JPH0816490B2 - 高弾性的な軸継ぎ手 - Google Patents
高弾性的な軸継ぎ手Info
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- JPH0816490B2 JPH0816490B2 JP62116063A JP11606387A JPH0816490B2 JP H0816490 B2 JPH0816490 B2 JP H0816490B2 JP 62116063 A JP62116063 A JP 62116063A JP 11606387 A JP11606387 A JP 11606387A JP H0816490 B2 JPH0816490 B2 JP H0816490B2
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- ring
- joint
- joint body
- shaft coupling
- fixed
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
- F16D3/72—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts
- F16D3/74—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts the intermediate member or members being made of rubber or other rubber-like flexible material
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- Steering Controls (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高弾性的な軸継ぎ手であつて、その両継ぎ手
半部が、軸方向に互いに前後して配置された少なくとも
２つのリング装置を介して互いに結合されており、両リ
ング装置がゴム弾性的な材料から成る継ぎ手体から成
り、継ぎ手体がほぼＶ字形の横断面を有しており、その
斜めの端面側に、少なくとも一方の継ぎ手半部への固定
のための円錐形の側リングが加硫固定されている形式の
ものに関する。
半部が、軸方向に互いに前後して配置された少なくとも
２つのリング装置を介して互いに結合されており、両リ
ング装置がゴム弾性的な材料から成る継ぎ手体から成
り、継ぎ手体がほぼＶ字形の横断面を有しており、その
斜めの端面側に、少なくとも一方の継ぎ手半部への固定
のための円錐形の側リングが加硫固定されている形式の
ものに関する。
従来の技術 この種の軸継ぎ手は例えばドイツ連邦共和国特許出願
公開第3434722号明細書に基づき公知である。この公知
構成では、２つのリングが、中央平面内に配置された結
合板に対して鏡面対称的に配置されたセグメント形状の
Ｖ字形横断面を有する同形の複数の継ぎ手体から成つて
おり、このセグメントが互いにそれぞれ半セグメント分
だけずれて配置されている。軸方向で互いに前後して配
置された継ぎ手体は、回動角を増大させるために、しか
し各継ぎ手体の遠心力を制御できるように設けられる。
この種の継ぎ手は若干の欠点を有する。Ｖ字形の継ぎ手
体は運転中に軸方向でずれ、このずれは継ぎ手ハブを形
成する継ぎ手半部に結合されたダイヤフラム板によつて
受け止められなければならない。このＶ字形の継ぎ手体
は継ぎ手半部相互の軸方向のずれを吸収するのに不向き
である。
公開第3434722号明細書に基づき公知である。この公知
構成では、２つのリングが、中央平面内に配置された結
合板に対して鏡面対称的に配置されたセグメント形状の
Ｖ字形横断面を有する同形の複数の継ぎ手体から成つて
おり、このセグメントが互いにそれぞれ半セグメント分
だけずれて配置されている。軸方向で互いに前後して配
置された継ぎ手体は、回動角を増大させるために、しか
し各継ぎ手体の遠心力を制御できるように設けられる。
この種の継ぎ手は若干の欠点を有する。Ｖ字形の継ぎ手
体は運転中に軸方向でずれ、このずれは継ぎ手ハブを形
成する継ぎ手半部に結合されたダイヤフラム板によつて
受け止められなければならない。このＶ字形の継ぎ手体
は継ぎ手半部相互の軸方向のずれを吸収するのに不向き
である。
別の公知継ぎ手（ドイツ連邦共和国特許第3441008号
又はドイツ連邦共和国特許出願第3109388号明細書）も
Ｖ字形横断面を有する継ぎ手体のこの欠点を有してい
る。
又はドイツ連邦共和国特許出願第3109388号明細書）も
Ｖ字形横断面を有する継ぎ手体のこの欠点を有してい
る。
本発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、半径方向の回動性およびねじり弾性
強さを有すると共に軸方向のずれの不利な現象を回避す
ることのできる軸継ぎ手を提供することにある。
強さを有すると共に軸方向のずれの不利な現象を回避す
ることのできる軸継ぎ手を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記課題を解決した本発明の第１番目の要旨は、
（イ）Ｖ字形横断面を有する一方の継ぎ手体から成る一
方のリング装置に隣接して、他方の継ぎ手体のリング装
置が配設されており、該他方のリング装置がゴム弾性的
な部材から成り、この部材がそれぞれその内周面及び外
周面で円筒形のリングに加硫固定されており、このリン
グの回転軸線が継ぎ手の回転軸線に合致しており、
（ロ）隣接する他方の継ぎ手体のリング装置に固定され
た、一方の継ぎ手体の円錐形の側リングがその内側の縁
で軸受を介してハブに支持されており、（ハ）軸受にリ
ングが配設されており、このリングが側リングの内側の
