようにして行われる。
先ず、昇降手段によりポールを上昇させて拭き取りロールを天井面に押し付ける。そして拭き取りロールに洗剤液を供給し、かつモータを駆動して拭き取りロールを回転させながら、取付台を移動させる。洗剤液が付着する拭き取りロールは、その回転によって天井面を擦り、汚れを除去する。拭き取りロールが更に回転すると、絞り取り手段で拭き取りロールに付着する洗浄液が絞り取られ、ついで回転した拭き取りロールに新たな洗剤液が供給される。
【０００６】
天井面の汚れを除去したのち、洗剤液の供給が停止され、洗剤液を絞り取られた拭き取りロールで濡れた天井面を拭き、濡れを除去する。
拭き取りロール下には、絞り取られた洗剤液が床面に落ちたり、作業者に降り掛かることのないように、洗剤液を受ける受け皿を設けておくのが望ましい。
【０００７】
本発明で用いる昇降手段は、手動でも自動でもポールを昇降させることのできるものであればどのようなものでもよく、その種類を問わない。こうしたものとしては例えば、フレームに縦向きに支持されて回転可能であり、ハンドル操作により、或いはモータにより回転駆動されるネジ棒と、該ネジ棒に回転止めされて螺着され、ポールに連結されるか、或いはポール下端を受けるナット手段よりなり、ネジ棒の回転によりナット手段がネジ棒に沿い昇降してポールを昇降させる機構、フレームに縦向きに支持されるネジ棒と、ネジ棒に螺着され、ポール下端を受けるナット手段と、該ナット手段に連結され、ナット手段をネジ棒の回りに回転させるハンドルよりなり、ハンドル操作によりナット手段をネジ棒の回りに回転させながら昇降し、これによりポールを昇降させる機構等を例示することができる。
【０００８】
拭き取りロールは、洗剤液がしみ込んで絞り出されるようにしたもの、例えばスポンジのようなものであってもよいが、好ましくは表層部が水気を拭き取る布で形成される。
洗剤液の供給手段としては、例えば拭き取りロールに沿って配置されるノズルと、洗剤液が入れられるタンクと、タンク内の洗剤液をノズルに送るポンプよりなり、ノズルより洗剤液を拭き取りロールに吹き付けるもの、上記ノズルに代えて拭き取りロール上にスリット入りのチューブを配置し、スリットから洗剤液を拭き取りロールに滴下するようにしたもの等を用いることができる。
【０００９】
絞り取り手段としては、例えば拭き取りロールに押し付けられる掻き取り板、拭き取りロールに押付けられる絞りロール等を挙げることができ、この中では摩擦抵抗が比較的少なく、拭き取りロールの傷みが少ない絞りロールが望ましい。
【００１０】
請求項２に係わる発明は、請求項１に係わる発明において、拭き取りロールがポール上端に一定範囲内で昇降可能に支持され、常にはバネによって上昇するように付勢されることを特徴とする。
本発明によると、拭き取りロールを天井面に弾接させ、拭き取りロールを天井面に押し付けた状態で転動させることにより、拭き取りがより確実に行えるようになる。
【００１１】
請求項３に係わる発明は、請求項１又は２に係わる発明において、拭き取りロールが受け皿に軸支され、受け皿が水平軸線の周りに回転可能に軸支されると共に、軸支点の両側に受け皿の回転を規制するストッパーを設け、受け皿が上記水平軸線の回りに一定角度回動可能であることを特徴とする。
本発明によると、洗剤液が受け皿に受けられて床面や机上の電子機器類上に飛び散ったり、作業者に降りかゝることようなことがないこと、拭き取りロールが弥次郎兵衛のように一定角度回動することにより、天井面が傾斜していても傾斜した天井面にフィットし、清掃することができる。
【００１２】
請求項４に係わる発明は、請求項３に係わる発明の受け皿において、拭き取りロールの両側に清掃時において、天井に弾接してシールするシールリップよりなるシール手段を設けたことを特徴とし、請求項５に係わる発明は、請求項４に係わる発明のシール手段がシールリップの外側にシールリップに沿う凹溝を有することを特徴とし、凹溝には溜まった洗剤液を排出するドレンが設けられる。
【００１３】
請求項４に係わる発明によると、洗剤液がシールリップで遮られ、受け皿外に出て床面や机上の電子機器類上に飛び散ったり、作業者の上に降りかかるのを防ぐことができ、請求項５に係わる発明においては、洗剤液がシールリップをくぐり抜けるようなことがあってもその外側の凹溝内に流入し、上記する問題を寄り確実に防止することができる。
【００１４】