縁を受容するための環状溝を備えていることにある。
（イ）Ｖ字形横断面を有する一方の継ぎ手体から成る一
方のリング装置に隣接して、他方の継ぎ手体のリング装
置が配設されており、該他方のリング装置がゴム弾性的
な部材から成り、この部材がそれぞれその内周面及び外
周面で円筒形のリングに加硫固定されており、このリン
グの回転軸線が継ぎ手の回転軸線に合致しており、
（ロ）隣接する他方の継ぎ手体のリング装置に固定され
た、一方の継ぎ手体の円錐形の側リングがその内側の縁
で軸受を介してハブに支持されており、（ハ）軸受にリ
ングが配設されており、このリングが側リングの内側の
縁を受容するための環状溝を備えていることにある。
上記課題を解決した本発明の第２番目の要旨は、高弾
性的な軸継ぎ手であって、その両継ぎ手半部が、軸方向
に互いに前後して配置された少なくとも２つのリング装
置を介して互いに結合されており、両リング装置がゴム
弾性的な材料から成る継ぎ手体から成り、継ぎ手体がほ
ぼＶ字形の横断面を有しており、その斜めの端面側に、
少なくとも一方の継ぎ手半部への固定のための円錐形の
側リングが加硫固定されおり、Ｖ字形横断面を有する一
方の継ぎ手体から成る一方のリング装置に隣接して、他
方の継ぎ手体のリング装置が配設されており、該他方の
リング装置がゴム弾性的な部材から成り、この部材がそ
れぞれその内周面及び外周面で円筒形のリングに加硫固
定されており、このリングの回転軸線が継ぎ手の回転軸
線に合致しており、隣接する他方の継ぎ手体のリング装
置に固定された、一方の継ぎ手体の円錐形の側リングが
その内側の縁で軸受を介してハブに支持されており、軸
受にリングが配設されており、このリングが側リングの
内側の縁を受容するための環状溝を備えている形式のも
のにおいて、一方の継ぎ手半部を備えた円筒形のリン
グ、他方の継ぎ手半部を備えた円錐形の側リング、並び
に相隣る継ぎ手体に面したリングが環状の中間リングに
よつて互いに結合されており、この中間リングに、半径
方向で延びる通気孔が設けられており、かつ、両方の継
ぎ手体間に形成された室が熱排出のための通気室として
役立つており、かつ軸方向で延びる孔を介して大気に接
続されていることにある。
性的な軸継ぎ手であって、その両継ぎ手半部が、軸方向
に互いに前後して配置された少なくとも２つのリング装
置を介して互いに結合されており、両リング装置がゴム
弾性的な材料から成る継ぎ手体から成り、継ぎ手体がほ
ぼＶ字形の横断面を有しており、その斜めの端面側に、
少なくとも一方の継ぎ手半部への固定のための円錐形の
側リングが加硫固定されおり、Ｖ字形横断面を有する一
方の継ぎ手体から成る一方のリング装置に隣接して、他
方の継ぎ手体のリング装置が配設されており、該他方の
リング装置がゴム弾性的な部材から成り、この部材がそ
れぞれその内周面及び外周面で円筒形のリングに加硫固
定されており、このリングの回転軸線が継ぎ手の回転軸
線に合致しており、隣接する他方の継ぎ手体のリング装
置に固定された、一方の継ぎ手体の円錐形の側リングが
その内側の縁で軸受を介してハブに支持されており、軸
受にリングが配設されており、このリングが側リングの
内側の縁を受容するための環状溝を備えている形式のも
のにおいて、一方の継ぎ手半部を備えた円筒形のリン
グ、他方の継ぎ手半部を備えた円錐形の側リング、並び
に相隣る継ぎ手体に面したリングが環状の中間リングに
よつて互いに結合されており、この中間リングに、半径
方向で延びる通気孔が設けられており、かつ、両方の継
ぎ手体間に形成された室が熱排出のための通気室として
役立つており、かつ軸方向で延びる孔を介して大気に接
続されていることにある。
本発明の作用・効果 本発明の第１番目の構成の利点は、組み合わせ作用
が、ゴム弾性的な材料から成る２つの互いに異なつて構
成された継ぎ手体によつて得られ、一方の継ぎ手体の特
性が他方の継ぎ手体の特性を補償することにある。周知
のように、Ｖ字形の部材は両方の継ぎ手側相互の大きな
ねじれのために著しく適していると共に、両方の端面側
相互の十分な半径方向のずれを許容する。特にＶ字形の
部材の回動によつて生じる軸方向のずれは円筒形のリン
グの内部に位置する継ぎ手体によつて吸収される。この
継ぎ手体はさらに、半径方向のずれ及びねじれを吸収す
る。この新しい軸継ぎ手の構成によれば、半径方向のず
れは製作誤差に関連してのみ吸収される。これに対し
て、軸方向のずれは、それが軸方向の偏位量であれ軸方
向の力の大きさであれ、良好に吸収される。弾性率は小
さくかつ著しくコンスタントである。
が、ゴム弾性的な材料から成る２つの互いに異なつて構
成された継ぎ手体によつて得られ、一方の継ぎ手体の特
性が他方の継ぎ手体の特性を補償することにある。周知
のように、Ｖ字形の部材は両方の継ぎ手側相互の大きな
ねじれのために著しく適していると共に、両方の端面側
相互の十分な半径方向のずれを許容する。特にＶ字形の
部材の回動によつて生じる軸方向のずれは円筒形のリン
グの内部に位置する継ぎ手体によつて吸収される。この
継ぎ手体はさらに、半径方向のずれ及びねじれを吸収す
る。この新しい軸継ぎ手の構成によれば、半径方向のず
れは製作誤差に関連してのみ吸収される。これに対し
て、軸方向のずれは、それが軸方向の偏位量であれ軸方
向の力の大きさであれ、良好に吸収される。弾性率は小
さくかつ著しくコンスタントである。
この継ぎ手体の組み合わせによつて、Ｖ字形の継ぎ手
体の欠点が削減されるのみならず、装置の駆動側並びに
被駆動側の軸方向のずれを、それが取り付けの不正確さ
であれ運転士のずれであれ吸収する。この新しい継ぎ手
は負荷による軸方向の力を生ぜしめない。Ｖ字形部材の
２つのリング装置を使用する場合、この部材の自由な軸
方向力は公知形式で鋼ダイヤフラムによつて受け止める
ことができる。
体の欠点が削減されるのみならず、装置の駆動側並びに
被駆動側の軸方向のずれを、それが取り付けの不正確さ
であれ運転士のずれであれ吸収する。この新しい継ぎ手
は負荷による軸方向の力を生ぜしめない。Ｖ字形部材の
２つのリング装置を使用する場合、この部材の自由な軸
方向力は公知形式で鋼ダイヤフラムによつて受け止める
ことができる。
本発明の構成によつて次の利点が得られる。
ａ） ゴム部材の弾性率は鋼ダイヤフラムに比して極め
て小さい。両方の継ぎ手体の組み合わせによつて特性曲
線がリニアに保たれる。要するに、弾性率はコンスタン
トであり、距離が増加しても変化しない。
て小さい。両方の継ぎ手体の組み合わせによつて特性曲
線がリニアに保たれる。要するに、弾性率はコンスタン
トであり、距離が増加しても変化しない。
ｂ） 公知の構成において軸方向のずれを吸収するのに
必要な軸方向のずれ能力は耐用寿命に関連した損失なく
鋼に比して明らかに大きい。
必要な軸方向のずれ能力は耐用寿命に関連した損失なく
鋼に比して明らかに大きい。
ｃ） 平行な加硫面を備えたゴム部材を組み立てること
は鋼部材の組み立てに比して容易である。その理由は、
鋼部材が極めて正確な向きを必要とし、かつ応力発生時
に簡単に歪むからである。ゴム部材の場合はこのような
事態が生じない。
は鋼部材の組み立てに比して容易である。その理由は、
鋼部材が極めて正確な向きを必要とし、かつ応力発生時
に簡単に歪むからである。ゴム部材の場合はこのような
事態が生じない。
ｄ） この構成的な特性ゆえにＶ字形のゴム部材も簡単
に交換可能である。勿論、新しい継ぎ手においても各リ
ング装置はセグメントから成り、このセグメントが１つ
のリングに組み合わされる。
に交換可能である。勿論、新しい継ぎ手においても各リ
ング装置はセグメントから成り、このセグメントが１つ
のリングに組み合わされる。
別の利点は特許請求の範囲の従属項に記載の構成から
生じる。特許請求の範囲第２項及び第６項の構成の利点
は、軸方向の加硫面を備えた継ぎ手体とＶ字形の継ぎ手
体との間に残される空間を熱排出のための通気室として
も利用することができることにある。このことは特にこ
の空間が軸方向で延びる孔を介して大気に接続されてい
る場合に有利である。この孔は有利には軸方向の加硫面
を備えた継ぎ手体の内側リングの領域内で延びることが
できる。
生じる。特許請求の範囲第２項及び第６項の構成の利点
は、軸方向の加硫面を備えた継ぎ手体とＶ字形の継ぎ手
体との間に残される空間を熱排出のための通気室として
も利用することができることにある。このことは特にこ
の空間が軸方向で延びる孔を介して大気に接続されてい
る場合に有利である。この孔は有利には軸方向の加硫面
を備えた継ぎ手体の内側リングの領域内で延びることが
できる。
本発明の第２番目の構成によれば、継ぎ手は運転中に
慣性力並びに熱放射に起因してかつこれによつて生じる
流れによつて、両方の端面から大気の冷えた空気によつ
て負荷される。この空気は両側から軸方向でリング装置
の間にも進入して、このリング装置から外側へ流出する
ことができる。この流れは、両方のリング装置を結合す
る中間リングの半径方向の開口によつて、かつ、Ｖ字形
の継ぎ手体を備えた継ぎ手セグメント間の半径方向の隙
間によつて生じる。これによつて、負荷が大きい場合で
も十分な冷却作用が得られる。
慣性力並びに熱放射に起因してかつこれによつて生じる
流れによつて、両方の端面から大気の冷えた空気によつ
て負荷される。この空気は両側から軸方向でリング装置
の間にも進入して、このリング装置から外側へ流出する
ことができる。この流れは、両方のリング装置を結合す
る中間リングの半径方向の開口によつて、かつ、Ｖ字形
の継ぎ手体を備えた継ぎ手セグメント間の半径方向の隙
間によつて生じる。これによつて、負荷が大きい場合で
も十分な冷却作用が得られる。
本発明の第１番目の構成によれば、さらに、環状溝を
備えたリングの配置によつて、Ｖ字形の継ぎ手体を備え
た継ぎ手リングの個々のセグメントが位置決めされる。
リング自体は継ぎ手半部のハブ上に位置する軸受の適当
に形成された滑らかな周面上に案内される。
備えたリングの配置によつて、Ｖ字形の継ぎ手体を備え
た継ぎ手リングの個々のセグメントが位置決めされる。
リング自体は継ぎ手半部のハブ上に位置する軸受の適当
に形成された滑らかな周面上に案内される。
この構成によつて得られる利点は次の通りである。
ａ） 個々のセグメントが正しく取り付けられる。セグ
メントは内側の縁を環状溝内に挿入することによつて正
しく位置決めされ、かつ軸方向で互いに固定される。
メントは内側の縁を環状溝内に挿入することによつて正
しく位置決めされ、かつ軸方向で互いに固定される。
ｂ） セグメント板の変形が、セグメントの縁の厚さ及
びリングの溝幅から必然に生じる著しく僅少な値まで制
限される。
びリングの溝幅から必然に生じる著しく僅少な値まで制
限される。
ｃ） 継ぎ手セグメントの弾性変形が継ぎ手の軸方向の
変化を生ぜしめるが、この変化は環状溝リングの軸方向
の運動性によつて補償される。
変化を生ぜしめるが、この変化は環状溝リングの軸方向
の運動性によつて補償される。
実施例 第１図及び第２図には高弾性的な軸継ぎ手が示されて
おり、その一方の継ぎ手半部がハブ１から成り、このハ
ブ１は公知形式どおり例えば駆動される軸に回転不能に
取り付けられる。ハブ１はこの目的のために、パスキー
の挿入のための溝20を備えている。
おり、その一方の継ぎ手半部がハブ１から成り、このハ
ブ１は公知形式どおり例えば駆動される軸に回転不能に
取り付けられる。ハブ１はこの目的のために、パスキー
の挿入のための溝20を備えている。
ハブ１はそのほぼ中央に外向きのフランジ21を備えて
おり、このフランジ21は円筒形の内側のリング10の内向