請求項６に係わる発明は、請求項１ないし５に係わる発明において、拭き取りロールが旋回可能で、操作手段により旋回されることを特徴とする。
本発明によると、拭き取りロールの向きを変え、或いは旋回させながら天井面の清掃を行うことができる。
【００１５】
本発明において、拭き取りロールの旋回は、ポールを中心として旋回するが、ポールと異なる垂直軸線の周りを旋回するようにしてもよい。前者の場合、ポール自体が回転できるようにすればよく、ポール自体を回転させるには、例えばポールに側方に突出する操作手段としてのハンドルを設け、ハンドルをポールの周りに旋回操作することによりポールを回転させる方法、ポールをモータと電動手段よりなる操作手段を介して自動的に回転させる方法等を用いることができる。拭き取りロールがポールと異なる垂直軸線の周りを旋回する場合も、同様の方法を用いることができる。
【００１６】
請求項７に係わる発明は、請求項１に係わる発明の取付台が脚端にコロ、車輪、キャスター等の走行部を備えたＵ字形の枠を交差させて軸着し、開閉可能としたフレームよりなることを特徴とする。
本発明によると、例えば机や椅子等の障害物がある場合、フレームが障害物を跨ぐようにして走行移動することが可能で、障害物の幅によって枠を開閉することにより、最大で脚間の幅の障害物を跨いで走行移動することが可能となる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる天井拭き取り装置は、図１及び図２に示すように取付台１と、該取付台１に昇降可能に支持されるポール２と、該ポール上端部に横向きに支持される拭き取りロール３と、該拭き取りロール３に洗剤液を供給する供給手段４と、拭き取りロール３より洗剤液を絞り取る絞り取り手段５とよりなる。以下、これらについて順に詳述する。
【００１８】
取付台１は、両脚端にキャスター７を取付けた一対のＵ形状の枠８を交差させて軸着し、開閉可能として、枠８を連結する、テレスコープ状にスライド可能で、かつ止ネジ９にて長さ調節可能に止着される連結棒１０に任意の角度で調節できるようになっている（図２）。
【００１９】
図１及び図２は、パチンコ店の天井を清掃する場合の取付台１について示すもので、枠８の両脚８ａが通路を挟む両側のパチンコ台１２と椅子１３の間に通され、椅子１３を跨ぐようにして移動できるようになっており、図２に示す取付台１が走行可能な椅子１３間の最大幅Ｗは脚８ａ間の長さで、椅子間の幅が狭くなると、止ネジ９が弛められて図２の一点鎖線で示すように枠８が閉じられるのに伴い、連結棒１０が縮められて両枠８の角度調節が行われ、枠８間のなす角がθとなる。
【００２０】
図３に示すように、ポール２はパイプ状をなして、取付台１に回転のみ可能に縦向きに支持されるネジ棒１６にスライド可能に嵌挿されると共に、枠８に固着されるガイド枠１７に支持され、ネジ棒１６に螺着される環状のハンドル１９のボス部１９ａにて支持されており、ハンドル１９をネジ棒１６の周りに回動操作することにより、ハンドル１９がネジ棒１６に沿って昇降し、これに支持されるポール２を昇降させるようになっている。
【００２１】
ポール２は、図３に示すように適所で分割され、ポール上側部端に固着される連結ロッド２０をポール下側部に差し込んでポール外部からピン２１を通すことによって分離可能に連結され、格納時や運搬時には上下に分離できるようになっている。
【００２２】
ポール２にはまた、パイプよりなるアーム２２が横向きに突設され、アーム２２の自由端部には図４に示すように、筒部２３より側方に突設され、かつ複数の調節孔２４を備えたロッド２５が挿入され、挿入量を変えてアーム２２より所要の調節孔２４にピン２６を差し込むことによって筒部２３の突出長さが図示する例では４段階に調節できるように連結されている。
【００２３】
筒部２３にはまた、段付きパイプ２７がスライド可能に嵌挿され、該パイプ２７の下端部に形成される縦溝２８に通したピン２９により筒部２３と段付きパイプ２７が回転方向には一体で、スライドのみ可能に連結されている。
【００２４】
ピン２９と段突きパイプ下端部の段との間には更に、コイルバネ３０が段付パイプ下端部と筒部２３との間に嵌挿されて装着されている。こうして段突きパイプ２７はコイルバネ３０の作用に抗して押し込むことが可能で、常にはコイルバネ３０の作用によって突出するように付勢され、後述する拭き取りロール３、拭き取りロールの駆動源であるモータ、絞り取り手段５等による自重と、コイルバネ３０のバネ力が均衡した位置に留められるようになっている。