きのフランジ22に固定的にねじ結合されており、このリ
ングにはゴム弾性的な部材９の内周面9aが加硫によつて
固定されており、この部材９は縦断面でみて半径方向外
向きに細くなつており、かつその外周面9bで、同様に円
筒形の外側のリング11に加硫によつて固定されており、
この外側のリング11はそのフランジ23で中間リング13に
ねじ固定されており、中間リング13の半径方向の幅はフ
ランジ23の幅にほぼ同じである。
おり、このフランジ21は円筒形の内側のリング10の内向
きのフランジ22に固定的にねじ結合されており、このリ
ングにはゴム弾性的な部材９の内周面9aが加硫によつて
固定されており、この部材９は縦断面でみて半径方向外
向きに細くなつており、かつその外周面9bで、同様に円
筒形の外側のリング11に加硫によつて固定されており、
この外側のリング11はそのフランジ23で中間リング13に
ねじ固定されており、中間リング13の半径方向の幅はフ
ランジ23の幅にほぼ同じである。
第２図から判るように、円筒形のリング10,11及びゴ
ム弾性的な部材９は一体のリングとして形成されておら
ず、複数のセグメント９′,11′,10′から構成されてお
り、これらセグメントは中間リング13及びハブ１のフラ
ンジ21との固定的な結合によつて１つのリングを形成し
ている。本実施例ではセグメント９′及びこれに所属す
るリングセグメント11′,10′のためにそれぞれ角90度
にわたつて延びる４つのセグメントが設けられている。
ム弾性的な部材９は一体のリングとして形成されておら
ず、複数のセグメント９′,11′,10′から構成されてお
り、これらセグメントは中間リング13及びハブ１のフラ
ンジ21との固定的な結合によつて１つのリングを形成し
ている。本実施例ではセグメント９′及びこれに所属す
るリングセグメント11′,10′のためにそれぞれ角90度
にわたつて延びる４つのセグメントが設けられている。
中間リング13の他方の側には、継ぎ手体５のＶ字形横
断面を有するゴム弾性的な材料から成るリング装置３の
円錐形の側リング７が結合されている。ゴム弾性的な継
ぎ手体５の他方の端面側は円錐形の側リング８によつて
制限されており、側リング7,8とのゴム弾性的な材料の
密な結合は、側リング7,8に切欠15を設け、この切欠を
加硫による結合時にゴム弾性的な材料によつて充填すれ
ば一層良好となる。
断面を有するゴム弾性的な材料から成るリング装置３の
円錐形の側リング７が結合されている。ゴム弾性的な継
ぎ手体５の他方の端面側は円錐形の側リング８によつて
制限されており、側リング7,8とのゴム弾性的な材料の
密な結合は、側リング7,8に切欠15を設け、この切欠を
加硫による結合時にゴム弾性的な材料によつて充填すれ
ば一層良好となる。
側リング７はその外縁で中間リング13にねじ固定され
ている。その内縁7aはころがり軸受又はすべり軸受から
成る軸受24を介してハブ１に支持されている。側リング
７と、中間リング13を通る半径方向平面との間にはフラ
ンジ21の前方領域に構造によつて生じた中間室25が形成
されており、この中間室はフランジ21に設けた孔26を介
して大気に接続されている。中間リング13にはさらに、
半径方向で延びる複数の孔14が設けられており、中間室
25はこれらの孔によつても半径方向外向きに大気に接続
されている。これによつて、運転時にこの中間室によつ
て種々異なる継ぎ手体のリング装置3,4の間の通気が良
好となる。
ている。その内縁7aはころがり軸受又はすべり軸受から
成る軸受24を介してハブ１に支持されている。側リング
７と、中間リング13を通る半径方向平面との間にはフラ
ンジ21の前方領域に構造によつて生じた中間室25が形成
されており、この中間室はフランジ21に設けた孔26を介
して大気に接続されている。中間リング13にはさらに、
半径方向で延びる複数の孔14が設けられており、中間室
25はこれらの孔によつても半径方向外向きに大気に接続
されている。これによつて、運転時にこの中間室によつ
て種々異なる継ぎ手体のリング装置3,4の間の通気が良
好となる。
側リング８はその外周部で、第２の継ぎ手半部を形成
するフランジ２にねじ固定されており、第２の継ぎ手半
部はハブ１に対して図示しない形式でセンタリングされ
ている。
するフランジ２にねじ固定されており、第２の継ぎ手半
部はハブ１に対して図示しない形式でセンタリングされ
ている。
第２図に示すように、継ぎ手体５もそれぞれセグメン
トとして形成されており、この場合、８つのセグメント
が周方向で均一に分配されてリング装置を形成してい
る。このセグメント化によつて組み立てが簡便となる。
各セグメントは中間リング13若しくはフランジ２との結
合によつて位置決めされる。
トとして形成されており、この場合、８つのセグメント
が周方向で均一に分配されてリング装置を形成してい
る。このセグメント化によつて組み立てが簡便となる。
各セグメントは中間リング13若しくはフランジ２との結
合によつて位置決めされる。
この軸継ぎ手の利点は、鋼ダイヤフラムを配置する必
要なく、継ぎ手体５のねじり時に生じる軸方向のずれが
簡単にゴム弾性的な部材９によつて吸収されることにあ
る。ゴム弾性的な部材９は円筒形のリング10,11間に配
置されていることによつてＶ字形の継ぎ手体５との理想
的な組み合わせ体となつている。それにもかかわらず、
このゴム弾性的な部材はねじれ角の増大を可能ならしめ
る。ねじれ角は別のＶ字形の継ぎ手体及びゴム弾性的な
部材又はそのいずれかの対向接続によつてさらに増大す
る。例えば、対称平面としてのフランジ２の平面内に、
公知技術でのように軸方向に弾性的な鋼ダイヤフラムを
配置する必要なく、第１図に示す装置を２つ鏡面対称的
に配置することができる。この新しい構成によれば、冒
頭に述べた一連の利点を具備した軸継ぎ手が得られる。
要なく、継ぎ手体５のねじり時に生じる軸方向のずれが
簡単にゴム弾性的な部材９によつて吸収されることにあ
る。ゴム弾性的な部材９は円筒形のリング10,11間に配
置されていることによつてＶ字形の継ぎ手体５との理想
的な組み合わせ体となつている。それにもかかわらず、
このゴム弾性的な部材はねじれ角の増大を可能ならしめ
る。ねじれ角は別のＶ字形の継ぎ手体及びゴム弾性的な
部材又はそのいずれかの対向接続によつてさらに増大す
る。例えば、対称平面としてのフランジ２の平面内に、
公知技術でのように軸方向に弾性的な鋼ダイヤフラムを
配置する必要なく、第１図に示す装置を２つ鏡面対称的
に配置することができる。この新しい構成によれば、冒
頭に述べた一連の利点を具備した軸継ぎ手が得られる。
第３図に示す実施例は第１図に示す実施例にほぼ相応
している。冷却空気流は半径方向の孔14を介して中間室
25から外向きに生じる。中間室は両方のリング装置3,4
の間に位置しており、内側で継ぎ手ハブ１によつて閉鎖
されている。この場合、冷却空気の供給は一面において
は左側の端面側からハブ１に設けた軸方向の孔26によつ
ておこなわれ、他面においてはハブの領域内で継ぎ手体
５の下側で、第４図に示すように、個々のセグメントの
間に設けられたＶ字形横断面を有する孔40によつてもお
こなわれる。この孔は半径方向外向きに、個々の継ぎ手
セグメント間に明けられたギヤツプ41に続いている。そ
れゆえ、端面側にスペースがあれば、継ぎ手の右側の端
面側から冷却空気流が個々の継ぎ手セグメントの下方の
室43内へ矢印42で示す方向で生じる。次いで、この室43
から空気流は孔40を通つて中間室25内へ、この中間室か
ら孔14を介して外向きにかつ半径方向で直接ギヤツプ41
を介して外方へ流れる。これによつて、この継ぎ手の十
分な冷却がおこなわれる。
している。冷却空気流は半径方向の孔14を介して中間室
25から外向きに生じる。中間室は両方のリング装置3,4
の間に位置しており、内側で継ぎ手ハブ１によつて閉鎖
されている。この場合、冷却空気の供給は一面において
は左側の端面側からハブ１に設けた軸方向の孔26によつ
ておこなわれ、他面においてはハブの領域内で継ぎ手体
５の下側で、第４図に示すように、個々のセグメントの
間に設けられたＶ字形横断面を有する孔40によつてもお
こなわれる。この孔は半径方向外向きに、個々の継ぎ手
セグメント間に明けられたギヤツプ41に続いている。そ
れゆえ、端面側にスペースがあれば、継ぎ手の右側の端
面側から冷却空気流が個々の継ぎ手セグメントの下方の
室43内へ矢印42で示す方向で生じる。次いで、この室43
から空気流は孔40を通つて中間室25内へ、この中間室か
ら孔14を介して外向きにかつ半径方向で直接ギヤツプ41
を介して外方へ流れる。これによつて、この継ぎ手の十
分な冷却がおこなわれる。
第５図に示す実施例では、ハブ１のフランジ21に円筒
形のリング10の内向きのフランジ22がねじ固定されてお
り、このリング10にゴム弾性的な部材が加硫固定されて
いる。このゴム弾性的な部材の外側は別の円筒形のリン
グ11に加硫固定されており、このリング11は中間リング
に固定的に結合されるか、又はすでに述べたように、Ｖ
字形の弾性的な継ぎ手体５が１側で加硫固定されている
円錐形の側リング７の円錐形のセグメントの１つに直に
固定されている。継ぎ手体５の他側は円錐形の側リング
８に加硫固定されている。このＶ字形の弾性的な継ぎ手
体は複数のセグメントから構成された１つのリング装置
を形成している。第２のリング装置４は配設されたリン
グ11,10を備えたゴム弾性的な部材９によつて形成され
ている。
形のリング10の内向きのフランジ22がねじ固定されてお
り、このリング10にゴム弾性的な部材が加硫固定されて
いる。このゴム弾性的な部材の外側は別の円筒形のリン
グ11に加硫固定されており、このリング11は中間リング
に固定的に結合されるか、又はすでに述べたように、Ｖ
字形の弾性的な継ぎ手体５が１側で加硫固定されている
円錐形の側リング７の円錐形のセグメントの１つに直に
固定されている。継ぎ手体５の他側は円錐形の側リング
８に加硫固定されている。このＶ字形の弾性的な継ぎ手
体は複数のセグメントから構成された１つのリング装置
を形成している。第２のリング装置４は配設されたリン
グ11,10を備えたゴム弾性的な部材９によつて形成され
ている。
ハブ１には、ころがり軸受又はすべり軸受から成る軸
受24が軸方向で固定して配置されており、この軸受は円
錐形の側リング７若しくは側リングセグメントの内側の
縁7aの半径方向の支持のために役立つ。この軸受24にリ
ング50が差しはめられており、このリング50は環状溝51
を備えており、この環状溝内に側リング７の内縁7aが収
容される。リング50は軸受24の相応して形成された周面
53上で軸方向移動可能である。この実施例の利点は、側
リング７若しくは側リングセグメントの内側の縁7aが、
リング50の環状溝51によって規定された一定半径の円周
上に常に整列して保持されることにある。それゆえ、運
転時のトルクの作用によって、側リング７若しくは側リ
ングセグメントが部分的に軸方向に歪むようなことはな
い。さらに、個々のセグメントが正確に取り付けられる
のが利点である。つまり環状溝51内への内縁7aの挿入に
よって、個々のセグメントの正確なセンタリング及び軸
方向の整列がおこなわれる。リング50が軸受24に対して
軸方向に移動可能であるため、運転時の継ぎ手の軸方向
変位は、軸受24とリング50間の軸方向の相対運動によっ
て補償される。
受24が軸方向で固定して配置されており、この軸受は円
錐形の側リング７若しくは側リングセグメントの内側の
縁7aの半径方向の支持のために役立つ。この軸受24にリ
ング50が差しはめられており、このリング50は環状溝51