【００２５】
ネジ棒１６には図３に示すように下部にウォームフィール３１が固着され、ウォームフィール３１に噛合するウォーム３２を環状のハンドル３３の操作で回転することにより、ウォームフィール３１がハンドル１９と共に回動し、これと共にポール２が回動してアーム２３が横向きに旋回するようになっている。
【００２６】
拭き取りロール３は、図５及び図６に示すように、上面を開口した断面矩形の受け皿３５に横向きに取付けられて回転かつ取外し可能に軸支され、受け皿３５に取着される駆動源としてのモータ３６によりベルト等の伝動手段３７を介して回転駆動されるようになっている。この拭き取りロール３は、芯棒３ａの周りにスポンジシート３ｂを巻き付け、更にその上に雑巾（図示しない）を巻き付けて取付け、その上部を受け皿３５より若干突出させている。
【００２７】
受け皿３５は、上記段付きパイプ２５に取着されるＴ形状のアーム３９の上端部に回動可能に軸支され、両側のアーム下に位置する箇所にストッパーピン４０が突設されている。これにより受け皿３５はストッパーピン４０がアーム３９下端に当たるまで左右に傾動可能で、弥次郎兵衛状に支持されている。
【００２８】
受け皿３５にはまた、図７に示すように、拭き取りロール３の両側にシール手段４１が設けられる。このシール手段４１は、清掃時に天井Ｓに弾接するゴムや樹脂製の弾力性を有するシールリップ４１１と、受け皿３５の側壁上端部に差し込まれるグリップ部４１２と、その外側の堰４１３とよりなり、シールリップ４１１とグリップ部４１２及び堰４１３とで凹溝４１４を形成し、凹溝端には図示していないが、ドレンを有し、凹溝内に溜まった洗剤液をドレンよりチューブを介して排出できるようにしてある。
【００２９】
拭き取りロール３に洗剤液を供給する供給手段４は、受け皿３５の内側に取付けられて拭き取りロール３の側方に並設され、孔状のノズル（図示しない）を拭き取りロール３に向けて一定間隔で形成したパイプ４２と、取付台１の枠８に取付けられ，洗剤液が入れられるタンク４３と、タンク内の洗剤液をチューブ４４を介してパイプ４２に送るポンプ４６とよりなり、タンク４３内の洗剤液がポンプ４３により吸引され、パイプ４２のノズルより拭き取りロール３に吹き付けられるようになっている。図中、４５は、濃度の高い洗剤液が入れられるバケツで、この洗剤液はポンプ４３により適時吸引されてタンク内で水道水と混ぜられ、適度な濃度にされている。
【００３０】
絞り取り手段５は、受け皿３５の内側に取付けられて拭き取りロール３の下方に並設され、拭き取りロール３に押し付けられて転動する絞りロールよりなっている。
図１に示す４７は、スイッチボックスであり、４８はドレンである。
【００３１】
本装置は以上のように構成され、図１及び図２に示すようにパチンコ店の天井の清掃作業を行うときには、上述するように通路両側の椅子間の間隔に合わせて枠８の角度調整を行い、脚部８ａが通路両側のパチンコ台１２と椅子１３の間に通されるようにする。そしてハンドル１９の操作によりハンドル１９を回動させながらネジ棒１６に沿って上昇させ、ポール１５をアーム２３、受け皿３５と共に上昇させて拭き取りロール３とシール手段４１のシールリップ４１１を天井面に押し付ける。またハンドル３３の操作によりネジ棒１６を回動させ、受け皿３５を所望の向きに向ける。
【００３２】
その後、スイッチボックス４７のスイッチ操作によりモータ３６及びポンプ４３を起動し、拭き取りロール３を回転駆動すると共に、パイプ４２のノズルより洗剤液を拭き取りロール３に吹き付ける。拭き取りロール３の回転は、図６に示す反時計方向に行われ、洗剤液の付着したロール３で天井面を擦って汚れを拭き取る。汚れを拭き取った拭き取りロール３は半回転し、絞りロール５で絞り取られた洗剤液は受け皿３５に滴下する。
【００３３】
上述する清掃作業はシール手段４１のシールリップ４１１でシールされた状態で行われ、洗剤液が床面、机上の電子機器類、作業者の上に飛散するようなことがないし、シールリップ４１１をくゞり抜けるようなことがあっても凹溝内に流入し凹溝内に溜まった洗剤液は、凹溝に設けた図示しないドレンより同様にして排出される。受け皿３５に溜まった汚れた洗剤液は、ドレン４８より適時排出される。
【００３４】
以上のようにして洗剤液を吹き付けた拭き取りロール３で天井面の汚れを拭き取ったのち、ポンプ４３を停止し、洗剤液が吹き付けられない状態で拭き取りロール３の回転により洗剤液の付着した天井面を拭き取る。