を備えており、この環状溝内に側リング７の内縁7aが収
容される。リング50は軸受24の相応して形成された周面
53上で軸方向移動可能である。この実施例の利点は、側
リング７若しくは側リングセグメントの内側の縁7aが、
リング50の環状溝51によって規定された一定半径の円周
上に常に整列して保持されることにある。それゆえ、運
転時のトルクの作用によって、側リング７若しくは側リ
ングセグメントが部分的に軸方向に歪むようなことはな
い。さらに、個々のセグメントが正確に取り付けられる
のが利点である。つまり環状溝51内への内縁7aの挿入に
よって、個々のセグメントの正確なセンタリング及び軸
方向の整列がおこなわれる。リング50が軸受24に対して
軸方向に移動可能であるため、運転時の継ぎ手の軸方向
変位は、軸受24とリング50間の軸方向の相対運動によっ
て補償される。
第１図は本発明の１実施例の部分縦断面図、第２図は第
１図のII−II線に沿つた断面図、第３図は本発明の通気
作用を説明するための第１図と同じ図、第４図は本発明
の通気作用を説明するための第２図と同じ図、第５図は
本発明の別の実施例を第１図と同様に示す部分図であ
る。 １……ハブ（一方の継ぎ手半部）、２……フランジ、3,
4……リング装置、5,6……継ぎ手体、７……側リング、
7a……縁、８……側リング、９……ゴム弾性的な部材、
9a……内周面、9b……外周面、９′……セグメント、1
0,11……リング、10′,11′……リングセグメント、12
……継ぎ手軸線、13……中間リング、14……孔、15……
切欠、20……溝、21,22,23……フランジ、24……軸受、
25……中間室、26……孔、40……孔、41……ギャップ、
42……矢印、43……室、50……リング、51……環状溝、
53……周面。
１図のII−II線に沿つた断面図、第３図は本発明の通気
作用を説明するための第１図と同じ図、第４図は本発明
の通気作用を説明するための第２図と同じ図、第５図は
本発明の別の実施例を第１図と同様に示す部分図であ
る。 １……ハブ（一方の継ぎ手半部）、２……フランジ、3,
4……リング装置、5,6……継ぎ手体、７……側リング、
7a……縁、８……側リング、９……ゴム弾性的な部材、
9a……内周面、9b……外周面、９′……セグメント、1
0,11……リング、10′,11′……リングセグメント、12
……継ぎ手軸線、13……中間リング、14……孔、15……
切欠、20……溝、21,22,23……フランジ、24……軸受、
25……中間室、26……孔、40……孔、41……ギャップ、
42……矢印、43……室、50……リング、51……環状溝、
53……周面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギユンター・ドロク ドイツ連邦共和国ウンナ・マグデブルガ ー・シユトラーセ ４ (72)発明者 グンター・ケルステイン ドイツ連邦共和国ゼースト・ヴイルヘルム シユトラーセ 14 (72)発明者 ミヒヤエル・キユンネ ドイツ連邦共和国リユーネン・ボルカー・ シユトラーセ 126 (72)発明者 ヴエルナー・リユツゲン ドイツ連邦共和国ホルツヴイツケーデ・レ ツシングシユトラーセ ７ (56)参考文献 特開 昭61−79028（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−163729（ＪＰ，Ａ) 特開 昭49−125752（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−237226（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−24623（ＪＰ，Ａ) 特開 昭48−42239（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−28132（ＪＰ，Ｕ)
Claims (15)
- 【請求項１】高弾性的な軸継ぎ手であって、その両継ぎ
手半部が、軸方向に互いに前後して配置された少なくと
も２つのリング装置を介して互いに結合されており、両
リング装置がゴム弾性的な材料から成る継ぎ手体から成
り、継ぎ手体がほぼＶ字形の行断面を有しており、その
斜めの端面側に、少なくとも一方の継ぎ手半部への固定
のための円錐形の側リングが加硫固定されている形式の
ものにおいて、 （イ）Ｖ字形横断面を有する一方の継ぎ手体（５）から
成る一方のリング装置（３）に隣接して、他方の継ぎ手
体（６）のリング装置（４）が配設されており、該他方
のリング装置（４）がゴム弾性的な部材（９）から成
り、この部材がそれぞれその内周面（9a）及び外周面
（9b）で円筒形のリング（10,11）に加硫固定されてお
り、このリングの回転軸線が継ぎ手の回転軸線に合致し
ており、 （ロ）隣接する他方の継ぎ手体（６）のリング装置
（４）に固定された、一方の継ぎ手体（５）の円錐形の
側リング（７）がその内側の縁（7a）で軸受（24）を介
してハブ（１）に支持されており、 （ハ）軸受（24）にリング（50）が配設されており、こ
のリングが側リング（７）に内側の縁（7a）を受容する
ための環状溝が備えていることを特徴とする高弾性的な
軸継ぎ手。 - 【請求項２】一方の継ぎ手半部（１）を有する一方の円
筒形のリング（10）、他方の継ぎ手半部を有する一方の
円錐形の側リング（８）及び相隣る継ぎ手体に面したリ
ング（11若しくは７）金属製の環状の中間リング（13）
を介して互いに結合されている特許請求の範囲第１項記
載の軸継ぎ手。 - 【請求項３】円筒形のリング（10）が一方の継ぎ手半部
（１）に結合されており、Ｖ字形の継ぎ手体（５）に自
由端で加硫固定された円錐形の側リング（８）が半径方
向外側の領域で他方の継ぎ手半部（２）に結合されてい
る特許請求の範囲第２項記載の軸継ぎ手。 - 【請求項４】中間リング（13）に結合された円錐形の側
リング（７）がその外縁で中間リング（13）に固定され
ており、かつその内縁（7a）で、一方の継ぎ手半部を形
成する継ぎ手ハブ（１）に回転可能に支持されている特
許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項記載
の軸継ぎ手。 - 【請求項５】他方の継ぎ手半部が、円錐形の側リング
（８）の外縁に結合されたフランジ（２）によって形成
されている特許請求の範囲第４項記載の軸継ぎ手。 - 【請求項６】中間リング（13）が半径方向で延びる通気
孔（14）又は類似物を備えている特許請求の範囲第２項
記載の軸継ぎ手。 - 【請求項７】側リング（7,8）が切欠（15）を備えてお
り、この切欠が加硫されたゴム物質によって充填されて
いる特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれか１
項記載の軸継ぎ手。 - 【請求項８】Ｖ字形の継ぎ手体に加硫固定された側リン
グ（7,8）の円錐形の仮想の頂点がそれぞれ継ぎ手軸線
（12）上に位置している特許請求の範囲第１項記載の軸
継ぎ手。 - 【請求項９】円筒形の内側のリングが内向きのフランジ
を介して一方の継ぎ手半部（１）に結合されており、か
つ円筒形の外側のリング（11）に比して大きな軸方向長
さを有しており、かつ、ゴム弾性的な部材（９）が外側
の長さに比して大きな軸方向の内側の長さを有している
特許請求の範囲第３項記載の軸継ぎ手。 - 【請求項１０】継ぎ手体（5,6）の両方のリング装置が
それぞれセグメントから構成されており、このセグメン
トが継ぎ手半部（1,2）若しくは環状の中間リング（1
3）にねじ固定されている特許請求の範囲第１項記載の
軸継ぎ手。 - 【請求項１１】リング（50）がハブ（１）の軸方向移動
不能に配置された軸受（24）の周面（52）にこれに対し
て軸方向移動可能に差しはめられている特許請求の範囲
第１項記載の軸継ぎ手。 - 【請求項１２】高弾性的な軸継ぎ手であって、その両継
ぎ手半部が、軸方向に互いに前後して配置された少なく
とも２つのリング装置を介して互いに結合されており、
両リング装置がゴム弾性的な材料から成る継ぎ手体から
成り、継ぎ手体がほぼＶ字形の横断面を有しており、そ
の斜めの端面側に、少なくとも一方の継ぎ手半部への固
定のための円錐形の側リングが加硫固定されており、 Ｖ字形横断面を有する一方の継ぎ手体（５）から成る一
方のリング装置（３）に隣接して、他方の継ぎ手体
（６）のリング装置（４）が配設されており、該他方の
リング装置（４）がゴム弾性的な部材（９）から成り、
この部材がそれぞれその内周面（9a）及び外周面（9b）
で円筒形のリング（10,11）に加硫固定されており、こ
のリングの回転軸線が継ぎ手の回転軸線に合致してお
り、 隣接する他方の継ぎ手体（６）のリング装置（４）に固
定された、一方の継ぎ手体（５）の円錐形の側リング
（７）がその内側の縁（7a）で軸受（24）を介してハブ
（１）に支持されており、 軸受（24）にリング（50）が配設されており、このリン
グが側リング（７）の内側の縁（7a）を受容するための
環状溝を備えている形式のものにおいて、 一方の継ぎ手半部（１）を備えた円筒形のリング（1
0）、他方の継ぎ手半部（２）を備えた円錐形の側リン
グ（８）、並びに相隣る継ぎ手体に面したリング（11若
しくは７）が環状の中間リング（13）によって互いに結
合されており、この中間リングに、半径方向で延びる通
気孔（14）が設けられており、かつ両方の継ぎ手体間に
形成された室が熱排出のための通気室として役立ってお
り、かつ軸方向で延びる孔（26）を介して大気に接続さ
れていることを特徴とする高弾性的な軸継ぎ手。 - 【請求項１３】軸方向の孔（26）が、軸方向の加硫面を
備えた継ぎ手体（４）の内側のリング（10）の内部に延
びている特許請求の範囲第11項記載の軸継ぎ手。 - 【請求項１４】継ぎ手体のリング装置（3,4）間に形成
された中間室（25）が、Ｖ字形の継ぎ手体（５）のリン
グ装置（３）の下方に延びる横断面Ｖ字形の別の孔（4
0）を介して同様に大気に接続されている特許請求の範
囲第11項記載の軸継ぎ手。 - 【請求項１５】Ｖ字形の孔（40）がハブ（１）の領域に
設けられており、かつ各継ぎ手セグメント間に延びるギ
ャップ（41）内へ半径方向外向きに続いている特許請求
の範囲第13項記載の軸継ぎ手。
Applications Claiming Priority (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19863616232 DE3616232A1 (de) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | Hochelastische wellenkupplung |
| DE3623763A DE3623763A1 (de) | 1986-05-14 | 1986-07-15 | Hochelastische wellenkupplung |
| DE3616232.9 | 1986-09-23 | ||
| DE3623763.9 | 1986-09-23 | ||
| DE3632184.2 | 1986-09-23 | ||
| DE19863632184 DE3632184A1 (de) | 1986-09-23 | 1986-09-23 | Hochelastische wellenkupplung |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62274117A JPS62274117A (ja) | 1987-11-28 |