以上のようにして天井の清掃が行われる。
なお、本装置の走行移動は、作業者が装置を押し動かすことによって行われるが、走行移動をモータ等を駆動源とし、自動的に行うようにしてもよい。
【００３５】
【発明の効果】
請求項１に係わる発明の天井拭き取り装置によると、天井の拭き取り作業が省力化されて能率よく行える。
請求項２に係わる発明の天井拭き取り装置によると、拭き取りロールを天井面にバネの作用により押し付けて清掃することにより天井の拭き取り作業がより確実に行えるようになる。
【００３６】
請求項３に係わる発明の天井拭き取り装置によると、洗剤液が受け皿に受けられるため床面に落ちたり、作業者に降り掛かって床面や作業者に汚れを生ずることがない。
請求項４に係わる発明の天井拭き取り装置によると、シール手段でシールすることにより清掃時に洗剤液が床面、机上の電子機器類、作業者の上に飛散するのを防ぐことができ、請求項５に係わる発明の天井拭き取り装置においては、シールリップをくゞり抜けた洗剤液が凹溝内に流入することにより洗剤液の飛散をより確実に防ぐことができる。
【００３７】
請求項６に係わる発明の天井拭き取り装置によると、拭き取りロールを必要によって任意の向きに向けたり、回転させながら清掃作業を行うことができる。
請求項７に係わる発明の天井拭き取り装置によると、障害物の幅の程度によって枠を開閉することにより、障害物を跨いで障害物に沿った移動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による天井拭き取り装置の正面図。
【図２】同平面図。
【図３】ボールとネジ棒の構成について示す拡大拡大断面図。
【図４】アームの要部の断面図。
【図５】拭き取りロールを軸支する受け皿の部分断面正面図。
【図６】同縦断面図。
【図７】受け皿に取り付けられるシール構造の断面図。
【符号の説明】
１・・取付台
２・・ポール
３・・拭き取りロール
４・・洗浄液供給手段
５・・絞り取りロール（絞りロール）
７・・キャスター
８・・枠
１０・・連結棒
１２・・パチンコ台
１３・・椅子
１６・・ネジ棒
１９、３３・・ハンドル
２０・・連結ロッド
２１、２６、２９・・ピン
２２・・アーム
２３・・筒部
２４・・調節孔
２５・・ロッド
２７・・段付きパイプ
２８・・縦溝
３０・・コイルバネ
３１・・ウォームフィール
３２・・ウォーム
３５・・受け皿
３６・・モータ
３９・・アーム
４０・・ストッパーピン
４１・・シール手段
４２・・パイプ
４３・・ポンプ
４４・・チューブ
４５・・洗剤液入りのバケツ
４１１・・シールリップ
４１４・・凹溝

Claims (7)

1. 床面を走行移動可能な取付台と、該取付台に昇降可能に支持されるポールと、該ポールを昇降させる昇降手段と、ポール上端部に横向きに支持される回転可能な拭き取りロールと、該ロールを回転駆動する駆動源としてのモータと、上記拭き取りロールの回転方向の手前側において拭き取りロールに洗剤液を供給する供給手段と、洗剤液を供給する位置よりも回転方向後方において拭き取りロールに押し付けられ、該拭き取りロールに付着する洗剤液を絞り取る絞り取り手段とよりなることを特徴とする天井拭き取り装置。
2. 拭き取りロールがポール上端に一定範囲内で昇降可能に支持され、常にはバネによって上昇するように付勢されることを特徴とする請求項１記載の天井拭き取り装置。
3. 拭き取りロールが受け皿に軸支され、受け皿が水平軸線の周りに回転可能に軸支されると共に、軸支点の両側に受け皿の回転を規制するストッパーを設け、受け皿が上記水平軸線の回りに一定角度回動可能であることを特徴とする請求項１又は２記載の天井拭き取り装置。
4. 拭き取りロールの両側に清掃時において、天井に弾接してシールするシールリップよりなるシール手段を設けたことを特徴とする請求項３記載の拭き取り装置。
5. 上記シール手段がシールリップの外側にシールリップに沿う凹溝を有することことを特徴とする請求項４記載の拭き取り装置。
6. 拭き取りロールが旋回可能で、操作手段により旋回されることを特徴とする請求項１ないし５のいずれかの請求項に記載の天井拭き取り装置。
7. 上記取付台が脚端にコロ、車輪、キャスター等の走行部を備えたＵ字形の枠を交差させて軸着し、開閉可能としたフレームよりなることを特徴とする請求項１記載の天井拭き取り装置。

Images