| JPH0816490B2 true JPH0816490B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=27194365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62116063A Expired - Fee Related JPH0816490B2 (ja) | 1986-05-14 | 1987-05-14 | 高弾性的な軸継ぎ手 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0245668B2 (ja) |
| JP (1) | JPH0816490B2 (ja) |
| BR (1) | BR8702467A (ja) |
| DE (1) | DE3764161D1 (ja) |
| ES (1) | ES2016094T5 (ja) |
| FI (1) | FI83813C (ja) |
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| DE4025777A1 (de) * | 1990-08-15 | 1992-02-20 | Stromag Maschf | Verdrehbegrenzung fuer eine wellenkupplung |
| JP2593180Y2 (ja) * | 1991-02-13 | 1999-04-05 | 川崎重工業株式会社 | 弾性軸継手 |
| JPH0610960A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-21 | Daihatsu Diesel Mfg Co Ltd | 弾性軸継手 |
| DE19531201A1 (de) * | 1995-08-24 | 1997-02-27 | Sgf Gmbh & Co Kg | Schwingungsdämpfendes torsionselastisches Wellengelenk, insbesondere für den Antriebsstrang von Kraftfahrzeugen |
| DE19813403A1 (de) * | 1998-03-26 | 1999-09-30 | Stromag Ag | Elastische Kupplung |
| CN100427786C (zh) * | 2006-12-07 | 2008-10-22 | 中国船舶重工集团公司第七一一研究所 | 自支承型大挠度高弹性联轴器 |
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| JP6117468B2 (ja) * | 2011-12-06 | 2017-04-19 | 東洋ゴム工業株式会社 | 分割型ゴム継手 |
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Family Cites Families (8)
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|---|---|---|---|---|
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| CH378360A (de) * | 1960-04-01 | 1964-06-15 | Bbc Brown Boveri & Cie | Einzelachsantrieb für elektrisch betriebene Fahrzeuge |
| US3557573A (en) * | 1968-12-17 | 1971-01-26 | Lohmann & Stolterfoht Ag | Highly elastic shaft coupling particularly for use in connection with elastically supported driving engines |
| JPS5028132U (ja) * | 1973-07-12 | 1975-04-01 | ||
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| DE3434722A1 (de) * | 1984-09-21 | 1986-04-03 | Hackforth GmbH & Co KG, 4690 Herne | Hochelastische wellenkupplung |
| JPS6179023A (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-22 | Taiho Kogyo Co Ltd | 軸受材料 |
| DE3441008C1 (de) * | 1984-11-09 | 1986-02-06 | Centa Antriebe Dipl.-Ing. G. Kirschey GmbH & Co KG, 5657 Haan | Hochelastische Wellenkupplung |
-
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- 1987-04-15 EP EP87105623A patent/EP0245668B2/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-04-15 DE DE8787105623T patent/DE3764161D1/de not_active Expired - Lifetime
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